などと考えていたある日、同じく日本初のスキルで海外で人気のあるものとして「忍者」が浮かんできたところ、「寿司と忍者が組み合わさったら最強じゃね?」などと思うに至りました。それこそFF5で言ったら「まほうけん+みだれうち」、いや忍者だから「にとうりゅう+みだれうち」に相当するような最強のスキルセットのように思えます。ちなみになんで侍じゃなく忍者のアビリティが「にとうりゅう」だったのか今気になりました。
そういうわけで先行事例はないかと「寿司忍者」で検索したところ「スシニンジャ」というWebアニメがヒットしたのですが、一目見るなり花澤香菜ばりに「そんなんじゃないよ」という言葉が出てきました。自分が求めている寿司忍者はガチな忍者が握る寿司であって、寿司が忍者になるというのは間違っている気がします。
では忍者が寿司を握ることはあるのか。実は先行事例として一つあり、それは「忍道」というゲームでありました。
このゲームは忍者となって大名からの依頼に応えていくお使いゲーなのですが、ゲーム中に「武士騙し」といって見かけまんま寿司なアイテムを作ってお使いに持って行くことができます。この武士騙しにはいろいろな効果を混ぜ合わせることができ、「混乱」とか「毒」とか入れれ路上に巻いておくと何も知らぬ敵の武士や忍者がそれを食べて、いろいろえらいことになります。
中でも「爆発」の効果はすさまじく、自分はよく吊り橋の上にまいておき、実際に敵キャラがそれを食べるや、何故か食べた奴の周辺を含め爆発が起こり、吊り橋から谷底へとみんな一気に落ちるのが見ていてめちゃくちゃ楽しかったです。あと「拡大」って効果もあり、これを入れると各効果が高まるとともに、寿司の見た目もやたらでかくなり、人間よりもでかい寿司になったります。でもってそれを普通に投げられ、見つけた敵キャラも一口で食べるし。
実はこのゲームに出てくるある敵キャラがこの武士騙しが非常に効果的で、戦闘中であろうと武士騙しを見つけるや口に入れてダメージを負わせた後、また武士騙しを投げつけると反省なく食べるということからついたあだ名が「寿司忍者」でした。もっとも寿司を握るのではなく食べるのでこっちも「違う、そうじゃない」的なところがありますが。
ただまじめな話、寿司と忍者の組み合わせはかなり強いと思え、寿司職人も割烹着ではなく忍者衣装来て寿司握った方が絶対受けるような気がします。何気にコロナ流行のこの時期も、忍者衣装ならマスクも目立たないし。
でもって握りながら「ニンニン」と言ったりすればさらに良く、誰かやってくんないかなとか思ってます。最近寿司料理メインの日本食屋の人と仲良くなってきたら、本気で提案してみようかな。
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