ページ

2021年10月4日月曜日

金のある所に陰謀論アリ

 連休中ですが暑くて死にそうなため、今日は昼から極楽湯行って過ごしてました。朝夜などはまだ気温が落ちるのが救いですが、日中に関しては正直真夏時よりも今の方が暑い気がします。最高気温は30度を毎日超えてるし、何よりも日差しがやばいくらい強く、PM2.5も以前と比べかなり減ってやたら無駄に青空なため空みると目が潰れそうです。

 さて本題ですが私が話題にするわけでもなく反ワクチンの陰謀論を信じる人がなんか日本でも一定層いて、離婚に至る家族なども出ているそうです。この陰謀論は、ワクチンを打つと2年以内に死ぬとか、ワクチンこそがコロナウイルスであり感染を広げているとか、ワクチン内にマイクロチップが埋め込んであり5G電波を受信するようになって操られるとか、冗談としてならそこそこ面白い想像です。
 そもそも論として5Gをやたら敵視するのが非常に不思議です。まぁ前の記事にも書きましたが、携帯電話黎明期には「電車内で電波が反射して電子レンジと化す」と言ったメディアもいたくらいだから普通かな。

 それでこの陰謀論が何故流行るかですが、単純に見出しにも掲げた通り儲かるからでしょうね。実際、反ワクチンセミナーなどがコロナの中で開かれてて結構荒稼ぎしているという話も聞くし、こうした情報に踊らされて怪しいお水とかがワクチンに聞くなどとして売れてるでしょうし、お金が動くから陰謀論も動くのが実態だと思います。でもってさらに背後を突き詰めると、こういう怪しい陰謀論に騙される人が一定層いるっていうことが何よりも条件になってくるでしょう。

 真面目な話、こういう陰謀論は大手メディアなどがきちんと否定してあげないと社会としては良くないのですが、さすがに反ワクチン陰謀論は大手メディアが否定しなければならないものかというと「こんな低レベルなものも?(;´・ω・)」という気がします。真に嘆くべきは、こうした次元の低い陰謀論すら見抜けないほど日本の科学リテラシーが低下しているという事実かもしれません。

 この辺の陰謀論絡みではいくつか研究も出ているので、自分もまた興味向けば勉強するかもしれません。最近はなんか大陸浪人ブームで、今児玉よしおの本読んでるのでまだ先ですが。
 関係ないですが「~よしお」って書くのはやっぱりよくないな(;´・ω・)

2021年10月3日日曜日

中国でSteam買えなくなった(´;ω;`)


 連休で暇だったので近年のトヨタの中でも屈指のヤンキー御用達者となったbBのプラモを作ってました。


 タミヤ製のキットで非常に部品点数も少なくパパっと作れて楽しかったです。車高の低いスポーツカーばかり作ってるとこういう箱型の一般車は作っててほんと楽しく感じられます。

 話は本題ですがなんか日系メディアの間でも中国が最近ゲーム規制に厳しくなってきていると報じられています。曰く、ゲームは1日1時間、それも週末限定としたら、羽のある人を登場させてはならないなど細か規制要求が出されているそうです。
 なお中国人は羽のあるガンダムことウィングガンダムゼロカスタムは好きです。っていうかバンダイ、名称をウィングガンダムゼロ(EW版)とか後になって名称変えるな。

 まぁそんなこんなも立派な大人となった自分には無関係と思って甘く見ていたのですが、連休だからと何かSteamでゲームでも買って遊んでようと思っていたところ、いい感じなアドベンチャーゲームがセール中なので購入しようとしました。でもって買えませんでした。
 どういうことかというと、ほぼすべての決済方法でエラーが発生し、購入することができなかったためです。これ以前からもクレジットカードやWeChatによる決済は受け付けず、仕方なくユニオンペイこと銀聯カードのデビット機能で購入してきたのですが、今朝試してみたところこのユニオンペイすら受け付けませんでした。

 恐らくですが、中国人であればWechat決済なども問題なくSteamに使えると思います。しかし外国人で、個人認証でやや枠外にある対象に対してはどうも、これまでは特に規制してこなかったSteamでの購入をここにきて中国は規制してきたと考えるべきでしょう。はっきり言っていい迷惑だ( ゚д゚)、ペッ

 その上で述べると、ここ数年の間に中国のゲーム産業は驚くほど力をつけ、独自IPも生まれるなど非常に善との明るい状態を維持してきました。それだけに今回のゲーム規制については、例のオーストラリアへの報復とばかりにオーストラリア産石炭を購入せずに各地で電力不足が発生している県と合わせて、セルフ経済制裁のような「なんでそんなことすんの?」という疑問を抱かずにはいられません。外貨的にもゲーム産業は決して悪くない産業だというのに、ここで規制かけて成長止めてしまうのははたから見ていてももったいなく見えてしょうがないです。

 そうした背景から目下の問題としては、残りの連休中に何するかです。いや普通に原稿書いて記事出せよと自分でも思いますが、こういう時に限ってあまり記事ネタがなかったりします。明日はちょっとタミヤにでも電話してみるつもりですが。

2021年10月2日土曜日

給与をもらっている人ほど「給与が少ない」と言う

平均手取り「27万円」の悲惨…岸田内閣誕生間近で露呈する、日本人のどん詰まりな生活(幻冬舎)

 上の記事見て、つい先日に取引先に出向している同僚の話を思い出しました。取引先の企業は自分のいるところと業種が違うことからその社内で自社のことをどういう風に言っているのかと尋ねたところ、「給料が少ない」という人が多いということです。それを聞いて、「ああやっぱり」と自分は思いました。

 その取引先はメーカーではあるものの上場していて取扱製品の世界シェアはガチで世界トップクラスな超優良企業です。でもって外部調査の給与ランキングでもたまに顔を出すような企業であり、少なくとも同じ業界の中にあって給与が少ない方の会社ではないのですが、中にいる人の印象は違うようです。
 実はこうした価値観にはからくりがあり、結論から言うと、給与をたくさんもらっている人ほど給与に対して不満を覚えやすい傾向があります。

 かつて米国で行われた実験ですが、陸軍、海軍、空軍それぞれの軍人に自らの出世スピードについて尋ねたところ、空軍が圧倒的に「遅い」と答える割合が高かったそうです。しかし実際には空軍は他の軍と比べても階級が上がりやすい軍隊であり、上記の回答は現実とはむしろ乖離したものとなっています。
 では何故空軍の連中は出世が遅いと感じるのかというと、周りの人間がポンポンと出世していく人が多いせいだとその調査報告書では結論付けています。要するに、自分を含め出世速度が早いことから、なんとなく自分は遅いのではないかと思いやすくなるそうです。要するに、人間というのは全体平均的な基準よりも、自分の目に見える範囲の基準で物事を捉えがちということです。

 そういう意味で、冒頭の超優良日系企業の社員らが「給与が少ない」と言ったからには、きっと半端ない給与を周囲を含めてもらっていることの証左であると自分は考えました。多分間違いない。
 逆にというか、「それなり/分相応の給与を会社からもらっています」と謙虚に答えてくるケースは、ブラック企業に勤めている可能性が高いのかもしれません。っていうか自分、こっち側なんだけどσ(゚∀゚ )オレ

 もっとも自分の場合、価値判断基準が「中国現地採用日本人」なため、ブラック以前の話かもしれません。この業界なら月1.5万元(約26万円)ならもらってる方になるだろうし。ただ昔と比べると、ほんとに中国の平均給与は高くなったと思え、中国大都市部の平均給与が日本全体平均給与を追い抜く日も案外近いかもしれません。

2021年10月1日金曜日

かんぽの宿の今更の売却

「かんぽの宿」88億円で売却、日本郵政が発表…来年春メドにまず32施設(読売新聞)

 かつて郵政の無駄遣いの象徴といわれたかんぽの宿がようやく売却されたそうです。この件については自らの反省を込めて今この記事をまとめています。

 読売新聞の報道によると、今回の売却額は88億円だったそうです。ただこのかんぽの宿の売却は何も今回初めて出てきた話というわけではなく、2008年にもオリックスへ売却することでほぼ決まっていました。その売却額も、今回の金額より高い109億円でした。
 しかし当時に売却が内定してあとは執行する段階であったのですが、何故か最終承認権限者であった鳩山邦夫総務大臣(当時)が、「売却額が不当に安い」などと述べて承認せず、最終的にこの売却話は流れてしまいました。

 一体当時に何があったのか。鳩山邦夫は当時、かんぽの宿の建設投資額に対し109億円は大きく下回っていることを、価格が不当に安いという根拠としていました。また最終入札においては、郵政民営化を決めた小泉政権の有識者会議に参加していた宮内氏が経営するオリックスしか参加せず、入札そのものが出来レースであったのではないかなどと述べ、決定プロセスに不公正な動きがあったのではないかなどと騒ぎ立てました。
 当時のこのブログの記事を見ると、私自身も鳩山邦夫の意見を真に受けて、かんぽの宿の売却プロセスはおかしいのではないかと言及しています。しかし現在において、この自分の見立ては明らかに間違っていたと考え直しており、深く反省する意識を強く持っています。

 一体何故自分が判断を誤ったのかというと、そもそもの資産価値の評価方法をきちんと理解していなかったことに尽きます。当時の時点でかんぽの宿は一部施設を除いてほとんど赤字であり、保有する機関が長いほど損失が出るという状態でした。そのため郵政本業とは無関係な事業であることからも、可能な限り売却してこれ以上の赤字発生を阻止する必要があったのですが、仮に各施設ごとに売却した場合、赤字施設は買い手がつかなくなる恐れがあり、また仮に買い手がついたとしても従業員の大幅なリストラが行われる可能性が高いとみられました。

 そうした観点から、黒字の施設も赤字の施設も丸ごと売却する代わり、従業員の雇用維持を入札条件とする一括売却が方式として適切であるという結論が出たため、一括売却という流れになりました。当然、この雇用維持という条件はハードルを引き上げる条件となり、確か最初の入札にはオリックス以外の企業も応じたそうですが、最終入札には結果的にオリックスしか残らなくなったとのことでした。
 そういう意味では、確かに建設投資額に比べ109億円という金額は大幅に下回る金額であったものの、赤字を垂れ流すだけだったかんぽの宿事業の資産価値としてみればむしろ売れるだけでもありがたいもので、オリックスとしてもテコ入れによって黒字化する可能性はあったものの、火中の栗を拾うような応札であったと言えるでしょう。

 この辺の過程について、実はつい最近読んだ郵政初代社長の西川善文(畝傍出身)が生前に出していた「ラストバンカー」という本で、詳しく解説されています。この本を読んで改めて当時の自分が浅学なあまり間違った批判をしてしまったと悔悟するとともに、一体何故鳩山邦夫は売却を最終局面でひっくり返したのかが気になりました。
 その辺の事情についても「ラストバンカー」で少し触れられており、そもそも小泉政権が終わった時点で自民党内の反郵政派が安倍政権内で復活しており、安倍政権以降の自民党自体が郵政民営化を潰そうとする姿勢であったと指摘されていました。鳩山邦夫が総務相を務めたのは麻生政権時でしたが、この時の自民党は下手すりゃ野党以上に郵政の民営化を阻止する意識が強く、実際その後に郵政は予定していた株式の一般公開も延期するなど、実質的に再国有化へ巻き戻されています。

 また鳩山邦夫は上記のかんぽの宿売却案件を事実上阻止しただけでなく、古くて容積率も低かった旧東京中央郵便局庁舎の再開発に関しても「貴重な文化財が喪失する」と主張し、既に計画が決まって工事が始まっていたにもかかわらず工事中止をして保存計画を練るよう命令しています。最終的に旧庁舎の保存部分を少し増やすことで妥結に至りましたが、あれに文化的価値があったのか、また保存部分を増やすことに意味があったのかという点については甚だ疑問です。敢えて京都人の目線に立つなら、高々100年ちょいの建造物の価値なんてという気がしてなりません。

 以上のような背景をよく熟知しているのか、読売新聞も過去の売却案件についてもきちんと紙幅を割いており、当時の金額なども載せていてくれて大変助かる次第です。また最後の段落には「民営化以降14年間の累積赤字は約650億円に上る。」という情報も載せており、あの時鳩山邦夫が止めたせいで109億円で売れた資産が88億円となり、また売れるまでに600億円超の赤字が垂れ流されたという事実をまざまざと示してくれています。兄同様、彼もまた日本の足を引っ張る政治家であったなと評価せざるを得ません。

2021年9月30日木曜日

サイコパスの描き方

 先日、不気味なゲームとして取り上げられていたので「真昼の暗黒」というフリーゲムをプレイしてそこそこ楽しみました。このゲームの感想を述べるととにもかくにもBGMが聞いてて不快に感じるものが多く、通常ならマイナス評価点ですがこのゲームに関しては世界観と合ってていい選曲がされているという印象を覚えました。また古いWindows95みたいなメニュー画面など、退廃的な画面演出も相まって、シナリオに関しては並程度であったものの、演出に関しては非常に良かった気がします。

 そのシナリオについてですが、一つ優れていると感じた点を挙げると、作中に登場するサイコパスの描き方は抜群に上手いと感じました。

 前にネットの掲示板で、漫画や小説に出てくるサイコパスはなんか小悪党感が強く見ていて萎えるという評論がありましたが、これについては深く同感します。基本的に露悪的な描かれ方して、自分のやった悪事を無駄にアピールしたり、ハンター×ハンターのヒソカみたく弱い奴には強気で強い奴にはビビるというか避ける特徴を持つことが多いため、不気味に描こうとしているんだろうけどぬぐい切れない小物感が激しくなることが多い気がします。

 それにし対し上述の「真昼の暗黒」に出てくるサイコパスなのですが、割とおっちょこちょいで結構ミスったり詰めが甘かったりしていて、完璧とは程遠いキャラになっています。また自分の悪事の露見に関しては非常にビビってて、先ほどに上げたダメなパターンの露悪性に関してはほぼ皆無です。
 その一方、ある意味でサイコパスとされる症例の最大の特徴である罪に対する呵責のなさ、自覚のなさは非常にはっきりしており、「世間には認められないんだけどやめられないしなぁ」的なノリで悪事を延々と繰り返し、ばれないようにこそこそ工作しています。直近の事件で言えば、座間市の事件の犯人が一番近いイメージです。

 またこの「真昼の暗黒」に登場するサイコパスの特徴として、非常に事務的で感情を見せないという特徴も、いい感じに描けているように感じます。唯一子供の遠慮のない食べ方に眉をひそめますが、それ以外は落ち着いた成人然していて、「ああ本当にトチ狂った人ってきっとこんな感じなんだろうなぁ」という印象を覚えました。そういう意味で、サイコパスの描き方がやたら冴え渡っているという作品な気がします。

 こうしたサイコパスに限らずとも、特殊な人間を描くに当たってはやはり想像だけでは限界があるような気がします。実際にその手の人間と会話したり接触がないとこういうものってなかなか描けないと自分は考えており、それが最初に挙げた「小物感漂うサイコパス」の量産につながっているのでしょう。
 そんな自分はこれまでどんな特殊な人物に会って来たかですが、実はそんなには会っておらず、比較的穏当な人間関係の中で過ごせてる気がします。せいぜい言って過去に強盗殺人してた人と、上場から破産まで経験した人くらいです。

2021年9月29日水曜日

今日の自民総裁選について

 既に各所で報じられている通り、チキン岸田こと岸田氏が自民総裁に選ばれ、次の首相となることが決まりました。総裁選開始当初、自分は河野氏が勝つだろうと予想しましたが、見事に外して自分の不明を恥じるばかりです。

 岸田氏については上の別称の通り、自分はあまり評価していません。去年の貧困者限定の30万円給付案といい、政策にセンスがない上にどことなく鳩山由紀夫のように言ったことをすぐひっくり返しそうな雰囲気があるため、何気にこれからまた混乱が激しくなるんじゃないのかと懸念しています。こっちの予想も外れるのならそれに越したことはありませんが。

 そもそも今回なんで予想を外したのかですが、自分はもっと政策演説が盛り上がると予想していました。しかしいざ総裁選が始まるや河野氏を含めみんな余計ないこと言わないよう自分の主張を小さくし、総理になったら何するかについて「今まで通り上手くやるよ」的なことばかりしか言わず、政策議論が全く盛り上がりませんでした。自分はこの議論で河野氏がキャラをアピールしたら結果的に世論の後押しを受けて受かるのではと思ってましたが、この点では河野氏に対して残念に感じます。
 一方、初めからあんま受かる気なかったのか、高市氏なんかは電磁兵器とか多分あんまわかってない内容のことを口にするなど八茶けてました。まぁそれはそれでありかもしれませんが。

 ただ実際に電磁兵器を使うとなったら、多分民生にものすごい影響が出るから実際使えないと自分は思います。それ以前に、かつて自分が予想したように今後大国同士の戦争が起きたらまず最初に、相手国の衛星をミサイルで撃ち落としまくるところから始まるとみており、そうした電磁妨害戦でどういう風に戦っていくのかをもっと検討してもらいたいです。

 なお仮に日本が戦争に巻き込まれた場合、制空権を確保するのは結構難しいのではないかと自分は考えています。それよりも相手に上陸を許さず、尚且つ通商妨害を行っていく方が有効と思え、最近脚光を浴びつつある潜水艦など潜水兵器の方が航空兵器より重要かと思え、最終的に「ズゴックしかない」という結論に至りました。
 そういう意味でもし自分が首相になるとしたら、ガンダムなんかよりズゴックの量産実現を公約に掲げることでしょう。

2021年9月28日火曜日

中国崩壊記事の裏側

 先週から上海はずっと晴れですが、ぶっちゃけ晴れ過ぎです。8月と比べればやや落ちているもののそれでも最高気温は34度くらい行くし、何より雲がほとんどなく遮蔽物なしで日光が降り注ぎ、体感的になんか8月より暑い気がします。っていうか外居ると眩し過ぎて目がチカチカする。


 それで昨日出したこの記事ですが、日間ランキングでは6位と振るわなかったもの、ヤフコメは700件突破しており、なんか妙な傾向が出ました。普通はコメント数と割と連動しやすいのに。

 記事内容に関してはある意味自分の中国論の総論をまとめたもので、こうした内容はこのブログ内では数年前からずっと言っています。ただもしこの記事を2年くらい前に出していたら反発しか買わなかったでしょう。今この段階で足したのは、一つは恒大問題でまた中国崩壊論がかまびすしく叫ばれ始めていること、もう一つは今なら日本人も中国崩壊論は荒唐無稽だと理解できると踏んだからです。
 この見立て通りというか、ヤフコメも記事内容を肯定する意見が多いように感じます。中にはまた例によって反論根拠がないから自分の人格批判する人も見られ、個人的に気になったのを晒すと、

***********

 | 

JBpressのサイト見に行ったら、
花園 祐のプロフィール
(はなぞの・ゆう)中国・上海在住のブロガー。かつては通信社の記者。好きな食べ物はせんべい、カレー、サンドイッチ。
だってさ。
もっと書けることないんかい。実績的なものはゼロなのかな。


 上のコメントみて、本当日本って「何を言ったか」ではなく「誰が言ったか」が重視されるんだなぁと思いました。ちょうどこの前考えた小説のプロットで、救国の英雄が実は殺人犯の息子だったとわかって一点迫害され、実力主義の国へ亡命するという話が浮かんだのですが、割と笑えない感じで書けるかもしれない(´Д⊂ヽ

 話を戻すと、この記事の内容についてはそのまんまで今回は特に罠とかも仕掛けてないのですが、今回の記事はドラフト段階と最終稿で記述がかなり変わっています。一つ一つ上げてくと以下の通りです。

厳しい言い方をすると、当時「シャドーバンキング」を中国社会の大きなリスク要因と指摘していたジャーナリストやエコノミストの人たちは、あまりそういう仕事に向いていないのではないでしょうか
厳しい言い方をすると、当時「シャドーバンキング」を中国社会の大きなリスク要因と指摘していたジャーナリストやエコノミストの人たちは、話にならない連中だと思います。


中国がリスクを「放置する」、すなわち中国政府が何も対策を行わないことを前提に予想しているからです。
中国がどっかの国みたくリスクを「放置する」、すなわち中国政府が何も対策を行わないことを前提に予想しているからです。


中国崩壊論を書いている人の3分の2は商売のために書いているのではないかと思われます。
中国崩壊論を書いている人の3分の2は商売のため、残り3分の1は己の無知ゆえに書いているのではないかと思われます。


日本人は他国のリスクを論じる暇があるのなら、もっと自国のリスクに目を向けるべきでしょう。
日本人は自国のリスクを一切省みずに他国のリスクばかり心配していて、お前らツンデレかよと言いたいです。


 以上、見ればわかる通り過激と感じられるような表現が編集段階で修正されています。まぁこの辺は自分も織り込んでいて、編集部が問題だと思うなら直せばいいや的に出したところです。ただ最後のツンデレ発言はやっぱり出したかった……。