例によってまた家でF9Fパンサーのプラモを作っていました。すぐに作り終えるかと思っていたらデカール貼りの要求が結構鬼レベルなキットでした。
この機体は前からいつも買ってるお店で売ってるのを見て買おうかどうか悩んでいたところ、上のリンク先にある通り歴史人が紹介する記事を出してきたため、乗せられる形で買うこととなりました。ハセガワは歴史人を使い、自分に対しステルスマーケティングを仕掛けてきたのではないかと勝手に疑っています(´・ω・)
そんなこんだで戦闘機のプラモを作り始めてから来年でちょうど10年目くらいに突入します。それ以前からも戦闘機の構造については若干興味があったというか、以前にも書いたように90年代の日系WRカーのフロントボンネットにあるエアインテークという大きな穴が何故あるのかと気になって調べたところ、自動車以上に航空機のエアインテークの方が重要と説明されているのを見てから興味を持ちました。
そもそも何故自分がこれほど戦闘機の模型を作っているのかというと、趣味と言えばそれまでですがそれ以上に、何故その造形に至ったのか、どうしてこんな形状をしているのかということを知りたいに尽きます。
言うまでもなく、戦闘機というのはカッコよさを求めてそれぞれの造形をなしているのではなく、航空力学や装備的に求められた結果としてああいう形となっています。例えばホーネットなんかが特に極端ですが、翼の付け根からノーズの方に少し伸びた翼端ことストレーキについても、旋回速度を高めるという効果がはっきりと証明されているからつけられており、こうした構造の背後にある理由というか説明を見るのがことのほか好きです。こうした原理なり背景なりを知ることと、立体でそうした形を手に取って確かめるという目的で、この10年近く黙々と何十機も模型を作り続けてきました。
こうした構造に対する好奇心から模型に手を出す人がほかにいるのかという気がしますが、いないとしても私自身としてはほかの人、特に子供なんかにはやっぱりこういう模型を通して利便性を追求した美というものをぜひ感じ取ってらいたいと密かに思います。
この辺、ガンダムとかでも初期の機体なんかはそうしたものが感じ取れましたが、最近の機体は線が多く見栄えばかり優先され、軍事的必要性が薄れた形状が多くてあまり好きじゃなかったりします。初期のザクなんかはその辺の軍事的ディテールが良く生きた機体だったから人気出たと思うのですが、同じく空力学的に非常に合理的なアッシマーはなんかそれほど人気じゃない気がします。なんでだろう(´・ω・)
ちなみにこの連休、前にも書きましたが連休直前にコロナ感染したため木曜日は休養に充て、昨日の金曜はまた佘山という山に往復50㎞のサイクリングに行ってきました。見てくれはサイクリングですが、25㎞走って、めちゃ低い山ですが30分で踏破した後は休む間もなくそのまま25㎞走って帰るトライアスロンでした。そのせいで今若干膝痛いです。
今日はそんなわけで今日はあんま動きたくなくてプラモ作りましたが、明日は連載しているロボステップの記事でも仕事として書こうかなと考えています。結構ネタ尽きてきてきついですが、ロボットの電池事情についてでも書こうかと今検討しています。
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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。
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