2026年9月29日火曜日

大手コンサルは人材を独占し過ぎでは?

 今自分がやっている日本での仕事では大手コンサルの人と関わることが多いのですが一言で言うと、「こいつらなんでこんなに優秀なんだろう(;´・ω・)」と本気で思う人ばかりでマジ驚いています。二十代の若手でも堂々としているうえにやたら周囲にも気遣いでき、実務能力も高く受け答えがはっきりしています。初対面の相手でも問題なく打ち解けて気さくな会話もできるうえ、英語もやたら上手で専門的な会話もこなしてくるので自分も負けじと「中国語なら負けないぞ(# ゚Д゚)」と無駄に対抗心燃やして言ったりしましたが、日本での仕事で中国語使わないので完全に負け犬の遠吠えでした。

 この大手コンサルの人材の優秀ぶりは、かねてから日本の就活ランキングでコンサル系企業が上位を占めるようになっていることからある意味自明なのですが、改めて実際に接してみてその優秀さの度合いに目を見張ります。同時に思ったこととして、日本の優秀な若手人材を大手コンサルが独占しており、ほかの業種の企業で人材の質が低下してはいないかという懸念も抱きました。

 その仕事で関わっている大手コンサルの人によると、何でもそこでは毎月入社式があり、1回の新入社員数はなんと100人前後に及ぶそうです。出入りが激しい業界なのでやめてく人も多いと思いますが、毎月100人くらいの人員を採用していながらあれだけの優秀な人材を揃えるとかまるでチート機能付きガチャみたいで、ちょっといい加減にしろよと思ったりもします。
 このようにその優秀ぶりと採用規模から、ほかの企業や業態における人材の質が下がっているというか優秀な人材が減っているのではないかと思ったわけです。あんまほかの企業と関わらないので実態はどうかわかりかねますが、いい人材が極端にコンサルという一つの業界に集中するというのはちょっと考えものではないかと思ったわけです。

 ただ同時に、果たしてあれだけの優秀な人材がほかの日系企業、特に中小企業にいたところでその才能を発揮できるかという疑問もあります。私自身も経験ありますが基本的に従業員の能力は職場の部門長の能力以上には発揮できないことが多いというか、上司が無能だったら部下がどれだけ優秀でも何もできないことが多いです。要するに一部企業では優秀な若手が入ってもそれを活用できないパターンが多く、ましてや日系企業だと無駄な業務も多いだけに、大手コンサルにいる優秀な人材がほかの企業に行ったところでこれまでのように活躍できるかという懸念もあります。

 今に始まるわけじゃないですが日系企業における人材問題は優秀な若手とかにあるのではなく、経営者と中間管理職の無能ぶりこそが最大の問題点で、こうした人間の排除または教育こそ今経済界に求められている喫緊の課題です。そういう意味では一部の企業は優秀な人材の採用に努力するのではなく、経営者の再教育、または手っ取り早くAI化に努力するべきかもしれません。

2026年9月28日月曜日

今の中国にある日系企業数は2010年の水準

・ミスタードーナツ、中国に再進出 7年ぶり、オープンの上海店に列

 本題と関係ないですが2019年の撤退前はチャリで10分くらいの距離にあったから、上海でミスドのドーナツを買ってきてはよく一人でムシャムシャ食べてました。上海ではコロナ前後からミスドを含めてやたら外資系のドーナツ屋が撤退して何故かドーナツを食べる機会が極端に低くなっていたので、このミスドの再上陸は素直にうれしいです(´~`)モグモグ

・中国進出の日本企業 ピークから 3 割減「中国離れ」進む(帝国データバンク)

 話は本題ですが帝国データバンクがかなりいいレポート挙げてくれました。リンク先を見てもらえば早いのですが中国に進出している日系企業数をグラフにまとめてくれており、そのデータによると現在の在中国日系企業数はなんと16年前の2010年の水準まで減っているとのことです。この水準は2012年の尖閣諸島国有化に伴う反日デモ、2020年から数年間のコロナ期よりも少ない水準で、特に2024年から2年間で約1/4に相当する約3000社も減少していたそうです。私自身の肌実感でも日系企業数は大きく減少しているとは感じていましたが、改めて具体的な数字をこうしてみてみると結構びっくりな数字でした。

 この手データを見てまず思ったこととしては、中国の地方政府の税収への影響です。一時は上海の税収の約半分を日系企業が納付していたと言われており、上海に限らずとも比較的コンプライアンスを守る日系企業がこれほど減少したとなると、各地の税収に大きく響いているのではないかという気がします。まぁ税収以前に、雇用の受け皿としての役割の方が今としては思いかもしれませんが。

 次に気になったのが、2010年という年代です。この時期に中国へ進出してきていたのは圧倒的に自動車関連で占められていました。しかしレポートでも触れられているようにその後に人件費が中国でも上昇してくると工業系企業は減っていき、徐々に小売などのサービス系企業が進出企業としては増えている感触だったのですが、今回のこの結果を見ると思ったよりサービス系企業の進出は増えていなかったようにも見えます。
 まぁこの辺はもしかしたら増えていたのかもしれませんが、コロナをきっかけにみんな撤退してしまっていたのかもしれません。私が取材したラーメン屋の方も、2020年のコロナ流行とともに店の権利ともども売却して撤退を決めていました。その後の2022年に起こった上海ロックダウンを考えると早めに引いて正解だったと思え、逆を言えば上海ロックダウンを経験した小売企業はもうだめだとみんな撤退したとしてもそんな不思議じゃないです。

 見方を変えて今中国に進出する価値のある業態は何かとなると、アニメをはじめとするファンシーグッズ系の企業くらいしか思い浮かびません。住宅や車への消費を控える一方でこうしたホビー系消費は増えており、今後も伸び続けるという見方からトイグッズ系企業はまだ大丈夫と思うものの、それ以外だともはや中国に進出するメリットは私ですら思い浮かびません。逆に、撤退した方がいいと思う業種はいくらでもあるけど。
 敢えて言えば、不動産系企業はこれから中国に来た方がいいかもしれません。今後大手デベロッパーのどこかが恒大に続いて破綻したら一気に信用収縮起こって物件の叩き売りが始まる可能性があり、安値でいい物件なり土地を取得できる可能性があります。しばらくは売れないでしょうが数年寝かせればまだ利益が出るように思います。

2026年9月27日日曜日

中国が何故敵国条項にこだわるのか

・旧敵国条項、新たな火種か 日中関係の立て直し課題―高市政権(時事通信)

 大まかな説明は省略しますがここ1年くらいで急に中国は上記リンク先記事にある国連の旧敵国条項についてやたらこだわり、言及することが増えてきています。実質的に死文化している内容である上に中国がアプローチを続けているドイツも適用対象になることから、見ていて国際法に対する中国の理解の低さをさらけ出す行動にしか見えないのですが、それにもかかわらず中国が何故この敵国条項にこだわって持ち出そうとするのか、この辺について深く突っ込んだ記事はあまり見ない気がします。

 結論から述べると、多分中国が日本を批判するにあたってほかに口実を見つけることができないからこそ、こんな死文化した内容にすらすがらざるを得ないのではないかとみています。

 私が説明するまでもなくこの旧敵国条項は二次大戦時の状況を踏まえたものであり、その時期は現在とは既に80年以上も前のものです。80年以上前の内容を持ち出す時点でどうなのかというところですが、これは見方を変えると戦後80年間において、日本が軍国主義だと中国が批判する口実がほかにないという証左という風に見ることができる気がします。
 というのも普通の感覚なら直近における事象を口実に批判するものなはずです。しかし中国がそれこそ直近10年間における日本の外交や行動で批判することはなく、わざわざ大昔の内容を飽きもせず引っ張ってくることしかしてきません。直近における出来事を引っ張ってくるとしたら、せいぜい日本の軍事費増額くらいで、それも中国の増額ペースと比べると大人しいもんで小泉防衛相の逆批判を受けてからは急に口にしなくなってきました。

 仮に戦後80年間において日本が軍国主義ととられかねる行動なりがあったとすれば、中国はそれをネタに日本を批判していたことでしょう。しかし現実にはそのようなことはなく大昔の内容しか引っ張ってくることしかしないあたり、日本の戦後80年間はその国家方針の通りに平和的、民主的なものであったことをある意味裏付けているようなもので、中国が今やっている大昔の出来事しか批判できない状況は、私の目からすれば戦後における日本の平和的姿勢や戦前の反省を補強するもののようにも見えます。
 それこそ中国が今やっているフィリピンや尖閣諸島付近での船舶での衝突行為とかを仮に日本がやっていたら、鬼の首を取ったかのように日本をしつこく批判していたことでしょう。ただそういう事例が中国と違って日本にはないので、こうして大昔の話を未だに引っ張ってこざるを得ないだけです。

 ちなみに古い内容をいちいち引っ張って批判するということは国家観に限らず、個人間でも「ほかに非の打ち所がない」というのを暗に示すものだと私は思っています。実際私も長年にわたり子供の頃の出来事で一方的に批判され続けた経験がありますが、今思うとほかに罵る口実がなかったが故のさもしい行為だったんだろうなと相手に対してみています。

 以上をまとめると今の中国の旧敵国条項を口実にした批判は逆説的に、戦後の日本の歩み方は間違っていなかったことの証左であると日本人はもっと胸を張って誇るべきだと思います。それでも中国に何か言い返すとしたら、「中国が軍国主義だと罵る日本からODAを受け取りながら軍事費を増大させている悪どい国がいるらしいぞ」と国際社会で言えばいいと思います。前々から言っていますが、日本は他国に対する批判や弁明のセンスが極端に低い気がします、中国を除いて。

2026年9月26日土曜日

コンビニとスーパーで価格差が拡大

 今日、三井記念美術館に行ってきた帰りに秋葉原寄ってきましたが、あれだけ外国人観光客がいるのに飲食店が相変わらず少ないなという印象を受けました。飲食店をたくさん用意すればもっと観光客増えると思うのにな。
 話は本題ですが結論から言うとインフレの影響でコンビニからスーパーに消費者が今後大量に移動するのではないかとみています。原因は両者で広がる価格差です。

 資金になって気が付いたのですが、コンビニとスーパーの価格差が激しいです。飲料一つとってもコンビニでは170円くらいするのにスーパーだと110円くらいで売られていることが多く、その他のカップ麺などもえぐい価格差となっています。そのため私も最近は夜に何か飲み物欲しくなったら、距離もそんなに変わらないのでコンビニにはいかずにヨーカドーまでチャリで走って買うようになってきました。自販機も減ってきているし。

 では何故価格差がえぐくなっているのかというと、単純にインフレが原因でしょう。デフレにぎやかなりし頃ならコンビニで100円くらいの商品はスーパーだと95円くらいで価格者5円程度だったと思いますが、いとインフレたる現代においてはこれがコンビニ150円に対しスーパー110円くらいで、全体の物価高騰に伴ってコンビニとスーパー間の価格差も開くようになったのではないかとみています。そのためデフレの頃なら価格差が気にならずコンビニの利便性が優先されたものの、ここまで価格差が開くと飲料一つとってもより安いスーパーで購入しようという人が私以外にも出てくるのではないかという気がします。
 そのため今後はコンビニの売り上げが伸び悩み、代わりにスーパーが伸びてくると言いたいところですが、多分本格的に勢いを増してくるのはドラッグチェーンじゃないかという気がします。

 ドラッグチェーンと言っても現代では薬以外にも化粧品や飲料など多品種を取り扱う店が大半ですが、コンビニほど24時間営業ではなくても営業時間は長く、その一方で店舗や売場面積が広く卸からの仕入でより割引を得やすい立場から、コンビニより安い価格を武器に躍進してくるような気がします。もちろん既存の小規模スーパーも追い風でしょうが、本格的に伸びてくるのはドラッグチェーンであるように思えます。

 そんなわけでさっきドラッグチェーンの市場調査関連記事を読みましたが、一応市場自体は伸びており、上位企業は満遍なくどこも売上を伸ばしているようです。っていうかココカラファインとマツキヨって合併してた初めて知った。
 コンビニの対抗策としては価格戦を仕掛けるか別の新たなサービスで価値を生むかしかないのですが、鈴木敏文なき現代においてコンビニで新規サービスを作れる人がいるかとなると疑問です。またこの価格差は小売店側というより卸業者やメーカーの意向も大きいように見え、仮にそうだとするとコンビニが価格を引き下げる余地はやや厳しいのではないかと思います。

 最後に個人的な話をすると、私自身はあんまりドラッグチェーンを利用することはなく、これまでも利用することは中国人の同僚に頼まれてあれこれ日本の薬を調達するくらいでした。ただこの前ブルーレットを買いに行った際に案外家の近くにあって価格も安いと気が付き、今後は利用頻度が高まるかもしれません。ポイントカードはうっとうしいから絶対作らないけど。

2026年9月24日木曜日

レジ補助金に異議


 なんか最近文句ばっかいう記事とマッドシティ記事ばかり書いている気がしますが、上の記事見て「まずレジ捨てろよ」と思いました。

 中国だと大きめのスーパーとかを除くとマジでもうレジという端末そのものがありません。決済はみんなスマホで処理するのですが、お店側は専用のQRコードリーダーを1台だけ持つことが多く、カウンターもすっきりしているもんです。
 でも消費税がなどという人がいるかもしれませんが、中国では日本の消費税に相当する増値税というものがあり、日本以上に小売商品によって税率はバラバラです。日本と一番違うのはあらかじめ値札には税込価格しか書かれていないことで、税額の計算などはお店側で恐らく在庫管理システムと連動した会計システムでやっているものとみられます。

 何が言いたいかというと、この辺の自動で税額を計算するシステムこそ日本政府は開発して無料で国内事業者、特に中小企業経営者に配るべきなんじゃないかということです。今に始まるわけじゃないですが日本は前からソフトには金をかけず、ハードにやたら金をかけようとする悪癖があり、それが今回のレジ補助金でも浮き彫りとなっているように見えます。
 かつては妖怪のように目には見えないものを大事にした日本人ですが、今では目に見えるハードばかりを意識してソフトへの意識が疎かになっているようです。書いてて思ったけど、そういう意味では初代の女神転生は悪魔をソフトウェアプログラムに見立てたのはなかなか慧眼だった気がします。幼稚園の頃にファミコンで遊んだけど、当時は全くわかんなかったし3Dダンジョンも理解できなかったけど。

共働きが増えてるのに夫婦別姓はまだか?

 先ほどちょっと気になったので専業主婦世帯の割合を調べてみたところ、どこも総務省データを引用して約3割弱としていました。1992年くらいに共働き世帯に初めて逆転されたとしながらもなんかこのデータは若干実感がないというか、フルタイムかパートタイムか、自営業か被雇用者なのかもっと細かくデータを出してくれないと判断しきれないような気がします。
 少なくとも自分の周りでは専業主婦の方はほぼ見ず、もはや絶滅危惧種ではないかとすら思っています。それに伴ってか寿退社とか「家庭に入る」という言葉も見なくなり、この10年ちょいでもかなり女性の社会進出や勤務がそれ以前に比べて進んだ気がします。

 もっともこの辺、自分の友人も言いますが日本の歴史的には今のライフスタイルの方が平常運転であり、むしろ昭和後期にあれだけ専業主婦がいたという時代の方が特別であったとみるべきです。なお家庭内で女性が弱い立場にあったとする意見についても都市部では当てはまらないことが実際には多いという研究もあり、女房に尻に敷かれる男が意外に多いと戦後すぐに日本に来た外国人学者が報告しています。

 話を戻すとこれほど女性の社会進出が進んでいるにもかかわらず、日本の法的制度は昔のままです。具体的には見出しの通り夫婦別姓が認められておらず、これはいい加減何とかしろよと言いたくなります。
 結婚して名字を変えるとなると銀行やクレジットカードなど、多くのサービスで本人確認を含め登録をやり直さなくてはなりません。また企業役員などの立場にあれば公的登録もし直さなくてはならず、この手の手続きがマジ大嫌いな自分からしたら結婚で名字が変わる方は本当に大変だと思え同情を禁じ得ません。

 中国では初めから夫婦別姓(子供は父親の名字を名乗ることが多い)ということもあってかねてから私は日本でも夫婦別姓にすべきだと主張してきています。一時はこの手の議論も盛り上がったように見えたのですが、現在の高市政権は女性人気が高くないこともあってかこの手の制度改正には冷淡というか消極的です。
 しかし現実的には前述の通り女性も働くのが一般化しており、またウェブサイトをはじめ本人確認や登録がどんどんと複雑になってきており、SSOが今後さらに普及して少しは手軽になるかもしれませんが、やらなくてもいい余計な負担や管理は排除すべきだという立場を採ります。

 そもそも論で言えば、私は日本の戸籍制度そのものをこの際廃止すべきだと考えています。あったところで何かの足しになるとも思えないし、マイナンバーで血縁者を紐づける設定にしてマイナンバー一つで行政管理を行う方が効率的でしょう。よく日本経済がよくないからと色々案を出す人がいますが、経済効率を高めるうえでこうした制度面の無駄な管理をなくすことが非常に重要だと思うのに、この辺に言及する人はほとんど見ません。
 何でもかんでも効率重視でどんどん変えるべきだとは言いませんが、名前はアイデンティティに及ぶし夫婦別姓を認めるだけでかなり効率跳ね上がると思うだけに、もっと関心持ってこの問題をみんな見てもらいたいものです。

2026年9月23日水曜日

千葉のマッドシティ~新松戸のじゃんけんトンネル



「問おう、新松戸で一番闇深き場所とは?」

 と聞かれたら、私なら間違いなく新松戸駅近くにあるこのじゃんけんトンネルを挙げます。

 そのトンネルとは多分正式名称は「幸谷第二ガード」と言われる、新松戸駅そばにある常磐線をくぐるためのトンネルで、上の写真を見ての通り車線は片側1車線しかありません。かといって一方通行というわけではなく、信号を使って片側の車の進行を止め、反対側の車を通すという仕組みとなっています。この仕組みから、じゃんけんで勝った方が通れるようなトンネルという解釈からか地元の人からは先に述べた通り「じゃんけんトンネル」などと呼ばれています。

 一応、車だけでなく自転車も通ることは可能ですが道幅は狭く、入り口前の看板には気を付けるように書いていますが実際に自転車で通る人はほとんど見たことありません。私は何度か通ったことありますが率先してこのトンネルを通ることはせず、必ず通過しなければならないわけじゃなければ少し距離の離れた歩道橋なりを使って反対側に出るようになっています。


 また上のサイトでも紹介されているように、見た目がやや不気味に見えることからかよく心霊スポットとして挙げられ、実際私もそういううわさ話を聞いたことがあります。ただぶっちゃけて言うと、幽霊なんかよりこのトンネルを自転車でくぐる方が怖いように思え、仮に幽霊出てきたとしても「邪魔だからどけアホ!」としか思えないのではないかという気がします。
 上のリンク先では男の幽霊が立っていることがあると書かれていますが、正直これだと怪談として弱い気がします。せっかくトンネルなんだからくぐる時にアトラクション的な何かが起きないと地の利が生かせないように思えこれでは怪談スポットとしても片手落ちでしょう。

 ではどんな怪談にすればいいのか。「魔の集う街、松戸」を推進する私が手掛けるなら、こんな感じの噂話にします。

「このトンネルを1回くぐるごとに財布の中身が10円減る。これはトンネルに潜むカレーの妖精が盗んでおり、回収されたお金は松戸の緑地整備費用に使われているとされ、カレーの妖精は松戸市役所と手を組んでいると言われている。松戸市役所はこの事実を把握しているが公にはせず、また問題として扱おうとしていない」

 こんな具合にカレーの妖精が「一体何故?」的な行動を行うからこそ怪談として成立するのであり、男の幽霊が立っててもあまりも害がなさすぎます。むしろ幽霊よりも変なおっさんが立ってる方が怖い。

 ただ少し真面目な話をすると、トンネル絡みの怪談というと異次元に繋がっていたり、抜けた先が過去の世界だったとか、トンネル内火災で死んだ霊が取りつくなどと昔はたくさんあった気がします。しかし近年はトンネル系の怪談話はとんと聞かなくなり、なんか世間のトンネルに対する恐怖心が年々薄れてきているような気がします。まぁそれを言ったら怪談話自体が昔に比べて減ってきており、河童とかも絶滅危惧種になりつつあるのですが。

2026年9月22日火曜日

千葉のマッドシティ~ハチピー模型店


 松戸でプラモ屋といったら私の中ではずっとわらそうだったのですが、先月ふと「ほかにプラモ屋ないのかな?」と思い地図検索をしたところ、こちらのハチピー模型店が出てきたためこの前行ってきました。

 最初にこのハチピー模型店の存在を知った時に思ったこととしては、「何故自分は今までこの店のことを知らなかったのだろうか」という疑問でした。そこそこプラモ作っている身からすると近所のプラモ屋をスルーするなんてありえず、これまでノーマークだったことが逆に不思議でした。
 そこで地図を眺めてみてようやく納得したのですが、確かに近所ではあるもののこの店があるのは常盤平で、松戸をサイクリングすることが多い自分でも普段はあまり足を運ばないエリアにありました。しかもこの店があるのはかなり細い路地が入り組んだ住宅街で、ナビなしでは多分たどり着けなかったことでしょう。

 そんなこともあって折角だから行ってみようと思って訪れたわけですが、まずお店に関しては上の写真の通りにザ・昭和のプラモ屋感が強い店構えをしていました。お店の方に話を聞いたところ開店してから半世紀、つまり50年以上をすでに経過しており、年季の入ったプラモ屋だそうです。なおわらそうについて話を振ったら「あったねぇ」みたいに言われました。
 店内は如何にもプラモ屋らしくたくさんの箱が積まれており、通路が狭いことから店内に入れる客は三人が限界じゃないかと思います。ただその分品揃えはいいように思え、プレミアついている古いキットもあれば売れ筋のキットも一通り揃えられており、私の目から見て「あ、これ欲しい」と思うキットがかなり多くありました。

 なお最初に訪れた日にかなり悩んだけどKV-2は購入を見送りました。まだ作る覚悟ができていない。

 話を戻すと最近プラモを買うとしたら家電量販店に行くことが多いですが、やはり専門店なだけあってこちらのハチピー模型店の方が製作道具を含めて品揃えがいいように思えます。セールやポイント制の割引券なども用意されており、松戸でプラモ屋を探している人にはかなりおすすめです。行くまで道に迷いやすいけど。

例によって楽プラのFC(頭文字D仕様)

先月買ったM3スチュアート

2026年9月21日月曜日

ハリウッドの政治的影響力は低下していないか?

 このところ例の台風の影響もあり、家で昨日はプラモでで今日はゲームしてました。こう言っては何だが中学生男子より中学生男子らしい毎日を送っている自身がありますσ(゚∀゚ )オレ
 なお遊んでいるのは例によって「崩壊スターレイル」ですが、相変わらずキャラデザはいいのにストーリーがクソ過ぎて思うところが多いです。よくこんなクソみたいな脚本で金もらえるなとある意味感動します。

 話は本題ですが現地にいるわけでもなく外信を見ての判断に過ぎませんが、ハリウッドこと米国映画界の政治や政権に対する発言や影響について、ここ数年マジで何も見ていないような気がします。かつては大衆と接点の多いハリウッドセレブの発言は米国政治に対しても影響力が強いとされ、大統領選とかで各スターがどの候補を支持すると表明するかが大きく報じられていたように感じます。
 ただ前回の大統領選では一部のハリウッドセレブが民主党のカマラ・ハリス候補を支持すると表明したものの、選挙では周知のとおりトランプが勝利しました。まぁこれはハリウッドセレブというよりハリス候補の問題が多過ぎた気がしますが。自分でもあの人には投票したくない。

 今回改めてハリウッドスターの直近における米国政治への影響度を調べようといくつか検索をかけてみたのですが、大体2024年以降においてはこれという記事がヒットせず、ほぼ全く関連記事を見つけることができませんでした。冒頭にも書いた通り米国現地では違うのかもしれませんが、かつてを思うにつけなんかハリウッドの政治的影響力が落ちているように見えます。
 こう考えるのも、直近においてトランプ政権を批判するハリウッドスターがほぼ全く見ないからです。日本でもそうですが演劇界というのは大衆を相手にするだけあってとかくリベラルに偏りがちです。一般的なリベラルの価値観に照らすとトランプ政権の政策なんか許容できるものであるはずがないのに、激しくトランプ批判を繰り返すハリウッドスターも見ないし、そうした姿勢を支持する声も見られません。

 それ以前というかハリウッドの社会に対する影響力もなんか全体的に落ちている気がします。少なくとも日本ではハリウッドスターが来日してきても前ほどテレビ番組とかには出演しないし、また追っかけするファンも見なくなったように思います。唯一の例外はトム・クルーズ氏で、彼のみ昔と変わらず来日がニュースになっています。
 日本におけるハリウッドの影響力低下理由は非常に簡単で、単純に映画を見る人の数が減っているということに尽きるでしょう。映画人気が落ちてきていることに加え、インターネットの動画サービスといった新たな娯楽やそれに伴うネットインフルエンサーの登場により、前ほど大衆娯楽を映画が独占する状況でなくなったのが原因とみています。仮に日本と同じことが米国でも起きているというのであれば、ハリウッドの政治的影響力が低下しているのは同じ根源かもしれません。

 この辺、政治影響力という言葉を突き詰めるとしたら結構深く掘り下げられます。というのもかつて最も影響力のあった新聞はそれ自体が影響力や社会的地位を失っており、実際今月から家で取り始めた読売新聞の1面を見てもネットニュースで既にみた物ばかりで、あんまり関心が湧きません。
 では現代において何が最も政治的影響力があるのかですが、この辺は詳しく分析してみたら色々面白いかもしれません。層によって変わるは当然でしょうがその層の数がかつてとは比べ物にならないほど多様になっていると予想され、どの層にはどのメディアが最も政治的影響力があるのか詳しく分析したレポートとかあれば紹介してもらいたいものです。

 ちなみに自分は政治に対する姿勢を決める際は基本外部情報に頼らず自分で判断することが多いです。判断材料の情報は意外と雑誌系メディアの方が多い気はしますが。

2026年9月19日土曜日

ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸にはもう行かない

 少し遅れましたが先週から公開されている映画の「オデュッセイア」を見に行きました。上映時間が二時間半と長いながらも集中力が途切れず、また場面場面のBGMが重低音響き迫力があり非常に見ごたえのある映画でした。
 少し本題から外れますが日本の時代劇映画は何故かどれも似たようなBGMばかり使う傾向があり、また和楽器にこだわるためか場面にそぐわぬBGMを平気で鳴らすことも少なくありません。別に時代劇でもハードロック調のBGM使っても問題ないと思え、マジこの辺で殻を破る人が出てくることを願っています。

 話を戻すとこのオデュッセイアを見に行くため早朝よりテラスモール松戸に入っているユナイテッド・シネマに行ったのですが、ついて早々に私が見ようとしていた時間回が実は存在しないことに気が付きました。一体なんでだと思いながら怒りとともに去り、仕方ないので昼前からの上映となる流山おおたかの森の東宝シネマズに行ってみてきました。なんか早朝からやたら自転車で走り回っていました。

 このオデュッセイアは字幕版、吹替版、IMAX版と三種類で上映されているためただ単に私がどれかと時間帯を見間違えただけかもしれませんが、若干納得いかない点が多いです。というのも今回私は3階も上映時間を確認しており、そうなったのも情報が二種類あったからです。
 昨日、上映時間を調べるために私はYahooでユナイテッド・シネマを検索したのですが、Yahooの検索画面に表示される上映時間は夜遅くの回しかありませんでした。これでは時間が合わないなと思いつつ念のためユナイテッド・シネマのホームページも確認しようと見に行ったら午前中の上映回があり、これならいけると思いました。

 しかし上映回の情報が二種類あったことから本当にこれであっているのかと懸念があったため、その後さらに2回も確認したうえで今日出たわけですが、結果は御覧のありさまというか見事に空ぶったわけです。何度も書きますが自分がただ単に見間違えていただけである可能性もありますが、上記の敬意を考えると本当にそうかと思うところもあり、どちらにしろ今回の一件で八つ当たり気味にこの映画館に悪印象を覚えたので今後二度と行くことはないと思います。流山の東宝シネマズも内装が映画館らしくないというか雰囲気悪いのであんま好きじゃないのですが、それでも今回のような一件がないだけまだマシです。

2026年9月18日金曜日

実感なき景気回復

・企業収益に伸びも…実感なき景気回復 背景にある二つの「格差」(毎日新聞)

 ここ数日、景気指標で歴史的な長期間にわたり景気拡大が続いていることから上の記事をはじめ、見出しのような言葉を引っ提げて「本当にそうなの?」的な記事が数多く出ています。確かに景気拡大とはいっても物価は高騰しているし生活も不安定だし……なんていう言葉もテレビのインタビューとかでよく見ますが、はっきり言ってしまえば、これで実感ない奴はヤバいレベルで空気感読めないか、景気拡大の恩恵を受けられないほど無能か、昨日のことですらコロっと忘れる程度の人間だと断言できます。

 以前からこのブログに書いているように、自分の目から見て今の日本の景気の良さと社会の明るい雰囲気は空前絶後にしか見えず、まさか日本でこんな時代が来るなんてとひとしきり感動するレベルです。確かに賃金の伸びに対し物価の上昇率が高いことは肌感覚的にも指標的に間違っていませんが、少なくとも生活を破綻させるレベルではなく、非常に厳しい貧困に追い込むほどではないように見えます。
 仮にガソリン補助金がなかったら結構まずい状況には行っていたかもしれないとは思いますが。

 では具体的な事例を挙げると、2020年のコロナ発生前の時期と比べて今の日本では以下のような世論や社会の変化があると言い切れます。

・誰も失業率、失業を問題視しない
・ブラック企業がいなくなったのか誰も語らない
・派遣社員の貧困どころか派遣社員という単語自体見なくなった
・ボーナスが減ったという会社を見なくなった

 以上の内容は2018年ごろまでは確実に見ていました。またコロナ期は飲食店などの廃業は相次ぎましたが当時統計を見ていたものの劇的に失業者が増える傾向は全くなく、現在に至っては人手不足の方が問題視され、雇用は高いレベルで充足されています。また単純にコロナ期(2020~2022年)と比べても、今の方が圧倒的に社会の空気は明るいし経済的にも上昇傾向にあるのは誰も否定しないと思います。

 またこれは個人的見解ではありますが、週末にショッピングモールとか歩いているとこのところいつもびっくりしています。というのも昼時を過ぎた1時半くらいでも多くの飲食店が満席のままで、喫茶店で本読もうと思っても席空いてないことも少なくなく、なんか以前と比べても飲食店を利用する人の数が増えているような気がします。都内ならまだしもマッドシティこと松戸(テラスモール)ですらこんな具合で、一番単価が上がっていると思う飲食店になんでこんなに人が来るんだとよく驚いています。

 それ以上何よりも街を歩いている人の顔が本当に日本は明るくなっています。2015年くらいなんか半分くらいがうつ病を心配するくらい暗い顔して歩いていましたが、今の街中では本当にみんな顔明るいし、コロナ期と比べても声もやや大きくなっている気がします。まぁ中国人に比べたら全然小さいけど。
 対照的なのが今の中国で、以前の日本ほどではないにしろ暗い顔する人が増えてきています。でもって毎日失業問題が話題になるし、自殺とかのニュースも増えてきたなと感じてきています。今気づいたけど自殺も今の日本だと問題視する人が減っているような気がします。

 普段外国で暮らしているという立場ではありますが、それでもずっと日本にいてもこの景気回復の実感を持てないというのはちょっとおかしいのではないか、自分たちがどれだけ恵まれているかを理解せずに文句ばかり言うおかしい連中じゃないかとはっきり言って思います。今の中国と比べたら、どれだけ日本社会はいい状況なのかと問い詰めたくなってくるほどです。

 そうは言いながらも業界によって不景気なとこも確かにあるというか、上の記事書いた新聞メディア、あとテレビメディア業界は確かに不景気です。先日も読売の新聞店から営業に来た大学生も「いやほんと活字メディアはきついですよ」というので「俺はウェブメディアの人間やで( ・´ー・`)」といったらやたら持ち上げてきたので3ヶ月契約してあげることにしました(親父が)。
 そういう状況なので新聞メディアが「不景気だ」と自分たちのことを言うのは理解できます。実際収入とかかなり落ちてきていると聞きますし。しかし彼らが自分たちの状況だけに基づいて日本社会全体が不景気だ、景気回復の実感がないなどというのはおこがましいもいいところだし、前述の社会問題に対する関心の低下や変化にも気づかずあんなこと言っているとしたら、記者の仕事が向いていないのではないかと思います。

 この辺、自分と社会を客観視できるメディアの人間がかなり減ってきているとは前から感じますが、私は今回は貧困や雇用といった社会問題の軸と統計データに基づいて判断していますが、なんかそういう軸を彼らは持たないし、持とうとしないなとよく思います。まぁ軸のない人間が多くないのは今に始まるわけじゃないですが。

2026年9月17日木曜日

今日の内閣改造について

 今日飲食店の割引券を見て、「シャンハイラオティエントゥン?どんな中華料理だ?」とマジで10秒くらい考えたのですが、そこでようやく「上海老天丼(じょうえびてんどん)」と読むことに気が付きました。マジで最初わかんなかった。

 話は本題ですが今日の内閣改造、といっても主だった顔ぶれはほぼそのまま留任で、箸にも棒にもかからない役職だけの交代なので高市政権の方針としては大きな変化はないとみられています。個人的に残念だったのはデジタル大臣で、就任した古川俊治氏についてはあまり存じ上げないものの年齢は63歳と聞き、思い切って若い人を採用してほしかったというのが本音です。

 以前にも書きましたが、高市内閣は高市総理本人よりも各大臣の優秀さは目を見張るものがあり、適材適所という意味では過去にあまりないレベルの良い陣容だと評価していました。そうした目線から今回留任が多かったのは当然の結果だと思ってはいたものの、顔ぶれが発表するまでどうしても留任してほしいと思っていた人が二人います。一人は外務相の茂木氏で、もう一人は経産相の赤澤氏です。
 どちらもトランプ外交やイラン戦争など不確実要素の多い状況で堂々たる仕事ぶりで、特に茂木氏についてはこんなに外交能力がある人だったのかと感心しきりでした。赤澤氏も同様というか石破政権のトランプ外交から、この状況下では彼以外考えられないと思っていたので今回の留任発表にはほっとしました。


 唯一、重鎮の中で今回交代となったのは上記リンク先にあるリンこと林総務相です。関テレは高市総理との対立などを原因として報じていますがこの考えにははっきり承服できず、その見方ならむしろ小泉防衛大臣が放逐されるはずだと思います。むしろ逆にというか、私は発表前からリンは党役員に移されて大臣は外れると思っていました。
 こう考えるのは先に週刊誌などで報じられていた買収疑惑があったためです。実際にあったかどうかはもちろんわかりませんが内政の中心となる総務大臣ともなると、さすがにこの疑惑がある中でそのまま続けるには無理があるでしょう。また大臣を移そうにも疑惑逃れとみられる可能性もあるだけに、今回は閣僚から外れる可能性が高いと考えていました。まぁ党役員人事もなかったのですが。

 個人的にはリンは好きなので頑張ってもらいたいものの、さすがに年齢的にも次の総裁選はきついと思うしここで世代交代も必要だと思うので、今後は党の重鎮として支える側でいてほしかったりします。少なくとも現状では先の小泉防衛大臣が水を得た魚、スターを得たマリオみたいな状況で人気が高まっており彼が次の総裁候補としてはやはり有力である気がします。彼が総裁になれば自民党内で一気に世代交代が進みそうで、まず麻生氏に引退を迫ってもらいたいなと密かに願っています。


 その麻生とくれば見ているこっちが恥ずかしくなる記事が出ていました。マジでこの人、財政出動で日本は景気回復できたと考えているのだろうか。

2026年9月16日水曜日

辺野古抗議団体の謝罪が何故このタイミング?

・みゆちゃんはずっと友達(カドコミ)

 最近この漫画を描いている英貴氏の漫画をよく買って読んでます。正直に言うと「1年A組のモンスター」は表紙の絵が媚びた感じで目は引くけどどうなの的に疑問持ってましたが、読んでみたら意外というか面白くてはまりました。この人の作品全体に言えるけど、ちゃんと一貫した行動理由はあるんだけど一見して本心がわからず、何考えているのかわからないキャラクターを作るのがうまいと思います。


 さて大きくニュースになった沖縄知事選が冷めやらぬ中でこのニュース、一見して「なんでこのタイミングというかどんな力学?」という感想を覚えました。

 初めに沖縄知事選ですが、若干興味はあったものの詳しい現地事情も知らないし妙な主張も飛び交っていたのであんま関わらない方がいいと思ってこのブログでは敢えて取り上げませんでした。書くのがめんどかったとかそういうのはないです、多分。
 結果は現職のデニー知事が破れ自民党などが推す古謝氏が当選したのですが、その三日後になってこれまでどれだけメディアが「謝罪は?」と聞いても一切謝ろうとしなかった辺野古抗議団体が、上記報道の通りに急に謝罪を表明してきました。まぁなんやねんとみんなも思うのか、トレンドランキングでも急浮上してましたが。そもそも論でいうとあの同志社国際の高校生も亡くなった事故発生直後にきちんと謝罪を表明しない時点でおかしいのですが、それだけ頑なに謝罪を拒んでいたあの団体がこのタイミングで何故謝罪したのかがやはり疑問に覚えました。

 まず一番思い当たるのが、時期的にも近い沖縄知事選でこの団体が応援していたデニー氏が落選したことがきっかけではという推測です。デニー氏が謝罪するなと指示していたのではなどというつもりはありませんが、この知事選で団体における内部または外部の力関係の変動を受け軟化路線へと切り替わったのではないかという風にまずは思いました。


 もう一つ可能性を感じた出来事として、先週に上記リンク先の通りデイリー新潮が報じたあの事件のもう一つの当事者である同志社国際高校の教師による「刑事告訴中なので謝らない」発言です。最初この報道を見たときは私も猫みたいに開いた口が閉じず、一体何考えてるんだと他人事ながらこの学校に対して怒りを覚えました。
 決して法律や司法に詳しいわけではないですが、この事故の内容を鑑みると謝罪するかしないかが裁判にどうすれば影響するんだと逆に聞きたいほどです。強いて言えば、反省の態度が薄いとしてより刑罰が重くなる可能性しか浮かばないのですが。

 それこそ仮に私が辺野古抗議団体の人間だったら、上の同志社国際の姿勢を見たらこれはチャンスだと思い、知事選も終わったしこのタイミングで謝罪を出すのがまさに好機だと思って行動します。いち早く謝罪を表明することで、少なくとも同じ穴の狢だった同志社国際よりはかなりマシに見えるからです。そういう見方から、沖縄知事選よりも同志社国際の先の発言の方が、辺野古抗議団体の謝罪表明をより促したのではないかという風に見ています。
 逆を言えば同志社国際は孤立無援になったというか、謝罪しない発言によってますます立場を悪くしています。既に教師1名も自殺されたと報じられており、この期に及んで何故こんなわけのわからない態度をとるのか理解できず、私ですらこの際だからこの学校は廃校にした方がいいのではないかと思えてきました。

 なお実際に同志社国際出身の知り合いも、「あそこは人をダメにする」とよく言っていました。基本的に規律のない学校なため行動のおかしい人間が多く、その知り合いも高校時代までPC室のコピー用紙は盗んで当たり前だったと言っていました。私も貧乏だった学生時代は学校のトイレのトイレットペーパーを盗もうかという考えが一瞬よぎりましたが、さすがに盗んだところで節約できる金額があまりに少ないことに気づき実行には移しませんでしたが。

2026年9月14日月曜日

天津飯失踪事件

 書くネタがあんまないのにロボステップ向け記事も書いたりゲームもまだログインしてないというかなり切羽詰まった状況にあるので、今日は懐ゲーネタとしてファミコンの「ドラゴンボールZ 強襲サイヤ人」に関するある思い出を語ります。

 このゲームはドラゴンボールのRPGゲームとしては続編の「激神フリーザ」と並びシステムが程よく整備され、文句なしに名作と呼べるゲームでした。なお私はクリスマスに「激神フリーザ」を頼んでたのに親が間違えて「強襲サイヤ人」を買ってきてしまったため、しばらく「激神フリーザ」の方はしばらくお預け食らう羽目となりました。

 話を戻しますがこのゲームでは途中で悟飯とピッコロ、ヤムチャとクリリン、天津飯とチャオズの二人組でチームを組み、それぞれでピラフ一味と戦うステージに放り込まれます。難易度自体はそれほど凶悪ではないため普通にやれば問題なくクリアできるのですが、天津飯とチャオズのステージを勧めていたある日にゲームをコンテニューしたら、何故か天津飯がいなくなっていました。
 このゲームでは戦闘中に戦闘不能となったキャラは死亡扱いされ、シェンロンのイベントが起こるまでは使えなくなるシステムとなっていました。もしかしたらコンテニュー前に天津飯が戦闘で死亡していたことを子供だったので忘れていただけかもしれませんが、少なくとも当時の私の記憶ではコンテニュー時に「あれ何で、死んでなかったはずなのに!?」とめちゃくちゃ焦ったことしか覚えていません。

 さてこのステージ、言わなくてもわかるでしょうが二人一組で片方がなくなりゃまともに戦闘することすら厳しくなります。それ以前に天津飯とチャオズでは天津飯が絶対的な主力であり、彼無きチャオズではどうやってクリアすればいいんだよと思いたくなる状況です。
 しかしそこそこ話も進んでいる時期のため、また一からゲームをやりなおすとなると精神的にも来るものがあります。とはいえチャオズ一人ではどうしようもない。こんな厳しい状況に確か6歳くらいだったけど私は追い込まれていました。

 最終的に私が出した結論は、「チャオズを徹底的に鍛える」という、如何にも米国のマッシブ主義的な結論でした。チャオズ一人でもまだ勝てる相手とのエンカウントをひたすら狙って経験値を貯め続け、いつしか天津飯を超えるくらいの実力を身につけたチャオズを用いて見事そのステージのピラフ一味ボスを撃破することに成功しました。
 さらっと書いていますが当時かなり時間をかけて経験値稼ぎをしたのは覚えています。この頃から私は飽きっぽい癖になんか無駄なことにはやたら根気をもってやり続ける片鱗が見え隠れしていた気がします。

 そんな苦心を経て見事ストーリーを進めてサイヤ人との決戦前のシェンロン召喚イベントまでくることができました。このイベントでは悟空だけでなく途中で死んだキャラも復活すると聞いていたので天津飯もここで復活し、ようやくあの「ししんのけんきこうほう」も使えるなどとワクワク感でいっぱいでした。しかし……このイベント後に天津飯が入るべきだったキャラ枠にはなんかよくわかんないサイヤ人戦闘服を着た謎の敵キャラアイコンが入っていました。
 今思い返してもマジ意味わかんないですが、このゲームはバグが多いことも有名だったのと、まだ幼かったことから「こういうもんなんだろうな」と勝手に納得して、そのまま進めることにしました。ぶっちゃけ最終ステージのサイヤ人どもはチャオズの超能力で完封できるので途中よりも簡単だったし。

 なおそのわけわかんない敵キャラは確かちゃんと味方として使えた気がしましたが、強かったかどうかまでは覚えていません。

 この、負けたわけでもないのにある日突然天津飯が消え、シェンロンイベントの後に謎の敵キャラと入れ替わっていた失踪事件は未だに私の心の中で未解決事件として残っています。一体何故天津飯は消えたのか、そして何故敵キャラと入れ替わったのか、真実が明らかになる日は来るのでしょうか。

2026年9月12日土曜日

対中国外交としての災害対策ネットワーク


 上の曲は「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」のBGMですがこの1年くらいで聞いた曲の中では一番印象深く残っており、コラボゲームの「ヴァンパイアサバイバー」でもシャノア使ったらこの曲流れてきたときはかなり感動しました。こういう印象に残る曲が今やっている「崩壊スターレイル」には1曲たりともないというのが書いてて寂しい限りです。
 なおサムネ絵にある犬の首が飛び出す攻撃ですが、ビジュアル的には強そうなのに実際使ってみたらびっくりするくらい弱かったため、自分はこのゲームで鎌ばっか使ってました。このワンワン攻撃は弱いけどやっぱ印象に残るのかヴァンサバでも再現されててなんか色々複雑でした。

 話は本題ですが、かねてから書いているように中国の外交を見ているとこっちが不安に感じるくらいにヘタな外交が展開されまくってます。先日の太平洋へのミサイル実験もオセアニア島嶼国の反発を無駄に招き、金で黙らすナオエロ以外の国々が非難決議を出すなど、日本が何もしてないのに中国は自ら中国包囲網を作っているのが逆に不思議です。
 こちらも以前から書いていますが領土問題でも普通は敵を絞るのが常道なのに、何故か日本、フィリピン、ベトナムと全方面でケンカ売っており、このおかげか日本とフィリピンでは防衛連携が進んできています。ざっと見た限りだとインドネシア以外とは東南アジア諸国との外交がうまくいっていないように見えるだけに、日本はもっと東南アジア諸国との連携を深めていくべきでしょう。

 こうした国々への外交アプローチですが、パッと浮かぶものだと災害対策としての国際連携組織みたいなのを立ち上げてみるといいかもしれません。具体的には自身や津波などの大規模災害が起きたら加盟国同士が連携してサポートし合うという枠組みを作り、この枠組みを通して中国包囲網を作るというものです。
 先のネパールでの土石流もあってか、国際河川などにおける中国への反発は関連国でも高まっていると聞きます。こうした災害情報の迅速な共有や対策の連携、発生後の救急体制などで中国をのけ者にしつつ太平洋島嶼国、東南アジア諸国と日本で地域連携組織を立ち上げるというのが狙いです。また中国が参加する場合は情報の透明化を強要し、これをてこに中国の怪しい動きも監視するという形にしてしまうのも手でしょう。

 まぁ中国をのけ者にしようってんなら、台湾を正式にメンバーに入れればそれだけでことが済みます。仮に中国が文句言ってきたら、災害対策の連携に文句言うとは何事だと言い返せばいいでしょう。

2026年9月11日金曜日

ソニー生命の金銭詐取事件をみて


 先日に顧客からお金をだまし取っていたことが発覚したソニー生命ですが、また新たに社員による詐取案件が発覚したようです。日経新聞の報道によるとこれで合計詐取金額は5640万円に上るそうで、ヤフコメとか見ると色々批判コメントが多いですが、実は密かに一連の発表を見て自分はソニー生命を評価しています。というのも、今も絶賛ソニー生命に加入してたりするからです。

 自分がソニー生命の保険商品を買ったのは新卒1年目で、この手の生命保険は何も病気しておらず、加入期間が長くなる若いうちに入っておくべきだと前から思っていたのと、当時居た会社に元従業員でソニー生命に転職した人が営業に来ていたので、渡りに船とばかりにすぐ加入しました。
 その後、一時無職になるなど魔女の宅急便のキキ並みに空元気を振り絞る時期もありましたが、今も安定した収入を保って保険金を支払い続けています。何気に自分が中国に渡ってからは担当社員との連絡がうまくつながらない時期もありましたが、こっちからメールアドレスや中国で働いていることなどを伝えてどうにかこうにか関係を維持しています。

 そんなわけで身内贔屓にも聞こえるかもしれませんが、一連のソニー生命の案件発覚についてはソニー生命の自主調査によるものだろうと推測しています。というのも案件が発覚する前、契約者である自分のところにソニー生命から、「担当社員に怪しい話を持ち掛けられていない?」という確認書が来ていたからです。
 恐らくこれは先のプルデンシャル生命の事件発覚を受け、ソニー生命が独自に調査を始めたものによるものだと考えています。でもって確認書には「何も問題なければ返信しなくてもいいよ」的に書いていたのですが、大体届いてから1週間くらいしてからソニー生命より電話があり、「確認書は届いていますでしょうか」とわざわざ電話でも確認されました。っていうか電話来るなら確認書は必ず返送してって書けばいいのにとちょっと思いましたが……。

 そうしたことがあってからすぐ、ソニー生命から最初の詐取案件の存在が発表されました。時期的にもあの自主調査を経て発覚した案件とみて間違いないとみています。そして今回の新たな案件も、こうした調査の末に至ったものだとみています。
 もちろんこうした事件なんてないに越したことがないですが、金融機関では多かれ少なかれこうした社員の不祥事案件はつきものです。銀行なんかは社員に1週間休みくれてやり、その間に机や口座などを徹底的に調べるという制度があるそうですが、これくらいやっても例の貸金庫事件をはじめ行員による顧客に対する詐欺事件とかはたまに報じられます。

 そうした実態を踏まえると若干身内贔屓であることは自覚していますが、プルデンシャルの事件を受けて自主調査を始めてこうして自ら事件を調べ当て、きちんと内容を発表している点をソニー生命についてはまだ評価してもいいのではないかと思います。


 そもそもプルデンシャル生命のケースでは最初の発表で約31億円、その後の調査で約8億円の詐取が発覚しており、ソニー生命とは金額が文字通り桁違いのレベルです。五千万というと高いように見えますがプルデンシャルの前ではまだまだ小さい金額で、この金額レベルで事件の拡大を防いだ点を自分はまだある程度評価しています。
 まぁプルデンシャルがヤバすぎてあんま比較対象になってない気もしますが……。

2026年9月10日木曜日

ロマサガ3のフルリメイク!

 一昨日は知人と飲み会があり、昨日はまた知人にテープ文字起こしを頼まれあんまゲームする時間がありませんでした。スターレイルでキャストリスがメインのシーンに差し掛かってたのに。
 なお文字起こしは今回初めてやってみましたが、タイピング早いから余裕と思っていたところ約50分の録音に対し5時間かかりました。文字数では13000字くらいいったのでそれでもほかの人よりは早い気はしますが、もうちょいタイム短くしてみたいものです。

 デモって話は本題ですが、前々から噂が出ていたロマサガ3についてついに今日フルリメイクが発表されたようです。

・「ロマサガ3」フルリメイクが発表!(ガハろぐ)

 先にフルリメイクされたロマサガ2はスーファミ時代に遊んだ古参も新規も大絶賛する出来でセールスもよかったことから、今回の3もかねてよりリメイクの期待が寄せられていました。そこへきて先日ロマサガ3の新たな商標登録が報じられていたためとうとう来るのかと見守ってきましたが、来年2月の発売と想像以上に早いリリースでマジで予約しようかとちょっと自分も興奮してきました。
 なおロマサガ2のフルリメイクはまだ遊んでいませんが、これを機にまとめて買おうかなとも思っています。

 なんだかんだ言いつつ、ロマサガの2と3はかなりやりこみ、1に関してはミンストレルソングで5周くらいしました。ロマサガの良い所は仲間キャラや武器がたくさんあるので繰り返しプレイしやすい点だと思うのですが、2に関しては年代を継承していく関係から(主にルドン高原)ほかのシリーズと比べるとやや再プレイがしづらくありました。まぁ2は2でいいのですが。
 それに対し3は効率的にプレイすれば割と1周が短く、また2以上に最初からどこでも行ける自由度が高いため、実際にスーファミ時代に私もやりこみました。相変わらずラスボスが異常に強いのと、ほかのゲームの魔法に当たる術がクソ弱いのが不満でしたが、それでもプレイの仕方に幅があったのでかなり入れ込み、当時カレンダーも何故か購入するほどでした。なので2のフルリメイクを見た時も3だったら即買うのにと思っていました。

 あとこのフルリメイクが何故待ち遠しかったのかというと、3はほかのロマサガシリーズと比べても没要素が多いと言われていたからです。実際、ストーリーでキーとなるキャラに聖王がいますが、このキャラの性別が女性だと分かったのは発売から20年近く経過してからで、このほかにも裏設定があるキャラがかなり多く、リメイクでそこら辺のシナリオが補填されるだけでもかなり楽しみだったりします。なおYoutubeのコメント欄には、

「ついにあのキドラントの町長を美麗画面で叩きのめせるのか」
「逃さん……貴様だけは……」

 という書き込みもありました。

 また今回発表されたPVでは主人公キャラの声優も入っていますが、多分屈指の人気キャラであるエレンには女性声優の中でもいま一番の出世頭ともいえる長谷川育美氏が入っており、力入っているなと感じました。長谷川氏の演技は自分もうまいと思っているから主人公に選ぶとしたらやっぱりエレンかなと思っていたらカタリナ役が瀬戸麻沙美氏で、こっちの方が実は好みなだけにやっぱカタリナでやり逃げダイナミックし気合で髪伸ばすことになりそうです。

2026年9月7日月曜日

「それでもボクはやってない」のプロデューサーが巻き込まれた冤罪解雇

 周防正行氏が監督した映画の「それでもボクはやっていない」を自分は公開時に映画館で見ていました。このところ盛り上がりを見せている邦画は当時は氷河期そのもので、ハリウッド映画に完全に負けていたこともさることながらテレビ局主導で有名事務所のタレントを入れるキャスティングありきの駄作が目白押しだったこともあり、私自身も邦画という時点でその映画を見るのをやめていたほどでした。
 そんな中、この映画に関しては当時痴漢冤罪が問題になっており、私自身もその他の冤罪事件への関心を持っていたことから興味を持ったため確か友人と一緒に見に行ったのですが、映画として単純に面白い作品であるとともに社会的啓発内容も多く、ああこうして映画でここまで打ち出せるのかと強く感心したのを覚えています。辛口で評点が80点を超えることがほとんどない超映画批評の前田有一氏もこの映画に対しては98点という好評価をつけており、その評論コメントは私も見ていて納得するまとめ方となっています。


 そんなこの映画、並びに「Shall we ダンス?」などでプロデューサーを果たした関口大輔氏が冤罪事件に巻き込まれて解雇され、あのワーナーブラザーズ相手に裁判をしていたという事実は目を疑うものでした。

 事件の詳細は上のフラッシュの記事リンク先を見てくれる方が手っ取り早いですが簡単にまとめると、関口氏は根も葉もない経費流用の疑いをかけられて問答無用で解雇されたのですが、その後に解雇事由となった事実がそもそも存在しなかったにもかかわらず解雇が取り消されなかったどころか、業界関係者にワーナー関係者自らが悪評を振りまいていたため裁判を起こし、2年の歳月を経て不当解雇が認められたことが報じられています。本人も語っていますが、冤罪がテーマの映画のプロデューサーがまさか冤罪に巻き込まれたという冗談のような出来事があったようです。

 この記事を見るまでこんな事件が起きていたとは全く把握しておらず、また結審を経て寄せられた周防監督などのコメントからも本来このような冤罪と関口氏は無縁のような人物に見えるのですが、こんな人ですらこのような災難がふりかかるという事実に驚きを覚えました。同時に、これほど悪意に満ちた濡れ衣にすらワーナーはまともな対応もできないのかと呆れ、だからパラマウントに買収されるほど落ちぶれたのだという妙な納得感を覚えました。

 以前私はある友人に、「こっちが何もしなければ絶対に殴られたりしないとか思ってないよな?」ということを口にしたことがあります。何が言いたかったのかというと、たとえこちらが手出しせず、敵対的態度をとらなくてもトラブルに巻き込まれることがあり、そうならないためにも、というよりそうなったときには好むと好まざるになく闘わなければならず、そうした覚悟を常日頃より持っておけと伝えたかったためです。
 今回の関口氏の例はまさにこの典型で、どれだけ善人であろうとこのような無用な騒動に巻き込まれるものかと改めて感じました。ただ報道内容が事実なら、そのような不幸に屈さず戦い抜いた関口氏には敬意を覚えるとともに、本当に排除すべき人間は誰なのかを問うためにこそこの記事がもっと読まれることを望んでいます。フラッシュの人もいい取材するなぁ。

2026年9月6日日曜日

神殺しの手段

 昨日今日は雨模様の天気でありほとんど外出せず、今日親父と車で松戸市内のプラモ屋を開拓しただけでした。土日に処理しなきゃならない仕事もないため家でゲームばかりしていましたが、相変わらず「崩壊スターレイル」を続けています。

 このスタレで私は現在第4部に相当するオンパロス編をプレイしています。第3部のピノコニー編がほかのレビューとかでも「ストーリーが超クソ」と書かれていて私も深く同意していただけに、比較対象となる前編が悪すぎただけにこのオンパロス編はまだ楽しめて遊ぶことができます。
 なお何故ピノコニー編が超クソなのかはいくらでも理由を挙げられますが、敢えて端的に述べればそれまで登場してきた主人公一味キャラをほとんど使わず、ストーリー展開をほぼ全て新キャラで行おうとしたのが主因じゃないかとみています。決して魅力がないわけではないもののぽっと出の新キャラにストーリーを牽引させ従来から登場していたキャラをほぼガン無視するあの展開だとプレイヤーがついて行けるわけなく、開発者がストーリーテーリングの基本を如何に理解していないかが伺える内容でした。

 話を戻すとオンパロス編は前の話がひどすぎたためすっごくマシに見え、またキャラクターの作り方はこれまで通りよく、個性も魅力もきちんと兼ね備えている気がします。中でも現在ゲーム内でも最強キャラの呼び声高いキャストリスに関しては、演じている声優がベテランの斎藤千和氏ですが明らかにほかのキャラと演技のレベルが段違いで、声の面でも最強キャラではと思えてきます。以前から評価してましたがやっぱりうまい。
 以上、いくつか感想を述べていますが、このオンパロス編のストーリーの主軸は神殺しとなっています。大まかに述べると、危機に瀕した世界で死にかけている神を人が殺して新たな神となって世界を救う的なあらすじで展開されます。神様をたくさん登場させる関係もあってか美術はギリシャ、ローマ風の衣装や建築で統一されており、登場キャラもそれにちなんだ名前や役割を持たせられています。

 この神殺しですが、実はかなり昔に一人で色々考えたことがあります。基本的にどの世界の神話においても神殺しは同じ神性を持った別の神によって行われることが多く、人の手による神殺しは神話の中ではほぼ見られません。フィクション作品では昔あった「エデンズボゥイ」という作品で主人公の少年が神殺しの一族としてテーマにしてましたが、ぶっちゃけ読んでて詰まらなかったので結末とか知らないです。

 それでその神殺しの方法ですが、例えば相手が悪魔というかイシュタルをはじめとする別宗教の神だったら自分とこの宗教が調伏したとか得意技の火とか雷で倒した敵に描かれます。ただ同族の神となると結構手の込んだ殺し方をすることが多く、パッと浮かぶのだと北欧神話のバルドルの例があります。

・バルドル(Wikpedia)

 このバルドルは不死の神様である日の宴会で不死なのをいいことにみんなでいろんな凶器をバルドルに投げようって遊びをしていたところ、盲目の神であるヘズがロキにたぶらかされて、バルドルの不死性が唯一通じないヤドリギを投げつけられて直撃して死ぬという話になっています。
 なおこのエピソードからデビサバってゲームでバルドルにはマジでヤドリギを装備したキャラしかダメージを与えられなくなっててめちゃ辛かった。

 このバルドルのエピソードというか、不死身だけど致命的な弱点が実は存在する系はほかの神話にも見られます。代表的なのはギリシャ神話のアキレウスで、生まれたときに不死身となる泉につけられて不死身となったものの、その際に足首を掴んで泉につけていたことからかかと部分は浸っておらず、俗に言うアキレス腱とよばれる部分だけは不死身でなくそこを射られて死んでいます。
 こんな具合に、基本的に神様は不死だけど致命的な弱点を突けば一発で死ぬ的な話がやっぱり面白がられるためかよくあります。現実的な宗教における神の死とは議員同様に信仰を失うことであり、信仰者を失い語られなくなった宗教の神こそ死んだ神だと思いますが、信仰途中で死んでく神となるなと何かしら条件を付けて死んでいます。

 個人的にはこの神殺しの手段のあたりが創作において人間の創意工夫が生かされる場面だと思うのですが、これはという王道パターンはいまだ確立されていないように見えます。魔王の倒し方はたくさんあるけど神殺しの手段は少なく、個人的にはもっといろいろ出てきてほしいというか以前に考えた疑似神話の中でも実はあれこれ悩んでいました。
 なおその疑似神話の中では、神を殺そうとする研究者が神殺しの手段を必死で研究するが、神からしたらそんなの認めるわけじゃなくこの研究者を殺そうとするような話を練ってましたが、絶対的な存在に立ち向かうという意味ではある意味ヒロイックかもと当時思っていました。なおなんでそんな疑似神話を作ろうとしたのかというと、クトゥルフ以降はこれという神話が生まれておらず、何かしたら新しい概念を取り込んだ神話話が読みたいな、なら自分で作ろうかと思ったためです。

2026年9月5日土曜日

はてなの11億円流出事件について

 先日、松戸フレンズ(左投げ左打ち)の友人から「ヤバい報告書がある……」というメッセージを受け取りました。その時点で当事者がはてなブログなどでおなじみのはてなだと聞いてはいたのですが、ニデックなどとは違いここで会計事件とか起きている話をそれまで全く聞いておらず、最初ピンときませんでした。何気に知り合いの会計士も「そんなのあったの?」という感じでした。

 そんなわけで見てみたのが上のニュース記事と実際にはてなが出した報告書です。概要は上の記事にあるようにはてなの経理部長が詐欺師に騙され会社の流動資金の約1/3に相当する11億円をそのまま詐欺師に流したというもので、下のリンク先の報告書にその経緯が細かく書かれています。報告書については正直に言って、書き出しがあんまいいと思えなかったのでそれほど期待していなかったのですがニデックの報告書よりもずっと面白い、というかこの一、二年くらいに読んだ報告書の中で一番面白かったです。書き出しだけで書き手を評価しちゃだめだと思うくらい、全部で56ページと少ないことから中盤からはハラハラしながら一気に読めました。


 事件の詳細については上のうちの親父も大好きなカカチャンネルの解説動画に詳しく紹介されていますが私の方から説明すると、ある日はてなの経理部長に「警察です、マネーロンダリングの疑いがかかっています」というよくある電話がかかってきて、言われるままに資金を移動させて11億円流失させてしまっています。事件の背景として報告書では、上場前から長年経理業務を担当していた二人だけの経理社員が数年前に引継ぎもせずに辞めてしまい、流失させた経理部長は一時休職に追い込まれるなど経理現場が大変混乱しており、関係者同士のコミュニケーション不足もあったことなども遠因として挙げています。

 ただそうした経理部内のゴタゴタも理解できますがそれ以上に直接的な原因として、上場企業が最低限持つべき内部統制の仕組みがはてなには全く存在していなかったことも指摘されています。具体的には普通、認可されていないソフトウェアは業務用PCにはインストールできなくさせるのにはてなにはそれがなく、今回の詐欺事件でも遠隔操作ソフトを入れられて詐欺師に送金を許しています。
 また送金に関する承認システムも明確な不備があり、具体的には経理担当と出納担当を分ける職務分掌がなされず、経理部長本人が振込指示と承認が行えるようになっていたため巨額な資金の流失を招いています。さすがにこれは経理業務における基本中の基本であり、これが疎かだったということは多方面のガバナンスに問題があるのではと疑ってしまうレベルです。っていうか、この職務分掌すら果たされずに上場維持しているという時点でかなり疑問ですが。


 実際この事件を受けて、事件発生の報告をした4月と報告書を発表した7月ではてなの株価は二段オチとなっています。間の上昇時期に株買った人がちょっと悲惨というか……。
 なおコメント欄にある「株主には配当せず詐欺師に配当」っていう一言は面白かったです。

 ただこの事件、リンク先動画のコメント欄にもありますが完全に他人事だと思って笑ってみられる事件という風にも思えないというか、どこでも起こりうる可能性がある事件のように感じます。はてなほど極端な結果にならずとも詐欺の手口の巧妙化に伴い、他山の石にはすべきでない内容に思えてなりません。特に報告書にあるように権限の分割や送金上限額の設定などの対策はもっと周知するなどして、他山の石とすべきでないように思えます。

 話を戻すと冷静な状態だと騙されない内容でも弱ってるときだところっと騙されるというのは自分でも経験あり、私自身もこの経理部長に対して他人事に感じませんでした。そうしたいろんな感情を一度に持てるエンタメ性でもかなり優秀だと思うので、興味を持った人はこの報告書をぜひ読んでほしいです!

オッカムの剃刀?

 先日「ブラックラグーン」の最新刊が発売されましたが、これ見て急に「そういやオッカムの剃刀ってなんだ?」と急に思い出しました。この単語は大分前のブラックラグーンの中で映画俳優そっくりの張さんが「オッカムの剃刀って奴か」というセリフで出てくるのですが、そもそもこの単語の意味が分からず前から気になりながら調べることなく無為に月日を過ごしていました。

 そこで急に思い出したことから調べてみたところ、予測に当たり余計な仮定はつけずにそぎ落としていくべきだという考え方だということがわかりました。そぎ落とすという行為から「剃刀」と、この論を提唱したオッカムという学者にちなんでこのような名称となったことです。

 こうして長年の疑問が解消された一方、昔と違ってブレード型の剃刀を使う人は現代では少ないという現状にちょっと疑問を覚えました。なお余談ですが半年くらい前、馴染みのコンビニでアラブ人っぽいい人が英語で店長になにやら尋ねていたので代わりに自分が対応してみたところ、安全カミソリではなくブレード型の剃刀ないかと聞いていました。生憎コンビニ店内になかったので購入することはできませんでしたが。

 話を戻すと剃刀そのものがほとんどない現代においてオッカムの剃刀という名称は如何にと思い、ならどんなのがいいのかと考えたら真っ先に思い浮かんできたのは「オッカムの鼻毛カッター」、「オッカムの耳毛カッター」という単語でした。もはや元の意味が分からないけどとにかく毛剃り美容品にオッカムつければ何となくそれらしく聞こえるような気がします。家電メーカーはこの自分の意見を参考に、この手の製品に「オッカム」というブランドを立ち上げるべきでしょう。

2026年9月4日金曜日

思ったよりインパクトなかったニデックの品質不正報告書


 先に会計不正で揉めに揉めて未だに有価証券報告書も発行していないニデックですが、既に報じられていた品質不正について本日報告書が発行されました。内容について一通り目を通しましたが、正直思っていたほどインパクトはなかったのと同時に、この内容を批判できる大メーカーが日本にいるのかという点で疑問でした。

 すでに報じられている通り今回カウントされた品質不正は2012年以降で844件ということですが、これ見て「え、これだけなのにこんな大騒ぎしたの?」という印象を覚えました。内容的には顧客に無断で規格や仕様を変更したとかが大半で、明確な不良品事故とかは発生してるかもしれませんが少なくとも報告書上では確認されませんでした。重大事態が懸念される案件は書かれていたものの、かつて死人も出していたタカタのエアバッグのようなレベルの内容は少なくとも見受けられません。
 でもって、こうした外部には知らせない社内基準に関してはぶっちゃけどのメーカーもやっているという確信があります。まだ欧米系や中国系に比べれば日系はこの辺ちゃんと守る所が多いけど、それでも内部基準を設けるメーカーの方が大半で、彼らの言い分としては「条件を緩くしても性能には問題ない」です。まぁ実際それで回っているところは否定できませんが。

 そういう事情から「何も罪を犯していないという人からこの人を石で打て」とイエスが言ったら誰も叩けなかったように、多分この報告書の内容でニデックを猛烈に叩こうというメーカーもメディアもいないんじゃないかなという気がします。正直、品質不正で言えば先のタカタや三菱電機、東洋ゴムの過去事例の方が悪質性が高いように見え、三菱自動車のリコール隠しと比べればニデックは何でもないようにすら思えてきます。

 私個人としてはニデック内部で上司が品質担当に「てめぇこれやらないとわかってんだろうな」的に恫喝して品質不正を黙認させたようなエピソードを今回の報告書に期待していたのですが、前回の会計不正報告書とは異なりそういう記述は一切なく、なんか一人でがっかりしました。
 あとこの会社、正直会計不正や品質不正以上に下請けいじめやハラスメントの方が抱えている闇は深いと考えています。仕入先にリベートを強制するのは当たり前でその点は会計不正報告書にも書かれていましたが、それ以上に強引な値下げや購買担当者による恫喝なんて日常茶飯事であり、私自身も経験していますがニデックの人間は基本的に日本語が通じません。この点について誰もが知っているのに誰もがスルーしているという今の状況の方が見ていて逆に怖いです。

2026年9月3日木曜日

「みいちゃんと山田さん」のアニメ化を巡る物議についての意見

 なんか中国でも人気を得ているというアニメ放映中の「スーパーの裏でヤニ吸う二人」のタイトルを見るたびに、「スーパーの裏でカニ食う二人」という作品を出したら売れるのではという妙な期待を毎回抱きます。なんかセリフが極端に少ない作品になる気がするけど。

 話は本題ですが過去にこのブログでも何度か書いた「みいちゃんと山田さん」という作品についてですが、こちらアニメ化が発表されたところ障碍者を題材にした作品であるがゆえ議論となっており、障碍者団体からは知的障碍者に対する誤解を広げる可能性があると声明が出されるなど賛否両論が出ています。
 やや皮肉な言い方をすると、この作品は先日公開された最終話の結末があまり評判がよくなかったのですが、それ故にこうしたアニメ化に反対であったり懸念を示す声に抵抗するようなアニメ化を推すファンの声が若干少ないような気がします。もし結末がよければもうちょい肯定派も多かったように思うものの、締まりの悪さから「このままアニメ化されなくてもいいんじゃね(´・ω・)」的に反応する人も少なくない気がします。

 なお私自身もあの結末を面白いとは感じず、中盤までの目覚ましい表現力が何故こうなったと残念に感じました。ぶっちゃけ漫画太郎氏がやるようなオチで、ギャグマンガならともかくこの漫画のジャンルでやるオチじゃない気がします。「チェンソーマン」第二部もそうだったけど、最近結末が悪くてそれまでの作品全体の評価すら落としてしまう作品が多いです。

 話を戻しますが上記の通りみい山のアニメ化についてはやや否が多めの賛否両論となっていますが、結論から言えば自分はアニメ化すべきではという立場を採っています。何故この立場を採るのかというと、一に表現の自由、二に人を傷つけずして名作なしという観念があるからです。

 一つ一つ説明していくと、まずこの作品の否定派における最大の主張は知的障碍者に対する差別を助長するというものです。知的障碍者という機微なテーマ故に避けられない議論ではあるものの、仮にこの主張を通してしまうなら、周りに迷惑をかける知的障碍者のキャラクターは一切描けなくなる気がします。もちろん出てくる知的障碍者キャラ全員がトラブルを起こすような性格最悪なキャラクターに描かれているなら話は別ですが、すくなくともみい山では温厚な知的障碍者キャラも出ており、知的障碍者全員が社会にとって害をなす存在とまでは描いていません。
 加えて言うなら健常者であろうと知的障碍者であろうと、周りに迷惑をかけまくるトラブルメーカー的な人間は現実に存在します。そうした現実に存在するという事実がありながらそのようなキャラクターを描いてはならないとするのは現実を否定するような行為であるし、表現の自由も大きく制限してしまう価値観です。みい山をみて知的障碍者はみんなトラブルメーカーだと誤解する人が出てくるかもという人もいるかもしれませんが、そんな人間は何にだって誤解するでしょうし、いちいちそんなのに付き合っていたら何の創作も行えなくなります。

 仮に知的障碍者は社会にとって害悪で淘汰すべしみたいな主張を作品を通して出されていたら、私もアニメ化とかするのに反対の立場を採ります。しかしみい山はそこまでのレベルではなく、また実際に存在するレベルの人間像を描いているように見え、現実を描写することを否定するというのは上記の誤解を防ぐよりも危険なことのように見ます。アニメ化について望ましくないという意見を主張することは自由だし何も問題ないとは思いますが、絶対に放映してはならないといった差し止めを求める主張は逆に行きすぎであるように思います。

 第二の意見に話を移しますが、こちらに関しては誰か言う人が出てくるだろうと思ったものの誰も出てこなかったので言えば、さっき口に出した「チェンソーマン」作者が書いた「さよなら絵梨」に出てくる主張です。この作品で自作映画を公開して「傷ついた」、「むかついた」などと観衆から不評食らった主人公についてその父親が、

「創作って受け手が抱えている問題に踏み込んで笑わせたり泣かせたりするモンでしょ?作り手も傷つかないとフェアじゃないよね」

 というセリフを言いますが、これは本当に創作における肝といえる部分で「さよなら絵梨」においても核心的なテーマだと私は考えています。

 みい山についてその知的障碍者の描き方に不快感や傷ついたと感じることを理由にアニメ化に反対する声も見られますが、この点に関してはそれは違うように思います。上記のセリフのように創作で人の心を打つためにはそかなり深く踏み込まなければならず、人によっては作品に触れたことで傷つくと思うくらい心を抉る必要があります。逆に人の心を全く傷つけない無害な内容というのは基本駄作で、その後記憶にも全く残らないでしょう。ある意味で賛否両論となるのは、それだけその作品が優れている証拠でもあります。
 過去の名作と呼ばれる作品、それこそダンテの「神曲」なんか当時の宗教関係者からすれば腹立たしいことこの上ない内容だったでしょうが、だからこそ名作となっています。またドリフの番組も俗悪番組などと大人から言われましたが、現代において否定する人は逆にいなくなっています。

 前述の通り、みい山を見て面白いか以前にその描き方に「傷ついた」という人はそこそこいるようで、そうした人たちがさっきの「さよなら絵梨」のセリフのように作者を批判したりするのも自由だし、それもまた必要なことだと思います。しかし傷ついたことを理由にアニメ化差し止めを求めるというのはちょっと飛躍しすぎであるようにもみえるし、人を傷つけない作品ばかりを見て何が楽しいのかと私には思え、「人の心を傷つける作品」だからという理由でその作品を全否定してはならない気がします。
 もっとも、先日の小学館のマンガワン問題はさすがに別です。あれは明確な犯罪行為による被害者がいるにもかかわらず、その事実を隠したうえで被害者の意向を完全に無視し、社会的制裁からも回避しようとするような行為であり非難されて連載打ち切りとなったのも当然だと思っています。

 以上がみいやまアニメ化についての自分の大まかな意見で、いろいろ意見はあるし全く理解できないないわけではないものの、アニメ化を差し止めるほどの問題とまでは感じないため、アニメが売れるというのならアニメ化すればいいのではという風に考えています。ただ自分の中でもこの作品について否定的な見方がないわけでもなく、それは作者の亜月ねね氏の過去問題です。
 アニメ化否定論者の意見の中でも大きな部類に入ると思いますが、この漫画の作者は以前にツイッターで水商売万歳などといったやや過激な主張をしており、知的障碍者を差別しているという意見もこの時のツイッター漫画が主な槍玉となっています。私としてはこういう意見が出ても確かに仕方ないかもと思ってみていましたが、作者の意見もまた一つの意見だとみて、そこまで否定的には見ていませんでした。当初は。

 そしたら作者と編集部の方が上記の意見に怯んだか、過去のツイッター漫画で作者は作画だけしかしておらず、原作者は別にいるなどと責任回避ともとれる発表をしてきました。この主張はそれまでの発言とも整合性が取れておらず、はっきり言ってしまえば嘘としか思えない内容で、責任を回避するため咄嗟に言いつくろった虚言だと私は思っています。この発表を見て、どうしてこんな誰も信じるわけでもない虚言をここにきて弄すのか、また自分自身の過去を否定するというのはどういうことかと感じ、批判に耐える度胸がないというのなら目立たぬようアニメ化もやめたらどうだというような感情を覚えました。
 前述の通り知的障碍者の描き方について私はそこまで気にしませんでしたが、上記の作者と編集部の対応には呆れたというか根性のない連中だと思え、この点に関しては私もみい山について否定的に見ています。また「さよなら絵梨」のセリフを引用しますが、いい作品を描こうとしたら多少なりと観衆を傷つけることとなりますが、その傷つけた観衆から来る批判に耐えられないというのなら初めから創作なんてするなと言いたいです。

 最後にちょっとベクトル違うかもしれませんが、上記の通りみい山は作品そのものより作者の人間性に対する批判も大きい、っていうか多分こっちのが強いです。これを見ていて思ったのが漫画家の平野耕太氏で、彼の作品もよくアニメ化されていますが以前に平野氏はよく「江川達也が死刑にならねぇかな」といったことを平気で何度も口にしていましたが、アニメ化に際して彼の人間性を問う声は全く聴かれませんでした。なにゆえ(´・ω・)