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2024年11月5日火曜日

昨夜見た夢Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

「富江」シリーズ漫画家・伊藤潤二氏、楳図かずおさんとの思い出回顧し「人生最大の思い出です」(日刊スポーツ)

 本日、漫画家の楳図かずおが亡くなられていたことが報じられました。私はやや世代が外れているため読んだ作品は「漂流教室」くらいしかないのですが、この一作をもってしても偉大な漫画化であったことが伺われ、多くの著名人もその訃報にコメントを寄せています。
 中でも表現的にもストーリー的にも楳図かずおの完全なフォロワーであり、且つ現在世界でも高く評価されている伊藤潤二氏のこのコメントは色々感じるところがあります。恐らく楳図かずおがいなければ、伊藤氏も世に出ることはなかったのではないかと思います。

 さてそんな楳図かずおといったらその本人のキャラクターはもちろん、やはりホラー漫画が作品ジャンルとしては代表格ですが、たまたまでしょうが昨夜やたらホラーな夢を見てました。

 昨夜は夜更かしして1時半くらいまでゲームしてようやく布団に入ったのですが、時間も時間だったのですぐに寝入ったかと思いきや、恐らく三時くらいにあいまいな状態で目が覚めました。その状態のまま夢を見たのですが、自分は小学生くらいで、友達の家に夜遅くまで遊んでいたためそのまま止まることとなったのですが、二段ベットの上の棚のところに友達の小さな弟が入り込んでしまい、高さ的に危ないから降ろそうってことで自分が向かいました。
 ベッドに上って棚からその弟を下ろそうとしたところ、その弟は顔は見えませんでしたが手足がなく、「どうやってここまで昇ったの?」という思いがするとともに、誰かが意図的にここへ置いたのかなどと想像を巡らせました。

 そうこうしているうちに夜はさらに更けたため、床に布団を敷いて寝ることとしました。さっそく自分と、その家の友達、あともう一人の友達と一緒に寝るのですが、電気を消してしばらくすると何やら誰かが部屋の中に入ってきて、自分の後ろで寝ている友達を切り刻むような音が聞こえてきます。ただその音は一人からしか聞こえず、目で見たわけじゃないものの、その家の友達が親と一緒に、もう一人の友達を切り刻んでいるかのようでした。
 その行為は延々と友達に向けられて自分には向かってこなかったためか、自分は息を殺して何も気づかぬように寝たふりをし続けていたのですが、










「黙ってれば助かると思った?」

 という言葉を不意にかけられたとこで、はっと目が覚めて現実世界の自分の部屋が視界に入ってきました。さすがにこの瞬間は自分の後ろを振り返ることができず、そのまま息をひそめるかのように目を瞑って再び寝入るまで動こうとしませんでした。でもってその後朝が来て部屋に光が差したところで、目覚ましが鳴る前にのそのそと動き始めてました。
 こんな感じで朝起きながらこの夢を振り返り、「見つかったらヤバい」的なシチュエーションで息をひそめる状態の恐怖ってのはやっぱり来るものがあるなどと考えてました。こんなホラーな夢を見たその日に冒頭の楳図かずおの訃報が出てくるもんだから、何か関連性があるのかと疑ってしまいます。

 なお楳図かずおとの関連性はないでしょうが、なんかこの1週間はあらゆることが裏目に出ている気がします。2回目の使用となる折りたたみ傘を外で開いたら風であっさり骨が曲がり、代わりにと買った傘は試し開きして傘袋に入れようとしたら一発で傘袋が裂けました。「天堂」ってブランドの傘で信用してたのに、一気に信頼感なくなりました

 このほかも空回ることが多かったほか、一昨日は恐らくまた血栓を作ってたのか夕方ごろから右眼の奥が急激に痛くなり、立ってられないため横になってしばらくしたら詰まりがが取れたのか、右のこめかみ辺りでドクドクと血管に血が循環する感覚がはっきりわかるほど流れたりしてました。ちなみにこうなる前は左右の目の焦点がやたら合わずずっと目が痛かったものの、血管のつまり取れてからはまた焦点が合うようになり、なんかいろいろ怖いです。よくないものが憑いているのかなぁ……。

映画離れが進んでいるという中国

 昨日はシリーズ1作目、2作目を見てないのにいきなり3作目からという映画の「ヴェノム ラストダンス」を見に行きました。過去作を見てないというのもあるかもしれませんが、それほど内容に深みがあるように思えず、またキャラの掘り下げもほぼ全くなく襲ってくる敵をぶん殴るだけの単調な展開は見ていてつまらないとはっきり感じました。
 まだ同じヒーロー物でバイオレンスな「ウルヴァリンVSデッドプール」の方が、各キャラの心理を掘り下げていたようにすら思います。

 そんな感じでこのところ毎週映画を見ていますが、これは今年の夏に暑くて家にいたくないから近くにあることだし映画館に通うようになったとの、朝一の上映を予約しておけばだらだらと布団の中で転がることもなく、洗濯してからきちんと早朝より行動できることからついた習慣です。それらに加え、中国の映画料金は日本に比べて安く、大体1回30~40元(約600~800円)で見られます。日中の通貨格差を考慮しても、中国の方が映画料金は断然安いです。

 なんてことを今日中国人の同僚に話してたら、というか一方的に聞かせてたら、「それでも昔に比べて高くなった」といわれました。なんでもちょっと前までは1回20元(約400円)でも見られたそうで、値段高騰もあってか最近映画館に来る人が少なくなっているそうです。
 なおその同僚に「日本の映画館料金は1回100元(約2000円)だよ(´・ω・)」と教えたら、何それマジありえないと驚かれました。こう話している自分でもありえないと思う料金です。

 実際に集客データとかはまだ見てませんが、仮に来客数が減っているとしたら価格引き上げだけが問題なのか、それとも映画コンテンツでヒット作が不足しているのが原因なのか、ちょっとこの辺が気になっています。実際にというかこの1年くらいで中国作品で目立つヒット作はなく、ハリウッド映画でも「リリアン ロムルス」が長くヒットしたのを除けばマーブル映画がこのところ不振なのもあり、ややヒット作が不足気味であるような気がします。

 私自身の目でも、以前と比べると映画を立派な娯楽として扱う中国人がなんか減っているような気がして、コンテンツもネット動画、特にショート動画などにのめりこみ、映画のような長い時間をかけてみる作品に対する関心が薄れているように思います。また名作と呼ばれる過去作品の掘り起こしもなんか減ってきているように思え、日本みたいにテレビのロードショーとかでこういう過去作品に触れる層も少なくなってきているのが地味に効いてきているような気がします。

 この辺の映画に対する中国人の視聴習慣はちょっと気になるので、また今度じっくり調べてここで紹介しようかなと考えています。なお日本の映画産業に関しては、やはりというか本場の米国すら上回るあの高すぎる料金設定が、映画離れを引き起こしている最大の要因であるような気がします。そのくせ、女性にだけはやたら優待割引を用意したりするし、映画産業もなんか新規参入者が低価格で平等なサービスを提供したら一気によくなるのではとすら思えてきます。

 そんな日本の映画業界は「鬼滅の刃」の最終章を控えており、多分これが日本記録の前作をまた上回ると予想され、割と前途は明るい状態にあると言えるでしょう。まぁアニメばっかりに頼るのではなく、実写でもいい作品をもっと作ってくれればという気もしますが。

2024年11月3日日曜日

横浜優勝!

 別に書くネタがないというわけじゃないですが、先ほど日本シリーズで横浜ベイスターズがソフトバンクを下して見事日本一になったということで、自分も喜びを感じています。決して横浜ファンというわけじゃないですが、現役時代より三浦大輔監督のファンであったこともあり、こうして彼が率いるチームが優勝を果たしたことをひときわ嬉しく思います。

 なおたまたまですが先日Youtubeで元巨人の上原氏の対談チャンネルに、三浦監督と現役時代に同じチームメイトだった斎藤隆氏が出演していました。漫画の「ササキ様に願いを」の影響もあって、斎藤氏というと傲慢な佐々木氏(漫画の中の)にパシられる弟キャラというイメージを抱いていたのですが、実際に斎藤氏は三兄弟の三男ではあるものの、その対談では非常に饒舌というか降られてもないのに自分の歌声のエピソードをどんどん話し出すなとしゃべりっぱなしでした。
 何となくイメージ的には居酒屋で管まいてる酔っ払いのようにすら見えました。

 その斎藤氏ですがドラフトを経てベイスターズに入団するも、最初のキャンプにおける練習量にビビったそうです。ダッシュなどの回数が当たり前の三桁あり、真面目にやっていたら当て終わらせられることのできない練習量だったため、斎藤氏を含めほとんどの選手が「ちょっとケガで……」などと適当に理由をつけては練習をすっぽかして抜けていったそうです。
 そうして練習から抜けてホテルに戻ったのですが、夜になっても馬鹿正直にその練習メニューを消化し続けている選手が一人だけいたとのことですが、言うまでもないでしょうがそれが三浦監督だったそうです。

 色々なエピソードを聞くに、そのリーゼントといういかつい風貌からは想像できないほど非常に誠実で、何よりも暗黒時代のベイスターズを文字通りたった一人で支え続けた点といい、野球界には多くの聖人がいますが私は三浦監督以上の人はそうそういないとすら思っています。それだけに選手時代に果たすことはできなかった二度目の優勝を、今回こうして監督として果たしたことは我が事のようにうれしく思います( ;∀;)

2024年11月1日金曜日

コミュ障は何故増えているのか?

 前に書いた記事でコミュ障キャラの漫画を紹介しましたが、これ書いた後でなんでコミュ障が増えているのかという点が少し気になりました。実際にコミュ障が増えているのかに関してはそんな統計もないので断定できないものの、少なくとも20年くらい前には「コミュ障」という単語がなかった(出始めた頃だったと思う)ので、ここまで一般化する辺りは増加と断定はできないものの、「こういう人がいても珍しくない」程度に普及したとは思います。
 ちなみにコミュ障の普及によって、「人見知り」という単語は駆逐されつつあるような。

 話を戻すとこのコミュ障増加の背景について軽くネットで検索したところ、SNSなどコミュニケーションツールの増加に伴うものと指摘しているものがありました。ただこの意見について私は疑問で、携帯電話メールの登場時にも同じようなことが言われましたが、実際にはこれら新たなコミュニケーションツールの登場によってコミュニケーションの頻度や量は確実に増加しています。
 かつては夜間なんかは家族以外とはコミュニケーションがなかったものの、現代は24時間国境すら関係なく対面でリアルタイム動画でほぼ無料で話せるようになっており、質、量ともに昔と比べて現代の方が優っていると断言できます。

 っていうかこの手のコミュ障議論は、コミュニケーションツールに軸足を置き過ぎるきらいがあります。初めて電話が登場した時も、なんか同じような議論があったんじゃないかな。

 そこで社会学士らしく、敢えてひねくれた目でこのコミュ障増加の背景について考察した場合、私から出てきた意見としてはむしろ「共有体験の減少」が主原因ではないかという結論でした。
 コミュニケーションに関して色々ハウツー本とか議論とかありますが、私個人の考えで述べると、突き詰めるとコミュニケーションというのは共有体験がすべてのベースにあると言えます。単純な会話一つとってみても、同じテレビ番組を見ているか、共通の知り合いを持っているか、同じプラモを作ったことがあるかはいずれも、両社の会話やコミュニケーションで果たす役割が大きいです。以上の例は話題(トピック)に過ぎませんが、これが文化という単位になると、同じ日本人であるかもコミュニケーションの発展を占う上で言うまでもなく重要です。

 突き詰めれば、同じ文化や価値観、知識を持っているかによってコミュニケーションの発展させやすさは非常に大きく左右されます。もちろん何も共有しない者同士、具体的には外国人同士の場合でも、共有しない者同士の交流方法ともいうべきものがありその関係を深めることは可能ですが、共有体験がある者同士と比べるとやはりその難易度はやや高まると言えるでしょう。
 まぁ共有体験がない者同士だと、数少ない共有体験を互いに軸にしようとするので、そのような数少ない接点が強く結びつけて一気に関係を深めることもありますが。

 話を戻すと、それこそ昭和から平成初期くらいの昔であれば娯楽も少なく、アニメ番組の放送数も少なく、そうした少ない娯楽に対して多くの人が集中して消費していました。そのため現代と比べると当時は共有体験が非常に多く、誰でも野球の話題で盛り上がり、スラムダンクの話題で盛り上がり、「東京ラブストーリー」で盛り上がることができました。
 然るに現代は娯楽種類が非常に多様化しているというか激増しており、動画一つとってもテレビだけじゃなくYoutubeなどでもたくさん配信されており、アニメ番組も四半期ごとに何十作も新作が作られる時代です。漫画作品も主要雑誌がウェブサイトでも別作品を連載するようになっており、「同じものを見た、体験した」という人と社会で出会うことの方が逆に難しい時代かもしれません。

 前述の通り共有体験があるかないか、多いか少ないかはコミュニケーションの発展に非常大きく影響します。共有体験がない、少ない場合、自然と話せるトピックも少なくなってくれば価値観も異なっている可能性もあり、誰にとってもコミュニケーションは取りづらくなるでしょう。
 もちろんこれまた前述の通り、共有体験がなくてもコミュニケーションを取る方法は確実に存在します。しかし私が見る限り、日本の教育現場や社会はそうした「共有体験がない者同士」のコミュニケーション法を教えないし、体得していない人が元から多いうです。そのため日本では上の年代の人間が自分の趣味や価値観を押し付けるというコミュニケーションを強制することが多く、以前までならまだかろうじて存在した若者世代とも共有できる体験(野球や歌手など)がつなぎとめていたものの、現代においてはそれすらなくなってきたことから、完全にコミュニケーションが破綻して相手を「コミュ障」と罵るようになってきているのではないかという気がします。

 なおこの辺で言えば、まだ中国人の方がコミュニケーションの取り方がうまい気がします。というのも中国は少数民族も多く、「俺とあいつらの文化や価値観は異なるかもしれない」という前提をみんな持っており、共有する体験や知識、文化がなくても、そうした相手とコミュニケーションを取る方法をきちんと体得しています。まぁ端的に言えば、相手の知識や文化に耳を傾ける努力なのですがそれは。

 以上を踏まえて言うと、現代の若い世代がコミュニケーションが下手というよりかは私は共有体験が少ないこと、そして共有体験がない者同士のコミュニケーション方法を日本人のほとんどが体得していないことが、コミュ障が増え続けている原因ではないかとみています。改善策としては何度も書いている通り、共有体験がない者同士が交流する方法を会得するに限り、もっとそうした交流方法をきちんと教育するとか、異文化体験を通して学ばせるべきでしょう。

 なお今の職場に来る日本人は海外に来るとあって、この辺のコミュニケーションがやっぱみんな上手というかまともだと思います。一番駄目なのは自分のやり方を押し付ける人間で、そうではなくまず最初に向こうのマナーなり価値観なりに耳を傾け受け容れる人間が総じて「コミュ力が高い」といえると私は思います。

アストラゼネカの中国調査に関して

 最近ずっとエースコンバット7で戦い続けているため時間が足りないです。なんかF-15がカタログスペック以上に強いというか空戦でかなり余裕で勝つため、裏があるのではと疑っています(σ・∀・)σゲッツ!!

英アストラゼネカの中国法人社長を当局が調査、詳細不明(ロイター)

 話は本題ですが英製薬会社のアストラゼネカに対して、中国が調査を進めているようです。日本のアステラス製薬の社員がスパイ容疑で逮捕された記憶も新しいことから、今回のこのアストラゼネカに対する調査も同じ製薬会社ということもあり注目されています。

 調査内容について中国当局は詳細を明らかにしていないのですが、ある事情通によると今回のはスパイ容疑ではなく、どうもデータ偽造ではないかという噂が出ているそうです。具体的には、本来なら社会尾見が適合されない成分の薬を、適合基準を満たすよう成分データを偽造して提出したという保険料詐取のような疑いをかけられているそうです。
 あくまで噂ベースなので実際はどうなるのかは今後の発表次第ですが、そうならそうと容疑だけでもさっさと公開してほしいものです。こういう隠さなくてもいいところまで隠そうとするから、中国は必要以上に周りに警戒されるということを彼ら自身もまだ気が付いてないのかもしれません。