最近政治スクープ記事は文春にやられっぱなしだったけどアエラさんも意地を見せたのかいい記事出してきました。
上の記事に書かれている通り、全然進まないワクチン接種の一般接種に関してどうも国が人材派遣会社に30億円で丸投げしていたそうです。トリチウムちゃんといい本当にこんなよくわからない契約がこれほどまで横行していることに財務省も歯止めをかけないのかが内心不思議です。
真面目に最近のコロナ対策を見ていて感じるのは、万事につけての日本の仕切りの悪さです。強権をいくらでも振るえる中国ならまだしも、日本のワクチン接種状況は他の各国と比べても非常に遅れていると報じられており、一時は感染がやばく「英国型」なども登場した英国に至ってはワクチン接種とともに流行も収まってきたという報道が見られます。さすがに現地行って確認出来てはいないものの、医療従事者ですら未だ接種率は20%程度という日本の情報を見ると、言葉が出てきません。
そもそもの問題は日本の仕切りの悪さで、今回の接種丸投げに関しても官邸が土台無理なスケジュールを自衛隊に強要してきたためと報じられています。実はこれに関連してもう一つ気になる記事があり、それはこちらです。
・ワクチン、7月中に一般接種も 厚労相「量があれば」(日経新聞)
最初見出し読んだ感想としては「来年の7月?」でした。
地味だけどこの発言を見て官邸というか政治家や官僚は現場や現況についてなにも知らないのではと寒気を覚えています。上述の通り優先接種者はおろか医療従事者ですら接種がままなってない状況でいきなり7月には一般接種開始などとどうして発言するのか、やはり前述の通り現場を無視した「スケジュールありき」の魂胆で動いているのではと思えてなりません。
なおこのスケジュールは言うまでもなく東京五輪を意識したものでしょう。せめて五輪開催までに一般接種が始まっているという口実を作りたいのが本音で、実施率や実際の予防効果などは完全に度外視しているように見えます。
現況から考えて日本で一般接種が一部の上級国民以外にもまともに開始されると思うのは私は早くて9月、下手すりゃ11月くらいと踏んでいます。ただ前述の通り、日本政府は「一般接種が開始された」という事実のみしか求めないため、「予定通り7月に開始された」ということにして、実際の接種状況とかは無視するでしょう。逆を言えばその間はコロナは流行し続けるんじゃないかな。
ちなみに中国ではすでに一般接種が開始されており、自分も今月末に一発打ってくる予定というか予約入れました。注射するのマジ久しぶりでドキドキします:(;゙゚''ω゚''):
いくつか状況を紹介すると、街のあちこちに臨時接種所が設けられ、その場所に貼られたり会場となるビルや会社が配信するQRコードを読み込んで予約するような形式を取り、当日には接種用バスが来たりしてその中でバスバス打つような感じのようです。そうした臨時接種所は試してはないけど恐らく外国人は受け付けてくれないと思われ、外国人専用のQRコードアプリを使って私は月末の接種を予約しました。
何が言いたいのかというと、未だ電話とFAXでしか予約取れない日本はある意味凄いなぁってことです。しかも予約電話で回線パンクするとかマジで私の想像越えた事態広がってます。
追記
アエラの記事は誤報だったようです(´;ω;`)ウッ…