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2022年4月30日土曜日

世界の合言葉は「焼売」( ;∀;)

 連休に入っても相変わらず封鎖が続く上海ですが、今日は待ちに待った、団体購入で申請していた冷凍焼売セットが届きました。6種の焼売(あとマントウ)が届けられ、これにより夕食だけ使うとした場合は1週間程度はかなり楽しみな内容になります。

 早速今日、エビ焼売の袋を開けて、電子レンジがないためさらに載せた上で中華鍋で蒸しましたが、うまいこと過熱出来てかなり満足げな夕食が取れました。これでインスタントの味噌汁もあればさらに良かったですが。

 このところの夕食は本当に野菜を塩コショウで炒めるだけの毎日だったので、こういうちょっとした加工品のおかずが来るとかなりうれしく感じます。っていうか行政も、無駄に野菜ばかり配ってないでこういう加工食品こそ配れよと言いたいです。

 なお細かく見ているわけじゃないのですが、グループチャットによると各地から大量の支援物資が上海に届けられていることもあり、野菜などの生鮮品の価格は普段と比べてもかなり下がっているそうです。一方で、配達の運賃は10倍くらいに跳ね上がっており、「個人配達人はこの封鎖明け後に家を買うだろう」という冗談も飛び交っています。だからこそ偽造外出許可証も出回るわけだ。

2022年4月29日金曜日

まだ息してる?

 相変わらず封鎖中ですがお昼ご飯は毎回お粥でもストレス感じなくなる当たり人間っていいなとか思えてきます。ちなみに仕事中に同僚とインスタントメッセージ交わす時、「まだ生きていたんですね( ;∀;)」などと無駄に戦場っぽくやり取りしてます。

 それで話は本題ですが、団体購入、物々交換ができるよう、封鎖が始まってしばらくした頃にボランティアから団地内住民が参加するグループチャットに入れてもらいました。このグループチャットでいろいろ情報取り交わしますが、どちらかというと若者が中心で、スマホの操作に慣れない老人はあんま使ってないように見えます。
 そのせいか、「ジジイやババアどもは外ででかい声で話し過ぎなんだよ。感染広がったらどうなる」などという苦言もたまに見られます。まぁ言ってることには間違いないけど。

 書かれている内容は結構深刻なものもあり、現場業の若者などは封鎖によって収入が一切立たれて、「解雇補償金(日本にはないが中国には法律で義務付けられてある)でここの家賃払ったら、故郷に帰るしかない( ;∀;)」という、可能ならばなんとかしてやりたくなるような嘆きもみられたりします。真面目に1ヶ月間、ほぼすべての経済が止まっており、再稼働に当たっても起ち上げに時間もかかるだけに、この後のことを考えるといろいろ複雑です。
 なおこのまえ、「放置されたケンタッキー店舗」の画像なども回ってきて、バイオハザードな光景になってました。

 そんなグループチャットですが、団地外に知り合いなどがいる人などからは別の団地の状況や動画などが回ってきます。そんな外の団地という動画でこの前回ってきたものに、見出しに掲げた「まだ息してる?」という問いかけで終わる動画がありました。どんな動画かというと、団地内で首吊った中年女性らしき人を木から下ろす動画でした。なのでさっきのセリフは、「まだ生きてるか?」と意訳することも可能です。

 ぱっと見、比較的綺麗な状態で排泄物とかも見られませんでしたが、動画は下ろしたところで終わってたので実際どうだかはわかりません。もしかしたらフェイクの動画の可能性もあるものの、周辺には同じ団地の住人がたくさん集まっており、首吊った木から降ろす作業もノンストップで撮影されており、何より素人臭い撮り方だったため、あんまフェイクだとは思っていません。
 もっとも首吊なんてどこの世界でも日常茶飯事な行為なだけに別段珍しがる必要はないのですが、少なくともこうした動画がそうしたアングラ系サイトとかではなく、不特定多数が見られるグループチャットとかで平気で流れているのを見るのは、自分はこれが初めてでした。

 正直に言って、現況の封鎖下に鑑みるに首吊る人が出てもおかしくないと思うし、首吊る人を動画で見ても、激しく腐乱しているわけでもないから見てもなんとも感じませんが(飛び降り直後の動画とかならさすがに驚くかも)、こういう動画が当たり前のようにグループチャット程度で共有されるということに、改めて自分は今、非日常にいるんだなと思いました。
 でもって、さっきも書いたように封鎖下でストレスが凄いから自殺する人が出てもおかしくないと思うように、知らず知らずのうちに認識が歪んできている可能性もあります。まぁ前から人の死に対する意識が低いとかよく言われますし、嫌いな人間死んだときに平気で関係者にざまぁとか言ったこともあるので、元からだと思いますが。

 ただ現状の本音で言えば、今の上海での封鎖に関しては自殺者がいくら出てきてもおかしくない状況だと思います。外に出られず、補給が得られず、手元の物資が徐々に減っていくというのはかなりストレスの感じる環境で、その上で外部に懸念(家族が取り残されているなど)があったりすれば、本当に思い悩むことになると思います。
 自分の場合はリモートワークでなんとかなる仕事で雇用の不安がないし、一人暮らしなため物資の減少量は小さく、比較的まだ封鎖下ではストレスの小さい環境にあります。逆にそうでなかったら、正常な意識を保てるか若干自信がありません。

 なお外部の懸念と言っては何ですが、グループチャット内ではこのところ、「株価やべぇ(´・ω・`)」といった声がよく見られます。株式保有者はこのところの元安や株価下落に打撃を受けており、みんなして、

「俺はこんだけ負けたぜ!」
「甘いな、俺の損失はその倍だ……」

 などとお互いを慰め合っているのか損失を競い合うかのようなやり取りが見られます。またさりげなく、「小区の外で喫茶店開いているから封鎖明けたら来てね♪」と宣伝を盛り込む人もいて、こうしたユーモアある人は本当に強いなって感じします。

2022年4月28日木曜日

詐欺師に騙され続ける老人(鈴木宗男)

一にも二にも対話をすべし…鈴木宗男「私がガルージン駐日ロシア大使に話したこと」(プレジデント)

 かねてからウクライナ戦争を引き起こしたのはウクライナ側に非があると主張しては顰蹙を買い続けている鈴木宗男議員ですが、やはり彼の言動を見ていると、既に戦火が起きているにもかかわらずプーチンなどに話せばわかる(でも話に行かない)と主張するなど、何か信念があってロシア外交を担当していたわけじゃないんだなということがよくわかりました。
 率直に言って、詐欺師に騙された後も自分が騙されたという事実を認めたくない一心で、詐欺師を庇い続ける老人にしか見えず、ただただ無様としか思えません。

 そもそも彼の言う通りウクライナがNATO加盟に動いたことが戦争のきっかけだとするならば、今加盟に動いているフィンランドやスウェーデンに対してはどう思うのかなど、いろいろ聞きたいものです。このような意見を述べる人はいますが、実際にこうして戦火が起きたことを考えると、ウクライナがもっと早くNATO加盟に成功していたら戦火は起きなかったのではないかと私自身は思えるし、このところ工作が繰り広げられているモルドバの件を見ても、ロシアは自国の安全保障ではなく、単純な領土拡大野心にのみ動いていると考えて間違いないでしょう。
 まぁその範囲に関しては、私が前主張した旧東ドイツも含まれるかまでは議論の余地がありますが。

 改めて鈴木議員とその取り巻きの発言を見ていると、やはりなんというか未だに冷戦構造の概念で外交を語っているようにしか見えません。具体的には米露対立を軸にして何でもかんでも話すのが特徴で、中国の台頭やブレクジットを経た英国や欧州は完全度外視する話し方で、特に欧州に関しては米露の陣取りゲームのフィールドにしか見ていない話し方をします。
 まぁ他のメディアに関しても、エネルギー価格高騰における中東諸国の動き方とかあんま報じてくれないのが不満ですが。

 元傭兵の高部正樹氏がそのインタビュー漫画にて、「国同士の外交や話し合いも非常に重要だと思いますが、今戦火に晒されている地域の人々には、明日を生き抜く力(軍事)が必要なんです」といったことを口にしていました。平時なら確かに話し合いは何より重要だと私も思いますが、上記の高部氏の話の様に、今現在既に戦火に晒されているウクライナに関してはそのロシアによる軍事的脅威に対抗する力が何よりも求められており、プレッシャーを弱めかねないロシアに対する話し合いは最低限、ウクライナとの停戦が実現してから考えるべきでしょう。
 今第一なのは、日本の反戦の理念的にも国益的にもウクライナを支えることだと思え、やはり私は鈴木議員の考えには同調できません。

 ちょっと汚い言葉を吐けば、こんな人間に外交を任せてたんじゃ、上手くいく交渉も上手くいかないでしょう。

2022年4月27日水曜日

秀岳館が一番気になる

 恐らくほかの人もそうではないかと思いますが、この1週間は気になるニュースがやたら盛沢山な気がします。主だったものを挙げると、

・知床半島観光船沈没事故
・秀岳館高校サッカー部暴行事件
・新潟県道志村人骨発見
・白井球審の詰め寄り事件

 これらのニュースの影響か、先週と比べるとウクライナ関連ニュースの報道割合が目に見えて少なくなってきているようにも見えます。もちろんそれが悪いことではないし、私自身も実際に上記4つのニュース関連報道を見るとついつい見てしまいます。

 ただこの中でも群を抜いて注目しているのは、見出しにも掲げた秀岳館高校の暴行事件です。

 経緯については詳述しませんが、学校側の対応はまるで絵にかいたようなクズっぷりで呆れます。この前話題になってるからと「アラサーOLハマーン様」という漫画を買いましたが、あの漫画的に言えば「オールドタイプの俗物」ばかりな学校に見え、おおよそまともな教育現場とは思えない体たらくです。

 何が一番すごいかって、録画されて暴行が発覚したのに、サッカー部監督はその当事者に対し脅迫をかけ、案の定録音されてるっていう点です。オールドタイプもここに極まるのかと思うと同時に、少なくともあの監督は自宅謹慎になったと発表されていない点からして、生徒と監督がまだ接触できる環境を学校側が放置しているという事実に戦慄を感じます。
 言っては何ですが、被害に遭った子供の親御さんたちがこの学校の責任者をどこかに拉致しても自分はなにも驚かないし、悪いことだとも思えません。

 それでこの問題、一応文部科学大臣も教育者の暴力はダメ、絶対とか言っていますが、そういうこと言う暇あったらすぐに関係者を派遣して、これ以上生徒が暴行や脅迫を受けないよう保護するべきじゃないかと思います。それこそサッカー部の寮に誰か常駐させたり、生徒らに直接ヒアリングしたりするなど、学校側に期待できないだけに文部科学省側が率先して行わないといけないと思うのですが、あんまそうした動きがみられないのが逆に不思議です。対応がいくらなんでも鈍すぎる。

 この辺今度記事にしようか考えていますがなんかこういう教育問題って発生した時にみんなしてけしからんと大騒ぎして、ああした方がいいとかこうした方がいいとあれこれ対策を口にしますが、のど元過ぎればまたすぐに忘れ、「人は、過ちを繰り返す、全く……」になることが多いです。白井球審といい、昭和なオールドタイプをすべて排除すればいいかというとそうでもないし、もうちょっと腰を据えた対策でも取ったらどうかなどとよく思います。

2022年4月26日火曜日

簡単お手軽でおいしい節約レシピの矛盾

 前回の配給時に何故か山芋(あとにんにく)が大量に入ってて、一体これをどうしろと正直扱いに困っていたところ、今日ふと摩り下ろしてとろろにし、醤油と混ぜてごはんにかけるとろろ丼にすればいいじゃんと閃き、実行してみたところ非常においしかったです。しかし、これがまずかった。
 変においしかったせいか無駄に食欲を刺激してしまい、この1週間にかつてないほどの飢餓感に襲われる羽目となりました。あと摩り下ろした際にちょっと手の甲にとろろかかってかゆい。

 結局、このままじゃ夜も眠れないくらい飢餓感に悩まされるので、虎の子のサツマイモを蒸して今食べていますが、世に言う簡単お手軽でおいしい節約レシピっていうのは、改めて考えると矛盾があるなって気がします。「簡単お手軽」のところはともかく、「おいしくて節約」という風にはやっぱならないと思います。だっておいしいと、結局食欲刺激されて余計に食う羽目になるんだし。
 むしろ単純に食費節約したいなら、まずいものをひたすら食い続けるに限ると思います。そうすれば自然と食欲も減っていって、結果的に食費は節約されます。これはダイエットにも同じことが言え、食事量制限してるからと言って食べるものは好きなものを食べるという人は、脂肪フラグを立てているも同然でしょう。

 それで困っているのは山芋です。まだ結構あってとろろ丼は何回か作れます。さっきは0.5合のごはんで食べたのが失敗だったかもしれず、次は1.5合くらいでとろろ丼作ろうかと思います。

2022年4月25日月曜日

羊に戻った!?

部品不足で生産停止の工場も、ロックダウンの影響広がる中国自動車市場(JBpress)

 恒例の中国自動車業界記事ですが時期的なものもあるのか全く読まれてないです。個人的にはテスラの損失シミュレーションを引用したあたりは良かったと思うんですが。

 それで本題ですが、今日団地内のグループチャットで「羊に変わった!」というメッセージが発信されました。

 これはどういうことかというと、なんでもコロナ陽性判定を受けて隔離施設に入っていた人がコロナが落ち着いたので3日前に自宅に戻ってきたところ、なんと昨日にまた陽性に戻ったそうです。これには団地内の人も「抗体できてないのかよ」、「っていうか再発するってありなの?」などといろいろ言うわけですが(感染者が出ると封鎖が伸びるため)、その中の誰かがこの事情を説明する際、「復羊(羊に戻った)」というメッセージを出してました。
 恐らく「復陽(陽性に戻った)」という風に打とうとしたところ、「羊」と「陽」の発音が中国語だと同じなため、変換ミスで突然陽性判定者を羊に変えてしまったのだと思います。ただれこれを見て面白いと自分は思い、すぐさま「復羊🐏」と絵文字付きでメッセージを打ったところ、何人かは面白がってその後も「復🐏」、「変🐏(羊に変わった→陽性に変わった)」という感じで羊の絵文字で何度もメッセージ出してました。見ていてかなり和む。

 ただ自体は割と深刻で、本来なら今日にうちの団地はリスク判定が下がって団地外の外出も認められるようになるはずだったのですが、上の出戻り感染者、あとそれとは別に新規感染者がもう一人出たことで、団地外外出はまた延期となりました。あまりのタイミングの良さから、封鎖を伸ばしたい共産党の差し金かとすら思います。出戻りという点と言い。

 ただ、再発したというケースについては密かに着目しています。可能性としては隔離施設での陰性判定が間違っていた可能性もありますが、14日以上の隔離を経て戻ってきてまた陽性判定が出るというのは、検査そのものの前提が崩れるケースにも思えます。
 同時に、出戻りとは別の感染者のケースは配達物付着のモノーヒト感染が疑われていますが、だとしたら配達物に誰が付着させたのかって話だし、この時点で封鎖はもはや意味ないと自分は前から思っています。

 自分はこの封鎖が始められる当初から4月いっぱいの封鎖は覚悟してましたが、状況的に5月いっぱいも封鎖が続けられる可能性が高いと今は見ています。恐らくそろそろガチで封鎖から1ヶ月断つこととなり、5月の連休も迎えることから、精神病者がガッと増えるころじゃないかと思います。全面再封鎖もありうるし。
 自分自身も今現在においても正常な精神状態を保てているのか自分でも自信がなく、今後やられたりしたら嫌だなと感じる状態です。ましてや家族などを抱えている人なんか自分よりもストレスはもっと高いと思えるだけに、自殺者もハイペースで増えていくんじゃないかなと予想しています。

 このほか地味に腹立つ点として、配給が地区によってかなりばらついています。ある区なんかもう10回以上配給来てるそうですが、うちは5回も来ていません。団体購入とかも外国人だといろいろやり辛いところがあり、マジで日本政府が帰国便出してくれないかとか思うようになってきました。
 っていうか1ヶ月監禁って、普通あり得ねぇだろ。そう思うと電波少年のなすびとかよく気が狂わなかったなぁ。

2022年4月24日日曜日

会話で声のトーンが上がる意味

 なんか今日急に「欲しがりません、勝つまでは」という戦時中のキャッチコピーが浮かんできました。このキャッチコピーも電通(の前身)当たりが考えたのかな。
 こちらの記事にも書かれてありますが、今回の封鎖を経てお金で買える物質的豊かさに疑問を持つようになった上海人は多いかと思います。いくらお金があっても使えないし、良いものを持っていても束縛があると使えないし自慢できないみたいな感じで、本気で価値観そのものが変わる体験を今自分もしている気がします。

 もっともこう言いながら、止まらぬ円安に自分の人民元預金を日々換算しては眺めているのですが。

 それで本題ですがふざけたことばかり書いているのでたまには生活で役に立つことでも書こうかと思いますが、あくまで自分の所見でしかないですが、会話中の相手の声のトーンの上がり下がりには注意してみる、というか聞いておくと有利だと思います。特に声のトーンが上がる、その前後に比べてやや声色が高くなった場合、なるべく相手にしゃべらせた方がいいと考えています。というのも、大抵その時に話している話題というのは相手がしゃべりたくてたまらない話題であると思えるからです。

 そもそも何故会話の中で声のトーンが上がるかですが、単純に言って早口になるからです。早く発音するのとゆっくり発音するのとでは声の音程に物凄く影響し、基本的に早く値になればなるほど声のトーンは上がります。
 この辺、発声が基本的に早口な中国人とか想像するとわかりやすいかもしれません。

 では何故声のトーンが上がる→早口になる話題は相手が話したがっているのかというと、かねてから言いたいという内容が頭にしっかり刻み込まれているからです。
 基本的人間は会話中に頭を回転させて、いうなれば考えながら会話するのですが、次に話す言葉を決める前の段階で決まっている、つまりあらかじめ誰かに言いたくて仕方ない内容というのは得てして頭の中にあらかじめ入っているものです。そうした話題ほど、話すきっかけが得られるとどばーっと出てくるもので、元より思考する必要もなく会話内容が出来ており、尚且つ早く相手に伝えたいという気持ちが先走ってか早口になりやすい傾向があると思います。

 例として挙げると、相槌になりますが女子高生とかOLが「でしょでしょー」っていう時は、通常より早口なのではないかと思います。むしろ沈鬱想にスローペースで「でしょでしょー」という場面は思い浮かばない。

 元より早口の人ならともかく、その前後と比べて明らかに声のトーンが上がって発声のテンポが早くなった場合(早口)、十中八九相手がしゃべりたがっている内容だと思ってよく、その際は気持ちよく相手に会話させるため「うん、そだねー」的に相槌を打ち続けるのがベターかと思います。逆に変に話題を変えようとすると相手の不興を買う恐れすらあります。

 反対に、声のトーンが急に落ちた場合、例としては、「ああ、あれね……」みたいなことを口にした場合は、話題を早く変えてあげるといいでしょう。まぁ中には、話辛いけど誰かに打ち明けたい的な話題であることもあるので、そうした場合はしっかり耳を傾けるべきでしょうが。

 要注意なのは、極端に声のトーンが大きく跳ね上がった場合です。自分の経験的に、こうした場合は何かしらの悪口、陰口を言う場合が多い気がします。このようなときは適当なところで早めに話題を切った方がいいこともあります。
 その上で、会話で相手に自分の意図を探られないためには声のトーンをしっかり調整することが肝要です。つまらないと感じる話題でも「えっ、そうなの?」的にわざと早口で言えば喜んで聞いていると誤解させられ、逆に低いトーンだとつまらなそうに聞いていると思われる可能性もあります。交渉事だったら基本的に声のトーンは変えない方が、何考えているかが読ませられない分、相手への揺さぶり的には有利でしょう。