先週一週間の予定を書いた記事でも載せておりますが、ちょうどなのか前の10/8に静岡県掛川市にある人材派遣会社のリツアンSTC(以下「リツアン」)を訪問し、この会社の野中社長とも会ってきました。一体何故私がこの会社を訪問したのかというと別に派遣先を探して欲しかったとかではなく(いいとこあるならマジで教えてほしいが)、派遣業界の現状などについて野中社長と直接話し合うためでした。
そもそも自分とこのリツアンがどこで接点を持ったのかというと、目下このブログで一番アクセスを稼いでくれている、今年一月に調査、発表した派遣会社のマージン率一覧の記事を読んだ野中社長が直接私宛にメールを送ってきてくれたことがきっかけでした。あの記事は調査にも記事にも自信があったものの果たして反響はどんなものか、案外当事者である派遣労働者の反応は薄いのではと思っていたところ何故か派遣会社の社長から連絡が来て文字通り面喰いました。
そのメールの書き出しも、「本来ならば敵となる派遣会社の者ですが」というような文面から始まっていたものの、マージン率の記事内容を誉めていただけたとともに野中社長の派遣業界に対する理念などが書かれ、私に対して非常に好意的な内容でした。元々あのマージン率の記事は派遣労働者向けに書いたものではありましたが、本質的に得するのは真面目に情報公開を行っていた派遣企業だろうと考えてもおり、そういう意味では以前から業界の改善や情報公開に熱心だったリツアンからこうした反応が得られたのは大きな収穫のように感じました。
その後も折に触れて野中社長とは何度かメールのやり取りを続けていたところ先週に日本へ帰国する用事が出来て、なおかつ友人の結婚式出席のために東京から大阪へ足を運ぶ用事もあったので、ぶらり途中下車とばかりに掛川に寄って野中社長にアポを取ったところ快く引き受けてくださり、その日の対面と相成りました。
野中社長とはそれ以前からもメールでやり取りしていたため、お互いに初対面とはいえ相手がどういう人間か熟知していたため自己紹介なんてほとんどせず、最初に立ち寄った鰻屋でのっけからディープな話題を話し合っていました。やり取りしたメールの文面、そして公開されているブログの文面からもエネルギッシュな人物だとは考えてはいましたがまさにその想像の通りで、道行く人ほぼすべてが知り合いなのか全員に声かけたり、前日夜中三時まで飲み歩いて携帯忘れたというのにこの日も昼間からずっと飲み続けたり、それでいてやけに業界のディープな話を素面の様に話し続ける様は、「経営者ってやっぱこうエネルギッシュじゃないと駄目なんだなぁ」と見ていて感心させられる様でした。もっとも、リツアンの社員の方も半端なくアルコール強かったですが。
そのような野中社長に対する私の印象ですが、正直に言えば青臭い考えの人だなと思いました。もっともそれを言ったら「お前はアカ臭いやないけ」と言われかねないほど私もやや理想主義的な考えの持ち主ですが、こと派遣業界については完全に同じ方向を向いているという確信が持てます。
野中社長も私も現在の日本の労働市場について雇用の流動性が低いことが大きな欠陥だと認識していることで一致し、流動性を高める手段として派遣制度がもっとしっかりと運用されるべきだという考えを持っております。あんなマージン率の調査を行った私ですが、以前からも書いているように派遣制度はきちんと運用されていれば硬直化している日本の労働市場を改善に導く可能性があるとも考えており、どちらかと言えば派遣制度の拡充を望んでいたりします。
ただ現行の派遣制度は制度や法律に穴が多く、マージン率をネット上で公開しているのは5社中1社という有様からもルールがきちんと徹底されているとは言えない状態で、またそうした欠陥を突くようにして荒稼ぎする業者もいることからてっぺんから底辺まで人材派遣を営む企業ははっきり言って異常なくらいに多く、大手と呼ばれる会社ですら二桁に上るほど存在します。
私個人の考えで述べれば、もっと派遣業界内での淘汰が進めば派遣労働者の手取り賃金は向上が見込めるし、またそれによって正規雇用の非正規雇用の優位性も薄まって雇用の流動化が促せると思います。同時に情報公開を徹底することによって派遣元、派遣先、派遣労働者の三者がより効率的に動けるようになるだけに、竹中平蔵流に言えば大手と呼ばれる派遣会社は3~4社くらいが手ごろな気がします。
少し脇道にそれますが日本は未だに終身雇用を掲げる会社が多いものの、既に終身雇用を維持する上で前提となる年功序列制と市場拡大は破綻しており、システム的には完全に破綻しています。破綻したシステムを無理やり維持しようものならそこにはやはり無理が生じ、結果的に社会全体で損をし続けているというのが今の日本の労働環境でしょう。
仮に雇用の流動化が達成されるのであれば派遣雇用なんて必要ないのですが、現状から考えるに固い岩盤を砕く上ではこの派遣制度は一つの有意な手段になり得ると思え、特にリツアンの様に情報公開を行いルールの上で業務を行っている会社は応援すべき対象です。誉めることよりも貶すことの圧倒的に多い私ですが先にも書いている通り自分とリツアンの派遣業界に対する価値観は完全に共通しているだけに、実質的に野中社長は盟友だとも考えています。
取材記事みたいなインタビュー文っぽく書くと対面した際に野中社長は、「社会に必要がなければこの会社はなくなってもいいし、お金にも興味はない」と述べた上で、
「それでも派遣という制度をきちんと運用すれば会社も労働者もベストなマッチングを見つけることができ、それで社会も豊かになっていけるはずだ。どうしても会社というのは相性というものがあり、ある会社でまともに働けない人でもほかの会社では大活躍することもできる。そうしたマッチングを派遣会社が担い、マッチングのいい会社に出会えた時点で直接雇用に切り替えられればこれ以上いいことはない」
などと理想主義全開な内容を何度も口にしてましたが、こうした発言が決して口先だけでないということは野中社長のブログを読んでいてもわかるし、私もここで読者の方に保証致します。更にこうした野中社長の姿勢はしっかりとリツアン社員の方にも受け継がれており、何人かとも話しましたが皆揃って明るく、リツアンでの業務に強いやりがいと誇りを持っているように見受けられました。ただ常にエネルギッシュな社長に、「たまに疲れる時もある」という愚痴も聞かれましたが。
おまけ
この訪問した日に折角だからということで、掛川駅から徒歩ですぐ辿り着く掛川城にも行ってきました。この掛川城は天守閣は近年に復元されたものであるもののなかなか雰囲気もよく、以降となっている二の丸御殿も程よく保存されていて素直に悪くない城だと感じました。
ただ一見して思ったこととしては、「信長の野望で遊んでいる際、進軍上でいつも鬱陶しい城だったよなぁ」というゲーム脳満開な印象でした。
ここは日々のニュースや事件に対して、解説なり私の意見を紹介するブログです。主に扱うのは政治ニュースや社会問題などで、私の意見に対して思うことがあれば、コメント欄にそれを残していただければ幸いです。
2015年10月15日木曜日
2015年10月14日水曜日
ある若者の旅立ち
今日昼過ぎ成田出発の便に乗ってまた中国に戻りましたが、今日は勤務地である昆山に帰る前に上海で、以前に短期間ですが日本語を教えていた中国人の若者と会ってきました。何故上海で会ってきたのかというと、ちょうど彼も明日の便で念願の日本留学へ出かける予定で出発前夜の今日に上海へ来ていたからです。
彼の来歴は以前の記事でも書いていますが、月曜から日曜まで週休1日すらない現場をフルタイムで働きながら勉強し続け、YMCAの派遣で日本への留学機会を得ていました。私とはたまたまバスで日本語を話していたら声をかけてきたことから出会い、自分も中国の若者がどんな生活をしているのか気になっていたので就業後の時間を使って週一のペースで一時期日本語の授業を行っていました。
彼が昆山での労働契約を終えてからはたまに電話で連絡を取り、一度上海近郊に来た際には時間を取って上海を案内してやりましたが、聞く話はどれも日本では考えられないというか、先ほどの週休のない勤務といい、昆山を離れてからは山東省で日本語教室に通いながら時給300円程度のバイトをしていた話といい、これだけの環境にいながら中国の若者は必死に勉強するものかとつくづく頭が下がりました。
先月に連絡を取った際は留学ビザがなかなか下りないと愚痴を言っていたものの、先日ついに取得することができと報告があり、明日からはいよいよ日本留学へ旅立つ予定です。今日は上海には長くとどまれず30分程度しか話が出来ませんでしたが、所持金は20万円とのことで、「初めの一ヶ月はこのお金で生活し、それ以降はバイトをして生活を得なければならない」と、あまり悲壮感を感じさせない顔で言っておりました。行先は福岡の日本語学校とのことですが、「何かあればすぐ連絡するように。俺の出来る範囲で支援する」と言って、別れました。
やや持ち上げ過ぎな気もするもののこういう風に頑張っている人間こそ世の中で評価されるべきだし、その苦労が報われて欲しいものです。本人も日本語を覚えて、日本の大学を出て、日本の会社に勤めたいという希望を持っており、その希望が叶うことを私自身も陰ながら祈っております。
彼の来歴は以前の記事でも書いていますが、月曜から日曜まで週休1日すらない現場をフルタイムで働きながら勉強し続け、YMCAの派遣で日本への留学機会を得ていました。私とはたまたまバスで日本語を話していたら声をかけてきたことから出会い、自分も中国の若者がどんな生活をしているのか気になっていたので就業後の時間を使って週一のペースで一時期日本語の授業を行っていました。
彼が昆山での労働契約を終えてからはたまに電話で連絡を取り、一度上海近郊に来た際には時間を取って上海を案内してやりましたが、聞く話はどれも日本では考えられないというか、先ほどの週休のない勤務といい、昆山を離れてからは山東省で日本語教室に通いながら時給300円程度のバイトをしていた話といい、これだけの環境にいながら中国の若者は必死に勉強するものかとつくづく頭が下がりました。
先月に連絡を取った際は留学ビザがなかなか下りないと愚痴を言っていたものの、先日ついに取得することができと報告があり、明日からはいよいよ日本留学へ旅立つ予定です。今日は上海には長くとどまれず30分程度しか話が出来ませんでしたが、所持金は20万円とのことで、「初めの一ヶ月はこのお金で生活し、それ以降はバイトをして生活を得なければならない」と、あまり悲壮感を感じさせない顔で言っておりました。行先は福岡の日本語学校とのことですが、「何かあればすぐ連絡するように。俺の出来る範囲で支援する」と言って、別れました。
やや持ち上げ過ぎな気もするもののこういう風に頑張っている人間こそ世の中で評価されるべきだし、その苦労が報われて欲しいものです。本人も日本語を覚えて、日本の大学を出て、日本の会社に勤めたいという希望を持っており、その希望が叶うことを私自身も陰ながら祈っております。
2015年10月13日火曜日
この一週間の予定
また長くブログの更新をサボりましたが、決してダラダラ過ごしていたわけではなくそれなりに予定をこなしていました。そこで今日は今日までの帰国一週間の予定と何していたかについて簡単にご紹介しようと思います。
10月5日
飛行機で昼過ぎに羽田空港に到着し、そのままマッドシティにある潜伏地へゴー。潜伏先で携帯電話の充電を終えてあらかじめ友人に受け取っておいてもらったASUSの「memo pad」を開きあれこれアンドロイドの設定などを行う。
そうこうしているうちに夕方となり、あらかじめ約束していた新宿で友人二人と合流してご飯を食べに行く(この時の詳細はこの記事で)。なお夕食後にバーへ行ってそこでも話し通しましたがその際に、「日本は時間がコマ切れだから急がされる。一つ地下鉄なり山手線はきた列車から乗れとばかりに運行ダイヤを廃したらどうだ?」と提案した所、「そんなことしたら西村京太郎先生の仕事がなくなる」という、友人からのツッコミがこの夜のベストツッコミでした。
10月6日
朝一で六本木にある中国領事館に赴きビザの更新を申請する。申請自体は滞りなく通ったが中国領事館は前週から中国の祝日休暇となっていたため来館した人数が多く、自分が到着した時刻でも行列が長くできていたが、自分の後にはもっと長い行列が出来ていて間一髪であった。その後本社へ行ってストレスを溜めた後、潜伏地に戻り買い物や部屋の掃除、漫画喫茶などを行った。
10月7日
朝一で六本木にある中国領事館に赴き更新したビザがついたパスポートを受け取る。その後、急いで地下鉄にまた乗り込んで横浜へ赴き、すいかさんと約束していた映画「日本のいちばん長い日」を鑑賞。本木雅弘氏が演じる昭和天皇の発音が玉音放送で聞く天皇の発音に即しており大いに唸らされた。
鑑賞後、すいかさんとランチ。関内近くにある「コーヒーの大学院」というお店をすいかさんから提案されたがすいかさんが地図を読めなかったので自分が調べて辿り着く。お店ではハンバーグ定職を頼み、すいかさんからは猫の写真集2冊、自分からはすいかさんの子供たちへ「これ読んでいい大人になれよ」と言って「水木しげる伝(上・中・下)」を互いに贈る。
10月8日
朝一で新幹線(こだま)に乗り静岡県掛川市へ。掛川駅に到着したところでかねてから約束していたようにリツアンSTCの野中社長へと電話をかけたが何故かつながらず、しばらくした所で同社の社員から電話があり、「社長が昨夜、飲み屋に携帯電話を忘れたのでこれから迎えに行きます」との連絡。その後は無事に合流できて、野中社長ともうなぎ屋で無事初対面を果たせた。
野中社長とは人材派遣業界についてみっちり話し合い、この内容はまた後ほど記事にまとめる予定です。ただこの日はその後が本番で、伝手を通してアポを取っておいた、元日本赤軍であさま山荘に立てこもったメンバーとも直前まで一緒に行動を共にしていた植垣康博氏が静岡で経営しているバーで本人と短い時間ですが会ってきました。
なお植垣氏は「レッド」という、連合赤軍を描いた山本直樹氏の漫画にて「岩木康広」という名前で出てくるキャラクターのモデルです。この漫画の実質的な主人公として描かれておりますが、話を聞いたところやはりというか山本氏から直接取材を受けており、「きちんと事実に即して描いてくれている」とその内容にも満足げでした。
10月9日
前夜、植垣氏と会った後は名古屋の親父の家に11時半ごろに到着して泊まり、この日はその名古屋から朝一で京都へと向かう。京都駅前であらかじめ約束していたブログの読者と会う。以前からメールをある程度やり取りしていたこともありすぐに打ち解け、お互いカレーが好きだということから京都駅内のカレー屋でご飯食べた後、「リプトン」でお茶をしながら話し続ける。その後、東本願寺を見てから今度は七條烏丸にある「珈琲館」でお茶しながら話し続け、夕方に分かれて今度は大阪梅田へ向かう。
梅田で今度は大学時代の後輩と数年ぶりに再会。お互いに梅田地下街で積もる話をしつつあれこれ話したが、この日飲んだ大阪の地ビールがやけに回って後半は結構しんどかった。その後、後輩と別れて今度はその晩の宿泊先に当たる後輩の家へ向かう。
こっちの後輩とはしょっちゅう会っていることもあり積もる話はなかったが、タブレットPCを「memo pad」に買い替えたため不要となった「Nexus7」をあげたところ大いに喜んでくれて、「これで出張先でもD○○の動画が見放題だ!」などと言っていたあたり、あげて本当によかったなぁと思いました(^_^)
10月10日
後輩の家を朝一で出発し、後輩と共に喫茶店でモーニングを食べる。この際、自動車に興味を持ち始めていた後輩に昨今の自動車市場について少し解説する。
モーニングを食べて後輩と別れた後、梅田の新阪急ホテルで友人の結婚式に出席する。友人夫婦とは以前にも上海を案内したこともあって友人の奥さんとも面識があり、「前上海で来られた時の中華式大学芋の食べっぷりは忘れていません」といったら、「はよ忘れて」と言い返されました。また一次会終了後にも、「今日は一段とおきれいでしたよ」と言ったら、「今日は?」と聞き返され、「こりゃ失礼、毎日おきれいでした」と謝ったら満足そうでした。
この結婚式で大学卒業以来会っていなかった旧友二人とも再会。 この友人二人して、「安定を求めたら花園君じゃないよ」と言われ、大学時代からそんな風に見られてたんだなぁと再認識しました。
一次会を 終えた段階で新幹線に乗り、夕方にまた名古屋の親父の家へ戻る。その後は親父の家の近くにある和食屋でメシ食って、親父にパズドラの攻略法を教えて就寝。
10月11日
親父と共にレンタカーのレヴォーグに乗り伊勢志摩へ旅行に出かける。行程距離はそれほどなく、道中で伊勢うどんを食べて、夫婦岩を見てホテルに着。伊勢神宮は以前にも言ったことがあるので今回は省いたが、伊勢神宮以外の観光地が三重県にはなくかなり時間が余ってしまった。ただこれまでの疲れが出たのかホテルに着いた段階で体力が尽きてすぐに昼寝に入り、起きた時にはクライマックスシリーズの試合が終盤に入ってたのでセパ共に観戦した。
直泊まったホテルは「ホテル近鉄 アクアヴィラ伊勢志摩」だったが、施設は新しく、また料理が非常においしくとてもいいホテルだった。
10月12日
ホテルをチェックアウトして、親父と一緒に近くにある奈良の室生寺に向かう。途中、ナビがいい加減な案内するので無視して進む、正午ごろに到着。ちょうど地元のお祭りがやってて人も多く来ていたが、通常通りに参拝して真面目にこのところついてない気がするから邪気を払うよう祈ってから出て、後は名古屋へ一直線。
名古屋の親父の家について荷物を整理し、クライマックスシリーズを観戦して晩飯を食べた後はそのまま駅に向かって東京へと戻る。
10月13日
午前に漫画喫茶で読み切れなかった漫画(「食戟のソーマ」など)を読み、午後からは部屋の掃除。潜伏地の管理は友人に任せていたが、なんかいろいろ気になって結局半日も掃除に費やして今このブログを書いている。この後約束している大学時代の友人と上野で会って、明日はまた中国へと発つ予定です。さて、準備して電車のらんと。
10月5日
飛行機で昼過ぎに羽田空港に到着し、そのままマッドシティにある潜伏地へゴー。潜伏先で携帯電話の充電を終えてあらかじめ友人に受け取っておいてもらったASUSの「memo pad」を開きあれこれアンドロイドの設定などを行う。
そうこうしているうちに夕方となり、あらかじめ約束していた新宿で友人二人と合流してご飯を食べに行く(この時の詳細はこの記事で)。なお夕食後にバーへ行ってそこでも話し通しましたがその際に、「日本は時間がコマ切れだから急がされる。一つ地下鉄なり山手線はきた列車から乗れとばかりに運行ダイヤを廃したらどうだ?」と提案した所、「そんなことしたら西村京太郎先生の仕事がなくなる」という、友人からのツッコミがこの夜のベストツッコミでした。
10月6日
朝一で六本木にある中国領事館に赴きビザの更新を申請する。申請自体は滞りなく通ったが中国領事館は前週から中国の祝日休暇となっていたため来館した人数が多く、自分が到着した時刻でも行列が長くできていたが、自分の後にはもっと長い行列が出来ていて間一髪であった。その後本社へ行ってストレスを溜めた後、潜伏地に戻り買い物や部屋の掃除、漫画喫茶などを行った。
10月7日
朝一で六本木にある中国領事館に赴き更新したビザがついたパスポートを受け取る。その後、急いで地下鉄にまた乗り込んで横浜へ赴き、すいかさんと約束していた映画「日本のいちばん長い日」を鑑賞。本木雅弘氏が演じる昭和天皇の発音が玉音放送で聞く天皇の発音に即しており大いに唸らされた。
鑑賞後、すいかさんとランチ。関内近くにある「コーヒーの大学院」というお店をすいかさんから提案されたがすいかさんが地図を読めなかったので自分が調べて辿り着く。お店ではハンバーグ定職を頼み、すいかさんからは猫の写真集2冊、自分からはすいかさんの子供たちへ「これ読んでいい大人になれよ」と言って「水木しげる伝(上・中・下)」を互いに贈る。
10月8日
朝一で新幹線(こだま)に乗り静岡県掛川市へ。掛川駅に到着したところでかねてから約束していたようにリツアンSTCの野中社長へと電話をかけたが何故かつながらず、しばらくした所で同社の社員から電話があり、「社長が昨夜、飲み屋に携帯電話を忘れたのでこれから迎えに行きます」との連絡。その後は無事に合流できて、野中社長ともうなぎ屋で無事初対面を果たせた。
野中社長とは人材派遣業界についてみっちり話し合い、この内容はまた後ほど記事にまとめる予定です。ただこの日はその後が本番で、伝手を通してアポを取っておいた、元日本赤軍であさま山荘に立てこもったメンバーとも直前まで一緒に行動を共にしていた植垣康博氏が静岡で経営しているバーで本人と短い時間ですが会ってきました。
なお植垣氏は「レッド」という、連合赤軍を描いた山本直樹氏の漫画にて「岩木康広」という名前で出てくるキャラクターのモデルです。この漫画の実質的な主人公として描かれておりますが、話を聞いたところやはりというか山本氏から直接取材を受けており、「きちんと事実に即して描いてくれている」とその内容にも満足げでした。
10月9日
前夜、植垣氏と会った後は名古屋の親父の家に11時半ごろに到着して泊まり、この日はその名古屋から朝一で京都へと向かう。京都駅前であらかじめ約束していたブログの読者と会う。以前からメールをある程度やり取りしていたこともありすぐに打ち解け、お互いカレーが好きだということから京都駅内のカレー屋でご飯食べた後、「リプトン」でお茶をしながら話し続ける。その後、東本願寺を見てから今度は七條烏丸にある「珈琲館」でお茶しながら話し続け、夕方に分かれて今度は大阪梅田へ向かう。
梅田で今度は大学時代の後輩と数年ぶりに再会。お互いに梅田地下街で積もる話をしつつあれこれ話したが、この日飲んだ大阪の地ビールがやけに回って後半は結構しんどかった。その後、後輩と別れて今度はその晩の宿泊先に当たる後輩の家へ向かう。
こっちの後輩とはしょっちゅう会っていることもあり積もる話はなかったが、タブレットPCを「memo pad」に買い替えたため不要となった「Nexus7」をあげたところ大いに喜んでくれて、「これで出張先でもD○○の動画が見放題だ!」などと言っていたあたり、あげて本当によかったなぁと思いました(^_^)
10月10日
後輩の家を朝一で出発し、後輩と共に喫茶店でモーニングを食べる。この際、自動車に興味を持ち始めていた後輩に昨今の自動車市場について少し解説する。
モーニングを食べて後輩と別れた後、梅田の新阪急ホテルで友人の結婚式に出席する。友人夫婦とは以前にも上海を案内したこともあって友人の奥さんとも面識があり、「前上海で来られた時の中華式大学芋の食べっぷりは忘れていません」といったら、「はよ忘れて」と言い返されました。また一次会終了後にも、「今日は一段とおきれいでしたよ」と言ったら、「今日は?」と聞き返され、「こりゃ失礼、毎日おきれいでした」と謝ったら満足そうでした。
この結婚式で大学卒業以来会っていなかった旧友二人とも再会。 この友人二人して、「安定を求めたら花園君じゃないよ」と言われ、大学時代からそんな風に見られてたんだなぁと再認識しました。
一次会を 終えた段階で新幹線に乗り、夕方にまた名古屋の親父の家へ戻る。その後は親父の家の近くにある和食屋でメシ食って、親父にパズドラの攻略法を教えて就寝。
10月11日
親父と共にレンタカーのレヴォーグに乗り伊勢志摩へ旅行に出かける。行程距離はそれほどなく、道中で伊勢うどんを食べて、夫婦岩を見てホテルに着。伊勢神宮は以前にも言ったことがあるので今回は省いたが、伊勢神宮以外の観光地が三重県にはなくかなり時間が余ってしまった。ただこれまでの疲れが出たのかホテルに着いた段階で体力が尽きてすぐに昼寝に入り、起きた時にはクライマックスシリーズの試合が終盤に入ってたのでセパ共に観戦した。
直泊まったホテルは「ホテル近鉄 アクアヴィラ伊勢志摩」だったが、施設は新しく、また料理が非常においしくとてもいいホテルだった。
10月12日
ホテルをチェックアウトして、親父と一緒に近くにある奈良の室生寺に向かう。途中、ナビがいい加減な案内するので無視して進む、正午ごろに到着。ちょうど地元のお祭りがやってて人も多く来ていたが、通常通りに参拝して真面目にこのところついてない気がするから邪気を払うよう祈ってから出て、後は名古屋へ一直線。
名古屋の親父の家について荷物を整理し、クライマックスシリーズを観戦して晩飯を食べた後はそのまま駅に向かって東京へと戻る。
10月13日
午前に漫画喫茶で読み切れなかった漫画(「食戟のソーマ」など)を読み、午後からは部屋の掃除。潜伏地の管理は友人に任せていたが、なんかいろいろ気になって結局半日も掃除に費やして今このブログを書いている。この後約束している大学時代の友人と上野で会って、明日はまた中国へと発つ予定です。さて、準備して電車のらんと。
2015年10月10日土曜日
2015年10月7日水曜日
第三次安倍内閣の布陣について
この二日間あんまり寝てなくて、明日はまだゆっくり午前は過ごせると思ってたら電車の時間確認したらまた8時過ぎにはすぐ出ないといけないことが分かったので、今日はさらりと政治記事書いて寝ます。出来ることならもうちょっと部屋の中を掃除しておきたいのですが……。
・1億総活躍、年内に具体策=TPPで補正検討―第3次安倍改造内閣が発足(時事通信)
今日のニュースはノーベル賞の梶田さんとこの内閣改造がメインでしたが、こう言ってはなんですが大きく取り扱い程の改造でもなかったなぁというのが私の感想です。というのも厚生大臣や外務大臣、財務大臣といった主要閣僚はほぼすべて留任で、逆に誰がやっても同じであるような軽量な閣僚に新大臣が置かれ、党内の各派閥に配慮した上で大臣経験を踏ませる目的の改造だったのではと一見して思いました。
中でも注目はほかのメディアでも大きく取り扱われている1億総活躍相(加藤大臣・新設)で、 名前からして一体何をするのかもわからないし、こんな役職に大臣を置く必要があるのかという疑問を覚えざるを得ません。そもそも前回から置かれている地方創生相(石破大臣・留任)もこれまでどういった実績があったのかいまいち見えて来ない上、名称から伺えるこの二大臣の担当分野が被っているようにしか見えないことを考えると、無駄にポストを増やしているだけではないのかという疑念を感じます。
もっともそんなことを言ったら環境大臣、沖縄北方担当大臣、復興担当大臣などのポストも置いておく必要があるかと言ったらそんなことはないと言いたくなる大臣ポストです。実際これらの大臣にあてがわれる議員は従来から女性が多く 、単純に箔をつけさせるためだけのポストに成り下がっているように見えます。特に沖縄北方大臣は本来ならば普天間基地問題に正面から取り組むべき役職に見えるのですが実際はさにあらず、結局一番力のある菅官房長官が対応を続けているのが現状でポストってなんだろうと私以外にも疑義を呈す人がいてもいいと思うのですが、こちらもさにあらずです。
最後に各大臣の人選の関しては最近それほど勉強していないのもありますが、特に何か言いたくなるような人はいません。強いてあげればあまり仕事もしていないようだし麻生氏は財務大臣職を下ろされると思っていたら留任したのがやや意外だったのと、岸田氏が予想通り外務大臣を留任したことです。
これは私の勝手な予想ですが、安倍首相の意中の後継はこの岸田外務大臣の様に思えます。でもこの人を見ていていつも思うのは、「孤独のグルメで主演やってる人となんか似てるよなぁ、雰囲気とか」という感想で、一回でいいから場末の食堂でモリモリ飯食ってくれないかなと密かな気体を抱いています。
・1億総活躍、年内に具体策=TPPで補正検討―第3次安倍改造内閣が発足(時事通信)
今日のニュースはノーベル賞の梶田さんとこの内閣改造がメインでしたが、こう言ってはなんですが大きく取り扱い程の改造でもなかったなぁというのが私の感想です。というのも厚生大臣や外務大臣、財務大臣といった主要閣僚はほぼすべて留任で、逆に誰がやっても同じであるような軽量な閣僚に新大臣が置かれ、党内の各派閥に配慮した上で大臣経験を踏ませる目的の改造だったのではと一見して思いました。
中でも注目はほかのメディアでも大きく取り扱われている1億総活躍相(加藤大臣・新設)で、 名前からして一体何をするのかもわからないし、こんな役職に大臣を置く必要があるのかという疑問を覚えざるを得ません。そもそも前回から置かれている地方創生相(石破大臣・留任)もこれまでどういった実績があったのかいまいち見えて来ない上、名称から伺えるこの二大臣の担当分野が被っているようにしか見えないことを考えると、無駄にポストを増やしているだけではないのかという疑念を感じます。
もっともそんなことを言ったら環境大臣、沖縄北方担当大臣、復興担当大臣などのポストも置いておく必要があるかと言ったらそんなことはないと言いたくなる大臣ポストです。実際これらの大臣にあてがわれる議員は従来から女性が多く 、単純に箔をつけさせるためだけのポストに成り下がっているように見えます。特に沖縄北方大臣は本来ならば普天間基地問題に正面から取り組むべき役職に見えるのですが実際はさにあらず、結局一番力のある菅官房長官が対応を続けているのが現状でポストってなんだろうと私以外にも疑義を呈す人がいてもいいと思うのですが、こちらもさにあらずです。
最後に各大臣の人選の関しては最近それほど勉強していないのもありますが、特に何か言いたくなるような人はいません。強いてあげればあまり仕事もしていないようだし麻生氏は財務大臣職を下ろされると思っていたら留任したのがやや意外だったのと、岸田氏が予想通り外務大臣を留任したことです。
これは私の勝手な予想ですが、安倍首相の意中の後継はこの岸田外務大臣の様に思えます。でもこの人を見ていていつも思うのは、「孤独のグルメで主演やってる人となんか似てるよなぁ、雰囲気とか」という感想で、一回でいいから場末の食堂でモリモリ飯食ってくれないかなと密かな気体を抱いています。
2015年10月6日火曜日
友人らからのブログに対する注意(ーー;)
昨日約半年ぶりに日本へ帰国しましたが、今回は割と予定が詰まっているというか、来週水曜14日まで比較的余裕を持った日程にしたものの、割とどの日も誰かと会う予定がみっちり詰まっています。今回は関西にも遠征するし。そのため昨夜も到着当日ながらあらかじめ会っておきたい人間こと、共通の知人同士である冷凍たこ焼き好きの友人と野球好きの友人にあらかじめ声をかけており、新宿にて三人で落ち合いました。
以前にもこの面子で一度集合したことがありその際も新宿で落ち合ったのですが、その際は私と野球好きの友人は初対面だったこともあって最初はよそよそしかったものの、途中から酒が入ってきた野球好きの方から段々と打ち解けた態度を見せてきて非常に楽しい夜となりました。ただその際、野球好き、冷凍たこ焼き好きの二人揃って私に対し、「あのブログ(陽月秘話)の文章は過激すぎる」と言及され、もっとソフトな表現を心掛けて無駄に敵を作るべきではないと諭されました。かなり熱心に。
そして昨夜も予約を取っていた新宿の「とさか」 で二人揃って、「もっと表現を抑えろよ」とまた熱心に諭されました。特にこの前書いた「遵法意識のない日本人」という記事が槍玉に上がり、言ってることは非常に理性的で理解できる内容であるものの、逆に理性的過ぎて淡々と「こうだ!」と結論を最初に言ってくるので見る人によっては反発しか得られないという感想を聞かされ、もっと穏やかに「日本人はルールをきちんと守る礼儀正しい民族だ。だけれど……」という感じで話を持っていくべきだと、やけにディテールの深いアドバイスをいただけました。
こうした友人らからの注意に対する私の第一声はというと、「そんなに過激かなぁ?」というもので、それを聞くやすかさず友人らは、「本人に自覚が全くないからなおさら手に負えねぇんだよ!」と、マジ怒られました。その夜に友人らにも言いましたがこれでも書いてる本人としてはかなりソフトな表現に抑えているつもりで、恐らく読んでて過激に感じるのはそこそこ自信がある私の表現力によって説明から結論まで簡潔に短くまとまっているからではと言い訳してみましたが、「いや、ぶっちゃけ文章長いって」とあっさり否定されました。
本当に言い訳がましいですが、これでも控え目に書いてるつもりです。確かに妙なくらい負けん気が強い性格していてその時の気分によっては攻撃的な態度を文章で示すこともありますが、必要以上に敵を作ることは本意ではなく、批判する際も理性的に保とうとは意識しています。もっとも野球好きの方からは、「人は必ずしも常に理性的ではないんですよ。感情的に受け取る人間への配慮もあっていいのでは」と言われてぐうの音も出ませんでしたが。
ただ、明確に批判するべき相手に対しては一切妥協する姿勢は見せておらず、今後もこの点に関しては変わらないでしょう。具体的にはこの前批判した、長期契約者に対する不公平を続ける携帯キャリア3社とか情報公開をしようとしない派遣大手などですが、こうした強者であって義務を果たそうとしない相手に対して自分は弱者の側に立って抵抗することに躊躇がありません。この点に関しては友人二人も、それは別に問題ではないと理解してくれました。
おまけ
このようにこの日は友人二人からこっぴどく叱られましたが、「でも君ら、きわどい記事に来たコメントに対して俺がどう返答するかを楽しみにしてない?」って言ってみたら、にやっと笑われました。実際、「これはコメント主以上に、固定読者から試されているな」と思いながら返答コメントを書くこと多いです。
おまけ2
この日に行った「とさか」ですが地鶏の専門店であるものの、食べてて一番おいしかったのはほかならぬ「塩ラーメン」でした。「ラーメン屋やったほうがいいんじゃね?」っていいながら、この日は二軒目に向かいました。
以前にもこの面子で一度集合したことがありその際も新宿で落ち合ったのですが、その際は私と野球好きの友人は初対面だったこともあって最初はよそよそしかったものの、途中から酒が入ってきた野球好きの方から段々と打ち解けた態度を見せてきて非常に楽しい夜となりました。ただその際、野球好き、冷凍たこ焼き好きの二人揃って私に対し、「あのブログ(陽月秘話)の文章は過激すぎる」と言及され、もっとソフトな表現を心掛けて無駄に敵を作るべきではないと諭されました。かなり熱心に。
そして昨夜も予約を取っていた新宿の「とさか」 で二人揃って、「もっと表現を抑えろよ」とまた熱心に諭されました。特にこの前書いた「遵法意識のない日本人」という記事が槍玉に上がり、言ってることは非常に理性的で理解できる内容であるものの、逆に理性的過ぎて淡々と「こうだ!」と結論を最初に言ってくるので見る人によっては反発しか得られないという感想を聞かされ、もっと穏やかに「日本人はルールをきちんと守る礼儀正しい民族だ。だけれど……」という感じで話を持っていくべきだと、やけにディテールの深いアドバイスをいただけました。
こうした友人らからの注意に対する私の第一声はというと、「そんなに過激かなぁ?」というもので、それを聞くやすかさず友人らは、「本人に自覚が全くないからなおさら手に負えねぇんだよ!」と、マジ怒られました。その夜に友人らにも言いましたがこれでも書いてる本人としてはかなりソフトな表現に抑えているつもりで、恐らく読んでて過激に感じるのはそこそこ自信がある私の表現力によって説明から結論まで簡潔に短くまとまっているからではと言い訳してみましたが、「いや、ぶっちゃけ文章長いって」とあっさり否定されました。
本当に言い訳がましいですが、これでも控え目に書いてるつもりです。確かに妙なくらい負けん気が強い性格していてその時の気分によっては攻撃的な態度を文章で示すこともありますが、必要以上に敵を作ることは本意ではなく、批判する際も理性的に保とうとは意識しています。もっとも野球好きの方からは、「人は必ずしも常に理性的ではないんですよ。感情的に受け取る人間への配慮もあっていいのでは」と言われてぐうの音も出ませんでしたが。
ただ、明確に批判するべき相手に対しては一切妥協する姿勢は見せておらず、今後もこの点に関しては変わらないでしょう。具体的にはこの前批判した、長期契約者に対する不公平を続ける携帯キャリア3社とか情報公開をしようとしない派遣大手などですが、こうした強者であって義務を果たそうとしない相手に対して自分は弱者の側に立って抵抗することに躊躇がありません。この点に関しては友人二人も、それは別に問題ではないと理解してくれました。
おまけ
このようにこの日は友人二人からこっぴどく叱られましたが、「でも君ら、きわどい記事に来たコメントに対して俺がどう返答するかを楽しみにしてない?」って言ってみたら、にやっと笑われました。実際、「これはコメント主以上に、固定読者から試されているな」と思いながら返答コメントを書くこと多いです。
おまけ2
この日に行った「とさか」ですが地鶏の専門店であるものの、食べてて一番おいしかったのはほかならぬ「塩ラーメン」でした。「ラーメン屋やったほうがいいんじゃね?」っていいながら、この日は二軒目に向かいました。
2015年10月3日土曜日
千葉のマッドシティ~八柱霊園
JR武蔵野線の新八柱駅(しんやはしらえき)と新京成線の八柱駅は連結していて同じ場所にあるのですが、この駅を一歩でも出ると花屋さんや仏具屋さんがやけにいっぱいあります。なんでかっていうと、千葉県における墓地のメッカともいうべき八柱霊園がすぐ近くにあり、真面目な話この八柱周辺の街は墓地が中心となって形作られています。
・東京都立八柱霊園(Wikipedia)
八柱駅からバスに乗っていける距離にある八柱霊園の面積は105haで、東京ドームに換算すると20個分になります。どうでもいいですが面積を東京ドームに換算してもいまいちわかり辛いので小学校の教室(66㎡)に換算すると約15900教室分に相当します。書気ながら思うけどこっちもこっちでわかり辛い。
話は戻りますが上記の換算式の様にとにもかくにもここはめちゃ広いです。仮にこの八柱霊園の中で鬼ごっこやかくれんぼなどやろうものなら果たして決着をつけられるのかというくらいに広く、また霊園周辺の関連施設を含めると更に広くなるので感覚としてももう比較できないくらい広いって感じです。
さてこの八柱霊園ですが上のWikipediaのリンク先見出しにも書かれている通り、実は千葉県の土地ではなく東京都所有の土地だったりします。「東京ディズニーランド」といいなんで千葉県にあるのに東京の物なのか、千葉県は東京都の植民地かっていう気分にもさせられますがとにもかくにも東京都の土地で、埋葬されるためには都にお伺いを立てに行く必要があるでしょう。
私自身はこの八柱霊園に知り合いが埋まっていることもなく特に墓参りなどで訪れる理由はないのですが、以前住んでたところから自転車で宛てのないサイクリングがてら近くを通ることがあり、通った際にはほぼ間違いなく「なんでこんなところ来ちゃったんだろ」と後悔していました。なんで後悔するのかっていうと霊園周辺は小高い丘になっており、一度踏み入れたら最後、ものすっごい距離の坂を何度も上り下りする羽目になって半端なく疲れるからです。
なら近寄らなければいいじゃんと思うでしょうがまさにその通りであるもの、何故か知らないけどこの霊園周辺の道は激しい勾配とともにやたら複雑に曲がりくねっていて、意図しないうちに迷い込んでリアルで脱出に困ることもあります。
ただ迷い込む価値はあるっていうか、たまに訪れるといろいろと感慨を覚える場所でもあったりします。特に正面入り口に至る坂道は果てしなく長いですが、長いだけでなく幅も広く、そして両端には仏具屋花屋がずらっと並んでいてなかなかに壮観です。登り道は自転車だと(徒歩でも)大変ですが、登り終えてからUターンして一気に駆け下る際なんかはなかなかに気持ちがいいものです。
なおこの八柱霊園に埋葬されている有名人の一人に坂本竜馬との絡みで有名な千葉さな子がいます。今回この記事を書くに当たってWikipediaの記事を読み直したところ、なんでも2010年にこれまで終生独身だと思われていたさな子が実は明治七年に元鳥取藩士と結婚していたとする資料が発見されていたとのことです。生憎その時の旦那とは後年離婚したそうですが、これまでの常識をひっくり返す話なだけに歴史というのは常々面白く感じられます。
・東京都立八柱霊園(Wikipedia)
八柱駅からバスに乗っていける距離にある八柱霊園の面積は105haで、東京ドームに換算すると20個分になります。どうでもいいですが面積を東京ドームに換算してもいまいちわかり辛いので小学校の教室(66㎡)に換算すると約15900教室分に相当します。書気ながら思うけどこっちもこっちでわかり辛い。
話は戻りますが上記の換算式の様にとにもかくにもここはめちゃ広いです。仮にこの八柱霊園の中で鬼ごっこやかくれんぼなどやろうものなら果たして決着をつけられるのかというくらいに広く、また霊園周辺の関連施設を含めると更に広くなるので感覚としてももう比較できないくらい広いって感じです。
さてこの八柱霊園ですが上のWikipediaのリンク先見出しにも書かれている通り、実は千葉県の土地ではなく東京都所有の土地だったりします。「東京ディズニーランド」といいなんで千葉県にあるのに東京の物なのか、千葉県は東京都の植民地かっていう気分にもさせられますがとにもかくにも東京都の土地で、埋葬されるためには都にお伺いを立てに行く必要があるでしょう。
私自身はこの八柱霊園に知り合いが埋まっていることもなく特に墓参りなどで訪れる理由はないのですが、以前住んでたところから自転車で宛てのないサイクリングがてら近くを通ることがあり、通った際にはほぼ間違いなく「なんでこんなところ来ちゃったんだろ」と後悔していました。なんで後悔するのかっていうと霊園周辺は小高い丘になっており、一度踏み入れたら最後、ものすっごい距離の坂を何度も上り下りする羽目になって半端なく疲れるからです。
なら近寄らなければいいじゃんと思うでしょうがまさにその通りであるもの、何故か知らないけどこの霊園周辺の道は激しい勾配とともにやたら複雑に曲がりくねっていて、意図しないうちに迷い込んでリアルで脱出に困ることもあります。
ただ迷い込む価値はあるっていうか、たまに訪れるといろいろと感慨を覚える場所でもあったりします。特に正面入り口に至る坂道は果てしなく長いですが、長いだけでなく幅も広く、そして両端には仏具屋花屋がずらっと並んでいてなかなかに壮観です。登り道は自転車だと(徒歩でも)大変ですが、登り終えてからUターンして一気に駆け下る際なんかはなかなかに気持ちがいいものです。
なおこの八柱霊園に埋葬されている有名人の一人に坂本竜馬との絡みで有名な千葉さな子がいます。今回この記事を書くに当たってWikipediaの記事を読み直したところ、なんでも2010年にこれまで終生独身だと思われていたさな子が実は明治七年に元鳥取藩士と結婚していたとする資料が発見されていたとのことです。生憎その時の旦那とは後年離婚したそうですが、これまでの常識をひっくり返す話なだけに歴史というのは常々面白く感じられます。
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