ちょっと日が経ちましたが先日、再来年の大河にジョン万次郎が採用されたことが発表されました。彼については自分も長年あまり把握していませんでしたが、その波乱万丈の人生に日本に対する大きな貢献ぶりにしてあまりにも世間の認知が低いと感じていただけに、今回の採用を歓迎するとともにこれをきっかけにもっと評価が高まればという期待があります。
上のまとめ記事でもおおむねこうした見方というか歓迎する声が多いのですが、人目に泊まったコメントがありました。
◇ 94: 名無し 2026/04/09(木) 14:38:34.50 ID:IamTIIQY0
幕末は風雲児たち読めば大体把握できるわ
なお未完の模様
◇ 97: 名無し 2026/04/09(木) 14:40:39.05 ID:E/4jPaAE0
>>94
幕末編になるまで面白いけど龍馬でてくると糞なのは草なんだ
これ見て、「ああ、俺以外もそう思う人いるんだな(;´・ω・)」という感想を持ちました。
ご多分に漏れずというか、自分もジョン万次郎について詳しく知るしっかけは上のコメントに出てくる「風雲児たち」というみなもと太郎の漫画からでした。これまであまり触れられてこなかった江戸時代の数多くの人物たちにスポットを当てていて文字通り目からうろこの作品で、最上徳内をはじめとしてこれまであまり把握していなかった人物について自分が詳しく知るきっかけにもなりました。
そうした経緯から個人的にも高く評価している作品なのですが、上のコメントと全く同感というか、何故か龍馬が出てくるシーンは毎回、ヤバいほどつまらなかったりします。作品冒頭でも登場させるなど、明らかに作者は龍馬を贔屓にしていて恐らく幕末の人物の中で最もお気に入りであったのだと感じるのですが、何故か龍馬がこの漫画に出てくるシーンはつまらないというか、正直に言えば吐き気すら催すほど読みたくなくなる仕上がりになっています。
具体的に説明するのがちょっと難しいのですが、ほかの人物に関してはギャグを挟みつつもわかりやすくその行動や業績を描いているのに対し、何故か龍馬だけは子供向けストーリー漫画のように幼稚な演出とともにしょうもない描かれ方していて、龍馬が出てくるシーンだけまるで別マンガのように見えました。龍馬自身のキャラクターも無駄に、必要以上に幼稚な性格として描かれていてキャラクター的魅力は皆無に等しく、むしろ見ていてイラつくようなキャラとなっています。
前述の通り、作者は龍馬が一番のお気に入りであるとことあるごとに言っているのですが、この漫画の描かれ方を見る限り、「むしろ、本当は龍馬が嫌いでわざと悪く書いてるんじゃねぇの?(;´・ω・)」とすら思えてきました。ただ実際はそんなことはなく、単純に好きすぎるが故の暴走の結果としてひどい描き方になってしまったのだと思います。
この漫画に限らず、作者がお気に入りだと公言するキャラクターほど意外と人気が取れないというか読者に嫌われる例はほかにもたくさんあるように見えます。作者が明らかに贔屓に際立たせて描こうとしているのですが、逆にそれが透けて見え、「なんでこいつばかりよさそうに描こうとするんだよ」的に余計に読者から反感を買う結果となるようなパターンです。
端的に言えば見出しに掲げたように、漫画家や小説家が特定キャラに肩入れすると逆にそのキャラは読者にとって見栄えが悪くなる確率は高くなるように思えます。古典的なメアリー・スーじゃないですがそうしたキャラが出てくると劇中の描写が狂うようになり、創作においてはほぼマイナスにしかならないでしょう。「風雲児たち」に関しては龍馬が完全にそんなキャラとなっており、自分もこの漫画を見返すときは龍馬が出てくるたびにページを飛ばすようになっており、もし生前に作者に会うことがあればこの点をはっきり伝えたかったなとすら思っています。
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