自分の仕事の夏場の繁忙期も落ち着いてきましたが、反動というかまた両手に腱鞘炎っぽい痺れを感じつつあります。若干恥ずかしさを覚えつつも中二病っぽい指抜き手袋を会社でつけて例年に比べると発症が遅れましたが、それでも起きるあたり我ながら手にやさしくない仕事しているなという実感が湧きます。
・731部隊映画が公開延期に 原因不明、不満の声も―中国(時事通信)
それで今日の本題ですがあの悪名高き日本軍の731部隊に関する中国映画が公開予定日を過ぎても公開されず、延期となっています。この背景について中国政府が日本との関係悪化を懸念しているとかいう人もいますが、結論から言うとそんな大した理由とかないんじゃないのというのが私の見立てです。というのも上の時事通信の記事にも書かれていますが、すでに今月初めより「南京照相館(南京写真館)」という、南京大虐殺をテーマにした対日感情を揺さぶる映画が公開されているからです。
見に行ってはいませんがいつも通っている映画館で公開されていて、なんか評判もいいのかネットの評価ポイントも高くなっています。去年とかはこういう日中戦争関連の映画が公開されていなかったことを考えると、今年は確かに豊作だなという気がします。
前述の通り、日本を批判的に描く映画作品が既に公開されて人気も博し、中国政府も若干応援している状況からみると、外交的影響を懸念して中国が731部隊の映画を差し止めているとは私には思えません。じゃあなんで公開が遅れているのかというともっと単純な、映画内容に何か問題があってその編集とかで遅れているだけなんじゃないかという気がします。
具体的には、明らかに誰でもわかるような時代考証ミス、例えば「サリンは731部隊が初めて作った」とか、「伊藤博文が731部隊を作った」などのように、日本から逆批判食らいかねない露骨なミスがあるのがわかって、そのミスの処理で遅れているとかじゃないかななどと勝手に推測しています。そもそも日本への影響を懸念して半日映画を出さないとか中国ではありえず、無駄に詮索してもしょうがないでしょう。
個人的には前にもちょっと触れた、「羅小黒戦記2」がこの夏の一押し映画だと思っています。ヒロインは最初、「なんかNARUTOに出てきそうな女だな(´・ω・)」とか思いましたが。
今週末は「トムとジェリー」が公開されるのでそれ見に行こうかとも考えていますが、ロボット業界記事を久々に書かなきゃいけないので今の時点で既にちょっと気が重いです。日本でも報じられるようになったルンバのアイロボットが何で業績悪化しているのかという背景について書こうかと考えてますが。
確かに花園さんの言う通り、もし対日関係を考えているのであれば南京の方に許可出さないでしょうね。浴びるほど反日ドラマ見てるはずの一般人民からも高評価ということで個人的にはぜひ見てみたいです。
返信削除前と比べると半日系の作品でもストーリー構成が良くなっているというか、見ている人をどう楽しませるかという方面に意識が行くようになってるのが、今回の南京映画の評価につながっている気がします。といっても、依然まだまだなんだけど(;´・ω・)
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