さてこのヤフコメですが、ニュース記事におけるPV数を大きく引き上げているのかYahoo側も結構大事にしている節があります。ただこのヤフコメの内容、自分もJBpressで記事書いてた際に色々見ましたが、全く根拠のない憶測で批判する輩も少なくなく、自分なんかも「中国を持ち上げるこいつはきっと中国人に違いない」などという謎の認定を受けました。
自分が描いたもの以外の記事を見ていても、記事本文の内容すらきちんと読み込まずに誤解しながら批判している者も見られるほか、差別的な内容も非常に多いです。そうした批判も受けてYahooも去年から投稿の際にはショートメッセージによる確認を必須にさせましたが、これによって国外でショートメッセージを受け取れない自分なんかは一切コメントを投稿できなくなりました。地味にこれ、海外現地にいる人間の意見が封殺されてえらいこっちゃじゃないのとか思ったりします。
このほか最近のネット中傷問題を受けてか、確か去年の春くらいに差別的コメントが一定数越えたらコメントの投稿、閲覧をストップさせる措置を取っていましたが、現在このストップ措置が一切なされなくなっています。私が見る限り差別的投稿は決して減っておらず今も、特にこの前の深圳の事件のような記事にはたくさん投稿されているのですが、Yahoo側は一時採用した対策措置を何故かやらなくなってしまっています。
また投稿、閲覧の禁止までと行かずとも、差別的コメントを個別に削除する措置も一時やっていましたが、これも何故か今や一切行われなくなりました。前は「このコメントは差別的なので削除しました」的な表示がコメント欄に出ていたのですがいつのまにかなくなり、もしかしたら見えないところでやっているのかもしれませんが、それにしては差別的コメントは今でもよく見ます。
何となく、Yahooはこの辺の対策に一時動いたものの途中で放り投げてしまっているのではないかと疑っています。なんかの研究でSNSをやっている人は無駄に憎悪を滾らせ不要にストレスを高めているという結論が出されていますが、何となくわかるというか、ストレスをネットに吐き出すどころかより高めて憎悪に変えている節がある人を見ます。何が楽しくてSNSやってんだろうか。
そういう意味ではこのブログなんかは一方的に且つ長文で書き続けられるものだから、ストレス解消にもってこいです。何気に前に見た記事で、巨人の阿部監督が試合中にしきりにメモとっていて研究熱心かと思ったら、「あの野郎」、「本当にプロか」、「ふざけやがって」などと、試合中でミスした選手の悪口を延々と書いているだけだったらしいです。
なんでもこのように口に出さず紙に書くことで、相手を一切傷つけずに自分の怒りを収められるアンガーマネジメントの一つとしてやっているそうですが、実際こうして自分の考えを文字にすることはストレス解消に役立つと私も思います。この辺、日記を書いている人のメンタルヘルスはどうなっているのか研究したら面白いかもしれません。