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2026年1月29日木曜日

松戸競輪に初めて行ってみた


 小学生の頃はマジで聖戦士か競輪選手になりたいと思っていたのに、今の今まで一度も競輪を見たことがないとふと悟り、たまたま日本滞在中に近くの松戸競輪でレースが開催されると聞いたので今日行ってきました。


 何気にこの北松戸駅から歩いて行ける松戸競輪場は中に一度も入ったことはないものの、その入り口前はお気に入りのサイクリングコースのため、往復回数自体は100回は確実に超えています。たまにレース日で人が多い中を走り去ることはありながらも、マジで今日この日まで入ることは一度もありませんでした。


 そういうわけで入ってみたのですが、折角なので500円払って特別観覧席という屋内席に入ってみました。中ではお茶飲み放題でシートも妙に座り心地良く、やることない日だったらこの部屋の中でずっと本読んでたっていいくらいの居心地の良さでした。


 そんでレースに関しては午前中に行われた3レースを観覧席から眺めていました。競輪のレース自体見るのが初めてで、どういう風に行われるかもルール自体把握してなかったためなかなか新鮮でしたが、割と最終コーナーまで仕掛ける選手が少なく、ラスト50メートルくらいの駆け引きで順位が決まる傾向があるように見えました。そのためレース全体で競うというか競り合う展開を見ることはなく、やや見た目の盛り上がりに欠けるような印象を覚えます。



 そんなわけで競輪を初観戦してきましたが、折角だから何か賭けてみようかとも思ったものの、マジで券の買い方がわからず、またレースも3レースだけだったため結局賭けずじまいでした。とはいえ松戸競輪場はマジ近くにあるため、また今度行く機会があったら買ってみようかなと思っています。

2026年1月27日火曜日

美容整形外科に追加で税金をかけたらどうか?

 現在日本の医療業界は以前にも記事にしたように、インフレで人件費挙げなきゃいけないのに収入は診療報酬で固定されててかなり苦しいそうです。そこへきて近年は直美こと、医師免許取得後にいきなり儲かりやすい美容整形外科に入る医師が増加しており、ほかの分野で医師が不足しがちだと聞きます。実際に精神科行った友人によると、初診を受けるためには最低1ヶ月は待たなきゃならないくらい手が回らない状態らしいです。
 ちなみにそいつ、この前精神科の専門医資格も取ったそうですが、Officeアシスタントのイルカ並みに会話が支離滅裂で成り立たないのによく精神科で医者やれるなと密かに思ってます(´・ω・)

 それで話は本題というか結論から言うと、この際だから美容整形外科の医院や施術に対し、追加で税金をかけたらどうかという腹案を持っています。

 現在、美容整形についてはほかの医療行為と異なって消費税をはじめとする税金が徴収されています。これは美容整形が生きてく上で必ずしも必要な行為ではないという理由からで、事故や病気による変形を修復する整形手術についてはほかの医療行為と同じく保険が効けば税金もかかりません。
 実際、美容整形に関してはいわゆる贅沢行為に当たると私は思え、やりたい人は金掛けてでもやりたいだろうけどそこまで国や社会が保護してまでやる行為ではないと思います。しかし前述の通りとにかくこのところ儲かるということで、医者になった人が大挙してこっちに来るためほかの分野で医者が不足する悪い状況を生み出している原因にもなっています。

 であれば、この美容整形行為に対してたばこやアルコールのように追加で税金をかけたらどうかというのが自分の案です。税金をかけるとなると施術をする美容整形医師の収入はもちろん減るし、減った分だけ埋め合わせようと施術費を引き上げるかもしれませんが、その引き上げた金額を支払うのは美容整形をやりたい人なだけで、一般大衆には影響しません。言ってしまえばぜいたく税みたいなもので、こうすることで医療界の人材リソースを平坦にでき、且つわずかながらとはいえ税収も増やせる効果が期待できるいい案なのではないかと密かに思っています。
 ただ実際やろうとしたら、高須院長とかマジギレしそう(;´・ω・)

2026年1月26日月曜日

次の選挙は完全なイメージ選挙

 昨日の記事を書いた後に気が付きましたが、レビューした「リターントゥサイレントヒル」ってまだ日本では上映されてなかったようです。っていうか日本初のゲームが原作なのになんで日本より中国で先に公開してんだろ?

 話は本題ですが、あまり言及する人はいないように見えるのですが次の選挙は完全なイメージ選挙、つまり政策論争はほぼゼロな選挙になると思います。通常国会が始まる前に選挙へ出たもんだからろくな政策審議はなく、争点となる方針も与野党問わずどこも出せていません。唯一争点となりかけた食料品への消費税減税に関しては早々に高市総理が飲むと言ったので、これも争点にならなくなりました。
 敢えて言えば高市総理が口にする積極財政が争点となりうるかもしれませんが、具体的内容が出ていないことから野党の反応もあまり大きくなく、というか野党もあまり争点にしたくなさそうな感じに見えます。なお私としてはインフレ抑制を真剣に考えなければならない状況で、積極財政だと逆効果になるのではという気がしてあまり支持していません。

 以上のような状況から、次の選挙は完全に政党や議員のイメージで投票行動が変わる選挙になる気がします。高市総理自身も高支持率を背景にそうしたイメージ選挙で行こうと踏んだ気がするのですが、やはり国会が開く前の選挙ということで有権者の反応は芳しくないようで、選挙戦に突入してからというものの高市総理や自民党の支持率がやや低迷してきた気がします。
 頼みの綱の中国も、何故かここにきて高市政権への批判を抑えてきています。っていうか中国も、自分たちが日本批判すればするほど高市政権の支持率が高まるということにようやく気が付いたのかもしれません。

 イメージ選挙でどこも政策論争を掲げないことから、互いにこれまでの活動や政党イメージ、具体的には裏金なくてクリーンだよということをアピールし合うだけのぐだぐだな選挙になるかもしれません。でもってそんな選挙だから、選挙戦の最中に何かスキャンダルが出たら大きく影響する可能性があり、互いのスキャンダルの持ち種で勝敗も決まったりするかもしれません。

 なお現況の予測で言えば、改選前と比べ自民がやや議席を伸ばす程度で終わり、全体の議員構成はあまり変わらない選挙になるのではないかという気がします。自民としては単独過半数を狙っているようですが、改選前よりはましかもしれないけど単独過半数は無理じゃないかともう思っています。

2026年1月25日日曜日

映画レビュー:リターントゥサイレントヒル

 昨日友人に、「そういやこの前この映画見たいとか言ってなかったっけ?(´・ω・)」と言われ、昨日公開された「リターントゥサイレントヒル」を見るのをすっかり忘れて「MERCY」見に行っていたため、今朝朝市でサイレントヒル見に行ってきました。結論から言うと、自分には面白かったです。

 タイトルからわかる通りにこの作品は一時シリーズが途絶えたものの、去年から「サイレントヒル2」のリメイク、「サイレントヒルf」が立て続けに発売され、映画もこうしてリブートされるなど急激に復権しつつあるサイレントヒルの映画です。映画化自体は過去にもされており今作と同じ監督が作っているようなのですが、あいにく前作を私は興味を持ちながら見ておらず、そうしたこともあって今作はどんなものかと割と期待して待ってました。

 ストーリのあらすじを書くと、結果から言えばサイレントヒル2をベースに少し脚色を加えたものとなっています。私はサイレントヒルはゲームとして遊んだことはないものの紹介動画である程度は把握しており、特にシリーズ最高傑作と呼び声高い2を今回の映画でもメインストーリーにしている点は無難この上ないものでしょう。
 その2のストーリープロットが実際よくできていることもあり、この映画のストーリーも何も言うことないくらい完成度が高かったです。また各俳優の演技も申し分なく、カメラワークも静と動のホラー感をうまく演出で着ていた気がします。ただそうした要素以上に、サイレントヒルの世界観というか鉄錆のような赤茶けた色をテーマカラーとしてふんだんに盛り込み、生理的嫌悪感を持つクリーチャーもたくさん出てきます。

 まぁ一番の目玉は、崇拝の対象にもなっている三角頭でしょうが。

 映画の感想としては以上ですが、このサイレントヒル2の内容は自己心理の具現化ともいうべき内容です。それをあれほどグロテスクでホラーに描いたのは製作者の力量によるものですが、この自己心理というのは見えそうで見えず、且つ非常に身近なものであることからホラーとして効力を発揮するのではないかと思います。ある意味、他人よりも自分の方が見えないというかそうしたものをこうしてゲームなり映画なりで映像化するというのはなかなか効果的な手法な気がします。

 昨日見たMERCYが非常にハイテンポで理解の追い付かない作品だったことと比べると、こっちのサイレントヒルは異界の様子を途中途中でゆっくり見せる演出があり、なんていうか安心してみることができました。あと中国公開だから一部シーンはカットされてるんじゃないかと思ったけど、ジョーカー2と違ってそういうのはなかった点でもほっとしましたε-(´∀`*)ホッ

映画レビュー:MERCY

MERCY(公式サイト)

 友人に面白そうと言われたので、上のMERCYって映画を昨日見に行きました。あらすじを簡単に説明すると、裁判をAIが代行することとなった世界で主人公が泥酔から覚めたら、「あんた奥さん殺した容疑で捕まったよ。90分以内に自分の無実を証明できなければ即処刑ね(・∀・)」と、拘束椅子に座らせられた状態で裁判スタートって感じです。
 一見するとギャグマンガみたいな展開ですが、拘束椅子に座らせている主人公はネットを介してあらゆる捜査情報に触れる権限もあり、また彼自身が警察官という職業から同僚に緊急コールして現場捜査とか別の容疑者に追ってもらうこともできる90分間のチートタイムを満喫できます。っていうかこれ先に突っ込むと、主人公が警察官だからできる荒業でもあり、若干ストーリーの前提を揺るがしているような気がします。

 これ以上はネタバレになるのであんま書きませんが、感想を述べると3D動画で映像美は確かに凄いものの、観客に間を与えない編集は如何なものかと思いました。この映画は胡坐椅子探偵ならぬ拘束椅子探偵ともいうべき内容で、椅子に座ったまま主人公が妻殺しの容疑について様々な角度からアプローチをかけて真相を解き明かそうとするミステリー要素が強いです。
 そのため話は二転三転するし、関係者との会話も非常に重要なのですが、割と短い時間で話が展開していくもんだから理解がなかなか追い付かない箇所が少なくありませんでした。しかも自分の場合、中国語字幕で見ていたためそっちの字幕読解にもキャパシティ取られたため、一部個所は「え、なんなん?」的にわからないまんま進んだりしました。

 そのため先ほど映像はキレイとか書きましたが、そのきれいな映像を楽しむ余裕はほぼ全くありませんでした。話の途中途中で少し間を置くだけでもかなり変わると思うのですが、マジで一切間がなくハイスピードで話が進むため、折角金をかけたと思われる映像も記憶に残る穂干渉することができませんでした。そういう意味では、ストーリーと編集にやや難があるという気がします。
 そのストーリー展開も、つまらないわけじゃないものの一部は若干無理があるだろと思う展開もあり、ミステリー物としては正直失格レベルです。AI裁判物というジャンルだから許されるところがあり、この点でも自分の評価は下がりました。

2026年1月23日金曜日

灘中のパレスチナに触れた入試問題について

 今朝は水に氷が張るくらい上海も冷え込みました。ただ数年前と比べると部屋の防寒対策を色々高じているためそれほどきつくないのですが、今年は色々試してみようと膝下温めヒーターとか電気毛布とかも試しています。個人的感想としては膝下温めヒーターは毛布かけて使うとかなり良いのに対し、電気毛布は膝裏がやはり冷え冷えなままで且つコードが結構椅子に引っかかるため、膝下ヒーターの方に軍配が上がります。

灘中入試にパレスチナの惨状を表す詩 教頭に出題意図を聞いてみると(朝日新聞)

 それで本題ですが上のニュースに関して賛否両論の意見が出ているそうなのですが、自分としては完全に賛で、灘中はさすがやるなぁとか思いました。というのも入試問題の国語とかに出てくる文章って、普段生活していたらまず読むことのない縁もゆかりもない文章と触れ合える貴重な機会だと思うからです。この手の文章って問題文だから読むのであって、もし単体の記事とかコラム、随筆として出されても恐らく興味を持たずに基本読まずじまいとなるものばかりです。やはり人間、興味のあるものから手に取っていくため、興味と程遠いものほど接触は小さくなるものでしょう。

 その上で興味の範疇外で縁もゆかりもない文章というものは、人間性や知識の幅を広げるうえで非常に価値があると思います。「こんな見方があるんだ」的に今まで全く見なかったものに光を当てることができ、実際この灘中の問題もパレスチナの現状について受験生らに考えるきっかけを与えることを目的とされたようで、その後もパレスチナに興味を持たない子もいるでしょうが、持つ子もきっといると思われ、なんにせよ考えるきっかけを与えるうえでは良問なのではという気がします。

 書くいう私も受験時代の問題文や学校での国語や道徳の時間に読んだ文章の抜粋から興味を持ち、その後全文を読むようになった体験がいくつかあります。思えているものだと「あの頃はフリードリヒがいた」と「塩狩峠」で、授業で取り扱われなければ読むことがなかったと思います。

 また全文読まなくてもその後の価値観に影響を与えた問題文も結構あります。特に印象深いものとして何かのコラムの抜粋だと思うのですが、仮定のストーリーとしてこんな話を書いていました。雪山で遭難していたところたまたま見つかった山小屋に助けを求めたら二人の姉妹が迎えてくれた。小屋の中では妹の方は明るい性格で、「大変だったでしょう」などと色々声をかけて励ましてくれました。一方、無愛想な姉は何一つ言葉を発さないものの、黙ってスープを作ってその男に出してくれたそうです。
 この二人の姉妹を比較してその作者は、「姉はえらい(・∀・)」と言って姉に軍配を上げてました。理由はというと、妹の行動は一見すると優しそうだがこの男が本当に必要とするのは栄養と体温で、言葉をいくらかけても実は意味がないのに対し、無愛想でも本当に男が必要としているものを提供してくれた姉の方こそ親切だと言えるという風に評していました。

 このコラムは小学生の頃に読みましたが今でも強く覚えており、表面的な援助よりも本質的な援助の方が大事だという価値観にすごくつながりました。同時に、口を動かす奴よりも黙って手を動かす奴の方がずっと偉いという価値観にもなり、自分の現在の性格にも影響した気がします。
 このほかだと同じく小学生の頃に読んだ、雪山の食堂で豚汁食べてたらその食堂で飼われている犬に全部食われたという話もやたら覚えている。なんだろう、雪山好きなんだろうか?

 こんな具合に、国語とかの問題文はまさに出会いを提供する貴重な機会だと思うだけに、今回の灘中の入試問題はスパロボ風に言うなら射程距離外の攻撃なくらいクリティカルでいいものじゃないかと思います。同時にそうした縁もゆかりもない文物に触れる機会こそ、もっとみんな求めた方がいい気がします。

2026年1月22日木曜日

1995年はサブカルでも異常な豊作年だった

 自分はかねてより、平成期において1995年は非常に重要な1年だったと主張してきました。というのもこの年、阪神大震災やオウム事件という社会的に後の日本に大きな影響を与えた大事件が立て続けに起きたほか、兵庫銀行、木津信金で戦後初めて金融機関の経営破綻が起き、労働生産年齢人口もこの年をピークに下がるなど、経済方面でも大きな曲がり角を迎えているからです。
 私自身の実感で、ちょうどこの年辺りから本格的に「バブル崩壊」という言葉が一般にも認知され、日本が本格的な不況期に入ってきていることを日本人自身がはっきり気づくようになった気がします。その一方、個人消費自体はバラマキ政策もあって非常に活発で、確かCDのミリオンヒットもこの年が史上最も多かった気がします。

 以上の通り平成期の日本は95年以前と以後に分けられるくらい分水嶺になった年だと思っていたのですが、最近ふとしたきっかけから、この年はアニメやゲームのサブカル方面でもちょっと特殊というか異様な豊作年だったということを知りました。
 具体的に挙げていくと、アニメにおいては「新世紀エヴァンゲリオン」がこの年にテレビ放映されています。文字通り「AKIRA」などと並んで日本のアニメ史を変えた一本であり、アニメ市場のターゲット視聴者層を少年層から青年層へと大きく引き上げた一本でもあります。

 またゲームにおいても、「クロノトリガー」、「ドラクエ6」、「ロマンシングサガ3」、「聖剣伝説3」、「ダビスタ3」、「テイルズオブファンタジア」、「タクティクスオウガ」、あと今日逝去報道が出た「朝日新聞連載 加藤一二三九段将棋 心技流」など、後にリメイク作がたくさん作られるスーパーファミコンの名作が多数出ています。ひふみん(´;ω;`)ウッ…
 ちょうどこの年はスーパーファミコンの円熟期で、メーカーの開発ノウハウが成熟し、ユーザーもたくさんいて市場が非常に活発だった頃でした。なお発売自体は1994年末ですが、1995年からはセガサターン、プレイステーションなどの次世代機も徐々に普及してきた時期でもありました。また前述の通りCDもミリオンヒットが史上最も多く出た年で、音楽業界としても非常に盛り上がっていて関連雑誌とかも今と比べてもたくさんあった気がします。

 このように振り返ってみるとほんとこの年はサブカル業界でも異様な豊作年だったように思え、もちろんこれ以降も漫画やアニメとかで名作はどんどん生まれていますが、後年に影響を与えた作品が出たという意味では1995年は影響力が強い年だったように見えます。では何故この年にこれほど革命的な作品があちこちから出たのかと言えば、やはりそれは経済的な影響が大きかったのではないかと推測しています。
 前述の通り、この時期の日本は景気浮揚のため無駄な公共工事を繰り返してやたら金をばらまいていました。しかし不況は不況のままで先行きが見えなかったためか、多くの消費者は住宅は自動車などの高額な耐久消費財の購入は控えた一方、その分浮いたお金で個人消費こと娯楽への消費を増やしていたような気がします。実際、主要企業の業績が悪化しながらも個人消費は増え続ける時期でもあったし。

 また前述の通り、労働生産年齢人口もこの年が統計上で日本史上最高の年でもありました。この一点で持っても当時の個人消費は非常に勢いがあったと言え、先ほどの景気要素も加わって消費が向かったサブカル分野で多くの名作が雨後のたけのこの里の如く次々と現れたのではないかとみています。
 なおこうした動きですが、去年の中国がまさにこんな感じでした。社会全体が不況で給与も伸び悩み、失業者も増え続ける中、何故か個人消費は増え続けていました。これは日本と同じく、景気が悪化したことで先行き不安から住宅や自動車などの購入を控え、浮いたお金を個人の楽しみとしてご楽に使うようになったためじゃないかとみています。ラブブのブームとかも、まさにこの流れだと思っています。

 なお自分のこの年の記憶としては、なんか中学受験するために予備校に通わされ毎日ゲボ吐きそうな陰鬱な気分のままで過ごしてた記憶が強いです。あと成長痛とかも早く発症していてこの時期はなんか病院とかにもよく通ってて、ほんといい記憶がありません。日曜日は西日暮里に予備校のテストを毎週受けに行ってたため、誇張ではなく今の方が自由時間も多いです。
 遊んだゲームでは、発売は1995年だけど実際に購入したのは1996年だった「天地創造」が一番思い出深い気がします。「桃太郎電鉄DX」とどっち買うかで確か悩んだ覚えがあります。

2026年1月21日水曜日

安倍元総理銃撃事件の判決について

 すでに各所でも報じられている通り、奈良県で安倍元総理を銃撃して殺害した山上氏に対し本日、無期懲役の判決が下りました。この判決について私個人としては、妥当な量刑ではないかと思っています。

 山上氏についてはその反省は同情にあまりあり、もし同じ境遇にあれば自分が同じようなことをしないかと言ったらしないと言い切る自信はありません。それゆえに殺害という手段に出たことは非難されても仕方ないものの、闇バイトの殺人事件と比べるならまだ理解できる面が多くありました。
 またターゲットが安倍元総理だった点についても、実際安倍氏というか岸家が統一教会のタニマチであったことは周知の事実であり、安倍総理自身も統一教会のPVに出るなどその影響力を統一教会に施していた点からも山上氏のターゲットとなるに足る理由があり、決して自暴自棄に無差別な行為であったとも思えません。

 そうした感情から内心比較的軽い刑であってほしい、具体的には無期懲役未満であってほしいという願望めいたものを私も持っていました。ただ殺人という行為は行為であり、またその凶器に銃砲を使ったという点も日本の刑法からすると処罰度合いを高める事由がはっきりとあり、それらを踏まえるならこの無期懲役という判決は致し方ないとも思えます。
 また山上氏について、仮に満期出所なった場合にこれ以上殺人を犯さないかという点を考えると、必ずしも犯さないとは言い切れない点があります。具体的にはその思想からほかの統一教会関係者をまた狙う可能性も考えられ、こうした再犯可能性も考慮するならやはり無期懲役が妥当ということになってきます。

 ただこの事件をきっかけに宗教二世という新たな日本語が生まれ、信仰の強制という虐待行為も一般に認知されその対策も行われるようになったことを考えれば、間違いなく日本を動かした事件だったと言えるでしょう。ある意味これ自体が山上氏が目指していた結果の一つであり、その目的に適った行動を取ったという点は否定できないし、こうした事件の再発を防ぐ上でも社会は対応していく必要があるでしょう。

 私自身は何かしら信仰を強制されたことはないですが、それでもなまじっか自我がやたら強いあまり、思想を強制されたという意識や感覚はこれまで何度も持ったことがあるし、その嫌悪感も強く覚えたことがあります。ただ私の場合はあくまで思想というか社会観念の強制であり信仰と比べるとそこまで大きなものではなかったと思え、山上氏のように親がああして振り回されたということを考えるとその気持ちは察するに余りあります。
 それだけにこの事件は本当に昭和の呪縛を令和になってようやく解き放つかのような象徴性も覚え、日本の宗教史どころか政治史においても今後刻まれる事件になるかもしれません。私自身はほかの日本人に比べ宗教に対し寛容な立場だと自認していますが、本人だけならいざ知らず、その周辺の人間も巻き込んで不幸にする宗教ははっきり邪宗と捉えて活動を制限していくべきだという立場を取ります。

 そんな統一教会も皮肉なことに政権交代のあおりを受けて韓国でも摘発が進められており、楽観視し過ぎかもしれませんがこれで連中もくたばるとホッとする思いがあります。同時に韓国でのこうした摘発がもっと早ければ日本でこの事件も起きなかったかもと思うと、山上氏についてさらなる同情をまた覚えてしまいます。

2026年1月19日月曜日

去り行く人間に必要以上に優し過ぎるメディア

「菅さんに話しても、もうほとんど反応ない」菅義偉元首相が政界引退…霞が関を支配した“恐怖の官房長官”の容態とは《叩き上げ政治家の剛腕秘話》(NEWSポストセブン)

 上の記事を見てどう思うか人それぞれでしょうが、私としては本来ならほかのメディアもこのような内容を書くべきだったのではないかと思い、まだここがこうして菅元総理の健康不安についてはっきり書いたことで安心するものがありました。

 菅元総理の健康不安というか判断力の低下についてはかねてより報じられており、実際に私もいくつかの動画で見ていて不安に感じるものがいくつかありました。これが一般人ならまだしも議員、それも元総理という立場であると、影響力が非常に大きいだけにもっと早い段階から議員職を降りるべきではないかとの声が出ても仕方がないと思っていたのですが、私が見る限りそうした声を「忖度してはいけない」と言っている大手メディアほど避けていたというか、一切触れませんでした。
 そして今回の、本人の意思なのか定かではありませんが次回選挙に出ない引退宣言に触れても、大手メディアは官房長官、総理時代の功績や活躍については触れても、その健康不安や判断力についてはついぞ触れることはありませんでした。去り行く人間なだけに気持ちよく送ってやろうという精神なのかもしれませんが、人間の、しかも公人とあればその良いも悪いも最後だからこそきちんと触れるべきだと思います。ましてや批判的精神をここで発揮しないというのは、おこがましいとすら思います。

 このように書く私ですが、菅元総理についてはその功績を含め比較的高く評価しています。ただはっきり言えばその功績は官房長官時代が主であり、総理としての功績は携帯電話代引き下げなどもあるものの、そもそも総理として向いている人材は明らかになく、記者会見の歯切れの悪さや政局勘の悪さと言い、自分の適性を見極めきれずに総理となって評価を下げてしまった人物だと思っています。
 ついでに書くと息子もひどかった。

 この去り行く者への必要以上の優しさというか、肝心なところで批判的精神を持たないメディアはこのところ多いように思います。先日私も少し触れた久米宏の逝去においても、そのニュースステーションのキャスター時代の活躍や成功を取り上げるメディアはいても、ニュースステーション降板後の他番組での振るわなさなどについてはついぞどこも触れず、やはりいい面ばかりに目を向けた偏った評価が多すぎるのではと眉をひそめました。

 そこへきて今回の菅元総理への白々しいまでの「お疲れ様」報道を見て、ウェブメディアやネット世論の台頭以前に、従来の大手メディアは批判的精神を忘れて時流に乗ろうとしかしなくなるほど落ちぶれたというか、自身の存在価値の喪失にすら気づいていないのではないかと改めて感じました。
 なんでもかんでも批判すればいいってわけではないものの、なんでもかんでも誉めそやすというのは逆ベクトルで間違っています。それに気づけないし誰も批判しないしでなんなんだと上海で一人暴れていたところにニュースポストセブンがこうして批判的記事、っていうか一番肝心な健康不安に触れる記事を出して、まだこうした必要な指摘するメディアが日本にあったかとほっとする次第でした。

2026年1月18日日曜日

奈良ロイヤルホテルは何がロイヤルなのか?



 何故かキャプチャーしていた画像です。基本、地球防衛軍ってシュールだと思います。


 話は本題ですが高支持率が続く高市政権について上の記事がその要因を分析しているのですが、そんな分析よりも、

「彼女の地元・奈良県にある奈良ロイヤルホテルが、総理就任を記念した『サナ活ランチ』を提供しはじめた。」

 という事実の方がずっとニュースであることに何故気が付かないのかと一、人憤激しながら読んでいました。

 奈良ロイヤルホテルは過去に何度もこのブログで触れていますが、自分とソ連人民の敵であるうちの親父が奈良に行く際の定宿となっているホテルです。マジな話、利用回数は10回は確実に超えており、単独のホテルとしてみたら人生の中でも最も利用回数が多いホテルだと断言できます。
 一体何故そこまで利用回数が多いのかと言えば、最大の原因は親戚の奈良おじさんです。自分が学生時代からお世話になっている人でうちの親父の従兄にあたり、親父も子供のころから同年代で仲が良く、何故か子供の頃は二人して僧房体験に行くくらいマブな関係だったりします。そのため関西に行くときは必ず会いに行き、必然的に奈良市内に泊まることとなって奈良ロイヤルホテルを利用する方程式が成立するわけです。

 そんな奈良おじさんですが地味に奈良ロイヤルホテルとも関係があり、何でも親戚がこのホテルの経営者だったことがありその事情も深く精通していました。なんでも、元々は奈良市内でレストラン事業を運営する会社が始めたホテルだったそうで、確か専門も中華料理だったという気がします。実際、この奈良ロイヤルホテルの料理は確実に人に勧められるほどおいしく、料理だけを目当てにやって来る客も多いと聞きます。
 またもう一つこのホテルの強みを上げると、地下1階が外部客にも対応した銭湯となっており、宿泊客は比較的大きな浴場を使うことができます。最近はほかのビジネスホテルでも大浴場を設けていますが、奈良ロイヤルでも十分この点は堪能できます。

 一方、気になる点を挙げるとすれば設計がガチ昭和なため、天井はかなり低い構造となっています。体感で2.5mくらいの高さで、ジャンプすれば頭ぶつけるかもと思うくらい低く、人によっては圧迫感を感じるかもしれません。この点を除けば値段もリーズナブルですごくいいんだけど。
 もう一つ設計について触れると、触れ込みこそホテルですが内装は室内を除くとむしろ旅館です。自分なんか逆にこの点が奈良っぽくていいと思いますが。

 なおこのホテルは奈良市中心、というより奈良駅からはやや離れていますが、ぶっちゃけ奈良市内の観光はそこまで時間かからず、ここから京都や大阪にも行けるのであんまりデメリットではありません。逆を言えば京都観光に行く人なんかはここに泊まった方が移動距離は少しかかるけど、宿泊体験的には料理もおいしいし部屋はやや狭いけど、利用価値はあるのではないかという気がします。
 っていうか去年十月も泊まってますが、「サナ活ランチ」もっと早く用意しとけよ(´・ω・)

2026年1月17日土曜日

中国はマジで日本で政権交代が起きると信じてた?

 中国が現在のイランに対してどう思っているのかを探るため先日、ネットで中国メディアの国際報道を細かく見ていました。ざっと見た感じでは中国政府としては現在のイランのデモなどについて言及や発表したりせず、何故か米国のトランプ大統領がイランについていった発言を一言一句全て細かく報じていました。恐らく以前の私の予想の通りイランについて中国は敢えて関与を避けつつ、トランプ大統領の発言を細かく報じることで国内に対し「イランのデモはトランプが仕組んだもの」みたいに思わせるよう仕向けている気がします。
 逆を言えば、中国政府はイランの現政権に対して支援とかするつもりは全くなさそうです。同盟国としては見ていないようなのですが、逆にそれはそれでどうなのっていう気がします。

 イランについては以上の通りですが、記事を検索している最中に日本の高市政権についての報道も見ました。その成り立ちから現況に至るまで細かにまとめられていたのですが、個人的に気になったのは発足当初の動きについて、ちょっと驚くくらい解説していた点です。
 具体的には、「先の選挙で参院では少数与党、衆院でも過半数に届くか届かないかの水準で、政権は非常に不安定な立場だった」という点をちょっと引くくらい強調していました。その上で総裁選直後に公明党が離脱したことを引き合いに、「その政権基盤は脆弱だった」とも書いてありました。

 書かれていることは決して間違いではなく事実っちゃ事実なのですが、高市政権の議席状況から見える政権基盤について異様なほど強調している点を見て私は、マジで中国は日本で野党による政権交代が起きるのではと思っていたように感じました。でもって中国政府としては自民党より野党が政権を握る方が大歓迎なだけに、こうした状況を見てビッグウェーブに乗らなきゃとばかりに対日批判、というより高市政権批判を強く行い、政権交代を後押ししようとか思ってたんじゃないかと思います。少なくとも、高市政権は短命に終わると考えいた節については固いでしょう。

 しかし高い政権の発足当初、政権交代が近く起きると考えていた日本人は恐らく野党支持層、っていうか野党の議員を含め信じていた人間は皆無だったと私は思います。何故かというと野党が一枚岩ではなく、現に首班指名で与党入りした維新の会や政策によって協力姿勢を見せる国民民主など、政権交代のため一致協力する当時全くありまんでした。
 また日本人の自民党に対する支持についても、決して高いとは言えないもののそれ以上に野党を信用していない不信感の方が強く、いざ実際に政権交代が近づいても揺り戻しが起きる可能性が現状を含め高い気がします。総合すると、昨年時に政権交代が起きると考えるのは見当違いも甚だしいということです。

 以上は自分の勝手な推測ですが、私が中国の記事を見て感じたのは「日本政権交代が間近」という強い観測というか希望を中国が持っていた、だからこそ高市政権をこれを機に一気に叩いてしまえと言う安直な思考です。仮にこの通りであれば、日本の政局を甚だ読み間違える中国の官僚に強い危惧すら覚えます。昔の中g区間量は日本の政局もかなり正確に読んでいた気がするのですが。
 また結果論ではあるものの、以上の通りなら日中関係を劇的に悪化させた最大の主犯は公明党にとなります。何故かというと公明党の与党離脱を見て、中国がチャンスと思うようになった節を感じるからです。無論公明党にはその気はないでしょうが、私の中で日中関係を悪化させた最大の原因は彼らです。でもって彼ら自身にはその自覚がなく、日中友好を説いているあたりは皮肉この上ありません。

 そもそも今の公明党には中国とのパイプがあるかというと甚だ疑問です。現状、日本の政治家で中国とパイプがあると感じる人間はほとんどおらず、むしろ復権しつつあるジャック・マーと親交のある孫正義氏の方がパイプが太いでしょう。それこそ先日亡くなった丹羽宇一郎とかなら別ですが、彼のように中国に人脈持つ人はもはやいない気がします。なので、「中国とのパイプを持つとされる」と自称他称する人物は、逆に信用が置けない気すらします。

2026年1月16日金曜日

まとめ買いした中で再読している漫画

 昨夜帰宅途中でお腹が痛くなり家路を急ぐため走ったところ、今日足首付近が筋肉痛となって二重に痛い思いをしました。

 話は本題ですが年末年始に電子書籍のセールでいろんな本をまとめ買いしましたが、期待通りの作品もあればそうでないのも多く、まさに玉石混交でした。ただ中には一回読み終わった後でまたもう一回読んでみようと再読する漫画もあり、やはりそうした再読したくなる漫画というのはそのまますぐれた作品であると個人的に思います。

<忍者と極道>
 そんな再読し続けている漫画の中に、近藤信介氏の「忍者と極道」があります。何気にこの作者の近藤氏についてはそのデビュー作の「烈!!!伊達先パイ」の頃から注目しており、この漫画の2巻は発売日に即ゲットしてたりします。読んだ印象としては若干古い時代のジャンプのギャグマンガという印象でしたが、ギャグに妙な切れがあるのとストーリーテーリングに見るものがあり、続きを楽しみにしていたもののあっさり2巻で打ち切りとなって密かに残念がっていました。
 その後、同じジャンプで「ジュウドウズ」という作品が連載されましたが、こちらはあらすじを読むだけで正直面白くなさそうだと感じて、結局一読もせずスルーすることとなりました。でもってこっちの作品もすぐ打ち切りとなり、2作連続で結果を出せずもう今後作品を見ることはないかもなと勝手に残念がっていました。

 それからかなり時間が経ってちょうど去年くらい、「そういえばあの作家どうしているんだろう?」と思って検索をかけたらこちらの「忍者と極道」の連載を始めていて、しかもアニメ化に至るほどのヒットを飛ばしていたことに気が付きかなりびっくりしました。でもってイラスト見たら伊達先パイの頃と全く同じ画風で二度びっくりしました。
 そんなわけで興味津々で買ってみて読んだのですが、この作品を一言で言えば北斗の拳と男塾を同時連載しているようなノリで、ゴア描写が激しいのは当然ながら一人一人のキャラクターが非常に濃く、それでいて展開がものすごく早いという印象を覚えました。特に最後の展開の速さに関しては、キングダムなら単行本10冊かけるような戦闘を1冊くらいで瞬殺し、すぐ次の大規模な戦闘へと一瞬で移るという感じで話がどんどん進んでいきます。

 そうした特徴に加え、作者自身がインタビューで答えていますが連載前の構成に凄い時間と労力をかけたと言っているだけあり、瞬殺されるようなモブキャラであっても一人として手抜きで作られていないと思うくらい、キャラクターが深く掘り下げられています。しかもそれが主人公キャラだけでなく敵役にも当てはまり、そのディテールには毎回読んでいて驚かされます。
 にもかかわらずどのキャラもその心情が読み取りやすくなっており、漫画としての見せ方も非常に上手かったりします。全体ストーリーも良く練られているうえ一人一人のキャラクターもセリフも研ぎ澄まされており、こりゃ間違いなく売れるわと大いに納得させられました。

 なお個人的には絶望して麻薬に走ろうとするキャラクターに対し、「苦しみから逃げるなとは言わない。耐えきれないなら逃げていい。でも破滅にだけは逃げないで」と全力で諭すセリフが一番心がかされきました。しかもこれ、敵役のキャラが言うのだから本当に凄い。あと作者、プリキュア好きすぎるだろう。

<みいちゃんと山田さん>
 友人にプッシュされてウェブで第1話を見て、残りの巻を一気に買って読んだのがこの作品でした。今かなり注目されているので読んでいる人も多いのではと思いますが、簡単にあらすじを書くとキャバクラで働く主人公の同僚となったみいちゃんという女の子は知的障碍者で、トラブルを起こしまくり、翌年には殺される運命を明示された上で話が進められます。
 あらすじだけでは歌舞伎町系作品としてそこまで突飛であるわけではないのですが、とにもかくにも漫画としての見せ方がうまい作品だと感じます。ほかの一流作品と比べて作画も特段うまいわけではなく、大ゴマが多くて1ページ当たりのセリフ文字数とかも少ない方なんですが、ここぞというシーンを読者に印象深く見せるのが非常にうまく、一読したらなかなか記憶から離れない漫画である気がします。

 なお自分が一番印象に残ったのは、みいちゃんがDV彼氏に殺虫剤ぶっかけられて「ぎゃああああ」と悲鳴を上げるシーンだったりします。見返すたびに爆笑する。

 たまたまでしょうが一緒にまとめ買いしたほかの漫画では、作画はこの漫画に比べて遥かに上回っており、書き込みも多く緻密な絵である作品もありましたが、逆に漫画としては無駄な情報量が多く、正直言って読みづらいと感じました。絵がうまけりゃ漫画作品として優れているというわけじゃないというのを、この漫画を通して強く感じさせられます。
 っていうかはっきり挙げると「幼女戦記」が見づらい漫画代表です。まだ1巻しか読んでないけど、なんでこれ売れたのか全く分からないくらい面白さをひとかけらも感じられませんでした。


 話を戻してみいちゃんについて批評を見ていたところ、上のブログの方の批評が一番納得感がありました。その批評に書かれていますが、この作品の最大のテーマはやはり「偽善」と「露悪」であり、知的障碍者のみいちゃんをみてかわいそうと思うか、周りに迷惑かける嫌な人間だと思うか、その捉え方次第で作品の見え方がかなり変わってきます。でもって作品内でそれぞれの視点を持つキャラクターを登場させており、こうした知的障碍者の人たちへの対応についていろいろ考えさせてきます。

 あとどうでもいいですが作者の亜月ねね氏については経歴とかあんま知らないけど、インタビューで「憧れの弐瓶勉氏と同じ雑誌で連載できてハッピー(*'ω'*)」と言ってて、好印象を持ちました。
 自分の中で最高の漫画作品とくれば「水木しげる伝」(ハードコピーでも持っているがいつでも読めるよう電子書籍版も購入済み)ですが、こちらはもはや経典であるため漫画の枠に入っていません。では次にあげる漫画作品ときたら奥浩哉氏の「GANTZ」か弐瓶勉氏の「BLAME」なほど自分も弐瓶信者なため、上記のセリフを言っただけで亜月氏については「ええ子やんけ(´・ω・)」と思うようになりました。

2026年1月15日木曜日

立憲と公明の新党設立について

 今はまってる「ジェイエム」の最新話の「ママ見てよ人間が居る!初めて見た!」というセリフがなんか今日ツボに入っていました。このセリフの何が面白いのかというと、発言者のママが教育ママで日ごろから「東大に行かなければ人類皆ゴブリン」と言っているという背景があるからです。っていうかこのママゴブリン好きすぎる。

 話は本題ですが昨夜速報が流れた立憲民主党と公明党の新党設立ですが、今日はずっと大きく報じられていますが私としてはそこまで気になるニュースじゃないかと思ってあんまり解説とかも読んでいません。一言で言えば野合もいいところで、事前の政策擦り合わせもなくいきなり同じ党とやろうとしてもうまくいくとは思えず、何より選挙を間近に控えたこの時期になんで選挙協力じゃなくこっちを選んだのかという点で気になります。
 個人的見解として述べると、今回のこの決定の背景はどちらも資金力不足からどの選挙区に満遍なく候補を出す余裕がなく、立候補者を抑える口実を作るのが最大の目的なんじゃないかと疑っています。どっちにしろあまりぱっとしない共闘なので、選挙的にはあまりプラスにはならないでしょう。

 ついでにこの解散総選挙について勝手なことを書くと、自民党というか高市総理の本当の狙いは維新を潰すことにあるように見えます。一応首班指名に協力してくれたもののそもそもの政策で国民民主よりも一致点が少なく、且つスキャンダルを抱えた議員が非常に多く、このまま一緒にやっていくには不安がある相手なので、スキャンダルがいくつか起きて記憶に残っている今のうちに選挙で潰して議席奪おうという腹なのではとも思えます。
 まぁそれ以上に衆院で単独過半数を取らねば国会が開会しても国会運営が非常に厳しい状況が続くだけに、解散の大義がないなどと石破をはじめちょっとおかしい人が言っていますが、かつての石破政権とは立ち位置が異なることと議席確保という点からみて、自分としては十分な大義はあるのではと思っててそこまで嫌悪感を覚えていません。あと参政党もフェードアウトするだろうし。

 逆にこの選挙でどうなるか気になるのは国民民主でしょう。自民党とは距離を置きつつも政策ごとの協力姿勢も見せており、この立場や方針が有権者にどう評価されるのか、また議席の変動が増加となるのか減少となるのかで全く読めず、正直言って不気味です。高市総理もその動向を気にしているように見え、分析対象とするなら国民民主の方じゃないかと思います。

2026年1月14日水曜日

同盟国喪失に中国外交は思考停止中?

 なんか今日はニュースが目白押しというか奈良に李在民韓国大統領来て「奈良県警の警備で大丈夫か?」と思ったら、久米宏の逝去が発表されて今度はこっちに話題取られるという、ほんとあわただしい1日でした。ついでに株価も過去最高更新するし。
 久米宏について少し触れると、同時期に活躍した筑紫哲也と並んで日本のニュースの見せ方を間違いなく変えた一人だと思っています。ただニュースステーション降板後は他の番組でそれほど目立つ活躍は見せず、実際自分が見ていてもこれはと思う司会ぶりは見られませんでした。ニュースステーションで燃え尽きたのか、またはニュースステーションで自分が作った新しい切り口から脱却できず、逆に古い立場に回ってしまったのではないかと私は見ており、こうした批評はあまり見られません。


 それで本題ですが、ほんの二週間前の年末において、まさかこんな世界状況になるとは誰も思っていなかったのではないでしょうか。年初に米国自身が「パーフェクトゲーム」と語るベネズエラ攻撃と首脳拉致に加え、約半世紀にわたり独裁が続いてきたあのイランでも非常に大規模な反政府活動が今も繰り広げられており、贔屓目もあるでしょうが現政権はこのまま崩壊するのではないかと思います。たとえ持ちこたえたとしても、その国力の減退ぶりは従来からの経済破綻も加わってかつてないものとなるでしょう。

 日本はベネズエラ、イランとはともに距離を置いていたためそこまで影響はなく、ウクライナと比べても対岸の火を見るような状態ですが、日本とは対照的に両国と友好関係にあった中国からすれば、その火は対岸の物ではないでしょう。実際、ベネズエラ攻撃直後の政府記者会見にて外交官がコメントを求められた際、三十秒近くも答えに詰まった上、箸にも棒にもならないどうでもいいコメントしかできませんでした。この一点を取ってしても、ベネズエラ攻撃は中国の完全想定外の事態であるとともに、現段階においてもその後の対応方針についてまとまっていないのが見て取れます。

 ベネズエラですらこんな状況なのですから、仮にイランで政権崩壊が起きた場合、やや意地悪ですが中国がどんな反応示すか今から見物でしょう。中国はこれまでやはり、ロシアとイラン、あと北朝鮮との同盟関係を軸に外交を展開し、親米国には圧力を、反米国には交流を行ってきました。しかしウクライナ戦争でロシアも疲弊している今、反米国筆頭のイランが倒れた場合は米国の圧力は中国に直でかかることとなるだけに、多分中国もこうした事態を全く想定していなかったし、どうすればいいのかとマジで今必死で議論してるんじゃないかと思います。

 こう思う根拠として、今中国にいてこうした世界情勢への反応とか見ていると、マジで思考停止しているのではと思う節があるからです。ベネズエラ攻撃について通り一辺倒な米国批判はしましたがそれも長くは続かず、また昨年末に各国で展開してきた日本への告げ口外交もピタリと止んだというか、やる余裕すら見えなくなってきました
 また肝心要のイラン情勢についてもなんか非常にコメント数が少ないというか、むしろ言及を避けているような気がします。もちろん中国としては反米同盟国のイラン現政権に頑張ってもらいたいのが本音でしょうが、もはや応援できるほどイラン現政府が余力なく、また中国も今後の外交をどういう風に展開するかでこれまでの方針が崩れたためか、はっきりとした旗印を見せられずにいます。

 さらにこう思うのはもしかしたら私だけかもしれませんが、インターネットを遮断して全情報をシャットアウトしたうえでデモ隊に対する虐殺を行っている今のイラン政府の行為は、かつての天安門事件を想起させます。もしかしたら中国政府の中にもそう思う人がいて、だからこそイランについて天安門を国内で想起させないために言及や報道を避けているのではないかと勝手に勘ぐっています。

 あとこちらはあまり言及する人はいませんが、地味に中国はこれまで活発に活動してきた第三国外交、特にアフリカでの活動について、このところ失敗続きというか撤退が相次いでいます。スーダンの油田開発からは撤退しているほか、一部国で農業開発を手掛けたものの途中で放棄して修理部品のない農機だけが残ったという話も聞きます。
 まぁ専門家ではないので実際はどうなのかという点はありますが、中国が自分で言うほどアフリカへの影響力拡大はそれほど進んでいないように見えます。っていうか自国の経済も崖っぷちなので、アフリカ外交や支援が今後も続けられるわけはないとはっきり言えるし、債権回収もそんなにうまくないと思うから損失を抱え込むこととなるでしょう。

 こんな感じであらゆる方面で外交に失敗しており、イラン崩壊後の外交方針も全く目途が立っていないように見えます。恐らく春節の間に中国外交部は、休みなしで今後の方針を議論し合うことになるでしょう。
 また主要先進国の間でもレアアースをはじめとする恐喝外交ぶりが日本以外にも徐々に知れ渡るようになってきており、これ以前からの中国警戒論がますます高まってきているように見えます。日本としてはこれを機に、多少自腹切ることとなってもほかの国に中国レアアース対策として代替材料や使用量削減方法をほかの国、特に韓国などとも共有する方針を出せば、中国の影響力を下げつつ日本の株を上げられるのではないかと密かに思います。

 そのレアアースについても少し触れると、中国が対日規制を出してからというもののなんか政府や産業界をはじめ「ぐえー、やられたんご」みたいな規制を受けて苦しいと必死でアピールするような報道が目立った気がします。十六年前と比べると現在の日本はレアアースの依存度というか使用量がかなり減ってきているだけにノーダメージではないと思うものの、そこまで打撃を受けているかと言えば若干オーバーな表現に見え、何となく中国のメンツを成り立たせるためにダメージアピールを必死でしているように見えました。

2026年1月11日日曜日

ズッコケ三人組の山賊編の悲しい結末

 「ごみ捨てに行く」という発音が「Go mistake!」という風に聞こえるのではと、昼寝から目覚めた自分に天啓が走りました。


 それはさておき本題ですが、児童文学作品の「ズッコケ三人組シリーズ」は一定の年齢層以上ならその名を知ってる人も多いかと思います。自分も小学生時代に当時までに出ていたシリーズは全て読破しており、特に一番最初に読んだタイムスリップして平賀源内に会うという作品を読み、後にひときわ強い関心を持つ平賀源内を初めて知ることとなりました。

 簡単にこのシリーズの紹介をすると、運動が得意で勉強はダメ、読書好きで学習意欲はあるのに勉強はダメ、やや肥満体で勉強はダメという典型的特徴を持った小学生の男の子三人組がいろんな事件に関わっていくというのが主な筋立てになっています。その体験というのも上記のタイムスリップをはじめ、殺人事件など普通ならまず体験しないようなSF的なのもあれば、隣町の小学生グループと集団喧嘩など小学生っぽいものもあり、ともかくバラエティに富んでいます。
 現在の目線でこの作品を思い起こすと、やはり小学生でも読みやすい文体なのと、主要キャラクターを固定していてブレが少ないことから優れた児童文学作品だったという気がします。実際非常にファンが多く、確か13年前に大学の後輩が、「ちなみに花園さんはズッコケシリーズ読んでました?(´・ω・)」と話題に出すくらい影響力ありました。

 そんなズッコケシリーズでも自分の中で平賀源内が出てくる巻と並び、強烈に印象に残り「あの内容をよく小学生向けの本でやったな(;´・ω・)」と思い続けていたのが、上の動画で紹介している「山賊体験」という巻です。詳細は動画を見てくれれば早いですが、近所の青年とドライブ中に山の中で暮らすカルト教団に拉致され、そこの住民となるように主人公らは強制されるという話です。
 当初は抵抗したもののしばらく月日を過ごしてカルト教団の生活にも慣れていくのですが、それでも望郷の念から主人公ら(小学生)は監視が緩む祭りの日に脱出を図ります。ただ救助を求めた人里にもその教団の影響力が及んでいたためあっさり捕まり、処刑されるのを待つ身となってしまうのですが、教団の教祖の憐れみを受けたことで秘密裏に逃がされることとなります。この際、一緒に拉致された青年はすでに教団内で恋人もできていたことから同行せず、そのまま教団に残り永別することとなります。脱出後、主人公らは警察に顛末を話して残された青年の救助などを求めたものの教団のアジトなどを見つけることはできず、結局迷宮入りとなるところで、小学生編は終わります。

 以上の内容、特に拉致して強制的に住民にするくだりとか児童文学でやる話かよと小学生の自分ですら色々疑問に思ったりましたが、逆にその強烈過ぎる展開からか記憶にも一層残り、ほかのシリーズよりもずっと記憶に残ることとなりました。実際上の動画によると、私以外からも評価が高い層でシリーズ人気ランキングでも上位に入っているそうです。

 そんな山賊編ですが、なんと「ズッコケ中年三人組」で続編が描かれていたというのを上の動画で初めて知りました。これ自体かなり驚きでしたが、それ以上に明かされた続編の結末というのも本編以上に強烈で、しばし放心状態となりました。これまた詳細は動画で見てほしいですが、端的に書けばあの教団の共同体は崩壊しており、それも大量殺人によるものだということが明かされます。かなり救いのない結末で、なんか「夢の終わり」という単語が頭に浮かんできたほどでした。

 以上のようにショックを受けたストーリーの顛末ですが、藤本タツキ氏の「さよなら絵梨」でも描かれているように、芸術っていうのはある程度、観衆を傷つけてなんぼなところがあると思います。心に傷を負わせるような内容を見せつけることが芸術の一つの要素であり、ショッキングな展開というのがあるからこそ芸術的価値があるとも言えます。少なくとも、記憶には強く刻まれます。
 そういう意味ではこの山賊編はズッコケシリーズの中でもひときわその要素が強いものだったのかもしれません。なんせ30年くらい前に読んだ一冊の本についてこうして記事を書かせるくらいなんだし。

2026年1月10日土曜日

日本人の中国に対する理解

 多分意識している人は少ないでしょうが、この十年間で日本人の中国に対する理解はかなり高まっていると私は思います。かつては「春節」と言っても反応できる人は少なく、メディアでも「旧正月」という表現の方が使われることが多いですが、今や注釈なしで春節という単語を使って中国人の旅行状況などを伝えるようになっています。
 またファーウェイやシャオミーなど、ブランド力をつけたことが大きいのですが日本人にとって一般的に認知される企業も多くなってきています。中国人の考え方というか傾向に関しても、接触する人間が増えてきていることから以前と比べると理解が急激に進んできているという印象があります。

 ただ上記傾向、こと自分にとっては実は逆風だったりします。それこそJBpressで書いてた頃なんかは中国に対する理解の薄さを逆手に取って「中国ってこんなんなんだよ(・∀・)」みたいにしたり顔で解説や紹介記事をかけるようになりましたが、連載後半なんかは「この辺の内容はもう別メディアでも報じられているし、日本人でも知ってる人が多いから記事化はできない(;´・ω・)」などと、ネタ切れネタ不足に苦しむ羽目となりました。マジでこんなはずじゃなかったのに。

 この反対に、中国人の間でも日本に対する理解はかなり進んだ気がします。それこそ昔は日本を軍国主義みたいだとマジで考えている人も少なくなく、日本人は日ごろから軍事訓練してアジアへの再侵攻を考えている、日系企業はその先兵だなんだと傍から聞けばギャグにも見えるようなことをマジで信じている人が少なくありませんでした。もちろん今でもいないわけではないですが、日本を旅行して直接見聞きしてきた中国人が増えて、「なんだ、意外と普通じゃん(;´・ω・)」という声が広まり、十年前と比べると日本に対する軍事的脅威を感じる人は激減しているとはっきり言えます。
 まぁそのせいかもわからないけど、日本のことを軍事的に若干舐めた見方をするようにもなってきていますが。

 恐らく多くの日本人からすれば、高市総理の発言に始まる中国の度重なる日本への嫌がらせを見て、日中関係は悪化していると考える人は少なくない気がします。ただ私に言わせると、日本人と中国人の相互理解はこの十年で遥かに進み、お互いに「よくわからないやばい奴」という印象はなくなってきていることから、政治的対立はあるとしても全体で見た関係性は深まっているように見えます。そういう意味では、関係性は悪化しているというより改善しているという風に見るべきでしょう。

 でもってほかの人が書かないことを書くと、今後中国が不況になるにつれて日本人に対する感情は逆に良くなる気がします。というのも、現在マジで中国では日系企業の撤退が相次いでいるのですが、その際に中国人従業員からは「日系企業で働いていてよかった」という声をよく聞くからです。
 なんでかというと中国は日本と違って企業の再編や解散時に解雇する従業員への支給退職金について計算基準などの支給規定を定めているのですが、意外や意外に中国企業とかの方がこの退職金規定を守らないというか、一時金を出さずに解雇するパターンが多かったりします。そのため辞めさせられる中国人は自分で役所へ仲裁を申し出たり、法規を読み込んで自分で計算したりしなければならず、そうした対応を解説する情報や体験記サイトも無駄に充実してたりします。

 それに対し日系企業は律義に基準を守り、しかも揉め事を避けるため基準以上に多く包んだりします。実際自分が見てきた日系企業もコンサルが提示した基準よりも多くするよう自ら決めるなど、解雇する従業員へほぼ確実に強い温情を見せます。
 こうした日系企業の解雇時の姿勢は中国人の間でもかなり認識されており、解雇されることはもちろんダメージであるものの、それでも日系企業であれば一定の一時金を得られるので、「むしろ、俺もお金もらってこの際辞めたい(´・ω・)」などと、会社側が残留を請う従業員からも退職希望が出されたりするくらいです。

 私個人の見方ですが、以上のような日系企業の姿勢は確実に中国人の日本に対する感情を肯定的に後押ししていると思います。そういう意味ではこれまで温情を強く見せてきた撤退日系企業には強い感謝の念を持つとともに、こうした姿勢は必ず評価されるべきものだとしてここに書こうと思った次第です。でもって、今後中国で不況が広がり国籍問わずリストラする企業が増えるにつれ、「日系企業は解雇時も優しい」などという評判が高まるのではないかと期待しています。

2026年1月8日木曜日

ベネズエラ出身野球選手とくれば

 今日は帰宅中に電子書籍で購入した水木しげるの「方丈記/水木しげるの泉鏡花伝」を読んでましたが、水木の晩年期の作品と後年確立した伝記漫画の手法がいかんなく発揮されてて夢中で読みました。でもって巻末の「日出処の天子」の作者である山岸涼子氏の寄稿文がまた良く、読みながら往年の水木しげるを偲んだあまり上海地下鉄の中で落涙してました( ;∀;)
 ちなみに山岸氏によると、ある時雇ったアシスタントがミリの範囲で凄まじく集中線引けるくらい技術高くて聞いてみたら、元水木しげるのアシスタントだったらしく、その伝手で水木にもあったことがあったそうです。なおそのアシスタントは水木の家へ住み込み始める際に水木から、「あなたの部屋はにぎやかだからね」と言われ、閑静な住宅街なのになんでと思って入ってみたら窓の先には墓地が広がってたそうで、「にぎやかって夜中のことかよ」と思ったそうです。

 それで話は本題ですが今日は米国のベネズエラ攻撃を受けて急遽立ち上げられたあるベネズエラセミナーに参加してきましたが、そこそこ面白かったです。内容を簡単に説明すると、まず石油に関してはベネズエラの重質油を生成できる精製所を持っているのは米国内に2社だけで、あと米国系企業1社がベネズエラで活動しているだけだそうです。そのため今回の攻撃でベネズエラの石油を手に入れるとしても、トランプ政権が終わったらまたひっくり変わる可能性もあるだけに、米国系石油会社がベネズエラ産石油の精製能力を高めるかといったら微妙なため慎重なり、石油市場に与えるインパクトは価格を含めほとんどないと指摘していました。

 あと、現地のベネズエラ人は完全にラテン系の人で、今さえよければそれでいいって人ばかりなため、今回の政変を受けて生活がよくなれば、「前よりいいじゃん、米国万歳(^o^)丿」みたいな感じになると思われ、反米感情とかそういうのは広がらないとも言ってました。これも非常に納得できます。もっとも米国は現在のベネズエラ政権を完全に打倒するつもりは内容で、軍と結びついた現在の政権はそのまま続くとも言ってましたが。

 そんなベネズエラセミナーだったのですが、講師の一人がやたら野球好きで、終わりの方で「ベネズエラ出身のメジャーリーガー」という資料を各選手の顔写真付きで紹介してきて、一人ひとり安否確認状況とかも教えてくれました。でもって如何にベネズエラの野球人気が高いか、実力はどれほどかも詳しく解説してきたのですが、実は自分も今回の政変で気になったのはベネズエラ出身のプロ野球選手のことでした。

 ベネズエラ出身のプロ野球選手、というより外国人野球選手の中で最も高い実績を持つ者とくればやはりアレックス・ラミレス氏でしょう。彼の場合、もはや国籍も日本で現在も多方面で活躍しているだけに、よく日本に来てくれたと思う選手です。
 なお彼がヤクルトから巨人に移籍した際、ヤクルトファンの友人は急に手のひら返して「ラミレスなんて三振多いから絶対活躍しない」などとやたらディスってました。
 そのラミレスと時期が少し被ってて、打撃という点では歴代トップじゃないかともいわれるのがアレックス・カブレラ氏でしょう。彼も印象に残っているベネズエラ出身選手で、その活躍時期を見ている人ならきっと覚えていると思います。

 ただ上記二名よりも、自分が一番印象深かったベネズエラ出身選手を挙げるとなると、ラミレス氏同様にヤクルトから巨人へ移籍したロベルト・ペタジーニ氏だったりします。いかにも典型的なヤクルト獲得外国人でとにかく長打力がすごく、巨人へ移ると最初は活躍するが勤続疲労が激しく出る点でも共通してました。このペタジーニ氏はパワプロのホームラン競争で遊ぶときはホームランが出やすいためいつも使ってました。それだけに今回の政変を受けてどうなのかと少し心配しましたが、どうやら米国に居住しているようなので特に問題はなさそうです。
 にしてもベネズエラ出身選手は本当に多いっていうか、ベネズエラオールスターすら作れそうです。

2026年1月7日水曜日

去年見た中で素晴らしかった広告

 ちょっと時間経ってますが1/5に自宅で牛肉焼く際に、5年前に買ったバターを使うかで若干悩みました。ネットで見たら賞味期限切れはカビなどでヤバいと書かれていたのと、友人からも止められたので結局使わずじまいですが、1年前、つまり購入から4年後には最低1回は使用していました。中国では食パンは絶対に焼かないという謎ルールを自らに課しているため、バターって買ってもなかなか使う機会がないのでついつい時間を経過させがちです。
 なお買ってきた牛肉は安かったけどあんま質が良くなかったのと、やっぱバター使ってないせいかあんまおいしくありませんでした。

 話は本題ですが先祖代々広告屋の一族に生まれながら親世代とは違って広告業ではなくライター兼松戸戦士となった私ですが、一族の影響からか子供の頃より広告のシステムとか業界をよく見ていました。それこそ昔は広告大賞がたくさんあって年間最高テレビCM対象とかもよく取り上げられていたものの、近年のテレビ離れの影響もあってかこの手の報道を年末についぞ見ることなく、また「話題になるCM」自体がもはや死語な感すらあります。
 ただそんななかでも見るべき広告というかプロモーションがあったので、個人的に良かったものをいくつか紹介します。

1、マルちゃんとガンダム・ジークアクスのコラボCM

 誰もがご存じの赤いきつねと緑のたぬきに、文字通り赤いシャアと緑のシャリア・ブルを掛け合わせたCMなのですが、初見で「まるでこの商品を売り込むために生まれてきたようなキャラの組み合わせじゃないか(;´・ω・)」と妙に感心してしまいました。色がばっちりあってるし、尚且つアニメ本編でもコンビを組んだこの二人の妙なイケメンボイス使うなど、企画した人はマジ凄いと感じ入りました。っていうか濃いキャラ同士だから、ほかの商品とかにもいくらでも使えそう。

2、花王の「きれいなおそうじ」

 これも一時話題になりましたが、花王が自社商品を宣伝するためにホラーゲームを作るという異色の試みはかなり影響を与えた気がします。詳細は上のリンク記事にもありますが、怪物に襲われながら家の中を花王製品を使って掃除するというコンセプトが非常にうまく、動画をテレビやCMで流すのではなく、このようにゲームに仕立てるという取り組みは見事というよりほかありません。恐らく今後、追随する企業も出てくるのではないかと思うとともに、動画に頼らないプロモーションとして画期的だった気がします。

3、マクドナルドのサムライたまご食べ美

 これも上の動画見てもらうのが早いですが、マクドナルドのサムライマック新商品の発売とともに出されたこの公式キャラクターについて発表されるなり「初めましてじゃねーだろ」というツッコミがなんかツボにはまりました。簡単に説明すると、このサムライたまこ食べ美というキャラクターは、前年に登場した今だけダブチ食べ美というキャラとまんまそのまんまで、名前と衣装変えて「初めまして」と白々しく登場してきたキャラです。
 元のキャラクターも人気を得ていたとはいえ、こうして特に説明なく再登場させるてくるあたりマクドも考えてるなという気がします。多分今年もなんかのプロモーションに出てきてランランルーするんじゃないかな。

 以上が2025年に自分が気になったというか印象に残った広告というかプロモーションですが、やはり2番目の花王のゲームリリースが一番すごかった気がします。ほかのもそうですが一方的に情報を押し付けるのではなく、情報を受け取った人間に如何に再配信してもらう(バズる)かが現代のプロモーションでは重要であり、その起爆方法が今後研究されていくんじゃないかと思います。
 逆を言えば、芸能人を使ってCMはその手のプロモーションと相性悪い気がするので、今後さらに減るかもしれません。如何に身近に如何に素材価値を持たすか、この辺がカギじゃないかな。

2026年1月6日火曜日

日本はウクライナから水中ドローンを買うべき

 昨夜コンビニで買い物した際に買ったものを鞄に詰め込んでいる最中、無意識にテーブルの上にあった自分が買ってなかった飲料も鞄に詰め込んでしまってました。帰宅後に気づきすぐさま自宅前の党のコンビニに返しに行きましたが、店主とはもはや数年来の顔なじみということもあり笑って許してくれました。なんだろう、風邪でも引いているのだろうか……。
 本題ですが結論から言うと、日本政府は米国からF-35を買うよりも、震電Ⅱを開発するよりも先に、ウクライナから水中ドローンの技術供与をしてもらうべきだと思います。今日本、そして台湾が最もそろえるべきはこの兵器に尽きると思います。


 報道からやや時間がたっていますが、昨年12月にウクライナ軍は水中ドローンのサブシーベイビーで黒海のロシア軍潜水艦の撃沈、最低でも損傷を負わせています。正確な距離数こそわからないものの相当な射程距離を持つとみられ、またその迎撃や対策が難しいにもかかわらずこれほどの攻撃力を持つというのは文字通りゲームチェンジャーのような存在です。
 また水上ドローンのシーベイビーも大きな戦果を挙げているとされ、どちらも海洋国の日本にとって持つことができたら非常に有用となりうる兵器に思えます。もっとも日本以上に、台湾の方がその価値を最大限に生かせる可能性もあるでしょう。

 仮に中国が台湾有事を仕掛ける場合、馬鹿正直に上陸作戦を仕掛けてくる可能性は実際には低いです。間に台湾海峡を挟んでいるうえに台湾側も海岸沿いに防御設備を終えており、多分本気で中国が上陸を図っても返り討ちに遭うだけでしょう。そのため中国軍としては、台湾周辺を完全に閉鎖して兵糧攻めみたいな状況へ追い込むかと思います。
 兵糧攻めと言ってもただぼーっと見ているだけでなく、遠距離からの砲撃を繰り返すことになると思います。これに対し台湾も応戦するでしょうが仮に閉鎖されていれば次第に砲弾に事欠き、文字通り矢玉が尽きたところで中国は上陸を仕掛けることとなります。これは逆を言えば、日米がきちんと台湾に補給することさえ可能ならば台湾は持ちこたえる可能性が高いとも言えます。

 もちろん中国もそんなことわかっているだろうから、日米が干渉しないように台湾東側の海上で群艦並べて補給を阻止してくるでしょう。これに対しその軍艦を無視して補給を敢行し、中国軍の砲撃を受けるか、そして反撃に出るかが日本としての分かれ目になってきます。しかし最も理想的なのは、中国に台湾周辺の海上封鎖を行わせないことであり、その手段としてはこのウクライナの水中ドローンこそが最適解であるような気がします。

 ぶっちゃけウクライナの戦果を見ていると、その気になれば空母も沈められるんじゃないかって機体すらあります。また中国軍対策だけでなく日本としても四方を海に囲まれているだけに、この水中ドローンを大量に配備さえできればあらゆる上陸作戦に対する切り札になるように思えます。
 それだけに日本はこれまでのウクライナ支援に対する見返りを口実に、なんだったら追加支援の見返りでもいいの、ともかくウクライナからこの水中ドローンの技術供与と生産ライセンスを申し込むべきでしょう。そしてそこで得た技術を密かに台湾にも供与し、台湾側でも生産できるように持っていくことがベストである気がしてなりません。

 もちろん表立ってやると中国がいちいち文句言ってきてうるさいので、日本だけライセンスもらったうえで、台湾には「水中探索ドローン」みたいな品目名で売ってもいいでしょう。もしくはGCAPみたく、ウクライナ、日本、台湾の共同研究プロジェクトみたいにするのもありでしょう。これなら武器輸出規制も華麗にスルーできるし、ウクライナとしてもロシアを支援し続ける中国への強い牽制になると思うので、台湾支援をそこまで反対しないと思います。

 重ねて言いますが、台湾有事は中国軍の上陸を防ぐというよりは、その海上封鎖を如何に突き破るかが肝心である気がします。それこそガザ地区に行われたような封鎖も考えられているように見え、これは台湾の住民だけでなく、台湾在住日本人も巻き添えを食う可能性があるだけに、なんとしてでも防がなければなりません。
 仮に水中ドローンがあって東側の封鎖に穴をあけさえすれば、台湾への補給は実現できます。また中国軍も水中ドローンに艦船を潰される懸念があれば、そもそも有事をあきらめるかもしれません。あくまで平和のため、日台はウクライナのドローン技術をともかく早く取得するべきだというのが自分の見方です。

2026年1月4日日曜日

ベネズエラ大統領より気になったアルゼンチン大統領

 昨夜急に速報に出てきたベネズエラに対する米軍の急襲報道を受け、当初予定していたブログ記事の執筆を取りやめ、状況を見守ることとしました。決して、「ファミレスを享受せよ」で遊んでいたためではありません。
 一夜明けた今日の報道を見て感じたことを少し述べると、「いつものアメリカだな」という感想がもたげました。個人的見解として述べると、今回の急襲は仮に大統領がトランプでなくても行われていたように思え、そう考えるとアメリカ的にはそこまで珍しくないというのが実際なところである気がします。せいぜい、こうまでして潰した政権なのだからベネズエラがこれまでより良くなる状況になるまでは米国がしっかり責任を持つべきだと、国際世論に圧力をかけるくらいが日本としてできるところじゃないのかと思います。そもそも一躍時の人となったマドゥロ大統領自身の国内支持率が低く、ブラジルはさすがに米国を非難していますが一部周辺国や亡命ベネズエラ人から歓迎する声も大きく、ベネズエラ国民にとっていい方向に変わるきっかけになってほしいと密かに願っています。

 そんな今回の騒動をいち早く支持したのがトランプ信奉者と言われるアルゼンチンのミレイ大統領がいるのですが、この一連の報道で自分が気になったのはマドゥロ大統領ではなくこちらのミレイ大統領でした。


 ミレイ大統領というのは現職のアルゼンチン大統領ですが、私が彼の名を見たのは2023年の大統領選勝利の時のみですが、その時の内容をしっかり覚えていたのか今回名前が出たときに、「まだ在任中だったのか」という風に思いました。一体なんでそんな風に思ったのかというと、就任直前において「こいつが大統領になったらアルゼンチンは終わる」などといわれていたからです。


 詳しくは上のレポートにも書かれていますが2023年の就任当時においてアルゼンチンは、いつものことと言えばその通りですがハイパーインフレが続いており、インフレ率が年300%に達するなど日本がインフレで大騒ぎしているのが馬鹿らしくなるくらい経済が混乱していました。この混乱期に颯爽と現れたミレイ大統領は、アルゼンチンペソの廃止や中央銀行を廃止するなど非常にラジカルな政策を訴えて当選したのですが、正直どれも現実味のない政策ばかりで、極端な理想主義者故にすぐ失敗するだろうとみられていました。

 ところが正式に政権に着くやミレイ大統領は自身の主張を抑え、通貨安定のためペソの切り下げなど現実的な政策を着実に実行し、各種報道やレポートによるとこのところはインフレ率も依然高いものの大分収まりつつあり、何年振りかともいえる実質的経済成長も果たしたとのことです。また大臣ポストを減らすなど身を切る改革も行うなどの実績もあってか、上のリンク先にあるように中間選挙で与党が大勝するなど国民の支持も得ており、意外と順調に政権が運営されているようです。

 もちろんまだまだ今後どうなるかはわからないものの、今回誘拐されたマドゥロ大統領と違ってミレイ大統領は米国との関係も良好など外交は落ち着いており、極端な政治危機は今のところないように見えます。そもそも最初あれだけ不安視されていたというギャップもあるだけに、意外と長期政権になるかもしれません。
 このアルゼンチンの現況こそ、自分にとってはベネズエラの政変よりも正直驚きが大きかったのが今日でした。今に始まるわけじゃありませんが相変わらず日本語の報道だと国際報道は弱く感じるというか、世界の動きをきちんと追えられないというのを改めて感じるとともに、こうした方面にきちんとアンテナを張るべきだというのを思い知らされた一日でした。

 最後に今回のベネズエラ急襲について首脳拉致をプーチンが批判していますが、ウクライナ大統領を暗殺しようとした人間からすれば誘拐はよくないものに見えるのかという点で感心させられます。また中国もロシアと一緒に批判していますが、まぁなんというか目くそ鼻くそだなぁと思うと当時に、台湾攻めたら絶対に頼清徳総統を問答無用で殺すと思うので、今のうちに釘刺しとくべきだと思います。