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2021年3月23日火曜日

中国、驚異のメカニズム(かみそり( ゚Д゚))

 コロナのせいで昨年2月以降は一切日本に行っていませんが、そのせいで日本に行くたびに買ってたものがずっと買えず、ストックが切れたりしています。周りの日本人女性も化粧品が切れたと語る人が多いですが、私の場合は目薬をよく日本で買っており、だんだん底をついてきています。もっとも毎日目薬使うわけじゃないし、意外と多く買い置きしてたのでまだありますが、今度日本帰ったら必ず買おうと思っていたシャチハタ形状のリップクリームが買えないのが残念です。

 その目薬と並んで毎回日本で補充していたものに、安全カミソリがあります。何故かというと中国で売っているカミソリはやばいくらい剃れず、シックとかジレットなど同じ国際ブランド品なのに中国に流通しているものになると途端に切れ味が悪くなるからです。一昨年に日本に行った際にかなり大量にソ連人民の親父が持たせてきたこともあってこれまで全く途切れることなかったものの、さすがに年月を経てストックが切れ、さてどうしたものかと先月くらいまで考えていました。

 そのように悩む毎日を過ごしていたところ、「国産品!」というアピールが書かれたパッケージのカミソリが売られているのを目にしました。ブランド名は「英吉利」で、恐らく「吉列(ジレットの中国名)」に近いブランド名を敢えて選んだなとすぐわかるやんちゃなネーミングです。ただ一目見て気になったのがその値段で、確か替え刃なしで30元弱(約400円くらい)という高めな値段設定でした。ジレットとかシックのカミソリだと替え刃が2、3個ついて15元(約250円)ということを考えるとえらく強気な値段設定であり、この自信は何なのかと気になったこともあったのと、仕事が忙し過ぎてとにかく無駄遣いしたいという思いから購入してみました。

 結果を述べると、やばいくらい切れます。これは本当に中国製の剃刀かとガチで疑うくらいによく切れて、しかも1ヶ月近くたっても切れ味がそんなに落ちないという精霊の加護でも受けてんのかというくらい長持ちです。
 もしかしたら随分と長いことかってないこともあるので、昔と違って今なら中国に流通するシックやジレットの剃刀も切れ味が良くなっているのかもしれませんが、少なくとも英吉利の剃刀は日本で流通する剃刀にも劣らない性能があることは確かです。

 些細な点かもしれませんが、こうした日用品の技術の進歩はそこそこ重要だと思います。何が言いたいのかというと、かつてはそれこそどうのつるぎみたいだった中国製剃刀が、いつの間にかはがねのつるぎ並に進化してきているという事実で、こうした末端に至るまで中国で技術が向上しているという実感を覚えます。さらに付け加えると、前述の通り英吉利の剃刀は高品質である一方でかなり割高ですが、それでもこうした製品が流通するほど中国人消費者も価格より質を負うようになってきているとも見られ、時代が進歩しているという実感も覚えます。
 改めて考えてみると、かつて中国製品の質が悪かったのは、高価格・高品質の製品の需要がなかったから、消費者がそこまでお金を出せなかったからだったと思えてきます。今は逆に所得の向上によって安くとも質の悪い製品は買わなくなり、結果的にこうした日用品レベルでも高品質製品が現れ、それに伴い技術も向上を続けているともみられ、好ましい循環が起きているようにも見えます。

 と、ここまで書いておきながらなんですが、最近上海市内の日系スーパーで貝印の安全カミソリが流通するようになったので、一気に買い置きしました。値段も英吉利に比べ替え刃1枚当たりで安かったし(・ω・)

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