何故かこのG型ことF-104Gのみ40元(約800円)と安く、且つエースコンバット7でも使えることから組み立ててみましたが、組立前と後で随分印象が変わりました。いかにも鉛筆っぽく実際あだ名もペンシルだったこのF-104は細すぎる形状からあまり好きじゃなかったものの、実際立体として見てみると意外に気に入りました。この辺、F-20タイガーシャークとも共通します。
話は本題ですが総選挙から数日経てみて、石破総理にとって最初の山場となる臨時国会での首班指名は何とか乗り切れる目途が立ってきた気がします。根拠としては国民民主が早々に野党一本化しての首班指名を行わないと明言しており、これにより過半数には届かないものの自公側で石破総理を推して決まる公算が高まりました。
メディアでも報じられている通り冷遇されている高市氏をはじめとする旧安倍派が造反する可能性もなくはないですが、ここで造反しなくても石破政権の寿命は短いと考える節が多く、変に造反して後に「あの時造反したじゃないか!」と後ろ指刺されるくらいなら素直に石破総理に票入れた方が得に決まっています。そうした点を踏まえると、造反の可能性はかなり低いと考えます。
一方、立憲民主の方では他党にも野田代表へ決選投票で入れるよう説いているようですが、かつての民主党政権が野合で成立したもののその後惨めな結果に終わったことと、立憲民主の側も政権奪取の準備がまるでできていないことを考慮すると、彼らも本気で今回首班指名を得ようという気は見られません。今後の野党共闘を踏まえ、どこと協力し合えるかの踏み絵として首班指名での協力を仰いでいるだけでしょう。
とはいえ首班指名を乗り切ったとしても、総選挙の惨敗を受けて党内支持はもはや無きに等しい石破総理にとってはその後も蛇の道しかありません。また今回の選挙で浮き彫りとなりましたが、やはり石破総理自身が得にやりたい政策といった方針をまるで持っておらず、政局をリードする方面で無力であるという点もさらに彼を厳しい立場にしています。
一応、選挙前になんちゃって東アジア版NATO構想を打ち出してましたが、案なの剣法球場のある日本が音頭役になれるわけがなく、米国や韓国から不要に警戒されるだけしかなく恐らく自民党内でもまともに相手する人はいないでしょう。ぶっちゃけそんなのやるくらいなら、「F-15J VS F-15K」のガチムチデスマッチみたいな演習とか組んでほしいです。WBC並に盛り上がると思うよ(´・ω・)
以上の通り発足したばかりで即レームダック化した石破政権ですが、タイミング的に動くとしたら来年の予算案可決後じゃないかと思います。ひとまず予算編成だけは1回やらせ、それを終えた段階で内部からは石破おろし、外部からは政権交代の主張が激しくなると思います。この予算案の可決までに何かしら功績を挙げたり、外交で目を見張る結果を出すなら別ですが、あの人あんま外交もうまくなさそうに見えるので、望み薄だと思います。
最後に前回の総選挙について、個人的には「二階元幹事長のいない自民党選挙」としては非常に久しぶり、私の見立てでは2005年の郵政選挙以来なだけに、この点が気になっていました。
色々言われるものの、刺客候補が立てられたあの郵政選挙の真の立案者は二階氏だと私は思っており、自民党のこの20年間の選挙はほぼ彼が回していたように思います。そんな選挙の鬼が去った後の自民党の選挙はどうなるかとみていたのですが、やっぱり票読みとかで見ていて怪しいところがあり、こうした選挙戦略をマクロで立てられる人材が自民からいなくなったのではないかという気がします。地味だけど、これが後々に響いてくるかもしれません。
1 件のコメント:
二階氏の後継者 二階伸康氏も落選しました。彼は選挙戦で「若さと郷土愛」を
訴えていましたが、有権者には響かなかったようです。 政治の世界ならともかく一般社会で46歳といえば中堅、人によっては 役員になってもおかしくはない年齢です。アラフィフの人間が「若さ」を金看板にしてもねぇ と思った人も多いでしょう。 でもこれは2代目に付きまとう問題でもあります。 後継者が力不足のため親が現役で働く。そのため子供が実戦経験を積めずに年ばかりとっていく一方で親の権威ばかりが高まる。世代交代とはいつの世も難しいものですね
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