昨夜NHKでは水木しげるの「白い旗」を基軸に、この作品でモデルとなった海軍士官らを追うドキュメンタリー番組が放映され、自分を含む全国の水木しげるファンはテレビの前で座視したことでしょう。まぁぶっちゃけていうと、放映日間違えてて8/17の今日に放映すると自分は勘違いしており、親父に呼ばれなきゃ見そびれていました。
この番組についても語ってもいいのですが、この番組を見た後に何気なくネットの掲示板を見ていると、お盆だから祖父母などに聞いた戦争のことをみんなで語ろうというスレッドがあり、興味深く見ていました。その中で「あしたのジョー」でおなじみのちばてつや氏が現在、ビッグコミックで「ひねもすのたり日記」という漫画を連載しており、その中で現在の日々に織り交ぜながら満州から引き揚げてきたときの苦労話が書いてあるということを目にしました。
実はこの時、DMMのセールで1万円以上購入すると15%オフになるというクーポンがあり、あらかじめ購入を予定していた本を全部足しても8000円くらいであと2000円くらい足りない状態にありました。上記の説明から「ひねもすのたり日記」に興味を持ち、試すのを兼ねて2巻までを購入リストに加えて無事1万円を突破したので、ほかの本と一緒に購入しました。
でもって今日この漫画を読んでみたのですが、上記の説明の通りに老後の穏やかな日常に織り交ぜる形で満州での日々や、引き上げ後の子供時代の話がふんだんに盛り込まれていました。ただそれ以上に驚いたのは冒頭の話で、この連載を始めるのを年齢も年齢だからと渋っていたら、親族から「水木先生だって書いてるじゃん」といって、「わたしの日々」という漫画を手渡されるシーンが入っていました。このシーンを見てびっくりしたというか、実は「わたしの日々」も今回の購入リストに入っていました。
「わたしの日々」は水木しげるの遺作と言っていい作品で、その最終回は便秘のところ看護婦に浣腸を刺されるところで終わるというのは前々から知っていました。しかしこれまでなんか購入するところには至らず、ほかの水木作品を優先して買っていたのですが、今回たまたままとめ買いの購入リストにあらかじめ入れており、期せずして「ひねもすのたり日記」と一緒に購入していました。
なお「ひねもすのたり日記」は連載開始のいきさつを書いた次の回で、水木が亡くなった当時の心境についてちばてつや氏も漫画化しています。さいとたかをのパーティでの元気そうな姿から突然の訃報に驚くさまが描かれてあって、この時点でなんか「白い旗」から色々続くなと感じていました。
その後も読み進めていくと、満州引き上げの直前にちば四兄弟の末弟が混乱の中で生まれたエピソードが書かれてあるのですが、これを見て、「あれ、もしかして七三太郎?」という言葉が口をつきました。
七三太郎はちばてつや氏の末弟で、クレジットには出ていないもののちばてつや氏の作品の脚本に大きくかかわっていたとされています。またちばてつや氏以外の作品でも漫画原作者として活動し、こちらははっきりとそのペンネームがクレジットに乗っているのですが、実はそんな七三太郎作品も今回の購入リストに入っていました。
その作品は「担ぎ屋どおも」で、自分が高校時代くらいに週刊誌で連載していたゴルフ漫画です。作画が「風のシルフィード」の本島幸久氏で、床屋とかで週刊誌を手にとっては読んでて印象に残っていたものの通しで読んだことは一度もなく、前から大人買いして読んでみたいなと思っていた作品でした。
そのため今回の購入リストにあらかじめ入れていたのですが、マジで気づかなかったのですが長兄のちばてつや氏のエッセイ漫画と今回一緒に購入していました。若干こじつけめいていますが、なんか漫画つながりの偶然が昨日今日で異様に重なったことに自分もマジビビっています(;´・ω・)
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