公私共にクソ忙しいのに、ゲーム会社のエクスペリエンスが「円卓の生徒」のリメイク版を出すからと言って「迷宮クロスブラッド」などダンジョンRPGゲーム三本をどれも500円のワンコイン(ワンコ・イン)セールやってたのでまとめて購入しました。なんていうか、試験期間中に新しいゲームソフトを買うような感覚を覚えます。
ちなみに「円卓の生徒」は実は現在プレイ中で、裏ボス倒す直前まで来ています。本音を言えばこの次は同じエクスペリエンス製の「デモンゲイズ」というゲームを遊びたかったのですが、やすかったので次はこの三本のうちどれかを手にすることになるでしょう。ただこの三本、ゲームパブリッシャーが5pbで、セールじゃなければ絶対買いません。ここのゲームはどれも呆れるくらいバグが多く、UIはくそで、ゲーム会社としては心底見下しています。まぁ作っているエクスペリエンスは堅実にゲーム作る会社だからまだいいけど。
話は本題に入りますが、本日米Googleが中国のファーウェイ向けに一部取引を中止するという発表を行いました。これにより、Google製のOSであるAndroidを搭載したファーウェイの端末には、Android自体はオープンソースであることから今後も使えるものの、Gmailなどの一部Googleが提供しているサービスは使用できなくなるのではないかとの観測が出ています。
結論から言うと、Googleもすっかり変わったもんだなというのが私の見方です。
今回の件に関してはファーウェイユーザーということもあるためファーウェイの肩を持つのですが、そもそも一体何故Googleが今回こうした措置に出たのかと言うと、言ってしまえば米国政府の指示を受けたとしか考えられないでしょう。ファーウェイ側に明確な違法、違約行為などがあればまだわかりますが、スパイ活動をしていたと誰もが言うものの具体的な証拠自体はどこも出しておらず、だいたいそれ言ったらユーザーの個人情報を堂々と販売しているFacebookとかはどうなんだよと私としては言いたくなります。
またファーウィのスパイ端末については、素人からいってもコンシューマー端末のようなちゃちなものに組み込まれることはほぼ考えられず(組み込めていたら逆にすごい技術)、あるとしたら通信キャリア用の大型設備でしょう。そういった設備にGoogleのソフトが関係するかと言ったらまぁそれはないわけで、爽考えると今回のGoogleの行動は、すでにファーウェイの端末を通してGoogleのサービスを受けているGoogleユーザーをも大した理由なく切り捨てる行為に思えてなりません。
それこそ取引を中止すると言っても、今後どうなるかはまだ見ていながらも、最低限のサポートサービスを果たすのはシステムメーカーとしての十分な責務じゃないかと思います。報道を見る限りこうしたサポート面についてファーウェイとはほとんど詰めていないように思え、今後も方針が出されるかは未定です。
Googleはかつて国家的検閲を強要するからという理由から中国からの市場撤退を行いましたが、今回は米国の中国抑え込み政策に協力するような形でこうした措置に出たことを考えると、以前とはすっかり変わってしまったという印象を覚えます。
2 件のコメント:
ファーウェイは売り上げが中国国内と新興国がほとんどを占めてるので販売に関しては大丈夫、独自OSも作る能力はある、と思いますが、ARMとの取引が停止したのが一番打撃が大きい。あと加えるならSDカードとWi-Fiの標準化組織から追い出されたのもその次に打撃が大きいです。
個人的には今後の長期的展開として、米国主導のネットと、中国主導のネットとお互いに分かれる世界になると思います。
おっしゃることご尤もで、ARMとの取引が華為にとって最大の打撃でしょう。そう考えると孫正義はつくづく慧眼な気がします。
既に現時点でGoogleのサービスに頼らないネット世界が中国には有り、他の国と一線を画すネット社会ができています。自分も今後この溝は広がると思え、GoogleやFacebookなどに寡頭されるだけの世界より、そういう対抗する世界があったほうが世界的にはいいのかもなと内心考えています。
ただ、電子書籍くらいは普通に使わせてくれよとは思いますが。
コメントを投稿