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2018年4月11日水曜日

証人喚問に意味はあるのか?

 

 この前、MiG-29を作ったばっかですが、Su-27フランカーも作ろうか悩んでます。中国のJ-20とかの方が記事ネタにもなっていいんですが。

 話は本題に入りますが、例の加計学園問題について柳瀬唯夫・元首相秘書官の証人喚問が決まったそうです。恐らく台本が出来上がったからだと思え、また丸川珠代議員の忖度質問+「ありがとうございます」が聞けると思うとマルクス主義的(=無意味に、空虚な)なワクワク感を覚えずにはいられません。
 パトラッシュ的になんかもう眠いのでとっとと書き上げますが、前の記事でも少しふれましたがこのところの証人喚問を見ていて、果たしてそもそもこうした行為に意味があるのかと疑問に感じずにはいられません。かつてロッキード事件で喚問された児玉誉士夫などは田中角栄との関係について「刎頚之友」と言ったりするなどドラマはありましたが、このところ連続して行われている証人喚問はどれも、「都合の悪いことは言えません。前に言った通りです」しか聞けず、こんなん時間撮ってやることかと見ていて面白くありません。

 また豊洲移転問題について行われた東京都の百条委員会でも、他の証言者と明らかに内容が食い違っており、はっきり言って偽証しているとしか思えない浜渦氏についても結局不起訴となり、誰があの問題を起こしたのかは結局闇に消え、誰も責任を取らずに終わりました。

 今回の問題は前にも書いた通りに本格的に動くは6月以降だと思われますが、どうせ関係者を証人喚問してもまた忖度質問と証言拒否の連発で何も得るものはないでしょう。そう考えると証人喚問という制度自体、完全に役割のないものとしか思えず、実際にそうなっています。
 敢えて言うなら、もっと厳しいものにしなければ意味がありません。証言拒否は絶対に認めず、発言に偽証があれば一点につき懲役一年ずつ加算するなど、捜査権としてもっと厳格にする必要があると思います。一応、捜査権としては特捜以上に高度なものとして認められているのだし、めったなことでいちいち行われるものでもないことから、これくらい厳しくしてもいいと思えるし、またそうあるべきだと思います。

 昨日も書きましたが、疑惑の多さではもはやあの鈴木宗男氏を安倍総理は超えているように思え、それでも政権を保てるというのは野党の怠慢の賜物でしょう。恐らく今年中に安倍政権は退陣になると思いますが、第一次安倍政権も選挙直後の組閣を終えた直後にいきなり辞職となるなど、割と引き際がよろしくない傾向があるので、逮捕されずに済んだ人間もいたのかなという結末になる気がします。
 今予想すべきは次は誰かですが、順当なら岸田前外務大臣、次点で石破議員、思わぬ追い風があれば河野外務大臣とかかなと見ています。

2 件のコメント:

片倉(焼くとタイプ) さんのコメント...

勇者しんぞうの装備『くろだのつるぎ・あそうのかぶと・きしだのたて・あぶないあきえ』
さて、勇者はどの装備を外すのか というコピペをみて思わず笑ってしまいました。

花園祐 さんのコメント...

 ある意味、安倍首相は「切れない」政治家なんですよね。責任を擦り付けて逃げるという選択もなかったにもかかわらずそこまで決断できず、余計な延焼を招いたのが今回の騒動でしょう。
 ちなみに自分がこの中で切るなら断然黒田ですね。将来日本経済をおかしくさせた張本人として名を刻むと思います。