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2021年2月3日水曜日

菅総理長男の官僚接待報道について

 結論から書くと、次は5月くらいかなと予想します。

菅首相の長男 総務省幹部を違法接待【決定的瞬間をスクープ撮】(文春オンライン)

 よくもまぁこの情報と写真を撮ってきたものだと文春に対し素直に尊敬心を覚えます。朝日新聞も恥をかなぐり捨ててほぼそのまんまな引用記事を出しているあたり、新聞社を遥かに凌駕する取材力を今回発揮したと言えるでしょう。

 報道内容については記事を見てもらえばいいだけなので詳しく語りませんが、一読して感じたのは「親孝行な息子さんだな」という感想でした。というのも向いていない仕事について苦労しているお父さんを、その仕事から開放してあげてるからです。
 断言してもいいですがもうこれで菅政権は終わりでしょう。たとえこれからどれだけ頑張って功績を上げたとしても、年内には総辞職に追い込まれ新しい首相が発生すると予想します。まぁ選挙に関しては新しい総理がうまくハネムーン期間に乗っかれば意外と何とかなるものですが、やれるとしたら夏から秋のコロナ少なめシーズンしかないでしょう。

 個人的に気になった点を挙げると、接待が行われたのは去年の10月から12月にかけてのことですが、報道された今日は2月です。裏取りなどに時間がかかったのではとは思いますが、恐らくは敢えて狙ってこのタイミング、具体的には改正感染症法の成立を文春は待ったのではないかと思います。そこそこ重要な法案でもあり、きちんと成立まで待ってあげた文春に菅総理はちゃんとお礼を言うべきだと思います。
 ただこの法律、報道でも指摘されていますが入院拒否したら罰則とあるのに、入院したくてもできない人が多い現状を考えると実に空気を読まない法律だと成立したてながら思います。それこそ去年の今の段階であれば話は違いましたが、何故ここである意味神経を逆なでするような改正をやってしまうのか、やはりそういう意味では菅総理には向いていない仕事だったのかもしれません。

 それにしても森喜朗といい、一般党員投票を省いて就任する総理ってのはみんな揃いも揃って空気の読めない人ばかりです。恐らくこれに懲りて次は一般党員投票は行われるでしょう。
 その森喜朗は文春以上にタイミングをうまく合わせてきているのではと思うくらい、絶妙なタイミングでまた失言をかましました。なんか今日は本当に政治ニュース多いとちょっとびっくりです。

 なんとなくですが、先週あたりからようやく菅総理は状況が呑み込めてきて、コロナ対策に関しては比較的真面目に対策して、低めに対応するよう心掛けるようになってきましたが、まぁ時既に遅しでしたね。そもそもなんでそういう風に態度を翻したのかというと、はっきり言えば羽田議員がコロナでなくなったからだと思え、他人事だと感じなくなったからだと推測しています。二階幹事長もあのタイミングから急に態度変わったし。
 逆を言えばそれまではコロナについてやはり他人事だと、自分たちとは違う世界にいる国民で蔓延している問題と見ていた節があります。はっきり言えば今の発言などからも、そうした国民との一体感のなさ強く感じるほどです。自分は内心、空気を読むことを強制する人や社会をいいとは思っていませんが、政治家でありながら世論を読めないというのはやはり向いていないと言わざるを得ません。

 菅総理自体、政策よりも党運営方面で生きて来た人間でもあり、沿って井出はそこそこ私は評価していましたが、やはり総理には向いていなかったのでしょう。今回は馬鹿息子のせいで( ´Д`)ノ~バイバイですが、下手に長くやるよりかはかえって踏ん切りついて、彼のためにも良かったのかもしれません。

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