この大手コンサルの人材の優秀ぶりは、かねてから日本の就活ランキングでコンサル系企業が上位を占めるようになっていることからある意味自明なのですが、改めて実際に接してみてその優秀さの度合いに目を見張ります。同時に思ったこととして、日本の優秀な若手人材を大手コンサルが独占しており、ほかの業種の企業で人材の質が低下してはいないかという懸念も抱きました。
その仕事で関わっている大手コンサルの人によると、何でもそこでは毎月入社式があり、1回の新入社員数はなんと100人前後に及ぶそうです。出入りが激しい業界なのでやめてく人も多いと思いますが、毎月100人くらいの人員を採用していながらあれだけの優秀な人材を揃えるとかまるでチート機能付きガチャみたいで、ちょっといい加減にしろよと思ったりもします。
このようにその優秀ぶりと採用規模から、ほかの企業や業態における人材の質が下がっているというか優秀な人材が減っているのではないかと思ったわけです。あんまほかの企業と関わらないので実態はどうかわかりかねますが、いい人材が極端にコンサルという一つの業界に集中するというのはちょっと考えものではないかと思ったわけです。
ただ同時に、果たしてあれだけの優秀な人材がほかの日系企業、特に中小企業にいたところでその才能を発揮できるかという疑問もあります。私自身も経験ありますが基本的に従業員の能力は職場の部門長の能力以上には発揮できないことが多いというか、上司が無能だったら部下がどれだけ優秀でも何もできないことが多いです。要するに一部企業では優秀な若手が入ってもそれを活用できないパターンが多く、ましてや日系企業だと無駄な業務も多いだけに、大手コンサルにいる優秀な人材がほかの企業に行ったところでこれまでのように活躍できるかという懸念もあります。
今に始まるわけじゃないですが日系企業における人材問題は優秀な若手とかにあるのではなく、経営者と中間管理職の無能ぶりこそが最大の問題点で、こうした人間の排除または教育こそ今経済界に求められている喫緊の課題です。そういう意味では一部の企業は優秀な人材の採用に努力するのではなく、経営者の再教育、または手っ取り早くAI化に努力するべきかもしれません。
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