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2022年12月21日水曜日

インフェクション🐏

 本題と全く関係ないけど「インフェクション」というセクシー系のゾンビ漫画がこの前完結しました。結構長いこと購読してたのでやっと終わったかと思うと同時に、ちょい後半は話ぶっ飛びすぎじゃないかなという感想を持ちました。

 それで本題に入ると、そのインフェクションというか変🐏(ビエン・ヤン)というべきか、今朝抗原検査キット使ったら陽性反応が出ました。自分でもかなりビビったもののいくらか自覚はあり、昨日の記事にも書いてある通りなんか足と腰が急に痛くなってきて関節炎でも起こしているのかと疑っていました。ただ、昨日朝の時点で抗原検査キット使ったら陰性だったため、コロナではなくインフルエンザなのかと疑っていましたが、今日になって見事に陽性へ転換しました。

 昨日の検査キットに関しては単純に陰性と判定ミスしただけと言えるかもしれませんが、この前の土曜には街頭PCR検査を受けており、この時は陰性と出ていたので、少なくとも感染したのは日曜以降ということとなります。
 この日曜以降ですが、やや症状が出てきたのが昨日だったことを考えると、やはりおとといくらいに感染したのではないかと推測しています。そのおとといですが、すでに先週から自宅勤務が続いていて家から出たのは夕食に出かけた近場のマクドナルドだけでした。でもって昨日はコンビニしか行っておらず、可能性としてはマクドナルドが高いものの、わずか2回の短時間の外出で感染した可能性が高い状況にまず驚きました。

 それこそオフィスに出勤していたりして感染したのならまだわかるものの、ごく短時間の2回の外出で感染したということは、それだけ上海市内でコロナが蔓延しきっている可能性も窺えます。実際、このブログに出てくる上海人も先週感染し、また今日連絡とった日本人の知り合いも家族ともども感染していて、マジでインフェクションみたいな世界が広がっています。
 さらに言えば、自分は10月初めに中国シノファーム製のワクチンも打っています。打ってから2ヶ月くらいしか経っていないのに感染したということは、重症化は防いでいるのかもしれないけど、感染予防には確かにあんま効果なかったのかなと思えてきました。

 その現在の自分の症状ですが、昨日の夜なんかは寒気が酷かったのですが、ぶっちゃけ部屋に一切暖房つけないので寒いのは冬の間ずっとなので、あんま気にしてませんでした。また熱に関してはあんま出ておらず、昨日下半身に関節炎を感じたくらいで、額なんかは割と冷たかったりします。咳は昨日の段階ではあんま出てなかったものの、今日になって数時間に一回くらいは出てくるようになり、今後増えてくる可能性があります。
 とはいえこうしてブログ書いたり、うどんとあんまん食べたりするくらい食欲あるので、重症でないだけかなりマシでしょう。もっとも普段はウインナー4本でご飯1合食べてるので、それと比べると食欲の減退は否めませんが。

 改めて思い起こすと、昨日あたりから窓の外で歩行者が咳をする声をよく聞くようになってきました。それだけ市内で蔓延しているのでしょうが、なんかこのタイミングで逆切れみたくゼロコロナ解禁して、軽症なら出社して仕事しろというあたり、中国政府はわざと国民を全員感染させようとしてんじゃないのかと疑いを覚えてきます。

 前にJBpressで書いた記事で私は、ゼロコロナは少なくとも来年6月くらいまで続くと予想しました。結果的にこの予想は外れたのですが、せめて春節明けまでは冬季の急激な感染拡大を抑えるためにも、ゼロコロナを維持するべきだったのではないかという考えを今も持っています。ゼロコロナを続けても経済への悪影響は強かったでしょうが、それでも今、そしてこれからの蔓延シナリオと比べるなら、まだマシだったんじゃないか思うのですが、なんか中国の官僚も落ちてきたなぁ。

2022年12月20日火曜日

アイロン加湿

 相変わらず中国ではコロナが絶賛流行中なため今週も会社から自宅勤務を言い渡されました。自宅勤務は通勤時間がない分楽な一方、この時期は暖房を使わないESGs方針のためマジで家の中できついです。ただ今日、寒さ以上にやばいと感じたのは湿度でした。

 割と上海の冬は湿気が多かったりするのですがこのところはあんま湿気がなく、やたら乾燥しています。そのせいか昨晩にゲームしてたら急に鼻の奥が痛くなり、なんやねんと思いながら寝て朝に宇賀したら血痰が混じってて、どうも扁桃腺をやらかしたみたいです。
 今年1月も扁桃腺腫らせてマジ焦った経験あるだけに、当時もらった抗生剤をすぐ飲んで対応しましたが、菌が入ったというより乾燥しすぎて扁桃腺痛めたのだと途中で気づきました。

 かねてからこのブログに書いている通り、夏でも冬でもダニに噛まれることがあるため、基本的に部屋の湿気はなければない方がいいというスタンスでした。そのため先週末も時折窓を開けては湿度30%台を維持したりしてましたが、冷静に考えると喉にかなり良くないことしていた気がします。
 そういうわけで今日は扁桃腺痛めてるのだし、なるべく加湿して対策取ろうとひとまず桶に水張って部屋に置きましたが、なんも効果感じられません。もっとバリっとした効果のある対策ないかなと思案したところ、「こいつがおったやん」とばかりにアイロン取り出してきました。

 以前、水拭きモップにつける雑巾部分がなかなか乾かず、アイロンで無理やり乾かしたことを今日思い出しました。あの時やたらと湯気出てて、これ加湿対策にいけるやんとばかりに今日も同じく水で濡らした雑巾を電源オンしたアイロンに立てかけ、そのまま放置しました。
 その効果はポケモン的にいうとばつぐんで、しばらく放置すると先ほどまで痛かった扁桃腺の痛みが急になくなりました。でもって部屋の湿度も60%弱くらいまで上がり、これで余計な加湿器なくても十分に対策できることを証明して見せました。

 ただ喉の痛みがなくなった後、ややきつい案件を速攻で処理したら急に太ももや腰のあたりが痛くなってきました。思い当たる節がなくなんやねんと思案を巡らせたところ、多分先週末にやや重いギアで自転車をこいでたのを思い出し、まだ体がなまってたのか足と腰に来たのかもしれません。
 それにしても喉といい足と言い痛み出すもんだからコロナ罹ったのかもとやや懸念し、ロックダウン時にもらった抗原検査キット余ってたので試しましたが、結果はシロこと陰性でした。まぁいいんだけど、この際だから無症状でさっさと感染しておいた方がいいのかもしれない。

2022年12月19日月曜日

二代目記事の裏側

北条義時だけではない!目立たないけど実は大きな功績を残した「二代目」たち(JBpress)

 というわけで今日の自分の記事ですが、残念ながらアクセスが良くありません。個人的には初代や三代目に隠れがちで地味な二代目達が何故地味になるのかという部分をうまくまとめられたし、各エピソードもそれなりに弾力をもって書けたと思うだけに、自分の力不足を悔いるばかりです。

 記事中にも書いている通り、二代目の人間はその功績が初代や歴史書を編纂する立場となる三代目あたりにかすめ取られる傾向があり、大体どの王朝、企業でも地味キャラとして扱われがちです。ただ地味として扱われるのは初代の路線を忠実に守ったという証左でもあり、こういう地味なキャラが二代目で出てくるかで意外とその後の系譜が続くかどうかを左右するとも考えています。
 好対照なのが隋の煬帝で、彼は初代の父親の路線とは完全に真逆の超拡大路線を取り、彼の代で隋王朝はあっさり崩壊してしまいます。もっとも大運河を作ったり、高句麗遠征したりとかで中国に与えた影響でいえば父親が時代の唐の皇帝などよりも大きいのですが、それにしたって無理が多かったでしょう。

 それにしてもこのところは歴史記事でアクセスを稼げなくなっており、マジで自身失いそうです。次回も歴史記事を考えていましたが、もうちょい真面目に取材した経済記事の方がいいのかなとちょっと思い直しています。幸いまだ取材する時間は取れるし、真面目に書かなきゃ。

2022年12月18日日曜日

中国のダイソーのお値段

 日本は明日明後日に今年一番の寒気が来ると伝えられていますが、上海は一足先に昨日今日にこの寒波が来て、マジ寒かったです。上海は大体十二月に一発きつい寒波が来るのは例年のことで、この期間は本当に冷えるため自分もいろいろ寒さ対策を採ります。もっともその対策には暖房をつけるという選択肢はなく、エアコンのリモコンも引き出しの奥にしまったままです。

 ではどんな対策を採ったのか。基本的には室内でユニクロのフリースを着るくらいですが、これだと上半身は良くても下半身は冷えるため、よく薄手の布団を膝にかけていました。ただこれだと夜寝るときに布団をいちいちセットしなおさなくてはならず、やや面倒なのでこの際ひざ掛けを買おうかと思ってダイソーに行ってきました。
 でもってひざ掛けを買ってきたのですが、現在ダイソーで売られているひざ掛けは両端にボタンとボタン止めがあり、くるむような感じでボタンを留めることができるようになっていて肩掛けにも使えるようになっています。当初はひざ掛けとして買ったもののこの機能が意外に使いやすく、肩にかけて首元でボタンを留めて結局上半身の保温に使っています。若干、見た目的に風の又三郎になってますが。

 一方、ひざ下には偶々裾の破れたシャツがあり、全面のボタンを開いた状態で膝にかけるとなんか無駄にフィットし、そのままひざ掛けに使っています。シャツってこんな使い方あったんだと無駄に感心しています。

 こんな感じで冬とはいえ普段はここまで厚着しないものの、さすがに室温が13度を着る中でパソコンに向かっているときついため今回はいろいろ貧乏くさい対策をしています。ただ前述のダイソーのひざ掛けは本来の用途であるひざ掛けとしても使えるなどかなり用途が広く、久々に自分の中でヒットしたダイソー商品となりました。
 そんなダイソーですが、日本では100円ショップとしておなじみですが中国では10元ショップとしてやっています。その価格設定については、以下の通りにまとめられています。


 こちらは中国のダイソー店内にある価格表ですが、日本での販売価格(日元=日本円)に対応する形で人民元価格が設定されています。見ての通り100円の商品は10元になるのですが、冷静に考えてみるとこれなんかおかしくねぇか?
 というのも現在は少し落ち着いたものの先の円安ピーク時に日本円の対人民元レートは1元=20円にもなっており、現在も大体19円前後を動いています。なので10元は日本電に直すと約200円ということとなり、実質的に中国のダイソーは200円ショップだということになります。

 さすがに250円の商品は20元(約400円)、300円の商品は25元(約500円)にされるなど金額の高い商品には手心が加えられていますが、それでも日本国内での販売価格と比べるとかなり割高感があります。っていうかダイソー、中国でやばいくらい稼いでなくね(;´・ω・)

 逆に考えると、ダイソー限定でいえば日本の物価は随分チープな状態と言えます。もっともこれは同じ日系のユニクロにも言え、あそこも日本円に換算すると中国での販売価格の方が割高になっており、日中を行き来する人なんかはわざわざ日本でユニクロの商品を買って中国に持ってきてたりしてました。
 この辺、チープジャパンの一端が見えるような感じがするとともに、「俺は今まで割高でダイソーの商品を買わされて( ゚Д゚)」などという思いが若干します。もっとも中国の雑貨店は割と個人店が多くて商品種類も少なかったりするので、ダイソーとかニトリにはかなり助けられてはいるのですが。

2022年12月17日土曜日

儒教的で老荘的な日本人の思想

 今日何故かエヴァの挿入歌の「魂のルフラン」で「私に還りなさい」という歌詞を「流しに還りなさい」と替え歌にして歌い始めました。その後に続く歌詞も「あなたと過ごした大地へと→あなたと過ごした流しへと」と、流し尽くしでした。

 話は本題ですが最近思想について何にも書いてないなとふと気づき、なんか書くものないかと考えていたら今の日本人の思想は儒教的且つ老荘的、っていうか二つのミックスでしょという結論に至りました。

 まず儒教的はどういう意味かというと、基本的に儒教というのは「過去のベストな時期を取り戻す」というのが究極目標になっています。いったいどの時期の過去を目指しているのかというと中国で二番目の王朝に当たる周代で、この周王朝が始まった際の最小であった周公旦が理想的人物であり、また当時の礼儀作法が最も優れているとして、この時代の礼儀作法に立ち返り周公旦を模範とすることがベストとされています。
 そのため儒教は伝統主義的なところがあり、思想的にはやや保守寄りで新規のものに対する意欲とかそういうのは確かに弱いと感じます。こうした点から社会主義中国が成立してからは発展を遅らせる思想として徹底的に排撃されましたが、「道徳教育には良くね(。´・ω・)?」的に最近はこの方面で見直されてきています。

 それで日本人についてですが、基本的に平成以降の日本政治というのは「如何にしてバブルを取り戻すのか?」というのが大きな政治目標としてついて回りました。小泉政権などの様に「もうバブルは来ないんだよ(´・ω・)」とあきらめた政権もなかったわけではありませんが、基本的にはもう一度バブル時代の契機と経済力を取り戻す方針で政治や社会が動かされていました。
 また一般市民の間でも、またバブル時代並みの経済力を日本が持つと信じる層は一定期間以降はそこまで多かったわけではないものの、それでも「日本が一番理想的だった時代」としてはほぼ間違いなくバブル期が連想され、あの頃に戻れるなら戻りたい的な価値観は支配的なほどに今も強い気がします。

 こうした点から、「過去のベストな時代に立ち返ろうとする」、というか「未来は昨日ほどには明るくならない」というあきらめ的な考え方から、ある意味儒教的だなと思ったわけです。

 もう一つの老荘的な価値観については、老荘的というより「無為自然」の考え方は元々日本人の間で強かったという風に考えています。よく私はこのブログで日本料理と中華料理を比較して、素材の味を生かすために加工は必要最低限に抑える日本料理に対し、中華料理は「どんなまずい素材でもおいしくして見せよう( ゚Д゚)」的にともかく調理加工を重視しています。この両者を比較するなら、無為自然的な価値観でいえば日本料理に軍配が上がるでしょう。

 加えてというか、これも前にブログで書いたように日本のヒーローは米国のヒーローと違い理想を持たず、昨日までの日常を守るためだけに戦う傾向があると考えています。これなんか日本人の思想が色濃く出ており、「昨日までの日常を維持することが最上の幸せ」、「変化はむしろ弊害」と思い込んでいる節が若干あり、「明日は今日より楽しくなる」的な価値観がやはり低い気がします。この点、先ほどの儒教思想にも被ってきますが。

 以上のように、「過去の方が現代、未来より(・∀・)イイ!!」、「変化しない方が(・∀・)イイ!!」的な考え方でいえば、儒教と老荘のミックスが一番それらしく説明できる気がします。まぁ言っちゃなんだけど、かなり後ろ向きな考え方だなぁという気もしますが。
 とにもかくにも未来を暗く考えすぎている気がします。特に年齢的感でも20代が人生においてベストとやばいくらい信じ込んでおり、三十路入ったらもう人生は落ちてくだけの底なし沼とやたら自虐的に考え、自らの可能性をかなり潰している気がします。

 なお自分はこのブログ開始当初は二十代前半でしたが、人生で一番辛かったのは十代で、次が二十代、でもって三十代後半の今が一番楽しかったりします。理由はある程度自由にお金使えるのと、それなりに業務能力高めて会社からも一定の裁量権をもらって業務でき、成果も上げられるようになり、ゲームにブログにコラム連載と好きなことする時間もあるからです。
 そういう意味では今後四十代になったらもっと楽しくなるのではと今からかなりワクワク感でいっぱいですが、この記事を書くにあたって「魔法少女♡三十路」を読んだのは内緒です。

2022年12月16日金曜日

ウクライナ軍のロシア進軍の可能性について

 冬の備えをしていないだけに冬が来たら一気に瓦解すると思っていたロシア軍ですが、今のところウクライナとの戦争で膠着状態に入っており、一応戦線を維持するには至っています。とはいえロシア軍の弾薬はほとんど底をついており、北朝鮮から仕入れた弾薬も不発弾が多いという始末らしく、情勢に至ってはなおも圧倒的に不利で、今後も逆転を果たすことはほぼ不可能でしょう。

 ただまだ博打に出ようというのか、本日ウクライナ政府は来年二月ごろにもキーウ再侵攻をロシアは計画しているという発表をしました。実際、無理やり勝利を作るとしたらキーウの占領しかもはやないものの、こうしてウクライナ側に情報漏れているあたりは実現はほぼ不可能でしょう。とはいえ、ウクライナ側も完全に防御に徹しているロシア軍を撃破するのは容易ではないようで、この戦争が越年することは確実でしょう。

 そんなウクライナ戦争ですが、少し気になる情勢の変化が先日ありました。それは何かというとロシア国内の飛行場がウクライナ軍に攻撃されたということです。これまでロシア本土は戦争拡大への懸念から攻撃にさらされていませんでしたが、かなりあっさりというか、かなり奥深くの地域に恐らくドローンを使ってかウクライナが攻撃し、爆撃機などを含め大きな戦果を挙げたそうです。
 この攻撃によりロシア側は非常にうろたえているというか、ロシア本土も攻撃される懸念が高まったことと、防空体制がやばいくらいしっかりしていないということが露呈しました。ただロシアは本土攻撃に対しては核で反撃すると脅していますが、今のところはまだ実行できていません。

 それもそのはずというか、米軍などに供与された長距離ミサイルで攻撃されたのならともかく、ウクライナ軍の自前の兵器で攻撃された事実に対して核を使おうものなら、反対にロシアが今度は欧米から核攻撃にさらされる恐れがあります。これは逆を言えば、ウクライナ軍単体であればロシア領内に攻め込む可能性も出てきたと言え、またそうした事態にロシア自身が自ら追い込んでいるとも見ています。

 それは何故かというと、ロシアはウクライナ四州をロシアに編入したと主張し、国土防衛のために戦い続けると主張しているからです。この主張によってロシアはウクライナと停戦がしづらくなった、具体的にはウクライナ領土からの完全撤退が、ロシア国内の世論によって許されなくなる事態を招いてしまいました。
 最悪、開戦前のクリミア半島のみに限定していればまだ停戦の可能性が作れたと思うものの、今回のウクライナ戦争で得たドネツク州なども編入しており、ウクライナ側の態度を硬化させています。

 これがどういう意味を成すかというと、仮にウクライナがクリミアを含め開戦前のウクライナ領土を全部取り返したとしても、ロシア側は自国領土の奪還のために今後も戦争を仕掛けてくる可能性を残していることになります。一時的に従来のロシア領内に逃げ込んで戦闘が終わったとしても、戦力を立て直した後に「ロシアの領土だから」という無茶苦茶な暴論でまたウクライナに来る可能性がある、っていうかロシアの強硬派は実際そう主張してくるでしょうし、ロシアをウクライナから追い出したとしても火種が消えないことになります。まだ編入をしていなければ違ったでしょうが、今更編入した四州を放棄することはロシア国内情勢的にも難しいでしょう。

 となるとウクライナは今後も延々とロシアと闘わなければならないのか。仮にそうだとしたら、ロシアが今度もウクライナに自国の主張をかざして攻撃し続けてくる可能性があるのならば、ウクライナもロシア領土に攻め込むしかもはや手がないでしょう。それはつまり、ウクライナ領土の奪還が終わった後、そのままロシア国内の領土への進軍が起こりうる可能性があるのではないかという風に見ています。

 実際にやるとしてもさすがに奥深くまで攻め込むことはないでしょうが、国境線付近の地域を占領する程度は起こりうるのではないかと思います。もっともそんな事態は欧米も望まないので、ウクライナのNATO加盟を条件に仲介に動いてくるでしょうが、以上を踏まえると、今後もロシア国内へウクライナが長距離攻撃を仕掛ける可能性は十分あると思います。

 日本としてはロシアが弱れば中国も北朝鮮も弱るだけに、今後もウクライナを応援して今のうちにロシアを弱らせる以外の手はないでしょう。岸田総理も、ウクライナ支援のために増税するというのなら、自分も納得できるのですが。

うなぎ注意


 上の記事はだいぶ前に見かけたものですが、今でも「注意」という単語を見ると「うなぎ注意」と頭によぎるので紹介します。

 詳細は記事にも書いていますが、道路標識になぞらえて「うなぎ注意」と謳う看板を作ったのは滋賀の老舗うなぎ屋さんで、滋賀名物の飛び出し坊やももじって飛び出しうなぎまで作る手の込みようです。一見するとガチの道路標識にも見える出来栄えと言い、ウナギ料理にも手を抜かなそうな印象を覚えます。

 っていうか滋賀にあるなら今度一回行ってみようかな。