例えば死亡者がおり、その人の身分確認ができないような状況だったらおおよその年齢情報を出す価値はあると思います。そうした情報がきっかけで本人確認につながると思いますし、何も出さないより出した方がいいでしょう。しかし今回の事故のように怪我して意識があるような被害者の場合は本人確認は必要ではなく、またどの年齢層の人が事故に遭ったなんて情報ははっきり言って無価値です。年間での被害者数の年齢層を統計に出すっていうのなら話は別ですが、個別の事故で年齢情報を出す必要なんて皆無でしょう。
事故報道に限らず、日本は何でもかんでも年齢情報を出し過ぎではないかという気がします。例えば遭難から救助された人に関しても男性か女性か、あと未成年(子供)であるかどうかの情報はまだ報じる価値を覚えますが、いくつの年齢の人が救出されたとかは果たして必要かと言えばこれもどうかと思います。
以前にも書きましたが、自分は中国にいるとよく自分の年齢がいくつであったかを忘れたりします。何故かというと日常で自分の年齢を意識することがないというか、何か書類に身分情報を書く時に年齢情報を求められることはほぼないからです。
逆に日本はちょっとしたアンケートでも細かく実年齢を書かされ、中には生年月日を聞きながら「で、あんた何歳?」と二重に聞いてくることも多く、なんでそんなに人の年齢聞きたいんだよと逆にこっちが聞きたくなってきます。でもってこういうことするから日本人は社会の中で年齢数を異常に意識し、三十路やアラフォーなどと言う言葉で無駄に年齢で階層化し、ステレオタイプも作ろうとするのではないかとみています。
そうした延長ゆえか上記の事故報道の年齢の読み上げも、若干過剰ではないかと思うわけです。プライバシーだなんだと言いながらこうしていちいち年齢を公共の電波で飛ばしてくるのはダブルスタンダードもいい所だと思います。
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