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2022年4月5日火曜日

ロックダウン記事の裏側

ワイルドだろぉ? 封鎖中の上海で役所から届けられた驚きの“ブツ”(JBpress)

 本来なら次の記事の配信予定日は来週月曜でしたが、ロックダウンネタなので繰り上げて上の記事配信してもらいました。ブログで囲繞している人が「ワイルドの意味にクスリときた」と書いてくれていたのが密かにうれしかったりします。

 記事内容については読んで字の如くですが、自分の予想通り、本日未明に解除される予定だった浦西のロックダウンは現時点で一切解除されていません。というか、解除するのか延長するのかの発表すら何もありません。
 なおANNが一昨日の段階でロックダウン延長と報じていますが、結構力入れて裏取りしましたが、根拠となる延長に関する正式な発表や報道は一切ありません。唯一、個人ブログが3日の時点で「延長を決定した」とだけ書いていましたが、もしかしたらそれ見て上の報道流したのかもしれません。ガチでそれだったらANNの報道体制に見ているこっちが不安になる。

 上述の通り、延長するのか解除するのかに関しては、いまだ正式な発表が一切ありません。私なんかは先月の封鎖で体験していることもあり、またきっとそうなると初めから予想していたのでそんなにショックはありませんが、今回が初めての封鎖となった友人なんかはかなり参ってきています。やはり食料が不足してきているのが応えているようで、メッセージの内容も日に日に弱気なものとなってきています。
 また、小さい変化ですが団地内で奇声を上げる人が増えてきているような気がします。下の階の子供なんか昼間に高い声で「アー」と何度も叫び続けており、恐らく普段と違う発声だから面白がってやっているのかもしれませんけど、これまでの日常ではこういうことをしてなかっただけに、見えないストレスがかなり溜まってきているんじゃないのかなという気がします。

 今後の展開についてもJBpressの記事に書いていますが、断続的に4月いっぱいまで封鎖措置を続けるのではないかという自分の予想は揺るぎません。一定のタイミングで買い出し猶予を与えるでしょうが、飲食店とか小売店の打撃は小さくないでしょう。
 また本日発表された上海市内の新規感染者数は13086例で、初めて1万の大台を突破しました。友人も、なんでこんだけ封鎖措置を繰り返しながら感染者が増大しているのか不思議がっていましたが、時分に言わせると、

・初動で深圳みたく全体でのロックダウンをしなかった
・PCR検査を個人識別せずいい加減にやっていた

 この二点のミスに尽きると思います。それこそ3月初めに全市ロックダウンを1週間程度行い、きちんと検査を行って感染者のあぶり出しを行っておけば、状況は現在とは大きく違ったでしょう。

 また現在の対応も不可思議としか言いようがなく、まだ浦東の方では解除予定日前に感染者が多いから封鎖を延長すると正式発表があったものの、浦西側では解除も延長も未だ発表がありません。記事にも書いている通り、こうした当局の朝令暮改な態度が余計に不安を煽っているように見えるし、いわゆる戦力の逐次導入で、余計な浪費を繰り返しているだけにしか見えません。PCR検査だって昨日もまたやらされましたが、感染者が出てないところにこんだけ繰り返すことに意味あんのかとマジで疑問に思います。

 などと書いてたら大家らから4/11まで封鎖が延長という噂が流れているという連絡が回ってきました。マジ頼りになる大家なので、隔離明けにはまた茶碗とか買って送ろうかと思います。

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