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2021年5月24日月曜日

阿波踊り記事

阿波踊り恐るべし、座敷牢を抜け出して踊りまくる家老がいた!(JBpress)

 明日配信と聞いてたけどもう出てたのでこちらでも紹介します。

 内容はもう10年も前にこのブログで取り上げた、阿波踊り踊って改易食らった徳島藩の家老の話で、特に付け足すような内容はありません。しいて言えばドラフト提出時の見出しは「阿波踊りでプリズンブレイク」でしたが、さすがにまずかったのか変更されました。

 ただ文章はプリズンブレイクに沿って「セカンドシーズン」など横文字を意図的に多く入れています。個人的に気に入っているのは江戸時代の藩政に対し「コンプライアンス的に」という表現を使ったという点で、こんな言葉を時代劇的な話に入れたのは自分が初めてじゃないかという気がします。

 もう一点だけ付け加えると、阿波踊りは一昨年までその主催や収益配分を巡って内輪揉めが続くなどやや不穏な状態が続いていました。そしたら昨年はコロナで中止となり争っているどころの場合じゃなくなったのですが、今年に関しても開催するという発表はまだ聞かれず、個人的にもかなり心配しています。
 そういう時だからこそ内輪もめなどの争いとは関係なく素直に阿波踊りの歴史とエピソードが楽しめたらいいな、とばかりにこの記事を出そうと思いました。決してネタに苦しんでたわけじゃないです(ヾノ・∀・`)ナイナイ

2 件のコメント:

片倉(焼くとタイプ) さんのコメント...

江戸時代という泰平な世が続くと風変わりな武士も出てきます。私の知る
風変わりな武士は 林忠崇です。彼は請西藩のお殿様です。彼は佐幕派
であり戊辰戦争の時は徳川幕府に味方しました。ですが幕府に味方する
事は官軍に逆らう事であり領民や家臣に迷惑をかける事になります。
悩んだ結果 林忠崇は殿様でありながらなんとみずから「脱藩」して
戊辰戦争に参加します。 その後明治時代になり徳川家が存続する事が
決まった後、林忠崇は百姓、公務員、商家の番頭など職を転々としながら
昭和16年(1941年)まで長生きしました。 そのため彼は江戸時代
唯一の脱藩した大名、そして 最後の大名 と呼ばれています。

花園祐 さんのコメント...

 林忠崇のことはこれまで全く知りませんでした。おっしゃる通り風変り、っていうか破天荒な人生歩んだ人ですね、ちょうど戊辰戦争の頃がやんちゃ真っ盛りだったからこうなったのかもとか思います。