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2021年8月29日日曜日

日本のランチ代が安いという報道について

【悲報】日本のランチ代、海外の半分だったwwwwwwwwww(暇人速報)

 上記のまとめ記事によると、なんか日本のランチ代がこんな感じで安いって報じられたそうです。


各国のランチ代

アメリカ 1650円
中国 1020円
日本 649円


 これについて自分の方からコメントすると、中国が「1020円(約60元)」という価格は正確ではないものの、間違ってもいない程度の数字という風に感じます。厳密な意味では、「中国」のランチ代ではまずありません。

 余計な前置き抜きで書き綴ると、この60元というランチ代は上海や北京といった大都市におけるオフィス中心街における飲食店でのランチ代です。大半のサラリーマンやOLはコンビニの弁当やデリバリーでランチを済ませており、コンビニ弁当なら20元(約340円)前後、デリバリーだと30元(約510円)だと思います。
 中には確かに毎日飲食店に行って食べる人もいますが、絶対数で言えばそこまで極端な割合ではないと思います。私なんかは翌近くの不味いパン屋(本当に不味い)で16元(約210円)程度でパン買って済ませており、たまに西安料理屋で30元程度のジャージャー麺食べる、っていうかほぼこの2択です。一般中国人サラリーマンtの比べると恵まれた給与を自分ももらっており、そうした点を踏まえると上記のランチ1食60元というのはやや誇張された数字であるように感じます。

 ただ、飲食店でのランチが60元程度するというのはあながち間違いではありません。自分がほぼ毎週通ってて店員にも顔を覚えられている日本料理屋ではランチのうどん+寿司セットは78元(約1300円)で、他のメニューも大体こんな感じです。また他のお店でもちょこっとこぎれいなお店行くとなると値段はこれくらいいき、コメダ珈琲でミルクコーヒー大+ミックスサンドを頼んでも確か80元(約1360円)したはずです。
 もっともマクド行けば30元(510円)でランチメニュー食べられるけど。そういや最近ケンタッキー行ってないから明日行こっと。

 以上はあくまで中心オフィス街での値段で、仮に上海ではない他の地方都市や非オフィス街となると値段は一気に下がります。行ったとしても15~20元程度だと思え、そう考えると中国と表記して1020円とする報道は誤解を招く恐れがあります。まぁどう報じられたかは見てないけど。
 とはいえ、中国のランチ代が年々上がっていることは事実で、上記の通り中心オフィス街での飲食店ならもはや中国のが上になっているという印象は覚えます。

 ちなみにこの前ウナギ食べたくて後輩誘って適当なうなぎ屋入ったら、一番安いうな重で1人200元(3400円)する店でした。誘った手前、強がって「ここは自分が持つから」と言って後輩の分も払いましたが、「ここは割り勘で(・∀・)」という言葉が口を突いて出てきそうでした。

2021年8月28日土曜日

野戦病院発言に対する違和感

実際を知って使っているのか、戦場の「野戦病院」は「ほぼ墓場」(JBpress)

 ちょうど自分が感じていたことを青沼さんが記事にまとめていたので、紹介します。
 やった最近になって病床が足りないことが一番問題だと気になったのか、菅首相大阪の吉村知事が緊急的に既存物件で代替して病床を増やす案を口にしましたが、何故か二人とも示し合わせたかのように「野戦病院」という言葉を使っています。ただこの言葉、正直に言って強い違和感を感じました。

 私個人としては「緊急病棟」、「仮設病棟」などの言葉が適切じゃないかと考えているのに対し、「野戦病院」というと青沼さんが指摘しているように実際は非常に環境の悪いところで妥協的に作られたものというイメージが強いです。即席で作ることは共通していますが、環境が悪いのでは意味がなく、いくらコロナ対策が戦争のようだからと言ってこの表現を使うのはなんかまだ状況を舐めているのではという感じがします。

 先日書いた記事でも触れていますが、今後コロナの影響はまだ数年は続くとみた方がよく、そういう意味で今病床を追加しておけば数年間の対応に資することとなり、病床追加は今すぐ迅速に、あらゆる手段を使ってでもやるべきだと考えています。
 しかしそれを「野戦病院」などとインスタントな扱いみたいな呼び方でいいのか。半恒久性も持たせなければならないというのにこの認識で大丈夫なのかと気になります。

2021年8月27日金曜日

オリックスの宮城選手について( ;∀;)

オリックス・宮城大弥は、なぜ極貧生活から這い上がれたのか? その壮絶な来歴(週刊現代)

 最近、週刊現代はいい記事をたくさん配信していて密かに凄い雑誌になってきたと思っていたのですが、中でも上の記事は文字通り涙なくして読めず、読み終わった後にガチ泣きしてました。

 現在首位につけ今日もエース山本が完封で買ってのけたオリックスで、山本と並んで勝利数がリーグ最多の宮城大弥選手の来歴について上の記事でまとめられています。
 記事を読んでもらう方が早いですが、宮城選手が子供だった頃、その家庭状況は金銭的に苦しくて野球道具すらまともに買えず、つぎはぎだらけだったために周囲から悪口を言われることもあったそうです。しかしそうした環境にもめげずかなりひたむきに野球に取り組み続け、見事プロになったのですが、ガチで驚いたのはプロになる際に受け取った契約金8000万円のうち、2000万円を出身校や実家のある自治体に寄付していたとのことです。

 年俸1億円プレイヤーでも数千万円単位の寄付はそうそう聞かないのに、何故契約金でこれほどまでの寄付を行えるのかと驚愕するとともに、きっとめちゃくちゃ性格いい子なんだろうなと感じ入りました。っていうかこのエピソード聞いて、応援せずにいられない人はいないでしょう。

 最近は米国での大谷選手の活躍が凄すぎて野球ニュースはそっちばっかみて、日本プロ野球、特にパリーグについてはあんま見てなかったのですが、現在勝利数で最多とあるだけに、宮城選手の投球については非常に評価がいいということも最近知りました。オリックスの当主というと近年、もはや球界ナンバーワンの座を巨人の菅野選手、ソフトバンクの千賀選手と争うまでになった山本選手についてはかねてから知っていて評価してましたが、山本選手以外にもこんな投手がいたのかと今回初めて知りました。
 チームのムードもいいし、両エースが後半に入ってさらに調子を上げているので、恐らくこのままパリーグはオリックスが取るのではないかと見ています。なによりこの記事が出て、ますます宮城選手への応援が高まるのではないかと思え、その勢いに乗ってシーズン最後まで頑張ってもらいたいものです。

ワクチン副作用に関する報道を見て


 朝から何度も見てるけどめっちゃじわる。

 話は本題ですが、このところ感じる違和感として、なんか日本ではやたらとワクチン副作用に関する報道が異常に多い気がします。それこそワクチンを打ったらもれなく100%高熱などの副作用が出るのではという印象を覚えるくらい、芸能人から一般人に至るまで、「ワクチンの副作用でヤバイ」みたいなことを主張しています。

 中国でのワクチンでも副作用の話は全くないわけでもないですが、私の周りでは「打った後はやや眠くなる( ˘ω˘)スヤァ」程度くらいでした。無論、深刻な副作用、中にはそれで死亡された方もいるだろうし、中国だったらその手の報道はあまりしないということも十分考えられますが、それを考慮しても日本の副作用報道ははっきり言って異常だと感じます。
 また副作用について言及している人はこぞってその副作用がどれだけ深刻であるかを書く人が多く、それこそ「こんなことならワクチン打たなければよかった」的な言及もみます。そりゃ副作用がないに越したことはないですが、現況においてはみんなでワクチンを打つことが最終的なコロナ死者数を減らすことにつながることは確実だと思うだけに、いい年こいた大人が発熱程度で弱音吐くなよと見ていて思います。機能喪失レベルならまだわかりますが。

 恐らく中国以外の他の国もある程度そうでしょうが、ここまでワクチンに対する忌避反応が日本で強いとは私は思いませんでした。ツベルクリンとか打ってるだろうになんでコロナのワクチンにだけこんな拒否反応示すのかがいまいち理解できませんが、なんだか私も日本人の知能が落ちてきているという自虐意見に傾きそうになってきています。
 それも個人ならともかく、メディアもこぞって科学的な根拠をガン無視した報道で不安を煽っており、そういう意味では中国ほど激しくなくてもメディア統制はやはり必要なのか、特に最近やらかしまくっているテレ朝に対しては思います。っていうかテレ朝は二階から目薬的に落ちて怪我した女性社員の動向というか経過をもっと報じるべきだと思う(´・ω・`)

2021年8月26日木曜日

短期的でしかない日本のコロナ対策


 こういう文章を自分も書けるようになりたい。にしてもヤフコメにあった「サブリミナル的に長島昭久が」出てくるというツッコミは的確だと思う。


 でもって本題ですが何が明かりだよこの野郎と、見出し的に自分は思いました。それこそ豊田真由子がここにいたら「このハゲー!」っていうレベルでしょう。目下のところ日本国内で感染者数は増え続けており、重症者数の伸びは止まったという一部報道を見ますが、数字的に多分、治療対応可能な限界数に到達しているだけではないかという疑念を持っています。ちょうどこれはという閾値付近で止まることが多いし。

 ただそう言ったこと真偽以上に呆れたのが上記の菅首相の空気を読まない発言です。今この状態でなにが明るい材料なのかを具体的に言及せず、また他の国より死亡率が低いなどとと述べ、比較上でマシであれば先日のようにたらいまわしにされた挙句妊娠していた子供が亡くなってもいいと思えるのかと聞いてみたくらいです。やはり去年と比べると、たらいまわし、搬送先を探している最中に死亡下という報道が増えている印象を感じ、明らかに状況が悪化しているようにしか見えません。
 第一、比較するなら悪い国じゃなく、中国や台湾、ニュージーランドとかと張り合うべきでしょう。言ってしまえば「自分よりテストの点数が低い奴いがいる」と言っているに近い発言だと思います。

 繁忙期が終わったけれども今頃になって疲れがどっときているので一気にまとめますが、日本のコロナ対策を見ていて非常に致命的だと感じる点として、基本的に何か起こってから対応するという受け身であるということと、一番遠くて1ヶ月先しか見ていない短期的視野が問題たと思います。
 現在夏だからということで重傷者はまだこれだけに止まっていると私は考えており、恐らく今冬にはそれこそ最初の頃の武漢みたいな状況、具体的には死亡しても家族が見送ることができないという光景が日本中で起こるのでは想定しています。ついでに死亡者数も劇的に増加するという気もします。

 だからこそ現在すべき対策としては一にも二にも病床数の確保で、ある程度採算度外視で酸素吸入器などの最低限の治療設備を唱えた仮設病床を作っておくべきなんじゃないかと思います。中国も武漢でレンチン的に病院を作っていましたが、ああした対策が冬に備えて今必要だと思えてなりません。
 さらに言えば、この状況が来年に改善される見込みはかなり薄くなってきています。既にワクチンの効果も持って1年程度とされ、3回目の接種が推奨され始めるなど、人類はコロナを撲滅できない可能性が出てきています。となれば今後もこうした状況が続くだけに、来年、再来年以降どうするかという対策も求められ、だったらなおさら作っても無駄にならないんだから病床を増やす価値があると思うのですが、そういう話は誰もしない辺りが日本が怖いなとマジで思います。

 恐らくですが、今の政権は次の解散総選挙しか見ておらず、来年以降のコロナ対策はやや度外視しているように見えます。この辺、日本人の一番悪い癖というか、「最も起ってほしくない事態は起こらないことを前提に話を進める」という癖が出始めているように見え、最悪の事態を想定しつつも何も対策を採らなくなっているようにも感じます。そういうわけで、今冬どうなるかがいろいろ不安です。
 日本にいないし帰国も延びたからいいけどさ。

2021年8月24日火曜日

真・女神転生Ⅲのコトワリについて

 自画自賛ですが昨日の「マカロニ大魔王の降臨」という見出しは自分的にかなり気に入っています。その記事で書いたこの前クリアした真・女神転生Ⅲですが、このゲームは最終的に主人公が選んだ「コトワリ」によって結末が分岐するマルチエンディングとなっています。

 そもそも「コトワリ」って何かですが、このゲームにおける思想であり勢力を意味します。このゲームに登場する人間はマジで指折り数えるほどしかいない(悪魔はたくさん)のですが、それぞれが思想を持っており、その思想に染まった世界を作るため暗躍し合うというストーリーとなっています。でもってどの思想に味方するのかが主人公に迫られ、その選択によって他の人間キャラは味方となることもあり、また敵対することもあります。
 ではそのコトワリですがどんなのかというと、


1、ヨスガ:強者が絶対でなにしてもいいという価値観で、弱者はその存在(=生存)すら認めず、駆逐しようとまでする。

2、シジマ:徹底した管理社会で、強者が余計な感情を捨てて上から支配するシステムチックな世界を目指す。ヨスガと違って弱者は反抗こそ許さないが存在は認める。

3、ムスビ:各人がそれぞれ固有の価値観を持ち好き勝手行動する一方、他人からの干渉は一切認めない。


 自分の理解ではざっとこんなものです。この3つのコトワリ勢力からどれか一つを選ぶか、すべて否定するかが迫られることになります。元々、真・女神転生シリーズは代々マルチエンディングなゲームなのですが、1と2では「ロウ(秩序)」と「カオス(混沌)」の二項対立しかなかったのに対し、この3では上記の通り3種類、それもそれぞれが対称的な関係にない思想であるため、いまいち対立構造が掴みづらい印象を受けました。
 以上を踏まえて自分の見方を述べると、上記の3種類の思想は中身には違いはあるものの、どれも「この価値観以外は一切認めない」という全体主義的傾向が強い思想となっています。

 「ムスビ」は一見すると自由思想に見えますが、説明にも書いた通り他人の干渉は一切認めないという孤立主義的思想も含まれており、実際にゲーム中で「俺の領分に入ってくるな!」とムスビ主義者が攻撃してくることがあります。エヴァで言うATフィールド的な価値観で、「それぞれの領分を荒らさない」ということを強制する思想となっています。
 敢えて現実にある思想で例えるなら、米国のモンロー主義が一番近いかなと思います。

 で、残り二つですが、ヨスガに関してははっきり言えば選民主義で、ナチスドイツの優性主義が最も近いでしょう。弱者は存在すること自体が害悪だとし、優等なもののみが生き残る世界がいいんだ的に主導者も主張してきます。いうまでもなく、ナチスドイツも極端な全体主義の代表格です。
 最後のシジマは、一番わかりやすい例なら江戸時代の徳川幕藩体制で、身分の逆転は起こらず、イノベーションも認めず、これまでと同じ時の流れを繰り返す「静寂」な世界を良しとする価値観です。無論、徳川幕府もまた全体主義です。

 そもそも全体主義とは何かですが、一言で言えば特定の価値観以外を持つことを一切認めないという思想です。共産主義世界がまさにそれで、資本主義的価値観を持つことを認めないし、存在もまた許さないです。上記の通りこのメガテン3の思想はどれも、内容に違いがあるもののどれも全体主義で、他の価値観を一切認めず一つの思想に統一するよう迫ってくるものがあります。

 では自分はゲーム中でどれを選んだのかというと、上記3つを否定するという、ゲーム内で言う「先生エンド」に自然にたどり着きました。このエンドはネタバレすると新世界が創られず元の世界に戻るという「そういう夢だったのさ」的なエンディングになるのですが、何故自分はこれになったのかというと、唯一このエンディングのみが自由主義思想だったからで間違いないでしょう。
 一体何が自由主義なのかというと、「複数の思想が同時並行的に存在することを認める」ということが、全体主義と対をなす自由主義の特徴と言えます。上記3つの思想を持つ人がいてもいい、但しそれを他のすべての人に強制してはならないし、他の思想が存在することも認めなければならないという価値観こそ、自由主義と言えます。

 何も自分は自由を信奉しているというわけじゃないですが、被害妄想もあるものの、基本的にどの分野、どの世界、どの集団にあっても自分はマイノリティに陥らざるを得ない人間だという風に認識しています。そういう自分からすると、全体主義の世界においてはどこへ行っても磨り潰される側に回らざるを得ず、単純に自由主義陣営にいないと殺されるだけという危機感をマジで持っています。
 だからこそ全体主義、もっと身近で言えば組織を絶対視する集団主義は自分にとっては敵でしかなく、嫌悪感も他の人と比べればかなり強いと自負しています。何度も言いますが、自由が好きだからというわけではなく、むしろ自由は人を苦しめるものだと認識していますが、自由主義じゃないと存在できないという風に考えています。

 その上で、じゃあなんで全体主義の中国にいるのかというと、言ってしまえば政治分野以外は比較的自由だからに尽きます。むしろビジネスに関しては日本よりも自由度が高ければ逆転も起こりやすいとすら思いますし、そうしたミクロレベルの自由さで中国の方が自分は存在しやすく感じます。
 一例を挙げるなら、就職や転職において年齢での足きりは明らかに日本の方が激しいです。
 自由という単語は一見すると「選択肢を好きに選べる」価値観と思われがちですが、その本質は「異なる価値観の存在を認める」にあると自分は考えています。まぁその異なる価値観も、先に説明したムスビの価値観のように、どこまで干渉を認めるかによっていろいろ対応が変わってきますが。

 今回、メガテン3やってみて上記のような思想の差を改めて感じたわけですが、要するに上記3つのコトワリの選択は、「あなたの好きな全体主義はどんな感じ?」という、全体主義の枠の中の選択だと自分は思います。この辺、制作者も敢えて意図したのではないかと思いますが、一応は自由主義陣営の日本人からすると、この辺の背景がピンとき辛いのではと思ってこうしてまとめました。

2021年8月23日月曜日

マカロニ大魔王の降臨

 昨日ようやく「真・女神転生Ⅲ(SWITCH版)」をクリアしました。ラスボス手前までは結構前に来れていたのですが、終盤で経験値稼ぎなどの効率もいいことから、まだ作っておらず悪魔辞典(ゲーム内のカタログ)に登録されていない悪魔を作っていたらこれが思いのほか楽しく、ガチで20時間くらいラスボス手前で悪魔を作っては育てて、合体させてはまた育ててを繰り返していました。
 そのせいでレベルも上がりまくっててラスボス戦は超余裕となり、なんか戦闘前に「悪魔の分際でおこがましい!」などとラスボスに言われましたが、マジ鼻で笑えるくらい弱くて何言ってんだこいつとか思いました。

 基本的に満足感が高いゲームでしたが、その終盤の悪魔制作過程でちょっと思ったこととして、基本的に特殊な悪魔同士を合体させないとできない悪魔ほど強くて活躍でき、それ自体が非常に楽しかったのですが、この特殊な悪魔はネットの攻略情報を見ないとまず作れないようなレシピになっており、何も水にプレイしていたらきっとお目にかかることなく、このゲームの楽しみも半減化していた気がします。アマテラスとか、その素材となるヤタガラスすら通常プレイだとまず作れないと感じるほどだし。
 個人的にこの点がやや不満に感じたところで、せめてゲーム中で合体レシピのヒントかもう少し出してもよかったんじゃないかという気がします。なお自分のプレイでのMVPは「だいそうじょう」でした。

 とはいえ一回クリアしたら悪魔辞典も引き継げるし、合体時の主人公のレベル制限もなくなって前よりかなり楽しく遊べると思い、すぐまた2週目を開始しました。しかしその際問題となったのが主人公の名前で、小一時間ほど何にするかで悩みました。

 1週目では「霊的な名前にしよう( ˘•ω•˘ )」などと考え「魂藤幽」という中二病っぽい名前にしましたが、なんか今思うと幽遊白書の浦飯幽助みたいな名前でちょっとあれだなという気がします。しかもゲーム中の登場人物に「勇」って奴がいて「ユウ」で被ってしまいました。
 それだけに2週目の名前はもっと慎重に決めようと悩み、実在の人物として「菅義偉」とかが候補に上がりましたが出オチになる恐れがあり、ならば「緑川光」などと声優の名前も考えたもののなんかしっくりきません。基本的に悪魔を従えて戦う人物なんだからそういう感じの名前がいいと考えていたところ、

マカロニ大魔王

 この名前が浮かび、ガチでこれにしました。なおニックネームは「だいまおー」です。

 別にこれに限らず、「あんこ大魔王」などと「食品名+大魔王」というネーミングは汎用性が高いことからよく使っています。大魔王だから悪魔を使役する立場の名前としてはうってつけだし、マカロニというチャーミングさも悪くない気がします。ちなみに別の候補としては「納豆大明神」もあった。
 これで実際ゲームを開始したら、他のキャラから「来てくれたのね大魔王君」とか「何してんだよだいまおー」などと呼ばれ、何故だか私が小学生の頃に少年ジャンプで連載していた「地獄戦士(ヘルズウォリアー)魔王」という漫画を思い出しました。

 そういうわけでゲームに出てくる「コトワリ」こと思想に関する話はまた次回で。