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2025年3月24日月曜日

なんちゃってアルツハイマー体験

 日本も気温が上がって桜の開花予想報道が相次いでいるそうですが、上海は昨日今日と最高気温が28度くらいまで上がってました。四月下旬ならこうした夏日も出てくることはあるけど、さすがに三月でこれは異常と思え、若干自分も参っています。

 そのせいなのか昨夜、奇妙な夢を見ました。漫画喫茶を利用するにあたって会員登録をしなくてはならず、申込書に住所を記入しようとするのですが、「千葉県マッドシティ根本~」と本来の住所を書こうとしたところ、何故か「京都府京都市」と書いてしまいました。しかも自分が今書いてしまった京都市の住所は間違いだとわかっているのにそのまま京都の住所を書こうとするのですが、何故かその後に続く住所名の漢字を思い出すことができませんでした。
 にもかかわらずペン先が動き、文字とも言えない妙な図形を書き込んでしまったため慌ててグリグリとこするような感じで書き損じを消すものの、その後もいくら考えても自分の住所とその漢字を思い出すことができません。店員に「どうしました?」と声かけられるもうまく返事ができず、そのままめちゃ焦りながらどうしようと思いつつ、「これがアルツハイマーか」と感じたところで夢は終わりました。

 あくまで夢ではありますが、実際のアルツハイマー症の症状が起きたときの状況にいくらか重なる点があるのではないかという気がします。それまで当たり前にできていたことが突然できなくなる、やろうと直前まで思っていたことを忘れる、思い出そうとしても一向に糸口すらつかめない状態が続くというのが今回の夢の特徴ですが、実際自分の身にこれが起きると本当に焦るというか、どうすればいいのかという気持ちに支配されました。
 起きた後で冷静になって考え直したところ、あの後の対応として一番いいのは素直に店員に助けを求めることだったかもしれません。具体的には、「すいません、自分の住所が突然思い出せなくなってしまいました」ということを伝え、何かしら疾患を持っているということを伝えるべきだったのでしょう。逆に辺にあそこで平気そうなそぶりを見せ、ありもしない住所を書き込めば、最悪そのまま身元不明人になったかもしれません。

 それにしても上記のような症状が少しずつ進むのならともかく、突然起きた場合はマジ焦るというかやばい感じがします。実際、突発的にアルツハイマー症が発症した人なんかはまさにこうなるんじゃないかと思え、周りに身近な人がいなければ一発ノックアウトみたいな状態へ陥るんじゃないかと思います。年齢からも今までこうしたアルツハイマーや痴呆症についてそれほど懸念をこれまで持ったことはありませんでしたが、夢での疑似体験とはいえそれらしい体験をしてみると本当に怖いということを今回思い知りました。
 それこそ何もわからなくなるまで一気に思考力低下が起きるのならともかく、ある部分の記憶や機能のみ突然全く動かなくなるのは、なまじっかまともに意識を維持している分だけ怖かったです。外国使いはボケにくいと聞くので、まじめにこれからも中国語勉強しようと思います(;´Д`)

2025年2月16日日曜日

すもうレンタル

 今日はキャプテンアメリカ4を見てきましたが言われているほどひどい作品ではないと感じたものの、確かに見せ場やテーマ性は少ないと感じました。比較的よかったのは戦闘機の空戦シーンだけど、日本がF35飛ばしているのに対し米軍がF18っていうのはなんだかなぁとは思いました。

 話は本題ですが日本はそろそろ引っ越しシーズンに入り引っ越し屋が忙しくなるころだと思いますが、先日引っ越しやと思われるトラックを見ながら「力士レンタルできないのかな」と思いました。というのも単純な力仕事なだけに力士の方がいるとめちゃ助かるのと、こういう日常作業に力士が派遣されることで世の中に力士がどんだけすごいんだということを知らしめるのに一役買うのではと思ったからです。

 いうまでもなく力士というか角界はかなり閉鎖的な世界で、一般社会がどのように成り立っているのかを知らないまま引退を迎える力士も少なくないと聞きます。また一般社会の方も関係者を除くとなかなか力士と触れ合う機会がなく、お互いに隔絶された状況にあるのではないかと思え、そうした隔たりを解消するためにも力士専門の労働派遣を角界の広報活動の一環として置いてみるのもアリではないでしょうか。

 もっとも現役の力士ともなると稽古もあれば取組にも出なければならず、稼働可能な日は非常に限られるでしょう。ただこの力士派遣ことすもうレンタルの場合、無理して現役力士を出す必要はなく、引退した元力士でも十分価値があります。前述の引っ越し作業はもとより、建設現場、災害復興、自治体のイベントなど力士に来てもらう需要がありそうな現場はたくさんあるだけに、元力士の方で集まってフィジカル系に特化した派遣業者とか誰か作ってほしいものです。

 まじめな話、以前にマッチョ限定の介護業者があるというニュースを見ました。社内ではトレーニング時間も設けられておりマッチョたちも自分のトレーニングを維持しながら働けるというのが売りでしたが、こうした単純に腕力が求められる業界や現場は必ずあるだけに、日本の力士普及のためにもすもうレンタルは考慮すべき話でしょう。

2025年2月14日金曜日

うなぎマスコット一族

 すでに上海に戻ってこの記事を書いていますが、日本と違ってVPNを介した回線の遅さに辟易しています。日本だと回線速度が速いからネットで調べものするときもめっちゃ短時間で終わるため効率もいいのですが、こっちだとともかくだれて気が散ります。

 そんな悪環境にもめげずに話を続けると、日本滞在中には九州地方も周り、その中には立花宗茂が治めていた福岡県柳川市も入っていました。今回ここへ行ったのは近くを通ったことと、近年彼の人気が高まっており自分自身も興味を持ったからです。
 そもそも何故立花宗茂の人気が高まっているかについて、恐らくきっかけはゲームの「戦国無双」からだったんじゃないかと睨んでいます。もともと、立花とくれば彼の養父で信長の野望で鬼つよな立花道雪の方が通りがよくこっちの方が人気も高かった気がしますが、戦国無双が女性キャラを増やすため宗茂の嫁で道雪の娘である立花誾千代(ぎんちよ)を登場させたことで宗茂の露出も増え、もともと評価の高かった武将でもあったことからいつしか誾千代を追い越す人気を得るに至っていったように思います。

 話を戻すとそんな宗茂が関ヶ原前に治め、関ヶ原後に没収され、そのあと再び支配するようになったのが柳川市です。立花家は明治維新に至るまでこの地を治め、また明治維新後も藩主別宅をホテル兼レストラン(御花)に変えて運営するなどこの地に根差しており、地元の人も立花家に対する関心は明らかに現代でも強く残っています。
 実際、柳川市を歩いていると「立花夫妻を大河ドラマに!」と書かれたのぼりをあちこちで見かけました。私自身も立花宗茂主人公なら普段あまり取り上げられない九州の戦国時代後期が舞台となるので、大河ドラマにするのにいい題材だと考えていますが。

 なおお土産屋の人に大河について話を振ったら、さも当然かのように「もちろん目指しています!」と力強く肯定されました。

 そんな具合で柳川市を巡っていたところ、お土産屋さんに奇妙なおみやげというかマスコットキャラがいるのに気が付きました。そのマスコットキャラというのも、これです。


 キャラクター名は「うなしげくん&うなちよちゃん」とのことで、柳川市にある伝習館高校のマスコットキャラだそうです。「何故うなぎに?」と誰もが思うことでしょうが、実は柳川市は「柳川鍋」という名物料理があるくらいだからドジョウばかり食べているかと思いきや、うなぎ屋が非常に多い街でした
 マジで街全体がうなぎの匂いに包まれてるんじゃないかってくらいうなぎのたれ臭く、実際どこ歩いても隙間なくうなぎ屋があり、歩いててめっちゃ腹減りました。

 そんな土地柄ゆえにこのようなうなぎとフュージョンさせたキャラクターも飛び出してくるのでしょうが、実はこのキャラを見たときに自分は別のマスコットキャラを連想していました。そのマスコットキャラというのも、これです。


 多分知る人ぞ知る、っていうか普通の人はまず知らないであろう空港のある千葉県成田市のマスコットキャラこと「うなりくん」です。

 私自身、うなりくんを初めて知ったのは去年のことで、成田市内の土産屋で最初見たときはSUICAのマスコットキャラのペンギンの派生グッズだと最初思いました、マジで。またその時になって初めて成田市もうなぎ屋が多く、JALやANA関係者は成田のうまいうなぎ屋に詳しいという事実をうちのソ連人民の敵である親父から聞きました。

 柳川市も成田市も、その市内にうなぎ屋が多いという共通点からマスコットキャラもうなぎで共通していたというわけですが、私が声を大にして言いたいこととしては「こいつら絶対親戚だろ!」という一点に尽きます。同じうなぎ同士ということもさることながらビジュアルも結構似ており、土地は違えどきっと遠縁の親戚同士に違いないと睨んでいます。
 なおその親戚には例のSUICAのペンギンも含まれているだろうともみています。あっちはうなぎじゃなくてペンギンだけど、親戚じゃないと説明できないほどにビジュアルが似通ってるし。

 ただマジな話、柳川市も成田市もともにうなぎが盛んでマスコットもこれだけ似てるんだから、姉妹都市提携などしてもっと揃ってうなぎをプッシュしたら面白いんじゃないかと思います。東西うなぎ対決しても楽しそうだし、うなぎ消費量とかで競ってみるのもありかもしれません。
 なお柳川市では朝早くに訪れすぐ次の目的地に移動したためここのうなぎ屋を試すことはできませんでしたが、次行く機会があれば柳川のうなぎを堪能してみたいと思っています。にしてもドジョウといい、柳川の人はぬるぬるしたものが好きなのだろうか(。´・ω・)?

2025年2月1日土曜日

すずめ増えてね?

 今週は朝早くから漫画喫茶に入り浸って関心はあるけど単行本を買うほどではない漫画を読み漁っていました。具体的には、

・推しの子
・送葬のフリーレン
・戦隊大失格
・創世のタイガ

 以上の漫画を読んできましたが、この中だと「送葬のフリーレン」が白眉でした。時間の流れを読者に感じさせるあの構成は見事な気がします。

 そんな感じの日々を送っていますが、朝早くに自転車こいでるときにふと雀が増えているような感覚を覚えました。かつて、具体的には自分が子供だった頃は朝早くからチュンチュンなく雀の声をよく聞きましたが、大体00年代の中盤あたりから急激に減り、当時の報道でも人里を好む雀が何故減っているのかわからないという学者の意見が出されていました。
 推測として考えられる理由としてはカラスやハトなどの増加によって雀が追いやられたなどがありますが未だ詳細は明らかでなく、中国と比べても日本は雀を見る機会が少ないのでこのままいくともう見られなくなるのかなとも一時期は感じていました。

 それが今回、日本にいて朝早くに自転車乗っていると道路にたむろする雀を見る機会が以前と比べ多くなりました。もっとも朝方だけで昼日中に見る機会は少ないのですが、かつては全く見られなかったのと比べると自分でも驚くくらいの変化で、実際はどうだかわかりませんが雀が増えているような気がします。
 仮に増えているとしたらその理由はなぜか。やはり一番可能性を高く感じるのはコロナ期間で、この間に外出する人が極端に減り、現在もコロナ前と比べで歩く人が少なく、この街中における人の往来の減少が影響を与えているのではないかと推測しています。この辺、鳥類学者の意見とかも聞いてみたいですが、いないよりかはいたほうが雀はいいように思うのでこのペースで増えていってくれればと密かに思います。

 その一方、以前からも書いていますが日本のカラスの多さとでかさにはこっち来るたびに驚かされます。マジな話、上海でカラスを見る機会は一切なく、鳴き声すら聞いたことがありません。なんであんなでかい鳥が人におびえることもなく闊歩している姿には恐怖を感じます(;゚Д゚)

2025年1月25日土曜日

卓球台は中国人ホイホイ

 一昨日に関東へ戻りましたが今週は木曜まで九州に旅行へ行っており、中津とか柳川とかを見ていました。この行程の途上、自分とは少し因縁のある大江戸温泉系列のホテルに泊まりましたが、そこではキッズコーナーにマンガ本を置いてあり、風呂から上がった後にそこで「送葬のフリーレン」を読んでいました。
 静かに読書を続ける私でしたが、大体夜八時を過ぎたあたりに中国人親子と思しき団体がキッズコーナーへ入って来るや、

「あ、卓球台あんじゃん(´・ω・)」

 と、私の目の前にあった卓球台に目をつけ、すぐさまその場で卓球を開始しました。その後も複数の中国人が文字通り入れ代わり立ち代わりに卓球台で遊び続け、その他のキッズコーナーの遊具には一切目をやりませんでした。

 この旅の話を友人の中国人へ「卓球台を見つけると中国人がすぐ集まってくるよね(´・ω・)」とチャットで話したところ「中国の国技だもん🏓」と返事されました。その上で、中国の企業では休憩室に卓球台が置いてあることは珍しくなく、自宅にも卓球コーナーを置く人だっているほどで、卓球に対する意欲というか情熱は半端じゃないということを教えてくれました。

 実際今回私もまるで掃除機に吸い込まれるように中国人が卓球台に群がるのを見て、日本人とは比べ物にならないくらい卓球が好きだということを目の当たりにしました。もともと、温泉地と卓球は相性がいいですが、これは中国人にも当てはまるというかむしろ彼らにこの点をしっかり教えておいたほうがいいのではないかとすら思いました。
 具体的にはホテル情報欄に「卓球台、あります」という一言書いておけば、卓球台のないホテルよりもそのホテルを優先して選んでくる気がします、マジで。卓球台のあるなしは中国人の満足度に影響するだけに、この点を日本の観光業も認知しておいたほうがいいかもしれないと思ってこんなこと書いています。

2024年12月30日月曜日

ドニー・イェンってパネェ(´・ω・)


 このところ中国では「誤判」とか「誤殺」とか「誤」の付く映画が多い友人に言ったら、「誤判(The Prosecutor)」は見たけど面白かったと言われたので、昨日自分もこの映画を見に行きました。タイトルからして冤罪をテーマにした社会は作品なのだろうと何の前情報もなく見に行ったら、冤罪が話の主軸であることは間違いではなかったものの、裁判所の中でよりも、裁判所の外で悪人を殴り倒すシーンの方が多いまごうことなき香港カンフー映画でした

 もう少し具体的に話すと、警察官から検事に転身したドニー・イェンが弁護士に嵌められて本来は無実であるにもかかわらず犯罪組織のスケープゴートで懲役食らった少年を助けるため、麻薬組織相手に証拠や証人を集める傍ら、それを妨害しようとする麻薬組織の手先らと何度も殴り合う映画でした。どれくらい殴り倒すのかというと、ナイトクラブで乱闘している最中に警察に応援を求めた同僚の検事が電話で、「あいつは今一人で100人くらいと戦っている。嘘じゃない!」としゃべりますが、マジで嘘じゃないです。

 それで主演の甄子丹ことドニー・イェンですが、彼を映画で見るのはこれが初めてでしたが、これほどすごいカンフースターがいたのかと見ていて驚きました。すでに60歳を超える年齢ながら動きがともかく早く、撮り回しの長いシーンでも連続した複雑な動きをきれいにこなしており、映画の中とはいえ「なんでこんな強い奴が検事やってんだよ」と突っ込みたくなるほどでした。
 中国人の同僚によると、ドニーは「そんなかっこよくない」との評価ですがこれには私も同感で、見た目は本当に普通のおじさん、なんていうかコンサル会社とかの中間管理職っぽい感じです。逆にそういう普通さを出しつつあれほど激しいアクションこなすから、余計見栄えが良くなっている様にすら思います。

 そんなドニーに限らずほかの俳優やエキストラの動きも非常に早い上に殴打するところなんか重く感じられ、香港映画を見るのも本当に久々ですが、かつてのカンフーアクションは今も色あせていないと非常に感動しました。っていうかこの映画の中だと香港が足立区並の治安の悪さで街歩きするのが怖くなる(;´・ω・)
 ちなみに冒頭は麻薬組織の拠点を警察隊が制圧するところから始まりますが、そのあまりの動きの速さと銃と盾を使ったアクションに、日本の警察ドラマとかの動きが幼稚園のお遊戯にしか見えなくなりました。

 その香港に私はかつて三ヶ月ほど滞在したことがあるため、映画を見ていてもどこかで見たような路地があるかと思えば、セリフの中で「ワンコックからチムシャアツゥイまで犯人を走って追いかけた」という言葉に「あんな距離をマジで?」などとそこそこわかったりして楽しめました。

 自分はまだ見てないけど、今回のこの映画で興味持ったのでドニー主演のイップマンシリーズも今度見てみようかなと思っています。香港映画は中国返還以降は盛り下がっていると聞いていましたが、決してそんなことはないと今回わかりました。

2024年12月28日土曜日

中国式DIY術

 今蒸かしたあんまん食べてますが、この時期はよく乾燥に注意、加湿器を活用などと言いますが、あんまん蒸かせば自然と湿度上がるので加湿器買うくらいならあんまん買うべきだと密かに思っています。
 そんなあんまん食べながら、いま火のついたキャンドルをテーブルの上において眺めています。なんでそんな一人で無駄にロマンチックなことをしているのかというと、単純にキャンドルが余ったからです。ではキャンドル、っていうかろうそくを何に使ったのかというと、床板の穴埋めだったりします。

 日本の家屋ではまずないと思いますが、中国の家屋ではピース状にはめられた床板のパネル同士に隙間があるのはごく自然なことです。どれもこれも隙間があるってわけじゃないですが、大体窓際とか壁際になるとはめてきた床板の寸法が微妙に合わなくなって、ちょっと隙間あるけどまあいいか的にそのまま内装工事を終えられているのだと思います。これまで私が住んできた中国の部屋では、隙間なく埋められたフローリングなんて見たことないです。

 そんな隙間に何故ろうそくということになりますが、単純に蝋を溶かして隙間を埋めるのに使うからです。本音で言えばシーリング材なり使って埋めたいところですがさすがに賃貸の部屋でそこまでやると色々面倒です。なので隙間を長期的に埋められ、且つ退去時にすぐ元通りにできる方法はないかと数年前に思案した結果、「せや、ろうそくで埋めりゃええやん!(σ・∀・)σゲッツ!!」という結論に至り、ダイソーでろうそく買ってきてマジで埋めました。
 この時のろうそく効果は結構素晴らしく、その後長期にわたり無駄な隙間に物を落として挟むことはありませんでした。自分の生活の中ではプラモ部品を隙間に落とすことが多かっただけに、これが亡くなっただけでも大助かりでした。あと地味に虫も隙間から発生することあったな。

 そんなろうそく穴埋めも何年も経ち、一部個所が劣化してはがれたりとか、まだ埋めきってない箇所を発見したこともあり、先月に数年ぶりにまたダイソーからろうそく買ってきて、火をつけてぽたぽたと蝋を落として穴埋め作業をやってました。数年ぶりとはいえ二度目の作業とあってかなり手順よく、前回以上にカチッとした固め具合でまた隙間を埋めてやりました。
 でもって埋めた後、数年前に購入したろうそくが家の棚の奥にまだ眠っていたことに気が付きました。

 そんなわけで今回買ったけど使い切らなかったろうそくがマジ余っており、そのまま捨てるともったいない神様に怒られそうなので、無駄にムーディな雰囲気づくりとばかりに今燃やしています。こういう火はほんのちょっとしたことで延焼したりすることもあるのでむしろ使いたくないですが、まぁしっかりちゅいしながらやればいいだろう的に使っています。

 以上の床板の隙間埋めですが、私以外にも悩んでいる人が多いのかECサイトのタオパオを見ると「簡単一瞬で穴埋め!」みたいなキャッチコピーとともにシーリング材がたくさん売られています。私自身もろうそくが一番手軽でいいけどほかになにかいい感じのシーリング材ないかなと探していたところ、日本語で「すきま接着剤」と書かれた商品が何故か中国で売られていることに気が付きました。でもって、トイレや台所の隙間に使えると書かれており、マジでこの方面でも対策が必要と前から考えていたので先日購入してみました。

 届いた商品を見ると、「委託企業:日本羽田株式会社」と書かれており、恐らく日系企業が中国メーカーにOEMで生産させ、中国国内でも流通させている商品なのだと思います。それでこの商品でどこの隙間を埋めたかったのかというと、トイレと床の間の隙間です。

 これもこのブログで過去に何度も書いていますが、中国ではトイレの接地面から水が漏れるのは日常茶飯事です。また普段はもれなくても、大雨とかで配管内の流水量が増えると漏れたりするケースもあり、今の自分の部屋もそうでした。
 無論、これまで何も対策してこなかったわけじゃなく、接着面が分厚く残る接着剤を使っては何度も埋めてきました。しかし接着剤では劣化が早く、漏水を止めたかと思いきや数年たつとはがれてまた漏水起こしたりするし、また見た目的にも接着剤だとやや良くありませんでした。

 そこで前からこの手のシーリング材をマジで熱望しており、床板と違ってトイレだったら大家に対してむしろ施工してやって感謝しろとはっきり言えるので、こっちの方では何も迷わず今回このシーリング材を使ってみました。そもそも頻繁ではないので漏水をこれで防げるようになったかはまだ経過観察が必要ですが、見た目的には白くてカピカピした接着剤と比べれば純白、というか象牙色したシーリング材は悪くなく、またプラモで鍛えた手先を活用して付属のへら使って割ときれいに設置面に沿って塗れたのでかなり満足しています。少なくとも、以前の接着剤の時のように深淵を覗くかのような黒い穴は全く見られないほど埋めることができ、漏水対策としてもかなり期待できます。

 こんな感じで、恐らく中国に来なければまず体験することのなかったDIY工事を自分は中国来てたくさんやる羽目となっています。前には壁紙も貼ったし。
 こうしたDIYをやってて思うこととしては、内装屋さんは本当に偉大だなぁという敬意です。やってみなければどれだけこれらの作業が難しいかはまず知ることなかったでしょうし、日本国内であれだけきれいな内装を当たり前のようにこなす職人にはリスペクトしかありません。ってかあんだけきれいにやれるんならプラモとか作らせたらどんな感じなんだろうか。

 ちなみに今日はF-22ラプターのプラモを作っていたほか、裾がほつれかけていた布団カバーに補強とばかりに縫い直したりしていました。なんか指先使うことの多い一日だったな(´・ω・)

2024年12月25日水曜日

書評:対馬の海に沈む

対馬の海に沈む(集英社新書)

 以前からネットで書評を読んで気になっていましたが、今週買って一気に読み終えました。「あーあ、退屈」なんて一昔前のケータイ小説の冒頭みたいなセリフを口にする人がいたら、絶対買うことをおすすめします。それくらいヤバいくらい面白い本でした。

 簡単に概要を述べると、この本はノンフィクションである対馬の事件を追ったものです。その事件とは、JAの保険ことJA共済の契約件数でほぼ毎年全国ナンバーワンの実績を持つ職員が突如自殺したのですが、その死の直前から彼には不正の疑いがもたれており、死後の調査でなんと22億円もの横領が発覚しました。この職員の不正の手口もさることながら、何故彼は不正に手を染め、また長年にわたり発覚しなかったのかを作者の窪田新之助氏が追った内容となっています。

 上記の全国ナンバーワンな保険外交員の自殺とその不正内容、特に22億円という先の三菱UFJの貸金庫事件の10億円を超える金額規模に対する関心もさることながら、この本に私が興味を持ったのが舞台が対馬だったというのも大きいです。以前のブログにも書いていますが私も以前に対馬を訪れたことがあり、その甲斐あってかこの本に出てくる「厳原(いづはら)」などの地名も一発で読めたりして、いくらか土地勘があって余計に楽しめました。

 なお本にも書かれてましたが、作者の窪田氏が初めて対馬に降り立って取材をしたのは2022年の11月だったそうで、まさにこの月に自分も対馬を訪れていただけに、その偶然には驚きました。もしかしたら対馬ですれ違っていたかもしれず、勝手ながら「けものフレンズ」ならぬ「つしまフレンズ」に窪田氏を心の中で認定しています(´・ω・)

 話を戻しますが、この本を読む前に私はいくつかの疑問を持っていました。箇条書きにすると以下の通りです。

・何故自殺した職員は人口の限られた対馬で契約件数全国トップになれたのか
・何故被害規模が22億円になるまで不正は発覚しなかったのか
・何故長年発覚しなかった不正が自殺直前に表沙汰となったのか
・JAの内部統制体制はどうなっているのか

 以上の疑問について、この本ではすべて辻褄の合う解答を導き出しています。それもこれも窪田氏の非常に熱心な取材の賜物と言ってよく、関係者、それこそ職員の親族から彼の共犯者、そして彼をかつて内部後発した者に至るまで、ありとあらゆる関係者とコンタクトを取って貴重な証言を得ています。
 特に共犯者と疑われる人物に対しては、それとなく職員についての話を聞きながら、「でも、不正のおこぼれに預かっていたんじゃないですか?」的に核心に迫る踏み込んだ質問を投げかける場面などは、下手な推理小説よりもずっとドキドキするシーンでした。なお大抵の取材相手はこの踏み込んだ質問をするや態度を翻し、時には怒って追い返すこともあったそうですが、焦りからか咄嗟に聞いてもいない不正の手口を口にした点などを、く窪田氏は抜け目な掴んでいたりします。

 またそうした関係者の反応もさることながら、事件の全体像もすごいというか、その醜悪ぶりには目を見張るものがあります。元々、JAという組織自体がかなり問題を抱えた組織であると私も耳にしていましたが、その金融事業のノルマといい、この事件に対し実質的に隠蔽工作を図っていた点などを見て、とっとと金融事業を取り潰した方がいいのではないかと思うようになってきました。
 ただそれ以上に、作者も「途中で何度も嘔吐感を覚えた」と言わしめる、自殺した職員の周辺関係者の態度には自分も強い嫌悪感を覚えました。ネタバレになるのであまり言えませんが、職員とグルになって相当甘い汁を吸ったにもかかわらず、自殺後は何食わぬ顔で無関係を装い、あらゆる処分から免れている人間がJA内外で相当多数存在することが示唆されています。

 特にこの本の最後の場面で、かつて職員を内部告発したものの返り討ちに遭い、閑職にも飛ばされた人物こそが、職員の死後にその家族らを案じて最も親身に接していたという事実はいろんな感情がこみ上げてきます。

 これまでもノンフィクション本は色々読んでいますが、それらの中でもこの「対馬の海に沈む」はぶっちぎりに面白く、今年読んだ本の中では間違いなく最高の一冊でした。多少ほめ過ぎという気もしますがそれだけほぼ完ぺきな取材に裏打ちされた内容であり、興味がある方はガチでお勧めします。
 なおこの記事を書く直前に自分のメールアドレスに送られて来たスパムメールが、「JAネットバック」を騙るメールだったのがなかなかに因果なものでした。

2024年12月20日金曜日

中二病男子の部屋

 ……やっちまったよ(´・ω・)















































 ちょっとわかりづらいかもしれませんが、上の写真は今の自分の部屋のベッドを写したものです。そう、布団カバーを何を思ったのかSu-57が描かれたカバーにしてしまったのです。

 一体何故こんな風にしたのか某ベジータ風に語ると、「勘違いするなよカカロット。今まで使っていた布団カバーがもう何年も使っててくたびれてしまい、そろそろ買い替え時かなと思っていた矢先にタオパオのおすすめに表示され、値段も約2000円とお手頃だったから買っただけで、決して戦闘機が好きだから買ったわけじゃない」といったところです。
 初めてこの言い回しを使ったけど、「勘違いするなよカカロット」はツンデレセリフの枕詞として非常に優秀だと確信します。

 ちなみに柄はF-22もあったけどあっちは寝具に使うにはやや明るすぎる青空色が強かったため、戦車はドイツ贔屓なくせして戦闘機はロシア贔屓なうちの親父と違ってSu-57こと「5th Generation Fighter」はそこまで好きじゃないですがこっちにしました。

 昨夜届いてかなりウキウキにセットしましたが、見た目のインパクトが強いのと部屋の半分以上をベッドが占めているだけに、これ一つ変えただけで部屋全体の雰囲気が変わるというか模様替え効果がでかいです。でもってこれのせいで自分の部屋が如何にも中二病真っ盛りな男子の部屋っぽい雰囲気を纏い、自分もなんだか童心に返った気がします。
 もっとも布団に限らないというか、今の自分の部屋にはこれまで組んだプラモデルが所狭しと並べられており、パソコンデスク一つとっても戦闘機2台、戦車・機動車両が3台も乗っかっています。そのほかあちこち置けるスペースがあれば置いており、戦闘機も戦車もそれぞれ10台以上は配置されています。置き場所ないから洗面所は当然、衣装棚の中にも何故かトヨタ・bBとF-20タイガーシャーク入ってます。

 いい年こいて自分でも何やってんだという気がしますが、値段的に布団カバーは明らかにニトリのカバーよりもお値段以上というか安く、また毎日眺める代物なだけに、好きな柄にした方が心理的に絶対いいはずです。色もダークグレーで落ち着いてるし、寝具ってのはこういうのじゃなきゃと思うので、後悔してません。肌触りも悪くないし……。

 そうは言いながら我ながら今の自分の部屋の趣味性の暴走ぶりには呆れています。プラモデルも戦車や戦闘機が一台だけおいてあるならその複雑な構造と存在感からインテリアとしてすごくよくなるとは思うものの、二台、三台と増えていけば「なんやねんこいつ(;゚Д゚)」的な台無しなインテリアになること間違いなしです。それをあまり客人が来ないからと言ってやってしまい、こうして布団までも変えるのは中二病も男子でもここまで来ない気がします。

 ただ敢えてもう一つ言い訳すると、人間というか人生において「慣れ」という感覚は結構危険というか、あまりにも変化がないと楽しい行為が楽しく感じられなかったりするなど悪影響が強いと思います。そういう意味では部屋の模様替えというのは「慣れ」に囚われた感覚を一新する強い効果があり、やりすぎも問題ですが定期的には今までの常識を崩すようにやった方がよく、その点で寝具は毎日目にすれば肌にも触るし、新しいとそれだけで睡眠が気持ちもよくなるので模様替えの対象としては格好の対象だと思います。まぁ買い替えすぎて無駄に捨ててしまうのも問題ですが。

 なおこれまで使っていた布団カバーは捨てる気はなく、洗濯した後で保管し、また定期的に使おうかなと考えています。破れたりしたらさすがに捨てるでしょうが、あれもまだまだ使えるはず。

2024年12月14日土曜日

電波攻撃!?


 本題と関係ないですがなんか最近上二つの記事がやたらアクセス稼いでして、まるで自分のブログが撤退ニュースを専門的に扱うブログのような気がしてきました。

 それはさておき今日は映画「グラディエーター2」を朝から見に行こうとしていたけど、近くの映画館では何故か上映していなかったので朝から掃除してからパソコン使ってたところ、突然後ろから「ピピッ!」という電子音がしました。電気毛布こそ使ってはいたもののこんな電子音はなる機能はないだけに、一体何が成ったのかとあたりを見回したところ、ある家電が妙な動きを見せていました。

 それは何かというとエアコンでした。知ってる日には早いですが冬のこの時期、私は一切エアコンの類を動かすことはなく、リモコンも引き出しの奥にしまうほどです。それが一体何故動いたのか、考えられる理由としてはどこかから飛んできた電波の周波数がピタリと合ってしまって誤動作することくらいしかありません。
 しばらく見ていると排気口の口が上下するだけでそれ以外にはこれという動作は見当たりませんでした。この中途半端な動き陽からも上記の推測通り、なにがしかの電波を受けて起動だけしてしまったのでしょう。

 ただこのまま放っておくことはできないのでリモコンを引き出しの奥から取り出し、電源オフの信号を送ったところ素直に受け取り、元の状態へと収まりました。なんかこの一連のやり取りやってて、電波攻撃を受けたかのような感じがしました。

2024年12月12日木曜日

攻撃性の源泉は大体が被害者意識

 昨日中国人の同僚とランチの最中、最近の不況からくる社会のギスギス感について話をしていたら、「今の中国人は失業者が多く、自分が被害者だと思っている人が多い。だから攻撃的になる」という話をされ、至極その通りだと感じました。

 被害者意識とは読んで字のごとく自分を被害者だと考える意識ですが、あまりこのように言う人は見ないものの、私は人間が攻撃性を持つ端緒の多く、9割方はこの被害者意識に端を発すると考えています。具体的には、「自分はこれだけひどい目にあったんだから、お返しにこれくらいしてもいい」というような心理の運びです。

 仮にこれが自分に直接被害を及ぼした相手、例えば詐欺の犯人だったり直接暴行してきた相手なら全くわからないわけではないものの、相手を「社会」などと捉えて第三者に向かうとしたら、その当人はもはや被害者ではなく加害者となります。しかし現実にはこのように八つ当たり気味に第三者へ被害者意識をばねにした鬱憤を晴らそうとする者は多く、私自身も最近は減ったけど物に当たることがあり、むしろ直接的な加害者へ向かうことの方が少ない気がします。

 それどころか、ほとんどすべての攻撃的行動というか攻撃性は被害者意識から始まるように思います。昨今の戦争も「向こうから攻撃してきた」、「弾圧してきた」というものを口実に行われており、被害者意識を募らせるか否かがその人の攻撃性すら左右するのではないかとも思います。
 しかし先述の通り、たとえその被った被害の直接原因者が相手だとしても、やり返した時点でその人は加害者となります。しかし被害者意識があると自分が加害者とはあまり感じなくなり、それ故に暴力というものがエスカレートしていくようにも見えます。総じていうと、被害者意識は人を暴力に掻き立てるうえでかなり直接的な役割を果たすだけに、むしろあまり持たない方がいいようにすら思うわけです。

 反対に、「自分は加害者である」といった意識を持ち、それが自分は悪い側にいると思うことは攻撃性を抑える効果があるように思います。キリスト教の贖罪意識などもこれに当たるように思え、あまりにも持ちすぎるとかつての日本の自虐史観につながりかねないのでよくないのですが、少々の加害者だと自認する意識は持っといた方が当人にとってもいい気がします。
 たとえ実際に周りに加害行為を行っていないとしても、知らないところで迷惑をかけている、行動を常に慎まなければならないという心持ちは重要でしょう。逆にくどいですが、自分は常に被害者だという被害者意識はどんどんと行動を先鋭化させる可能性があるだけに、可能ならば持たない、損をしても「なんぼのもんじゃい」とあまり気にしない人間であった方が得でしょう。

2024年11月28日木曜日

インターネットが急に使えなくなった日

 帰宅中、「今日はホーネットでどのステージを攻略しようかな?」などとエースコンバットに思いを馳せていましたが、家についてパソコンを開くやいつもと調子がやや違いました。状態をしばし確かめた後、「とうとうこのXデーが来たか(;゚Д゚)」と独り言ちました。

 何が起きたのかというと単純にインターネットの契約が満期で切れ、使えなくなっていただけです。ただこれちょっとややこしいのが今住んでいる部屋の形態で、玄関を開けてすぐ二つの扉があり、片方は自分の部屋で、もう片方は大家の部屋となっています。元々一つの部屋だったのを二つの部屋にリフォームで分け、下宿人を住めるようにしています。
 ちなみに中国の家だとトイレバス、寝室が二つずつあるのは割と珍しくなかったりします。祖父母との同居も珍しくないためだと思いますが。

 話を戻すと部屋は分かれていますがインターネット契約は一つで共用しており、大家が通信会社と契約しています。年間1300元(約26,000円)くらいで11月に更新なのですが、日本みたく毎月自動振り込みで更新するわけじゃなく、年払いでポンと払って期限が切れたらまた更新手続きを取る形としています。
 なおネット料金は最初は大家側が払ってましたが、いつしか自分が負担するようになりました(´;ω;`)ウッ…

 以上のような環境なため、11月に入ってからは「そろそろネット契約切れるだろうな」とあらかじめ想起していました。そしてそのXデーが見事今日になって訪れたわけなのですが、前述の通り契約主は大家です。
 日本はどうかは知らないですが現在中国ではネットの契約が切れても、携帯電話のアプリなどから24時間いつでも料金チャージすることができ、店頭に赴かずにすぐ契約を更新できます。しかし契約主が大家であるため私からは更新できないため、WeChatで大家に連絡して支払いをしてもらうよう伝えました。

 そんな感じでネットにつないでいないパソコンを前にしたところ、いつもはYoutube見たりブログ書いたりでプライベートの時間がいくらあっても足りないと思うというのに、こうしてネットが使えなくなるや「やることないじゃん(;´・ω・)」てなことになり、手持ち無沙汰になりました。
 仕方ないのでダウンロードしたけど遊んでなかったゲームを開いたりしてましたが、ダウンロードしたのに遊んでないだけあっていまいち盛り上がらず、結局すぐやめてしまいました。その後も特にやることなく、もう夜中だけど買い置きしているプラモを開けてしまおうかとすら思うほど暇で、最終的には夜8時にもかかわらず毛布にくるまって寝ようとすらしました。

 そうこうしていたら大家から「支払ったよ」と連絡があり、確認するとネットが復旧していました。こういうインフラ対応の早さというか自動化ぶりはマジ中国はいいと思います。

 以上のような経緯もあってこうしてブログ書いていますが、やはり現代において時間の消費という点ではインターネットの大きさを改めて痛感します。ネットがなければほぼすべての娯楽を楽しむことができず、エースコンバットもSteamにネットでつながなければそもそも開けないあたり、ネットなしではマジで時間を持て余します。

 逆に今回、手持ち無沙汰な時間を過ごして久々にゆったりとした時間を感じることができました。やはり自分もネットに頼り切りすぎるというか、たまにはネット断ちをしてああしたゆっくりとした時間の流れを意識的に感じた方がいいのかもしれません。
 さて今日はやっぱりホーネットではなく、グリペンで飛ぶべきか(;´・ω・)

2024年11月24日日曜日

経営者としての過ちと後悔

 今日自転車に半年ぶりくらいに注油したせいか今家の中が油の臭いで充満してます。真冬じゃないから窓開ければどうにかなるけど。

経営シミュレーションゲームて昔のほうがええのいっぱいあったよな(ガハろぐ)

 話は本題ですが上のまとめ記事見て、自分もカイロソフトをはじめこの手の経営ゲーム好きだったので楽しく読んでました。ただこのまとめ記事の、以下のコピペが妙に印象に残りました。


186 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/05/09(水) 23:33:30 ID:g5FQzX2v
当時中1くらいだった俺は新テーマパークって遊園地経営ゲームをしていた
ゲームは3歳の頃からしていたくらいのオタだが所詮は中学生
初めての経営物が上手くいくわけもなく赤字決算が続いていた
このままでは俺の遊園地は赤字で潰れてしまう
どうしようと思ってた矢先に裏技の情報が舞い込んだ

その裏技は「お客さんが店に並んで会計をする瞬間に値段を上げればいくらでもぼったくれる」
という裏技だった
経営難の俺は早速その裏技を実行する事にした
ターゲットにした「若者(男)」がコーラショップに入った瞬間に俺は120円のコーラを9999円に値上げ
もちろんそのまま売れて普段のコーラ80杯分の値段で売った俺はホクホク顔

しかしそこで俺は気がついた
「この店の商品は高すぎる!」のマークを出しながら若者がパークをウロウロし始めたのだ
てっきり無一文になったらさっさと帰ると思っていた俺がその若者にチェックマークを付けて追跡すると
怒りのマークを外したけどお金が無いため何も出来ずうろうろする若者
無一文のためにアトラクションに乗れず目の前に置いてあるベンチに座ってひたすら眺めてる若者
ゲームショップを横切るも「お金が無いよ」のマークをだして名残惜しそうに通り過ぎる若者
彼がぼったくりコーラを持ってパークを去ったのは閉園時間だった

俺はその時この若者が俺のパークに来る事をどれだけ楽しみにしていたかという事を思い知らされ涙した
その日から様々な方法を試してお客さんに高い満足を得てもらいながら利益を出す方法を研究した
いつかパークが有名になってその若者がもう一度来園してくれた時に「この遊園地は最高だ」といってもらえるように夢見て…

今でも経営物のゲームをやる時はこの時の事を思い出して良い経営者になれるように努力している


 なんというか泣かせるコメントです( ;∀;)

 以前にもこのブログで書いていますが、後悔という言葉は基本ネガティブな意味で使われ、「公開のない人生」などとなければ無い方がいいような扱いすらされています。しかし私自身は後悔というのがあるかないかはその人の人間性を大きく左右するものだと思え、後悔の分だけ反省もあり、後悔という方向修正を繰り替えした分だけよりまっすぐな生き方ができるものだと考えています。

 そういう意味で上のコメント書いた人は、たかがゲームとはいえこの時の体験が何かしらいい方向に向かわせたのではないかと密かに感じ入り、やはり後悔はするべきものだと再確認したような気になりました。

 ちなみに自分はカイロソフトのゲーム会社運営ゲームで、販売するソフト名をすべて「淫らな~」という風にして、「淫らなテトリス」、「淫らなクエスト」みたいなゲームを次々と発売していました。後悔は全くありませんでした(´・ω・)

2024年11月21日木曜日

北の富士勝昭の逝去について

 日本の急に気温が落ちたと聞いていますが上海でも先週まで11月にしてはやけに暑い日が続いてたいものの、一昨日くらいから急に気温が落ちて過ごしやすくなってきました。ただ気温の落差が大きいためかこのところだるくて体調も悪く、今日も朝から胃が痛くて仕事中は暴れだしそうでした。

 そんな気候のためかこのところ著名人の訃報も多かったのですが、昨日の大相撲解説者の北の富士勝昭の逝去報道は自分もショックを受けました。以前より体調が悪いと聞いていたし、元力士にしては長寿で大往生に間違いはないものの、あの痛快な解説がもう聞けないと思うと非常に寂しく感じます。
 中国行ってからは大相撲中継を見ることはほとんどなくなったものの、かつて日本でほぼ毎日見ていたころは親類よりもこの人の声を聴いていた気がします。ユーモアがありつつも取り組み内容を分かりやすく的確に解説し、また新人力士への叱咤激励なども非常にしっかり行われており、解説者としてはほかのスポーツを含めてもこの人が一番好きでした。

 個人的に覚えている発言としては横綱日馬富士の四股名が安馬だった頃、彼が趣味で描いた油絵が中継で紹介された際に「こりゃ安馬じゃなくてプロだね!」というダジャレを利かせたコメントが記憶に残っています。

 やはり子供のころと比べると知っている著名人の数が増えていることもあり、その訃報を聞いて寂しく感じることが多くなりました。今までの訃報の中では水木しげるが一番ショックがでかく、次に政治解説者の三宅久之が来て、三番目に今回の北の富士勝昭が来そうです。
 それだけ訃報を見るほど自分も年食ったということですが、正直喧嘩っ早いからもっとずっと早く死ぬと思ってたのに思ってた以上に長生きしてしまって自分もなんか戸惑ってます。

 大坂の陣の前に浪人から参戦したものの多くは若く、あれが出世のラストチャンスだと考え、「死んでもいいから活躍させて」みたいな願掛けを近くの神社にたくさん奉納されていると聞きました。実際、あの時代は家柄で人生決まるところが大きかっただけに、二十代とかで一か八か戦で活躍するかに人生かかってたともいえます。その辺深く掘り下げると、早くに金稼いで残りの人生を細々と過ごしたいという若者のFire思想になんか近いように思え、自分もかつてはあっち側だったのかなどとちょっくら思ったりします。

 ちなみによくほかの人に「花園さんは残りの人生で何がしたいの?」と聞かれますが、「もうやりたいことある程度やったからほかの人に迷惑をかけず、そこそこのんびりと周りに感謝されることを心掛けながら余生を今過ごしている(´・ω・)」と答えると大抵変な顔されます。なんか年齢観がやっぱほかの人と違うのかもしれない。

2024年11月10日日曜日

社畜車

 今日の上海は朝から雨が降っており、昨日の予報時点でもそうだったので晴耕雨読な一日を過ごそうと決めていました。そんなわけで午前九時に目を覚ますと「アクション対魔忍」して、「エースコンバット7」をして、お昼に昨日作り置きしていたカレーを食べ午後に入ってからは、





 こちらのトヨタ・プロボックスのプラモを作っていました。

 知ってる人には早いですがトヨタの影の稼ぎ頭こそ社用車でおなじみのこの車、何故かゴールド会員にしてもらってもいいくらい私が貢ぎまくっている上海のプラモ屋が先日入荷していました。こんなスポーツカーでもない日本の社用車のプラモを中国で一体誰が買うのか、何を考えてあの店はこんなキットを仕入れたのか深い疑問を覚えたものの、「今を逃すと中国でこれを仕入れる機会はない」と踏み、すぐさま発注しました。入荷数が少なかったのか、その後すぐにこのキットは売り切れとなっていました。
 

 さてこのプロボックスですが、実は前々から日本国内で購入を検討していたキットでした。前回日本にいたころも検討したものの、個人的にはひとつ前のモデルの方が好きだったのと、3000円くらい出してまで購入するほどかという迷いから結局見送りました。
 しかし今回は中国で手に入る、しかも前述のように恐らくもう次のチャンスはないという予感から、金に糸目をつけずにすぐ発注することとしました。


 こうして買ったキットですが、アオシマのキットだからパーツの整合性とかが若干不安だったのと、Amazonのレビューを見てもボディ周りの整合性に問題があるというコメントがあったことからうまく作れないかもという予感を感じていました。しかし実際作ってみたところ思っていた以上に整合性は良く、唯一リアバンパーが押し込みづらい形状となっていましたが、その代わりに隙間が小さいこともあって接着剤不要で嵌め込むことで済むようになってました。白と黒の対比が重要な車なだけに、この辺は上手く運べてよかったです。
 また説明書も、こういっちゃなんですがアオシマのキットにしては割と詳細に編集されており、迷いやすい部分とかも細かく補足図を入れたりしていて、迷うところもあったものの、総じて質のいいキットだと思いました。ちなみにリアシートは立てたり畳んだりさせることができます。

 もっともリアのトーションバーは慣れてない人からすればうまく作れない可能性があります。うまく作れない場合はバネを敢えて使わず、タイヤ高さ位置を固定するように接着剤でパーツを固めてしまった方がいいかもしれません。

 話を戻すとこの車、前述の通りトヨタの社用車として非常に流通しており、実際に乗車した経験のある人も多いと思います。評価も基本高く、社用車ではなくマイカーとして使う人もおり、そのシンプルなデザインと相まって玄人好みな車となっています。
 その一方、社用車でガソリン気にせず乗られることもあってか、首都高ではこの車で飛ばす人も多いと言われています。特に激務でおなじみのキーエンスのプロボックスが非常に有名で、「プロボックスに抜かれたと思ったらキーエンスのロゴ入りだった」とよく証言されており、首都高最速はキーエンスのプロボックスだとまことしやかにささやかれています。

 それだけにシールことデカールには、キーエンスのロゴを入れてほしいとマジで思っていました。さすがにこのキットにはそんなデカールは入っていませんが、もし入れてくれるならもう一個このキットを私も買うでしょう。っていうかこの車、トヨタの車というよりキーエンスの車というイメージの方が強いです。でもって社用車と呼ばれるより、社畜車って呼ばれることも多い気がする(;´・ω・)

2024年11月5日火曜日

昨夜見た夢Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

「富江」シリーズ漫画家・伊藤潤二氏、楳図かずおさんとの思い出回顧し「人生最大の思い出です」(日刊スポーツ)

 本日、漫画家の楳図かずおが亡くなられていたことが報じられました。私はやや世代が外れているため読んだ作品は「漂流教室」くらいしかないのですが、この一作をもってしても偉大な漫画化であったことが伺われ、多くの著名人もその訃報にコメントを寄せています。
 中でも表現的にもストーリー的にも楳図かずおの完全なフォロワーであり、且つ現在世界でも高く評価されている伊藤潤二氏のこのコメントは色々感じるところがあります。恐らく楳図かずおがいなければ、伊藤氏も世に出ることはなかったのではないかと思います。

 さてそんな楳図かずおといったらその本人のキャラクターはもちろん、やはりホラー漫画が作品ジャンルとしては代表格ですが、たまたまでしょうが昨夜やたらホラーな夢を見てました。

 昨夜は夜更かしして1時半くらいまでゲームしてようやく布団に入ったのですが、時間も時間だったのですぐに寝入ったかと思いきや、恐らく三時くらいにあいまいな状態で目が覚めました。その状態のまま夢を見たのですが、自分は小学生くらいで、友達の家に夜遅くまで遊んでいたためそのまま止まることとなったのですが、二段ベットの上の棚のところに友達の小さな弟が入り込んでしまい、高さ的に危ないから降ろそうってことで自分が向かいました。
 ベッドに上って棚からその弟を下ろそうとしたところ、その弟は顔は見えませんでしたが手足がなく、「どうやってここまで昇ったの?」という思いがするとともに、誰かが意図的にここへ置いたのかなどと想像を巡らせました。

 そうこうしているうちに夜はさらに更けたため、床に布団を敷いて寝ることとしました。さっそく自分と、その家の友達、あともう一人の友達と一緒に寝るのですが、電気を消してしばらくすると何やら誰かが部屋の中に入ってきて、自分の後ろで寝ている友達を切り刻むような音が聞こえてきます。ただその音は一人からしか聞こえず、目で見たわけじゃないものの、その家の友達が親と一緒に、もう一人の友達を切り刻んでいるかのようでした。
 その行為は延々と友達に向けられて自分には向かってこなかったためか、自分は息を殺して何も気づかぬように寝たふりをし続けていたのですが、










「黙ってれば助かると思った?」

 という言葉を不意にかけられたとこで、はっと目が覚めて現実世界の自分の部屋が視界に入ってきました。さすがにこの瞬間は自分の後ろを振り返ることができず、そのまま息をひそめるかのように目を瞑って再び寝入るまで動こうとしませんでした。でもってその後朝が来て部屋に光が差したところで、目覚ましが鳴る前にのそのそと動き始めてました。
 こんな感じで朝起きながらこの夢を振り返り、「見つかったらヤバい」的なシチュエーションで息をひそめる状態の恐怖ってのはやっぱり来るものがあるなどと考えてました。こんなホラーな夢を見たその日に冒頭の楳図かずおの訃報が出てくるもんだから、何か関連性があるのかと疑ってしまいます。

 なお楳図かずおとの関連性はないでしょうが、なんかこの1週間はあらゆることが裏目に出ている気がします。2回目の使用となる折りたたみ傘を外で開いたら風であっさり骨が曲がり、代わりにと買った傘は試し開きして傘袋に入れようとしたら一発で傘袋が裂けました。「天堂」ってブランドの傘で信用してたのに、一気に信頼感なくなりました

 このほかも空回ることが多かったほか、一昨日は恐らくまた血栓を作ってたのか夕方ごろから右眼の奥が急激に痛くなり、立ってられないため横になってしばらくしたら詰まりがが取れたのか、右のこめかみ辺りでドクドクと血管に血が循環する感覚がはっきりわかるほど流れたりしてました。ちなみにこうなる前は左右の目の焦点がやたら合わずずっと目が痛かったものの、血管のつまり取れてからはまた焦点が合うようになり、なんかいろいろ怖いです。よくないものが憑いているのかなぁ……。

2024年10月20日日曜日

ジョーカー2おもんなかった(´・ω・)


 婚活中の主人公が同僚に誰か紹介してと頼んだところ「コミュ障な子でよければ……」といわれ会ってみたら、すごい虚無僧が待っていたという漫画なのですが、無駄に勢いあって単行本買ってしまいました。1話当たりのページ数少ないからかえって勢いあっていい気がする。

 話は本題ですが昨日映画の「ジョーカー2」を見てきましたが、世間での評判通りおもんなかったです。恐らく監督としては「周囲が期待する自分」と「本来の(そうありたい)自分」とのギャップに悩むというのを描きたかったんだと思いますが、皮肉にも大ヒットした前作から高まる期待に対し、それに全く応えられない続編ということで身をもって期待と実体とのギャップを反映した作品でした。
 主演のホアキンの演技は相変わらずよく、法廷のシーンなんかやっぱり神懸っていたのですが。

 このほか今回見たのは言うまでもなく中国での上映ですが、性的だったり暴力的だったりするシーンはカットされていたのか不意にぶつ切りで場面が切り替わっていました。もっとも映画全体がクソで、マジで見ている最中あくびが止まらず、早く帰りたかったのでカットしてくれてマジ感謝な気持ちでいっぱいでした。朝一の上映を見に行ったけど、見ているのは自分を含め三人だけでちょい寂しかったです。

 ちなみにこの前には「トランスフォーマーONE」も見に行っていますが、こっちは普通に面白かったです。展開がはやっ子供でも飽きないであろう内容で、大人も十分見ごたえのある作品だったと思います。

 そのトランスフォーマーですが、日本で流行っていたのは自分が幼稚園にも通わない頃の幼児時代だったためあんまり作品内容とかも把握してないのですが、自分がデパートで迷子になったとき、デパートの店員が自分を慰めるためにトランスフォーマーの下敷きをくれたことを今でも覚えています。こういう人の好意というのはやっぱ忘れられないものです。

2024年10月5日土曜日

上海の七宝寺、真如寺


 この連休中、弱った体力を取り戻すため休息するとともに、真夏の間にできなかった運動をするため近くの寺に自転車で行ったりしました。行ったのは上海市内にある七宝寺と真如寺で、このうち七宝寺は付近が古い水郷街として観光地にもなっており、上の写真みたく連休ともなれば人で混雑します。


 肝心の七宝寺は人が集まるところからやや離れており、一定の静けさを持ってたりします。寺の境内には上の写真のような塔があり、中に入って階段を一つずつ上って最上階まで行けます。


 文字が小さくて見えませんが、この像はお地蔵さんこと地蔵菩薩です。金色したお地蔵さんが珍しく思うと同時に、不動明王と同じく中国ではあまりお地蔵さんを見ることがないため、敢えて写真に撮りました。なんで日本であんなに人気になったのかが少し不思議です。


 中国も若干神仏集合というか仏教と道教が混ざっているところがあり、上の像は目から手が生えてることでおなじみな楊任の像でしょう。マジでこの造形考えた人は神ってる。


寺の売店入口で何故か猫がたたずんでいた


 今度は真如寺で、上の塔は1999年に立てられたものらしく立派なこしらえでした。割と町のど真ん中に立ってて、その点でも印象的な建物です。


 仏像のある部屋には上の写真のようにルームエアコンが入ってました。温度や湿度管理の面kなら見て非常に合理的であると思え、なんか記念に写真撮ってました。



 こちらでも猫が我が物顔して境内を歩いており、ちょうど樹の上に上ったところをうまく撮影できました。


 樹から降りてくる猫を目当てに女性たちがみんなでカメラを構えたので、自分は彼女らを取りました。マジで猫大スター。

2024年10月4日金曜日

アカデミーのF-15Eのキットは侮れない:(;゙゚''ω゚''):


 またプラモの話題で申し訳ないのですが、韓国アカデミー社のキットでF-15Eことストライクイーグルを昨日作っていました。ってか昨日は体調悪いのは運動不足のせいだと思って、朝から2時間ほどさまようよろいの如く上海市内を歩いて、午後からこれ作ったあたり無駄にバイタリティあった日でした。


 ストライクイーグルは以前にもハセガワのキットで作ったことがありましたが、値段は確かに安かったものの古い金型で作られていることもあり、プラ素材も含めて若干ペラペラ感が強く、作った後の満足感が余りありませんでした。ハセガワはF-15に新しい金型を起こしていてそっちは値段は高いもののクオリティは上がっているというのですが、前のキットの残念さからハセガワ以外でイーグルをもっかい作ってみたいと前から考えていました。


 そこで今回こうしてアカデミーのキットで作ってみたのですが、また非常に満足感のあるキットで、150元(約3000円)にも納得の代物でした。むしろ安い方でしょう。
 最初は飛行機そのものの形として武装はミサイル数本載せるだけでいいかなと思ってましたが、ハードポイントも付けたことだしそのまま武装をつけるかと結局付けたところ、上の写真のように両肩から突き出るドロップタンクをはじめめちゃくちゃ格好良くなりました。やっぱいストライクイーグルは武装があってなんぼなのかもしれません。


 キットに関してですがパーツの整合性はどれもよく、ほとんど狂いなく接合できました。というより精確過ぎるというべきか、実はこのキットにはほとんど接着剤を使っていません。ほぼすべてのパーツがガンプラみたくはめ込みで固定できるようになっており、脚をはじめやや不安ある個所にはsっ着剤を投入しましたが、恐らく全く接着剤を使わなくてもきちんと組立られたかと思います。


 嵌め込みなのだから作りもおおざっぱかというわけではなく、胴体は上半分と下半分で分かれていて、コックピットはさらにその胴体とは分けて組み立てるようになっており、パーツ数もそこそこな量となっています。にもかかわらずほぼ嵌め込みだけでの組み立てを複雑なジェット戦闘機で実現しているあたり、アカデミー社の技術力には今回恐れ入りました。
 もっとも欠点もないわけではないというか、デカールの指示番号をはじめ説明書に明らかなミスが複数見受けられました。また上下がほぼ対称で見分けのつかないような個所もあり、この点さえきちんとカバーしてたらパーフェクトでした。


 またこのキット、うちのソ連人民の敵である親父も勘違いしたのですが、無塗装です。プラ素材自体がややダークグレーな色になっており、塗装なしでもまるで塗ってあるかのような印象を持たせています。
 アカデミーはこれ以外でも、コルセアのキットで素材を初めからディープブルーにしておくなど、塗装いらずともいうべきキットを多数出しており、自分もその点を前から高く評価しています。デカールもこのストライクイーグルではあまりにも量が多いのであんまり貼らなかったのですが、基本的にどのキットもいいデザインのデカールを用意しており、見栄えならタミヤやハセガワを明らかに凌駕すると思います。


 当初はコックピット真後ろにあるエアブレーキは立たせようとしたものの、やっぱり飛んでいるような姿にしたいと思い結局収めることとしました。

ダークグレー色が本当によく映える

 何気につい先日、安売りされていたし「龍が如く7」も動くのだから、今のパソコンなら問題ないだろうと「エースコンバット7」をSteamで購入して、この前初起動したばかりでした。飛行機への情熱が高まっている最中で作っており、またその完成度も高いことから、非常に満足するキットとなりました。
 ただ欲を言えばエアインテークの口は水平ではなく、ステルス対策として最新のイーグルのようにやや前に垂れ下がるなで肩形にしてほしかった気がします。もっともほかのメーカーもそんななで肩イーグル作ってないけど。肩の突っ張った形がイーグルらしいというのもわかりますが、最新のイーグルⅡみてるとやっぱ格好いいなと思うので、早く再現したキット出してほしいです。っていうか日本もイーグルⅡを買うべきだ。

2024年9月28日土曜日

ノートパソコンに故障発生(ヽ''ω`)

スペースキーが反応しなくなった(OKWAVE)

 上の質問を出したのは自分ですが、そこで書いている通り去年買ったノートPCのNEC Lavieの本体キーボードスペースキー、並びに周辺の下列キーが反応しなくなりました。年数経ってたり、普段から散々叩いているならまだしも、日常的には外付けキーボードしか使っておらずなんで本体キーボードが触ってもないのに不具合起こすかやや意味不明です。

 購入から1年保証、でもって確か小売店で3年保証へとランクアップさせていたはずなので多分大丈夫だとは思うのですが、上海在住ということから保証を受けることができず、この点で色々思うところがあります。っていうかそういう海外仕様前提で、高くても故障しにくいブランドとして選んだはずが、1年内にこういう意味不明な故障起こすというのはちょっとどうかっていう気がします。

 前述の通り普段は外付けキーボード使うのでそこまで影響はないですが、何かっていうときにこのキーが反応しないのは大きな問題になる可能性を秘めているだけに、いい気がしません。この際、次日本返ったらまたPCごと交換してしまおうかと密かに検討しています。

 っていうかオファーに対しZoomかTeamsで話さないと言われたけど、中国だとどっちもアプリからだとうまく起動できなかったり、なんか今日は色々疲れさせられる日です。メンタル的に弱ってるのかも(ヽ''ω`)