この注意メールに限らず、なんか最近中国人の防犯意識がかつてと比べて劇的に落ちている気がします。例えば団地のアパート一つとっても、昔は各棟の1回階段入口には鍵付きの鉄扉が必ずついていました。そのため住民はまずこの鉄扉を開けてアパート内に入り、そこからさらに自分ちのドアの鍵を開けて入る鉄壁のディフェンスを敷いてました。
しかし最近はというとこの各棟入口の鉄扉を廃して、誰でもアパート内に出入りできるようにするところが増えています。自分の住んでいる団地はほぼ全てこうなっており、鉄扉を開け放しにするか、完全に取っ払ったりしています。
一体何故こうしているのかというと一番の目的は宅配対策です。基本的に中国は置き配ですが、各住宅のドア前まで配達人に運んでもらうため、アパート内に自由に出入りできるようにさせています。かつては鉄扉前とかに置き配するパターンも見られたものの、やはりドアの前まで持ってきてもらう方が便利だと考えるようになったのか、配達人が入れるように取っ払ってきているように見えます。
こうした例を見るにつけ、何となく昔と比べて泥棒に対する防犯意識が中国でかなり下がってきている気がしてなりません。昔は本当に泥棒も多かったのかこの手の防犯意識が非常に高く、窓にも二重に鍵つけたり、ドアも二重鍵にする家も見られましたが、最近は見なくなっています。冒頭の注意喚起メールでも戸締り関連はほとんどなくなり、社会全体であまり泥棒を気にしなくなってきています。
実際、この手の空き巣泥棒は減ってきているんじゃないかという気がします。というのも街中歩いていても露骨に「あ、こいつアウトローだな(´・ω・)」と思う人が減ってきているからです。
冗談みたく聞こえるかもしれませんが、かつては本当に街中のそこら中でまともそうに見えない、っていうか明らかに犯罪やってるだろうなという見た目やしぐさの人間が当たり前のように歩いていました。このほか「パン買うお金ないからちょうだい( ゚д゚)クレ」などと、堂々と嘘ついて物乞いする人も溢れていて、日本と比べるとカオスな環境でした。
それがこの数年、特にコロナ以降はそうした如何にも犯罪者っぽい人は街中で見なくなり、それに合わせるかのように中国人全体の防犯意識も下がってきているように思うわけです。もっとも犯罪自体が減っているというわけではなく、冒頭でも触れたように今度はオレオレ詐欺こと通信詐欺が非常に増えていて、この手の被害や注意喚起は逆にどこかしらでほぼ毎日見るくらいになっています。
ただ全体としてみるならば、空き巣や強盗などやや荒っぽい手段の犯罪は体感で減ってきているように思います。これはこれでいいことっちゃいいことですが、日本でもオレオレ詐欺が一巡してから闇バイト強盗が増えていったので、中国もそうならないことを密かに願います。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。
注:ブラウザが「Safari」ですとコメントを投稿してもエラーが起こり反映されない例が報告されています。コメントを残される際はなるべく別のブラウザを使うなどご注意ください。