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2024年10月30日水曜日

石破政権はいつまで続くか?


 何故かこのG型ことF-104Gのみ40元(約800円)と安く、且つエースコンバット7でも使えることから組み立ててみましたが、組立前と後で随分印象が変わりました。いかにも鉛筆っぽく実際あだ名もペンシルだったこのF-104は細すぎる形状からあまり好きじゃなかったものの、実際立体として見てみると意外に気に入りました。この辺、F-20タイガーシャークとも共通します。

 話は本題ですが総選挙から数日経てみて、石破総理にとって最初の山場となる臨時国会での首班指名は何とか乗り切れる目途が立ってきた気がします。根拠としては国民民主が早々に野党一本化しての首班指名を行わないと明言しており、これにより過半数には届かないものの自公側で石破総理を推して決まる公算が高まりました。
 メディアでも報じられている通り冷遇されている高市氏をはじめとする旧安倍派が造反する可能性もなくはないですが、ここで造反しなくても石破政権の寿命は短いと考える節が多く、変に造反して後に「あの時造反したじゃないか!」と後ろ指刺されるくらいなら素直に石破総理に票入れた方が得に決まっています。そうした点を踏まえると、造反の可能性はかなり低いと考えます。

 一方、立憲民主の方では他党にも野田代表へ決選投票で入れるよう説いているようですが、かつての民主党政権が野合で成立したもののその後惨めな結果に終わったことと、立憲民主の側も政権奪取の準備がまるでできていないことを考慮すると、彼らも本気で今回首班指名を得ようという気は見られません。今後の野党共闘を踏まえ、どこと協力し合えるかの踏み絵として首班指名での協力を仰いでいるだけでしょう。

 とはいえ首班指名を乗り切ったとしても、総選挙の惨敗を受けて党内支持はもはや無きに等しい石破総理にとってはその後も蛇の道しかありません。また今回の選挙で浮き彫りとなりましたが、やはり石破総理自身が得にやりたい政策といった方針をまるで持っておらず、政局をリードする方面で無力であるという点もさらに彼を厳しい立場にしています。
 一応、選挙前になんちゃって東アジア版NATO構想を打ち出してましたが、案なの剣法球場のある日本が音頭役になれるわけがなく、米国や韓国から不要に警戒されるだけしかなく恐らく自民党内でもまともに相手する人はいないでしょう。ぶっちゃけそんなのやるくらいなら、「F-15J VS F-15K」のガチムチデスマッチみたいな演習とか組んでほしいです。WBC並に盛り上がると思うよ(´・ω・)

 以上の通り発足したばかりで即レームダック化した石破政権ですが、タイミング的に動くとしたら来年の予算案可決後じゃないかと思います。ひとまず予算編成だけは1回やらせ、それを終えた段階で内部からは石破おろし、外部からは政権交代の主張が激しくなると思います。この予算案の可決までに何かしら功績を挙げたり、外交で目を見張る結果を出すなら別ですが、あの人あんま外交もうまくなさそうに見えるので、望み薄だと思います。

 最後に前回の総選挙について、個人的には「二階元幹事長のいない自民党選挙」としては非常に久しぶり、私の見立てでは2005年の郵政選挙以来なだけに、この点が気になっていました。
 色々言われるものの、刺客候補が立てられたあの郵政選挙の真の立案者は二階氏だと私は思っており、自民党のこの20年間の選挙はほぼ彼が回していたように思います。そんな選挙の鬼が去った後の自民党の選挙はどうなるかとみていたのですが、やっぱり票読みとかで見ていて怪しいところがあり、こうした選挙戦略をマクロで立てられる人材が自民からいなくなったのではないかという気がします。地味だけど、これが後々に響いてくるかもしれません。

2024年10月28日月曜日

中国で次々起こる通り魔事件を見て

 昨日の総選挙については割と予想できた結果だったため政治ブログだけれどあまり解説することがないです。あの最後の2000万円報道がなければよとうのぎせきは30くらいは動いていたでしょう。
 敢えて言えば次の争点は首班指名で、野党が完全結束して自民以外の候補に一本化できるか、その結束を自民が切り崩せるかで石破政権の命運が決まるでしょう。もっとも今回凌いでも任期は残り短いでしょうが。


 そんなことより中国の話題で、またもや通り魔事件が起きたそうです。なんか毎週起きてるような感じがして、「週刊通り魔」みたいな状態になっているような気がします。

 ただこのような状況になるのは私自身、このブログではっきりと予言していて、見事当たってホッとするとともにノストラダムスになった気分がします。何故以前の日本人小学生への通り魔事件が起きた時に通り魔が今後増えると予想したのかというと、日本が報道し切れていない中国の不況ぶりを身をもってわかっていることと、前回の事件の際に中国政府が断固とした措置を執らなかったばかりか、報道を隠蔽しようとしたためです

 それこそ犯人を厳しく批判したり、その動機について詳しく報じたりして社会の認知や関心を高めていれば、大衆の防犯意識は高まり、こうした通り魔を企図する犯人予備軍たちも防犯の高まりから尻込みする効果が得られたのではないかと思います。また社会的批判を強め犯人には厳罰が舞い降りる、少なくとも日本人だろうが中国人だろうが、通り魔をした人間には悲惨な末路を迎えるということを強く示してさえいれば、頭のおかしくなった人間もいくらか思い止まる理由を作れたことでしょう。

 その上で私は、前回の日本人小学生の事件はまだヘイトが外国人に向く傾向があるが、この溜まったヘイトは最終的に同じ中国人の金持ちへと向かうと予言しました。この予言理由は非常に単純で、同じ金持ちでも外人より中国人の方が同胞として見ていて腹を立てる人間が多いと考えたからです。今回はその予想の通りに中国人の富裕層子弟が通う学校が狙われたようですが、多分同じような感じで今後似たような金持ち関係者が集まるところやショッピングモールとかで、しかも大都市ほど事件を起こすような人間が出てくる気がします。
 それもこれも、中国政府が事件を隠して矮小化しようとしていることに尽きます。今回の北京の事件も、ネットで先ほど確認したところやはり報道規制が敷かれているのか、全く報じられていないわけではないものの世間の反応などは表示されないようになっていました。

 中国政府としては報じれば報じるほど模倣犯が出ると考えているのではないかと思いますが、私は全く逆で、どちらにせよ模倣犯は増えてくだろうが、隠す方が余計に増やすとみています。どっちが正しいかは議論の余地もあるでしょうが、子供や女性を狙う通り魔は確実に中国で今後増えていくことでしょう。

2024年10月27日日曜日

幕末一のイケメンは誰か?

 部屋を模様替えしてまたパソコンデスクを通常の椅子から座卓に戻しました。夏場だけ椅子で冬は布団にくるまるため座卓にしていますが、座卓の方が姿勢が良くなる気がします。

 話は本題ですが例によって漫画「だんドーン」の最新刊を買ったところ、長州の久坂玄瑞が作者の奏三子氏的に最大級のイケメンに描かれていました。彼自身の肖像画や写真はなく、伝わっている肖像画は彼の近親者を元にして描かれたものなのですが、どうもその肖像画を気に入ったのかめっちゃイケメンにされています。
 もっとも久坂は身長180㎝と長身で、実際にイケメンだったという証言も多数あるので間違ってはいないですが。

 なお一緒に登場した高杉晋作は写真の通りに馬面で、セリフにもはっきりと書かれていました、この馬面という単語を聞いて私の中では、真っ先にカープレジェンドの佐々岡真司氏の顔が浮かんできた辺り、自分の中の馬面のテンプレートはやはり佐々岡氏なのだろうと再確認しました。

 話を戻すと久坂がイケメンに描かれていたわけですが、仮に幕末で最強の剣士ならぬ最強のイケメンを選ぶとしたら誰になるのか、割と盛り上がりそうなネタでありながら実際にはあまり見たことがない議論であるような気がします。
 同じく「だんドーン」では桂小五郎もイケメンに描かれていて私も彼がイケメンであることに異存はないものの、明治期の写真が完全に村上ショージ氏なため、幕末最強と言われると「村上ショージが?(;´・ω・)」という感じがするので、素直に首肯できないところがあります。

 逆に、誰からもイケメンであることに異論がない人物を挙げるとしたら間違いなく新選組の土方歳三が挙がってくるでしょう。写真を見る限り現代から見てもイケメンですが、幕末当時においても非常にモテたと自分で言っており、最強イケメン候補の一つとして申し分ないでしょう。
 逆に「イケメン化される幕末人物ナンバーワン」こと沖田総司に関しては、イケメンだったという声は当時において全く聞かれず、肖像画もありていなヒラメ顔な辺り、候補には入ってこないでしょう。

 また馬面枠で探した場合、外務大臣として有名な陸奥宗光もかなりの馬面でありながらイケメンだと思います。ちなみに奥さんも美人で有名です。

 またイケメン候補に戻ると、時代がやや幕末からずれはしますが日本海海戦で有名な東郷平八郎も若いころはマジやばいくらいのイケメンです。ケツ顎系が多い薩摩出身ながらすらりとした甘いマスクをしており、何故薩摩からこんなイケメンがと思うくらいの美男子で、この人も十分最強候補に入ってくるでしょう。

 以上を踏まえた上で敢えて私一押しのイケメン候補を挙げるとしたら、幕臣の山岡鉄舟がやっぱり最強イケメンじゃないかと思います。この人も身長が180㎝を超える長身で、しかも恵まれた体躯でかなりがっちりしていますが、顔も細面ではないですがハリウッドのガチムチ系イケメンをしており、しかも笑顔の写真とかも残っていてめっちゃかっこいいです。性格もマジイケメンで明治天皇だろうがお構いなしに相撲でぶん投げたりと公正公明で筋道を大事にする性格イケメンでもあり、もっと人気になってもいいのにとすら思う人だったりします。

2024年10月26日土曜日

ルックバックの映画面白かった(´・ω・)


 なんかこの前行ったラーメン屋に貼られていた警察のシールなのですが、書かれている内容を翻訳すると、「ケンカはダメ、負けたら病院、勝っても牢獄」という内容で、なかなかいいフレーズというかユーモアが感じられたので撮影しました。っていうか勝ち負けをはっきり分ける辺り中国らしい。

 話は本題ですが今日から中国で公開されている日本のアニメ映画の「ルックバック(中国語:蓦然回首)」を見に行きました、また朝一だったので観客は自分ともう一人だけでした。
 この作品は知って売る人には早いですが「チェンソーマン」の作者の藤本タツキ氏の短編を原作とした映画で、日本でも6月に公開されています。原作の漫画は私も読んでて単行本も買っているのですが、漫画ならではの特殊な表現を効果的に使用しているほか、他の同業者からも絶賛されている通りクリエイターの生みの苦しみめいたものを上手に表現していることから非常に高い評価を得ています。

 そういったわけで今回映画化もされたわけですが、前述の通り漫画ならではの表現が使われているため、私自身は映像化しにくい作品だと考えていました。それだけにそういった場面をこの映画ではどういった風に表現するのかが気になっていたのですが、特に違和感なく、アニメーションとしてうまく落とし込めていました。
 また監督の押山清貴氏のインタビューによると、主人公が雨の中スキップするシーンはやや原作とは異なる動き方にして見せたが、それ以外は原作をなぞるように、作者の意向を確認しながら作ったそうです。最近、っていうか昔からですが、原作を変な風に改変して失敗する作品も少なくないですが、先ほどのきちんと映像に落とし込むという点といい原作を余計に変えず、それでいて違和感のない場面で自分の色を見せる辺りは大した監督だと正直思いました。

 特に自分が感心したのは音響方面で、極力BGMを排したのは自分のイメージともぴったりでした、BGMのある所も非常に場面とあっていて、多分一番評価できるところなんじゃないかという気がします。

 このほか声優の演技についてですが、主役二人に関しては全く問題なく、特に京本役の人は今後伸びしろがあるのではという期待感を持ちました。しかしモブこと脇役に関しては正直に言ってびっくりするくらいの棒読みで、敢えて目立たせないためそのような演技指導をしたのかもしれませんが、下手過ぎて逆に悪目立ちしているような感すらありました。なんであんな下手な演技でそのまま通したのか、この映画における唯一の不満点となりました。

 以上が私の感想ですが、まだ公開初日とあってあまりメディアも報じてないですが、中国でもこの作品は売れると睨んでいます。こう考える理由としては、中国人は日本人以上に下手な友情物に弱く、ストーリーが受け入れられやすい点が第一に挙がります。
 第二の点として、前述の通りこの作品は漫画家などのクリエイターから非常に高い評価を得ていますが、こうしたクリエイターの生みの苦しみを描くような作品が中国だとほとんどないためです。日本では同じく漫画家を目指す少年二人組を描いた「バクマン」などがありますが、中国だとこの手の作品はあまりなく、実際友人の中国人も「バクマン」を見て凄い新鮮に感じたと話してました。

 それでいてですが、中国人自身は割とクリエイター気質というか、一つの作品に全身全霊で打ち込もうとするような人間が少なくないです。こうした人はカメラ趣味系に多い気がしますが、そうした作品を作る側に立ったストーリーがあまりないだけに、このルックバックを見て共感を覚える中国人も少なくないというか「こういうのを見たかったんだ(´;ω;`)ウッ…」という人が多いのではと思っています。
 この辺、今後の中国の報道を見て反響などをまた書いていきます。

2024年10月25日金曜日

ステルス公認で自民党の敗北はマジ濃厚

 中国で購入した外付けキーボードを使っているためキーボード配列は中国仕様に普段しているのですが、なんかWindowsのアップデート後は日本仕様に戻ったため今相当打ちづらいです。まぁ再起動すれば戻るけど。
 一方、ノーパソ本体のキーボードはスペースキーが反応しないままです。明らかにハードの故障だなこれ。


 それで本題ですが、正直自分は今回の総選挙は多少自民党が議席減らすとしても大敗することなく、公明との連立与党を維持すると踏んでいました。しかし今回の赤旗が報じたステルス公認の発覚を受け一気に情勢は逆転し、マジで政権陥落するのではないかという風にも思えてきました。

 今日も遅くまで残業していたので短く記事を切り上げるためステルス公認の詳細については省きますが、石破総理はあくまであれは自民党支部への支援金だとしていますが、選挙前で且つ金額が公認候補のいるところと同じであることを考えると、そのような言い訳が通じるはずはなく、裏金問題で公認から外れた現職議員らへの選挙資金提供とみて間違いないでしょう。少なくとも、そうじゃないと信じる根拠はまだ提示されていないと私は感じます。

 この一件で感じたこととしては、やはり小泉純一郎元総理の郵政選挙で刺客候補を立てたことは正解だったなということです。今回は公認除外候補に刺客は立てられませんでしたが、党内支持の維持のためには難しかったでしょうが、完全に決別して裏金問題に断固とした姿勢を見せる意味では、結果論となるものの刺客候補を立てておくべきだったでしょう。
 多分高市氏をはじめとする安倍派からは離党者が出たかもしれませんが、世論の支持はまず得られただろうし、新人議員によって自派閥を増やせたであろうことを考えると、もっと強い姿勢を出しておくべきだったでしょう。

 もはや今回の選挙の予想は「自民党がどれだけ負けるか」という論争となっており、石破総理も宇野宗佑と在任期間を争うことになるんじゃないかと考えています。っていうか与党陥落なら問答無用で降ろされることとなるな。

2024年10月22日火曜日

語られなくなった歴史

 大分前に江戸時代の農民の生活ぶりはあまりわかっていないという記事を書いていますが、この記事の中で慶安のお触書について触れています。これは知ってる人には早いですが、農民は酒を飲むな、米食うな、死ぬまで働けなどというブラック企業の社内規定未定な内容で満載な、幕府がその所領もしくは全国に出した通達とされていました。
 しかし実際に内容通り施行されていた形跡が見えないどころかこの文書の存在に触れる他の文書すらなく、現代においては偽書の類とされ、仮に実際に発行された文書であってもごく限られた地方でしか出回っていないものとほぼ確定されています。そのためかつては小学校の歴史の教科書などにも幕府の農民弾圧の根拠として教えられていたのですが、現在では教育現場で触れられることもなくなっていると聞きます。

 私が小学生だった頃はまだ現役だったため、この慶安のお触書についても覚えさせられました。ただ教える塾講師からは、「飲酒やたばこが禁止されていたはずはなく、偽物である可能性高いと現代では言われている」と補足してくれており、そうした背景もあるのかテスト問題に出てくることもありませんでした。
 前述の通りこの慶安のお触書は偽書または地域限定文書だった可能性が高いのですが、江戸時代が過ぎた後の時代に妙な形で見つかり、取り上げられたことで、全国的に出されていた布令と勘違いされて文書発行当時よりも無駄にメジャーとなった節があります。敢えて現代にたとえるなら、さだまさしの「関白宣言」の歌詞が数百年後に掘り起こされ、「20世紀末の日本において主婦は虐げられる生活を強制されていたのだ!」といわれるようなものでしょう。

 こうした慶安のお触書に限らず、かつては教育現場でも教えられながらその後の研究によって否定され、なかったことにされる歴史は他にもあります。今現在で一番ホットなのはやはり坂本龍馬で、彼の功績とされる薩長同盟も龍馬が仲介する以前に成立していたという説すらあります。また船中八策に関しても後年の創作説が強まっており、「幕末の功績をでっち上げていた胡散臭いコンサル」という評価すら出てきています。

 以前にも書いたかもしれませんが、こうしたなかったことにされる歴史というのは大体後年の創作または恣意的解釈に起因しますが、その発生原因を追えば「こうであってほしい」という願望に端を発する気がします。慶安のお触書に関しては「幕府が農民を弾圧していてほしい」、龍馬に関しては「ロマンあるキャラがいてほしい」などがあり、私が以前にJBpressで書いた元寇の根拠史料とされた「八幡愚童訓」も、武士は情けなくて神仏の力で撃退できたというまじないが求められたのでしょう。

 その理論に乗っかると、地味に戦時中の日本海軍戦闘機であるゼロ戦も「神話」の一種ではないかと思う節があります。というのも米軍は開戦当初にゼロ戦と、陸軍戦闘機の一式こと「隼」を区別できておらず、同じ戦闘機とみていました。そのためゼロ戦の撃墜数には隼の分もカウントされている、というより実際は隼の方が活躍していたという意見すらあります。
 では何故隼よりゼロ戦がもてはやされたのかというと、それはやはり陸軍悪玉・海軍善玉論が影響しているように見えます。陸軍は弱いくせに偉そう、海軍は強くてまともだったけど陸軍に邪魔されていたという図式が戦後直後から当てはめられ、この流れでゼロ戦も持ち上げられてた節があるような気がします。

 そういう意味では「願望に都合のいい歴史解釈」というのは、やはり注意してみなければならないでしょう。ドラマチックな背景とか動機というのは案外なく、歴史というのは意外にシンプルかつシビアなものであり、無駄にロマンある内容ほど創作である可能性が高いからです。

 このほか今評価が変わりつあると思う人物を挙げるとしたら、足利尊氏かもなぁ。彼の場合も、彼を否定したいとする勢力が一時多かったことだし。

2024年10月20日日曜日

千葉のマッドシティ~ロイヤルホスト松戸駅前店

ロイヤルホスト松戸駅前店(公式)

 なんか無性に松戸について書きたくなったけどもはやネタを語りつくしたと思っていた矢先、急にこのロイホ松戸駅前店を思い出したので書きます。

 このロイホ松戸駅前店はその名の通り松戸駅前から徒歩で行けるいい距離にあり、価格帯は通常のファミレスに比べ一段高いものの、さすがはミドルハイで売り出すロイホとあってか品質は高く、地元住民らに長く愛されています。
 ってか、私の記憶の限り松戸駅前には常にこのロイホが存在し続けており、運営期間は確実に30年を超しています。いくらいロイホだからといって息長すぎないかと思うくらいこの地に根付いており、Dマート(ダイエー)を含むその他の商店などが移り変わる中、このロイホだけは柱石が如く長く続いています。

 そんなロイホ松戸駅前店ですが、この店の何がいいかって駐車場がついていることで、ガチでこの店最大のストロングポイントだとも考えています。松戸駅前は無駄に駅前がごちゃごちゃしているのに対し手ごろな駐車場は少なく、その上線路をくぐる陸橋周辺は渋滞しやすく、ちょっとした用事で駅前付近に行きづらくなっています。
 そこへきてこのロイホですが、中二階ともいうべき形状なのか、店舗は二階にあって地上部分は駐車場なため行きやすく停めやすく、松戸に用事があるときにここに車止めて食事して、軽く用事を済ませてからまた車に乗って帰るという一撃離脱戦法を行うことが可能となります。

 逆を言えば、松戸駅周辺で駐車場を備えた飲食店はほとんどなく、表通りに面していることもあってこのロイホのアクセス性が際立っています。

 そういう立地からうちのソ連人民の敵である親父も贔屓にしており、松戸に行く際によくこのロイホを経由して用事を済ませてたりします。私自身は車に乗らない、っていうか中国にいてガチでこの10年ハンドルを一切握らず、松戸行くときはチャリで行く(早けりゃ20分くらい)のでそこまでこのロイホを必要としていません。
 ただ松戸で知り合った人がこの店で働いていると聞き、それからは私もロイホを贔屓にするようになりました。その人にさりげなく聞いたことがありますが、ロイホは客層もいいらしく変なクレームをつけてくる人もいないそうです。

 などと適当なことをまた書き綴っていますが、前述の通りあのDマート(ダイエー)ですら閉店したこの時代、いつまでも変わらない松戸のシンボルとしてロイホはフォーエヴァーしてほしいです。