2018年12月30日日曜日

広州の街中で感じた点

 シャワー浴びて元気になったので三本目。先週行った広州旅行についての追記です。


 さていきなりの写真ですが、注目すべきは手前のなんだこの赤い柵はではなくその奥のこの木なんだか気になる気になるです。見てもらえばわかる通りに根本付近でぐにって折れながらその後歪にまっすぐに伸びていますが、何故か広州市内はこの木だけでなくあちこちにこうした折れ曲がってまっすぐ伸びた木がたくさんありました。
 意図的に枝切りしない限りはこのように伸びるとは思えず、恐らく広州市の環境局がわざとやっているのではないかと思え、実際に歩道の左側にある木は左へ、右側にある木は右へと折れ曲がっており、何らかの美学めいたものを感じます。

 なお木に関してですが、どれもめちゃでかかったです。恐らく広州が熱帯地域に属し冬でも気温が10度を超えるのがざらなため一年を通して成長し続けるからではないかと思いますが、上海と比べるとやたらぶっとい木が多く、なんか見ていて新鮮でした。

北京路歩行者天国にあるお寺 

 1日目に友人に案内して北京路歩行者天国を夜に歩きましたが、この時点で夜10時ですが人が多く歩いていることが私にとっては意外でした。大分前にも書きましたが上海の夜は早く、9字を過ぎるころには繁華街であっても人通りが一気に少なくなるのに対し、広州はこの北京路に限らず割と夜遅い時間帯でも人が多く出歩いていました。友人によるとこれくらいがいつも普通だそうですが、高校生とかでもこういう時間帯に出歩いているのを見て中国にもこんな都市があったのかと驚きました。
 なお上海の地下鉄は最近は営業時間を以前と比べ延長していて11時台でも走っていますが、広州の地下鉄は終電は12時前くらいまでで上海より営業時間が長く、これも夜の人通りに影響しているように思えます。
 逆を言えば終電が遅いから夜が長くなるわけで、日本は過重労働を是正するためにも終電をもっと早めるべきだと個人的に思います。


 上のは二日目に友人に連れて行ってもらった日本の漫画を数多く取り揃えている本屋の一幕ですが、何故ほかの本ではなくこの伊藤潤二氏の「猫のよん&むー」を平置きしているのかと思って写真撮りました。
 この本屋のラインナップは香港から直輸入されたものも珍しくなく、やはり広州市は中国よりも文化、空気的にも香港に近いものを感じました。市民もみんな当たり前のように広東語を話しており、地下鉄アナウンスも英語、普通話(北京語)、広東語の三つで同時アナウンスするし。


 なんかきわどい構図になっていますが、広州市内の「アニメストリート」なるところで見かけたのでていくあぴくちゃーしました。割とマニアックなキャラのフィギュアもたくさんあったのですがこの際に友人と、

花園「To Heart2の向坂環ってキャラクターは一時期、毎月フィギュアが発売していて、『月間向坂環』と呼ばれた時期があったらしいぜ」
友人「あれって先にPS2版出してからPC版が出たゲームですよね」
花園「そうそう。っていうか今思うとあれ凄まじい売り方だと思う。PC版も買うしかないじゃん」

 というマニアックな会話をしていました。っていうかなんで友人は中国人なのにそんな事実知ってたんだろうかと不思議でした。


 上の写真は市内の博物館にあった写真で、フランス滞在中の鄧小平だそうです。今まで自分も鄧小平の写真は年取った後の姿しか見たことがなく、こんな若い頃があったんだと思いながら記念に取りました。結構丸顔だったんだなという印象です。


 上の写真は地下鉄構内にあった二次喫煙は良くないという啓発ポスターです。顔の部分の禁煙マークはシールを貼っているわけではなく初めからこうした図柄したもので、なかなかに面白いと感じました。

 このほか広州市内を歩いてて感じた点としては、上海と比べると歩道が広く歩きやすいと思う反面、夜の遅い時間帯でも人通りが多く、また地下鉄に関しては上海とは比べ物にならないくらい混雑するなど、人口密度は非常に高い都市でした。

 あと、さきほどさらっと触れましたが、街中に中高校生らしい若い少年少女がよく歩いているのが自分には意外でした。というのも上海は小学生のころから勉強漬けのために塾通いしており、休日でも街中でこれらの年齢層が歩いているのを見かけることがほとんどないからです。
 おまけにその服装も、何故か学校指定のジャージ上下が多く、割と日本の光景に近いものがありました。てっきり中国の中高生はどこも勉強漬けで街中にいないと思っていたのですが、必ずしもどこも上海のような光景をしているわけではないと認識を改められました。

 あと広東語について、学校ではやはり普通話を教えられるそうですが、各家庭では家族みんなで広東語を話してて、口伝で代々受け継がれているそうです。
 前回の記事にも書いたように辛亥革命当初は広州市に元帥府という政庁が置かれるなどして首都機能も一時持ったのですが、その後の混乱を経て中国の首都は北京に落ち着くこととなりました。仮に広州が首都のままであれば中国語の標準語には広東語が採用されていた可能性は高いのですが、正直に言えばそれは実現しなくて本当に良かった気がします。というのも広東語はただでさえ難しい北京語ベースの中国語に輪をかけて難しい言語で、これが標準語となっていたら外国人の中国語取得はさらに困難となっていたでしょう。

今年JBpressで書いた記事

 カレー(ごはん1合)食べて元気になったので二本目。

【年末特別編】2018年によく読まれたのはこんな記事(JBpress)

 さていつものように今朝JBpressを覗いてみたところ、こんな記事がアップされていました。このランキングに私の記事は15位に日本初の中華料理について書いた記事が入っていますが、正直に言うともっと上位狙いたかったし、複数ランクインも果たせなかったのはやや残念でした。自分の実力が足りないだけなだけに、もっと頑張らないといけませんが。
 ランクインした記事については単独で今年一番アクセス稼いだのは恐らくこの記事で間違いないと私も考えていたので、他の記事ではなくこの記事というのは非常に納得感があります。ただ、今年通年でアクセスを稼いだのはこの記事と、日本のサービス業を中国と比較した記事で、どちらも年初に出した記事でした。今年はこの二つを筆頭に今年は年初にヒット記事が集中していまい、実はこれが頭の痛いところでした。

 というのも前半にヒットを飛ばしてそれ以降はあんまっていう右肩下がりな反応で、見てくれとしてはなんか格好悪いというかイメージが悪い気がしてなりません。むしろ年末にヒット出た方が前向きな感じすらします。
 今までそんな意識はしてませんでしたが、やっぱり前半に活躍するより広範に活躍する方が印象としてはいいです。プロ野球でも8月、9月に活躍した選手の方が「シーズン終盤を支えた」みたいに書かれて活躍したように見える一方、4月、5月に活躍した後で怪我で出場しなくなった選手は「惜しいシーズンだった」なんて書かれてしまい、活躍してるのにむしろ悪いイメージになってしまいがちです。最後に勝てばいいとは言いますが、やはりどうせ頑張るなら前半より後半、最後の方が絶対的に有利でしょう。

 話は戻りますがJBpressのランキングを見ると、上位の記事は韓国系の記事に多く占められています。個人的には「ずるくね?(´;ω;`)ウッ…」とか少し思ったりしますが、やっぱこういう煽り系の記事の方がアクセス面では有利であることには否めません。度々このブログでも書いていますが、私も書こうと思えばいくらでも中国批判記事を書くことが出来るものの、そういうの書くくらいならもっとあまり注目されない、他のライターが書かない中国の一面を書くのが自分の仕事だと思っているので、敢えてそういう記事は自ら避けています。でもま、さすがにアクセスに困ったらちゃんと検証した上でそういう記事も書くかもしれません(ΦωΦ)フフフ…

 話は変わって、今までJBpressで書いた記事はきちんと関連資料や写真とともにPC内に保存していますが、各フォルダ名を並べると下記の通りとなります。

01サービス
02タケコプター
03マージン率
04和風中華
05またEV
06高級車
07フィンランド
08アプリ開発
09玩具
10戦闘機
11旅客機
12またラーメン
13ダニ
14中国自動車
15上海事変
16ウェヒヒヒ(注:上半期中国自動車業界統計)
17一向一揆
18※※(事情により検閲)
19えあー
20パーツ
21小売
22自動車
23携帯
24悪代官
25チャイナリスク

 自分さえ分かればいいのでどれも咄嗟に浮かんだキーワードをフォルダ名にしていますが、「タケコプター」については最初なんだっけとわからず、しばらくしてドローン市場について書いた記事だったことを思い出しました。

 先ほどにも述べたとおりに今年のヒット記事で言えば「04和風中華」と、「01サービス」が圧倒的で、連載で且つ関連記事へのアクセス誘発で言えば「17一向一揆」が良かったのではないかと思います。なお厳密なアクセス数については私は知らず、記事のネット上の反応や当日のランキングなどから以上を判断しています。
 逆に失敗したのは「09玩具」で、アクセス数もあんまよくありませんでした。私自身、この記事に関してはテーマの絞り方が悪くまとまりの悪い記事だったという自覚があり、もう少し着眼点なども工夫すべきだったと反省しています。

 ただこの反省から次に書いた「10戦闘機」の記事は今年書いた中で一番楽しかったというかやってやったぞ的な感覚のある記事でした。本来は中国プラモ市場みたいなテーマを考えていましたが、あまりにも日中プラモ市場に関するマクロデータが手に入んなくて、それならこの記事書くまでに「J-20」のプラモ作ったからこのままプラモを使って中国の戦闘機を紹介しようと思い、そのまま「J-31」のプラモを買いに行ったという思い出が強いです。
 なお「J-31」のプラモは割とステレオタイプな形状していて見た目的にもよくマジおすすめです。

 この戦闘機に続いてどうせやるなら今だと思ってその次に中国製旅客機についても書きましたが、割とこの記事も気に入っていて航空ビジネス市場について知見が広がるとともに、いい業界紹介ができたと思っています。
 ただ両方の記事で惜しかったのは、どちらも書き上げた後で上海市内の航空・宇宙博物館に行ったことです。この博物館にはC919、ARJ-21の小型模型が展示されているだけでなく、C919の実寸大内部再現模型もあり、先に来ていれば必ず写真を撮って記事に使っていました。それにしてもこの博物館は入場料が7元(約42円)という上海人もびっくりな料金設定の方がニュースな気もします。

 あと2018年を振り返ると、2017年と比べてライバルが極端に増えたという印象が強いです。2017年はサイト内アクセス上位も頻繁でしたが2018年は他のライターさんもいい記事書くようになってきたし、舛添要一氏や大西康之氏といった大物ライターも続々参入してくるなど、以前と比べると恐ろしいくらいにJBpressの執筆陣が強化されランキング上位が狙いにくくなってきました。
 実際に話を聞いたらこのところアクセス数は増えており、二次配信先(Yahooなど)も増え続けているようです。逆を言えば、2017年の私は井の中の蛙であったと認めるべきでしょう。なお執筆ライターの中で私が一目置くのは先の大西康之氏と、最近書くこと減ってきたけどアン・ヨンヒ氏で、特にアン氏に関しては理想的なコラムの書き方をする人だといつも見習っています。

冬支度

 今週水曜から木曜にかけて風邪を引いたのか布団の中でもずっと悪寒がして、さすがに春布団に限界を感じたので今年は使うつもりはなかった冬布団を昨日ようやく出しました。知ってる人には早いですが私は寒さには極端に強く、現在も出勤時にスーツの上にコートを着ることはなく、っていうかそもそもコート自体もっていません。
 さすがに休日は上着を着るというか、ヨーカドーで買っためっちゃ薄いウィンドブレーカーを着ています。っていうか厚着し過ぎると自転車乗っててヒートアップし過ぎるため、これくらいがむしろちょうどよくて、また風に対する遮断性が桁違いに良くて非常に気に入っています。ただ手足だけはどうしても庇えず、手に関してはこれまで工具用手袋を使っていたものの、先月にユニクロで厚手の手袋を買いなおしてこちらに結構満足しています。一方、足の方は靴自体が通気性を重視したスニーカーとあって、自転車乗るたびにめちゃくちゃ寒いです。靴を変えるよりも靴下を変えた方がいいと思って今日ユニクロを探しましたが、あんまいいものはなかったです。

 その代わりというか、今日はユニクロで長ズボンを買いました。最近ユニクロが推している耐風ズボンではなくむしろ通気性のいい奴で、これも夏場とかだと耐風ズボンは自転車乗っててめちゃ暑く、暑さで死ぬからです。冬場でも私なら通気性の良いズボンでも耐えられるし、尚且つ記事が薄い方が着ていて楽というのもあります。
 で、何故今回急にズボンを買ったのかというと、これまで使っていた通気性の良いズボンを今朝履こうと朝日に照らしたら、光が透けて見えたからです。何かというと単純に擦り切れてスケスケ状態になっている箇所があり、具体的にはお尻と太腿の付け根、多分自転車漕ぐ際に擦れたのだと思います。

 今日初めて気が付きましたが一朝一夕でできるものではなく、多分これまで以前もこのスケスケズボンでお尻と太腿の付け根を世間に晒しながら履き続けていたのだと思います。なおこのズボンは6年間に渡り履き続けていたもので、ケチで無駄に物持ちのいい私ですらさすがに今回は捨てようとすぐに決断しました。
 このズボンを残すと前に買ったユニクロの耐風ズボンと、しまむらで買った裾丈すら合っていない超安物の部屋用ズボンしかなく、さすがにまずいと思ってケチな私にしては珍しくさっとユニクロでまたズボン買ってきました。なお決してユニクロ信者ではないものの、確実に裾合わせしてくれるということからここで買っています。日本だったら多分ヨーカドーで買ってるでしょう。

 このほかというか、最近は年末ということもあって消費が激しいです。今、DMMではほぼすべての書籍に対して半額ポイントが付くもんだから毎日何かしら買っているし、プレステオンラインでもたくさんのソフトが年末割引キャンペーンがやってるので「ソウルサクリファイス・デルタ」と、「VA11HARA」というレトロ風アドベンチャーを先日購入しました。でもって今やっているのは「アクシズの脅威」です。
 明日は夜に友人と夕食を取る予定ですが、上海は昼から雪が降るなど寒い日になっており、あまり外に出たくないのでもうカレー作って籠城戦の準備を進めています。また年末とあって掃除も今日念入りに行いましたが、先週は広州に旅行して掃除しなかったのもあってあまりの埃の量にちょいビビりました。

 あと書き忘れましたが、中国は今日から年末年始休暇です。昨日は土曜日でしたが、明日31日月曜日を休みとするため、振替休日ならぬ振替出勤日とされて私もモチベーション低かったけど普通に仕事しました。中国で年末年始でお休みになるのは1/1日の元旦だけで、正月休みは毎年変動型の春節の時期に一週間となっています。
 ちなみに今の室温は11度です。さすがに13度切ると寒いなと感じますが、自宅で暖房はここ数年一度もつけたことがないし今後も予定はなく、っていうかリモコン自体しまっています。さすがに二桁切ったらきついかもなと先日同僚に話したら、「13度でもかなりきつい」と言われました。

2018年12月28日金曜日

韓国艦艇の火器管制レーダー照射事件について

 事件内容についてはもはや説明は不要でしょう。本日日本政府は見出しに掲げた韓国艦艇の自衛隊哨戒機への火器関税レーダー照射事件について、事件当時の機内映像と音声の一部を公開しました。各所で分析記事が出ている通り、今回の映像では機密保持の観点から一部音声が伏せられているものの、公開されていた映像は韓国側のこれまでの主張とは異なる内容が見られます。具体的には

・捜索中の北朝鮮漁船が目の前にいる
・荒れていると言った波は穏やか
・哨戒機から韓国艦艇へ伝えた通信内容の一部は韓国側が主張するCoastという単語がない

 そもそも、発覚当初に「火器管制レーダー打った」と言っていたのにその後で「実は打っておらず打ったのは光学カメラ」と言いなおしている時点で嘘八百ついていることは百も承知でしたが、どうしてまたすぐわかる嘘をつくものだとみているこっちが呆れてきますし、現状の双方の主張を見る限りだと贔屓なしでも私は日本の主張に真実性を感じます。
 それにしても今回の騒動は見ていて腹立たしいことこの上なく、多少過激な主張で実現は不可能だとはわかってはいながらも、この際断交するのて手かとよぎりました。少なくとも軍事面で今後、このように問題をいたずらに大きくしながら関係者の処分、再発防止策を取らない韓国には後ろから銃を撃たれるような事態も想定されるだけに、米国の機嫌を損ねてでも軍事協力だけでももはや立つべきではないかと感じます。

韓国国防相の更迭もありうるレーダー照射事件の報い(JBpress)

 今回のこの問題で私の根城ことJBpressでいい記事が出ていたというか、2013年の中国艦艇による火器管制レーダー照射事件が振り返られています。詳細は読めばわかりますが、当時も中国贔屓の私ですら危険極まりない行為で腹立ちましたが、今回の韓国の対応を見ると、まだ中国は話し合える相手だったなと思えます。

 当時のレーダー照射、特に二度目の照射に至った背景については上記記事によく描かれていますが、自分が当時の状況で未だによく覚えているのは中国報道官の発言です。具体的には、「中国政府としてはレーダー照射を把握していない」という内容でした。
 当時、中国としては既にレーダーを照射したことは半ば認めていたのですが、敢えて報道官は上記のような発言を取ったと思われます。是の言わんとするところは、善意で受け取るなら、

「今回のレーダー照射は現場の軍関係者が独自に行ったもので、政府が指示したものではない」
「中国政府としては抑え込みたいが、海軍らが政府方針の妨害を考えている可能性がある」
「日本政府に置かれては、この問題を煽らずなるべく穏便に対応してほしい。煽られると中国政府も抑えきれなくなる」

 というメッセージだったのではないかと私は見ています。実際にあの時のレーダー照射は現場の独自判断だっと見て間違いありません。
 よく誤解されがちですが、中国政府と中国軍こと人民解放軍は決して仲がいいわけではありません。むしろ軍縮に積極的(研究予算とかはバリバリ増やしているが)な中国政府に対して解放軍の反発心は強いとされ、習近平もSPを軍縮対象の陸軍から空軍所属者に切り替えたとすら言われています。

 そうした背景から言って当時の中国報道官の発言は、偉そうな言い方だとは感じるものの、「レーダー照射による紛争拡大は中国も望んでいない」というメッセージ性が感じられました。少なくともその後、中国艦艇からの同様なレーダー照射事件は起きてはいません。

 それに比して、というよりも中国の時にあれだけ大きな問題にもなったにもかかわらず、今回の韓国政府の対応はわざと火に油を注ぐような行為で、ひたすら頭に来ます。一部韓国よりの論者が日韓関係を考慮して日本が折れるべきだという主張をしていますが、この火器管制レーダーは一歩間違えれば攻撃に直接つながる行為であることを考慮すると、その意見には首肯できません。
 仮にここで日本が折れ、韓国側で何の綱紀粛正や対策が取られなければ調子に乗って同様の行為が再発、頻発化する恐れがあり、実事故に発展するリスクは確実に高まります。中国のように、暗に今後はこうした行為は控えるようなメッセージが込められているならともかく、今回の韓国政府の態度を見る限りでは無反省、居直りしか感じられず、むしろ日本に責任転嫁しようとするその態度に対しては、日本が強硬な立場をとることが今後の韓国軍にとってもプラスだとすら思います。

 今まで韓国政府に関しては正直あまりいい印象を覚えていませんでしたが、今回のこの火器管制レーダー照射事件を受け、自分の中で一気にその印象が悪化しました。無論だからと言って韓国人個人に対して差別的感情を持ったりするのは良くなくそうしたことはしてはならないし、やっている人がいたら注意しなければとは思いますが、国としての付き合い方についてはやはり大きな距離を置くべき相手、言ってしまえば利に聡い中国の方がまだ話ができるという気がします。

2018年12月27日木曜日

広州と孫文

 友人から「広州ネタはよ(´・ω・`)」と急かされたので仕方なく書きます。

 先日にも書いた通り、先日広州にいる友人を訪ねる形で旅行してきました。これまで中国の南方都市は香港に割と長く滞在し、その間に深圳とかも尋ねてはいましたが、これまで広州は中国の主要都市でありながら一度も訪れたことはなく、どんな感じなのかなと興味はありました。
 ただ訪れるに当たってあまり前準備はせず、都市としてのイメージも工業都市であってあんま歴史とかないかなと思っていましたが、本当に行く前日になって調べ始めたら辛亥革命以降の時期は文字通り革命の中心地であったことから、国民党関連の史跡とかが残っていることがわかりました。特に孫文の出生地である中山市と広州市は接していることもあり、孫文関連については盛り沢山でありました。


 上の写真は市内中心部、具体的には広州市政府官庁の目の前にある孫文記念館です。この日はたまたま地元の小学生の何らかのイベントがあったせいで敷地内は小学生でごった返していましたが、とりあえずでかい施設であることはよくわかりました。

記念館敷地内にある孫文の銅像



 記念館のほかに、「第元帥府」というかつて孫文が臨時大総統であった頃に広州市に置かれた政庁跡地があり、こちらの方がパネル展示などが充実していました。


大元帥府近くの住宅。こんなんありなの?


 この大元帥府内の展示には孫文ゆかりの品物も多くあり、中でも目を引いたのはこの手紙でした。下に見える解説文によるとこれは孫文が日本の犬養毅に送った手紙だとのことで、孫文率いる国民党、中華民国を日本側からも支持してほしいという意思を伝える者だそうです。
 文字がやや古く達筆すぎることから細かくは読めませんでしたが、よくよく子細に見てみると「頭山先生」、「渋沢先生」といった単語が出てきており、これはそれぞれ頭山満と渋沢栄一を指しているとみられます。

 知ってる人には早いですが孫文の日本政財界におけるコネクションは強く、上記の二人以外にも孫文を熱烈に支援した日本人は多いです。ただ残念ながら、現在の日本市ではこの時期、具体的には辛亥革命による清朝崩壊から中華人民共和国成立までの時代が取り上げられることは少なく、この時期の日中偉人同士の交流はあまり知られていません。
 もっとも、この自分をもってしてもこの時期の中国の流転ぶりにはついていくのが難しく、それほど理解していないのが本音です。今回広州を回って一部キーワードとかは頭に入れてきたから、腹くくって今度調べなおすのも手ですが。


 同じく大元帥府には、意外と日本ではお目にかかることの少ない若い頃の蒋介石の写真があり、珍しいのでわざわざ写真に撮りました。なんていうか髭がないと「誰こいつ?」と、元プロ野球選手の小笠原選手みたいな印象を覚えました。


 同じく展示されていた上記写真の人物は馮玉祥(ふうぎょくしょう)という革命期から二次大戦終結まで活躍した軍人ですが、こちらは一目見て、「あれ、クロちゃん?」と思って思わず写真撮ってしまいました。つぶらな瞳がやけに印象的ですが、実際この人は牧歌的な人物で部下たちからはすごく慕われた人物だったそうです。
 っていうか最近こういう歴史人物の写真見ると、どのお笑い芸人に似ているのかとか考えてしまうことが増えてきました。

2018年12月26日水曜日

自動翻訳に見る日本語の可能性

アマンヤンユン(トリップアドバイザー)

 上のリンク先は上海のリゾートホテルの予約ページですが、何気なくこの前レビューを見てたら、恐らく外国人が書いたレビューが日本語に自動翻訳されてて、以下のような文言が書かれてありました。

「しかし、23日に私たちをFour Seasons Pudongに連れて行った運転手はひどかった!私が見た最悪の運転手!彼は他のドライバーと非常に失礼だった、それらを切って、彼のライトを点滅させ、ドライバーが遅すぎると、彼は遅いドライバーを通過したとき、彼はいつも何かをかき鳴らし、イアホンで大きな音を聞いていた。二度彼はそれを止めた。彼はまた、連続的かつ嫌なことに、非常に大声で粘液を咽喉に引き寄せて嚥下させた。彼は加速しすぎて早すぎた。」

 ホテルは良かったけどタクシー運転手が悪かったという感想なのですが、黒字の部分はいわゆる「カー、ペッ」っていう痰吐き行為のことを言っているんだと思います。私が驚いたのは、一見ぎこちない日本語ながら上記の黒字部分を読むだけで痰を吐いている光景がまざまざとイメージできたことです。しかもやけに印象に残るし。

 自動翻訳というとキチンと訳してくれないイメージの方が強いですが、上記の通り時と場合によっては既存の日本語表現を上回りかねない、非常に的確な表現を生み出すこともあるようです。ちょっとこれで私も見直したので、今後機会があれば研究してみようかと思います。
 ちなみにもう一つ気になったレビューはこちら。

「1泊の滞在と1200ドルで、私たちは最高の高価な部屋を確保しました。アフタヌーンティー、サラダ、炭火焼き鳥などのサービスは、復活の価値はありませんでした。しかし、少年はそれが豪華です!」

 なぜ炭火?

2018年12月25日火曜日

コメダ珈琲での電子決済返金の顛末

 先日、買い物の帰りに上海市内にあるコメダ珈琲に寄って、まとめ買いした「煉獄のカルマ」という漫画を読んでいました。知ってる人には早いですがこの漫画、今度アニメ化する「五等分の花嫁」の作者が作画しており(原作は別の人)、内容も自殺という重いテーマであることから一時期話題になった打ち切り作品です。個人的には好きだし絵柄も作画している春場ねぎ氏にとって五等分より雰囲気も合っているように思えるので、また機会があれば短期集中連載で復活してくんないかなとか思っています。
 それにしても巻末のおまけ漫画が面白い。

 話は戻りますが漫画数冊分を読むためブレンドのラージ(32元=約510円、ちょい高いような(;´・ω・))を頼んで読み終えスマートフォンで電子決済し、家帰ってウキウキワクワクと昼寝しようと思ったらなにやらスマホがチカチカ。何かと思ってみたら、先ほど支払った32元の代金が返金されていました。
 この時点で恐らく、コメダ側が何らかの操作ミスによって自分に間違って返金したのではないかと思い、面倒だけど明日になったらもうわけわかんなくなるだろうから、もう一度お店に行かなくてはと考えました。ただ昼寝が最優先であったために2時間ぐっすり昼寝した後、起きたら小雨が降り始めていて嫌だなとか思いつつ、自転車に乗って再びコメダまで行ってきました。

 店に着くと幸いなことに、会計した人とは別ですが昼間の時点にいた店員をすぐ見つけられ、さっそくスマホの電子決済代金確認画面を見せながら、「代金を支払ったのに何故かその後返金された」と伝えたところ向こうもすぐ合点がいき、「すいません、こっちの操作ミスで返金してしまいました」と、自分の思った通りの事態が起きていたことを明かしました。
 それならばとその場でもう一度代金32元(ちょっと高いような(;´・ω・))を支払って、お礼言われて帰りましたが、電子決済だとこういう操作ミスが今後も起こりうるかもなという風に思います。

 何気にというか今回すぐに事態が把握できた理由として、最初の代金決済を行った店員があまりこうした処理に慣れていないように見えたからです。採用されたばかりだったのかもしれませんが、電子決済用のコード読み取り機の操作に少し戸惑っており、返金が通知された時点ですぐに不慣れな操作からミスったのではということが予想出来ました。
 こうした場合、代金の決済の間にはアプリ会社、若しくは金融会社自体が挟まるため、当事者同士で直接やり取りすることが実は難しかったりします。現に私もコメダ珈琲の店舗に直接連絡とろうかと思いましたが決済確認通知からは連絡を取ることが出来ず、直接店舗に赴くしかありませんでした。

 現金での支払いなら釣銭間違えとかは起こりうるでしょうが、まさか代金丸ごと返金みたいなミスはまず起こりえません。一方、電子決済の場合は操作ミスによってはこういうことも今後起こりうるだけに、そうした場合にはどんな対処をするべきなのかとかも考えておくべきかもしれません。


           

2018年12月24日月曜日

甦る悪夢(;´Д`)

 またしばらく更新していませんが特別な理由ではなく、広州に旅行へ行っていただけです。旅行内容はまた暇なときに少しずつアップしようかと思いますが、一番語りたいのはホテルでした。

 今回は二泊三日で現地ホテルにに博する必要があったのでC-tripで探したところ、友人との合流地付近はやたらサービスアパートメントしかなく、普通のホテルはあんま見当たりませんでした。
 参考までに話すとサービスアパートメントとは長期出張者向けの、台所などを備えたホテルで、基本的に通常のホテルと比べると部屋や設備が穢かったり、たばこの焦げ跡などが目立ったりするので短期滞在なら使わない方が吉です。

 そんな中、普通にホテル(賓館)と書いてあるホテルが一泊160元(約2500円)と安くで存在することに気が付き、迷わずそのまま2泊を予約しました。このホテルについて友人は、「安すぎる、怪しい」と言いましたが、「俺はかつて出稼ぎ労働者が泊まる木賃宿にも泊まったことのある男だ(´・ω・`)」と言って意に介すことはありませんでした。

 そんな込んだで宿泊当日。昼過ぎに広州についていくらか見学した後でホテルに到着すると、なんか写真で見てたよりずっと汚いロビーで、フロントにいるおっさんに宿泊手続きを頼むと、「おーい、客だぞー!」と後ろに呼びかける。しばらくして女性が来ましたが、こんな感じでフロントに受付が常駐していませんでした。
 そして指定された部屋を訪れると、ドアを開けた瞬間に据えた匂い、っていうか激しい便所臭がして、「えっ、ちゃうやん(゚Д゚;)」とか焦り始めました。よくよく眺めてみるとトイレとシャワーは一体、っていうか仕切りが一切なくてシャワー浴びたら確実に便器がびしょぬれになる構造で、床はくぼんだ箇所があり水たまりができていました。っていうかそれ以前に水をぶっかけて普段から掃除しているのか、部屋に入った時点で便器がびしょぬれのまま「消毒済み」というテープが巻かれてありました。

 他の室内もそこら中がカビている上に漆喰は剥がれ、何故か粉砕された椅子が置かれてあるなど独特のセンスのある部屋模様で、窓も完全には閉まらない仕様でした。さすがにきついと感じたものの予約した手前、二日間我慢すればどうとでもなるんだと思ってスリッパを探したら、ゴムのスリッパで破損個所をビニールひもで無理やり補修してあったので後で買ってこなきゃと思いました。

 その後、友人と合流して広州を堪能した後で部屋に戻りシャワーを浴びようとしたところ、どれだけ長く待ってもお湯が出ないということに気が付きました。広州はあったかいので我慢できないこともないものの、さすがに旅先で風邪ひいたらえらいことになると思い、泣く泣く手足と顔、頭だけを洗って済ませました。
 なお洗面所の蛇口はひねるとすぐお湯が出てきました。

 さすがにここに至って、「明日もこんなところで寝るのはイヤだ」と思って、めちゃくちゃ湿ったベッドの上で携帯を弄り、明日のホテルを探し始めました。最終的には280元(約4500円)のホテルを近くで見つけて早速予約を入れ、便所の臭いが漂う部屋で我慢しながら、っていうかあん真似られなかったけど夜を明かしました。
 翌日、フロントには予定を変えたからもうチェックアウトする、返金はしなくていいと伝えて去り、その夜は予約した漢庭ホテルという全国チェーンのビジネスホテルに泊まりましたが、ただの、それもどちらかといえば格安の方のビジネスホテルなのに、普通にお湯が出たり、シャワーに仕切りがあるだけでなんかめちゃくちゃ感動しました。でもってよく眠れました。

 なお値段の安さを懸念した友人は事の顛末について、「それ見たことか( ・´ー・`)」と言ってきましたが、この件に関しては全く反論することが出来ませんでした。っていうかいまだにシャワーにお湯の出ないホテルが存在するなんて、そこそこ中国歴長いけど完全に想定外でした。

 ただ、かつて私が上海で住んでいた部屋を思い起こすと、シャワーはお湯は出るものの便所臭は常にしていて、当時はいろいろ対策しながら住んでいました。逆を言えば自分が豊かになったせいかそういう者への耐性が弱くなっているとも言え、豊かさの代わりに強さを失っているということに今回気が付かされたわけです。まぁもう一度取り返そうという気持ちはあんま起きないですが。

2018年12月20日木曜日

昨日出た記事について

 本題と関係ありませんが、「アクシズの脅威」というゲームにて何故か「ドム」の量産が始まった後に「プロトタイプドム」の開発が終了しました。不思議なタイムパラドックスを見て、狐に包まれたような不思議な感覚を味わいました。

総括・中国バブルはなぜ崩壊しなかったのか?(JBpress)

 それはさておき本題に移ると上記リンク先は昨日出た自分の記事ですが、結論から言うと実は少し失敗したと思う点がある記事でした。それは何故かというと、当初はもっとたくさんのチャイナリスクとして指摘されている問題をさらって何故それが「リスク」から「ダメージ」に転化しないのかを幅広く解説しようと思っていたところ、住宅バブルと少子高齢化を取り上げただけであっさり文字数が埋まってしまい書けなかったからです。
 自分でもびっくりでしたが、グラフの作成を含め約2時間程度で書きあがってしまい、どうすんねんこれとちょっと途方に暮れたところもあります。一応メジャーな問題二つ上げたから記事としての体裁は保っているものの、やはり読み心地的には本人としても納得がいかず、もう少し攻勢を考えるなり、見出しを工夫するなりしてもよかったかもしれません。

 なおこの次、先週末に書いた再来週に出る予定の記事に関しては、自分でもあり得ないくらいに経済コラムとしては完成度が高くて気に入っています。

 話は戻り今回の記事のヤフコメですが、まぁどうせたくさんの批判が来るだろうと思っていましたが、自分が思っていたより記事内容に同調する声も多く、中でも「中国バブル崩壊論は予測というより期待」といった内容のコメントが散見され、割と自分の言いたいことをきちんと受け取ってくれている人はいるなとは感じました。
 一方で、「崩壊はこれからだ」、「既に始まっている」と言っている人については正直、そんなこと言ってて恥ずかしくないのかと内心思います。中国経済が好調だというデータを出せば情報操作されていると言い、逆に不調だというデータが出ればそれみたことかと信じるダブルスタンダードには飽き飽きしていますが、ちょっと目に付くコメント垂れてた奴がいたので晒します。



jis*****

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今年の後半期から急激に給与が下がっているのを考慮していませんね。
2018年前半と後半で給与の逆転が始まっているのですよ。
このまま給与の下落が続けば来年は確実に大暴落が始まりますよ。
世界の企業もそれを感じ取っているのか、最近になって撤退している企業が相次いでいます。
スズキも撤退したと言ってましたからね。
ファーウェイショックも中国は隠していますが思っているよりも深刻だと思います。
おそらく連鎖的に中国の他企業に波及するでしょう。
潤っているのは深圳だけと言う事をお忘れなく。



 上記のコメントですが、少なくとも中国で賃金が下がっているなんてデータを私は見たことがありません。また日本国内の報道を見ていても、中国崩壊論はあるとしても、このような言及野された方をしている報道は私は知りません。でここだけの話、自分以上にあらゆる分野のニュース、特に中国関連を網羅している人間はかなり限られると思われます。
 それどころか都合がいいのでまとめて解説しますが、中国の企業では基本毎年定期昇給があり、昇給幅は数%、具体的には5%前後毎年上がります。一時期ほどではないものの物価も年々上がっているので給与がそのままだと貧しくなることから、定期昇給を行わなければガチでストライキ、人材流出につながるだけに、同じ会社にいて給与が下がるケースは少なくとも私は見たことがありません。まぁ倒産間際の遅配なら別ですが。
 あと賃金観測によく使われる大卒初任給もずっと上がっており、2010年くらいは2000~3000元だったのがもう現在は5000元をオーバーしています。

 それ以上に大きいのは、日本でも一部報道されていましたが今年に中国は個人所得税改革を行い、低所得層から富裕層に至るまでほぼすべての納税者の所得税が減税されました。年収2000万円を超える層ですら減税対象に含まれ、低所得層に至っては月収5000元くらいまでなら所得税がゼロ扱いになるなど、かなり手厚い減税策となっています。
 それと同時に、消費税も大半が引き下げられ、もっとも幅広く適用される税率は17%から16%に引き下げられています。事実上、手取収入は増えて物価は引き下げられ、国全体で消費を活発化させようと手厚い政策が採られています。この環境で給与阿が下がっていると、何を根拠にどこのデータで言っているのか、真面目に見せてもらいたいものです。勝手な妄想するのは人の好き好きですが、それを口に出すか出さないかは、特に海外報道においては許されないケースもあると私は考えます。

 それにしてもよくもまぁ堂々とこんなこと言えるなと思います。まぁいちいち相手にしなくてもいいのかもしれませんが。

 それともう一つコメントを見ていて思ったのは、「中国は共産主義だから」というコメントが多いのが目につきました。このコメントについて私の方から少し言わせてもらうと、政治体制的には共産党の一党独裁ではありますが、経済体制においては既に中国は日本以上の資本主義国だと私は捉えています。具体的には中小企業が潰れることに対して全く呵責がなく、むしろ効率化を進めるためにしょうもない企業は潰すか、統合させて産業再編するべきだと下から上まで本気で言っています。

 昔、私が日本は中小企業を大事にし過ぎると言ったところ同僚だった女性社員が、「中小企業が潰れてその経営者や従業員の華族が路頭に迷ってもいいんですか?」と食って掛かってきたことがありましたが、多分大阪出身だからそういう思想を持ったのでしょうが、

「日本の多くの中小企業は経営効率も悪く実質破綻していながら、妙な補助金とかで無駄に生き永らえ、きちんと黒字を出せる経営効率のいい企業から客を食って余計に経済を悪化させている。でもって場合によってはまともな黒字企業の方が補助金を得るコネがなくて逆に潰れるケースもある。そうしたゾンビ企業(十年くらい前だが本当にゾンビ企業という言葉を当時使った)が生き永らえるせいで、そいつらの何倍もの数の人間が路頭に迷うことになるんだよ」

 と言って黙らせましたが、ガチであの時は無言で殴りつけてもよかったと思います。そう思うくらい、必要以上に中小企業を保護する悪弊について、日本人は無関心過ぎると日ごろ思います。

2018年12月18日火曜日

ハリウッドの黒人男優らについて

 ハリウッド映画における黒人俳優を敢えて言い表すなら、代表的マイノリティとするべきなのかなと個人的に思っています。人種的、配役的にはマイノリティに属すものの、現実としては日本人を含むアジア系や中東系の人種と比べれば人数、配役ともに恵まれており、ハリウッド映画において優秀な俳優を供給し続けています。

 そんな黒人俳優、特に男優についてですが、以前と比べればややその傾向ハウス待って来たかなとは思うものの、私が子供だった頃から黒人男優と言ったら「面白黒人」とも言うべきポジションが多く、具体的には「おしゃべり」、「冗談好き」、「でかい」の三拍子が揃っているのがお約束でした。なお戦争映画ではたまに寡黙な黒人俳優も出てきますが、大体がどれも上記の三拍子が揃ってて、あとでかくて画面映えすることから割と善戦して倒れるようなキャラも多かったような。
 そうした「面白黒人」というポジションはいつから確立したのかと言われれば定かではありませんが、個人的にその代表格として多くの人間に認知されているのは間違いなく、「ビバリーヒルズコップ」等で有名なエディ・マーフィーでしょう。コメディアン出身という背景に加え、徐々にキャリアの中で演技力を高めていったことから代表的黒人俳優として認知されており、私の中でもハリウッド映画における黒人俳優のポジションを固めた最大の人物だとみています。

 そんなエディ・マーフィーに、「あいつは42歳でブレイクしたんだぜ」と、かつて自分が主演する映画に端役として出演していながら、現在は自分を大きく上回るようになった相手への高度な皮肉を吐かせたのは、サミュエル・L・ジャクソンです。エディ・マーフィーの言う通りにキャリアとしてはかなりの遅咲きですが、現在国人男優の中でもキャリア、ギャラ等の面で最高峰にいるのは間違いなくこの人でしょう。
 主な出演としては「スターウォーズ」のメイス・ウィンドウや「アベンジャーズ」のニック・フューリー等ですが、どれも威厳のある大物感があるキャラばかりで、実際にその表情、特に眼力は画面的にも印象が強く、演技力も申し分ないことから現在の地位にも深く納得します。個人的には、「パルプフィクション」で演じたギャング役のセリフの言い回しが一番好きですが。

 そんな上記の二人とはやや趣が異なり、どちらかと言えば前線よりも後ろから暖かく見守る系の大物国人男優としてはモーガン・フリーマンがいます。多くの出演作の中でも個人的に一番印象が強いのは「セブン」でブラッド・ピットと組む定年間際の刑事役ですが、黒人キャラは割と荒々しいキャラが多い中、非常に知的なその演技はなかなか他の人では見られません。

 以上の三人が私が見る中で最大級の黒人大御所俳優三人衆ですが、これに次ぐスターに挙がってくるのはウィル・スミスでしょう。この人は「メン・イン・ブラック」などのキャリア序盤でこそ典型的な面白黒人でしたが、近年は重厚感のある演技もできるようになり、何より度の出演作でもヒットを飛ばすというのは実力の賜物でしょう。
 そんなウィル・スミスからやや遅れてブレイクしてきたものの、現在は「アベンジャーズ」のジェームズ・ローズ役でお子様の間でもすっかり有名となってきたのがドン・チードルです。この人はどの映画でもあまり面白黒人っぽいキャラは見せず、むしろなんでか知らないけどやたら忍耐を求められ顔全体で大汗かくようなキャラばかり演じている気がします。特に「ホテル・ルワンダ」の主演では、汗かいてないシーンなんてないんじゃないかっていうくらいでしたが、逆を言えばそういう緊迫感を伴う中で責任感を示す俳優と言ったら今この人が一番ではないかとすら思わせられます。

 同じく、「アベンジャーズ」出演組だとブラック・パンサー役のチャドウィック・ボーズマンがいます。この人の場合は何気にアベンジャーズに出る前の、米メジャーリーグ史上初の黒人選手であるジャッキー・ロビンソンを描いた「42」も観ていますが、この映画の時点で類まれな演技力と画面映えする仕草から売れるだろうなという感触を覚えていました。ブラック・パンサーではまだ若さ故の暴走っぽいシーンをよく見せられはしますが、42での演技は先のドン・チードル同様に忍耐を誇示する場面が多く、なんとなくですがこの辺りから黒人ときたら「面白黒人」というものではなく、「我慢に我慢を重ね責任を果たす」というような忍耐系のキャラが増えてきたように思えました。近年の黒人キャラの描かれ方も、なんとなくそういうのが増えてきているような気がするし。

 このほか有名どころを挙げると、「ラッシュ・アワー」シリーズのクリス・タッカーは一時期めっちゃビッグになってましたが、最近はなんか見ないなと思ってたら全然映画に出演していなかったようです。なぜやろう。
 あとダニー・グレッグという「プレデター2」で主演を演じた人もいますが、この人は後に「ソウ」という有名ホラー(スプラッター?)映画でもプレデターの時みたいに刑事役を演じてますが、こちらでは犯人のジグソウの罠にかかって相棒同様にあっさりやられちゃいます。このシーンは見ていて、「なんでプレデターには勝てるのにジグソウなんかに負けちゃうんだよ」と、個人的にやや不満でした。

2018年12月17日月曜日

札幌大爆発を見て(゚Д゚;)

 既に各所でも報じられていますが札幌市内で大爆発があったという事件について、今になってようやく写真とか確認しましたがそのとんでもない内容に唖然としました。爆発の規模はもとより、建物一棟丸ごと吹っ飛ぶような大惨事にも関わらず、死者は一人も出ていないという結果を見てなんか変な信仰に目覚めちゃいそうな気すらしました。

 それに輪をかけて凄いのが爆発原因で、既に報じられていますがなんでもアパマンの社員がわざわざ室内でスプレー缶に穴開けて、ちょっと休憩とばかりに給湯器付けたところで爆発したとのことですから、原因は間違いなくアパマンでしょう。何気にアパマンは一回利用してあまりいい印象を覚えなかっただけに「滅びよ!」などと心の中で祈ってます。

 以上の感想のほかに何か書くようなことなどもないのですが、さすがに今回の事件はインパクトが強すぎたので、記録がてら残しておこうと考えました。それにしても事実は小説よりも奇なりと言いますが、こんな内容の爆発事故、ギャグマンガに描いたって「嘘くせぇ!」とか言われて一笑も取れないでしょう。そう考えるとアパマンの人は想像を超えたことをやってのけたと言えそうです。
 っていうかガスまみれの中でこんな大爆発起こしておきながらよく死なずに済んだものだ(゚Д゚;)

2018年12月16日日曜日

記事書いている最中にやってること

 昨日一昨日と更新しませんでしたが、理由はまたJBpress用の記事を書いてたためです。もっとも一昨日は仕事終わって夕食を外で食べてすぐ寝て、昨日は仕事で疲れてたからお昼の2時から5時まで昼寝して、ウォーシップガンナー2ってゲームで遊んで、情報収集、原稿執筆をし始めたのは夜8時からでしたが。

 人によっては見方が変わるかもしれませんが、原稿書いている最中は割と長時間集中して、何時間もずっとパソコンに向かっていられます。ひどいときなんか朝から晩まで食事求刑を除いてずっとパソコンで作業していたこともあり、時間はかかりますがあまり疲れは感じません。
 では原稿を書いている最中はずっとキーボードを叩いているのかというと、実際は書きながらあれこれ調べ物したり、資料をまとめたりするので、このブログやよほどの生活コラムじゃない限りはキーボードを叩き続けるなんて言うケースはありません。

 では作業中は黙々としているのか、実はこれも違って、大体いつも歌ってます。歌う曲はあまり定型はなく、Youtubeとかで見つけた曲とかもそのまま聞きながら歌い始めることも珍しくありません。
 一体何故歌うのか問うと、決して歌が好きというわけではありませんしむしろ下手な部類ですが、なんとなく聞いてたら歌詞覚えてたら歌ってしまう癖がついてしまっていました。はじまりはそう、2000年代初頭に大学のレポートを書いていた頃でした。

 当時、なんでもいいから社会学に関する内容でレポートをかけと言われて当時集団自殺が流行っていたからこれをテーマに、自殺サイトなどを巡ったりして書いていました。で、この際、大半の自殺サイトは「このサイトは自殺を増長させるものではありません」とか言っておきながらどのサイトも背景真っ黒で、割と気分的に欝々とさせるものが多く、最初ノリノリだった私もだんだんと気分が滅入っていき、なんかして気合入れて作業しないとともって、Gガンダムの主題歌を歌い始めてのがすべてのきっかけでした。
 なお当時住んでいた下宿の壁はレオパレスなんて目じゃないくらい薄かったので、後で聞いたら隣の友人が「最近やけにノリノリだね」と言ってくれました。

 それで今回の作業で一番歌っていたのは、何気に銀河鉄道999の曲でした。これ歌いながら、かつて「暴走特急時速999」って動画あったことを思い出していました。

2018年12月13日木曜日

ヤマトからの偽SMS

不在通知で偽サイトへ、ヤマト運輸装う偽SMS(読売新聞)

 今日上記記事の見出しを見て、このところ仕事が忙しくて疲れているのか、「えっ、ヤマトってあの宇宙戦艦から?」とリアルに間違えました。すぐにこの「ヤマト」はクロネコの方だということに気が付いたのですが、もし宇宙戦艦からSMSが来るとしたらこんな感じなのかもしれません。


「地球の諸君

 突然の通信、失礼する。私は宇宙戦艦ヤマトの艦長をしている沖田という者だ。
 この度連絡に至ったのは、我が艦の危機を君たちに救ってもらいたいがためだ。

 軍事機密故に詳細を明らかにすることはできないが、現在我が艦は非常に困難な状況にあり、
 地球へ帰還するに当たり厳しい状態にある。
 この状況下において、大変心苦しい限りではあるが、地球にいる諸君らにはいくらかの
 志しを分けていただきたい。先立つものは金とはいうが、我が艦とクルーらが
 無事帰還できるよう、我々にいくらかの寄付を行っていただけないだろうか。

 もし共感してくれるのであれば、アンドロメダ銀行のイスカンダル支店にある口座へ
 1口10元で振り込んで欲しい。無論、この資金はヤマトが帰還するために使うもので、
 無事帰還した暁には必ずやその気持ちに報い、いただいた分の返金を保証しよう。

 突然のことで戸惑われているのではないかと思うが、我々は必ず地球に
 帰還することをこの場で約束する上、どうか我々の無事と帰還を信じてほしい。
 我々が帰ってくるその日まで、遠い星空を見上げながら待っていてくれ。

 波動砲より愛をこめて 沖田」


 ぶっちゃけ、ヤマトについてはあんまり詳しくないので適当に書きました。
 まぁでも実際にヤマトを装うSMSとするならこれくらい怪しくあるべきでしょう。

2018年12月11日火曜日

戦争の天才と外交の天才

 仮に戦争の天才と外交の天才が揃い踏んだらどうなるのか。この仮定に対する回答として最も適切なのは、19世紀中盤のプロイセンにあると言って間違いないでしょう。この時期のプロイセンには参謀総長にモルトケ、首相にはビスマルクがおり、両者は決して仲がいいという間柄ではなかったものの互いの才能を認めた上で相手の領分は侵さず、絶妙なコンビネーションでプロイセンの急拡大を後押ししました。
 実際に、モルトケがオーストリアやフランス相手に大勝しまくる中、ビスマルクは勢力均衡の原則に従って相手国を救済するかのような和睦を結ぶことがありました。こうしたビスマルクの行動に対してモルトケは反発はせず、むしろ協力するかのようにビスマルクと一緒になって皇帝の説得にも回ったそうです。

 この時代のプロイセンを除くと、戦争と外交の天才が一緒になる例は近代だとちょっと出づらいですが、無理にもう一つ上げるとしたらこの直前、18世紀初頭のフランスにおいてこの奇跡のコラボが実現しています。具体的には、皇帝ナポレオンと外務大臣タレーランのタッグです。
 ナポレオンについては言わずもがなですが、タレーランに関しては外交上手を指して、「現代のタレーラン」と比喩に使われるほど、欧州世界で高名な外交官です。日本ではあまり取り上げられることが少ないですが、ナポレオンがあちこちにケンカを売って相手を叩き潰した後、賠償金を含む和睦条約を悉く結んで終戦に持ち込むなど火消しに長けていました。もっともその賠償金の一部はフランスの国庫ではなく、「妥協してやる代わりに……」としてタレーランの懐に入ったそうですが。

 ただ、先ほどのモルトケとビスマルクも普段は仲が良くなかったですが、このナポレオンとタレーランに至っては互いの才能を認め合いつつも、普段の関係は最悪そのものでした。特にナポレオンはタレーランをひどく毛嫌いしており、何度も解雇しては、外交に詰まると再雇用するという繰り返しでした。
 そんなタレーランが最も活躍したのはワーテルローでナポレオンが大敗した後のことです。ドイツ、イギリス、ロシア、オーストリアの連合軍がパリに迫る中で和睦交渉にでると、「フランスを叩き過ぎると他の国が今度はお前の国を攻める」などと巧みに囁き、最終的には敗戦国であるフランスの代表であるタレーランの案を連合国が飲む形で条約が締結されました。決して誇張ではなく、太平洋戦争で日本が連合国に日本の和睦案を丸々飲ませたというような神業をやってのけたわけです。

 このプロイセンとフランスの例を見るにつけ、やはり戦争と外交のどっちかと言われれば外交を主とし、戦争を従とする方が国家としては強いのかもしれません。翻って見て、交戦力のない現代日本の外交力は如何ほどのものかと考えると、期待よりは不安の方が大きいのが正直なところです。

2018年12月10日月曜日

産業革新投資機構の役員辞任報道について

産業革新投資機構vs.経産省 取締役9人辞任の裏側(JBpress)

 既に各所で報じられている通り、日本最大の官民ファンドである産業革新投資機構において民間出身の全役人が突然辞任するという事態になりました。この件について私が見た報道では、民間出身役員らとスポンサーに当たる政府の意向でズレがあったためとされ、そのずれについては一部の報道では、役員らの高額報酬であったり、投資先が当初の目的とは異なる短期的な利ザヤ狙いの会社であったためなどと報じられていましたが、上記の大西康之氏の記事を読んだところ、なんとなくそれらとは違うのではと思うようになりました。

 先に書いておくと大西氏はかねてから自分も尊敬していた記者で、エレキ方面の経済記事であれば間違いなく現代日本でトップではないかとも見ています。なおこの前聞いたところによるとエレキだけでなく経済全般に強く、今をときめく(?)カルロス・ゴーン氏の日産入りを最初に報じた上に、日産に来る直前のゴーンに単独で取材してたりしてたそうです。

 話は戻りますが上記の大西氏の記事によると、政府と役員の対立は投資方針にあったようで、その内容というのもゾンビ企業を救うか否かという点だったそうです。
 これまでも産業革新投資機構は死に体だったJDIやパイオニアなどに投資というか救済を行っていますが、本来ならその名の通り将来の産業革新を担うベンチャーなどを応援する目的で設立されたにもかかわらず、こうした事業破綻した大企業の救済ばかり行っていることに役員らはかねてから疑問に感じていたそうです。

 その上で、本来の設立趣意に沿うバイオ系ベンチャー企業への出資を行おうとした矢先、国と経産省によって潰されていたようです。恐らくこれが前述の「短期的利ザヤ狙い」とされた案件かもしれません。

 この記事で言わんとしていることには納得、というより私も前々から考えていたことで、官民ファンドとは名ばかりに政界に発言力のある大企業を救済するだけの「ゾンビマスター」だと、産業革新投資機構について思っていました。何気にリメイクが発表されているバイオハザード2の話題を見たばかりだったので、「Gウイルス」という単語も頭に引っかかります。
 その上で、こうしたゾンビ企業の救済は果たしてメリットがあるのかという点で疑問でした。はっきり言えば市場主義に舵を切って国有企業の民営化に取り組む中国とは真逆に、日本はこの産業革新投資機構だけでなく年金機構や日銀などが多くの主要企業の最大株主となるなど、実質的に国有化が進んでいます。でもってそれら企業が成長力を持つのかと言えば逆で、むしろ衰退する企業にほど金を流し込んでおり、えてしていうならゾンビやタイラントを作るGウイルスをまき散らしているようなもんです。

 そのような観点で言えば今回役員らが一斉に辞任したというのもうなづける話です。本来ならば市場に任せて取り潰さなければならない旧大企業を政府の意向で延命すれば、市場が歪むに決まっています。今夜会見が行われているとのことですが、明日以降の解説記事もじっくり読む必要がありそうです。

2018年12月9日日曜日

今年の冬は唐突だった上海


 上記写真は昨日の上海市内の景色です。
 日本も昨日から急激に気温が落ちて北日本各地で大雪が観測されているようですが、上海市も大体似たようなもんで、先週までずっと雨で湿気が高く蒸し暑いくらいだったのに、一瞬で冬に変わりました。

 そんな上海で自分は何していたのかというと、雪が吹雪く中で自転車に乗ってました。何故そんなことをしたのかというと2019年シーズン版冬装備を試したかったからです。
 これまでは割と、ジージャンに手袋という変身前の仮面ライダーみたいな恰好で自転車に乗ることが多かったのですが、今年十月に日本帰った際にイトーヨーカドーで「これは……(゚Д゚)」と思うウィンドブレイカーが売られているのを見つけました。具体的には、中に錦や羽毛が一切入っておらず化学繊維生地のみのレインコートっぽい上着ですが、フードもついておらず、自転車に乗る際には風をまとわないような構造だったのが一目で気に入り、確か3500円くらいでその場で購入しました。

 このウィンドブレイカー+手袋で真冬を走ったらどうなるのか、と考えたのと、雪が降っているのだからやたらテンション上がって盗んではいない自分のチャリで走り出したわけです。その結果はというと、めちゃくちゃ寒かったですがウィンドブレーカーの効果は絶大で、一切風を通さない上に無駄にはためかないず、着ている上半身は全く寒くならなかったので最高に具合が良かったです。
 一方、手袋に関してはグリップ力を重視して長年ホームセンターで購入する作業用手袋を愛用してきましたが、今回雪の天気とあって漕いでるそばから手袋が濡れていき、しまいにゃ指先がかじかんでグリップ力以前な状態になりました。仕方ないので雪の中を手放し運転して両手を脇の中に入れて温めるというわけのわからない乗り方までする羽目となりました。

 やはりグリップがいいとはいえ水が染み込む、しかも通気性を持ち風を通す手袋だと秋口はいいものの真冬は辛いと実感したため、一夜明けた今日は新たな手袋を探しにあちこち回りました。
 狙いとしては耐水性、防風性に着目して皮手袋がいいなと思って最初カルフールを見て回りましたが、あんま品ぞろえは良くなく、女性ものばかりだったので何も買わずに去りました。
 次にユニクロに行ったところ、急に冷え込んだものだからお客も多かったですが、なんか手袋を置いてあるコーナーはやけに隅っこの狭いところにあってなかなか気づけませんでした。

 ただ、そこに置いてあった今シーズンの手袋は皮手袋はなかったものの、まさに狙い通りの防風性に特化した化学繊維製の手袋で、デザインもシンプルで悪くなくタッチパネルにも対応していたので 99元(1700円)だったもののその場でハンマープライスして買ってきました。次回以降から使っていくつもりです。

 最後に余談ですが昨日にJBpressの鶴岡編集長が上海にきて一緒に食事しましたが、その際の会話で、「中国のユニクロの値段って日本より高くないですか?」という質問が来ました。寒いので何か買おうかと思って寄ったそうですが、実際に中国のユニクロの値段は、製品はほぼすべて中国で作っているにもかかわらず、何故か日本の1.5~2倍したりします。結局買わなかったそうで値段について説明したところ、「よかった、日本で買お」とほっとしてました。

外国人労働者の門戸開放に対する意見

外国人労働者の受け入れは日本人労働者を不幸にする(BLOGOS)

 上記の記事は久留米大の塚崎公義氏のちょっと前の記事ですが、今話題の入管法とそれに伴う外国人労働者の門戸開放について自分の言いたい意見をきれいにまとめているので引用しました。
 この塚崎氏の記事に敢えて付け加えると、今回の外国人労働者の門戸開放によって誰が得するかと言えば、大企業とか中小企業以前の話ではないかというのが今回の主題です。

 塚崎氏の言う通り、ただ単にコストの安い外国人労働者を日本が受け入れ増やすことによって、人手不足への対策として現在動きつつある効率化改善の流れが断たれるというのは全面的に同意です。その上で、同じ外国人労働者を雇うという前提であっても、問題のある企業が栄え、法令順守に熱心な企業ほど苦しくなり、社会はいい方向に進まない気がします。
 何故かというと、きちんと法令に則って外国人労働者を雇うとの、そうでないのとではコストが変わるからです。保険や福利厚生など、従業員に優しい企業ほどこの方面のコストがかかり、逆に義務付けられている保険や安全対策を怠る企業ほど安いコストで雇え、価格競争力が増します。それによって同じ国内における競争に限れば、法令を無視して低い賃金、悪い福利、法令義務を無視した行動をとる企業ほど外国人受け入れによってますます栄えるという未来が予想されます。大企業とか中小企業とか言うのは議論以前でしょう。

 では外国人を受け入れるべきではないのか?長くこのブログを見ている人ならわかると思いますが私は移民賛成派であり、外国人労働者の導入については積極的な立場をとります。この時点で私の言ってることが逆だと感じた人はもうこの後の私の文章を読む資格もなければ想像力もないと思うので、読まなくてもらって結構です。

 この議論で問題なのは、外国人労働者を現在の技能実習生の問題同様、劣悪且つ不法な環境で働かせる事業者と企業の存在です。簡単に言えばこうした事業者を排除することが肝心であり、具体的には外国人労働者を雇用するに当たり制限をきちんと設けるべきではないかというのが私の意見です。
 具体的には過去に法令違反がないか、既存従業員へのパワハラや差別はないか、雇用する外国人労働者への保険や賃金待遇を雇用前にきちんと示しその通りに実行しているかなどの条件を設け、これら条件をきちんと満たしている企業のみが雇えるというような、そうした制度設計が必要だと思いますが、なんとなくここ見ているとその外国人は雇っていい外国人かどうかの確認ばかり重視されている気がします。日本人雇用ですらブラック企業がいつまでものさばっている社会なだけに、期待するだけ無駄でしょうが。

 結論を言うと、この入管法によって問題のある企業がますます栄え、真面目な企業がますます苦境に追い込まれる結果となるのではという気がしてなりません。日本人だけを雇うことが正しいのではなく、まともな企業が外国人をきちんと雇うことが私の中で正しい選択ですが、恐らくその通りにはならないでしょう。それこそさっきのように雇用するに当たる企業側の条件を設けるだけで大分よくなると思うのですが、少なくともそうした議論はついぞ見ることはありませんでした。
 ただ、もしかしたらこの懸念は杞憂に終わるのかもなという予測もしています。

ガイジン頼みもほどほどに(笑う蜘蛛の糸)

 この外国人雇用について、潮風太子さんが過去の事例についてリアルな体験談として語ってくれています。こちらの例ではどんだけ厳しい労働環境でも、かつてバングラデシュ人は懸命に日本で働いていてくれたことが書かれてありますが、果たして今後はどうなのかという懸念が私にあります。
 具体的に言うとそれは賃金で、仮に日本より多く外国人を受け入れ、多く賃金を払う国が現れた場合、日本に外国人が来るのかという点です。既に別の報道記事で見ましたが、南米での日本の労働者募集はその雇用条件からして総スカンを受けているそうで、募集をかけたところでかつてと比べて豊かさを失った日本に外国人は来なかったりするかもしれません。募集をかけたらすぐやってくると当たり前のように思って議論していいのか、この辺も議論の価値があるかもしれません。

2018年12月6日木曜日

カナダで逮捕されたファーウェイCFOについて

 日本のメディアでもすでに大きく報じられているので今更説明するまでもありませんが、中国のエレキ大手である華為技術(ファーウェイ)のCFOである孟晩舟女史がカナダで逮捕されました。容疑は米国のイランに対する経済制裁に違反して物品を卸したためと報じられていますが、矛盾を挙げたら切りがないけど一応まとめると以下の通りです。

・何故カナダは米国に変わって逮捕行為を実行したのか
・経営者とはいえどうして法人ではなく個人を拘束したのか
・制裁違反をしたと非難する対象がどうして国(中国)ではなく企業(ファーウェイ)なのか
・どうしてイランに制裁をかけるのか

 これ以外にもいろいろありますがやはりこれは別件逮捕であり、昨日私も述べた米中貿易摩擦が原因とみて間違いないでしょう。そういう意味では孟CFOは運悪くターゲットになってしまったと言え、この点に関しては素直に同情します。
 一部で今回の逮捕は端末への仕込みで個人情報等を盗み取っているファーウェイだからだと揶揄する声もありますが、情報遅漏等が原因でないことは明らかであり、私的にはどうせならもっと面白いこと口にしろよと言いたくなる意見です。むしろその説で行ったら、大々的に個人情報を盗み取って売却していることが明らかなFacebookとかの方が私は非難されるべきだと思います。ちなみいにFacebookはハッキングによって個人情報を大量に流出していることもほぼ明らかですが、それに対する補償もしていないだけにクソムカつきます。

 話は戻りますが今回の孟CFO逮捕に対する中国側の反応ですが、やはり大きな衝撃として受け取られており大きく報じられています。報道内容としては日本の報道内容以上のものはなく、基本はカナダ側の発表と米国が裏で糸引いているとの推測、あと中国政府が現在カナダ側に逮捕理由に確認するとともに保釈請求を出しているというくらいです。
 個人的に興味を持ったのは、事件内容以前に孟CFOという人物でした。自分はこれまでこの人についてあまり知らなかったのですが、日本でも報じられているようにファーウェイの創業者兼総裁である任正非氏の娘です。

 ここで「なんかおかしくね?」と気が付かれたらプロファイリング検定4級くらいは合格するかと思いますが、見ての通り任総裁と孟CFO、親子なのに苗字が違います。中国は夫婦は別姓のまま過ごし、子供に関しては父親の名字を受け継ぐのが一般的なのですが、何故か孟CFOは父方ではなく母方の姓を名乗っているようです。この件に関しては中国でもいろいろうわさが出ており、任総裁は孟CFOではなく、入婿に家督を相続させるつもりで敢えて娘に自分の姓を名乗らせていないのではなどと言われています。
 このほか任CFOには、あくまでネット上と一部報道のうわさによるものですが、なんでもこれまで四度の結婚履歴があると言われています。少なくとも一回の離婚歴があることは暗に本人も認めており、その相手は現在のファーウェイ幹部らしく、分かれた旦那について任CFOは「あいつは通信業向きの人間じゃなかった」とよくわからない評論をしています。っていうか通信業が向いている人間ってどんなだよ。

2018年12月5日水曜日

米中貿易摩擦の影響について

 最近経済方面で記事書いてなくてなんか無償に書きたくなったので、周りに解説することの多い米中貿易摩擦の影響について少し述べます。

 米国側の仕掛けから始まった米中の関税引き上げ合戦ですが、結論から言うと現状、中国側では目立った影響は出ていません。それどころか十月の中国の貿易統計ではむしろ以前より輸出が増加するという結果が出ました。一体何故こうなったのかというと、関税引き上げの影響は遅れてやってくるからです。
 基本的に貿易取引はよっぽどスポットの取引じゃない限りは数ヶ月前から手配が進んでおり、関税が引き上げられたからすぐ翌月から取引量を減らすなんてことはできません。むしろ現場では今後さらに関税が引き上げられるとの観測から、今のうちに取引できるものは取引しておこうというストック意識が働き、中国の輸出量は増加したと言われています。

 では今後もこうした動きが続くのかと言えば、はっきり言って未知数で予測を出す方がむしろおかしいです。理由としては変動要因が読めないためで、具体的には今後さらに関税が多品目で引き上げられるのか、それとも和解が実現して関税が元に戻されるのかも予断を許さず、またこの貿易摩擦によって産業転換も起こりうる可能性もあります。どちらにしろ、外部の知り合いらの意見をまとめると「影響が出るのは来年以降」とのことで、今年いっぱいは米中同士の非難合戦が続き、物事が動くのは確かに来年以降でしょう。

 個人的な意見を言えば、今回の米中貿易摩擦は中国側の方が不利であることは否めないものの、長期的には米国にとってあまり良くない一手ではないかと見ています。何故かというとこれまで中国はCPUをはじめとする半導体は米国からの輸入に依存していましたが、これ以前からも自主調達を図ってきてはいたものの、今回の関税引き上げによってよりその意識や動きが高まるのではないかと見ています。

 古い話を挙げれば日本は第一次世界大戦でドイツに宣戦布告したことでドイツからの医薬品輸入が途絶え、医薬品の自主生産の動きが広がり主だった製薬会社はこの時期に設立されています。同様に二次大戦でも、米国からフィルムの調達ができなくなったことから国策で作られたのが富士フイルムの前身です。
 また直近の例では、2010年に中国がレアアースの対日本禁輸措置を取ったことにより日本でレアアースを使わない素材や製品開発が一挙に広まり、レアアースの消費量は激減しました。一説によれば同一製品量に対しレアアースの使用量は半分以下にまで落ち込んだとされ、その後禁輸措置は解除されたものの中国のレアアース業者並びに日本のレアアース商社は揃って業績が落ち込み、廃業した例もあると聞きます。中国に至っては、年間輸出量の上限を定めたにもかかわらず、毎年その量に遠く及ばない状態が続いており、この件に関しては中国側も失敗だったとみる声が大きいです。

 上記のレアアースの事例のように、貿易対抗策は短期的には相手を苦しめたとしても、長期的には相手国の自立を促す結果につながりやすいです。それならむしろ安くでガンガン輸出し続ければその産業の相手国における成長を阻害させることになり(要するにダンピングだが)、こうした戦術も貿易戦争においては頭に入れておく必要があります。
 それだけに今回の米中貿易摩擦が中国の自立を促すことになるのか、私の注目点としてはやはりこの点にあります。

2018年12月3日月曜日

時間があると小説は書けない

なぜ勝谷誠彦は取り憑かれたように酒を求めたのか(JBpress)

 自分の記事ではないですがJBpressで少し気になり記述があったので紹介します。それにしても最近のJBpressはいろんな方面に飛ばしてて自分の記事アクセス順位が伸びず困ってしまいます('ω')ノ

 さて記事は先日逝去された勝谷誠彦の生前について書かれたもので一読に値する面白さを保証します。この記事の中で私が気になったのは以下の箇所です。

「本当は小説家になりたかった勝谷誠彦は、『天国のいちばん底』を未完のまま休筆し、本格的に小説執筆にとりかかろうとするも、山ほどプロットメモを書きながら、書くことはなかった。~中略~だから、書くための環境を整えたことで、逆に書けなくなってしまったのだ。」

 このくだりを読んだとき、ちょっとおばさんっぽく「わかるぅー」とか思いました。というのも、書くために恵まれた環境に置かれると小説っていうものは案外書けなくなるというのが私の持論だからです。
 こういうからには実体験もあるわけですが、私は高校一年生までは水泳部にいたものの、高二からは小説に注力するために退部しました。すると不思議なことに、高二時代の執筆量は高一と比べてみるみる落ちて、ぶっちゃけほとんど書かなくなりました。時間的制約の少ない大学時代もそうで、この頃辺りから小説よりも評論のようなものを書くのが好きとなり、四回生の頃に至っては三人分の卒論を代筆するなど今にして思えば結構はっちゃけたことをしていました。

 全員が全員そうだというつもりはないですが、かえって余裕のある状況の方が小説とか書けなくなる人間は少なからずいると思います。この手のタイプとしてはむしろ背中を追われるように、時間的制約とか厳しい環境に置かれた方がリビドーが溜まるというかなんとしてでも書いてやるみたいな気持ちが盛り上がり、書けるようになる気がします。私なんかその典型で、締め切り間際に一気に書くようなことはないですが、公私ともに逆境に置かれるほど真価を発揮するタイプです。
 ひとつ例を会えると約3年前の2016年1月は新しい会社に移って仕事をし始めた段階だというのに、引っ越しを2回、やたら困難だったインターネット契約に振り回されつつ派遣マージン率の調査で560社くらい調べ上げています。今思ってもあの時のバイタリティはすごかった。

 なので上記の勝谷誠彦の話を聞いても、本格的に小説を書こうと思って環境を整えたら逆に書けなくなってしまったという状況は十分起こりうるように思え、だからこそ気分的なダメージも大きかったのではと個人的に理解しています。自分がどういうタイプなのか、自覚していなかったからこそ起こった悲劇ではないかとも見ています。

 現在私はコラム記事を連載していますが、最近は締切より約2週間早く記事を出しています。これは何故かというと書きたいと思った瞬間に書くようにしているためで、現在はたまたまそう思うネタが豊富にあるためなるべく早くガンガン書き溜めているせいです。
 なおこのコラムを書く際には必要以上に力を入れないように心がけています。理由は上記の通り、本気になればなるほど見失ってしまうところがあり、やや脱力気味に取り組んだ方が自分にとってはいい記事がリアルに書けるからです。このブログも書きたいと思った瞬間に書くようにしていますが、それがほぼ毎日続くというのが変なところです。

2018年12月2日日曜日

The 停電(ノД`)・゜・。

 本日、二時半ごろから突如停電になりました。私の部屋だけでなくアパート全体が停電だったようで、しばらくすると外で住人らが騒ぐようになりました。それなら私じゃなくても誰かが電機会社とかに連絡するだろうと思って放置し、果報は寝て待てとばかりに無駄に昼寝し始めましたが、昼寝から起きた五時半ごろになっても停電は解消されておらず、仕方ないのでパワプロで遊び始めました。

 最終的には六時半ごろになってパツンと一気に電気が復旧しましたが、さすがに六時ごろは真っ暗の中、パワプロで遊ぶPSVitaの明かりだけがまぶしかったです。何気に停電でネット回線も切れていたのが結構ダメージ大きかったです。
 どうせ電気ないのなら喫茶店か何かに行こうかなとも思いましたが、生憎上海は今日大雨で、予報によるとこれまでやたら蒸し暑かったですがこれからようやく冬らしく気温が落ちるそうです。雨の中外に出るのも嫌だったので昼寝しましたが、周り真っ暗だしいい感じに眠れました。

 ガチな話、JBpressの次々回用の原稿は午前中に仕上げていて正解でした。書く前は果たしてどうなるかと思っていましたが、書きだしたらあっさり文字数埋まって、多分その気になったら一冊くらいの本出すのが余裕な内容でした。下手に午後まで作業引っ張らなくて本当に良かった。

2018年12月1日土曜日

横浜に帰って来た男

 プロ野球は既にシーズンも終わり、ストーブリーグもこの前の丸選手の巨人移籍が発表され、残すはオリックス・西選手の移籍先くらいしか話題は残っていません。あ、自由契約になった同じオリックスの金子選手もいたか。
 今年はドラフトでも大阪桐蔭出身選手、秋田の吉田選手など大きく話題になった上、先ほどの丸選手や楽天移籍が決まった西武・浅村選手など大物選手のFAも相次ぎ、非常に盛り上がった年だったと思います。私が中高生だった頃などはあの逆指名制度があったせいでドラフトで盛り上がることなんてほとんどなかったのですが、やはり近年におけるドラフトの盛り上がり、また広島の躍進などを見ると逆指名制度は廃止となって正解だったように思えます。

 なおその逆指名制度廃止のきっかけとなったのは一場元選手への裏金騒動でしたが、この騒動について未だに下記のコピペをよく見ます。


広島スカウト「一場くん、これ少ないけど交通費ね」(助っ人外国人速報)
16: 風吹けば名無し 2014/02/12 23:14:45 ID:e+Vk7Xmd
各球団が明大・一場に支払った裏金の額

広島 2000円
巨人  200万
阪神  60万
横浜  25万

21: 風吹けば名無し 2014/02/12 23:15:35 ID:hicqCf0H
>>16
広島の万抜けてるぞ

23: 風吹けば名無し 2014/02/12 23:15:57 ID:IjWrf8E5
>>16
桁違いやね

25: 風吹けば名無し 2014/02/12 23:16:11 ID:K5fGNWS1
>>16
一見カープが凄い額を上げてるように見える


 話は戻りますが、今年のオフシーズンは話題に事欠かなかったものの、個人的に一番うれしかったニュースというのは他でもなく、横浜ベイスターズで三浦大輔氏がコーチに就任したことです。かつての横浜のエースでありハマの番長と呼ばれた三浦氏ですが、地味に現役時代はずっと好きだった選手でした。
 何故三浦氏が好きだったのか、っていうか嫌いな人なんているのかと思うくらいの選手ですが、語りだすときりがないです。一番大きな理由としてはやはり、村田元選手、内川選手などFA権を取るや即座にベイスターズを離れ、去り際に「ひどい球団だった」というセリフを残していく選手が多かった中、ただ一人で横浜に残り続けチームを支え続けた点に尽きます。

 正直に言えば村田元選手が内川選手が「ひどい」と評すのも理解できるほど、2000年代のベイスターズは暗黒期に包まれていました。他球団から移籍してきた選手も横浜については選手にやる気がない、球団としてひどいと評しており、那須野氏の騒動を見るにしても親会社の球団経営が異常だったとしか思えません。そのため出ていく選手についてもその気持ちは理解できたというか、実力が評価されてFA権持っているなら出ていくのが当然のような空気はありました。


 それに対し三浦氏、FA権を取得しながらも横浜に残留し続け、「大洋→TBS→DeNA」の三つのスポンサー時代を渡り歩くこととなりました。極めつけが上記画像のセリフで、こんなこと言われたら応援するしかありません。
 コーチとしての力量は未知数ですが、近年の横浜は割と応援したくなるチームとなってきたので、ぜひとも頑張ってもらいたいと今から三浦氏を応援しています。