2026年6月22日月曜日

結局、米国とイランはいつ和睦するのか

 先週覚書が交わされた米国とイランの戦争ですが、早速イスラエルがレバノンを攻撃したことで停戦は解かれ、ホルムズ湾もまたイランによって封鎖された模様です。ただこうなる結果は恐らくトランプ大統領以外はみんな予想していたのか、織り込み済みだったのか今日の株価もそれほど影響が出ていたようには見えず、昨日からのメディアの報道も「また封鎖だってさ」的にサプライズ感ゼロだったように見えました。
 ただわずかな停戦期間の間にイラン産原油を満載したタンカーはホルムズ湾を出たと報じられており、これが事実ならこのわずかな停戦で得したのはイランだったように思えます。

 そもそもこれ以前からも停戦合意が交わされるやイスラエルが邪魔して解かれるということが何度もあり、そうした経緯からも今回もああやっぱりと誰もが思っていたことでしょう。結局のところ米国がイランとどれだけ交渉しようがイスラエルはレバノンへの攻撃をやめることはなく、イスラエルを止めない限りは米国とイラン間の戦争も正式に和睦へ至ることはほぼないでしょう。
 さすがにあのトランプ大統領もこうした仕組みに気づいてはいるようですがネタニヤフ首相を口汚く非難するだけで中身のある行動はとらなかったことから、今回のような結末を自ら招いてしまっています。口先では今後もイランを攻撃するかもと言っていますが、基本的にこの人は思っていることと反対のことを言うことが交渉で優位だと考えている節があり、基本的に逆に意味を取る方が正解に近くなる気がします。即ち、米国にはもうイランを攻撃する能力はほとんどなく、また和睦を1秒でも早く取り付けたいのが本音でしょう。

 それに対しイランは原油を輸出できない状態が続くと財政的にはマイナスですが、それ以上に世界経済の混乱と米国へのヘイト高まりが期待できるため、じらせばじらすほど米国に対し優位となれる状況です。またイスラエルが攻撃をやめないという事実上の合意破りを行っていることから大義もあり、私自身ももしイランの立場だったら余裕でホルムズ湾再封鎖を選びます。まぁぶっちゃけ、米国以上にイスラエルに対する世界のヘイトが高まっているようにも見えますが。

 では結局のところこの戦争はいつ和睦が結ばれ終わるのか。なんかこのままグダグダな状態がずっと続くというかトランプ大統領自身がこういう時の決断力が極端に低いため、マジで米国の中間選挙直前まで続くんじゃないかという気がしてきました。果たしてそれまで世界の原油在庫は持つのか色々不安はありますが、なんだかんだ言いつつホルムズ湾が封鎖された状態に世界も慣れてきているようにみえ、だからこそ今回の再封鎖にも係らず日経平均も高値を維持してるんだと思います。

 日本としてはガソリン自体は足りているもののナフサに関してはどうやらマジで不足しているため、煽り食らって影響を受ける企業や産業が今後も増加してくるかもしれません。実際戦前においてもナフサ備蓄についてあまり議論されたことがなかったし。
 あと細かいことを書くとこれだけ原油不足が話題になりながら、誰も代替エネルギーとして太陽光とかの話をしないのはいろんな意味で闇が深い気がします。何となく日本人全体でソーラーはもう当てにならないし頼ってはならない存在として認知されているように見えます。

2026年6月20日土曜日

なぜ柏の葉公園に駐輪場がない(# ゚Д゚)


 本題と関係ないですが昨日の記事書いた後だと「なんやねんもう!」とか言いたくなります。

 今日、柏の葉公園で陶器市が開かれると聞き、いてもたってもいられず朝九時前から出動して自転車で向かいました。柏の葉公園は軽く地図上で確認していましたが流山―柏の道はやたら複雑で一直線につながっている道路もなく、案の定道に迷ってさまようよろいみたいな状態となりました。なお来世はさまようよろいになって、疲れたらホイミスライム呼びたいです。

 そんなこんだで無事に柏の葉公園に着いたはいいものの、マジ困ったのが駐輪場が見つからなかったことです。自動車の駐車場はやたら広くて案内板にドカッと乗っているのに駐輪場の案内やそれらしき場所は一切見つからず、仕方ないので第一駐車場を手放し運転で何度もグルグル回っていました。
 しょうがないのでその第一駐車場にあったバイク用の駐輪スペースに自転車止めましたが、やはり周辺にはちゃんとした駐輪場はなかった模様で、ほかの人も公園敷地内の木陰とかにみんなやたらと止めていました。

公園内で無造作に置かれる自転車

 上の知恵袋回答によると、なんか公園内の一部施設には駐輪スペースらしきものはあるようですが、公園としての駐輪場はやっぱりないようです。私に言わせれば一体何を考えているのか、自転車族を軽視し過ぎていないか、これだから柏はダメなんだノーモア柏、メイク松戸グレイテストアゲインなどと文句言いつつ帰ってきました。

 なお今日は大体5千円くらいつかって箸二膳、茶碗二つ買って帰ってきました。陶器市自体はいろんなお店が出店していていいものも多く出されており、来週までやっているので是非お勧めです。

2026年6月19日金曜日

中国の日本向け団体旅行再開について

 先ほど息抜きがてらにまた「ヴァンパイアサバイバー」というゲームを遊んでいました。30分の息抜きが軽く3時間となるゲームですが、単純さというのは一つの強みということを示すいいゲームだと思います。


 それで本題ですが先ほど入ってきたニュースで、正直言って面喰いました。あんだけ日本のこと批判してたのに何でここで黙って日本向け団体旅行を再開するのか、どんな判断だとマジ意味不明です。現在日本に滞在中のため現地の状況はわからないですが、少なくとも報道などを見る限りは堂々とではなくこっそりとした再開のように見え、やはり中国国内の観光業界関係者を救済する意味合いが強い判断じゃないかと思います。

 自分も現在松戸付近に出没していますが、以前と比べると街中で中国語を聞くことが本当に少なくなった気がします。あれだけ来ていた中国人がこれほどまでいなくなるとは、でもって中国人がいなくても日本の観光産業は絶好調というのがなかなかに皮肉な結果だと思っていたわけですが、ここにきて中国が再開してきても正直反応に困るような感じがします。ただでさえインフラが追い付いていないと言われるだけに、もうちょっとセーブしてくれよという気持ちすらあります。

 ただ見方を変えると今後外国人観光客に対しては、観光地の分散化をもっと積極的に図るべきでしょう。やはり首都圏、関西圏にこれまで集中してきたきらいがあり、これを九州、東北、そして前からも主脚してきた北海道へより分散化し、インフラの全体稼働率を高めるべきです。もっとも東北と北海道は日本人の自分ですらクマが心配なくらいに出没してきているので、何も事故とかなければいいのですが。

 なお熊関連ニュースを見ていて思ったのは、何故か「マールのアトリエ」でした。あのゲームでは定期的に騎士団が魔物狩りしてくれて、その直後なら危険地帯でも安全に材料採取できるようになるのですが、こんな感じで今後定期的に熊を狩る活動が日本でも行われてくれたらという気が少しします。

2026年6月17日水曜日

高市総理の中傷動画騒動を静観したわけ

高市首相陣営の「中傷動画」問題、共同通信がオンライン向け写真を削除…事実関係に疑義(読売新聞)

 今国会でも盛り上がっている高市総理の選挙中の他の候補に対する中傷動画についてですが、昨日あたりからこれが証拠だとばかりに出された動画内に選挙後の画像が混ざっていたことがわかり、共同通信とかも報道を取り下げています。まぁ一言で言えば面白いことになってきました。
 この中傷動画ニュースですが、自分も先々週辺りから記事書くべきかなと実は考えていました。若干後出し孔明っぽい言い方になってしまいますが何故書かなかったのかというと、単純にリスク高いと考えたからです。要するに、この中傷動画騒動自体がデマの可能性があると疑っていました。

 一体なぜそのように考えたのかというと理由は大きく分けて二つあり、まず初報を発信したのは文春でしたが、新聞系メディアを含むほかのメディアが一切後追い報道をしなかったためです。ほかの種類の報道ならともかくただでさえ朝日新聞とかが飛びつきそうな報道ながら何故か後追いしなかったため、明確な報道に足る根拠がないのではないかと疑いました。
 もっとも今回疑義の出ている動画が公開された辺りから大手メディアも後追いし始め、そうしたのを見て私もブログに書こうかなと少し思いました。

 次に、文春の報道の順序がおかしいと考えたからです。「中傷動画を作っていた」という報道なら普通、中傷動画そのものがまず真っ先に出てこないと普通おかしいです。しかし文春の報道は動画作成を依頼した秘書のやりとり音声を最初に出し、肝心要の中傷動画はなかなか出しませんでした。はっきり言えば、あの報道が出た時点で中傷動画はそもそも存在しなかったのかもしれません。
 殺人事件に例えると、死体が出ていないのに「あの人は人を殺した」というような感じで、この点で凄い疑問でした。普通中傷動画というくらいならYoutubeとかの媒体で配信してなんぼなのに、その履歴すら出てこないし動画そのものも最初ないというのはどう考えても奇妙で、一言で言えばこの順序がおかしい点で疑いました。

 あと蛇足かもしれませんが、言い方悪いけど高市総理は他の候補を陥れるため中傷動画を作ろうとするほどIT方面に知識が強くないという気もしていました。

 そもそも論でいうと、ここ数年の文春の報道を見ていて如何なものかと思うところが前からありました。10年くらい前にスクープ連発していた時は編集長が「クロをシロにする作業」、即ち疑惑を否定するものがないかの裏取りを徹底的にやっていると報じていました。実際それだけあって初報の段階で報道を信じるに足る根拠と裏付けがなされていて大した編集部だと思っていたのですが、なんか三年前くらいから見出しのわりに中身が異様にしょぼい記事が増えてきており、以前ほどの信頼性を覚えなくなっています。

 もちろん今回の中傷動画騒動はまだどう転ぶかわからず、こっから凄い証拠とか出てくるかもしれません。しかしその逆だった場合はそれこそ週刊新潮みたいなことを文春がやったことになるわけで、ぜひともその報道の真実性を裏付けるのに努力してもらいたいものです。

2026年6月16日火曜日

三国志で不当に評価が低い武将

 最近松戸ネタばかりで歴史ネタ書いてないので、かなり久々に三国志について記事書きます。

 さて三国志というと一般的にも知られている通り歴史としての正史、物語としての演義に分けられ、一般で認知されているのは講談となった演義の方です。その演義の影響で実際の歴史では活躍したのに不当に評価が低い武将がたくさんいます。結論から言えば敵役となる魏の武将の面々で、引き立て役とされるため負けシーンばかり描かれてしまい無駄に誤解されている節があります。

・曹仁
 一番演義によって不当に評価を落とされた被害者ナンバーワンとくればこの曹仁において他ならないでしょう。中盤で徐庶に八門金鎖の陣を破られて敗退するところがピックアップされると、その後も南軍争奪戦をはじめ撤退シーンばかり描かれ、関羽との決戦の樊城の戦いでも包囲されて慌てふためる処ばかり描かれています。
 しかし実際にはかなり有能な武将で、同じ一族ということもあって曹操から信頼されて重要拠点を任されており、先の樊城の戦いも曹仁が粘ったからこそ関羽に逆転勝利を決められたとも言え功績面でいえば魏の中でもぶっちぎりです。彼に勝ると言ったら、それこそ張コウくらいになるのではないか。
 なお中国では曹仁はなんか人気で、関連グッズもよく作られています。この点はさすが中国人はわかっていると思います。

・曹真
 三国志演義の被害者ナンバーツーとくればこっちの曹真でしょう。というより、曹仁以上に悪く書かれているのでひょっとしたらこっちがナンバーワンかもしれません。
 曹真が出てくるのは諸葛亮の北伐時で、魏軍最高司令官として諸葛亮と対峙するも演技では諸葛亮に翻弄されて敗北を重ねます。横山光輝版「三国志」では「もう戦うのが嫌になった……」みたいなセリフも言わされ、周りからも無能扱いされて病気となり、司馬懿が気を使って指揮権限を穏便に継承するように描かれています。
 しかし実際の曹真は第一回から第三回目までの北伐に対する防衛責任者として、諸葛亮を紛れもなく抑えた最高功績者です。演技では何故か彼の活躍が郝昭の陳倉配置を含め司馬懿による功績にすり替えられ、ひたすら無能に描かれ続けています。彼の場合、蜀の引き立て役というより司馬懿の引き立て役にされている感すらあります。

・王朗
 三国志のゲームでは会稽を治める太守でおなじみのこの王朗ですが、演技では山賊まがいの厳白虎を匿う形で孫策と対立し、虞翻をはじめ家臣にも馬鹿にされて案の定孫策に敗退し、その後突然北伐中の諸葛亮の前に現れて論戦を挑むも恥かかされて憤死するというあんまりな役割となっています。
 実際の王朗は孫策と戦って敗北したところまでは同じですが、敗北後しばらくは孫策に従った後、曹操の招きを受けてその側近となり、要所要所で適切な助言を行っています。曹丕の代になるとますます徴用されて司空という要職を占め、皇位簒奪でも活躍しつつも贅沢や狩猟ばかりにかまける曹丕に諫言するなど非常に潔白な性格を貫いています。
 ぶっちゃけ自分も「まず真っ先に会稽で落とされる雑魚君主」というイメージでした。っていうかこのイメージは演義というよりコーエーのゲームによるものだけど。

2026年6月14日日曜日

ダイエー松戸駅西口店跡地の現状(2026年6月)


 以前にもちょっと書きましたがまた日本に潜入していて今日はやることあんまない、っていうか連載コラム書かなきゃいけないけど現実逃避したくなったため自転車に乗り、松戸駅西口のダイエー(自分の中では今でもDマート)跡地に行って来て、また写真撮ってきました。

 以前にも写真撮った2025年1月以降も何度か来て写真撮ってましたが、カバーつけられててあまり写真映えせず記事書いてもしょうがないと思い見送っていました。それが今回なんで記事化したのかというと、見ての通り上階部がすっかりなくなってしまい、「あのDマートが……(´;ω;`)」という悲しみが自分を襲ったからです。まぁ空の広いこと広いこと。

 ここに限るわけじゃないですが松戸駅周辺を走っていると本当にマンションが増えた気がします。でもって自分が以前に使った寝具店やミリタリーショップなどの個人商店がなくなってて、変に建物が高いせいで視界が悪くなってと、時代の悪い方への流れを感じさせられました。もっといろいろ探索したらもっと思うこともある気がします。

 それにしても改めてDマートなくなって松戸のランドマークがなくなったという喪失感を感じます。ヨーカドーは反対側にあるけど、やっぱこういう街のランドマークがなくなるとイメージが弱くなるというか街にとってはマイナスであるように思え、今後何かしら「松戸に来たらコレ」的な建物ができることを強く願います。

2026年6月13日土曜日

失敗や逸脱を極度に認めない日本の教育

 前々から特に歪と感じている日本の義務教育姿勢として、あくまで個人的見解ですがなんか失敗や逸脱することを極度に認めないような姿勢を感じます。実際自分の世代を含めて日本の若者は失敗することを極度に恐れる傾向があり、「ワンミス=死」というような見方で行動する人が多い気がします。
 なお中国の場合、「ワンミス=無限コンティニュー」なくらい自分のミスを気にしなさすぎる奴が多くて困ったりします。

 自分の経験から言うと、失敗からしか学べない物は非常に多いと思います。逆に成功から学べることはそこまで多くなく、それどころかその成功が運によるものだった場合、自分に実力があるという過信を生む可能性があります。その点では命取りになったり、人に迷惑をかけたりするようなものではない失敗であれば若いうちにたくさん経験する、即ち挑戦しておくことがその人の人生を実り多きものにすると考えています。
 なお自分の経験した中で今思うとやらなくてもよかったなと思う失敗は、クリスマスのメタルギアソリッドごっこです。

 以上のような考えを持つ私と違って、なんか日本の教育現場ではともかく子供に対し失敗しないよう、安全な人生を歩むことばかりこのところ要求しているような気がします。具体的には受験でしっかり学校を選ぶ、たった一度の新卒就活を無駄にしてはならない、余計な前科を作らない、余計なことをやらないなどなどで、人生コースに沿って無難な人生を歩むような要求が非常に強すぎるように感じます。大学受験浪人なんかはまだ寛容であるものの就活浪人などは1年空くとその条件が大きく不利になりますし、また学校内外の活動の管理もなんか以前より厳しくなっているように感じます。公園の遊具一つとっても最近は事故が起こるとよくないとばかりにどんどん撤去されています。

 そりゃ誰でも失敗をいちいちしたくないというのもわかりますが、現実は先ほども言った通り失敗からしか学べないものも多く、その中にはストレス耐性というのもあります。また失敗して人に迷惑をかけた際には素直に謝るという体験も重要であるように思え、こうした経験を経ずに大人になった人というのはむしろ危険なように思います。
 もっともこうした失敗や逸脱に厳しい教育というのは教育以前に今の日本社会がそうだからじゃないかとも睨んでいます。何となく景気はいいものの今の日本は失敗に対して全体的に不寛容、というか失敗した人への風当たりがなんか強くなっているように思え、不倫した芸能人とか永野芽郁氏とか本当に見なくなったと日々感じます。こうした社会の雰囲気が教育にも影響し、さらに失敗に厳しくなる負のスパイラルが起きているのかもしれません。

 さすがに失敗を繰り返し続ける人間は別ですが、失敗に対してもっと日本は寛容になった方がいいのではというのが私の見方です。もっとも自動車事故など影響の大きな失敗については別で、こうした許される失敗、許されない失敗の二つの概念を持つのがベターじゃないかと思います。