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2018年12月1日土曜日

横浜に帰って来た男

 プロ野球は既にシーズンも終わり、ストーブリーグもこの前の丸選手の巨人移籍が発表され、残すはオリックス・西選手の移籍先くらいしか話題は残っていません。あ、自由契約になった同じオリックスの金子選手もいたか。
 今年はドラフトでも大阪桐蔭出身選手、秋田の吉田選手など大きく話題になった上、先ほどの丸選手や楽天移籍が決まった西武・浅村選手など大物選手のFAも相次ぎ、非常に盛り上がった年だったと思います。私が中高生だった頃などはあの逆指名制度があったせいでドラフトで盛り上がることなんてほとんどなかったのですが、やはり近年におけるドラフトの盛り上がり、また広島の躍進などを見ると逆指名制度は廃止となって正解だったように思えます。

 なおその逆指名制度廃止のきっかけとなったのは一場元選手への裏金騒動でしたが、この騒動について未だに下記のコピペをよく見ます。


広島スカウト「一場くん、これ少ないけど交通費ね」(助っ人外国人速報)
16: 風吹けば名無し 2014/02/12 23:14:45 ID:e+Vk7Xmd
各球団が明大・一場に支払った裏金の額

広島 2000円
巨人  200万
阪神  60万
横浜  25万

21: 風吹けば名無し 2014/02/12 23:15:35 ID:hicqCf0H
>>16
広島の万抜けてるぞ

23: 風吹けば名無し 2014/02/12 23:15:57 ID:IjWrf8E5
>>16
桁違いやね

25: 風吹けば名無し 2014/02/12 23:16:11 ID:K5fGNWS1
>>16
一見カープが凄い額を上げてるように見える


 話は戻りますが、今年のオフシーズンは話題に事欠かなかったものの、個人的に一番うれしかったニュースというのは他でもなく、横浜ベイスターズで三浦大輔氏がコーチに就任したことです。かつての横浜のエースでありハマの番長と呼ばれた三浦氏ですが、地味に現役時代はずっと好きだった選手でした。
 何故三浦氏が好きだったのか、っていうか嫌いな人なんているのかと思うくらいの選手ですが、語りだすときりがないです。一番大きな理由としてはやはり、村田元選手、内川選手などFA権を取るや即座にベイスターズを離れ、去り際に「ひどい球団だった」というセリフを残していく選手が多かった中、ただ一人で横浜に残り続けチームを支え続けた点に尽きます。

 正直に言えば村田元選手が内川選手が「ひどい」と評すのも理解できるほど、2000年代のベイスターズは暗黒期に包まれていました。他球団から移籍してきた選手も横浜については選手にやる気がない、球団としてひどいと評しており、那須野氏の騒動を見るにしても親会社の球団経営が異常だったとしか思えません。そのため出ていく選手についてもその気持ちは理解できたというか、実力が評価されてFA権持っているなら出ていくのが当然のような空気はありました。


 それに対し三浦氏、FA権を取得しながらも横浜に残留し続け、「大洋→TBS→DeNA」の三つのスポンサー時代を渡り歩くこととなりました。極めつけが上記画像のセリフで、こんなこと言われたら応援するしかありません。
 コーチとしての力量は未知数ですが、近年の横浜は割と応援したくなるチームとなってきたので、ぜひとも頑張ってもらいたいと今から三浦氏を応援しています。

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