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2024年7月21日日曜日

あの濁った中国の空が懐かしい(PM2.5)

 このところ毎週末は仕事が忙しく体調が悪いため極楽湯などのスーパー銭湯に行ってましたが、今週末はいきませんでした。理由は毎回風呂に入るたびにその後猛烈な頭痛に悩まされ、週末のうち半日を頭痛でのたうち回るようになっていたからです。原因は血行不良状態からお湯に入って流れが良くなって老廃物とかが色々廻ってるせいかなと思ってたのですが……。

 そんな感じで、昨日の土曜は風呂に行かずに近くの大型スーパーに昼食と買い物だけ出かけて帰宅したのですが、その後自宅で再び軽度ですが頭痛を発しました。幸い、頭痛薬を飲むだけですぐ解消しましたが、事ここに至って頭痛の原因は風呂ではなく単に日射病であることに気が付きました。そんなに長い間外で自転車こいでいるわけじゃないものの、やはり頭は直接日光にさらされているだけに、知らず知らずに熱がたまって後からヒートアップしてたんだと思います。
 そこへきて、スーパー銭湯では全身の体温も上がるもんだからなおさらアツアツになり、極度な頭痛を起こしてたんだと思います。麦わら帽子とかあんま被るの好きじゃないけど、さすがに検討した方がいいかもしんない(;´・ω・)

 そんな上海の夏の暑さですが、このところの最高気温は大体38度から39度の二択で、最低気温は30度まではいかないものの29度か28度で、一昨年とかに比べれば一段、っていうか1度低い程度です。東京では最高気温35度で大騒ぎしていて、たった数度とはいえ「涼しそうでいいなぁ(´・ω・)」とか本気で思います。マジで35度と39度では差がはっきりわかる。

 あくまで個人的な主観ではありますが、日本と同じく、上海も前はこれほどまでには熱くなかった気がします。詳しい気温とかは覚えていないけど、10年くらい前はもっと涼しく、今のように十数分自転車こいだだけで日射病になるなんてことはありませんでした。気温以上に、日差しが10年前と比べて破壊力が増しています。

 その10年前の上海ですが、今となっちゃもう死語となりつつあるもののPM2.5という言葉とともに大気汚染がもっぱらの話題でした。実際、2014年くらいまでは空は常に濁ってて青空が見えるなんて極端な見方ではなく年に数回くらいだったような気がします。でもって空気も味があるというか、排ガスを筆頭にいろんな匂いが常にしていて、成田に着くや「あれ、空気が味しない!?」なんて本気でびっくりした経験すらあります。

 それがこの10年、具体的には自分も実際にJBpressで記事化しましたが2018年くらいになるとすっかり大気がきれいになって、青空も珍しくなくなり、空気も味しなくなりました。マジで。それとともに、気温は上がり、外出ると簡単に日射病になるなど、夏の厳しさが増してきているようにも感じます。

 思えば自分が子供だった頃も、日本は今ほど空が青くなかったというか空気も汚かった気がします。でもって夏場に35度に到達することはあまりなく、朝方なんかはかなり涼しくラジオ体操している最中に軽く体が震える感覚もあった気がします。何が言いたいのかというと、日本も中国も環境対策越して空気がきれいになった一方、平均気温を高めているんじゃないのかってことです。だって、普通に考えて、スモッグで汚れた空気の方が太陽光が地表に差す前に疎外するわけだし。

 そもそも、環境対策は地球温暖化を防ぐためにいろいろ手をこまねいているのですが、なんか逆に環境対策が進むにつれてどの地域も気温をアツアツにしているような気がします。もちろんさかのぼれば今以上に空気がきれいだった江戸時代なんかは今よりも平均気温が低くありましたが、現代の場合は空気がきれいになったのと、都市化によるヒートアイランドが相乗して気温が上がっている気がします。
 そういう意味では少なくとも中国においては、マジであの濁った空の時代が懐かしいです。個人的にも中国に出入りしたころがまさにあんな感じだったからノスタルジーもあり、濁った空カムバック、ノーモアブルースカイとか叫びたいです。

2024年7月19日金曜日

体操の宮田選手に対する猪瀬氏の反応を見て

・ 【悲報】猪瀬直樹さん、体操・宮田笙子の喫煙疑惑騒動に激怒「たかがタバコ、麻薬じゃない」(暇人速報)

 本日、パリ五輪出場を予定していた体操女子の宮田選手が禁止させられていた喫煙と飲酒をかましていたとのことで出場が見送られることが発表されました。最初は喫煙しか報じられてなかったので上の猪瀬氏や為末氏などから「これくらいで4年に1度のチャンスを不意にさせるのはかわいそう」という声もありましたが、その後飲酒もやっており、なおかつ日本国内のトレセンでも繰り返すなど常習的に規則を破っていたことが報じられるにつれ、「こりゃ出したら駄目だね」的な方向の意見が多くみられるようになってきました。

 私個人としては、成人を含め合宿中に喫煙飲酒をあらかじめ禁止していたとのことだし、なおかつ宮田選手はそもそも期間外も喫煙してはならない未成年であるということを考えると、こうした厳しい処置を取らざるを得ないのではないかという見方を持ちます。これをなぁなぁにする方がかえって問題だし、それこそ五輪が終わった後にこの件で写真とか動画が流出したら今以上の大騒動になること、そして宮田選手がかなり常習的な人間であることを踏まえると、この決断の方が正しいでしょう。

 なお写真か動画で思い出したけど日本でスマホのカメラシャッターを切ると音が鳴りますが、「あれってさ、そもそも動画で撮影すれば音鳴らないし、盗撮防止という意味では無意味だよね(´・ω・)」とこの前同僚が言ってました。
 あと日本で買ったiPhoneを中国にもっていって撮影すると、地域設定によるのか、シャッター音がしなくなるそうです。結構芸が細かい。

 話は戻すと上の猪瀬氏の反応を見て自分が真っ先に思ったのは、「さすが公職選挙法を無視するだけあって、規定に対する遵守意識が低いな」という感想でした。


 もうかれこれ10年以上前ですが、これは彼が都知事をやっていたころに発覚した事件で、都知事選前に徳洲会から5000万円の選挙資金を借り入れたにもかかわらず報告書に記載しませんでした。これはもちろん選挙違反に当たり、発覚当初は「私的な借り入れであって選挙資金ではない」と否定していましたが、今兵庫県知事で話題となっている嘘をついたら偽証罪が適用される百条委員会が立ち上げられそうになるや進退窮まり、嘘ついてたのと違反してたことを認め、都知事も辞任しました。
 まぁ辞任しただけ、兵庫県知事よりマシかもしんないけどさ。

 とはいえこの一件からしても猪瀬氏が遵法遵守意識が低いことははっきりしており、それだからこそ今回の宮田氏の事件についても上のような態度何でしょう。こう言っては何ですが、やはり上の立場に立つべき人間じゃないと思います。


 ただ上記の選挙違反事件に関しては、当時の状況を再現しようと5000万円に見立てた模型を鞄に入れようとして入らないというコントが非常に面白かったです。でもってNHKニュースが何故かこの時の映像を放送終了時にも入れ、下の画像のように「終」って文字を入れたのがシュールで最高に楽しかったです。






 まぁNHKじゃないけど、すでに終わった人間だという風に私も捉えています。さすがにこの人に比べれば、小池知事のがみんなマシだと思うでしょう。

2024年7月17日水曜日

釣りキチVS水木しげる

 水木しげるの自伝漫画である「水木しげる伝」(コミック昭和史)の中では同業の漫画家が何人か登場しますが、主だった人物を挙げるとつげ義春氏、池上遼一氏、白土三平の三人じゃないかと思います。

 このうちつげ義春氏についてはアシスタントも務めていたこともあり描写も多く、何となく水木しげるとも馬が合いそうな人であったほか、どことなく一目置いていたような感じで描かれています。池上遼一氏については鼻っ柱の強そうないかにも若者然としたキャラクターで描かれていますが、彼については「漫画狂の歌」でそのまま主人公として漫画作品も作られている点から言っても、若いころから非常に特別視していたことがうかがえます。もっとも、「漫画狂の歌」はまだ手に取ることができていないのですが。
 一方、白土三平については「乞食のような姿で、スパゲッティをおごってもらった」エピソードが描かれており、描写はそれほど多くないものの怪奇なキャラクターとして強く印象に残る描かれ方をされていました。実際、そんな感じの人だったらしいし。

 このほか手塚治虫については石ノ森章太郎との徹夜自慢を語り合う場面で描いていますが、全体として描写はほとんどないと言っても過言じゃありません。その分、「一番星」という作品で何でも一番じゃないと気が済まない手塚をモデルにして漫画を描いてはいますが、先ほどの白土三平が出てくる漫画家が集まってのフォーラムにも手塚と一緒に登壇しているにもかかわらず描写がない辺り、水木しげるも若干ライバル視していたのではと伺えます。

 以上のメンツに加え、ほんのワンシーンですがもう一人出てくる漫画家として、「釣キチ三平」の矢口高雄がいます。「水木しげる伝」の中で矢口はアシスタント希望者として秋田から上京して水木しげるを訪ねたものの、「秋田で銀行員してんのなら無理して漫画家なんか目指さない方がいいよ」と追い返したものの、「その後彼はガロで描くようになり有名になった」と紹介されています。
 実はこのくだりについて、矢口自身も自分の漫画で描いていたということをつい最近知りました。その作品とは「9で割れ!!」という矢口の自伝漫画なのですが、水木との出会いについて描いているというか、矢口の目から見て水木はどう映ったのかが気になり、矢も楯もたまらずすぐ電子書籍で購入して読んでみました。

 この「9で割れ!!」は、矢口が高校卒業後に秋田県の旧羽後銀行に就職してから漫画家になるまでの間を描いた自伝漫画です。なお銀行の閉店後の現金計算で違算が発生した場合、10万円出金するところを1万円出金してしまったなどの桁違いミスではないかを確認するため、まず違算差額を9で割っていたことから、こういうタイトルになっています。
 実は矢口の漫画を読むのはこれが初めてなのですが、非常に躍動感のある絵柄に読みやすいストーリーで、こりゃ一時代を築いただけあると感嘆させられました。特に最近やる人が増えている、両面2ページのうち上半分または下半分をページを跨ぐ見開き1コマにして、残りの半分のページは細かくコマを割るという手法を90年代にすでにこの作品で使用しているあたり、かなり先を行った表現手法を駆使していると思わせられました。

 話を戻すと、矢口と水木の邂逅のきっかけは矢口がガロに成人後、初めて完成させた漫画作品を投稿したものの落選し、落選理由を尋ねるために上京してガロ編集部を尋ねたことからでした。この時に当時の編集長からは絵があまり上手くなく、また年齢も24歳(本当は27歳だが矢口がサバを読んで投稿していた)で伸びしろがないと矢口は言われ、たいそう落ち込んだそうです。
 ただこの際に矢口は、後の「釣キチ三平」の主人公の名前につけるほど私淑していた白土三平に会わせてほしいと嘆願したそうです。しかし編集長は、「白土三平は人嫌いの激しい人で頼んだって会ってくれない。とはいえ秋田からわざわざ来たのだしプロの漫画家を一人くらいは紹介してあげよう」と、すぐその場で電話して水木に渡りをつけたそうです。
 こうしてアシスタント志望という水木の記憶とは異なり、プロの漫画家現場見学として矢口は調布の水木邸を訪れることとなりました。

 ガロ編集部訪問から翌日、さっそく水木邸を訪れた矢口を最初に出迎えたのは当時アシスタントをしていた池上遼一氏で、矢口自身も「今や劇画界の第一人者」として池上の印象を「9で割れ!!」の中で描いています。
 その池上氏に案内されて作業室に入ると、水木は必死の形相で漫画制作を続けており、矢口が来たと言っても反応も示さず、執筆をそのまま続けていたそうです。そのあまりの迫力に矢口が驚いていると池上氏が「今がチャンスですよ。後ろからしっかり覗くんです」と促し、言われるままに水木の執筆状況を後ろから眺めたそうです。

 ここの描写が非常に鋭いというか細かく描かれてあったのですが、片腕のない水木は重い文鎮で原稿用紙を抑えつつも、時に体をねじって左肩で原稿用紙を抑えつつ描き続けていたそうです。その執筆速度は非常に速いものの、線の一本一本が非常に正確で流れるように描かれ、「これがプロの技なのか」と矢口も驚嘆させられたことが描かれてありました。

 その後、仕事がひと段落ついた水木はようやく矢口とあいさつを交わし、さっそく彼が投稿した作品を見せてみろと言って一読するやその絵を誉め、才能があると元気づけたそうです。しかしガロの編集長からはうまくない、また年齢的に伸びしろがないと言われたと矢口が伝えると、「あの人は漫画の編集長だが絵を描く人じゃない。あの人とプロの絵描きである僕のどっちを君は信じるんだい?」と言って、矢口を大いに励ましたそうです。この励ましには矢口自身も、「もしこの時がなければ、漫画家にはなれなかったかもしれない」と述懐しています。
 っていうか、「水木しげる伝」で描かれていたやりとりと全然違うじゃん……。

 その後、矢口は池上遼一氏を含む水木のアシスタントらから漫画の描き方に関してレクチャーを受け、教えてくれた中にはつげ義春氏もいたそうです。この時に池上氏からは線の描き方を教えられ、「単調な線を毎日数時間描き続ける。これを半年やって一人前」と言われ、線一本でこれほどまでするのかと驚かされたということが描かれてありました。
 その後、秋田に帰った矢口は水木プロでの指導を元に再び一から漫画の練習をして、本気でプロを目指すようになり、この時の水木プロでの経験は非常に重要であったと語っています。なお、当時の矢口はいっぱしの銀行員で、残業も珍しくない勤務をこなしながら夜自宅に帰ってからは漫画の練習と執筆をし続けたそうです。さらに夏場のシーズンに入ると、午前3時から起きて出勤前にひとしきり釣りをしてから銀行へ行っていたそうで、妊娠中の奥さんからは「あんたは漫画と釣りと、好きなことばかりして!(# ゚Д゚)」と怒られたそうですが、そりゃそうだろうとみていて思います。
 っていうかこのバイタリティはかなりやばいというか、そりゃ釣りキチ漫画だって十分描けるよ(;´・ω・)

 その後、矢口は「どうせプロなんてなれっこないんだし、仕事を疎かに漫画を描くのはいい加減にしとけよ」と上司に言われたことをきっかけに発奮し、すでに何度か読み切り作品が入選して掲載されていたこともあり、銀行を辞めて上京し、プロ漫画家へと転身を遂げることとなります。なお初めて連載作品を得るや真っ先に届いたファンレターは「鮮やかなデビュー、おめでとうございます」と書かれた、かつての上司からのものだったそうです。

 最後どうでもいいけど、「釣りキチ三平」というタイトルは「釣りキチ」が「気違い」と重なることから放送禁止用語的な扱いになっているそうで、伊集院光氏は皮肉って「釣り著しく好き三平」などとラジオで口にするそうです。
 正直、「気違い」に関する使用禁止は私も疑問に思うところで、こういうところで妙な言葉狩りはやめてほしいです。もっとも、「賭けキチ一平」というタイトルならたぶん誰も文句言わないだろうし、今なら注目集められるかもしれません(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

2024年7月14日日曜日

上海で目立つようになった地方出身の若者

 先週ごろから、なんか上海の街中でいかにも地方から来たばかりのような若者の姿をあちらこちらで見るようになりました。一番厄介なのは電車の中で、横に立っていると平気で自分に対してもたれかかってくる人間が非常に増えており、「なんやこの田舎者は(# ゚Д゚)」と内心思いつつ何も言わずそっとよける毎日です。
 ちなみに中国の地方に行くとバスとかで人に寄りかかってくるのが普通です。上海に住んでから久しくこの感覚を覚えることはなかったけれども、今回久々にこういうオールド中国らしさを思い出すに至りました。

 そんなお上りさんの姿ですが、なんかスーツケースを抱え、仲間数人とともに周りを眺めまわしながら横に広がって歩く、でもって通行の妨げをするという姿が多いです。何となく想像してましたが中国人の友人にも確認してみたところ、どうやら今年7月頭に高校などを卒業したばかりの地方の若者が、集団就職とばかりに大挙して上海にきているようです。時期も時期だから、何となくそんな気はしてました。
 ただ以前というかここ数年において今年ほどこんなにお上りさんが目立つというか、目に入るというのは今までありませんでした。今年は明らかに多く且つ目立ち、この点についても友人に言及したところ、「どうやら不況で地方に就職先がないため、上海とか大都市にたくさん来ているようだ」と教えてもらいました。この点についても、自分の見立てと一致します。

 実際にというか飲食店を訪れていると、明らかに就職したてと思える若者の姿がこの1~2週間で目立つようになりました。昨日も朝食のパンとバナナを両方とも切らしてたので近くのマクドに朝マックへ行ったところ、「こうやって拭くのよ(=゚ω゚)ノ」とおばさんの店員がテーブルの拭き方を若い男の子に指導してました。その後、昼食に今度はお好み焼き屋に行ったら、これまた若い男の子がウェイターしていて、鉄板の温める温度などをこれまたおばさんの店員に何度も聞いてたりしました。でもってどのおばさんも、「こうやるのよ(=゚ω゚)ノ」と割と世話焼きな感じで教えてました。

 以前からも中国では地方の高校を卒業後に大都市へ出稼ぎに来る若者が多くいましたが、今年は上海に限ればさらに輪をかけて多いように思います。コロナ前なんかは地方でも雇用口が広がって大都市への流入が減っているなどという報道もあり、私自身も一度は出稼ぎに出たもののまた故郷へ戻って「やっぱ故郷が一番(・∀・)」という若者と会ったことがありました。
 しかし前述の通り、仮に見立て通りに不景気で地方に雇用口がなくてまた出稼ぎが増えているとなると、今後中国の地方都市はますますその勢いを失い、日本の地方都市みたく寂れに拍車がかかってくるかもしれません。この辺も日本の90年代とそっくりな気がします。

 逆に大都市では流入人口が増え、これまで以上に混雑化などの都市問題が激化する恐れがあります。まぁ中国なら天保の改革よろしく人返し令を実行してくるかもしれませんが、なんか以前とは異なる動きが見えたような気がしたのでこうしてまとめることとしました。

トランプ前大統領の暗殺未遂

 記事リンクを貼るまでもないでしょうが、仕事のし過ぎなのか(今日も家で作業してた)頭痛に悩まされながら起きてニュースを開くや、いきなりトランプ前大統領の暗殺未遂事件が報じられてて「映画のようやな」と一人ゴチてました。友人は正午ごろにチャットでこのニュースについて、触れてきたので、恐らく正午ごろまでずっと寝てたのでしょう。
 まぁ自分も9時に1回起きた後、すぐまた寝入って、正午に起きて昼食取ってからずっと仕事してたけど。ってか頭痛と鼻水がすごいから上海でも流行っているコロナにまたかかったのかと思って検査キット使ってみたら陰性だったし。だったら何なんだ犯人は(;´・ω・)

 要人警護に定評のある奈良県警とは違って、米国の警察は見事にトランプ氏を守っただけでなく犯人も射殺したとのことです。動機解明についてはこれからでしょうが、まぁトランプ氏を狙う人はそこそこいるだけに解明したところで大作なんかできるわけないのでだから何だってとこでしょうし、自分としてはあまり興味ありません。それよりも今後の政局が気になるというか、これでも次の大統領はトランプ氏で決まりでしょう。

 ただでさえ現職のバイデン大統領は健康不安説が高まっており、仮にその通りであれば彼の取り巻きによって傀儡化する、もしくはしている懸念もあるだけに、よその国とは言え私自身もそれでいいのかと不安に感じていました。米国民も同様で民主党内でも日本の岸田総理同様にバイデン下ろしの動きがみられ、大統領選への不安が高まっていました。
 そこへきて今回の暗殺未遂事件、またその直後にこれ以上ないくらい不屈の姿勢を見せたことから、トランプ氏への支持の動きは今後一層高まってくるでしょう。数々のスキャンダルがあるとはいえ、この事件を見て彼を応援しない人はほとんどいないと断言でき、次の大統領はもう今日この日によってトランプ氏に決まったも同然です。

 となると次に考えるのはトランプ氏が大統領になった後、どう動くかです。まず一番影響を受けるのはやはりウクライナと思え、ウクライナに対する米国支援が縮小、下手すりゃ打ち切られる可能性があります。これは日本としてはあまりいい状況ではなく、幸いというかNATOがウクライナの加盟に乗り出していることから、実現した場合はウクライナを西側の核の傘に入れることができ、これ以上のロシアの侵攻は防がれるという期待があります。
 もっともロシアもかなり苦しい状況に見え、本音では早く停戦したがっているように見えます。もっともロシアの場合、停戦した後が本当の地獄で、大量に失った労働力に加え西側からの経済性を受け、下手すりゃ「大きな北朝鮮」か「中国の経済植民地」ができるかもしれません。

 次に日本への影響ですが、ぶっちゃけそこまで大きな影響はないような気がします。強いて言えばこのところ続く円安を受け、日本に為替是正として中国に替わって大量の米国債を引き受けさせてくる可能性がある気がします。
 ここで出てきた中国ですが、一番の本丸はやはりここでしょう。中国に対する風当たりはトランプ以後は確実に強くなると断言でき、ただでさえ経済で弱っている状況なだけに、中国の経済的混乱はトランプ大統領の再任以降、さらに拍車がかかるかもしれません。速攻で行われるのは中国製EVへの関税引き上げ、下手すりゃ輸入停止、次に人民元への八つ当たり的攻撃、最後に中国籍者の米港不動産購入の制限または没収とかもあるかもしれません。

 よく日本国内の話ばかりされますが、本当の中国の金持ちや権力者が購入するのは米国の不動産です。日本の不動産を購入するのは日本に生活経験やビジネスでつながりのあるミドルアッパーでクラスで、割と平和的な人たちばかりです。
 本当のガチなアッパー、特に中国共産党幹部こそ米国の不動産を買いあさっており、だから反米を口にはするものの実際には米国との関係を何よりも重視するのが中国の当局関係者だったりします。

2024年7月13日土曜日

お札に相応しい人物とは?(漫画家編)

 先日の記事について友人に他に候補はいないかと尋ねたところ、「っぱ水木しげるっしょ」と、よくわかった回答してくれました。

 実は真面目な話、お札の顔に漫画家を選ぶのは以前からいい選択肢ではないかと考えていました。日本の文化輸出において忍者と並ぶ最強コンテンツの一つで、名実ともに日本の顔となる産業であるとともに、歴史や文化的な摩擦も少なく差し障りのなさでは非常にいい分類じゃないかと考えていました。
 また、近年の日本のお札は政治家よりも文化人を選ぶ傾向があり、そういう意味でも漫画家はうってつけであるような気がします。


 では漫画家の中から誰を選ぶかと言ったら、やはり筆頭候補は言うまでもなく漫画の神様こと手塚治虫でしょう。日本の漫画産業、ひいてはアニメ産業は彼なしでは切り開かれることはなかったと言われ、恐らく今後数百年にもわたり語り継がれるであろうことを考えると、お札の顔にするのに彼を抜くことはまずありえません。




 そんな手塚に続くと言ったらやはりこの人こと水木しげるでしょう。手塚ほどの影響力はないものの、京極夏彦氏や荒俣宏氏などその方面の著名人から熱烈な信仰を受けたり、また妖怪という概念を普及させて日本の民俗学、ひいては精神文化方面への功績は計り知れません。
 個人的な贔屓もありますが、やはり水木作品は心に残るというか読み終わった後も場面場面がはっきり記憶され、目に浮かぶのが大きな特徴である気がします。また過酷な戦争体験を経ながらも、下手すりゃ作品よりも本人が面白いという特段のユーモア性は群を抜いており、日本漫画史においてナンバー2となれば私の中では水木しげる以外ありえません。

 で、困るのはこの次のナンバー3です。順当に行くならギャグマンガの王こと赤塚不二夫なのですが、以前の記事にも書いたようにギャグマンガは流行の影響を受けやすく、赤塚も例外でなく近年はその名がかたられることもほとんどなくなってきていることを考えると、ちょっと厳しかなという気がします。
 そのほかの候補としては藤子不二雄やさいとうたかを、横山光輝、石ノ森章太郎、また存命の人物であれば永井豪氏や大友克洋氏がいますが、敢えて選ぶとしたら先日亡くなった鳥山明が最も相応しい気がします。日本漫画の世界的普及においては彼が歴代ナンバーワンといってよく、見方によっては先の2名よりも海外発信の面では上だとも言えます。

 なお同じ海外発信という点では、「キャプテン翼」の高橋陽一氏も十分候補になるでしょう。特に中東や欧州方面での人気はすさまじいと聞くだけに、存命中であっても彼であればお札になってもらってもいいように思います。

  おまけ




 闘魂三銃士で武藤札作ったし、蝶野札も作ってみました。やっぱプロレスラーは顔に力があるからお札が強く見える。


 何故か知らないけど突然浮かんだ山本昌の顔をやっつけで当て込みました。この人も独特の風味のある風貌しているだけに、お札に合う気がするんだけどなぁ。

2024年7月10日水曜日

お札に相応しい人物とは?

 自分は手に取ってないですが日本では新札に切り替えられ、福沢諭吉が淘汰されつつあるようです。そして新たにお金の顔となるのは渋沢栄一とのことですが、恐らく今までの慣れもあるせいか何となくしっくりこないという意見ばかり目にします。

 では誰だったらいいのか。この辺地味に面倒くさいのは戦前の人物だと韓国とか中国がいちいち文句言ってきて、実際渋沢栄一も日系企業の役員ばっか務めてたからさっそく韓国で文句言う人もいるそうです。どうせ誰にしたって文句言ってくるんだろうから、もうこの際三浦梧楼とかにしてもいいような気がします。
 まぁ冗談は置いといて、個人的に思う点としては「過去に功績のあった人物」にこだわらなくてもいいんじゃないかという点です。別にお札に使われるから日本の顔ってわけでもないんだし、単純に絵面で判断して、視認しやすく偽造されづらい人物だったら現代人でもいいんじゃないかと思います。むしろ芸能人とかの方が、後でスキャンダル起こされたらきついけど、とおりもよくていいようにすら思います。

 では具体的に誰が適任か。よくお札は髭のある人物の方が偽造されにくいと言われ、また濃い顔の人の方が映りもいいというのを前に聞いたことがありました。この条件に合致するとなると……

























阿部寛しかいないじゃんか

 上の画像はなんかお札に好きな顔写真を当てこめるサイトで作ったものですが、めっちゃいい自然にお札の顔となっています。ほかのお札でも作れはしますが、変に髪型とかが元のお札のが残されているため、いまいちいい感じには作れません。一応、作ったのを上げていくと。





 日本は樋口一葉verの五千円札しかテンプレがなく、なんでよりによってこれにしたんだよっていう気がしますが、元が元だけに女性の髪形にもかかわらず一目で阿部寛とわかるあたりさすがです。

 なお阿部寛のほかに顔が濃くてお札向きな人物として自分の中で浮かんできたのは、プロレスラーなんかが割合いいように思え、とりわけ武藤敬司氏あたりはいいのではないかと思います。っていうか武藤氏をお札にするなら、蝶野正洋氏、故橋本真也と合わせて闘魂三銃士で三枚のお札に対応させたらもっといい気がします。多分手に取る外国人も本国に持ち帰りたくなるでしょう。
 
 最後に今回の新札切り替えを受け私の周りでは、「日本人はまだ現金使ってるんだ(´・ω・)」と言う中国人が多いです。っていうか最近の中国人の子供に至っては、そもそも現金自体ほぼ見ないで育っているので、「現金って何?(´・ω・)」とか言いそうです。


  追記
 結局作っちまったよ……。