ページ

2024年10月17日木曜日

最近のヤフコメの荒れ具合

 早くブログ切り上げてエースコンバット7をやりたいがために何書こうかうんうん悩んでたところ、ヤフコメが突然浮かんできました。

 さてこのヤフコメですが、ニュース記事におけるPV数を大きく引き上げているのかYahoo側も結構大事にしている節があります。ただこのヤフコメの内容、自分もJBpressで記事書いてた際に色々見ましたが、全く根拠のない憶測で批判する輩も少なくなく、自分なんかも「中国を持ち上げるこいつはきっと中国人に違いない」などという謎の認定を受けました。
 自分が描いたもの以外の記事を見ていても、記事本文の内容すらきちんと読み込まずに誤解しながら批判している者も見られるほか、差別的な内容も非常に多いです。そうした批判も受けてYahooも去年から投稿の際にはショートメッセージによる確認を必須にさせましたが、これによって国外でショートメッセージを受け取れない自分なんかは一切コメントを投稿できなくなりました。地味にこれ、海外現地にいる人間の意見が封殺されてえらいこっちゃじゃないのとか思ったりします。

 このほか最近のネット中傷問題を受けてか、確か去年の春くらいに差別的コメントが一定数越えたらコメントの投稿、閲覧をストップさせる措置を取っていましたが、現在このストップ措置が一切なされなくなっています。私が見る限り差別的投稿は決して減っておらず今も、特にこの前の深圳の事件のような記事にはたくさん投稿されているのですが、Yahoo側は一時採用した対策措置を何故かやらなくなってしまっています。
 また投稿、閲覧の禁止までと行かずとも、差別的コメントを個別に削除する措置も一時やっていましたが、これも何故か今や一切行われなくなりました。前は「このコメントは差別的なので削除しました」的な表示がコメント欄に出ていたのですがいつのまにかなくなり、もしかしたら見えないところでやっているのかもしれませんが、それにしては差別的コメントは今でもよく見ます。

 何となく、Yahooはこの辺の対策に一時動いたものの途中で放り投げてしまっているのではないかと疑っています。なんかの研究でSNSをやっている人は無駄に憎悪を滾らせ不要にストレスを高めているという結論が出されていますが、何となくわかるというか、ストレスをネットに吐き出すどころかより高めて憎悪に変えている節がある人を見ます。何が楽しくてSNSやってんだろうか。

 そういう意味ではこのブログなんかは一方的に且つ長文で書き続けられるものだから、ストレス解消にもってこいです。何気に前に見た記事で、巨人の阿部監督が試合中にしきりにメモとっていて研究熱心かと思ったら、「あの野郎」、「本当にプロか」、「ふざけやがって」などと、試合中でミスした選手の悪口を延々と書いているだけだったらしいです。
 なんでもこのように口に出さず紙に書くことで、相手を一切傷つけずに自分の怒りを収められるアンガーマネジメントの一つとしてやっているそうですが、実際こうして自分の考えを文字にすることはストレス解消に役立つと私も思います。この辺、日記を書いている人のメンタルヘルスはどうなっているのか研究したら面白いかもしれません。

2024年10月15日火曜日

れいわ・山本代表の入院報道を見て

れいわ・山本代表が一時入院 強いアレルギー反応疑い【24衆院選】(時事通信)

 上記リンクにある通り、れいわ新選組の山本代表が入院したという報道が出ました。この報道に対するヤフコメとかを見ていると体調が心配だとか、急に崩すこととかあるよねなどというコメントでほぼ埋められているのですが、私はこの報道を見た際にまず真っ先に、「誰と会ったのだろう?」と思いました。
 こっからは完全な憶測ですが、山本代表が今回入院したのは表で会って話せない人物と病院内で会って話すためではないかという風に疑いました。

 こう考える根拠としては大きく二つあり、一つはそもそも政治家というのは自身の健康不安を想起させることは一切明るみに出さず、治療を受けたとしても「健康診断に行った」などと濁すのが通常です。また実際に治療を受けるにしても入院などという手続きは取らずに治療を受けてすぐ帰るのが基本で、今回は遊説をキャンセルしたこともありますが、聞かれるまでもなく入院という事実を明かしている点は正直疑問に覚えました。

 次に、意外とこの入院作戦というのは情報秘匿の上でかなり有効な手段だからです。病院関係者には情報秘匿義務があるので面会に来た人間の情報を含め一切明かせず、また病院内にはみだりにマスコミ関係者も入れず、密談するには非常に都合のいい場所だったりします。はっきり言えば料亭なんかより機密性は格段に高いです。
 また密談が目的だとしても、今回のように治療目的で入院したと言えばいくらでも言い訳も立ちます。病院側も診断内容をいくらでもごまかすことができるし、今回はアナフィラキシーと言ってるようですが、単純に過労による脱水症状とかでも誰も疑わないでしょう。

 無論、以上の見方は私自身の完全な憶測でこのように信じる確固たる証拠もありません。ただ政治というのは基本、可能性というか選択肢をどれだけ頭に入れて状況をみるかが肝だと考えており、可能性がゼロでなければ「こういうシナリオもある」ということを踏まえておくと、後々の状況判断に役立つことが多いため、今回こうして記事化しています。
 若干、デマを広げているような節もあると自覚はありますが、あくまでこういう見方もあるよ的な物と捉えください……という風に、ここまで書いておけば後ろ指さされないだろう。

 しかし仮に実際に密談してたとしたら、一体誰とどんな内容を話していたかになってきます。話す内容としては間違いなく時期的に間違いなく選挙絡みで、何かしらの工作や協力の打診、検討と見るべきでしょう。
 相手に関してはやはり表で会って話せない人物ということから、表向きでは対立しあっている相手である可能性が高く、その場合は話す内容的にも自民党を含む他党の関係者ということになります。また政治家以外では、宗教関係者、海外政府関係者、特別なジャーナリスト辺りが候補になってきます。実際に会っていたとしたら今後の行動で何かしらその兆候が見えてくるので、そういう意味ではちょっと注視しておこうかなという気になります。

外国人も驚く日本人のサービス低下ぶり


 上のニュース見て原価はどれだけか知らないけど、このフィルム貼り付けるだけでステルス機できるんじゃねとか思いました。そのステルス機を売り込む場合、「ステルスマーケティング」と呼ぶのか、悩ましくて夜も寝られません(昼寝したから)。

 話は本題ですが先日、友人の中国人が仕事で日本に二週間ほど行っていたそうです。その友人はコロナ前はよく日本へ旅行しに行っており、特にUSJが好きで訪日のたびに毎回行くほどは待っていたのですが、今回の日本訪問後に自分を直々に指名して、「話がしたい」と言ってきました。
 言われてホイホイついていくと、友人はグループ会社の内部監査のために日本へ今回訪問したのですが訪問前、「日本人は中国人を見下していて、なんでお前らにいちいち指摘されなきゃならないんだ」と思う奴もいるかもしれないから気を付けてという、私のアドバイスがまさにその通りだったため、「なんであんな合理的に考えられない奴いるの(# ゚Д゚)」と愚痴ってきました。

 話のトピックはこうした日本人の内部統制意識に関するものともう一つあり、それが見出しにも掲げた日本人のサービス低下ぶりです。

 先にも書いた通り、友人はコロナ前には何度も日本に行っていて今回約5年ぶりに日本を訪れたわけですが、5年前と比べて社会のあちこちで日本人のサービス態度が劇的に悪くなっていると感じたそうです。
 とりわけ強く感じたのは飲食店で、なんでもその友人が日本にいる友人らと合流して3人で飲食店に入ったそうです。友人2人が食事を頼む中、友人のみ先に食事していたため飲み物のカクテルだけを頼んだところ、「申し訳ありませんが飲み物だけの注文はご遠慮ください」と、暗に退店を促されたそうです。

 自分もこの話は聞いてて非常に呆れたというか、そこまで日本の飲食店のサービスは落ちたのかと感じさせられました。仮に3人とも食事メニューを頼まないならまだしも、1人だけ頼まなかったものの飲み物はちゃんと頼んでいるのに席を空けろと、まるで乗車拒否するタクシーのようで聞いてるだけで腹立ちました。
 これ以外でも所かしこで前ほど態度が恭しくなくなっていたりしたと感じたらしく、友人は私に対し、「なんでこんなに日本人のサービスが悪くなったの?」と聞いてきたわけです。

 私自身もずっと中国にいるため必ずしも正しい答えとは限らないと踏まえた上で、一つの要因としては景気が良くなり雇用流動性が高まり、前ほど雇用者側にサービス態度を強制されなくなっているのかもというのを、原因の一つとして挙げました。もう一つの理由としては、サービス態度を高めても売り上げに直結しないし、要求の多い客をつけ上がらせるだけだと悟り、なんでも顧客に対し下手には出ず距離を置いた態度を取るようになったのかもと挙げました。

 私個人の意見としては、上記のように日本人のサービス態度が悪くなっていることについてはあまり問題視していません。むしろ以前まで態度が異常に下手に出過ぎており、モンスタークレーマーを増やしていたとすら考えていたため、若干印象が悪くなったとしてもこうした流れ、特に2番目の理由からくる客との距離感を空けることはむしろプラスだとすら考えています。

 その一方、日本人は以前から「サービス=態度」と考える人間がマジ多いですが、本当のサービスというのは顧客ニーズの汲み取りと充足にあります。その点で言えば日本人は杓子定規な対応ばかりでちょっとした、簡単な顧客のエクストラオーダーすら叶えられない融通の悪さが前から目立っていましたが(逆に中国はその辺が得意)、最初の飲食店の例を見るに、その杓子定規な対応がさらに悪化しているかのように思えてきます。
 先の態度方面の悪化はそれほど気にしないものの、融通の悪さがさらに悪化しているという点には私も眉を潜める思いがします。

 それ以上に最大の問題ともいえるのが、日本人自身がこうした全方面のサービスレベルの低下を意識してないというか気づいていない点でしょう。以前にも日系メディアで外国人が「コロナ前後で日本人のサービスの質が落ちている」と言及する記事を見ましたが、久しぶりに来た外国人からはすぐわかるレベルで落ちているのに、当の日本人は報道を見る限り、まるで気づいていないように思えます。つまり今後もさらに日本人のサービス水準は落ちていく可能性があるとみています。

 繰り返しますが態度方面のサービスの低下は別にどうでもいいですが、融通の利かなさの悪化は観光立国においてはかなりマイナスに働きます。その点を踏まえ、そもそも本当にいいサービス、従業員にとっても雇用者にとっても顧客にとっても売り上げにとってもいいサービスとは何かを、もう少し日本人は考えるべきだと上から目線で思ったりします。

2024年10月12日土曜日

日常でストレス感じやすくなった最近の中国社会

 本題と関係ないわけじゃないけどまたコラムの連載始まることが決まりましたが、前ほどうれしくないというか頑張んないとなぁというプレッシャーがでかいです。以前のJBpressの連載中なんか、「週末は速攻で記事書いて、自転車乗って、プラモ作んなきゃ」と、無駄にアクティブでした。
 こういう風にプレッシャーを感じるようになったのも加齢によるものかもしれませんが、それ以上に最近の中国社会が原因であるような気がしてなりません。端的に言えばやはり以前、去年と比べても今年は日常を過ごしながらストレスを感じることが増えている気がします。それもこれも中国が不況で、社会全体でなんか暗い雰囲気だからです。

 蘇州、深圳の日本人小学生襲撃事件は言うまでもなく、上海でも被害者は中国の方でしたが通り魔事件が起きており、以前から全く通り魔がなかったわけじゃないものの日本以上に監視カメラが張り巡らされている中国ではそうした犯罪に対する牽制が強く、そこまで身に感じるほど多いとは感じませんでした。それがこうして大きく報じられるようなレベルで、しかも短期間で何度も起きており、社会が殺伐と貸してきているのをマジで身をもって感じます。

 こうした空気ですが前にも書いた通り、やはり日本の2000年前後の不況期を思い出します。友人に言わせれば2010年前後の民主党政権時代の方が暗かったそうですが、ただ息を吸うだけでも重苦しいというか、何となく前向きになれない社会雰囲気が当時あり、最近の中国もなんかそれに近づいてきているように思えます。

 逆にコロナ前までは景気も好調が続いていただけに、前述の通り自分も自転車にプラモにと無駄に元気で、知り合いからも「平日仕事あるのによくコラムとか連載できるね(;´・ω・)」と言われるくらい動いててもそこまで負担に感じることはありませんでした。
 でもって自分はどちらかというと周囲の空気にあまり影響されず、良くも悪くも一定の状態を保ちやすいタイプなのですが、その自分ですら最近の中国での暮らしでこうもストレスを感じる辺り、多分ほかの人たちは相当のストレス受けてるんじゃないかという気がします。もっとも中国人もそうした社会空気に影響されやすいというか空気を全く読まない人間が多いので、そこまで影響を受けていないかもしれませんが、やはり見ているとこれまで不況というものを人生で一度も経験したことがないだけに、今の状況に認知が明らかに追い付いていない人は少なくありません。そういう意味では、見えないところで結構ストレス抱えてるのかもしれません。

 幸いにして連休中は繁忙期の反動でずっと体調悪くて、マジで首曲げられないくらい左半身に強いしびれとか覚えていましたが、仕事が再開して出勤するようになると程よい緊張感からか体調がぐっと回復してきたので、明日はまだアクティブに動けそうです。
 といっても明日は雨予報のため、「エースコンバット7」でラファール飛ばして1日終える気がします。グリペン使いたくて欧州機から解放してラファールに行きつきましたが、これが段違いに強いというか初めて使ったときに軽い感動受けました。あとグリペンの好景気は「ぐりとぐら」にならってぐらペンにすべきだと勝手に思っています。

2024年10月11日金曜日

袴田秀子氏に対する尊敬心

 これまでこのブログでは取り上げてきませんでしたが、日本の冤罪事件の中でも最上位クラスに入る袴田事件について先日、被告であった袴田巌氏に対する無罪が確定されました。この際に裁判長からは長きにわたる拘留、そして遅れた最新手続きに対する謝罪もなされ、謝ったから許されるわけではない暴挙であったものの、明らかな間違いが正されたことは本当に良かったと思います。
 もっとも大川原化工機事件で揺れる検察の態度は謝罪から程遠く、前にも書きましたが明確な捜査怠慢、証拠捏造を行った警官や検察官に対する刑罰を定めた方がいい気がします。いやほんとはあるし、その道の専門家はヤフーでオーサーコメント書いてたりするんだけどね。

 この袴田事件の再審に際してですが、ご本人の袴田巌氏もさることながら、弟の無実を信じて半世紀以上も活動されてきた姉の袴田秀子氏について初めて知りました。かなりのご年齢ながら非常に淳良つとしていて、インタビューに対する答えも常に前向きであるということに驚くとともに、このようなすごい人がいたのかといつも感じさせられています。
 水木しげる同様に、自分もこのような人になりたいと思わせられる強さを感じており、今回の無罪確定に対するコメントを見てもただただ頭が下がる思いがします。

 ちなみにちょっとケースが違うものの昔に「世界仰天ニュース」だったと思いますが、殺人の冤罪で収監された兄を助けるためにその妹が、すでに結婚して年齢も30歳を越えていたにもかかわらず、捜査権限を持つ弁護士資格を取得するために一から数年間学び、大学に入り、40代になって見事弁護士資格を取得したという話を思い出しました。この件では晴れて弁護士となった妹が当時の証拠を改めて検分したところ、裁判での証言とは明確に矛盾する特徴を見つけたことで、兄の冤罪を見事晴らして刑務所から解放していました。
 袴田事件もそうですがたとえどれだけの時間が経過しようとも、冤罪を晴らすための行動はいつか実るということを示唆しているように思えます。とはいえ約半世紀に収監された袴田巌氏の気持ちを考えると自分ですら申し訳なさを感じ、このような冤罪は起こしてはならないと改めて決意させられます。

 ちなみに自分にも姉がおり、もし自分が中国でスパイ容疑で捕まった場合には袴田秀子氏のように解放するための活動とか頑張ってくれないかなと密かに期待しますが、あんま仲良くないので多分してくれなさそうに思います。
 なおその姉については以前にも記事に書きましたが、一度マジで笑いの神が降り立ったことがあり、当時を思い出すにつれて今でも噴き出すとともに、我ながらえらいことやってもうたなぁと反省させられます。

2024年10月8日火曜日

自民党裏金議員の非公認について

 先日、晴れて首相となった石破総理は以前の自民党裏金問題でキックバック金額が大きかった議員複数名に対し、次の選挙で公認せず、比例名簿にも載せないことを明かしました。報道では最初は後任に動いていたものの叛意してこうした処置となったと言われますが、判断的には公認しない方が正しく、公認した場合よりも失う票数や議席は少なくなったのではと私は考えています。
 何よりもこの措置によって野党の批判をある程度抑えることができ、なおかつ党内で石破総理に対する抵抗勢力たる安倍派議員の切り崩しにも使え、むしろこの措置によって該当する議員が落ちてくれた方が石破総理の政権運営的にもプラスになるかもしれません。

 なおこの措置について、党の公認がなくなるとしても自民党の県連が裏金議員を応援することもあり、言われるほど非公認の影響はないという声もありますが、実際そうでもないのではという気がします。というのもこの非公認措置によって該当議員らは、公明党支持者からの組織票も丸ごと失うこととなります。
 一時期より勢力が落ちたとはいえ、組織票の結束力の固さで言えば公明党もとい創価学会の力は抜きんでおり、これらの票が次の選挙では減る、下手すりゃ公明党に対立候補を立てられる可能性もあることを考えると、やはりダメージとしては大きくなる気がします。

 もっともあれだけの裏金事件を引き起こしていながら、彼らは公認がもらえると思っていたという事実自体が私としては呆れるというか疑問でした。高市氏が総理になっていたら話は別でしょうが、恐らく石破総理じゃなくほかの岸田派議員、あと小泉氏らが当選していたとしても、今回のように公認見送りになっていたことでしょう。

 とはいえ次の選挙はまだまだ予断を許さず、途中のイベント次第ではいくらでも結果が変わってくる可能性があります。今回は裏金議員に対する措置としては私が思うに最善手を打ったように思えますが、途中の発言なども影響してくるだけに、まだ先が読めない段階です。

エースコンバットの操作感について

 今日からまた仕事が再開したため現在すでに体がだるだる状態ですが負けずにブログを書くと、この連休中に「龍が如く7」を無事クリアしました。際立って高い前評判通りに素晴らしい傑作と呼べるゲームで、小さなメダルならぬヤクザの代紋拾いがあるなど、ただ単に街中を歩き回るだけでも十分楽しい上に、ストーリーも任侠物のオーソドックスな筋道ながら各キャラの折々の心情が見え素晴らしく、エンディングには自分も感動しました( ;∀;)
 なお一点だけ付け加えると、日本のRPGにおける主人公は基本十代の少年しかいないのですが、今作は18年の懲役を経て無所から出てきたばかりの40代のおっさんに、ホームレスと懲戒免職食らって無職のおっさん二人が最初に加わるという、歪だけど最高なパーティ構成でした。やってて思ったのはこういう大人の年齢層のキャラが日本のゲームには少なく、それがためかえってこの構成が新鮮でした。

 こうして無事「龍が如く7」をクリアしたので、今度は今のパソコンなら問題なく動くだろうと前のセール時に買った「エースコンバット7」を今遊んでいます。以前から好きだしウクライナでも活躍しているミグ29をメインで飛ばしていますが、このゲームを始めるにあたっては「フライトシミュレーターは捜査が難しい」と言われていることが若干不安でした。
 実際、エースコンバットシリーズも初心者がやると最初は苦戦すると聞いていて、果たして自分にミグ29をうまく使えるものかと不安だったのですが、結論から書くと全くの杞憂でした。感覚的には初戦でザク3機を軽くやってのけるくらいの感じでスイスイ操作に慣れました。

 一体なんでそんな簡単にミグ29をすぐ操縦できたのかというと、以前にPSPで「零式艦上戦闘記」というゲームを遊んでいたことが何よりも大きかったです。このゲーム、二次大戦中のレシプロ戦闘機を使って戦うゲーム、エースコンバットと同じフライトシミュレーターに属します。基本、空での挙動操作は同じで、ピッチからロールといった操作は当然で、ブレーキかけながら旋回するなんて操作もかねてからやっていたというか、「零式艦上戦闘記」ではそれができなければお話になりませんでした

 というのもこのゲーム、前述の通り二次大戦中のレシプロ機で遊ぶゲームであり、ゼロ戦だけでも複数種類あれば秋水なんて際物機体まで揃えてあります。しかしどの機体もミサイルなんて未来的なありがたいものは一切なく、戦闘中は機銃で全敵機を撃ち落とさなければなりませんでした。
 今でも覚えてるけど、サイパン戦で上から垂直降下&上昇を繰り返す無数のF6Fを相手にする戦いでは気が狂いそうでした。あの戦術が如何にゼロ戦相手に効果的であったのかを、ゲームを通してながら身をもって知りました。

 そんな自分からすれば、エースコンバットはミサイルをガンガン打てるというかロックオンしてポンするだけで済むので、めちゃ楽です。というか最初はミサイルの打ち方がいまいちわからず、ミサイルで仕留めるより機銃で撃ち落とす方が楽に感じて、ガチで機銃だけで戦ってました。一体いつのガンファイターだよ。
 同じく特殊兵装の扱いも最初は慣れませんでしたが、この辺の操作が分かってしまうと後は本当に簡単というか撃墜するのは本当に楽だなぁ、いい時代になったもんだとか感じてます。もっとも「零式艦上戦闘記」と違って、敵機もミサイル打ってくるのでその回避が若干面倒くさいなと思いますが。

 なお同時期に「メタルギアソリッド5グラウンドゼロズ」も買ってたのでこちらも遊んでみましたが、こちらはそのひとつ前のPSPで出た「ピースウォーカー」はかなりやりこんでいたため、余裕で遊べると思ってましたが、実際は逆でした。なんか操作ボタンがやたら複雑というか面倒くさくなっており、端的に言って直感的に動かせず、この辺はすごく不満でした。それでいて、やれる動作は「ピースウォーカー」からそんなに変わっておらず、なんでこんな無駄に複雑な捜査にしたのか疑問にすら感じます。

 なお「ピースウォーカー」で一番楽しかったのは、ガレージで物音を出してやってきた兵士にまとめてバズーカバルーンをぶつけ、屋根のあるガレージの中なのに、10人くらいまとめて風船で空に飛ばすのが気持ちよかったです。変にメルヘンなのが良かった。