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2026年2月5日木曜日

あの時代だからこそ売れた作品


 本題と関係ないけど冒頭の高速で布団を引っぺがす猫のダイナミックさにやたら感銘を受けました。


 それで話は本題ですが、なにやらリメイクでアニメが放映されている奇面組があんま調子よくないそうです。その点について上の記事では時代背景の違いなどに触れて報じているのですが、私は実際の作品を見ていないものの、正直放映前から売れるとは到底思えませんでした。
 というのも上の記事にも書かれているようにこの作品は昭和のあの時代だからこそ売れた作品としか思えず、時代を経た現代で同じようなキャラやノリで見せても響く読者は少ないと考えていたからです。そもそも論でいうと、連載終了から10年以上経ってから何故かガンガンで連載された「フラッシュ奇面組」の時点でかなりきつかった気がしたし。

 奇面組に限らずギャグマンガは割と時代背景が色濃く影響するため、一定の時間を経過すると途端に面白くなくなる傾向があります。「幕張」などのように時事ネタが多ければなおのことです。逆を言えばギャグマンガに限らず、時代を経ても評価を得ている作品ほどその価値は高いと言え、「ブラックジャック」など現代にも読み継がれる手塚作品やリメイクアニメが作られ続けている「ゲゲゲの鬼太郎」なんかはそういう意味でも価値の高い作品だと言えるでしょう。

 なおギャグマンガに関して言えば、「魔法陣グルグル」なんかは世界観がファンタジーでネタも時事ネタがなくため現代の子供たちにも受け入れられるのではないかという気がします。また「エンジェル伝説」も、「主人公の顔が怖い」という一点突破型のギャグマンガなため、贔屓もありますが現代でも通用すると考えています。友人と自分が好きだったギャグ王伝説の作品の「うめぼしの謎」は平成初期に流行ったシュールギャグが強いため、現代だと通用しない気がしますが。

 話を戻すと最近はアニメ制作が多すぎて原作が足りないとされており、奇面組に限らず昔人気だった作品のリメイクアニメがよく作られています。「ダイの大冒険」のように通用した作品もありますが大抵は話題にもならず消えていく作品が多く、そこら辺の時代による影響というものを企画者がちゃんと考えているのかやや疑問に覚えることが多いです。
 奇面組も、企画者に思い入れがあるのかもしれませんがこれなんか「時代に愛された」典型的作品にしか思えないだけに、正直止める人がいなかったのかと思えてなりません。これアニメ化するくらいならもっと別の作品とかもあると思えてならないのですが。

 なお同じ時代で言うなら、「北斗の拳」も現代で再アニメ化してもあまり受けないような気がします。尾崎豊の曲が現代で通用しないように、むやみやたらに暴力的何用は現代だと忌避されるようにも思え、こうした時代背景というか時代の影響を関係者がどれだけ把握しているかがリメイク作品の成否を分けるでしょう。
 まぁ端的に言えば、時代背景に左右されづらいファンタジーとかSFとかがリメイクと相性いいってことになりますが。

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