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2018年4月18日水曜日

頭の回転を高めるというか特徴

「頭の回転が速い人」になるための3つの方法(東洋経済)

 無駄に残業したのにあまり疲労感を感じないやや危険な状態なのでてってて書きますが、上の記事を読んだうえで頭の回転を高めるというか回転が速い人の特徴として、どれだけ長く長考できるかではないかと考えています。

 長考とは文字通りに、何かについてどれだけ時間をかけて考え続けられるかです。ある意味将棋や碁などに通じるかもしれませんが、一つの事柄に対してどれだけパターンを想定した上でどのパターンが選択肢としてベストなのかを延々と時間が許す限り比較するとして、5分で終わる人と3時間も考え続けられる人では後者の方が頭の回転が速いと断言します。基本的にパターンをどれだけ考え、用意できるかは即座の対応や反応に直結し、尚且つ将来予測においても強いのは言うまでもないでしょう。
 そのパターンをどれだけ作れるか。結局これはどれだけ長考できるかにかかってきて、何分で何パターン作れるかという実時間での速さはあまり影響しないと思います。長考できるというのはそれだけ集中力を保てるともいえ、これまで私が見てきた限りではこうしたタイプほど頭の回転が速い人が多かったです。

 その上でもう一つ、頭の回転が速い人の特徴を述べると、思考中に言語化の過程をすっ飛ばせる、それも意識的にやれる人が当てはまります。理屈や予想を組み立てる過程でいちいち文字や言葉、イメージを介さずに原因と結果のパターンだけを取り出してこれるというような人ですが、一歩間違えればシャーマンのように突然意見を出してきたりします。
 まぁ私に言わせれば、世の中の事象は原因→結果ではなくむしろ、結果→原因のように、結果に対してあとから理由が付けられるという事象の方が実は多いに過ぎないので、過程のない結論というのは決して間違ってはいないとは思いますが。

2 件のコメント:

サカタ さんのコメント...

僕は長考できる人は思考力がある人というように認識してます。

原因→結果より、結果→原因というのは共感します。理系の学問なんかは特に、その傾向が強いと思います。

花園祐 さんのコメント...

 考え方にもよるけど、行動に対する動機というのは後付けの方が多いというのが持論です。理系でもしっかり教える人間は理論などはそうした解釈ツールだと教えていると思いますが、意外とこれわかってるかわかってないかで見えてくる範囲が変わるので重要です。