同僚から「北京・天津で黄砂が酷い」というメッセージとともに送られてきたのがこれらの画像です。中国人って、なんかこういうシュールな世界観を作るのがやたらうまい気がする。
ここは日々のニュースや事件に対して、解説なり私の意見を紹介するブログです。主に扱うのは政治ニュースや社会問題などで、私の意見に対して思うことがあれば、コメント欄にそれを残していただければ幸いです。
2023年4月13日木曜日
2023年4月12日水曜日
自衛隊ヘリ墜落事件の中国関与デマについて
プラモとかゲームのことばっかじゃなく真面目なことも書かないとなぁと思って記事ネタを考えたところ、今話題のネタと言ったらこれしかないでしょう。
先週、自衛隊所属のヘリコプターが沖縄の海域で突如消息を絶ちました。飛行していたと思われる海域ではヘリ本隊はまだ見つかっていないものの、ヘリのドアなどの部品はすでに見つかっており、墜落した可能性が高いとみられています。事件発生から既に時間が経っており搭乗者の生存可能性は厳しいものの、早くヘリ本体を含め発見されることを祈っております。
この墜落事件に関して、その原因は突如連絡が途切れたことから突発的な事故と考えられています。しかし突然の消息不明に、自衛隊幹部も搭乗していて、尚且つ事件発生直前に中国の人民解放軍所属の空母が近海を航行しているという報道があったことから、「中国にヘリが撃墜された」というデマがネットを中心に盛んに唱えられました。
しかし撃墜されたというのであれば爆発音が周辺に伝わるし、破片なども激しく飛び散るはずが見当たらず、そのような撃墜行為は確実にないという専門家の解説がほどなく出されます。そしたらそしたらで「電磁波などの未知の指向兵器に攻撃されたに違いない」などと言い出す奴がいて、あまりにもデマが多いことから防衛相も「人民解放軍から如何なる攻撃も受けていない」という声明を後から出すに至りました。自衛隊としても、こんなことをいちいち言わなきゃいけないとは思ってなかったのでしょう。
この辺のデマは私が見る限りヤフコメでかなり激しく報じられており、「自衛隊は何をやってるんだ」とか、「電磁波攻撃の可能性も考えられないあたり、日本の国防は大丈夫なのか」などと主張するアホがあまりに多くて私もかなり唖然としました。っていうかこんな根拠も何もないデマを信じたり主張したりする連中がこんなにも多くいる事実の方が、日本の未来は大丈夫かと不安を感じさせられます。
それこそ爆発音が聞こえたなどと攻撃をうかがわせるような根拠が少しでもあるなら話は別ですが、今回に関しては「突如消えた」という事実と、発生前に「中国空母が太平洋を航行」という報道の二点だけでありとあらゆるデマが噴出しており、これだけで攻撃があったと考えるにはあまりにも思考が飛躍し過ぎているでしょう。言うなれば、体調が崩れたのは直前に食べた食べ物に原因を求めるくらい安直です。
しかも前述の通り、ミサイルなどの兵器攻撃説が否定されるや「未知の兵器があるじゃないか」と電磁波攻撃を主張してきて、そんなのあったら中国はとっくに台湾を攻めてるだろとか言いたくなります。パナウェーブ研究所の残党がまだいるのかもしれませんが、なんか日本人はやたらと電磁波攻撃が好きな人が多いし、最近聞くこと減ったけど電波系の概念も日本特有と聞くだけに、いろいろ根が深いです。
確かにこのところの中国の台湾に対する軍事的圧力の強化など、解放軍に対する警戒感が強まるのは理解できますし実際警戒すべきだと思いますが、今回のヘリ墜落事件に関してあんな薄弱な根拠で解放軍に結び付ける人が多かったというのは、日本の教育水準は戦前からあまり進化していないのかもと思わせられるくらい酷いものがあります。見ていて、そんなに中国と戦争したいのかよと思ったほどでした。
こうした日本国内でのデマ流行に関しては中国国内でも報じられていますが、そこまで極端に大きく取り上げられてはおらず、むしろ自衛隊がデマを否定してからようやくまともに報じられ始めてきた傾向があります。恐らく中国としてもあんまこういうデマは流れてほしくないのと、向こうも馬鹿馬鹿しいデマだと初めからあんま相手にしてなかったのではないかと考えています。
さすがに防衛省の発表や、デマ主張の穴を突かれるようになって昨日あたりから鳴りは潜めましたが、なんとなく以前と比べて合理的な考えのできる人間は減ってきているのかなと思わせられた事件でした。さすがに大手メディアはこの手のデマは出しませんでしたが、ネット上で馬鹿にしか見えないのにああした主張を平気で行える人間があれだけ出てきた辺り、意外と馬鹿にできない規模だなぁとも思えます。馬鹿に対して馬鹿にできないというのもあれですが。
っていうかそんなに中国と戦争したいなら、中国との戦争に勝てるような兵器や技術をもっと考えたり開発しろとよ言いたいです。差し当たって私が推薦するのは、下手な地上、空中兵器よりも海洋国家たる日本は潜水兵器こそ至高であるだけに、潜水艦……ではなく、新たな潜水兵器こそが次代を担うとにらんでおり、差し当たってはハイゴッグの量産を急ぐべきだと思います。っていうかガンダムはもっと潜水兵器を活躍させろ(´・ω・)
2023年4月11日火曜日
賃上げを発表する日系企業に対する不安視
最近自分のどうでもいい趣味のことばかり書いているのでたまには真面目な記事を書くと、先月位にかけて日系企業でベアアップでの賃上げ発表が相次ぎました。中には初任給も大幅に引き上げるという発表もした会社もいましたが、正直に言ってこれらの会社の先行きについて非常に不安視しているというか、端的に言ってやばい会社なのではないかと疑っています。
賃上げを発表した会社の多くは人材不足への対策とともに、昨今の物価高への対応を口にしています。前者の人材不足について初任給を引き上げるというのは確かに人材を呼び込む上で一見すると有効な処置のように見えますが、不足しているのは人員数なのか、それとも特定の能力を持った人材なのかでいうと、恐らく後者じゃないかと思います。
AI開発能力など特定の専門人材に対し高額報酬を用意して呼び込むのなら理解できますが、これまでと同じく総合職採用で初任給を引き上げたところで人材の補充になるかと言ったら疑問で、であれば既に雇用している人材に再教育を施すなどした方がもっとお手頃ではないかと思います。
次に物価高対策についてですが、個人的に意味が分からないのは何故物価が上がったから社員の給与を上げなくてはならないのかです。給与を引き上げなと労働者が離職するというのなら理解できるものの、あまり反抗する傾向のない日本人社員相手だったらぶっちゃけ上げなくたってこれまで通りに働くでしょう。一般労働者が物価高で生活が苦しくなると言っても、会社の経営的には知らんこっちゃない話です。
と、労働者には冷たいことを言いますが、こういうのには訳があります。というのも、会社自体これから存続できるのかという点で、非常に懸念しているからです。
結論から書くと、経済規模が拡大(好景気)していて物価も上昇しているのであれば企業もどんどん賃上げをするべきだと思いますが、現状はさにあらず、物価は確かに上昇しているものの経済に関しては明らかにリセッションに入っています。
米国のIT大手や金融、コンサル機関などがこのところ数万人単位でのリストラを発表しており、中国でも大手ほど早め早めとばかりに人件費削減に動くところが出ています。私の目から見ても最低でもこれから1年間はかなりきついリセッションに入り、各社で多くの経営課題に直面するとみています。
そうした状況を勘案するに、物価が上がったからと賃上げするのは如何なものとしか思えません。景気拡大が見込まれるのならともかく実際は真逆であり、むしろ切れる人材や事業は今のうちに切って、余計な出費は減らして既存事業の継続にリソースを集中させるべき時期にあると思います。それなのに何故かこのタイミングで初任給を含む賃上げに踏み込む企業については、いくら何でも無謀すぎやしないかとハラハラしています。
私自身は基本弱者の味方というか強者の側に入れないだけですが、その私からしても、今このタイミングで労働者の賃金を引き上げるのは避けるべきだと思います。物価が上がって大変なのはわかるものの、ベアアップでは会社にしがみつくだけの無能な人材の給与も無条件で引き上げることとなるため、結果的に給与リソースを避けることができずに才能ある人材が逆に出づらくなる、採用できなくなる可能性もあります。虻蜂取らずというか。
そういう意味では前述の通り、特定人材への報酬引き上げ、または好待遇での募集をするのには大賛成です。でも報道見ている限り、そんな動きを見せる企業はあんまいません。
以上のような観点から、今年に入って賃上げを発表した企業に関しては正直株とかあまり買いたくないなというのが本音です。逆に今このタイミングで既にリストラしたり、事業分割や売却している会社の方が経営者はしっかりしているように見えます。
なお中国も前述の通り結構景気悪くなってて、今年は自分もあんま昇給を期待できそうもありません(ヽ''ω`)
2023年4月10日月曜日
TACTICS FAMILY FANTASIA(戦略的家族幻想)
意味わかんない見出しですがこれはゲームのタイトルです。どんなゲーム化というと、横スクロールシューティングで、宇宙生物殺しまくって、フォースとかいう攻防一体兵器を操りながら波動砲打つゲームです。わかる人にはわかるでしょうが、本当の名称は「R-Type FINAL 2」というゲームです。
R-Type自体はアーケードの頃から存在する三大横スクロールシューティングゲームの一つですが、ほかのグラディウスなどと同様、ゲームハードの進化とともにひっそりと消えていったゲームシリーズでした。ただ制作していたアイレムはその後もゲームを作っていたこともあり、2000年代前半に「R-Type FINAL」というシリーズ最終作をPS2で出して一旦はこのゲームシリーズは完結ましたが、アイレムから独立したグランゼーラというゲーム会社が再びこのゲームを復刻して去年出したのが「R-Type FINAL 2」でした。
元々、アイレムのゲームは「パチンコパラダイス」や「絶体絶命都市」は遊んでいたので交換持っていたのと、R-Typeはパイロットの四肢を切り離してむりくり機体に乗せているとか、大ボスを倒して地球に戻ってきたら宇宙生物に寄生されてて、味方だった仲間たちに撃ち殺されるとかえげつない設定から興味があり、ファイナル2が出た際もSwitch版があると知り、興味を持っていました。
そんなシューティングゲームを遊んでいるわけではないものの、このファイナル2でも前作同様に100種類くらいある機体を自由に選んで遊べるということから、そこそこ長く遊べそうだと思い、先日の40%オフセールの時に自分へのご褒美として買っちゃいました。
実際遊んでみた感想としては「激ムズ系シューティング」の名の通りになかなか攻略できず、最低難易度でも何度も死に続けました。延々とコンティニュー繰り返して2種類のエンディングを見ることはできましたが、期待通りに多くの機体を徐々に解放しながら使えるというのは楽しく、持続波動砲とかで雑魚一掃するのはかなり快感です。
一方で2種類目の最終面は当たったら即死な障害物と無害な背景の区別が見た目で突き辛く、かなり何度も死に続けました。あとで攻略法見たら左上が安全地帯になってるらしく、知らなければかなりストレスフルな面構成で若干不満を覚えました。とはいえ、全体としては名作シリーズの名に恥じず楽しく遊べています。やはりフォースという、防御にも攻撃にも使い分けられるオプションの存在がでかいです。
それでこの記事の見出しについてですが、このファイナル2は1回エンディングを見ると、なんとゲームタイトルを自由に編集することができます。通常は「R-Type FINAL 2」となっているのですが、順番を入れ替えて「FINAL 2 R-Type」みたいにすることもできれば、ほかの既存単語を組み合わせて全く別のタイトルにすることもでき、作り替えたタイトルはそのままオープニング画面やエンディングのスタッフロールにも反映されます。
いろいろいじくった結果、「FINALFANTASIA TACTICS」などと某有名PSのシミュレーションゲームタイトルに近いのも試したりしましたが、最終的に自分が行き着いたのが「TACTICS FAMILY FANTASIA」でした。ただこれ作った後、無駄に長いなとも感じたので再び「893」ってタイトルにまた変えました。
関係ないけど会社でテンプレ文章とか作るときに適当な数字を入れる際、3桁なら「893」、4桁なら「2971(つぐない)」か「2943(にくしみ)」にしています。
読まれないけどスパイ記事
・諜報活動を厳しく摘発、それでも中国ではスパイドラマが大人気(JBpress)
というわけでまた今日の自分の配信記事ですが、全く読まれていません。中国ネタのためYahooとかにも配信されていないってのもありますが、記事的に反省点が多く、単純につまらなかっただけでしょう。
元々、この会は別のネタで記事を書こうとしていたものの、例のアステラス社員のスパイ容疑逮捕事件が起きて、尚且つ以前に中国人がスパイ好きだということを書こうと準備していたこともあったのでこの際これで行ってしまおうと思ったのが運の尽きでした。内容的に全体としてちぐはぐなのと、独自の情報とかもなく、川島芳子を「闇堕ちしたダークヒロイン」と表現しただけの記事となり下がりました。
またこの記事書いた当時、仕事の方がシーズン迎えてラッシュかけて処理してかなりスケジューリングはうまくいったものの、疲労で結構参っていたのも記事に影響したかと思っています。完全な言い訳に過ぎませんが。
基本的に自分が記事を書く場合は自分で面白いと思わなければ他人もまず面白いと思わないだろうと考えます。今回の記事は自分自身では決して面白くはないとは思わないものの、内容はかなりちぐはぐに感じる点があり、反省すべき点は非常に多いです。次の記事から本気出す(´・ω・)
2023年4月9日日曜日
ムキンクスの罠
いきなりですがかなり太ってきています。原因は非常にはっきりしていて、去年秋に日本で滞在していた時にほとんど動かず食事もずっとソ連人民の敵である親父に作らせ、どこのお嬢様かよというくらいな生活を送っていたせいです。ただそれ以上に大きかったのは中国に戻ってからのホテル隔離で、隔離中にやたら大盛な弁当を毎日出され、尚且つホテルの部屋に閉じ込められていたこともあり、隔離明け後に同僚からリアルに「太った?」と言われました。
実際、自宅にないのでスーパー銭湯で体重測ってみたらどう頑張ってもこれまでずっと超えられなかった60㎏を優に越しており、自分でもはっきりわかるくらい腰とか太くなっていました。さすがにこれだと不格好だし何より運動していない自負があったので今年に入ってから運動量とか増やして絞りましたが、先週風呂屋行ってまた体重測ったらいまだに62㎏ありました。
ちなみに自分の体重は中学生以降からずっと55~60㎏の間にあり、平均で58㎏をずっと維持していました。そのため実質的に4㎏プラスなのが現状です。
ただ体重こそ4㎏プラスであるものの、そこそこ体絞ったこともあり腰回りは元通りに、顔もほっそりしたのか同僚からは「体重減らしたようだね(´・ω・)」と言われるに至りました。つまり、増えた脂肪分をきちんと筋肉に変えており、実際腕周りとかも前より太く逞しくなっていると自分でも感じます。
実際に自転車に乗ってみると、サドルを変えて体重がかかりやすくなったのもありますが、明らかに以前より強いパワーを出してペダルを漕げるようになっています。以前では重たくてほとんど使用することのなかった重たいギアでも軽々と踏み込め、普通に乗って意識しないうちに最大のギアに切り替わってて、乗ってて一人で驚いたりしています。元々筋肉がつきやすい体質ながらこれまでは体重が増えずにパワーアップできなかったのが、隔離生活での肥満をばねに一気にパワーアップを果たせた感じです。
しかし、そこに罠があった。
確かにパワーは確実に以前より出るようになった一方、依然と比べて極端に持久力が落ち込みました。自転車乗ってても前より高いスピードを出せるようになった一方、一定時間こぐとすぐ息切れし、昨日もなんか耳の奥から顎の先までしびれるくらい息キレて苦しかったです。このところが運動不足なだけかもしれませんが、自分の実感としては増えたパワーを引き換えに持久力が落ちている、というより持久力は以前のままでパワーが増えた分だけ活動時間が減少したような感じがします。
以上のような状態に陥った私が思い浮かべたのは、ムキムキのトランクスことムキンクスでした。ムキンクスとはドラゴンボールにてトランクスがパワー偏重で変身したスーパーサイヤ人形態で、パワーこそ圧倒的であるものスピードは極端に落ち、且つ消費が激しいことから長く戦えないなどの弊害が大きく1回こっきりの登場で終わった形態です。
上記のムキンクスじゃないですが私の実感で語ると、体重が増えると明らかに単位消費が増え、活動時間も目に見えて短くなる気がします。よく中年男性が若いころに比べて体力が落ちたと言いますが、実際には体力、持久力はそのままながら体重が増えたことによって消費が増え、長く持たなくなっただけではないかとも思います。太ったマラソン選手なんていないように、やはり体重の大きさは持久力に直結するのでしょう。
そういうわけで自分としては現在二択に迫られており、体重を落とすか、今の体重で持久力をあげるかで悩ましいところです。個人的には長い間同じ形態でいたので60㎏以下に戻したいなというのが本音で、もう少し筋肉付けて基礎代謝上げた後で体重減らしたいところです。
2023年4月8日土曜日
撮影できるから迷惑行為が行われる?
本題と関係ないけど自分市場過去最高のフィット具合だった、眼鏡市場で買ったメガネのフレームの塗装が剥げてきました。あまり風采にこだわらない私でもさすがにこれはまずいと思い、予備のために去年秋に日本で買っておいたZoffのメガネをマークⅡからΖガンダムに乗り換える気分で装着しなおしました。
眼鏡市場のメガネとサービスが凄い良かったので予備も当初は眼鏡市場で買う予定でしたが、Zoffは以前上海でフレーム曲げた際に直してもらった恩があり、その借りを返すために前回はZoffで購入しました。ただ店員のサービス面、特に出来上がった眼鏡のフィッティング調整などは眼鏡市場の方が抜群に良かったなぁ。
その上で迷惑行為動画を撮影、投稿した連中に関しては、普段から飲食店で不衛生な行為を繰り返し行っていたとは思えない様子から、「注目を浴びたかった」に関してはまだ理解できるものの、彼らが供述する「周囲に受けたかった」という動機はほんとのところどうなのか、むしろ自分自身が上記のタブー破りの快感を自制できなかっただけではないかという見方を最初の記事で提唱しています。
それでそもそも何故ああした行為を流出する、バレるリスクがあるにもかかわらず動画で撮影したのかという疑問が発覚当時によく溢れていましたが、私に言わせればむしろ逆で、動画で撮影できるからこそああした不衛生な行為を率先して行ったのではないかと考えています。
前述の通り、一連の迷惑行為動画で槍玉に挙げられた人たちについて私は、普段からああした不衛生な行為を繰り返し行っていた可能性は低いとみています。こう考える理由としては普段からやれていれば余罪がドバドバ出てくるだろうし、また実際の動画を見ていてもああした行為に不慣れというか気恥ずかしさを明らかに見せていて、いかにもタブーを破ってやったぞ的な印象をはっきり覚えたからです。っていうか繰り返して行っていたら、多分普通の生活していないだろうし。
では何故彼らは急に不衛生な行為を行ったのか、私の言葉で言い換えればタブー破りの快感を求め始めたのか。言ってしまえば、同じようなタブー破りをほかにも行う機会はあったでしょうが、前述の通り彼らは繰り返しああした行為を行っていた素振りはあんま見られません。見えないところで程度の小さいタブー破りはやってたかも知れませんが、少なくともああした大それたリスキーな行為をしょっちゅうやっていたようには見えません。
回りくどくせず結論言ってしまうと、動画で撮影できるという環境があったからああした不衛生な行為をやろうという気になったのではないかとみています。それは何故かというと、動画で撮影することで、流出した場合の代償が極端に大きくなるからです。代償が大きくなるということはつまり、タブー破りで得られる快感もでかくなります。
仮に動画を撮影するツールがなければ、少なくとも話題になった連中はああした行為は行わなかったのではないかと思います。動画で撮影し、また身内にだけ見られる範囲でアップロードすることで流出リスクは飛躍的に高まり、いうなればスリルも高まります。それによって得られる快感もでかくなるわけだからこそ、わざわざ証拠となる動画を撮影して、アップロードしたりしたんじゃないかと考えているわけです。
もちろん彼らも流出した場合の代償を全く考慮しなかったわけではないでしょう。ただ実際に流出するかと言えば公開範囲を制限すれば大丈夫という正常性バイアスが働いて、「流出しない」確率の方が高い、っていうか流出する確率はゼロと見込みを誤っていたのだと思います。動画ファイルがある限り、永遠に流出するリスクがあるというのに。
以上のように、動画で撮影することで流出時の代償が高まり、タブー破りの快感も高まるけれど、実際に流出することはないだろうからやってみよう的に、ああした行為に走ったのではないかというのが自分の見方です。中には動画なしでもやってたやつもいたかもしれませんが、私的には動画で撮影できないのであれば、ああした行為はタブー破りの度合いが小さくなるため、実行しなかった連中が多いのではないかとも見ています。
そのように考えると、ああした動画の撮影は非常にリスクが伴うと警鐘したところで、逆にスリルを感じてそうした行為に走る連中も出てくるかもしれません。重要なのはタブーを破ることで被る代償よりも、動画に関しては流出確率が意外に高いと意識させることが、ああした行為の抑止につながるのではないかとも思います。
どちらにしろ、そもそもタブー破りの快感に負けないだけの自制心を身に着ければいいだけの話です。悪ふざけに通じますが、度が過ぎると手痛いしっぺ返しを食らうことを教えるとともに、しょうもないタブー破りで悦に入るような小さい人間になるなと子供には教えるべきでしょう。まぁでっかいタブー破りだったらいいわけでもないですが。
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