さっき夕食の準備していてお椀に味噌汁の素入れようとしたらちょうどおなかの前にあるダイニングの引き出しが勝手に出てきて(ストッパーが緩くしょっちゅう出てくる)、入れなおそうとしてもまた出てきて、味噌汁の素の投入先がずれて、挙句にお椀を床に転がして、「くっそなんだこの野郎!」とまた一人で怒鳴ってました。よく見たら近くの窓開いてたけど中国ならこの手の怒声は珍しくないので周りはみんな何ともなさそうとしているあたりはほんと中国いいとか思います。
マジな話、日本人、特に住宅周りはちょっと音に敏感過ぎて、軽いノイローゼ入っているではと疑っています。
話は本題ですが上のリンクは結構前に見た記事ですが、何年も前から何度も繰り返し議論されているにもかかわらず未だに一致を見ない論点で、根深いなと思ってリンクを残しておきました。義務教育ということで、大学教育を除く小学校から高校の範囲で少しこの論点に触れると、まず悪いところじゃなくて良いところ、維持すべきところをもっと明確に意識すべきじゃないかと思います。
地味に日本の義務教育で最も優れていると私が感じるのは、掃除教育です。小学校の段階から外部の業者や用務員を使わずに生徒自らその使用する教室や設備を掃除させることで、自分が掃除するのだから必要以上に汚さないよう意識させ、尚且つ清掃外注費用も浮くという最強のコンボが成立します。
この辺、中国だと生徒に一切掃除させないため、やはり共用の備品などに対する扱いが非常に粗雑で、自分が壊しても平気なふりする人も珍しくないです。またトイレ掃除はやったことがないのか物凄い拒否感を見せる人間も多く、トイレの使い方も汚い人が多くてこの辺は自分も辟易します。具体的に言うと、男性用立小便用便器があるにもかかわらず、個室の洋式便器に向かって立小便する人とかざらにいます。こうした比較例が身近にあるだけに、日本の教育の最も優れた点は掃除教育だと私は思っています。
もう一つ日本の義務教育でいい点を挙げると、私学があるというところじゃないかと思います。私自身も私学出身ということもありますが、生憎通った私立中高一貫校はなんも楽しくなくカスだったと思うものの、やはり私学という存在があるから公立校も対抗意識を持ち、自分らの教育手法の改善に取り組む競争関係が働いていると思います。また私学は私学同士で競争し、尚且つ公立校の枠にとらわれない余地もあり、こうした選択の幅は割とプラスであると思います。
中国は基本公立校で、私学に当たるものとしては外国人らが通う国際学校があります。中国戸籍者でも希望すれば確か国際学校に通えましたがその分学費はかなりお高いんでしょうになり、日本の私学と比べると一般的ではありません。まぁ中国の場合、社会のいたるところで競争激しいから公立校だけでも競争意識働いているかもしれませんが。
逆に日本の義務教育の悪いところとして、上記リンクの記事にもありますが「進路指導が悪すぎる」点はまさにその通りだと思います。私の場合は上述の通り私学出身で通う生徒は基本全員が大学進学を希望しており、教師もその前提で動きます。それ自体は悪くないものの大学進学が手段ではなく明らかに目的と化しており、大学に行って何をやるのか、どんな職業や研究のためどの学部を目指すのかと言った視点なり指導はほぼ皆無でした。基本、得意な科目と偏差値のマッチングでしたし。
この辺は多少偉そうな言い方をすると教師の社会人経験のなさが影響している気がします。どの学部がどんな職業につながるのか、実際の一般企業ではどんな知識が求められるのかという感覚が全く持っていない教師も珍しくありません。そういう意味では、人材会社の社員を各校に一人ずつジョブカウンセラー的においてみるのも案外ありな気がします。
もう一つあまりよそで見ない悪いところとして、これは昨今の傾向なのかもしれませんが、少人数教育はあんまよくないのではと密かに睨んでいます。というのも50人くらいいれば仲の悪い奴もいるだろうけど気の合う奴も一人や二人はでてくるでしょうが、半分の25人学級とかだとあぶれる人間が出やすい、率直に言うといじめが発生する人間が出てくるのではないかと思っています。
もちろん教師の負担を考えたら少人数の方が管理面ではプラスと思うものの、その辺は二人担任制などにするなどしてカバーして、可能な限り大人数学級を維持すべきじゃないかと密かに考えています。
・公立小学校の1クラスの定員 35人以下に(NHK)
そうした私の方針とは真逆に、世の中は少人数学級制へと移行しつつあります。自分としてはもっといろんなタイプの人間と若い頃から接しておいた方がいいと思うのですが、どうもそんな価値観は少数派のようです。