「問おう、新松戸で一番闇深き場所とは?」
と聞かれたら、私なら間違いなく新松戸駅近くにあるこのじゃんけんトンネルを挙げます。
そのトンネルとは多分正式名称は「幸谷第二ガード」と言われる、新松戸駅そばにある常磐線をくぐるためのトンネルで、上の写真を見ての通り車線は片側1車線しかありません。かといって一方通行というわけではなく、信号を使って片側の車の進行を止め、反対側の車を通すという仕組みとなっています。この仕組みから、じゃんけんで勝った方が通れるようなトンネルという解釈からか地元の人からは先に述べた通り「じゃんけんトンネル」などと呼ばれています。
一応、車だけでなく自転車も通ることは可能ですが道幅は狭く、入り口前の看板には気を付けるように書いていますが実際に自転車で通る人はほとんど見たことありません。私は何度か通ったことありますが率先してこのトンネルを通ることはせず、必ず通過しなければならないわけじゃなければ少し距離の離れた歩道橋なりを使って反対側に出るようになっています。
・新松戸のじゃんけんトンネルの心霊スポット情報(全国心霊マップ)
また上のサイトでも紹介されているように、見た目がやや不気味に見えることからかよく心霊スポットとして挙げられ、実際私もそういううわさ話を聞いたことがあります。ただぶっちゃけて言うと、幽霊なんかよりこのトンネルを自転車でくぐる方が怖いように思え、仮に幽霊出てきたとしても「邪魔だからどけアホ!」としか思えないのではないかという気がします。
上のリンク先では男の幽霊が立っていることがあると書かれていますが、正直これだと怪談として弱い気がします。せっかくトンネルなんだからくぐる時にアトラクション的な何かが起きないと地の利が生かせないように思えこれでは怪談スポットとしても片手落ちでしょう。
ではどんな怪談にすればいいのか。「魔の集う街、松戸」を推進する私が手掛けるなら、こんな感じの噂話にします。
「このトンネルを1回くぐるごとに財布の中身が10円減る。これはトンネルに潜むカレーの妖精が盗んでおり、回収されたお金は松戸の緑地整備費用に使われているとされ、カレーの妖精は松戸市役所と手を組んでいると言われている。松戸市役所はこの事実を把握しているが公にはせず、また問題として扱おうとしていない」
こんな具合にカレーの妖精が「一体何故?」的な行動を行うからこそ怪談として成立するのであり、男の幽霊が立っててもあまりも害がなさすぎます。むしろ幽霊よりも変なおっさんが立ってる方が怖い。
ただ少し真面目な話をすると、トンネル絡みの怪談というと異次元に繋がっていたり、抜けた先が過去の世界だったとか、トンネル内火災で死んだ霊が取りつくなどと昔はたくさんあった気がします。しかし近年はトンネル系の怪談話はとんと聞かなくなり、なんか世間のトンネルに対する恐怖心が年々薄れてきているような気がします。まぁそれを言ったら怪談話自体が昔に比べて減ってきており、河童とかも絶滅危惧種になりつつあるのですが。


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