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2022年10月5日水曜日

その差はふすまにあり

 8月までと違い9月は比較的仕事が落ち着き、会社でもゆったり過ごす時間が増えたのですが、翌手が空いた時にライフルホームズで奈良市とマッドシティこと松戸市の物件情報を見ていて、会社用PCにもブックマークしています。なんでこんなことしているのかというと家賃相場とかが動いている用を見るのが単純に楽しいのと、間取りを見て、自分ならどんな風に内装を整えるかを考えるのが楽しみだからです。

 もっぱら見る間取りとしては2DKまたは2Kで、これだとリビング二つあるから片方を生活・仕事用、もう片方を趣味用(半客間)として内装を整えられるからです。2LDKでもいいっちゃいいのですが、2LDKだと二つある部屋のうち片方が広く、もう片方が狭いというパターンが多く、上記の様に部屋の用途を分けるなら2DKで探す方がいい感じの物件をみつけやすいです。

 このほかの検索条件としてはやはり歴史好きとあって和室は外せない、っていうか寝るときは常に畳の上で寝たいという個人的嗜好から、和室のない部屋はその時点で除外しています。まぁやろうと思えば、フロア畳を敷き詰めて無理やり和室を作れないこともないのですが。
 ちなみに中国には床の上に布団を敷く文化なぞなく、いつもベッドの上で寝ています。別に悪いわけじゃないのですが、やはりベッドがあると寝るとき以外も部屋の面積を大きく占有されるので、布団をたたんで敷いて押し入れに入れるまたは半ソファ代わりにする方が利便性がいい気がします。

 話を戻すと、やはり奈良市と松戸市(具体的には松戸駅周辺)で比べると同ランクの部屋でも松戸市の方が家賃が高くなります。マッドシティの分際で生意気だと思うほか、松戸市のぶっけんひゃ家賃が高い割には魅力的な部屋は実は少なく、室内写真を見ても「ああどんな家具を置こうか」などというワクワク感があんまり昂じてこない部屋が多いです。
 その点、奈良市は県警の質がガチ低いけど家賃も安い上、室内写真を見ていても趣を感じるというか、ああこの部屋とか住んでみたいと感じる部屋が多かったりします。特に上記に挙げた和室の質感で言えば圧倒的にマッドシティを上回っており、一体なんでこれほど奈良市の和室の方がいいと感じるのだろうと前から自分でも不思議でした。

 いろいろ分析した結果を述べると、一つは窓の配置が大きい気がします。松戸の物件の場合はそのままベランダに出られる開口の広い窓が多く、採光性とかレイアウトを完全に無視しているケースが多いです。反対に奈良市の和室は採光重視な開口の小さい窓が割といい感じな箇所に取り付けられていることが多く、この窓配置一つでもマッドシティの文化度の低さが見て取れます。

 そしてもう一つの要因が、見出しに掲げたふすまです。和室の入口、または別の部屋との仕切りにふすまが使われているのはどちらも同じですが、松戸の場合はほぼ100%といっていいくらいふすまに何の模様もありません。基本白かアイボリー一色、若干変哲のない戸板にも見えなくもないです。
 それに対し奈良の部屋は、白一色のふすまもないわけではないものの、ほとんどの物件の室内写真に出てくるふすまには稲穂や山景など何らかの模様が入っていることが多く、このふすまの模様一つでも雰囲気が全然変わるというか、落ち着きさがまるで違います。

 我ながら細かいと感じる点ですが、やはりふすまの模様一つあるかないかで言えばある方が和室の趣は大きく変わってくる気がし、絶対あった方がいい気がします。恐らく奈良のオーナーはその辺をちゃんとわかっているのか、ふすまも含め和室の最低限の部屋作りをあらかじめ行っているのではないかと思います。
 それに対しやはり歴史的な重みの違いが大きいと思いますが、文化度で劣る松戸のオーナーは恐らくふすまにはコスパしか考えず、何のへったくれもない無地白一色を選んでいるのではないかと思います。ふすまは閉じている時は壁の一部となるだけに、目立ちすぎる色や模様はさすがに控えた方がいいと思うものの、薄い模様は和室そのものを映えさせるだけに入れない手はないと思います。

 このような目線で改めて両市の物件を比較すると、やっぱり松戸の物件は所々コスパ重視で手抜きと感じる点が少なくなく、それほど多くはないものの物件写真の撮影の仕方一つとってももっとまじめにやれと思う物件もあります。写真の撮影角度や網羅性は結構重要な気がします。

 はっきり言えば、やはり文化度で言えば自分は関東より関西の人の方が高いと感じており、部屋に関しては細かい点で多少コストがかかっても必要な措置を取り、安易な作りにはしない気がします。関東の人は逆に、機能性を重視するので部屋の間取りの有効利用面では強いものの、やはり無味乾燥とした部屋にしてくるなと思います。

 かつて学生時代に自分は住んでいた部屋に、ともかく物を置かず、座った状態で目線より高い位置に何か視界に入らないように努めていました。その部屋は割と友人らからは好評で、自分の部屋よりも落ち着くといった友人までいましたが、割と部屋の内装はその管理主の文化度が如実に出る空間だと思います。
 そういう意味では、やはり将来はマッドシティよりも奈良市に隠遁すべきかと思いつつ、マッドシティの物件も「大改造をするなら」というコンセプトで未だに眺めています。

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