2026年8月7日金曜日

スパイダーマン・ブランニューデイを見てきた

 一昨日の話ですがスパイダーマンの最新作となる「ブランニューデイ」を見てきました。狙ったわけじゃなかったけど水曜なので映画料金が少し安くて得したのと、夕方5時からの回だったので割と席は空いてました。と言っても、自分が普段上海で朝一で見る映画の観客は自分を含めていつも二、三人なので、それと比べるとかなり混んでる印象ではありましたが。
 それで映画の感想ですが、結論から言うと前作の「ノーウェイホーム」を超えることはないものの面白いが、ぶっちゃけスパイダーマンというよりピーター・パーカーの映画に見えました。

【レビュー】『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』歴代最高傑作か?あえて「描かない」ことで広げた世界観(Joshua Connolly)

 映画を見終わった後に見たのが上の批評でしたが、自分が思ったことを全部描いてくれていたのでこれで満足し、ほかの批評は一切見ず終わりました。それだけよく書けているので正直、上の記事見てくれた方が早いような気がするのですが、少しだけ補足することとします。

 まずアクションに関しては日本のしょっぱい映画と比べるとやはり段違いによく、特に終盤の忍者軍団との戦闘は見事なものでした。狭い空間でいかにもスパイダーマンらしい戦い方を見せてくれています。
 一方、ストーリーに関しては上にも書いた通り、正直スパイダーマンの映画というよりかはその中の人ことピーター・パーカーの物語であるように思え、スパイダーマンの映画を見た気があまりしませんでした。実際この作品はスパイダーマンとして悩むピーター・パーカーではなく、ピーター・パーカー自身が人として思い悩み行動する映画であるように見え、上の記事の人同様にあまりヒーロー物の映画であるように感じませんでした。むしろ、一緒に出てきたパニッシャーの方がヒーロー要素が強かった気すらします。

 もちろんそのような構成でも悪くはないのですが、前作の「ノーウェイホーム」が歴代スパイダーマン勢ぞろいという反則級の手段に出てきたせいもあり、日本で仮面ライダー大集合的なヒーロー物として異様な大作であったことからどうしても今作と比べることとなってしまい、さすがに前作を超えることは無理だろうと初めからわかってはいたものの、かといって次作に対する期待感を大きく持たせてもらえるような終わり方でもなかったため、見終わったときは「まぁこんなもんかな」的な満足感で終わりました。
 もっとも、本作の最大のカタルシスは多分自分以外の人にとっても最後の最後のラストシーンであると思います。あの最後のシーンは多分これまでトムホ版スパイダーマンを追いかけてきた人にとって一番待ち望んでいたシーンであり、あれを見るためだけにこの映画を見る価値があるでしょう。逆を言えば、あのシーンもあってヒロインが若干空気となっている気もします。

 あと、先ほどは次作に対する期待感は大きく持てないとは書きましたが、それはスパイダーマンに限る話で、マーブル映画全体で言えば「え、次は誰出してくんの?」という疑心暗鬼のような期待感は持たせられました。それというのもネタバレを回避して書くと、今回の悪役が名前を読み上げられるところで「え、マジ?(;´・ω・)」と思わざるを得ないビッグネームで、この人の参戦で今後どうなるか一気に読めなくなったからです。それだけインパクトあるキャラが本作ではいきなり登場してきます。
 ちなみに「V-Max」という単語を聞いてレイズナーを思い浮かべたのは自分以外にもきっといると信じています。

 なお中国人の友人も何故か日本より公開が早かったため先々週に既に見ていて、自分が見終わった後に感想を言い合ったのですが、「スパイダーマンはいいけどマーブル映画は最近ダメだよね。次の期待作は『オデュッセイ』かな(´・ω・)」と言っていたので、「話の元のオデッセイは中国で言えば『封神演義』だよね」と言ったら、「めっちゃ的確( ゚Д゚)」とやたら褒めてくれました。
 実際、オデッセイも封神演義も実際の史実をベースに神々や仙人が介入するというファンタジーとなっているので、とっさに出たとはいえいい例え方でした。っていうか映画の「オデュッセイ」にスパイダーマンの主人公とヒロインの夫婦が二人とも出演してくるの笑える。

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