余計な前置きは抜きにして書くべきことをつらつらと書いて行きますが、先日熊本県で発生した大地震に対して中国でも大きく報じられています。さすがに東日本大震災時の報道規模と比べれば劣りますが、テレビニュースでも長い時間報じられ、中国人リポーターが派遣されて被災者などに直接インタビューするなど強い関心がもたれています。割と中国のテレビは提携しているNHKなどの映像を使って報じることが多いのですが、今回の地震に関しては直接取材がされており、また倒壊した建物などもよく撮影しているように見えます。
報道の中心としてはやはり建物の崩壊ぶりと共に説明する地震の規模で、熊本城に関しては崩壊前の映像と比較するなどして、「著名な建築物である熊本城も大きな損失を受けた」と報じられていました。報道姿勢は比較的同情的で、わけのわかんない奴がもしかしたら言っているかもしれませんが日本を皮肉ったりざまあみろみたいに言う連中はまともな中国メディアにはいません。まぁこの点で東日本大震災時に、「これは日本への天罰かも知れない」とか抜かした石原慎太郎氏に今回の地震も天罰ですかいなと敢えて聞いてみたいもんですが。我ながら、よく覚えている。
なお、現在上海では嵐と言ってもいいほどの豪雨が今朝から続いています。恐らく明日の未明仮早朝にはこの雨雲が日本の九州地方も通り、日本の天気予報でも同じく降雨予測が出ております。言うまでもなく心配なのは雨による震災地域での土砂崩れで、昨日に屋内避難を進めるよう求めた政府に対して熊本県知事が余震を恐れる被災者も多いなどと「現場を分かっていない」と発言したそうですが、これまではともかくこの後は激しい降雨が予想されるだけに、今は一刻も早く屋内への収容を進めるべきだと思うだけに非難をするつもりはありませんがこの議論に関しては私は政府の姿勢を支持します。
最後に、被災された方々にはこの場において深くお悔やみ申し上げます。
2 件のコメント:
熊本地震で、家のトヨタの下請けである会社も痛手を受けています。トヨタは来週には稼働開始するとのことで、うちの熊本工場は電気水道ガスおまけに土砂崩れにより橋は落ち道も塞がり完全に陸の孤島状態です。うちらの工場では熊本のバックアップのためゴールデンウィークすべて返上して生産するとのことです。まあ、こんなときいつも思うのはトヨタ生産方式の限界に早く気づかないのかなと言うことなのですがね。
しかし、熊本工場では今も車中泊している人が大勢いるとのことで、一刻も早く地震が収まることを願っています。
熊本に工場があったとは、文字通り直撃したようですね。直接知っている方も被災されておられるでしょうから、いろいろご心配でしょう。
3.11まではどの経済誌にも必ず一つは「カンバン方式」って言葉と一緒に「トヨタイズナンバーワン」が添えられていましたが、蓋を開けてみればただ単に不測の事態を全く考慮しないノーガード戦法に過ぎなかったのがわかり、今じゃすっかり「カンバン方式」自体が持て囃されなくなりました。自分も昔から疑問でしたが、それに付き合わされる方はたまったもんじゃないでしょうし、GWも大変だと思いますが頑張ってくださいね。私は多分、この前買ってきた「戦国無双4」でずっと遊んでますが。
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