上の記事を見てどう思うか人それぞれでしょうが、私としては本来ならほかのメディアもこのような内容を書くべきだったのではないかと思い、まだここがこうして菅元総理の健康不安についてはっきり書いたことで安心するものがありました。
菅元総理の健康不安というか判断力の低下についてはかねてより報じられており、実際に私もいくつかの動画で見ていて不安に感じるものがいくつかありました。これが一般人ならまだしも議員、それも元総理という立場であると、影響力が非常に大きいだけにもっと早い段階から議員職を降りるべきではないかとの声が出ても仕方がないと思っていたのですが、私が見る限りそうした声を「忖度してはいけない」と言っている大手メディアほど避けていたというか、一切触れませんでした。
そして今回の、本人の意思なのか定かではありませんが次回選挙に出ない引退宣言に触れても、大手メディアは官房長官、総理時代の功績や活躍については触れても、その健康不安や判断力についてはついぞ触れることはありませんでした。去り行く人間なだけに気持ちよく送ってやろうという精神なのかもしれませんが、人間の、しかも公人とあればその良いも悪いも最後だからこそきちんと触れるべきだと思います。ましてや批判的精神をここで発揮しないというのは、おこがましいとすら思います。
このように書く私ですが、菅元総理についてはその功績を含め比較的高く評価しています。ただはっきり言えばその功績は官房長官時代が主であり、総理としての功績は携帯電話代引き下げなどもあるものの、そもそも総理として向いている人材は明らかになく、記者会見の歯切れの悪さや政局勘の悪さと言い、自分の適性を見極めきれずに総理となって評価を下げてしまった人物だと思っています。
ついでに書くと息子もひどかった。
この去り行く者への必要以上の優しさというか、肝心なところで批判的精神を持たないメディアはこのところ多いように思います。先日私も少し触れた久米宏の逝去においても、そのニュースステーションのキャスター時代の活躍や成功を取り上げるメディアはいても、ニュースステーション降板後の他番組での振るわなさなどについてはついぞどこも触れず、やはりいい面ばかりに目を向けた偏った評価が多すぎるのではと眉をひそめました。
そこへきて今回の菅元総理への白々しいまでの「お疲れ様」報道を見て、ウェブメディアやネット世論の台頭以前に、従来の大手メディアは批判的精神を忘れて時流に乗ろうとしかしなくなるほど落ちぶれたというか、自身の存在価値の喪失にすら気づいていないのではないかと改めて感じました。
なんでもかんでも批判すればいいってわけではないものの、なんでもかんでも誉めそやすというのは逆ベクトルで間違っています。それに気づけないし誰も批判しないしでなんなんだと上海で一人暴れていたところにニュースポストセブンがこうして批判的記事、っていうか一番肝心な健康不安に触れる記事を出して、まだこうした必要な指摘するメディアが日本にあったかとほっとする次第でした。
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