静かに読書を続ける私でしたが、大体夜八時を過ぎたあたりに中国人親子と思しき団体がキッズコーナーへ入って来るや、
「あ、卓球台あんじゃん(´・ω・)」
と、私の目の前にあった卓球台に目をつけ、すぐさまその場で卓球を開始しました。その後も複数の中国人が文字通り入れ代わり立ち代わりに卓球台で遊び続け、その他のキッズコーナーの遊具には一切目をやりませんでした。
この旅の話を友人の中国人へ「卓球台を見つけると中国人がすぐ集まってくるよね(´・ω・)」とチャットで話したところ「中国の国技だもん🏓」と返事されました。その上で、中国の企業では休憩室に卓球台が置いてあることは珍しくなく、自宅にも卓球コーナーを置く人だっているほどで、卓球に対する意欲というか情熱は半端じゃないということを教えてくれました。
実際今回私もまるで掃除機に吸い込まれるように中国人が卓球台に群がるのを見て、日本人とは比べ物にならないくらい卓球が好きだということを目の当たりにしました。もともと、温泉地と卓球は相性がいいですが、これは中国人にも当てはまるというかむしろ彼らにこの点をしっかり教えておいたほうがいいのではないかとすら思いました。
具体的にはホテル情報欄に「卓球台、あります」という一言書いておけば、卓球台のないホテルよりもそのホテルを優先して選んでくる気がします、マジで。卓球台のあるなしは中国人の満足度に影響するだけに、この点を日本の観光業も認知しておいたほうがいいかもしれないと思ってこんなこと書いています。
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