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2021年9月21日火曜日

エリア88の汎用モブ飛行機のスカイホーク

 今日知人と上海ららぽーとにあるビーフマンというお店にランチへ行きましたが、ついでに寄ったガンプラ屋でブルーデスティニー1号機のキットが売られてて買おうかどうか悩んだけど、最近無駄使いが多いことを自覚しているので我慢して買いませんでした(´;ω;`)ウッ…


 さて本題で鵜がこの連休は上の写真のA-4ことスカイホークのプラモを作っていました。キットはホビーボス製で、足腰がガタガタしているのと、前後重量配分が良くなくやや上に反り返ってます。



 この飛行機がどういう飛行機化というと、戦闘機漫画の傑作こと「エリア88」でモブキャラが使う飛行機で有名です。戦闘機ではなく正確には攻撃機で、地上への空爆やミサイル攻撃に用いる飛行機ですが、その設計が非常に良かったことから攻撃機でありながら相手戦闘機を撃墜した実績も持ち合わせており、その辺がエリア88で採用された背景じゃないかと思います。


 設計したのはエド・ハイネマンといういかにも江戸っ子っぽい(名前だけ)戦中から戦後にかけて活躍した技術者で、中でもこのスカイホークは彼の傑作とされています。設計ポイントとしては、機体を小型、軽量とすることで、爆弾などの兵装をたくさん積めるようにしただけでなく、その小型さからメンテナンスなどのランニングコストでも優れるようになり、結果的に攻撃機としては世界格で引っ張りだこになるほどのベストセラーとなりました。


 何気にこの江戸・ハイネマンは、以前にも作った「F4D スカイレイ」(写真左)の設計にも携わっています。実際作っていて、やっぱり機体形状などで似ているところが多いと強く感じました。


 作ってみた感想としては、キットについてはややパーツが合わないところがあり少し不満を感じたものの、デカールの種類は割と豊富で、出来上がりは割とうまくできた気がします。ただメインボディはコックピットやエアインテークなどを間に挟んで左右をサンドイッチ🥪させる構造となっており、割と自分は上手く組み合わせられたものの、組み立てている最中はかなり難しかったです。これが上手くいくかがかなり成否を分けると思います。


 機体形状に関してはスカイレイ同様、非常にすっきりした構造の飛行機であるという印象を受けました。非常にオーソドックスな設計で小型にまとまっており、様式美を強く感じます。

 このスカイホーク(全長12.2メートル)は第三世代ジェット機に属すのですが、改めて見てみると、その後に同じく軽量コンパクトを売りに作られた第4世代ジェット機のF-16(全長15.0メートル)と比べてみてもかなりちっさく感じます。よく第3世代と第4世代ジェット機の境界が曖昧だと言われるのですが、自分の感覚ではやはりサイズではっきり分かれる気がします。
 F-4(全長19.2メートル)辺りから機体がどんどん太く、長くなっており、電子制御の有無ではなく、こうしたサイズが一挙に巨大化し始めたこの辺りから第4世代ジェット機とカテゴリしていいのではという気がします。そういう意味では、F-4はよく第3世代ジェット機にカテゴライズされますが、私個人としては形状的に第4世代にカテゴライズすべきじゃないかと考えます。

 なお第4世代と第5世代ジェット機の境界ははっきりしており、「対ステルス構造&スーパークルーズ」の有無で、この条件にあらずば現代戦闘機にあらずでしょう。

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