2018年12月30日日曜日

広州の街中で感じた点

 シャワー浴びて元気になったので三本目。先週行った広州旅行についての追記です。


 さていきなりの写真ですが、注目すべきは手前のなんだこの赤い柵はではなくその奥のこの木なんだか気になる気になるです。見てもらえばわかる通りに根本付近でぐにって折れながらその後歪にまっすぐに伸びていますが、何故か広州市内はこの木だけでなくあちこちにこうした折れ曲がってまっすぐ伸びた木がたくさんありました。
 意図的に枝切りしない限りはこのように伸びるとは思えず、恐らく広州市の環境局がわざとやっているのではないかと思え、実際に歩道の左側にある木は左へ、右側にある木は右へと折れ曲がっており、何らかの美学めいたものを感じます。

 なお木に関してですが、どれもめちゃでかかったです。恐らく広州が熱帯地域に属し冬でも気温が10度を超えるのがざらなため一年を通して成長し続けるからではないかと思いますが、上海と比べるとやたらぶっとい木が多く、なんか見ていて新鮮でした。

北京路歩行者天国にあるお寺 

 1日目に友人に案内して北京路歩行者天国を夜に歩きましたが、この時点で夜10時ですが人が多く歩いていることが私にとっては意外でした。大分前にも書きましたが上海の夜は早く、9字を過ぎるころには繁華街であっても人通りが一気に少なくなるのに対し、広州はこの北京路に限らず割と夜遅い時間帯でも人が多く出歩いていました。友人によるとこれくらいがいつも普通だそうですが、高校生とかでもこういう時間帯に出歩いているのを見て中国にもこんな都市があったのかと驚きました。
 なお上海の地下鉄は最近は営業時間を以前と比べ延長していて11時台でも走っていますが、広州の地下鉄は終電は12時前くらいまでで上海より営業時間が長く、これも夜の人通りに影響しているように思えます。
 逆を言えば終電が遅いから夜が長くなるわけで、日本は過重労働を是正するためにも終電をもっと早めるべきだと個人的に思います。


 上のは二日目に友人に連れて行ってもらった日本の漫画を数多く取り揃えている本屋の一幕ですが、何故ほかの本ではなくこの伊藤潤二氏の「猫のよん&むー」を平置きしているのかと思って写真撮りました。
 この本屋のラインナップは香港から直輸入されたものも珍しくなく、やはり広州市は中国よりも文化、空気的にも香港に近いものを感じました。市民もみんな当たり前のように広東語を話しており、地下鉄アナウンスも英語、普通話(北京語)、広東語の三つで同時アナウンスするし。


 なんかきわどい構図になっていますが、広州市内の「アニメストリート」なるところで見かけたのでていくあぴくちゃーしました。割とマニアックなキャラのフィギュアもたくさんあったのですがこの際に友人と、

花園「To Heart2の向坂環ってキャラクターは一時期、毎月フィギュアが発売していて、『月間向坂環』と呼ばれた時期があったらしいぜ」
友人「あれって先にPS2版出してからPC版が出たゲームですよね」
花園「そうそう。っていうか今思うとあれ凄まじい売り方だと思う。PC版も買うしかないじゃん」

 というマニアックな会話をしていました。っていうかなんで友人は中国人なのにそんな事実知ってたんだろうかと不思議でした。


 上の写真は市内の博物館にあった写真で、フランス滞在中の鄧小平だそうです。今まで自分も鄧小平の写真は年取った後の姿しか見たことがなく、こんな若い頃があったんだと思いながら記念に取りました。結構丸顔だったんだなという印象です。


 上の写真は地下鉄構内にあった二次喫煙は良くないという啓発ポスターです。顔の部分の禁煙マークはシールを貼っているわけではなく初めからこうした図柄したもので、なかなかに面白いと感じました。

 このほか広州市内を歩いてて感じた点としては、上海と比べると歩道が広く歩きやすいと思う反面、夜の遅い時間帯でも人通りが多く、また地下鉄に関しては上海とは比べ物にならないくらい混雑するなど、人口密度は非常に高い都市でした。

 あと、さきほどさらっと触れましたが、街中に中高校生らしい若い少年少女がよく歩いているのが自分には意外でした。というのも上海は小学生のころから勉強漬けのために塾通いしており、休日でも街中でこれらの年齢層が歩いているのを見かけることがほとんどないからです。
 おまけにその服装も、何故か学校指定のジャージ上下が多く、割と日本の光景に近いものがありました。てっきり中国の中高生はどこも勉強漬けで街中にいないと思っていたのですが、必ずしもどこも上海のような光景をしているわけではないと認識を改められました。

 あと広東語について、学校ではやはり普通話を教えられるそうですが、各家庭では家族みんなで広東語を話してて、口伝で代々受け継がれているそうです。
 前回の記事にも書いたように辛亥革命当初は広州市に元帥府という政庁が置かれるなどして首都機能も一時持ったのですが、その後の混乱を経て中国の首都は北京に落ち着くこととなりました。仮に広州が首都のままであれば中国語の標準語には広東語が採用されていた可能性は高いのですが、正直に言えばそれは実現しなくて本当に良かった気がします。というのも広東語はただでさえ難しい北京語ベースの中国語に輪をかけて難しい言語で、これが標準語となっていたら外国人の中国語取得はさらに困難となっていたでしょう。

今年JBpressで書いた記事

 カレー(ごはん1合)食べて元気になったので二本目。

【年末特別編】2018年によく読まれたのはこんな記事(JBpress)

 さていつものように今朝JBpressを覗いてみたところ、こんな記事がアップされていました。このランキングに私の記事は15位に日本初の中華料理について書いた記事が入っていますが、正直に言うともっと上位狙いたかったし、複数ランクインも果たせなかったのはやや残念でした。自分の実力が足りないだけなだけに、もっと頑張らないといけませんが。
 ランクインした記事については単独で今年一番アクセス稼いだのは恐らくこの記事で間違いないと私も考えていたので、他の記事ではなくこの記事というのは非常に納得感があります。ただ、今年通年でアクセスを稼いだのはこの記事と、日本のサービス業を中国と比較した記事で、どちらも年初に出した記事でした。今年はこの二つを筆頭に今年は年初にヒット記事が集中していまい、実はこれが頭の痛いところでした。

 というのも前半にヒットを飛ばしてそれ以降はあんまっていう右肩下がりな反応で、見てくれとしてはなんか格好悪いというかイメージが悪い気がしてなりません。むしろ年末にヒット出た方が前向きな感じすらします。
 今までそんな意識はしてませんでしたが、やっぱり前半に活躍するより広範に活躍する方が印象としてはいいです。プロ野球でも8月、9月に活躍した選手の方が「シーズン終盤を支えた」みたいに書かれて活躍したように見える一方、4月、5月に活躍した後で怪我で出場しなくなった選手は「惜しいシーズンだった」なんて書かれてしまい、活躍してるのにむしろ悪いイメージになってしまいがちです。最後に勝てばいいとは言いますが、やはりどうせ頑張るなら前半より後半、最後の方が絶対的に有利でしょう。

 話は戻りますがJBpressのランキングを見ると、上位の記事は韓国系の記事に多く占められています。個人的には「ずるくね?(´;ω;`)ウッ…」とか少し思ったりしますが、やっぱこういう煽り系の記事の方がアクセス面では有利であることには否めません。度々このブログでも書いていますが、私も書こうと思えばいくらでも中国批判記事を書くことが出来るものの、そういうの書くくらいならもっとあまり注目されない、他のライターが書かない中国の一面を書くのが自分の仕事だと思っているので、敢えてそういう記事は自ら避けています。でもま、さすがにアクセスに困ったらちゃんと検証した上でそういう記事も書くかもしれません(ΦωΦ)フフフ…

 話は変わって、今までJBpressで書いた記事はきちんと関連資料や写真とともにPC内に保存していますが、各フォルダ名を並べると下記の通りとなります。

01サービス
02タケコプター
03マージン率
04和風中華
05またEV
06高級車
07フィンランド
08アプリ開発
09玩具
10戦闘機
11旅客機
12またラーメン
13ダニ
14中国自動車
15上海事変
16ウェヒヒヒ(注:上半期中国自動車業界統計)
17一向一揆
18※※(事情により検閲)
19えあー
20パーツ
21小売
22自動車
23携帯
24悪代官
25チャイナリスク

 自分さえ分かればいいのでどれも咄嗟に浮かんだキーワードをフォルダ名にしていますが、「タケコプター」については最初なんだっけとわからず、しばらくしてドローン市場について書いた記事だったことを思い出しました。

 先ほどにも述べたとおりに今年のヒット記事で言えば「04和風中華」と、「01サービス」が圧倒的で、連載で且つ関連記事へのアクセス誘発で言えば「17一向一揆」が良かったのではないかと思います。なお厳密なアクセス数については私は知らず、記事のネット上の反応や当日のランキングなどから以上を判断しています。
 逆に失敗したのは「09玩具」で、アクセス数もあんまよくありませんでした。私自身、この記事に関してはテーマの絞り方が悪くまとまりの悪い記事だったという自覚があり、もう少し着眼点なども工夫すべきだったと反省しています。

 ただこの反省から次に書いた「10戦闘機」の記事は今年書いた中で一番楽しかったというかやってやったぞ的な感覚のある記事でした。本来は中国プラモ市場みたいなテーマを考えていましたが、あまりにも日中プラモ市場に関するマクロデータが手に入んなくて、それならこの記事書くまでに「J-20」のプラモ作ったからこのままプラモを使って中国の戦闘機を紹介しようと思い、そのまま「J-31」のプラモを買いに行ったという思い出が強いです。
 なお「J-31」のプラモは割とステレオタイプな形状していて見た目的にもよくマジおすすめです。

 この戦闘機に続いてどうせやるなら今だと思ってその次に中国製旅客機についても書きましたが、割とこの記事も気に入っていて航空ビジネス市場について知見が広がるとともに、いい業界紹介ができたと思っています。
 ただ両方の記事で惜しかったのは、どちらも書き上げた後で上海市内の航空・宇宙博物館に行ったことです。この博物館にはC919、ARJ-21の小型模型が展示されているだけでなく、C919の実寸大内部再現模型もあり、先に来ていれば必ず写真を撮って記事に使っていました。それにしてもこの博物館は入場料が7元(約42円)という上海人もびっくりな料金設定の方がニュースな気もします。

 あと2018年を振り返ると、2017年と比べてライバルが極端に増えたという印象が強いです。2017年はサイト内アクセス上位も頻繁でしたが2018年は他のライターさんもいい記事書くようになってきたし、舛添要一氏や大西康之氏といった大物ライターも続々参入してくるなど、以前と比べると恐ろしいくらいにJBpressの執筆陣が強化されランキング上位が狙いにくくなってきました。
 実際に話を聞いたらこのところアクセス数は増えており、二次配信先(Yahooなど)も増え続けているようです。逆を言えば、2017年の私は井の中の蛙であったと認めるべきでしょう。なお執筆ライターの中で私が一目置くのは先の大西康之氏と、最近書くこと減ってきたけどアン・ヨンヒ氏で、特にアン氏に関しては理想的なコラムの書き方をする人だといつも見習っています。

冬支度

 今週水曜から木曜にかけて風邪を引いたのか布団の中でもずっと悪寒がして、さすがに春布団に限界を感じたので今年は使うつもりはなかった冬布団を昨日ようやく出しました。知ってる人には早いですが私は寒さには極端に強く、現在も出勤時にスーツの上にコートを着ることはなく、っていうかそもそもコート自体もっていません。
 さすがに休日は上着を着るというか、ヨーカドーで買っためっちゃ薄いウィンドブレーカーを着ています。っていうか厚着し過ぎると自転車乗っててヒートアップし過ぎるため、これくらいがむしろちょうどよくて、また風に対する遮断性が桁違いに良くて非常に気に入っています。ただ手足だけはどうしても庇えず、手に関してはこれまで工具用手袋を使っていたものの、先月にユニクロで厚手の手袋を買いなおしてこちらに結構満足しています。一方、足の方は靴自体が通気性を重視したスニーカーとあって、自転車乗るたびにめちゃくちゃ寒いです。靴を変えるよりも靴下を変えた方がいいと思って今日ユニクロを探しましたが、あんまいいものはなかったです。

 その代わりというか、今日はユニクロで長ズボンを買いました。最近ユニクロが推している耐風ズボンではなくむしろ通気性のいい奴で、これも夏場とかだと耐風ズボンは自転車乗っててめちゃ暑く、暑さで死ぬからです。冬場でも私なら通気性の良いズボンでも耐えられるし、尚且つ記事が薄い方が着ていて楽というのもあります。
 で、何故今回急にズボンを買ったのかというと、これまで使っていた通気性の良いズボンを今朝履こうと朝日に照らしたら、光が透けて見えたからです。何かというと単純に擦り切れてスケスケ状態になっている箇所があり、具体的にはお尻と太腿の付け根、多分自転車漕ぐ際に擦れたのだと思います。

 今日初めて気が付きましたが一朝一夕でできるものではなく、多分これまで以前もこのスケスケズボンでお尻と太腿の付け根を世間に晒しながら履き続けていたのだと思います。なおこのズボンは6年間に渡り履き続けていたもので、ケチで無駄に物持ちのいい私ですらさすがに今回は捨てようとすぐに決断しました。
 このズボンを残すと前に買ったユニクロの耐風ズボンと、しまむらで買った裾丈すら合っていない超安物の部屋用ズボンしかなく、さすがにまずいと思ってケチな私にしては珍しくさっとユニクロでまたズボン買ってきました。なお決してユニクロ信者ではないものの、確実に裾合わせしてくれるということからここで買っています。日本だったら多分ヨーカドーで買ってるでしょう。

 このほかというか、最近は年末ということもあって消費が激しいです。今、DMMではほぼすべての書籍に対して半額ポイントが付くもんだから毎日何かしら買っているし、プレステオンラインでもたくさんのソフトが年末割引キャンペーンがやってるので「ソウルサクリファイス・デルタ」と、「VA11HARA」というレトロ風アドベンチャーを先日購入しました。でもって今やっているのは「アクシズの脅威」です。
 明日は夜に友人と夕食を取る予定ですが、上海は昼から雪が降るなど寒い日になっており、あまり外に出たくないのでもうカレー作って籠城戦の準備を進めています。また年末とあって掃除も今日念入りに行いましたが、先週は広州に旅行して掃除しなかったのもあってあまりの埃の量にちょいビビりました。

 あと書き忘れましたが、中国は今日から年末年始休暇です。昨日は土曜日でしたが、明日31日月曜日を休みとするため、振替休日ならぬ振替出勤日とされて私もモチベーション低かったけど普通に仕事しました。中国で年末年始でお休みになるのは1/1日の元旦だけで、正月休みは毎年変動型の春節の時期に一週間となっています。
 ちなみに今の室温は11度です。さすがに13度切ると寒いなと感じますが、自宅で暖房はここ数年一度もつけたことがないし今後も予定はなく、っていうかリモコン自体しまっています。さすがに二桁切ったらきついかもなと先日同僚に話したら、「13度でもかなりきつい」と言われました。

2018年12月28日金曜日

韓国艦艇の火器管制レーダー照射事件について

 事件内容についてはもはや説明は不要でしょう。本日日本政府は見出しに掲げた韓国艦艇の自衛隊哨戒機への火器関税レーダー照射事件について、事件当時の機内映像と音声の一部を公開しました。各所で分析記事が出ている通り、今回の映像では機密保持の観点から一部音声が伏せられているものの、公開されていた映像は韓国側のこれまでの主張とは異なる内容が見られます。具体的には

・捜索中の北朝鮮漁船が目の前にいる
・荒れていると言った波は穏やか
・哨戒機から韓国艦艇へ伝えた通信内容の一部は韓国側が主張するCoastという単語がない

 そもそも、発覚当初に「火器管制レーダー打った」と言っていたのにその後で「実は打っておらず打ったのは光学カメラ」と言いなおしている時点で嘘八百ついていることは百も承知でしたが、どうしてまたすぐわかる嘘をつくものだとみているこっちが呆れてきますし、現状の双方の主張を見る限りだと贔屓なしでも私は日本の主張に真実性を感じます。
 それにしても今回の騒動は見ていて腹立たしいことこの上なく、多少過激な主張で実現は不可能だとはわかってはいながらも、この際断交するのて手かとよぎりました。少なくとも軍事面で今後、このように問題をいたずらに大きくしながら関係者の処分、再発防止策を取らない韓国には後ろから銃を撃たれるような事態も想定されるだけに、米国の機嫌を損ねてでも軍事協力だけでももはや立つべきではないかと感じます。

韓国国防相の更迭もありうるレーダー照射事件の報い(JBpress)

 今回のこの問題で私の根城ことJBpressでいい記事が出ていたというか、2013年の中国艦艇による火器管制レーダー照射事件が振り返られています。詳細は読めばわかりますが、当時も中国贔屓の私ですら危険極まりない行為で腹立ちましたが、今回の韓国の対応を見ると、まだ中国は話し合える相手だったなと思えます。

 当時のレーダー照射、特に二度目の照射に至った背景については上記記事によく描かれていますが、自分が当時の状況で未だによく覚えているのは中国報道官の発言です。具体的には、「中国政府としてはレーダー照射を把握していない」という内容でした。
 当時、中国としては既にレーダーを照射したことは半ば認めていたのですが、敢えて報道官は上記のような発言を取ったと思われます。是の言わんとするところは、善意で受け取るなら、

「今回のレーダー照射は現場の軍関係者が独自に行ったもので、政府が指示したものではない」
「中国政府としては抑え込みたいが、海軍らが政府方針の妨害を考えている可能性がある」
「日本政府に置かれては、この問題を煽らずなるべく穏便に対応してほしい。煽られると中国政府も抑えきれなくなる」

 というメッセージだったのではないかと私は見ています。実際にあの時のレーダー照射は現場の独自判断だっと見て間違いありません。
 よく誤解されがちですが、中国政府と中国軍こと人民解放軍は決して仲がいいわけではありません。むしろ軍縮に積極的(研究予算とかはバリバリ増やしているが)な中国政府に対して解放軍の反発心は強いとされ、習近平もSPを軍縮対象の陸軍から空軍所属者に切り替えたとすら言われています。

 そうした背景から言って当時の中国報道官の発言は、偉そうな言い方だとは感じるものの、「レーダー照射による紛争拡大は中国も望んでいない」というメッセージ性が感じられました。少なくともその後、中国艦艇からの同様なレーダー照射事件は起きてはいません。

 それに比して、というよりも中国の時にあれだけ大きな問題にもなったにもかかわらず、今回の韓国政府の対応はわざと火に油を注ぐような行為で、ひたすら頭に来ます。一部韓国よりの論者が日韓関係を考慮して日本が折れるべきだという主張をしていますが、この火器管制レーダーは一歩間違えれば攻撃に直接つながる行為であることを考慮すると、その意見には首肯できません。
 仮にここで日本が折れ、韓国側で何の綱紀粛正や対策が取られなければ調子に乗って同様の行為が再発、頻発化する恐れがあり、実事故に発展するリスクは確実に高まります。中国のように、暗に今後はこうした行為は控えるようなメッセージが込められているならともかく、今回の韓国政府の態度を見る限りでは無反省、居直りしか感じられず、むしろ日本に責任転嫁しようとするその態度に対しては、日本が強硬な立場をとることが今後の韓国軍にとってもプラスだとすら思います。

 今まで韓国政府に関しては正直あまりいい印象を覚えていませんでしたが、今回のこの火器管制レーダー照射事件を受け、自分の中で一気にその印象が悪化しました。無論だからと言って韓国人個人に対して差別的感情を持ったりするのは良くなくそうしたことはしてはならないし、やっている人がいたら注意しなければとは思いますが、国としての付き合い方についてはやはり大きな距離を置くべき相手、言ってしまえば利に聡い中国の方がまだ話ができるという気がします。

2018年12月27日木曜日

広州と孫文

 友人から「広州ネタはよ(´・ω・`)」と急かされたので仕方なく書きます。

 先日にも書いた通り、先日広州にいる友人を訪ねる形で旅行してきました。これまで中国の南方都市は香港に割と長く滞在し、その間に深圳とかも尋ねてはいましたが、これまで広州は中国の主要都市でありながら一度も訪れたことはなく、どんな感じなのかなと興味はありました。
 ただ訪れるに当たってあまり前準備はせず、都市としてのイメージも工業都市であってあんま歴史とかないかなと思っていましたが、本当に行く前日になって調べ始めたら辛亥革命以降の時期は文字通り革命の中心地であったことから、国民党関連の史跡とかが残っていることがわかりました。特に孫文の出生地である中山市と広州市は接していることもあり、孫文関連については盛り沢山でありました。


 上の写真は市内中心部、具体的には広州市政府官庁の目の前にある孫文記念館です。この日はたまたま地元の小学生の何らかのイベントがあったせいで敷地内は小学生でごった返していましたが、とりあえずでかい施設であることはよくわかりました。

記念館敷地内にある孫文の銅像



 記念館のほかに、「第元帥府」というかつて孫文が臨時大総統であった頃に広州市に置かれた政庁跡地があり、こちらの方がパネル展示などが充実していました。


大元帥府近くの住宅。こんなんありなの?


 この大元帥府内の展示には孫文ゆかりの品物も多くあり、中でも目を引いたのはこの手紙でした。下に見える解説文によるとこれは孫文が日本の犬養毅に送った手紙だとのことで、孫文率いる国民党、中華民国を日本側からも支持してほしいという意思を伝える者だそうです。
 文字がやや古く達筆すぎることから細かくは読めませんでしたが、よくよく子細に見てみると「頭山先生」、「渋沢先生」といった単語が出てきており、これはそれぞれ頭山満と渋沢栄一を指しているとみられます。

 知ってる人には早いですが孫文の日本政財界におけるコネクションは強く、上記の二人以外にも孫文を熱烈に支援した日本人は多いです。ただ残念ながら、現在の日本市ではこの時期、具体的には辛亥革命による清朝崩壊から中華人民共和国成立までの時代が取り上げられることは少なく、この時期の日中偉人同士の交流はあまり知られていません。
 もっとも、この自分をもってしてもこの時期の中国の流転ぶりにはついていくのが難しく、それほど理解していないのが本音です。今回広州を回って一部キーワードとかは頭に入れてきたから、腹くくって今度調べなおすのも手ですが。


 同じく大元帥府には、意外と日本ではお目にかかることの少ない若い頃の蒋介石の写真があり、珍しいのでわざわざ写真に撮りました。なんていうか髭がないと「誰こいつ?」と、元プロ野球選手の小笠原選手みたいな印象を覚えました。


 同じく展示されていた上記写真の人物は馮玉祥(ふうぎょくしょう)という革命期から二次大戦終結まで活躍した軍人ですが、こちらは一目見て、「あれ、クロちゃん?」と思って思わず写真撮ってしまいました。つぶらな瞳がやけに印象的ですが、実際この人は牧歌的な人物で部下たちからはすごく慕われた人物だったそうです。
 っていうか最近こういう歴史人物の写真見ると、どのお笑い芸人に似ているのかとか考えてしまうことが増えてきました。

2018年12月26日水曜日

自動翻訳に見る日本語の可能性

アマンヤンユン(トリップアドバイザー)

 上のリンク先は上海のリゾートホテルの予約ページですが、何気なくこの前レビューを見てたら、恐らく外国人が書いたレビューが日本語に自動翻訳されてて、以下のような文言が書かれてありました。

「しかし、23日に私たちをFour Seasons Pudongに連れて行った運転手はひどかった!私が見た最悪の運転手!彼は他のドライバーと非常に失礼だった、それらを切って、彼のライトを点滅させ、ドライバーが遅すぎると、彼は遅いドライバーを通過したとき、彼はいつも何かをかき鳴らし、イアホンで大きな音を聞いていた。二度彼はそれを止めた。彼はまた、連続的かつ嫌なことに、非常に大声で粘液を咽喉に引き寄せて嚥下させた。彼は加速しすぎて早すぎた。」

 ホテルは良かったけどタクシー運転手が悪かったという感想なのですが、黒字の部分はいわゆる「カー、ペッ」っていう痰吐き行為のことを言っているんだと思います。私が驚いたのは、一見ぎこちない日本語ながら上記の黒字部分を読むだけで痰を吐いている光景がまざまざとイメージできたことです。しかもやけに印象に残るし。

 自動翻訳というとキチンと訳してくれないイメージの方が強いですが、上記の通り時と場合によっては既存の日本語表現を上回りかねない、非常に的確な表現を生み出すこともあるようです。ちょっとこれで私も見直したので、今後機会があれば研究してみようかと思います。
 ちなみにもう一つ気になったレビューはこちら。

「1泊の滞在と1200ドルで、私たちは最高の高価な部屋を確保しました。アフタヌーンティー、サラダ、炭火焼き鳥などのサービスは、復活の価値はありませんでした。しかし、少年はそれが豪華です!」

 なぜ炭火?

2018年12月25日火曜日

コメダ珈琲での電子決済返金の顛末

 先日、買い物の帰りに上海市内にあるコメダ珈琲に寄って、まとめ買いした「煉獄のカルマ」という漫画を読んでいました。知ってる人には早いですがこの漫画、今度アニメ化する「五等分の花嫁」の作者が作画しており(原作は別の人)、内容も自殺という重いテーマであることから一時期話題になった打ち切り作品です。個人的には好きだし絵柄も作画している春場ねぎ氏にとって五等分より雰囲気も合っているように思えるので、また機会があれば短期集中連載で復活してくんないかなとか思っています。
 それにしても巻末のおまけ漫画が面白い。

 話は戻りますが漫画数冊分を読むためブレンドのラージ(32元=約510円、ちょい高いような(;´・ω・))を頼んで読み終えスマートフォンで電子決済し、家帰ってウキウキワクワクと昼寝しようと思ったらなにやらスマホがチカチカ。何かと思ってみたら、先ほど支払った32元の代金が返金されていました。
 この時点で恐らく、コメダ側が何らかの操作ミスによって自分に間違って返金したのではないかと思い、面倒だけど明日になったらもうわけわかんなくなるだろうから、もう一度お店に行かなくてはと考えました。ただ昼寝が最優先であったために2時間ぐっすり昼寝した後、起きたら小雨が降り始めていて嫌だなとか思いつつ、自転車に乗って再びコメダまで行ってきました。

 店に着くと幸いなことに、会計した人とは別ですが昼間の時点にいた店員をすぐ見つけられ、さっそくスマホの電子決済代金確認画面を見せながら、「代金を支払ったのに何故かその後返金された」と伝えたところ向こうもすぐ合点がいき、「すいません、こっちの操作ミスで返金してしまいました」と、自分の思った通りの事態が起きていたことを明かしました。
 それならばとその場でもう一度代金32元(ちょっと高いような(;´・ω・))を支払って、お礼言われて帰りましたが、電子決済だとこういう操作ミスが今後も起こりうるかもなという風に思います。

 何気にというか今回すぐに事態が把握できた理由として、最初の代金決済を行った店員があまりこうした処理に慣れていないように見えたからです。採用されたばかりだったのかもしれませんが、電子決済用のコード読み取り機の操作に少し戸惑っており、返金が通知された時点ですぐに不慣れな操作からミスったのではということが予想出来ました。
 こうした場合、代金の決済の間にはアプリ会社、若しくは金融会社自体が挟まるため、当事者同士で直接やり取りすることが実は難しかったりします。現に私もコメダ珈琲の店舗に直接連絡とろうかと思いましたが決済確認通知からは連絡を取ることが出来ず、直接店舗に赴くしかありませんでした。

 現金での支払いなら釣銭間違えとかは起こりうるでしょうが、まさか代金丸ごと返金みたいなミスはまず起こりえません。一方、電子決済の場合は操作ミスによってはこういうことも今後起こりうるだけに、そうした場合にはどんな対処をするべきなのかとかも考えておくべきかもしれません。


           

2018年12月24日月曜日

甦る悪夢(;´Д`)

 またしばらく更新していませんが特別な理由ではなく、広州に旅行へ行っていただけです。旅行内容はまた暇なときに少しずつアップしようかと思いますが、一番語りたいのはホテルでした。

 今回は二泊三日で現地ホテルにに博する必要があったのでC-tripで探したところ、友人との合流地付近はやたらサービスアパートメントしかなく、普通のホテルはあんま見当たりませんでした。
 参考までに話すとサービスアパートメントとは長期出張者向けの、台所などを備えたホテルで、基本的に通常のホテルと比べると部屋や設備が穢かったり、たばこの焦げ跡などが目立ったりするので短期滞在なら使わない方が吉です。

 そんな中、普通にホテル(賓館)と書いてあるホテルが一泊160元(約2500円)と安くで存在することに気が付き、迷わずそのまま2泊を予約しました。このホテルについて友人は、「安すぎる、怪しい」と言いましたが、「俺はかつて出稼ぎ労働者が泊まる木賃宿にも泊まったことのある男だ(´・ω・`)」と言って意に介すことはありませんでした。

 そんな込んだで宿泊当日。昼過ぎに広州についていくらか見学した後でホテルに到着すると、なんか写真で見てたよりずっと汚いロビーで、フロントにいるおっさんに宿泊手続きを頼むと、「おーい、客だぞー!」と後ろに呼びかける。しばらくして女性が来ましたが、こんな感じでフロントに受付が常駐していませんでした。
 そして指定された部屋を訪れると、ドアを開けた瞬間に据えた匂い、っていうか激しい便所臭がして、「えっ、ちゃうやん(゚Д゚;)」とか焦り始めました。よくよく眺めてみるとトイレとシャワーは一体、っていうか仕切りが一切なくてシャワー浴びたら確実に便器がびしょぬれになる構造で、床はくぼんだ箇所があり水たまりができていました。っていうかそれ以前に水をぶっかけて普段から掃除しているのか、部屋に入った時点で便器がびしょぬれのまま「消毒済み」というテープが巻かれてありました。

 他の室内もそこら中がカビている上に漆喰は剥がれ、何故か粉砕された椅子が置かれてあるなど独特のセンスのある部屋模様で、窓も完全には閉まらない仕様でした。さすがにきついと感じたものの予約した手前、二日間我慢すればどうとでもなるんだと思ってスリッパを探したら、ゴムのスリッパで破損個所をビニールひもで無理やり補修してあったので後で買ってこなきゃと思いました。

 その後、友人と合流して広州を堪能した後で部屋に戻りシャワーを浴びようとしたところ、どれだけ長く待ってもお湯が出ないということに気が付きました。広州はあったかいので我慢できないこともないものの、さすがに旅先で風邪ひいたらえらいことになると思い、泣く泣く手足と顔、頭だけを洗って済ませました。
 なお洗面所の蛇口はひねるとすぐお湯が出てきました。

 さすがにここに至って、「明日もこんなところで寝るのはイヤだ」と思って、めちゃくちゃ湿ったベッドの上で携帯を弄り、明日のホテルを探し始めました。最終的には280元(約4500円)のホテルを近くで見つけて早速予約を入れ、便所の臭いが漂う部屋で我慢しながら、っていうかあん真似られなかったけど夜を明かしました。
 翌日、フロントには予定を変えたからもうチェックアウトする、返金はしなくていいと伝えて去り、その夜は予約した漢庭ホテルという全国チェーンのビジネスホテルに泊まりましたが、ただの、それもどちらかといえば格安の方のビジネスホテルなのに、普通にお湯が出たり、シャワーに仕切りがあるだけでなんかめちゃくちゃ感動しました。でもってよく眠れました。

 なお値段の安さを懸念した友人は事の顛末について、「それ見たことか( ・´ー・`)」と言ってきましたが、この件に関しては全く反論することが出来ませんでした。っていうかいまだにシャワーにお湯の出ないホテルが存在するなんて、そこそこ中国歴長いけど完全に想定外でした。

 ただ、かつて私が上海で住んでいた部屋を思い起こすと、シャワーはお湯は出るものの便所臭は常にしていて、当時はいろいろ対策しながら住んでいました。逆を言えば自分が豊かになったせいかそういう者への耐性が弱くなっているとも言え、豊かさの代わりに強さを失っているということに今回気が付かされたわけです。まぁもう一度取り返そうという気持ちはあんま起きないですが。

2018年12月20日木曜日

昨日出た記事について

 本題と関係ありませんが、「アクシズの脅威」というゲームにて何故か「ドム」の量産が始まった後に「プロトタイプドム」の開発が終了しました。不思議なタイムパラドックスを見て、狐に包まれたような不思議な感覚を味わいました。

総括・中国バブルはなぜ崩壊しなかったのか?(JBpress)

 それはさておき本題に移ると上記リンク先は昨日出た自分の記事ですが、結論から言うと実は少し失敗したと思う点がある記事でした。それは何故かというと、当初はもっとたくさんのチャイナリスクとして指摘されている問題をさらって何故それが「リスク」から「ダメージ」に転化しないのかを幅広く解説しようと思っていたところ、住宅バブルと少子高齢化を取り上げただけであっさり文字数が埋まってしまい書けなかったからです。
 自分でもびっくりでしたが、グラフの作成を含め約2時間程度で書きあがってしまい、どうすんねんこれとちょっと途方に暮れたところもあります。一応メジャーな問題二つ上げたから記事としての体裁は保っているものの、やはり読み心地的には本人としても納得がいかず、もう少し攻勢を考えるなり、見出しを工夫するなりしてもよかったかもしれません。

 なおこの次、先週末に書いた再来週に出る予定の記事に関しては、自分でもあり得ないくらいに経済コラムとしては完成度が高くて気に入っています。

 話は戻り今回の記事のヤフコメですが、まぁどうせたくさんの批判が来るだろうと思っていましたが、自分が思っていたより記事内容に同調する声も多く、中でも「中国バブル崩壊論は予測というより期待」といった内容のコメントが散見され、割と自分の言いたいことをきちんと受け取ってくれている人はいるなとは感じました。
 一方で、「崩壊はこれからだ」、「既に始まっている」と言っている人については正直、そんなこと言ってて恥ずかしくないのかと内心思います。中国経済が好調だというデータを出せば情報操作されていると言い、逆に不調だというデータが出ればそれみたことかと信じるダブルスタンダードには飽き飽きしていますが、ちょっと目に付くコメント垂れてた奴がいたので晒します。



jis*****

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今年の後半期から急激に給与が下がっているのを考慮していませんね。
2018年前半と後半で給与の逆転が始まっているのですよ。
このまま給与の下落が続けば来年は確実に大暴落が始まりますよ。
世界の企業もそれを感じ取っているのか、最近になって撤退している企業が相次いでいます。
スズキも撤退したと言ってましたからね。
ファーウェイショックも中国は隠していますが思っているよりも深刻だと思います。
おそらく連鎖的に中国の他企業に波及するでしょう。
潤っているのは深圳だけと言う事をお忘れなく。



 上記のコメントですが、少なくとも中国で賃金が下がっているなんてデータを私は見たことがありません。また日本国内の報道を見ていても、中国崩壊論はあるとしても、このような言及野された方をしている報道は私は知りません。でここだけの話、自分以上にあらゆる分野のニュース、特に中国関連を網羅している人間はかなり限られると思われます。
 それどころか都合がいいのでまとめて解説しますが、中国の企業では基本毎年定期昇給があり、昇給幅は数%、具体的には5%前後毎年上がります。一時期ほどではないものの物価も年々上がっているので給与がそのままだと貧しくなることから、定期昇給を行わなければガチでストライキ、人材流出につながるだけに、同じ会社にいて給与が下がるケースは少なくとも私は見たことがありません。まぁ倒産間際の遅配なら別ですが。
 あと賃金観測によく使われる大卒初任給もずっと上がっており、2010年くらいは2000~3000元だったのがもう現在は5000元をオーバーしています。

 それ以上に大きいのは、日本でも一部報道されていましたが今年に中国は個人所得税改革を行い、低所得層から富裕層に至るまでほぼすべての納税者の所得税が減税されました。年収2000万円を超える層ですら減税対象に含まれ、低所得層に至っては月収5000元くらいまでなら所得税がゼロ扱いになるなど、かなり手厚い減税策となっています。
 それと同時に、消費税も大半が引き下げられ、もっとも幅広く適用される税率は17%から16%に引き下げられています。事実上、手取収入は増えて物価は引き下げられ、国全体で消費を活発化させようと手厚い政策が採られています。この環境で給与阿が下がっていると、何を根拠にどこのデータで言っているのか、真面目に見せてもらいたいものです。勝手な妄想するのは人の好き好きですが、それを口に出すか出さないかは、特に海外報道においては許されないケースもあると私は考えます。

 それにしてもよくもまぁ堂々とこんなこと言えるなと思います。まぁいちいち相手にしなくてもいいのかもしれませんが。

 それともう一つコメントを見ていて思ったのは、「中国は共産主義だから」というコメントが多いのが目につきました。このコメントについて私の方から少し言わせてもらうと、政治体制的には共産党の一党独裁ではありますが、経済体制においては既に中国は日本以上の資本主義国だと私は捉えています。具体的には中小企業が潰れることに対して全く呵責がなく、むしろ効率化を進めるためにしょうもない企業は潰すか、統合させて産業再編するべきだと下から上まで本気で言っています。

 昔、私が日本は中小企業を大事にし過ぎると言ったところ同僚だった女性社員が、「中小企業が潰れてその経営者や従業員の華族が路頭に迷ってもいいんですか?」と食って掛かってきたことがありましたが、多分大阪出身だからそういう思想を持ったのでしょうが、

「日本の多くの中小企業は経営効率も悪く実質破綻していながら、妙な補助金とかで無駄に生き永らえ、きちんと黒字を出せる経営効率のいい企業から客を食って余計に経済を悪化させている。でもって場合によってはまともな黒字企業の方が補助金を得るコネがなくて逆に潰れるケースもある。そうしたゾンビ企業(十年くらい前だが本当にゾンビ企業という言葉を当時使った)が生き永らえるせいで、そいつらの何倍もの数の人間が路頭に迷うことになるんだよ」

 と言って黙らせましたが、ガチであの時は無言で殴りつけてもよかったと思います。そう思うくらい、必要以上に中小企業を保護する悪弊について、日本人は無関心過ぎると日ごろ思います。

2018年12月18日火曜日

ハリウッドの黒人男優らについて

 ハリウッド映画における黒人俳優を敢えて言い表すなら、代表的マイノリティとするべきなのかなと個人的に思っています。人種的、配役的にはマイノリティに属すものの、現実としては日本人を含むアジア系や中東系の人種と比べれば人数、配役ともに恵まれており、ハリウッド映画において優秀な俳優を供給し続けています。

 そんな黒人俳優、特に男優についてですが、以前と比べればややその傾向ハウス待って来たかなとは思うものの、私が子供だった頃から黒人男優と言ったら「面白黒人」とも言うべきポジションが多く、具体的には「おしゃべり」、「冗談好き」、「でかい」の三拍子が揃っているのがお約束でした。なお戦争映画ではたまに寡黙な黒人俳優も出てきますが、大体がどれも上記の三拍子が揃ってて、あとでかくて画面映えすることから割と善戦して倒れるようなキャラも多かったような。
 そうした「面白黒人」というポジションはいつから確立したのかと言われれば定かではありませんが、個人的にその代表格として多くの人間に認知されているのは間違いなく、「ビバリーヒルズコップ」等で有名なエディ・マーフィーでしょう。コメディアン出身という背景に加え、徐々にキャリアの中で演技力を高めていったことから代表的黒人俳優として認知されており、私の中でもハリウッド映画における黒人俳優のポジションを固めた最大の人物だとみています。

 そんなエディ・マーフィーに、「あいつは42歳でブレイクしたんだぜ」と、かつて自分が主演する映画に端役として出演していながら、現在は自分を大きく上回るようになった相手への高度な皮肉を吐かせたのは、サミュエル・L・ジャクソンです。エディ・マーフィーの言う通りにキャリアとしてはかなりの遅咲きですが、現在国人男優の中でもキャリア、ギャラ等の面で最高峰にいるのは間違いなくこの人でしょう。
 主な出演としては「スターウォーズ」のメイス・ウィンドウや「アベンジャーズ」のニック・フューリー等ですが、どれも威厳のある大物感があるキャラばかりで、実際にその表情、特に眼力は画面的にも印象が強く、演技力も申し分ないことから現在の地位にも深く納得します。個人的には、「パルプフィクション」で演じたギャング役のセリフの言い回しが一番好きですが。

 そんな上記の二人とはやや趣が異なり、どちらかと言えば前線よりも後ろから暖かく見守る系の大物国人男優としてはモーガン・フリーマンがいます。多くの出演作の中でも個人的に一番印象が強いのは「セブン」でブラッド・ピットと組む定年間際の刑事役ですが、黒人キャラは割と荒々しいキャラが多い中、非常に知的なその演技はなかなか他の人では見られません。

 以上の三人が私が見る中で最大級の黒人大御所俳優三人衆ですが、これに次ぐスターに挙がってくるのはウィル・スミスでしょう。この人は「メン・イン・ブラック」などのキャリア序盤でこそ典型的な面白黒人でしたが、近年は重厚感のある演技もできるようになり、何より度の出演作でもヒットを飛ばすというのは実力の賜物でしょう。
 そんなウィル・スミスからやや遅れてブレイクしてきたものの、現在は「アベンジャーズ」のジェームズ・ローズ役でお子様の間でもすっかり有名となってきたのがドン・チードルです。この人はどの映画でもあまり面白黒人っぽいキャラは見せず、むしろなんでか知らないけどやたら忍耐を求められ顔全体で大汗かくようなキャラばかり演じている気がします。特に「ホテル・ルワンダ」の主演では、汗かいてないシーンなんてないんじゃないかっていうくらいでしたが、逆を言えばそういう緊迫感を伴う中で責任感を示す俳優と言ったら今この人が一番ではないかとすら思わせられます。

 同じく、「アベンジャーズ」出演組だとブラック・パンサー役のチャドウィック・ボーズマンがいます。この人の場合は何気にアベンジャーズに出る前の、米メジャーリーグ史上初の黒人選手であるジャッキー・ロビンソンを描いた「42」も観ていますが、この映画の時点で類まれな演技力と画面映えする仕草から売れるだろうなという感触を覚えていました。ブラック・パンサーではまだ若さ故の暴走っぽいシーンをよく見せられはしますが、42での演技は先のドン・チードル同様に忍耐を誇示する場面が多く、なんとなくですがこの辺りから黒人ときたら「面白黒人」というものではなく、「我慢に我慢を重ね責任を果たす」というような忍耐系のキャラが増えてきたように思えました。近年の黒人キャラの描かれ方も、なんとなくそういうのが増えてきているような気がするし。

 このほか有名どころを挙げると、「ラッシュ・アワー」シリーズのクリス・タッカーは一時期めっちゃビッグになってましたが、最近はなんか見ないなと思ってたら全然映画に出演していなかったようです。なぜやろう。
 あとダニー・グレッグという「プレデター2」で主演を演じた人もいますが、この人は後に「ソウ」という有名ホラー(スプラッター?)映画でもプレデターの時みたいに刑事役を演じてますが、こちらでは犯人のジグソウの罠にかかって相棒同様にあっさりやられちゃいます。このシーンは見ていて、「なんでプレデターには勝てるのにジグソウなんかに負けちゃうんだよ」と、個人的にやや不満でした。

2018年12月17日月曜日

札幌大爆発を見て(゚Д゚;)

 既に各所でも報じられていますが札幌市内で大爆発があったという事件について、今になってようやく写真とか確認しましたがそのとんでもない内容に唖然としました。爆発の規模はもとより、建物一棟丸ごと吹っ飛ぶような大惨事にも関わらず、死者は一人も出ていないという結果を見てなんか変な信仰に目覚めちゃいそうな気すらしました。

 それに輪をかけて凄いのが爆発原因で、既に報じられていますがなんでもアパマンの社員がわざわざ室内でスプレー缶に穴開けて、ちょっと休憩とばかりに給湯器付けたところで爆発したとのことですから、原因は間違いなくアパマンでしょう。何気にアパマンは一回利用してあまりいい印象を覚えなかっただけに「滅びよ!」などと心の中で祈ってます。

 以上の感想のほかに何か書くようなことなどもないのですが、さすがに今回の事件はインパクトが強すぎたので、記録がてら残しておこうと考えました。それにしても事実は小説よりも奇なりと言いますが、こんな内容の爆発事故、ギャグマンガに描いたって「嘘くせぇ!」とか言われて一笑も取れないでしょう。そう考えるとアパマンの人は想像を超えたことをやってのけたと言えそうです。
 っていうかガスまみれの中でこんな大爆発起こしておきながらよく死なずに済んだものだ(゚Д゚;)

2018年12月16日日曜日

記事書いている最中にやってること

 昨日一昨日と更新しませんでしたが、理由はまたJBpress用の記事を書いてたためです。もっとも一昨日は仕事終わって夕食を外で食べてすぐ寝て、昨日は仕事で疲れてたからお昼の2時から5時まで昼寝して、ウォーシップガンナー2ってゲームで遊んで、情報収集、原稿執筆をし始めたのは夜8時からでしたが。

 人によっては見方が変わるかもしれませんが、原稿書いている最中は割と長時間集中して、何時間もずっとパソコンに向かっていられます。ひどいときなんか朝から晩まで食事求刑を除いてずっとパソコンで作業していたこともあり、時間はかかりますがあまり疲れは感じません。
 では原稿を書いている最中はずっとキーボードを叩いているのかというと、実際は書きながらあれこれ調べ物したり、資料をまとめたりするので、このブログやよほどの生活コラムじゃない限りはキーボードを叩き続けるなんて言うケースはありません。

 では作業中は黙々としているのか、実はこれも違って、大体いつも歌ってます。歌う曲はあまり定型はなく、Youtubeとかで見つけた曲とかもそのまま聞きながら歌い始めることも珍しくありません。
 一体何故歌うのか問うと、決して歌が好きというわけではありませんしむしろ下手な部類ですが、なんとなく聞いてたら歌詞覚えてたら歌ってしまう癖がついてしまっていました。はじまりはそう、2000年代初頭に大学のレポートを書いていた頃でした。

 当時、なんでもいいから社会学に関する内容でレポートをかけと言われて当時集団自殺が流行っていたからこれをテーマに、自殺サイトなどを巡ったりして書いていました。で、この際、大半の自殺サイトは「このサイトは自殺を増長させるものではありません」とか言っておきながらどのサイトも背景真っ黒で、割と気分的に欝々とさせるものが多く、最初ノリノリだった私もだんだんと気分が滅入っていき、なんかして気合入れて作業しないとともって、Gガンダムの主題歌を歌い始めてのがすべてのきっかけでした。
 なお当時住んでいた下宿の壁はレオパレスなんて目じゃないくらい薄かったので、後で聞いたら隣の友人が「最近やけにノリノリだね」と言ってくれました。

 それで今回の作業で一番歌っていたのは、何気に銀河鉄道999の曲でした。これ歌いながら、かつて「暴走特急時速999」って動画あったことを思い出していました。

2018年12月13日木曜日

ヤマトからの偽SMS

不在通知で偽サイトへ、ヤマト運輸装う偽SMS(読売新聞)

 今日上記記事の見出しを見て、このところ仕事が忙しくて疲れているのか、「えっ、ヤマトってあの宇宙戦艦から?」とリアルに間違えました。すぐにこの「ヤマト」はクロネコの方だということに気が付いたのですが、もし宇宙戦艦からSMSが来るとしたらこんな感じなのかもしれません。


「地球の諸君

 突然の通信、失礼する。私は宇宙戦艦ヤマトの艦長をしている沖田という者だ。
 この度連絡に至ったのは、我が艦の危機を君たちに救ってもらいたいがためだ。

 軍事機密故に詳細を明らかにすることはできないが、現在我が艦は非常に困難な状況にあり、
 地球へ帰還するに当たり厳しい状態にある。
 この状況下において、大変心苦しい限りではあるが、地球にいる諸君らにはいくらかの
 志しを分けていただきたい。先立つものは金とはいうが、我が艦とクルーらが
 無事帰還できるよう、我々にいくらかの寄付を行っていただけないだろうか。

 もし共感してくれるのであれば、アンドロメダ銀行のイスカンダル支店にある口座へ
 1口10元で振り込んで欲しい。無論、この資金はヤマトが帰還するために使うもので、
 無事帰還した暁には必ずやその気持ちに報い、いただいた分の返金を保証しよう。

 突然のことで戸惑われているのではないかと思うが、我々は必ず地球に
 帰還することをこの場で約束する上、どうか我々の無事と帰還を信じてほしい。
 我々が帰ってくるその日まで、遠い星空を見上げながら待っていてくれ。

 波動砲より愛をこめて 沖田」


 ぶっちゃけ、ヤマトについてはあんまり詳しくないので適当に書きました。
 まぁでも実際にヤマトを装うSMSとするならこれくらい怪しくあるべきでしょう。

2018年12月11日火曜日

戦争の天才と外交の天才

 仮に戦争の天才と外交の天才が揃い踏んだらどうなるのか。この仮定に対する回答として最も適切なのは、19世紀中盤のプロイセンにあると言って間違いないでしょう。この時期のプロイセンには参謀総長にモルトケ、首相にはビスマルクがおり、両者は決して仲がいいという間柄ではなかったものの互いの才能を認めた上で相手の領分は侵さず、絶妙なコンビネーションでプロイセンの急拡大を後押ししました。
 実際に、モルトケがオーストリアやフランス相手に大勝しまくる中、ビスマルクは勢力均衡の原則に従って相手国を救済するかのような和睦を結ぶことがありました。こうしたビスマルクの行動に対してモルトケは反発はせず、むしろ協力するかのようにビスマルクと一緒になって皇帝の説得にも回ったそうです。

 この時代のプロイセンを除くと、戦争と外交の天才が一緒になる例は近代だとちょっと出づらいですが、無理にもう一つ上げるとしたらこの直前、18世紀初頭のフランスにおいてこの奇跡のコラボが実現しています。具体的には、皇帝ナポレオンと外務大臣タレーランのタッグです。
 ナポレオンについては言わずもがなですが、タレーランに関しては外交上手を指して、「現代のタレーラン」と比喩に使われるほど、欧州世界で高名な外交官です。日本ではあまり取り上げられることが少ないですが、ナポレオンがあちこちにケンカを売って相手を叩き潰した後、賠償金を含む和睦条約を悉く結んで終戦に持ち込むなど火消しに長けていました。もっともその賠償金の一部はフランスの国庫ではなく、「妥協してやる代わりに……」としてタレーランの懐に入ったそうですが。

 ただ、先ほどのモルトケとビスマルクも普段は仲が良くなかったですが、このナポレオンとタレーランに至っては互いの才能を認め合いつつも、普段の関係は最悪そのものでした。特にナポレオンはタレーランをひどく毛嫌いしており、何度も解雇しては、外交に詰まると再雇用するという繰り返しでした。
 そんなタレーランが最も活躍したのはワーテルローでナポレオンが大敗した後のことです。ドイツ、イギリス、ロシア、オーストリアの連合軍がパリに迫る中で和睦交渉にでると、「フランスを叩き過ぎると他の国が今度はお前の国を攻める」などと巧みに囁き、最終的には敗戦国であるフランスの代表であるタレーランの案を連合国が飲む形で条約が締結されました。決して誇張ではなく、太平洋戦争で日本が連合国に日本の和睦案を丸々飲ませたというような神業をやってのけたわけです。

 このプロイセンとフランスの例を見るにつけ、やはり戦争と外交のどっちかと言われれば外交を主とし、戦争を従とする方が国家としては強いのかもしれません。翻って見て、交戦力のない現代日本の外交力は如何ほどのものかと考えると、期待よりは不安の方が大きいのが正直なところです。

2018年12月10日月曜日

産業革新投資機構の役員辞任報道について

産業革新投資機構vs.経産省 取締役9人辞任の裏側(JBpress)

 既に各所で報じられている通り、日本最大の官民ファンドである産業革新投資機構において民間出身の全役人が突然辞任するという事態になりました。この件について私が見た報道では、民間出身役員らとスポンサーに当たる政府の意向でズレがあったためとされ、そのずれについては一部の報道では、役員らの高額報酬であったり、投資先が当初の目的とは異なる短期的な利ザヤ狙いの会社であったためなどと報じられていましたが、上記の大西康之氏の記事を読んだところ、なんとなくそれらとは違うのではと思うようになりました。

 先に書いておくと大西氏はかねてから自分も尊敬していた記者で、エレキ方面の経済記事であれば間違いなく現代日本でトップではないかとも見ています。なおこの前聞いたところによるとエレキだけでなく経済全般に強く、今をときめく(?)カルロス・ゴーン氏の日産入りを最初に報じた上に、日産に来る直前のゴーンに単独で取材してたりしてたそうです。

 話は戻りますが上記の大西氏の記事によると、政府と役員の対立は投資方針にあったようで、その内容というのもゾンビ企業を救うか否かという点だったそうです。
 これまでも産業革新投資機構は死に体だったJDIやパイオニアなどに投資というか救済を行っていますが、本来ならその名の通り将来の産業革新を担うベンチャーなどを応援する目的で設立されたにもかかわらず、こうした事業破綻した大企業の救済ばかり行っていることに役員らはかねてから疑問に感じていたそうです。

 その上で、本来の設立趣意に沿うバイオ系ベンチャー企業への出資を行おうとした矢先、国と経産省によって潰されていたようです。恐らくこれが前述の「短期的利ザヤ狙い」とされた案件かもしれません。

 この記事で言わんとしていることには納得、というより私も前々から考えていたことで、官民ファンドとは名ばかりに政界に発言力のある大企業を救済するだけの「ゾンビマスター」だと、産業革新投資機構について思っていました。何気にリメイクが発表されているバイオハザード2の話題を見たばかりだったので、「Gウイルス」という単語も頭に引っかかります。
 その上で、こうしたゾンビ企業の救済は果たしてメリットがあるのかという点で疑問でした。はっきり言えば市場主義に舵を切って国有企業の民営化に取り組む中国とは真逆に、日本はこの産業革新投資機構だけでなく年金機構や日銀などが多くの主要企業の最大株主となるなど、実質的に国有化が進んでいます。でもってそれら企業が成長力を持つのかと言えば逆で、むしろ衰退する企業にほど金を流し込んでおり、えてしていうならゾンビやタイラントを作るGウイルスをまき散らしているようなもんです。

 そのような観点で言えば今回役員らが一斉に辞任したというのもうなづける話です。本来ならば市場に任せて取り潰さなければならない旧大企業を政府の意向で延命すれば、市場が歪むに決まっています。今夜会見が行われているとのことですが、明日以降の解説記事もじっくり読む必要がありそうです。

2018年12月9日日曜日

今年の冬は唐突だった上海


 上記写真は昨日の上海市内の景色です。
 日本も昨日から急激に気温が落ちて北日本各地で大雪が観測されているようですが、上海市も大体似たようなもんで、先週までずっと雨で湿気が高く蒸し暑いくらいだったのに、一瞬で冬に変わりました。

 そんな上海で自分は何していたのかというと、雪が吹雪く中で自転車に乗ってました。何故そんなことをしたのかというと2019年シーズン版冬装備を試したかったからです。
 これまでは割と、ジージャンに手袋という変身前の仮面ライダーみたいな恰好で自転車に乗ることが多かったのですが、今年十月に日本帰った際にイトーヨーカドーで「これは……(゚Д゚)」と思うウィンドブレイカーが売られているのを見つけました。具体的には、中に錦や羽毛が一切入っておらず化学繊維生地のみのレインコートっぽい上着ですが、フードもついておらず、自転車に乗る際には風をまとわないような構造だったのが一目で気に入り、確か3500円くらいでその場で購入しました。

 このウィンドブレイカー+手袋で真冬を走ったらどうなるのか、と考えたのと、雪が降っているのだからやたらテンション上がって盗んではいない自分のチャリで走り出したわけです。その結果はというと、めちゃくちゃ寒かったですがウィンドブレーカーの効果は絶大で、一切風を通さない上に無駄にはためかないず、着ている上半身は全く寒くならなかったので最高に具合が良かったです。
 一方、手袋に関してはグリップ力を重視して長年ホームセンターで購入する作業用手袋を愛用してきましたが、今回雪の天気とあって漕いでるそばから手袋が濡れていき、しまいにゃ指先がかじかんでグリップ力以前な状態になりました。仕方ないので雪の中を手放し運転して両手を脇の中に入れて温めるというわけのわからない乗り方までする羽目となりました。

 やはりグリップがいいとはいえ水が染み込む、しかも通気性を持ち風を通す手袋だと秋口はいいものの真冬は辛いと実感したため、一夜明けた今日は新たな手袋を探しにあちこち回りました。
 狙いとしては耐水性、防風性に着目して皮手袋がいいなと思って最初カルフールを見て回りましたが、あんま品ぞろえは良くなく、女性ものばかりだったので何も買わずに去りました。
 次にユニクロに行ったところ、急に冷え込んだものだからお客も多かったですが、なんか手袋を置いてあるコーナーはやけに隅っこの狭いところにあってなかなか気づけませんでした。

 ただ、そこに置いてあった今シーズンの手袋は皮手袋はなかったものの、まさに狙い通りの防風性に特化した化学繊維製の手袋で、デザインもシンプルで悪くなくタッチパネルにも対応していたので 99元(1700円)だったもののその場でハンマープライスして買ってきました。次回以降から使っていくつもりです。

 最後に余談ですが昨日にJBpressの鶴岡編集長が上海にきて一緒に食事しましたが、その際の会話で、「中国のユニクロの値段って日本より高くないですか?」という質問が来ました。寒いので何か買おうかと思って寄ったそうですが、実際に中国のユニクロの値段は、製品はほぼすべて中国で作っているにもかかわらず、何故か日本の1.5~2倍したりします。結局買わなかったそうで値段について説明したところ、「よかった、日本で買お」とほっとしてました。

外国人労働者の門戸開放に対する意見

外国人労働者の受け入れは日本人労働者を不幸にする(BLOGOS)

 上記の記事は久留米大の塚崎公義氏のちょっと前の記事ですが、今話題の入管法とそれに伴う外国人労働者の門戸開放について自分の言いたい意見をきれいにまとめているので引用しました。
 この塚崎氏の記事に敢えて付け加えると、今回の外国人労働者の門戸開放によって誰が得するかと言えば、大企業とか中小企業以前の話ではないかというのが今回の主題です。

 塚崎氏の言う通り、ただ単にコストの安い外国人労働者を日本が受け入れ増やすことによって、人手不足への対策として現在動きつつある効率化改善の流れが断たれるというのは全面的に同意です。その上で、同じ外国人労働者を雇うという前提であっても、問題のある企業が栄え、法令順守に熱心な企業ほど苦しくなり、社会はいい方向に進まない気がします。
 何故かというと、きちんと法令に則って外国人労働者を雇うとの、そうでないのとではコストが変わるからです。保険や福利厚生など、従業員に優しい企業ほどこの方面のコストがかかり、逆に義務付けられている保険や安全対策を怠る企業ほど安いコストで雇え、価格競争力が増します。それによって同じ国内における競争に限れば、法令を無視して低い賃金、悪い福利、法令義務を無視した行動をとる企業ほど外国人受け入れによってますます栄えるという未来が予想されます。大企業とか中小企業とか言うのは議論以前でしょう。

 では外国人を受け入れるべきではないのか?長くこのブログを見ている人ならわかると思いますが私は移民賛成派であり、外国人労働者の導入については積極的な立場をとります。この時点で私の言ってることが逆だと感じた人はもうこの後の私の文章を読む資格もなければ想像力もないと思うので、読まなくてもらって結構です。

 この議論で問題なのは、外国人労働者を現在の技能実習生の問題同様、劣悪且つ不法な環境で働かせる事業者と企業の存在です。簡単に言えばこうした事業者を排除することが肝心であり、具体的には外国人労働者を雇用するに当たり制限をきちんと設けるべきではないかというのが私の意見です。
 具体的には過去に法令違反がないか、既存従業員へのパワハラや差別はないか、雇用する外国人労働者への保険や賃金待遇を雇用前にきちんと示しその通りに実行しているかなどの条件を設け、これら条件をきちんと満たしている企業のみが雇えるというような、そうした制度設計が必要だと思いますが、なんとなくここ見ているとその外国人は雇っていい外国人かどうかの確認ばかり重視されている気がします。日本人雇用ですらブラック企業がいつまでものさばっている社会なだけに、期待するだけ無駄でしょうが。

 結論を言うと、この入管法によって問題のある企業がますます栄え、真面目な企業がますます苦境に追い込まれる結果となるのではという気がしてなりません。日本人だけを雇うことが正しいのではなく、まともな企業が外国人をきちんと雇うことが私の中で正しい選択ですが、恐らくその通りにはならないでしょう。それこそさっきのように雇用するに当たる企業側の条件を設けるだけで大分よくなると思うのですが、少なくともそうした議論はついぞ見ることはありませんでした。
 ただ、もしかしたらこの懸念は杞憂に終わるのかもなという予測もしています。

ガイジン頼みもほどほどに(笑う蜘蛛の糸)

 この外国人雇用について、潮風太子さんが過去の事例についてリアルな体験談として語ってくれています。こちらの例ではどんだけ厳しい労働環境でも、かつてバングラデシュ人は懸命に日本で働いていてくれたことが書かれてありますが、果たして今後はどうなのかという懸念が私にあります。
 具体的に言うとそれは賃金で、仮に日本より多く外国人を受け入れ、多く賃金を払う国が現れた場合、日本に外国人が来るのかという点です。既に別の報道記事で見ましたが、南米での日本の労働者募集はその雇用条件からして総スカンを受けているそうで、募集をかけたところでかつてと比べて豊かさを失った日本に外国人は来なかったりするかもしれません。募集をかけたらすぐやってくると当たり前のように思って議論していいのか、この辺も議論の価値があるかもしれません。

2018年12月6日木曜日

カナダで逮捕されたファーウェイCFOについて

 日本のメディアでもすでに大きく報じられているので今更説明するまでもありませんが、中国のエレキ大手である華為技術(ファーウェイ)のCFOである孟晩舟女史がカナダで逮捕されました。容疑は米国のイランに対する経済制裁に違反して物品を卸したためと報じられていますが、矛盾を挙げたら切りがないけど一応まとめると以下の通りです。

・何故カナダは米国に変わって逮捕行為を実行したのか
・経営者とはいえどうして法人ではなく個人を拘束したのか
・制裁違反をしたと非難する対象がどうして国(中国)ではなく企業(ファーウェイ)なのか
・どうしてイランに制裁をかけるのか

 これ以外にもいろいろありますがやはりこれは別件逮捕であり、昨日私も述べた米中貿易摩擦が原因とみて間違いないでしょう。そういう意味では孟CFOは運悪くターゲットになってしまったと言え、この点に関しては素直に同情します。
 一部で今回の逮捕は端末への仕込みで個人情報等を盗み取っているファーウェイだからだと揶揄する声もありますが、情報遅漏等が原因でないことは明らかであり、私的にはどうせならもっと面白いこと口にしろよと言いたくなる意見です。むしろその説で行ったら、大々的に個人情報を盗み取って売却していることが明らかなFacebookとかの方が私は非難されるべきだと思います。ちなみいにFacebookはハッキングによって個人情報を大量に流出していることもほぼ明らかですが、それに対する補償もしていないだけにクソムカつきます。

 話は戻りますが今回の孟CFO逮捕に対する中国側の反応ですが、やはり大きな衝撃として受け取られており大きく報じられています。報道内容としては日本の報道内容以上のものはなく、基本はカナダ側の発表と米国が裏で糸引いているとの推測、あと中国政府が現在カナダ側に逮捕理由に確認するとともに保釈請求を出しているというくらいです。
 個人的に興味を持ったのは、事件内容以前に孟CFOという人物でした。自分はこれまでこの人についてあまり知らなかったのですが、日本でも報じられているようにファーウェイの創業者兼総裁である任正非氏の娘です。

 ここで「なんかおかしくね?」と気が付かれたらプロファイリング検定4級くらいは合格するかと思いますが、見ての通り任総裁と孟CFO、親子なのに苗字が違います。中国は夫婦は別姓のまま過ごし、子供に関しては父親の名字を受け継ぐのが一般的なのですが、何故か孟CFOは父方ではなく母方の姓を名乗っているようです。この件に関しては中国でもいろいろうわさが出ており、任総裁は孟CFOではなく、入婿に家督を相続させるつもりで敢えて娘に自分の姓を名乗らせていないのではなどと言われています。
 このほか任CFOには、あくまでネット上と一部報道のうわさによるものですが、なんでもこれまで四度の結婚履歴があると言われています。少なくとも一回の離婚歴があることは暗に本人も認めており、その相手は現在のファーウェイ幹部らしく、分かれた旦那について任CFOは「あいつは通信業向きの人間じゃなかった」とよくわからない評論をしています。っていうか通信業が向いている人間ってどんなだよ。

2018年12月5日水曜日

米中貿易摩擦の影響について

 最近経済方面で記事書いてなくてなんか無償に書きたくなったので、周りに解説することの多い米中貿易摩擦の影響について少し述べます。

 米国側の仕掛けから始まった米中の関税引き上げ合戦ですが、結論から言うと現状、中国側では目立った影響は出ていません。それどころか十月の中国の貿易統計ではむしろ以前より輸出が増加するという結果が出ました。一体何故こうなったのかというと、関税引き上げの影響は遅れてやってくるからです。
 基本的に貿易取引はよっぽどスポットの取引じゃない限りは数ヶ月前から手配が進んでおり、関税が引き上げられたからすぐ翌月から取引量を減らすなんてことはできません。むしろ現場では今後さらに関税が引き上げられるとの観測から、今のうちに取引できるものは取引しておこうというストック意識が働き、中国の輸出量は増加したと言われています。

 では今後もこうした動きが続くのかと言えば、はっきり言って未知数で予測を出す方がむしろおかしいです。理由としては変動要因が読めないためで、具体的には今後さらに関税が多品目で引き上げられるのか、それとも和解が実現して関税が元に戻されるのかも予断を許さず、またこの貿易摩擦によって産業転換も起こりうる可能性もあります。どちらにしろ、外部の知り合いらの意見をまとめると「影響が出るのは来年以降」とのことで、今年いっぱいは米中同士の非難合戦が続き、物事が動くのは確かに来年以降でしょう。

 個人的な意見を言えば、今回の米中貿易摩擦は中国側の方が不利であることは否めないものの、長期的には米国にとってあまり良くない一手ではないかと見ています。何故かというとこれまで中国はCPUをはじめとする半導体は米国からの輸入に依存していましたが、これ以前からも自主調達を図ってきてはいたものの、今回の関税引き上げによってよりその意識や動きが高まるのではないかと見ています。

 古い話を挙げれば日本は第一次世界大戦でドイツに宣戦布告したことでドイツからの医薬品輸入が途絶え、医薬品の自主生産の動きが広がり主だった製薬会社はこの時期に設立されています。同様に二次大戦でも、米国からフィルムの調達ができなくなったことから国策で作られたのが富士フイルムの前身です。
 また直近の例では、2010年に中国がレアアースの対日本禁輸措置を取ったことにより日本でレアアースを使わない素材や製品開発が一挙に広まり、レアアースの消費量は激減しました。一説によれば同一製品量に対しレアアースの使用量は半分以下にまで落ち込んだとされ、その後禁輸措置は解除されたものの中国のレアアース業者並びに日本のレアアース商社は揃って業績が落ち込み、廃業した例もあると聞きます。中国に至っては、年間輸出量の上限を定めたにもかかわらず、毎年その量に遠く及ばない状態が続いており、この件に関しては中国側も失敗だったとみる声が大きいです。

 上記のレアアースの事例のように、貿易対抗策は短期的には相手を苦しめたとしても、長期的には相手国の自立を促す結果につながりやすいです。それならむしろ安くでガンガン輸出し続ければその産業の相手国における成長を阻害させることになり(要するにダンピングだが)、こうした戦術も貿易戦争においては頭に入れておく必要があります。
 それだけに今回の米中貿易摩擦が中国の自立を促すことになるのか、私の注目点としてはやはりこの点にあります。

2018年12月3日月曜日

時間があると小説は書けない

なぜ勝谷誠彦は取り憑かれたように酒を求めたのか(JBpress)

 自分の記事ではないですがJBpressで少し気になり記述があったので紹介します。それにしても最近のJBpressはいろんな方面に飛ばしてて自分の記事アクセス順位が伸びず困ってしまいます('ω')ノ

 さて記事は先日逝去された勝谷誠彦の生前について書かれたもので一読に値する面白さを保証します。この記事の中で私が気になったのは以下の箇所です。

「本当は小説家になりたかった勝谷誠彦は、『天国のいちばん底』を未完のまま休筆し、本格的に小説執筆にとりかかろうとするも、山ほどプロットメモを書きながら、書くことはなかった。~中略~だから、書くための環境を整えたことで、逆に書けなくなってしまったのだ。」

 このくだりを読んだとき、ちょっとおばさんっぽく「わかるぅー」とか思いました。というのも、書くために恵まれた環境に置かれると小説っていうものは案外書けなくなるというのが私の持論だからです。
 こういうからには実体験もあるわけですが、私は高校一年生までは水泳部にいたものの、高二からは小説に注力するために退部しました。すると不思議なことに、高二時代の執筆量は高一と比べてみるみる落ちて、ぶっちゃけほとんど書かなくなりました。時間的制約の少ない大学時代もそうで、この頃辺りから小説よりも評論のようなものを書くのが好きとなり、四回生の頃に至っては三人分の卒論を代筆するなど今にして思えば結構はっちゃけたことをしていました。

 全員が全員そうだというつもりはないですが、かえって余裕のある状況の方が小説とか書けなくなる人間は少なからずいると思います。この手のタイプとしてはむしろ背中を追われるように、時間的制約とか厳しい環境に置かれた方がリビドーが溜まるというかなんとしてでも書いてやるみたいな気持ちが盛り上がり、書けるようになる気がします。私なんかその典型で、締め切り間際に一気に書くようなことはないですが、公私ともに逆境に置かれるほど真価を発揮するタイプです。
 ひとつ例を会えると約3年前の2016年1月は新しい会社に移って仕事をし始めた段階だというのに、引っ越しを2回、やたら困難だったインターネット契約に振り回されつつ派遣マージン率の調査で560社くらい調べ上げています。今思ってもあの時のバイタリティはすごかった。

 なので上記の勝谷誠彦の話を聞いても、本格的に小説を書こうと思って環境を整えたら逆に書けなくなってしまったという状況は十分起こりうるように思え、だからこそ気分的なダメージも大きかったのではと個人的に理解しています。自分がどういうタイプなのか、自覚していなかったからこそ起こった悲劇ではないかとも見ています。

 現在私はコラム記事を連載していますが、最近は締切より約2週間早く記事を出しています。これは何故かというと書きたいと思った瞬間に書くようにしているためで、現在はたまたまそう思うネタが豊富にあるためなるべく早くガンガン書き溜めているせいです。
 なおこのコラムを書く際には必要以上に力を入れないように心がけています。理由は上記の通り、本気になればなるほど見失ってしまうところがあり、やや脱力気味に取り組んだ方が自分にとってはいい記事がリアルに書けるからです。このブログも書きたいと思った瞬間に書くようにしていますが、それがほぼ毎日続くというのが変なところです。

2018年12月2日日曜日

The 停電(ノД`)・゜・。

 本日、二時半ごろから突如停電になりました。私の部屋だけでなくアパート全体が停電だったようで、しばらくすると外で住人らが騒ぐようになりました。それなら私じゃなくても誰かが電機会社とかに連絡するだろうと思って放置し、果報は寝て待てとばかりに無駄に昼寝し始めましたが、昼寝から起きた五時半ごろになっても停電は解消されておらず、仕方ないのでパワプロで遊び始めました。

 最終的には六時半ごろになってパツンと一気に電気が復旧しましたが、さすがに六時ごろは真っ暗の中、パワプロで遊ぶPSVitaの明かりだけがまぶしかったです。何気に停電でネット回線も切れていたのが結構ダメージ大きかったです。
 どうせ電気ないのなら喫茶店か何かに行こうかなとも思いましたが、生憎上海は今日大雨で、予報によるとこれまでやたら蒸し暑かったですがこれからようやく冬らしく気温が落ちるそうです。雨の中外に出るのも嫌だったので昼寝しましたが、周り真っ暗だしいい感じに眠れました。

 ガチな話、JBpressの次々回用の原稿は午前中に仕上げていて正解でした。書く前は果たしてどうなるかと思っていましたが、書きだしたらあっさり文字数埋まって、多分その気になったら一冊くらいの本出すのが余裕な内容でした。下手に午後まで作業引っ張らなくて本当に良かった。

2018年12月1日土曜日

横浜に帰って来た男

 プロ野球は既にシーズンも終わり、ストーブリーグもこの前の丸選手の巨人移籍が発表され、残すはオリックス・西選手の移籍先くらいしか話題は残っていません。あ、自由契約になった同じオリックスの金子選手もいたか。
 今年はドラフトでも大阪桐蔭出身選手、秋田の吉田選手など大きく話題になった上、先ほどの丸選手や楽天移籍が決まった西武・浅村選手など大物選手のFAも相次ぎ、非常に盛り上がった年だったと思います。私が中高生だった頃などはあの逆指名制度があったせいでドラフトで盛り上がることなんてほとんどなかったのですが、やはり近年におけるドラフトの盛り上がり、また広島の躍進などを見ると逆指名制度は廃止となって正解だったように思えます。

 なおその逆指名制度廃止のきっかけとなったのは一場元選手への裏金騒動でしたが、この騒動について未だに下記のコピペをよく見ます。


広島スカウト「一場くん、これ少ないけど交通費ね」(助っ人外国人速報)
16: 風吹けば名無し 2014/02/12 23:14:45 ID:e+Vk7Xmd
各球団が明大・一場に支払った裏金の額

広島 2000円
巨人  200万
阪神  60万
横浜  25万

21: 風吹けば名無し 2014/02/12 23:15:35 ID:hicqCf0H
>>16
広島の万抜けてるぞ

23: 風吹けば名無し 2014/02/12 23:15:57 ID:IjWrf8E5
>>16
桁違いやね

25: 風吹けば名無し 2014/02/12 23:16:11 ID:K5fGNWS1
>>16
一見カープが凄い額を上げてるように見える


 話は戻りますが、今年のオフシーズンは話題に事欠かなかったものの、個人的に一番うれしかったニュースというのは他でもなく、横浜ベイスターズで三浦大輔氏がコーチに就任したことです。かつての横浜のエースでありハマの番長と呼ばれた三浦氏ですが、地味に現役時代はずっと好きだった選手でした。
 何故三浦氏が好きだったのか、っていうか嫌いな人なんているのかと思うくらいの選手ですが、語りだすときりがないです。一番大きな理由としてはやはり、村田元選手、内川選手などFA権を取るや即座にベイスターズを離れ、去り際に「ひどい球団だった」というセリフを残していく選手が多かった中、ただ一人で横浜に残り続けチームを支え続けた点に尽きます。

 正直に言えば村田元選手が内川選手が「ひどい」と評すのも理解できるほど、2000年代のベイスターズは暗黒期に包まれていました。他球団から移籍してきた選手も横浜については選手にやる気がない、球団としてひどいと評しており、那須野氏の騒動を見るにしても親会社の球団経営が異常だったとしか思えません。そのため出ていく選手についてもその気持ちは理解できたというか、実力が評価されてFA権持っているなら出ていくのが当然のような空気はありました。


 それに対し三浦氏、FA権を取得しながらも横浜に残留し続け、「大洋→TBS→DeNA」の三つのスポンサー時代を渡り歩くこととなりました。極めつけが上記画像のセリフで、こんなこと言われたら応援するしかありません。
 コーチとしての力量は未知数ですが、近年の横浜は割と応援したくなるチームとなってきたので、ぜひとも頑張ってもらいたいと今から三浦氏を応援しています。

2018年11月30日金曜日

日本の三大謎死

 今日有休とったのにパスポートを会社に届けなくてはならずさっき自転車で行ったら、入館証忘れて入れずマジ焦りました。結局、普通に出勤している同僚を電話で呼び出して、パスポート届けてもらって事なきを得ましたが。

 話は本題に入りますが、日本人はよく「三大○○」と表現するのが好きで何かこのネタで歴史記事書こうかなと考えた際、真っ先に浮かんだのは見出しに書かげた「謎死」でした。そういうわけでちゃっちゃと書いてきます。

1、源頼朝
 言わずと知れた鎌倉幕府初代将軍ですが、彼の死は一切が謎に包まれています。鎌倉幕府史書の「吾妻鑑」においては死亡日時しか書かれておらず、その前後に病気となったかどうかについても書かれず一体どのようにして亡くなったのか、死因については何も書かれていません。
 急死だったのは間違いないようですが、死因が書かれていないことから落馬死、暗殺、果てには夜這いをかけに行ったところで殺されたなどどれも根拠に乏しい説が挙げられていますが、現状から言えば「急死」以外言いようがなく、今後の研究が待たれます。

 なお敢えて動機から攻めるならば、頼朝が急死して得したのは天皇家、そして北条家でしょう。もし暗殺説で行くならこのどちらか、若しくは両方という可能性を頭に入れておく必要があるでしょう。


2、千利休
 言わずと知れた日本茶道の祖ですが、それまで昵懇の仲であり政権内でも中枢を務めていたにも関わらず、主である豊臣秀吉にある日突然切腹を命じられています。ただ両者の関係が徐々に悪くなってきていたという痕跡はあり、具体的には利休の弟子である山上宗二を秀吉が処刑した、両者の仲を取り持っていた秀吉の弟の秀長が亡くなった、秀吉が息子・鶴松を生んでいた(後に夭逝)などといった要素はあるにはありますが、あれほどの影響力を持っていた利休を切腹にせしめるほどの理由は何なのかとなると具体的なものはやや出てきません。
 一応出ているものとしては、茶道の路線の違い、その影響力拡大を秀吉が懸念した、秀吉に対して利休が距離を置きだしたなどあるものの、逆に多すぎてどれが本当の動機かとなると見えてきません。こちらも今後、何が決め手になったのかについて今後の研究が待たれます。

3、孝明天皇
 言わずと知れた江戸時代最後の天皇ですが、公武合体派の首魁にして江戸幕府存続を願っていたことから、大久保利通をはじめとする討幕派は手紙などではっきり「天皇が邪魔」と書かれていました。また討幕の機運が最大限に高まっていたこれ以上ないタイミングで崩御したこともあって、公式には病死と発表されているものの、近臣、具体的には岩倉具視らによる毒殺説がかねてから絶えません。
 毒殺説は同時代からも噂されており、明治政府も死因に関する研究や議論を封じたことからますます盛んになりました。一方で現代では毒殺説に対する反論も出ており、崩御直前に普段と変わらず健康そうな発表は天皇という立場から病状が隠されていたとする指摘も出ており、この主張には私も納得できるところがあります。

 とはいえ、本当に毒殺だったかどうかについては、現状まだ判断材料となる資料が不足している感があり、判断するにはまだ早いでしょう。ただ孝明天皇に関しては人物が人物なだけに、中国の「千戴不決の義」のように永遠の謎として語り継がれるかもしれません。

2018年11月27日火曜日

上海で始まったゴミの分別

 日本も今年は暖冬傾向なのかあったかいと聞きますが、上海も全然気温差がらず、むしろ湿度が高く蒸し暑さすらこのところ感じます。寒い方が基本有利な自分にとってはこの上なく鬱陶しい限りです。

 話は変わりますが、このところ上海市内の各団地でゴミの分別回収が始まってきました。私の住んでいる団地でも生ごみ、普通ゴミ、資源ゴミ、有害ゴミの四種類で分別回収するようになり、特に生ごみに関してはポリ袋すら排除して直接大型のバケツに生ごみを放り込むという真新しいシステムを取っています。
 なお粗大ごみに関してですが、中国だと「早い者勝ち!」と書いた貼り紙とともにそこら辺に置いとけば数時間でなくなっています。変なところで妙にエコな社会だとよく思います。

 話は戻りますがこれまでの中国のゴミ捨ては種類に関係なく、大型のポリバケツに放り込んでおけばそれでよく、正直に言って非常に楽でした。なので分別が始まった当初も面倒くささを感じていたのですが、回収自体は毎日やってくれるので曜日を決めて出す必要がないだけまだマシです。
 個人的に注目したのは、この新しい分別制度の周知徹底活動です。恐らく団地自治会の中で当番を決めているのだと思いますが、毎日早朝と夕方に集積所に立って、分別を呼び掛けるとともにごみの種類の確認などが行われています。

 正直、中国でごみの分別をやるにしたってこれまでやってこなかった中国人が適応できるのかなと疑問でしたが、やるとなったら徹底して無理くり実行しようとするこういう熱意というか対応には少々驚きました。現実に毎朝集積所の前で番人が立っているので、以前と比べればどのゴミがどの種類に当てはまるのかで迷う人は減ってきているように思え、またポリバケツの中身を見ても派手に中身を間違えてあるというのは見られなくなりました。
 もちろん、こういうことが出来るのはまだマナーがしっかりしている上海だからで、恐らくほかの都市ではどれだけ指導しても言うこと聞かない人間の方が多いだろうと私も思います。とはいえこれまで全く行われてこなかったゴミの分別が始まったこと、そして短期間でそれを周知徹底させる手段という点についてはやはり中国は大したものだなという風に感じます。案だけ周知徹底しておきながら全く普及しないプレミアムフライデーと比較するにつけ。

2018年11月26日月曜日

いじめの認知件数から伺うその実態

【悲報】イジメの件数、やっぱりあの県がぶっちぎり(アルファルファモザイク)

 やや興味深いデータが乗っていたので紹介したいと思ったのがこちらのデータですが、数年前にも私は同じデータを見ています。その時も記事を書いていますが、当時の時点で既に、認知件数の多い都道府県の方がいじめ対策をしっかりやっているとみなせるのではと言及しています。

 上記リンク先のデータではいじめの平均認知件数では京都がぶっちぎりトップですが、この結果に対するコメントでも私と同じように、「ちゃんと認知して対策を取っているからではないのか?」、「むしろ認知件数の低い都道府県の方が怪しいのでは」という意見が散見され、私自身も同感です。もっとも香川県が最低だという結果については、実際に付き合ったことのある香川県民の性格や、本当にうどんのことしか考えていないのではと思える点から妙に納得感があります。

 この都道府県データで個人的に着目したのは、はっきり言えば滋賀県と神奈川県です。前者は普段の教育行政見ていてもはっきり言って異常だと感じる県の上に、かつては大津市で大きく話題となったいじめ自殺事件の処理など、教育面で最も信用できない件だからです。後者の神奈川県は今回のデータでも全国平均を下回っていますが、以前データを見た際もなんかやたらと認知件数が低く、人口が多いとはいえしょっちゅう神奈川でいじめ事件が報じられているのにこのデータはなんかしっくりこないと感じていた県だからです。
 どちらも上記感想の通り、果たして実態はこのデータの通りなのか疑わしく覚える県です。

 話は戻りますが、これまでに取りざたされてきた未遂を含む自殺にまで発展した多くのいじめ事件ではそのほぼすべてで当初は「いじめはなかった」と認定されています。だからこそ事件となって報じられるわけなのですが、自殺という大きなベンチマークがありながらもいじめ認定しないということは決して珍しくないように思え、そういう点でこの都道府県別認知件数データは鵜呑みにはできないものがあります。
 もっともコメントとかにも書かれている通り、「陰湿な京都ならさもありなん」というのも私自身よくわかります。ただその点についてのコメントで、「あいつら人付き合いが薄っぺらいから裏で何言われても気にならない」というのもまた至極理解できます。

 私としては冒頭でも述べた通り、いじめは「隠蔽」されるのが常であることを考慮すると、認知件数の高い都道府県の方がむしろ対策をしっかりしているのではという点で信頼がおけます。その上で、どういった地方や学級でいじめが多いのかとか、地域ごとにどんな特徴があるのかなどもっと統計にして出すべきでしょう。前からも述べている通り、問題を認知したらまずはとにかく観察し、その上で対策を練らなければ意味がなく、印象で対策を議論している限りいじめ問題は日本で全く減ることはないでしょう。

2018年11月25日日曜日

流した量は裏切らない?

 よく「マネーロンダリング」のことを日本語では「資金洗浄」と訳されますが、この論で行くなら「禿頭洗浄」は「ハゲーロンダリング」、略して「ハゲロン」というのか最近気になっています。

 話は本題に移りますが、マネーロンダリング同様に「流した汗の量は裏切らない」、略して「流汗」とは言いませんが、さっきの言葉はよく出てきます。言うまでもなく努力は人を裏切らないという比喩に使われるのですが、たまに運動部とかでは比喩ではなくどれだけ運動量が多いかで決まるみたいに使う人もいるもの、こっちの意味だとこの言葉はウソになると私は考えています。
 何故かというとタダ運動量が多ければ運動能力が上がるとは限らず、きちんと科学的なトレーニング方法を踏んでいなければ徒労に終わり、下手すりゃ怪我のリスクも増します。なので汗をどれだけ流してきたかは、そのスポーツのためにどれだけ努力してきたかは、内実が伴っていなければ実質無意味だと感じるので「だから何?」と内心考えています。

 一方で、流した量を裏切らないものとして、密かに血の量ではないかと私は考えています。もちろんこれはこれまで何十リットル献血してきたかなど実際の流血量ではなく、修羅場をどれだけ経験してきたかという意味の比喩です。それこそ殺るか殺られるかといった命の駆引きとか、どっちを選んでも絶望的な救いのない選択を迫られた、危機を脱するために誰を犠牲にするかとか、こういった修羅場を経験しているか否かは非常に大きいし、この経験は絶対にその人を裏切らず、強くさせると信じています。

 私自身、大した修羅場を経験したと言えるような人間ではないものの、それでも先日たまたまアジア各国に散らばっているのにうまく上海で一堂に会せた友人らを前にして、「よくそんな波乱万丈な人生送ってきたね……(゚Д゚;)」と唖然とさせただけあり、平均的な日本人に比べればまだ経験した修羅場多いのではないかと思っています。
 そんな自分に言わせると、修羅場を経験していると何が強いのかというと、単純に決断の場面でブレないし動じないし冷静に判断できるようになります。例えば時間が限られている中、修羅場経験者とそうでない人間とを比べると決断時の落ち着き様に物凄い差があり、またややレベルの大きな決断、具体的には大金が動くような場面においても修羅場経験者は大根を買うのと同じように冷静に判断を下してきます。実際に自分から見て大方の日本人は、「何故この程度の決断に迷うんだ?」と思うことが多いです。

 そういう意味で修羅場を経験したか否か、いわばこれまでの人生でどれだけ血を流してきたかという経験はその人を決して裏切らず、確実に強くさせると考えるわけです。企業の就活でも恐らく本音ではこういうことを確認するためによく、「これまでに苦しかった体験は何でしょうか?」という質問をよくしてきますが、期待する応えとしては、「困難な課題に対して前向きに解決策を導き出した」というような答えとなるため、修羅場というよりかはやったぜ!体験であって、本筋からぶれていると私は考えています。
 それこそ例えば、「両親が離婚することとなったので父と母、どちらについていくか」とか、「友人がいじめられてて自分もターゲットになりかけ、保身のために友人を切るか否か」、「彼氏(彼女)が浮気をしていて、本人と浮気相手のどっちを殺るか」などという決断を話してくれる人間の方が自分としては将来性があるとみます。突き詰めるとこうした修羅場において何が求められるのかというと、自分がギリギリの状況で何を優先とするかという優先概念です。単純に保身なのか、自らの犠牲を問わないプライドなのか、全体の調和を取るバランスなのか、こうしたものが見えてきます。その上で、「どんな犠牲であれば負うことが出来るのか」というのもはっきりします。

2018年11月24日土曜日

何故朝日はゴーン逮捕を抜いたのか?

ゴーン逮捕で"富裕層の闇"にメスは入るか(プレジデント)

 いつも馬鹿にしているプレジデントの記事ですが、他の大手紙が指摘しないというか指摘できない、朝日新聞のみがゴーン逮捕を抜いたという点について上記記事では指摘してあり、なかなか興味深い内容となっています。
 この記事で述べられている通り今週世界を驚かせたゴーン逮捕ですが、朝日新聞のみが空港での任意同行の時点でこの情報を掴み、他社に先駆けてスクープを出すことに成功しています。当日は私もネットニュースをリアルタイムで追いましたが、速さ、質ともに朝日が抜きんでており、このたも含む「スクープの朝日」と呼んでもいいくらい近年の朝日新聞の取材力には舌を巻かされます。

 ただそんな朝日礼賛はどうでもいいとして、焦点は何故朝日はこの情報を抜いたのでしょうか。私の方で考えられる情報ソースとしてはやはり特捜で、何故なら逮捕の瞬間を報じているからです。報道内容から見て羽田空港にゴーン氏が到着するのを明らかに待っていたと見える節があり、ここで任意同行、そして逮捕に至るのを知っていたのではと思います。だとすればこの情報はどこから手に入れたのかですが、状況から考えて特捜から「これから逮捕」ということを聞いていたと考えるべきで、そして何故この情報をガードの固い特捜から得られたのかと言えば、プレジデントの記事に書かれている通りに相当程度の内容を既に得ており、特捜から情報のキックバックをもらう代わりに逮捕までは黙っておくという取引めいたものがあったのだと考えられます。

 別の見方では、この逮捕劇の情報は特捜からではなく日産の内部通報者から得られたのではないかという人もいるのではないかと思いますが、私はこれはあり得ないとみています。何故ならいついつに逮捕するというのは非常に重要な情報で、洩れさえすれば海外に逃げられる恐れもある情報なだけに当事者でもある日産関係者に特捜が洩らすとは思えないからです。一部報道で日産関係者が内部通報したとかゴーンをはめたとか報じていますが、先日私が指摘したように、日産側から特捜へアプローチすることは正直考えられず、特捜側が情報の末端を掴んで日産関係者に協力を要請、もとい脅しをかけてげろったという順番を辿っているとみています。この場合、内部通報と言えるのか、先ほどのような報道をしているメディア関係者にはちょっと聞いてみたいです。

 その上で改めて今回のゴーン氏の容疑についてですが、結論から言えば完全にクロで逮捕は当然であり、米国なら下手すりゃもう二度と娑婆に出られないくらいの懲役も食らっていた可能性もあるでしょう。金額もさることながら実態ない取引によって自分や親族と利益を得ていた行為などは十分有罪となる要件を重ねています。
 ただ個人的に気になるのは、私はとしては三菱自動車買収時のインサイダー容疑です。当時の記事にも書いていますが三菱が不祥事を発表し、株価が大きく落ちた段階の株価を基準にしてTOBを行っており、そもそもの不祥事発覚が日産側からの指摘だったことを考えるともろインサイダー取引だったのではないかと見ていましたが、この辺は立証が難しく、また三菱自動車の救済という意味では必要悪なのかなという面もあり、特捜が見逃すのもまだ理解できます。

 今回、この件がもう一度火を噴くか否かに個人的に注目しています。自分の見立てだと3対7くらいじゃないかと見ていますが、仮に立件して有罪となれば、えらいことになるんじゃないかな。

2018年11月22日木曜日

三菱デリカD:5のデザイン

 正直日産より、この車の月産販売台数がどうなるのかが気になっています。

12年守ったデザインにメス! 三菱 新型「デリカD:5」の狙いとは 新型は日産「エルグランド」と共通化ある?(くるまのニュース)

 なんかネットの掲示板でも騒がれていましたが私も一目見て、「これはない」と思いました。何とも形容しがたいフロントデザインですが、掲示板に書かれてあった「おろし金」というのが一番ピンときます。
 何気にこれまでのデリカ:D5はそんな嫌いじゃなく、名古屋に左遷された(今まで冗談で言ってたがマジだったらしい)うちの親父も「戦車っぽくて悪くない」とべた褒めしていましたが、このデザインには多分親父も閉口すると思います。真面目にこれで売り上げ悪かったら、デザイン決めた奴を二度とこの世界に関わらせないくらいした方がいいとすら見ています。

2018年11月21日水曜日

ゴーン氏の逮捕の背景

 昨日二本も記事書いたから今日は何も書かずにおこうと思っていたものの、ゲームの「バレットガールズ2」をほぼクリアしてしまい暇なのと、意外とどのメディアも分析足りないのではと思うのでゴーン氏の逮捕の背景について自分の見解を紹介します。
 ちなみに昔香港の日産グローバル本部に取材した時、中国事業の先行きについて、「うちのゴーンも言ってましたが……」と、なんか自宅で飼ってる犬みたいに呼んでたのが凄く印象に残っています。

 あまり長く書いてもしょうがないので簡潔にまとめますが、一部メディアでは日産の内部告発やクーデターが逮捕につながったと報じていますが、私個人としてはこれはあり得ないと思います。理由は非常に簡単で、その後の特捜が逮捕に至るプロセスがあり得ないからです。
 仮に日産内部の社員又は役員が告発する場合、告発先がどこになるか想像してみましょう。普通に考えて、証券取引委員会とか特捜へいきなり垂れ込む奴なんてまずおらず、普通は社内、つまり日産内部でしょう。

 その上で日産内部の不正通報窓口なり役員連中に話が行った場合、次は何が起こりどうするかです。普通に考えて、ゴーン氏を特捜に突き出すという選択は最初には起こりません。突き出す場合、然るべき措置というかステップを普通踏むというか、踏まないとしたらただの馬鹿でしょう。
 具体的には役員会を開いて役員権限の解任、ソフトに軟着陸させるなら引退、本人が嫌がる場合は以前の富士通みたく急病とか反社会的団体とのつながりということにして無理やり下ろして、会社との関係を断った上で特捜に突きだします。そうしたある意味の企業防衛ステップが今回は一切踏まれていない時点で、内部通報からの逮捕なんてシナリオは自分としては考えられません。

 これを裏付けるように、今回の逮捕を日産内部であらかじめ知っていた人間はいなかったとみるべきでしょう。誰も記者会見などの準備もしておらず、会見した西川社長の発言や表情を見ても想定外の事態だったようにしか見えませんでした。むしろ特捜は日産側に不意打ちくらわすように、こうした情報が漏れないように実行に移したのでしょう。

 これと、個人的に気になっているのはゴーン氏の罪状認否について特捜側が一切発表していない点です。早い人にはわかりますがこれは囚人のジレンマだと考えられ、今後逮捕者はまだ増えるかもしれません。このアプローチは明確に日産関係者に投げかけられており、実際に西川社長はこの前聴取を受けたとのことで、助かりたくば情報を提供するようにというメッセージを特捜側が出しているのだと考えられます。

 最後に、では何故逮捕に結びついたのかですが、まぁ今後の発表を待たないと何とも言えませんが私の推測で言えばわかりやすかったからじゃないでしょうかね。数年前のパナマ文書以来、富裕層の租税回避に対する国際租税枠組みは強化されており、最近だと高額資産者の銀行口座情報は加盟国間で共有されています。そういうところからいろいろと見えてきたのと、あとホリエモンが言っているように別件逮捕の可能性もあるとは思います。まぁここら辺はエビデンスがないのでやはり今後の続報を待つ必要がありますが。
 個人的に今後気になるのは監査法人の変更はありうるかということです。今回もやはりというかここだから見逃したんだなと思う新日本監査ことEYが日産の監査法人だったようで、これを機に東芝みたく切り替えが起こるかもしれません。切り替えるとしたら残りのビッグ4のうち3つでしょうが、どれになることやら。

2018年11月20日火曜日

統一、区別すべき単語

 仕事でもプライベートでも副業でもずっとキーボード叩いていますが、作業中に文字変換をしていて「もうこれどっちかに感じ統一した方がいいのでは?」と強く思う単語がいくつかあります。

 最もこれを感じるのは「遵守」と「順守」です。どちらも決まり事、ルールをしっかり守る様子や動作を示す単語ですが、どちらも音は「じゅんしゅ」で、意味も音も同じなのに何故か漢字だけは異なっているという妙な組み合わせです。
 読む方としては別にどっちでもいいのですが、長い文章になって複数使うことになるとやはりどちらか一つの表記に統一しなければなりません。その際にいつも、もうこの際だからどちらか一つに統一してもう片方は変換できないようにしてほしいとか結構切に感じたりしています。
 個人的にどっちを選ぶかと言ったら「遵守」の方です。中国語でも同じ感じで同じ意味となることに加え、やはりこっちの方が漢字として重みを感じるのがその理由です。

 この次に、こっちは統一というかもっとはっきり区別して欲しいと思うのが「せいさん」です。言うまでもないですが、「青酸」は含まれません。
 この「せいさん」という言葉で厄介なのは「生産」、「精算」、「清算」の三つの単語がビジネスシーンでは頻繁に使われる単語でありながら、同じ発音のためしょっちゅう誤変換を起こすことです。私に多いのは「せいさんかつどう」と入力して「清算活動」とかになってしまうケースです。また「精算」と「清算」に至っては、漢字が近いだけでなく意味も近いものの微妙に違うため、区別がややこしくなってしまいます。

 具体的にはこの三つの単語についてはこの際、音を変えるか単語自体を変えてほしいとこちらも本気で願っています。「生産」はさすがに弄れないので弄るとしたら残り二つですが、経費を処理する際なんかは「解消」とか「消化」、「決済」でもいいんじゃないかと思います。
 なお自分も気を付けていますが、保険掛金などを処理する際は「清算」になります。ああもうほんとうにややこしい。

夜年前



 四年前に十巻を購入、紹介した「ブラック・ラグーン」という漫画の十一巻が発売され先ほど読みましたが、四年という長期にわたり間隔が空いたもののやはり面白かったです。特に主人公(ヒロイン?)のボンテージファッションがめちゃくちゃ似合っており、206ページのあの冷たい視線で一瞥くれる絵だけでもこの単行本を買う価値あります。
 なおこの漫画が何故これほどまでに刊行ペースが空いたかというと主に作者側の問題で、最近はもうほとんど描かなくなっているそうです。この漫画読んでればわかりますが、実際この前の九巻である程度完結した面があり、作者が燃え尽きたというのも理解できなくもありません。

 以上のように漫画紹介だけで終わらせてもいいのですが、たまたまというか上のリンク先にある四年前の2014年5月24日は自分が再び中国に足を踏み入れる直前だったりします。私は2005年に初めて北京へ一年間の留学に行ったことをファースト・ツアー、2010年に中国へ現地採用で乗り込んだのをセカンド・ツアー、そして2013年に一旦日本へ戻り2014年5月に今度は日系企業の駐在として派遣されてきたのをサード・ツアーといって区別しており、上記日付はまさにサード・ツアーの直前、ある意味自分が日本に常住していた最後の時期に当たります。

 サード・ツアーに入って以降も紆余曲折があり、2016年からは中国で別の会社に移り、奇跡的に現在もその会社で勤務を続けています。今の会社は現時点で一つの組織に所属した期間でも過去最高を更新中で、来年1月には勤続満三年も達成する見込みなのですが、これを達成してしまうと、「二年ごとに会社を変える」、「一つの会社に三年もいない」といった自分の妙な偉業がなくなってしまうかと思うと寂しさも少し感じてたりします。
 なお現在の会社は今まで所属したどの組織よりもお堅い組織で、友人や後輩からは「君には向かない」、「もって半年でしょう」と余命宣告すらされていましたが、あにはからんや本人も思ってた以上に長持ちしました。逆を言えば、今まで所属していた会社はどれもすぐ辞めざるを得ないほど異常過ぎたということを間接的に証明しているようにも覚えます。現実に今の自分のパフォーマンスは普通の日本人社員を軽く凌駕しているという自信が自分にはあります

 話は戻しますが四年前のサード・ツアー直前、今思うとまだ見切りが出来ていなかったなと思います。2013年に日本に戻った後、日本の状況というか現状を見て、「これは早く中国に戻らないとまずい」と強く感じました。具体的に何がまずいと思ったのかというと会う日本人がどれもこれも魂が入っていないように感じたというか、まるで機械のようにその場の状況に合わせ決まった言葉しか口にせず、本音というか自分の頭で作った言葉を口にしていないと感じました。
 具体的に言うと、誰もが無駄だと思うルールを社内で作って導入し、誰も従わないけどルールを作ったので対策は済んでいるということにすることに誰も異議を唱えないというような、誰もがおかしいと思うことを誰もおかしいとは言わず、果たさず、それでもやったというような空気が蔓延していると感じました。彼らは自分が生きているということすらも認識していないのではと、内心思ったくらいです。

 何も中国がその辺はできているというつもりはありませんが、今現在の日本を見ていてもここで生活するだけならまだしも、働いていたらただただ腐るだけで自分の才能も発揮できないと感じ、どんな手段を使ってでも中国に戻らなければと思って、中国駐在を前提として再就職を行いました。ただその再就職先も中国事業について、中国に派遣する私にすら詳細を一切明かさなかったところを見て、きっとおかしくなっているのだろうけど誰もおかしいとは言えない状態なんだろうと認識していました。実際に派遣先の中国工場は完全操業停止状態で、仮に私がその会社に昔からいたら、進出前にその見通しのまずさを指摘して全力で止めたであろうくらい杜撰な計画ぶりでした。

 そんな状況であった2014年5月、もしかしたらこれから長い間、日本に常住することはもうないかもという予感はあり、現実に今そうなりつつあります。周りからは将来、いつ日本に帰るつもりなのかとよく聞かれますが、来年以降はオリンピック景気の息切れで日本は深刻な不況に陥ることが予告デッドボールなくらいはっきりしており、いま日本に戻っても実力はあっても仕事はない、むしろ自分の経験から言って実力があるからこそ仕事は得られないでしょう。また真面目に今後10年くらいの間に、中国の賃金は日本を逆転するのではとこのところ思えてきました。
 なお参考までに言うと、部長クラス以上のマネージャーに関しては既に中国の賃金は日本を逆転しています。そういう国際統計とか出ていますが、こういった国際統計ほど日本じゃ報じられないなよく思います。

 このような状況であることから先ほどの問いについては、「日本に帰る理由はない」といつも返答しています。そこそこライターとしても名前を上げているので日本でやってやれないわけでもありませんが、文筆活動をする上でも中国にいながらこっちの事情を見ている方がずっと有利です。
 その上で何が言いたいのかというと、中国が好きで骨をうずめたいとかこちらの生活が気に入っているとかそういうものではなく、日本で暮らす肯定的理由が全くないから必然的に私は中国にいるというわけです。真面目な話、自分の給与額で今のパフォーマンスであれば相当お釣りがもらえることとなるのですが、ライターを含め、多分自分以下の能力の人間に自分以上の給与を日系企業は払っている現状を見ていて、こんな状況が長く持つはずがないと見切っています。

 サード・ツアーの直前の2014年5月はこの辺の見切りがおぼろげに見えていながらも、確信するにはまだ至っていませんでした。ただあの時は、中国にいた方が自分にとって絶対的に有利というくらいにしか見えておらず、やはり夜明け前ともいうべき状況だったと思い起こしています。

2018年11月18日日曜日

お米で返品

 今日米が切れたので近くのシティスーパーに行ったところ、5㎏のコシヒカリが128元といい値段で売っていたので買ったところ、レシートには218元と表示されていました。支払いの際にも金額がなんかおかしいと思っていたのでそのレシートを持ってもう一回売り場へ行ったところ、やはり表示価格は128元と書かれており、店員を呼んでどないなっとんねんと文句言ったら、「これはこの前までやってたセール時の価格だ。218元で正しい」と言って、128元と表示されていたタグをその場で抜き取ってしまいました

 間違った価格を見て買ってしまったので返品したいと願い出たところ、売り場の店員はレジに行けとしか言わないのでレジに行って会計を済ませた店員に事情を話したところ、「ちょっと待って」と近くの別の店員に相談しました。その相談された店員は確認のためか一旦売り場へ行くとしばらくして戻ってくるや、「こっちなら88元だけどこちらと交換しないか?」と、何故か2kgのコシヒカリの袋を持ってきました。「いやそれ数量違うじゃないか」と突っ込んだ上で改めて返品返金を申し出ると、「代金は明日返す」というまた想定外の答えが返ってきたので改めて何故かと問うと、「財務とかの手続きがあるからだ」と言われました。もうその場でレジの一台でも蹴飛ばしてやりたかったですが、そこはぐっとこらえて了承した上で帰りました。

 なおその後、別の新鮮館というスーパーで同じコシヒカリ5㎏を198元で購入して帰りました。さっき炊いてカレー食べたけど、ぶっちゃけおいしかったです。

 何が何でも128元で売れというつもりは初めからなかったものの、一連の交渉の中で一度も「すいません」という一言もなく終始横柄な態度と2kgの袋持ってくるなどの斜め上の対応されて非常に腹が立ちました。返金に関しても何もそこまで変な取引ではないというのにわざわざ翌日に延ばされるのも納得いかず、そこそこの規模を持つシティスーパー(香港系)だというのにこんな塩な対応されるとは思いませんでした。家の近くにありますが、もう二度と行くつもりはないし他の系列スーパーにも行く気しません。

2018年11月17日土曜日

消費税10%の軽減税率について

 来年に10%への引き上げが予定されている消費税ですが、この引き上げとともに一部の食料品への課税率は現状の8%を維持するという軽減税率制度も導入される予定です。結論から言うと私は引き上げには賛成で軽減税率には反対という立場で、この件に関する世間の報道も生ぬるいとみています。

 そもそもなぜ軽減税率が導入されるのかというと、食料品などは生きてく上で必須であるため所得の低い層がそうした面で困らないためとされています。しかし8%と10%との差はわずか2ポイントしかなく、はっきり言うがこの程度の差だったら同じく現代社会で必携ともいうべき携帯電話料金を引き下げた方が低所得層にとっても実入りは大きいと断言できます。
 一方、この2段階の消費税率は処理場で多大な手間を要求されます。先日勉強がてら読んでみた日本の税制度解説本で、日本の税制度で最も優れているのは消費税が一律課税である点だと指摘しており、税率がこれまで8%で一律であったことから処理方法はどの事業所でも共通しており、社会における認知も非常に浸透していたと書かれていました。逆を言えば、社会認知が非常に高いこともあって消費税は日本で最も課税されている感(≒嫌悪感)の強い税金となっているのですが。

 こちらも断言しますが、恐らくこの2段階の税率を用いることによる事務処理コストは増税収入を大きく浸食し、不正に適用する事例なども出てくるでしょう。一律10%にするのに対し、事務処理コストは下手すりゃ数百億円単位で差が出る気がします。

 なのに何故軽減税率を導入するのかと言ったら、恐らくは公明党の差し金でしょう。内容といいやり方といい、これまで公明党の主導でやらかしてきた地域振興券やポイント制度と酷似しており、低所得者層への配慮とは名ばかりで自分の支持層への成果アピールとして無理やりねじ込んだものと思われます。しかし上記の多大な事務処理コストは社会が負担することとなり、回り回って納税者が負担することとなります。そのように考えると余計な手間を作ることは国全体でマイナスであり、ほんの2%の差であれば無視して一律10%にすることのほうが長い目で見ればお得です。

 何もこの軽減税率に限らずとも、今審議されている入管法なども合わせて、一体誰がこんな杜撰な法案を出してきたのか、そこら辺があまり報じられないのが最近不思議です。やはり法案を推すというにはそれなりの責任が伴うわけで、前提となるデータ自体が間違っているのに法案を起草した官僚政治家の責任者はきちんと名乗り出て、自分が無能であることを世に晒すべきでしょう。こういう過程がないから政治家の選別淘汰が起こらないわけで、その辺の背景を報じない政治記者についてもいろいろと不満を覚えます。

2018年11月15日木曜日

堕ちた天才

 日本最高の軍指揮官となればほぼ上杉謙信が不動の地位を占めますが、世界レベルとなるとハンニバル、アレクサンダー大王、エドワード黒太子、孫子、韓信などいくつか私も挙げられますが、おそらくもっともこの評価を受けているのはナポレオンだと思います。ただこの場合は彼の若年期にのみ適用されるというか、後年のナポレオンに関しては同時代においてナポレオンを破ったウェリントンに劣るでしょう。それほどまでにナポレオンの軍事的才能は前半期と後半期で落差があります。

 ちょうど、現在連載が続けられている長谷川哲也氏の漫画「ナポレオン 覇道進撃」では彼自身、というより世界戦史史上でもこの上ない敗北とまで言われるロシア遠征、それも撤退期に入っています。このロシア遠征でナポレオンはかつてなら考えられないくらいの判断ミスを繰り返しており、それこそ初期のイタリア遠征の頃と見比べると本当に同一人物かと思うくらいの落差を覚えます。
 現実にこの頃のナポレオンは確実にピークを過ぎており、本人も薄々それを勘づいていながらも認めたくない一心なのか、部下の進言を敢えて無視して真逆の決断を下してしまっている面が見られます。三国志の曹操においてもそうした面が見られ、かえって実績を残した指揮官はそのメンツを守ろうとするために「智者はかえって智に溺れる」決断を取ってしまいがちです。

 ナポレオンのロシア遠征におけるミスで最も甚大なものは、私から見てやはり決断の遅さです。特にモスクワの占領から進軍も撤退もせず無為に一ヶ月間を過ごしており、この一ヶ月の時間が後の撤退で致命的なタイムロスにつながっています。
 逆にと言っては何ですが、若年期のナポレオンはほんの一日たりとも無為に過ごすことはなかったというか、たとえ敵がいなくても部隊を動かし続けて敵軍を翻弄し続けています。こうした戦略は現代でも生きているというか、むしろ「機先」という概念となって非常に重視されています。

 米軍戦闘機のF-16やF-18が開発されるきっかけとなったLWF計画の発案者がまさにこの機先概念を前面に打ち出したパイロットだったらしく、「戦闘機同士の空中戦においてはたとえ無駄な動きだとしても相手より早く仕掛け、相手がこちらの動きに追随、対応しなければならない状況を作るべき」という戦闘法を編み出し、実際にどんな模擬戦でも負けなしだったそうです。この概念は空中戦のみならず戦略レベルの戦争においても重要視されるようになり、現在の戦闘においてスタンダードともいえる概念となっていますが、かつてのナポレオンにはそれがありました。

 将棋などでは相手の出方に応じた動きで戦うという攻略法もありますが、やはり戦闘でもビジネスでも機先を取った方が有利である私には思えます。この機先概念を使わなくなった、というか時間を無為に消費するようになった時点でナポレオンの軍事的才能はかつてと比べ激減しており、現実にロシア遠征より後のワーテルローでも無意味なタイムロスが大きな敗北要因になっています。
 ではナポレオンは何をすればよかったのか。かつての若い頃のように機先を重要視すればよかったのかですが、私の結論としては自らのピークアウトを自覚し、軍事から手を引いて部下に任せるべきだったと考えます。これは自分に対する戒めとしてもよく言い聞かせており、自分の能力のピークアウトは自分自身がしっかり自覚して、もはや自分の能力が及ばなくなったら過去の実績とか経験などかなぐり捨ててでも引退すべきだと戒めています。

2018年11月14日水曜日

ゴミ問題への関心アップ=景気がいい?

 この前「リバイバルレズ営業」という言葉があることを知って、日本語にはまだ未知の可能性があると感じました。

 話は本題に移りますが、今日同僚とたまたまごみ問題について話題になり、中国でもこのところ分別回収をするようになって自分の住んでいる小区も生ゴミ、普通ゴミ、資源ゴミ、有害ゴミの四区分で分けるようになったということを話しました。その際、プラスチックゴミの処理が世界的に問題化してきたなどと話が発展し、この前もストローゴミを巡って一部店舗が使用を停止するなどということがニュースになったということを思い出したのですが、この時に、「もしかして、今って世界景気が絶好調なのでは?」と急に訳の分からないことを口にしました。

 前に書いた記事で私は割と日本は景気がよさそうだという見解を示しましたが、案外今は世界的に景気が絶好調名のではないかという気がします。何故かというと、ゴミ問題への関心が急に高まってきているからです。ゴミ問題と景気が何故関係するのかですが、断言してもいいですが両者の相関性は非常に高く、景気が良ければよいほどゴミ問題は過熱化します。

 理由は表向きだと好景気によって物や人が動いて消費量の増加とともにゴミの量が増え、単純にゴミそのものの存在が目につくからです。ただこれは表向きの理由で私はあまり信じていません。
 では本当は何なのかというと、景気がいいとグローバルレベルで共通する話題が乏しくなり、当たり障りのないゴミ問題というか環境問題が急浮上してくるからです。冗談の様に聞こえますがこれはマジで、国際会議とかそういうものを開くネタに困った際はゴミ問題に焦点が集まり、みんな本気にしているわけじゃないけど世界の発展のためにゴミ問題をどうにかしなきゃと口を揃えて言います。

 直近でそれが最も顕著だったのは2006~2007年で、見ればわかりますが2008年のリーマンショック直前記です。この時期は本当に世界が平和で安定していたこともあって環境問題が大きな問題となり、それを追い風としてトヨタのプリウスは一挙に世界市場を制すようになりました。しかしこの流れが止まったのは言うまでもなく2008年のリーマンショックで、これ以降は経済がやばくてみんな環境問題どころではなく、あっという間にゴミ問題とかフェードアウトしました。
 このほかだと日本では90年代初頭のバブル期の本とか読むと環境問題への言及が明らかに大きくなり、95年辺りからなんかもうどうでもよくなったのかフェードアウトしていくのが見て取れます。

 実際問題として、ごみ問題は余裕があるときじゃないとまず問題視されません。逆を言えば余裕があるほど景気がいい時期になると環境問題は取りざたされるようになり、昨今のプラスチックごみ問題への関心が高まっている背景を見ると、世界的に今は好景気にあると認識すべきかもしれません。
 そしてそれは同時に、ある意味今が一つのピークを迎えているという兆候でもあります。バブル崩壊然りリーマンショック然り、案外あと数年で世界景気は一挙に冷え込むこととなるかもしれません。まぁ日本は時期的にはっきりわかっている、野球で例えれば3球目にカットボールが来るのが予告されているようなもんなので、タイミング的にはその辺に世界も被るかもしれません。

2018年11月12日月曜日

上海の電気街リターンズ


 一昨日、自分にとってはかなり久しぶりに宝山路という上海の電気街へ行ってきました。何しに来たのかというとこの前の記事で書いたようにWIFIルーター用のアダプタから高いパルス音がするようになったので、ルーターごと買い替えるくらいならアダプタを単体で手に入らないかと思ってきてみました。
 この宝山路近くにある一角は昔から電気街で、中古ノートパソコンを取り扱う店が集まるビルもあり、電機関連の修理業者もよく集まっています。


 結論から書けば目当てのアダプタはすぐ見つかり30元で買えましたが、家に帰って繋いでみたら通電せず、近くの雑貨屋行ったら35元で同じアダプタ有ったのでそっちも買いました。こっちはきちんと通電するし、音も小さくなり満足しています。
 このほか、日本帰国時に使うかもしれないと中国仕様のコンセントを日本のコンセントに挿せるプラグ(15元)と、何故か気になったのでジャスミンティーの茶葉を100g(20元)で購入しました。あと会社のマウスも壊れてたので、30元で大き目の有線マウスを買っています。

この日は晴れてたが翌日から曇天のち雨

 割とサプライパーツが好きなので以前はよくこの宝山路を訪れていたのですが、今回ここへ来るのは2年ぶりくらいだと思います。久しぶりに来て見て思ったこととしては、以前と違ってPSPやDSなどのゲーム機を売る店がほぼ全く見なくなったことと、3枚目の写真だとそれが顕著ですが、客層が老人に偏っていると感じました。
 以前はもっと若い人も見た気がするものの、この日は巣鴨かと思うくらい周りは老人ばかりで、そのせいか売られている中古携帯電話も老人用にボタンや画面の大きいものが多かった気がします。

 ただそれもそのはずというか、昔と違って今現在、オーディオや映像製品はスマートフォンに集約されたおかげでこの手の分野では若い人はわざわざはまらないだろうし、またパソコンについてももはや自作する方がハイコストなくらいセットアップ製品が安くなっており、うちの名古屋に左遷された親父のような自作マニアというのはもはや絶滅危惧種を通り越して絶滅種でしょう。
 ちょうど私が高校生くらいの頃がその手の自作ブームでしたが、知ったかぶりこいた奴が自分に向かって自作にチャレンジしないのは意気地がないとか抜かしてましたが、自作にかまけず当時から文章技術を磨いていた私は今現在この技術で飯を食べています。あの知ったかぶりは自作で飯を食えているのならまぁ立派なものでしょうが。

 ガチな話をすると中学生くらいの頃はほぼ毎日2時間は文章を手書きで書いていました。原稿用紙1000枚分くらいまではセンスとか技術以前に、単純に書いた分だけうまくなるとこの経験から思います。

2018年11月11日日曜日

日中の価格変更の違い

 最近自分のことばかり書いているのでたまには真面目な記事を書くことにします。

 さて先月日本に帰った際、割と楽しみにしているコンビニの巡回にてちょっと「おや?」と感じることがありました。それは何かというと紙パックの100%ジュースで、価格こそ確か税引100円と私が学生だった頃から変わりのない金額だったのですが、容量は500mlから450mlに減っていました。ずっと日本にいる人からすれば「そんなの結構前からじゃん」と思われるかもしれませんが、久々に帰ってきた私からすれば印象に残るものがありました。

 なにもこうした100%ジュースに限らなくても、食品類では同じように価格据え置きで容量を減らすという価格変更が円安に転じて原価が高騰するようになってからよく行われるようになったと聞いています。記憶にある中だとソーセージとかヨーグルトなど、恐らくほかの食品でも多かれ少なかれ同じことが行われていると思いますが、中国住まいの私からしたらやはり違和感を覚える価格変更の仕方です。

 一つ昔話をすると、中国でのコカ・コーラの値段はお店や場所によって異なりますが、ペットボトルサイズなら大体3元(約49円)です。ただ昔は2元だったのですが、そのかわり容量は500mlしかなく、3元への引き上げ時に現在の600mlに引き上げられました。そのため日本の感覚でガーっと飲むと思ってた以上に量が多くて途中でえらいことになります。

 説明するまでもなく、価格引き上げの方法が日中で真逆だったりします。日本は価格を据え置く代わりに容量を減らす、中国は価格を引き上げる代わりに容量を増やすというやり方を取っており、コカ・コーラ以外でもそうした価格変更の仕方が多い気がします。で、結論から言うと私は中国の方が本来あるべき価格変更の仕方で、日本のやり方は長期的に見て企業にも社会全体にもマイナスだと感じます。

 なぜ日本が価格を据え置くのかというと単純に、単価が上がると客離れが起こることを懸念しているからでしょう。しかし原価が高騰しているのであれば経営的に価格引き上げは行わなければならず、またそのようにして価格が高騰しなければ経済というものは成長せず、デフレからの脱却も見込めません。いくら容量を減らして単位当たり単価は向上させたとしても、「値上げは悪だ」という感覚がはびこる社会は経済成長的には絶対的にマイナスです。
 また単価に含まれるコスト、具体的には運送費の面を考えると、やはり容量据え置きで単価を引き上げた方が利幅的には拡大が見込め、経済効率も上昇するのではないかという気がします。それでも客離れが嫌だというのなら、中国のように容量増やして単価を上げる方がまだ規模効果的にもいい気がします。とにもかくにも「値上げは悪」という空気自体が経済的には最も邪悪でしょう。

 なお先ほど私も、価格引き上げを実施してきました。大家がうちに来てこの1年間の水道・電気・ガス料金(600元=約9800円)とともに2ヶ月分の家賃を支払ったのですがこの際、「中国の物価はどれも上がっているから、来月から家賃をこれまでの月4300元から4500元に引き上げないか」と自分から提案しました。
 なぜ自らそんな真似をと思われるかもしれませんが、これまでの2年間は4300元で維持してきましたが、もし相場通りに引き上げるとしたら5000元になっていてもおかしくないくらい上海の物価は上昇しています。実際に先日も同僚から、引っ越しを検討しているがどこも月8000元以上しかないという愚痴を聞きました。

 こうした相場状況を鑑みた上で、敢えてこちらから引き上げを提案して恩を売っておいた方がいいという判断から今回自ら提案しました。それにしても、日本だと家賃は下がる一方だからこんな感覚を味わうこともないんだろうな。

2018年11月9日金曜日

What's my Katagaki?

 本題と関係ありませんが「’」の記号が何故日本語キーボードだと「Shift+7」の位置にあるのかわかりません。中国語キーボードだとEnterのすぐ近くで、なおかつShift入力なしで打ち込めるというのに。

貿易戦争の波紋、中国で米系自動車メーカーが涙目に(JBpress)

 上の記事は昨日出した私の記事のYahoo配信版ですが、このひとつ前の記事から本文テキストの頭に「(花園 佑:中国在住ジャーナリスト)」という肩書が付けられるようになっています。これはJBpressの本サイト上では記事ヘッダー部分に著者名が書かれているものの、Yahooなどの配信先サイトではそれが表示されず、末尾には書いてあるものの著者名が浸透しにくいとの配慮から、先月辺りから行われるようになりました。
 私としても著者名が出るか出ないかで言えば出た方がマシで、また他のライターの書く記事についても最初にだれが書いているかでどんな記事内容を期待できるかが読めるため、率直に言ってプラスに取っています。

 ただ、問題なのはここで使われる肩書です。編集部の出してきた案の通りに「中国在住ジャーナリスト」という肩書にしていますが、以前ならともかく今の本業は記者ではなく、この仕事もアルバイトというかボランティアみたいな感覚でやってるところがあります。確かにジャーナリストという職業はライセンスが必要なく、自分で名乗ればその通り名乗れてしまうところがありますが、毎朝普通に会社勤めしながら書いている自分の場合はそれでいいのかという懸念が少しありました。

 ではどんな肩書が私にふさわしいのか。率直に浮かんできたのは「相撲愛好家」でしたが、奈良なんで相撲記事書いてねーんだよというツッコミが来そうなのでやはり不適当です。次に浮かんだのは良くゲームとかのニックネームに使う「名ばかり~」という肩書で、以前使っていたものだと「名ばかり松戸市民(住民票は移していなかったから)」というのがあります。なお「名ばかり工場長」は実際に数ヶ月間経験しました。
 ただこの名ばかりシリーズも上記のはここでの肩書には不適当だと思え、奈良なんだといろいろ考えた末に浮かんできたのは「名ばかり過激派」でしたが、自分で出してて意味が分からず、そろそろこの名ばかりから出ようと決意するに至りました。

 このほかだと真面目な案だと普通に「ブロガー」ですが、このブロガーという言葉自体が死語になっていますし、「アルファブロガー」と名乗る時点で加齢臭がします。かといってまさか本業の職業を書くわけにもいかないし、「チャイナウォッチャー」と名乗るのもあながち間違えではないですけどなんとなく面白みがないです。他には「親愛なる隣人」だとスパイダーマンになるしで、結局のところ最初の「中国在住ジャーナリスト」というのが無難だという気がします。

 最後に真面目にいくつか案を出すとしたら、やはり出身の「社会学士」と名乗るのが一番合っている気がするのと、このほか経歴に即すなら「元経済ジャーナリスト」、「仮面ライター」辺りがベターかもしれません。ちなみにたまにマジで「仮面ライター元居た会社はブラックRX」と名乗ることがたまにあります。

2018年11月7日水曜日

違法サイトのアクセス制限はどうすべきか

 ようやく体力的にもまともな状態となったのでまた監視社会ネタです。

 さて先日、かねてからその違法性が指摘されてきた漫画村という、漫画データを違法に配布するサイトについて政府が「望ましくない」との見解を出し、これを受けたNTTを含む大手サーバー会社があくまで自社判断としてアクセス制限を実施し、結果的に壊滅したようです。この一件に関しては私は政府、サーバー会社の行動を支持しており、普段から漫画は電子書籍でちゃんとお金払って買っているということもあるでしょうが、ここまで大ぴらにやっている違法なサイトについてはやはり望ましくないと思え規制されたことを歓迎しています。

 ただこの件については「通信の秘密」との折り合いをどうつけるかについて議論があり、またサイトを規制するに当たって「望ましくない」という判断はどこでつけるのか、そして誰が判断するのかなどといった点が槍玉に挙げられました。そして何よりも、国家たる政府が望ましくないサイトを指定して規制することは情報統制につながらないかという懸念も出ており、今回はあくまで政府見解に対してサーバー会社が自主判断して行動したという形式をとったものの、今後このようなサイトの規制手法はどうするのかという点で現在も検討が進められています。

 まず政府によるサイトアクセス遮断を論点としますが、これは中国では当たり前で、「何がいけないの?(´・ω・`)」というくらいに浸透しています。現在も中国では去年の今頃まで使えたYahoo検索が使えない状態となっており、最後のお情けとばかりにニュースとYahooメールだけは使えますが、真面目にこちらで調べ物とかする際に日本サイトを検索する上で非常に手間なだけにマジでどうにかしてもらいたいです。あ、あとWikipediaも使えない。Googleは来年か再来年あたりに解禁になるだろうけど。
 こうした国家によるアクセス遮断については、中国はもう議論するのもばかばかしいのでほっときますが、はっきり言えば完全な情報統制に当たりファシズム化を招く恐れがあります。そうした観点に立つならば有害サイトの一掃に効果が期待できるものの、やはり許容するべきものではないでしょう。

 かといって漫画村のような違法サイトを野放しにするわけにもいきません。また3Dプリンタで発砲できる拳銃を作ったという事件も過去に起こりましたが、爆弾製造法の解説といったテロ活動につながる恐れのある情報サイト、犯罪者同士が仕事仲間を探すようなサイトもパブリックエネミーとしてやはり遮断することが望ましいという立場を私は取ります。

 ならどうするべきかですが、政府に規制の判断をさせられないとしたらどこがするべきかと言ったら真っ先に浮かんできたのは業界団体です。大手サーバー会社やこの方面につよい法曹関係者による委員会組織を立ち上げ、企業や団体からの通報を受けてサイト内容を精査し、社団の実行有無を判断して各サーバー会社に勧告するという流れなら、あくまで業界の自主規制ということで私は妥協できるラインです。
 ただ、上記勧告が強制力を持たない場合、こうした違法サイトともつながることで契約者を増やそうとするアンコクなサーバー会社とかも出てくることが予想され、こうした勧告がどこまで力を持つのが疑問です。また真っ当に活動している業界団体も少なくないものの、英検協会や漢検協会、あとジャスラックなどその影響力を行使して好き放題やる業界団体も存在しており、アクセス遮断の判断という強力な権限を持つ業界団体が暴走しない恐れもないとは言い切れず、この案を全体的にプッシュする気にはどうもなれません。

 もう一つ浮かんだ手法としては、司法に一任するというやり方です。具体的には特定の裁判所内にアクセス遮断を専門的に扱う審理室を設け、そこへ訴えられたサイトの違法性が裁判家らにも認められた場合にはサーバー会社へ強制力を持ったアクセス遮断勧告をするという流れとなります。これなら裁判所への提訴という手続きを取るので雑多な遮断の訴えは少なくなり、尚且つ各サイトの違法性を法の専門家が判断するということからもやや安心して任せられるところがあります。
 問題なのは、そもそも司法がこうした審理を実行してくれるかという点と、審査に時間と費用が掛かってしまうとなると遮断の訴えを出せるのは企業などに限られてくるという点です。まぁ先ほどの犯罪につながるサイトに関しては、政府が司法に訴えるというのもアリという気はしますが。

 最後に浮かんだ方法としては、私好みの出口を叩く戦略です。具体的には違法サイトに広告を乗っけた広告主、または広告配信業者に多大な罰金を科すという手段です。犯罪サイトにはあまり適用できなくなりますが、漫画村のような著作権法を無視して関係者に経済的損失を与えるサイトなどは広告料によって負荷の高いサーバーのレンタル料を賄っているとこも少なくなく、こうしたサイトを兵糧攻めにかけるように、サイト自体を処罰するのではなくサイトに乗っかった人間を叩くというやり方であれば、割とわかりやすい上にいいんじゃないかと思います。
 この手段の何がいいのかというと、サイト自体のアクセスを規制せずに撲滅へと導けるという点です。これなら政府が情報統制するということにはならず、またこうした著作権法に違反するようなサイトではないものの反政府的な言論を取るサイトも潰されずに済みます。
 このほか海外サーバーを使っているサイト運営者とかは補足しづらいですが、広告業者であれば割と特定しやすい上に、広告主なんて一目瞭然ですから、叩きやすいところを叩けるという意味でもプラスな気がします。

 こうしていくつか規制手法を上げていきましたが、個人的な意見を述べるとやはりネット業界は野放しにされ過ぎでは、明らかに問題のあるサイトに関しては厳しい規制措置をそろそろとるべきではないかと思えます。ちょっとした画像や映像の不正や利用とかならともかく、漫画村のように多方面に経済的損失を与えるサイトや違法プログラムの配信サイトなどは規制することが公共の利益に適うと考えます。無論、中国みたく規制し過ぎるのも息が詰まりますが。

2018年11月6日火曜日

高いパルス音

 今日電気カーペット買ってきたのでさっそく電源を確保するなど設置する際、WIFI電波発信機の電源とまとめて延長コードに挿しました。するとその直後からキーンという音が割とはっきり聞こえ始め、ははーんさてはこの延長コードが不良品だったんだな、中国ならよくあることと思って別の延長コードを試したところ音はやまず、「是は如何に?」と思ってよくよく聞き耳を立ててみると、WIFI発信機の電源というかコンセントから直接音が鳴っていることに気が付きました。

 もしかしたらこれ以前からもずっと音を立てていたのかもしれませんが、近くにいればはっきりとわかるほどの高いキーンという音が鳴り続けており、コンセントを外すと途端にやんだりします。またコンセントを強く抑えたりすると音も心なしか小さくするなど、コンセント自体が音を発していることに間違いありません。
 さて困ったのはこの音。というのも寝床近くに電源を設置しており、今までも同じ場所で寝てはいたものの今後はなんとなく音が気になるというか、小さい音とはいえこんな高い音を寝ている間に聞いているというのが不快感を催すだけに、ちょっとどうにかしないととさっきから一時間以上も対策を練っています。

 単純なやり方はコンセントごと取り換えるという方法ですが、このコンセントは携帯充電器みたいに汎用コードではなくWIFI発信機の備え付けられたもので、そんじょそこらのお店では多分同じ接続端子のコードは売ってないでしょう。何気に中国は日本みたいにサプライパーツを取り扱うお店がやけに少なく、雑多な市場に行かないと買えないため今日明日に買いに行くようなことは難しいです。
 一応、宝山路駅近くに上海の秋葉原ともいうべき電子街があるのでそこに行けば見つかるかもしれませんが、どうせ高くもないんだしWIFI発信機ごと新しく買うというのもちょっと検討しています。昨日利息が4万円超も入ったためか、財布のひもも緩みがちです。

 それにしてもこれだけはっきりキーンと聞こえる音を今まで知覚していなかったのが不思議です。もしかしたらただ単に気が付かなかったのではなく、まさに今日取り外した際になり始めたのかもしれませんが、大きな音ではないとはいえ高温の音だけに対策できるものなら対策したいところです。とりあえず今晩は電源切って寝ることにします。

2018年11月5日月曜日

利息ゲット(∩´∀`)∩

 昨日バレットガールズというゲームし過ぎたからか疲れているので、また短くまとめます。それにしても尋問特訓で納豆をこすりつけられるゲームはこれだけだろう。

 今日、半年前に購入した中国の元本不保証な定期預金の一種である理財商品の払い戻しがあり、10万元の預託額に対し2600元(約42000円)、年利に換算すると5.2%の利息をゲットしました。当初の予測では払戻額は2500元でしたが、100元とはいえ少し増えていました。
 私が理財商品を買うようになったのはちょうど一年半前で、払い戻しは今回で三回目になります。元本不保証とはいえ基本的には安全な金融商品のため元本割れはほぼなく、このところネット金融に押されているもんだから各銀行も利率を高めており、4.5%以上の年利であればほぼ問題なくいつでも預託することが出来ます。

 早速友人からは飯奢れという連絡が来ていますがそういうのは無視するとして、やっぱりこういう臨時収入があると財布は緩みがちというか、ついつい受け取った利息以上にお金を使ってしまいがちです。差し当たって考えているのは3シーズン使い古してそろそろ買い替えようと考えている電気カーペットですが、これをダブルベッド用とするか、シングルベッド用とするかで悩んでます。ベッド自体はダブルなのですが、最近はカーペット敷いて床で寝ておりこの際だからシングルにして、床の上で起居しようかと検討しています。
 その延長上というか、こちらはほぼ買うこと決定していますが、ニトリで座椅子も今度買おうと考えています。先ほども言った通り最近は

ノートPC
PCテーブル
オフィスチェア






 のように縦3畳くらいのスペースで自宅を過ごしており、この3畳の空間でほぼ完結できてます。折り畳みできる座椅子だったら最悪気に入らなくても畳んで置けるし、100元(1600円)くらいで売ってるので、ゲームするときとかにいいかもと考えてます。っていうかいま室内で一番邪魔なのは寝るとダニに咬まれるベッドで、これなければ相当凝った空間とか作れるものの、大家の持ち物のためそこまでには踏み切れません。
 なお床で寝ればダニに咬まれる回数は減るものの、それでも今日みたく湿気の多い日だとどこかしら寝てる最中に咬まれるのか朝起きると腫れあがっている箇所があります。

 ただ先日、具体的には先週金曜、なんか知らないけどとんでもない虫に咬まれたのか、背中の左肩部分からどくどく血が流れるくらいの大穴を空けられました。しかも三か所も咬まれており、真面目に肌着がこすれるだけでも痛いくらい腫れ上がり、「俺は一体どんな虫と戦っているんだ?」とマジ焦り、その晩は夜眠るのが怖かったです。
 恐らく、南京虫級のとんでもないのが潜んでいたのだと思いますが、まさかこの時期にこんな大物に咬まれるとは想像しませんでした。幸いというか数日経って腫れは引いてきたものの、未だ背中にはでっかいかさぶたが残ってます。最近になって湿度計を部屋に置いて観察していますが、やはり日本と比べると上海のような中国江南地方は湿気が平均的に高いようで、そりゃ無視も元気になると一人で納得しています。

2018年11月4日日曜日

悪魔の実?


 先日、自宅でネットトラブルが起きた際に大家が来た際、お土産にと袋に入った上記写真のブツをくれました。袋の上から見て最初、チョコエッグかなと思ったのですが、実際にはリアルな果物でした。ただ果物だとしても、名前が何なのかはわからず、私自身はそれまで一度もこれを食べたことがありませんでした。写真の撮影が悪くうまく映っていませんが、妙にてかっていながら謎の青黒い模様が走っており、一見して「悪魔の実?」という単語が浮かんできました。

 正直に言えば、最初はもう丸ごと全部捨ててしまおうかとすら考えました。しかし折角の贈り物を無碍にするわけにはいかないと思い、覚悟を決めて皮ごと食べてみましたが、やはり今まで食べたことのない味というか、表現しづらい味でした。決してまずいわけではないものの、食べ慣れない味ということもあって感覚的にはいろいろな思いが去来しました。何度も言いますが決してまずいわけではないものの、一晩で6個全部食うのは無理だと判断して、1個ずつ消化して一週間で食べきるという妙なプランを立ち上げました。

 知覚した限りで話すと、真面目に味の薄いメロンにチョコレートソースをかけたような味で、瓜系の果物であることには間違いりません。真ん中のあたりにメロンっぽい種の付いたヒダヒダもあったし。甘味はわずかながらあったもののそれほど強いものではなく、ぎりぎり味の薄いメロンって具合でした。チョコレートソースの味覚は、私が感じた錯覚の可能性があります。

 それにしても中国にいて初めてこんな果物を目的する辺り、やはりこの国は広いな改めて覚えます。

2018年11月3日土曜日

中国のバス運転手への暴行に関する事件群

 昨日の記事でバス運転手への暴行から起こった重慶のバス転落事故を取り上げましたが、今回のこの事件は中国でも大きく注目されるとともに、割と日常的に起こっているバス運転手への暴行について過去の事件の掘り下げが行われています。
 自分も結構驚いたのですが。乗客が自ら乗り過ごしたにもかかわらず運転手にここで降ろすよう強要して、暴行を行うという事件は各地で多発していたようです。こうした行為は男女問わず起こっており、また勢い余ってバスのハンドルを奪おうとする事件も一度や二度どころではなく起こっており、実際にそれによって街路樹に衝突すると言った事件もあったそうです。

 今回掘り起こされた中でも強烈だったのは、ハンドルを奪おうとしたところ別の乗客に蹴られるという事件で、写真に関してはこの記事、日本から見られるかわかりませんが動画はこちらから見れます。この狼藉者を蹴った人間に対してはあちこちから称賛される声が出ており、「彼は乗客全員の命を救った」という意見をテレビなどでも伝えています。
 また今回の転落事故を受け、各メディアや警察などはこうしたバス運転手への暴行は運転を妨げる危険行為であることを説明し、実際にこうした行為を行った人間への実刑例などを挙げるなどして注意を広めています。先ほどのキック動画もその一環と言え、こうした行為を働く人間には殴り倒してでも止めろということを暗に伝えていると思っていいでしょう。実際、その方が理に適ってるし。

 なお、今でこそ上海住まいでバスにも特定の路線以外乗らないし、また上海人は基本マナーがいいからイラつくこともありませんが、かつて杭州にいた時は平気で人に寄りかかったりする人間が多く、バスに乗ること自体がむちゃくちゃ嫌でした。しかし当時は杭州に地下鉄もなく、他の交通手段もなかったので使わざるを得なかったのですが、日本のバスと比べてとにもかくにも中国のバスは体力を消費します。まぁその分、老人とかにはすぐ席を譲る文化は中国の方が上だけど。

2018年11月2日金曜日

重慶バス転落事故について

中国バス転落、原因は運転手と乗客のけんか 幼児も犠牲(朝日新聞)

 普段あまり中国のニュースはチェックしていない私ですが、この件に関しては事故が発生した28日の段階からしつこく追っていました。

 自己の概要を簡単に説明すると、重慶市で長江に架かる橋の上で公共バスが突然ハンドルを切り、そのまま柵を突き破って橋の下の川底へと真っ逆さまに落ちました。この際、対向車線を走っていた乗用車が衝突しフロント部分が一発で潰れはしたものの、運転していた女性は大きなけがはなく軽症で済みました。
 一方、バスの方は事故発生からすぐに救助隊らが現場に集結して活動を開始しましたが、当初から生存者は絶望視されており、また落下中か水面衝突時に投げ出されたのか2体の遺体がすぐ見つかったほかは乗客が何人乗っていたのかもわからない状態だったそうです。警察は周辺を走っていた車のドライブレコーダーや監視カメラの映像などから乗客の割り出しを行っていたとも報じられていました。

 転落したバスは水深65メートルもの川底にまで沈んだと報じられていましたが、先日になって引き上げられ、今日になってブラックボックス、というか普通に車内の監視カメラに搭載されていたSDカードが復元されて事故当時の映像が公開されたのですが、その内容というのが冒頭のニュースリンクに書かれていた通りでした。



 事故原因は目的の停留所を乗り越した女性乗客がここで降ろせと女性の運転手に詰め寄り、応じなかった運転手に対し殴りかかったことで運転手の気がそらされ、ハンドル操作を誤ったという衝撃的な内容でした。日本の報道にはあんま書かれていませんが、殴りかかった女性は携帯電話を手にもって運転手に殴りかかったと中国では報道されており、この女性が経営していたとされる意匠カーテン店は現在閉められているそうです。

 この件は中国でも大きく報じられており、私も普段見ないスマホ配信ニュースを追ってて、今日昼過ぎに配信された真相報道についてもじっくり読んでしまいました。当初でこそバスが突然制御を失ったことから運転手が気を失ったのではとも思っていましたが、想像を超える真相を受けて何とも言えない気持ちとなりました。少なくとも運転手の運転ミスではないと分かっただけでも、今回監視カメラの映像が復元できてよかったのではないかと思います。

 なお今日同僚とも話しましたが、運転手と乗客が乗り降りについてもめるのは中国だとそんな珍しくありません。今回の事件を受けて中国でもコメントなどで、こうした運転手と乗客のケンカに出くわしたら何が何でも止めようという声が広がっていますが、私もこの件に関しては全く同感というか、 頭のおかしい乗客が騒ぐのを他人事だと思ってみていてはならないというのを自覚しました。
 その上で、運転手を含め犠牲になった14名の乗員乗客に対し深い哀悼の念をこの場で捧げます。なお日本の記事だとあまり写真が出ていませんが、このアドレスの記事の写真を見れば今回の事故現場となった橋がどれだけ高い橋かが見てわかります。こんなところから真っ逆さまに落ちるなんて想像するだけでも辛く、犠牲者に対してはただただ同情の念を覚えます。

2018年11月1日木曜日

国家によるメールの検閲是非

 昨日は調子よかったのにブログは書かず、今日は調子悪いのに何故か書いているのが不思議です。
 さて細々とレッツ監視社会な連載を続けていますが、最初が監視カメラ、次が盗聴・録音について書いて、今回はある意味ホットなインターネットのメールについてです。

 一応、建前上はメールも信書という扱いで通信の秘密が法律とかで保障されていますが、それらはあくまで建前で、メールの検閲を行っていない国家の方が案外珍しいんじゃないかと思います。
 私の住んでいる中国は言わずもがなというか、検閲していることを隠さないというくらいの同道ぶりで、中国人も基本、メールは見られるものという前提の上でやり取りしています。
 では対抗馬の米国はどうかというと、スノーデン氏によってNSAが大っぴらに国民のメール通信を検閲していることがばらされており、恐らくこの検閲は現在も続けられているでしょう。また欧州でも同様の行為は行われているとされており、何もこうした行為は中国に限るわけではありません。中国が隠していないだけでしょう。

 では日本はどうかと言ったところですが、過去のインターネット事件史や操作を見ている限りだと特定実ん物や団体とかならともかく、幅広い検閲まではやっていないんじゃないかという気はします。ただこれはもちろんそう見せかけているだけという可能性も十分考えられ、私に言わせるならば、国民の側がメールが検閲されるはずないと信じ込む方がむしろ問題だと感じます。中国にいる私のように、見知らぬ誰かが自分のメールを見ることもあるという覚悟というか諦観がないという方が、やや平和ボケし過ぎているとすら思います。

 こうした国家によるメール検閲の論点は、第一にそれを認めるか否か、第二に規制の必要はあるか否かです。
 監視カメラと違い、はっきり言ってメールの検閲を行ったところでどれだけ犯罪を食い止められるのかについては未知数であり、またぶっちゃけあまり効果がないようにも思うため、国家によるメール検閲を認めることによる市民のメリットは私はそれほど大きくない気がします。ただ国家としては他人のメールを見たくなるというのもわかるため、こうしたメール検閲行為をどうしてもやりたいってんならルール作りが必要となるか。それとも現在のように建前上は見てないということにして隠れて検閲させ続けるのか、どっちを是とするのかはあらかじめ議論する価値があると考えます。

 体制側としてはやはり後者で、自由と平等と通信の秘密を守るというポーズの下でせっせと検閲したいでしょうが、私個人としてはどうせ検閲するってんなら中国みたくもっと堂々とやれよと言いたいです。ただ世の中の多くの人はそもそも自分がやり取りするメールに検閲される価値がないにもかかわらず見られたくないって人が多いでしょうし、だったらそういう人たち向けに「ここまでは見ないよ」ってラインでも設けたらどうかという風に見ています。
 ではその検閲ラインですが、警察の盗聴捜査のように特定人物や団体へ令状なしでは実施できないとする案、国際通信のみを対象とする案、特定プロバイダーを対象とする案などのように、いくつかライン候補があります。ただこう言っておきながらなんですが、仮にラインを設けたところで体制は容易にそれを踏み越え、必要以上の検閲を実行することとなります。何故ならそれが国家、管理できるなら何でも管理したいという性格の持ち主だからです。

 そういう意味では私はどうしてもメールを見られたくないってんなら専用回線を持つとか、特殊な暗号を普段から用いるなどして自己防衛する方が体制を信じるよりよほどマシだと思います。何度も言いますが、メールは絶対に検閲されないと信じ込む方が逆に危険です。
 そもそもメールというのは体制側からしたら検閲しやすい形態で、手書きの文書の方が検閲の手間も食うなどコストがかかります。そんなメールが流行ってしまった時点で通信の検閲が高まるのは自明だったとしか言いようがないでしょう。

2018年10月30日火曜日

盗聴・録音はどこまで許容されるべきか

 最近税法勉強し始めたけど、社会主義の中国に相続税がなく、資本主義の日本の相続税が重いとか男のギャグだとか思い始めてきました。友人が中国について最近、「社会主義と資本主義のいいとこどりに対し、日本は悪いとこどり」と評しましたが、なんとなく私もそう思えてきました。
 そんな中国のような監視社会についていろいろ考えるこの連載ですが、さっきようやく来週のJBpress記事を送ったのでやっと再開です。前回が監視こと映像録画だったに対し、今回は音声録音についてですが、結論から言うとなるべくなら録音は社会で行わない方がいいという立場をとります。

 監視カメラは現在世の中に溢れていますが、基本的にどの監視カメラも音声を録音する機能はなく、よくある「監視カメラは見た!」的な番組でも無音の映像にナレーションが付けられ解説されます。やりよう、っていうか指向性マイクを付ければ映像とともに音声を録音することも十分可能ですし実際に録音機能の付いた監視カメラも世の中にはあるものの、現在ほとんどの監視カメラに録音機能が備わっていないというのは、コスト上の問題もさることながら音声を録音することの問題性を業界もうすうすわかってやっているのかもしれません。
 何故録音するとまずいのかというと、単純に機密遅漏につながりやすいということ以前に、人間を陥れやすくなってしまうというのが問題だと私は考えます。

 社会学士の立場から言えば、人間というのは自分が正しいとか本気で思っていることしか口にするわけではなく、咄嗟に普段はみじんも考えていない過激な発言や言葉を日常でも多々口にしてしまう存在だとみています。私なんかはほぼ毎日ぶっ殺すとか、ついさっきも友人にチャットで「昨日殺したけどね(蚊を)」などという言葉を念仏のように唱えていますが、私ほどではないにしろ、「あの野郎」とか、「今度罠にはめてやる」などという実際には実行しないけどこうした物騒な言葉を口にすることは誰にだってあるでしょう。
 仮にほぼすべての監視カメラに録音機能がついていた場合、こうした発言はもれなく拾われてしまいます。その結果、こうした発言が殺人企図として取られる可能性もあり、体制側からすれば目障りな奴はこれで片っ端からブタ箱に突っ込めるという優れものになってしまいます。また体制とまでいかなくても、会社の上司とかが自分を殺すという発言をした部下に対してその録音データを元に脅迫、解雇を迫るという可能性も十分ありうるでしょう。

 繰り返すと、人間は普段思ってもないことも口にしてしまう性質上から、たとえ公共の場においても何でもかんでも録音してしまうと他人を陥れやすい社会となってしまいかねません。また仮にそのような録音されることが認知されていたとしても、恐らく多くの人は揚げ足を取られぬよう余計なことは口にしなくなり、友人との会話でも録音されないように小声で会話するようになるため、私の目から見て社会は不健全となっていくことは確実です。
 多分この辺は実感湧く人はいないと思うのですが、私の中国語の恩師が昔の中国に行くとみんな小声でひそひそ話す傾向があったそうです。何故かというと文革期に密告が相次いだため、当時の中国人の間では盗み聞きされないようひそひそ声で会話することが身についてしまっていたらしいです。

 今少し出しましたが、社会のあちこちで録音することは即ち完全な密告社会であり、お互いがお互いを陥れ合う不健全な社会にしてしまう可能性が高いため、監視カメラを置くことについては基本山西ではある者の、社会で音声を録音することは基本的に望ましくはないと私は考えます。特に体制側の録音は厳しく制限されるべきでしょう。
 現在日本では裁判所の承認の下で犯罪につながる可能性の高い被疑者に限り警察が盗聴をすることを認められています。ある意味この辺が体制側による録音の妥協ラインだと思え、きちんとした手続きを踏まえた上での盗聴録音に限り認めるという意味で、現状の制度を私は許容しますし支持します。逆にこうした目的ではなく、手続きを踏まえない警察の盗聴行為(GPSで以前あった)に関しては、やはり厳しく制限し処罰するべきでしょう。
 まぁ許容するとか言いますが、そもそも日本に私はいませんが。

 では体制以外、具体的には個人の盗聴・録音はどうなのか。個人的にはやはり密告社会化する懸念から個人や民間団体も録音は控えるべきだとは思うものの、近年はICレコーダーが発達し、セクハラやパワハラ、浮気の証拠材料として録音されたデータがメディアや裁判に提出される機会が増えています。司法も浮気の証拠を得るためであれば、自宅内で夫婦のいずれかが盗聴器を仕掛け録音することを現在認めており、また先ほどのパワハラなども防衛上やむを得ないと私は考えています。
 許容されるべきラインを考える上のポイントとしては、

1、録音内容が当人に関係している
2、社会通念上認められる目的での録音に限られている
3、録音の対象がはっきりしている(浮気相手、パワハラ上司など)
4、意図的なネット配布など不必要な範囲で公開していない
5、使用目的を果たした後は削除する

 以上が守られるならば胸を張って盗聴してもアリだと私は考えます。
 ただ以上の条件には問題をはらんでおり、というのも浮気調査とかで興信所が音声録音を行ったらどうなるのかという点です。この点に関しては業界の倫理に依存する面が多いですが、無難なやり方としては「問題発生時には責任はすべて依頼者に帰す」という風にすれば、ある程度は制御できるのではないかと思います。また興信所側も、依頼内容を超えた盗聴行為や、録音データの二次配布、長期保存などをした場合は処罰されるようにするのがベターでしょう。

 逆を言えば、相手の見知らぬところで何気ない会話とかを録音したりすることは、刑罰化するまではいかなくても個人と言えども基本認めるべきではないでしょう。その音声が録音されてもよいかは基本的に音声発声者に帰すべきですが、まぁ公人相手とか、先ほどのセクハラパワハラに準ずるような報道価値があるなら、ジャーナリストが無断で録音するのは許容してほしいところです。

2018年10月28日日曜日

焦り、飢え、怒り……

 昨日は会社の催し事があり、自宅には夕方帰ってきましたがその時点でへとへとだったので夕方6時から7時にかけて仮眠取ったのに、夜10時には就寝して、今朝は8時に起きました。
 朝起きてから締め切りが迫っているのでJBpress用の次回原稿として中国自動車市場の記事の準備を始めましたが、あらかじめ情報は集めていたものの、午前中はグラフを作るだけで終わってしまい、正午には外へ昼食を食べに行き、食べた後はニトリで前から欲しかったカーペットを買って帰ってきました。

 でもって午後2時くらいからまた執筆に移りましたが、すぐ書き終わるかと思ったらちょっと分析必要となって書きながらあれこれデータを調べてて気が付いたら夕方6時。おなかもすいてきていたタイミングでしたが、ここにきて自分が取ってきたメーカー別販売台数データがおかしく、データが間違って表示されていることに気が付き、焦っている上にめちゃくちゃ腹減っていたこともあって頭に血が上り、「てめっ、ふざけてんじゃねぇぞこの野郎っ!」と、間違ったデータを公開していたメディアへの怒りから画面に向かってしばらく怒鳴っていました。
 っていうかすっかり季節も秋めいて空気も乾燥してきているから、怒鳴ってまた喉潰したところ普通に乾いた空気が喉に痛かったです。もうこのままじゃ悪循環だと思っていったんまた外に出て夕食を取って再び書き始めましたが、データが変わったことによってまた分析をし直して、ようやくのことさっき書き終えました。

 やっぱーデータという前提が崩れると、記事書いてるこっちとしてはかなりきついです。まぁ見方を変えれば誤ったデータを出す前に気が付いたことを幸運と思わなきゃいけないのですが、先週は水曜、木曜と飲み会がありただでさえ準備時間がなかった上に、昨日土曜も前述のように催し事で潰れたこともあって、記事内容自体は比較的楽だったものの無駄に神経を使う羽目となりました。
 真面目にこのところ体力以前に神経を浪費することによる影響の方が強く、集中力の低下をはじめあちこちに悪影響が出ています。意図的にこうした神経を休ませた後は明らかに調子が良くなるだけに、今のように不安定な状態が続くと非常にきついです。今日買ってきたカーペットで睡眠環境が良くなればベターなのですが。

ダニ対策で床の上に寝るようになって以降、左下のベッドは物置台となりつつある

2018年10月26日金曜日

配信元で異なる電子書籍価格

 一昨日から二日連続飲み会で明日もちょっと食事の用事があり、尚且つ今週末中に次のJBpress原稿をあげなくてはならないという切羽詰まっているので、ぱっぱとかける話題にします。
 それにしても中日は待望のスター選手を獲得できたのに対し、阪神のドラフト戦略はまるで意味が分かりませんでした。あと次の日本シリーズは広島対ソフトバンクで、実質「西日本シリーズだな」と見ています。

ちおちゃんの通学路9巻(Amazon Kindle)
ちおちゃんの通学路9巻(DMM)

 上のリンク先はどちらも同じ漫画の電子書籍販売ページですが、見てもらえばわかるようになんと同じ電子書籍でありながらどちらも税込みでKindleは632円に対し、DMMは702円で売っています。大概の電子書籍は配信元が異なっていても基本的に同じ価格なのですが、たまにこういった値段の変わる本が出てきたりします。

 実体書籍の値段に関しては法律で、地域によって知識の取得が偏らないようにするため全国どこでも日本国内では同じ値段で販売するよう取り決められています。今回の槍玉は電子書籍なため厳密には「データ」の販売となることからこの法律は適用されないでしょうが、個人的には「えっ、なんで?(;´・ω・)」と思う案件なだけにわざわざブックマークして取っておきました。

 これまで見ていた限り。電子書籍のサービスベンダーは販売単価の数十パーセントを次回購入時の割引に使えるポイントを配信することで、ベンダー間で価格競争を行っていました。私はこれ自体は真っ当な競争だし、そもそも電子書籍は印刷、在庫、物流コストもかからず過去の書籍であっても一様に販売できるメリットがあるため、実体書籍より安く販売されてしかるべきだと考えており、こうしたポイント付与については一利用者として好ましく感じていました。
 しかし今回のケースはポイントではなく完全な販売単価がベンダー間で異なっています。出版社との契約内容がどうなっているのかはよくわかりませんが、仮に出版社側でベンダーによって価格を分けているとしたら、なんとなく腑に落ちないというか価格操作的にやややり過ぎではないかと思います。

 一方、もし今回のケースがベンダー側の価格設定による差だとしたら、それはそれで市場競争としてはありではあるものの、なんとなく高い配信元で購入したら損したような気分になるので、やはりなるべくならポイントで差をつけてほしいなというのが本音です。
 どっちにしろ、この「ちおちゃんの通学路9巻」は買うつもりないですが。

2018年10月23日火曜日

監視カメラの配置の是非

 昨日から監視社会の許容範囲についてこれから語っていくと書いたものの、今日は調子悪くてもう家帰ったらブログ書かずにずっと「バレットガールズ」という銃で撃つと女の子の服がどんどん破れるというわけのわからないゲームしてようと思ってましたが、明日は知人と会うためブログ書けないことを思い出し、仕方なく書き始めています。なお本題と関係ありませんが、「嘘だと言ってよバーニィ」って言葉がリアルに出てきました。

 そんなわけで話は本題に入りますが、監視社会の主役と言ったら密告と監視カメラのダブルキャストです。特に監視カメラは電気代を除けばノーコストで人民を監視し続ける上に証拠も残せるという優れもので、「ノーカラテ、ノーニンジャ」ならぬ「ノーカメラ、ノーディストピア」と言っていいくらいに欠かせない代物です。真面目に監視カメラなしでディストピア作ろうなんて、明治維新を起こすより難しい気がします。

 ただそんな監視カメラですが、こと治安に関しては圧倒的な武器にもなりうる代物です。近年は監視カメラの映像が決め手となって検挙起訴に持ち込める案件も多く、通行する自動車のナンバーをすべて読み取って保存してしまうNシステムに至っては、多くのミステリー作品のトリックを破綻させてしまうほどの強力な威力を発揮しています。
 結論から言えば治安面の効果とその低コスト性から私は監視カメラを広げていくことには大賛成です。ただ、いったいどこまで監視カメラを設置すべきかという点についてはやはり今後も議論が必要だと考えます。

 いわゆる左翼系の団体などは監視社会への批判から監視カメラの設置を頭から否定しますが、例えば学校などの教育期間への配置に関してはさすがに立場をわかってか、否定する人は見たことがありません。私なんかは逆に学校には入口付近を除けば子供の自由な活動を阻害しかねない気がするので配置は控えるべきだと思うのですが、これと絡めて述べると、監視カメラは誰が配置するのかによってもその意味合いは大きく異なります。

 学校や一般商店を例にとると、普通設置するのは運営主です。しかしこれが運営主ではなく警察や政府となると、言うまでもなく意味合いは大分異なってきます。それこそ個人商店のような本屋に何故か知らないが警察設置の監視カメラが置いてあるのと、万引き防止のために店主が監視カメラを設置するのでは、やはり感覚的に前者は変じゃないかと思うのではないかと思います。
 一方で、例えば巨大なショッピングモール、あと銀行やホテルと言った公共性の高い私営の建物だったらどうか。私はこちらの場合に関してはなるべくなら運営主が設置して、警察の捜査協力に対し必要に応じて映像を提供するというような具合が望ましいですが、もし費用などの問題で運営主が設置を渋るようであれば、警察や政府が設置するのも認めてもいい気がします。というのもこれらの建物は公共性が高い上に多数の人間が往来し、監視カメラの設置によるメリットはプライバシーの侵害云々を無視できるくらい高いと感じるからです。

 同様に、公園や駅、空港と言った完全な公共スペースに関してはむしろ国主導でガンガン監視カメラを置いた方がいい気がします。そもそもこれらの公共スペースはその「公共」という言葉の通り市民全体が利用するスペースであり、個人のプライバシーはむしろ存在してはならないエリアです。さすがにトイレ内とかは別ですが、こうした場所において個人のプライバシーを主張するのは古い言葉で言えば独占主義者と見ることもできるだけに、犯罪抑止効果を考えると積極的に監視カメラを活用するべき立場をとります。
 何気に上記の公共スペースの中でとりわけ監視カメラを増やした方がいいと思うのは、ほかならぬ駅、というか列車車両です。これは勘のいい人ならわかるでしょうが痴漢犯罪、そして痴漢冤罪の撲滅につながると思うからで、カメラが安くてもいいから車両内を全部映す監視カメラ体制を構築すべきでしょう。

 では逆に監視カメラを設置すべきでない場所はどこかというと、やはりプライベートというか私有な空間で、個人の邸宅等です。ここで一つ議論となるのはマンションの廊下などと言った共有スペースに設置すべきかという点で、これなんか設置場所によってはだれがどの部屋に出入りしているかが全部記録できてしまいます。私はまったく気にしませんがこの点を気にする人は多分いっぱいいると思うのですが、共有スペースでもよくケンカや暴行といった犯罪が起こることを考えたら、なるべくなら設置した方がいいという立場をとります。間を取るならやはり映像管理は管理会社が行い、警察への提出は任意性とする辺りが落としどころかもしれません。
 なお警察への提出は任意と言いながらも、もしある部屋のドアから火星人が出てきたら何をどうしてやってでも私はその映像を手に入れて公開するでしょう。個人のプライバシーより、火星人の発見の方がずっと大事です。

 もう一つ議論のネタを入れておくと、例えば公道なんかはどうなるのかという点で意見が分かれるでしょう。公道も人や車の往来が激しければ監視カメラの設置メリットが絶大になりますが、場所によっては一般住宅の塀、場合によっては庭も映ったりします。何も公道に限らずとも個人が自宅に監視カメラを設置したところ、隣家の一部も映ってしまうということも考えられます。こうした場合はどう処理するのか、設置を認めるべきなのかに関しては、もしかしてもうあるかもしれませんがルールを作っておく必要があるでしょう。
 それこそ先ほどのように人の出入りが分かってしまうドアや窓の中は映してはならないとか、屋根や塀の一部なら勝手に撮影し続けても問題ないとか。もう一つ重要なのは、自宅用の監視カメラと主張して隣家を覗き見し続ける輩の処罰と区分です。こうした監視カメラの悪用に関しても一定の制限はあらかじめ作っておくべきであり、公共スペースであればトイレ内などは禁止、プライベートな空間であればその撮影範囲はその空間内及び隣接する最低限の空間に限るとか。逆を言えばこうしたルールがなければ今後何か問題が起こってきそうな気がします。

2018年10月22日月曜日

監視社会をどこまで許容すべきか

 ここ数年、監視社会によるパノプティコンを描いたジョージ・オーウェルの「1984」という小説が話題に挙がることが増えている気がします。考えられる理由としては村上春樹氏の「1Q84」とか、これを題材にとったとされるゲームの「メタルギアソリッド5」による影響などを候補に入れていますが、それ以上に世界全体でこうした監視社会に対する見方が現実化してきたせいもあるかもしれません。

 現在、世界で最も「1984」の世界に近い国はどこかと言ったら、恐らくは北朝鮮になるでしょう。また私が現在住んでいる中国もこの分野においては世界的にも上位に食い込むことが予想され、このほかだったら有名どころだとロシア辺りが来そうです。
 ただ、こうした監視社会先進国(?)に限らずとも、電子機器とネットワーク社会の発達に伴ってどの国でも監視社会の程度は年々増してきていると言っても過言ではありません。自由の国を標榜する米国ですらNSA(最初、「NSC」と書き間違えた)が通信を傍受していたことがスノーデンに暴露されましたし、またFacebookやtwitterも、ユーザー情報を官公庁に提供というか売り買いしているのもほぼ確実でしょう。っていうかFacebookはユーザーのパスワード情報などを大量に流出させたことがほぼ確実なのに何も補償もせず処分も受けていないのがむかつく。

 ただ、これらの企業を批判しても意味がないというか、現実には報じられたりしないだけでそこら辺にある小さい企業とかでもユーザー情報をガンガン売買しているのが現実です。また売買しなくても、ビッグデータとしてあらゆる行動が観察、収集さているのが現実であり、こうした米国や日本におけるこの現況が監視社会でなければなんだといったところです。

 逆接に逆接を重ねますが、しかし、Facebookのパスワード流出はともかくとしてこうした監視社会の発達は一方で、一般市民にメリットをもたらしている面もあります。一番大きなメリットとしてはやはり治安面で、何も「密着!警察24時間」を見ていなくても、近年は監視カメラの映像が決め手となる検挙が増えていることはほぼ間違いなく、また個人レベルであってもドライブレコーダーの普及によってかつてであれば起訴まで持ち込めなかった案件も起訴に持ち込め、危険な運転や自己責任の実体がかつてと比べるとよりはっきり証明できるようになってきています。
 こうした治安面に限らずとも、ビッグデータの活用による新システムの開発や分析、情報の共有やマーケティング活用など、いわば行動が逐一監視されることによって生活が豊かになっている面を否定することはもはやできないでしょう。

 以上を踏まえた上で私見を述べると、監視社会というと「そんなの良くない(; ・`д・´)」と頭から否定する人間や団体が多いですが、現状既に半ば監視社会へ入っており、ここから監視のない世界に戻ろうとするとデメリットの方が大きくなります。それであればむしろ、社会上のメリットを享受するためには一体どこまでの監視を許容し、逆にどこまでを認めるべきではないのかという区切りを考える方がより建設的だというのが私の見方です。
 先にも述べた通り、現状では既に多くの企業や団体、政府が市民の了解なしに勝手にその行動を監視、収集しており、限度については誰も何も持っていません。いわば無法地帯のような野放し状態なのですが、これについて「ここまでなら無許可での監視OK」というラインを作るべきだと言いたいわけです。

 例えばこの前閉鎖した漫画村についても、既存の法律上ではあれは完全に通信の秘密を侵害しています。しかしああしたサイトを規制することによって表現者のところにお金が回り、文化が進行されることを考えると、やはり規制することが社会にとってはプラスです。
 このように監視範囲と対象、そして規制区分についてもっと、「どこまでならOK」という議論をすべきだと思います。どんなことであれ監視はされたくないというのはもはやナンセンスで、ある意味治安上では危険な概念であると思います。まぁこうして挑発するには私なだけに裏があるわけですが。

 さすがにこのテーマを一回で終わらすのはもったいないので、しばらくこのテーマで思いつくことを書いていこうと思います。

2018年10月21日日曜日

今日の150キロ走行について

 今日は朝五時半から自転車に乗って昆山へ行き、合計で約150キロ走行してきました。昆山へサイクリングへ行くのは何気に今年初めてで、100キロ超の走行も今年初です。
 昆山へ行ってサイクリングしてくるまでは良かったのですが、上海への帰路で途中雨に降られ、トイレ休憩もかねてショッピングモールへ一時避難しました。雨足が弱くなったところで再び乗って走りましたがさすがにこの頃(4時くらい)はバテはじめ、途中にある安亭という場所のバーガーキングに5時くらいにたどり着くと夕食を兼ねた食事をとった後、そのまま20分程度仮眠しました。

 その後が我ながら信じがたいのですが、めちゃくちゃ調子よかったです。再び乗り始めてから約30分の間はほぼフル加速を維持でき、坂道でも電動バイクを次々と追い抜くことができました。休憩前が単純に栄養不足からのバテだったとも考えられますが、ほんのちょっと食事休憩取っただけであれほどまでに回復するとはこれまで経験したことはなかったです。
 その後、7時くらいに帰り道の途中にある極楽湯によって湯につかった後、しばらく休憩し、うどん食べよっかなと思ったものの48元(780円)払うのがなんか惜しくて、結局食べずに出ました。出たら外また雨降ってるし……。

 でもって雨の中をまた家路に向かって走り、途中コンビニ寄ってうどん代わりのカップラーメン買って、先ほど食べ終えて今これ書いています。何気に携帯の歩数計見たら負担は7000~8000歩くらいなのに、今日は36000歩超えててバグったような数字になってました。

 何気に今回の収穫は、これまで走行中に感じていた右側頭部の頭痛が全く起こらなかったことです。理由ははっきりしており、なんとなく運動していると右肩付近の血行が止まるという感覚があったことから右肩を中心によく動かして可動域を広げ、血行をうまく通るようにしていたからでしょう。前は30キロくらい走るたびに激痛に襲われ死ぬような思いしてただけに、今回克服できたことは自分にとっては僥倖です。
 なおこの右肩と側頭部の痛みですが、何気に10歳くらいから存在を感じていました。解決法を見出せなかったとはいえ、あの年齢でよく気づいていたなと我ながら思います。

 ただ頭痛は起こらなかったものの、やはり久々の100キロオーバーのせいか内臓に来ています。今もなんか腹のあたりに異物感というか不思議な感覚があるのですが、これが内臓へのダメージなのか、空腹によるものかいまいちはっきりしません。

 それにしても久々に会ってきた昆山サイクリングメンバーとの関わりは非常に楽しかったです。向こうも私のことを懐かしがってくれましたが、自分がロードバイク乗るようになったのもこの昆山サイクリング部に入ってからということを考えると感慨深いものがあります。