東京は今日雪らしいですが最近の上海は比較的暖かく、多分来週には日本もまた暖かくなってるんじゃないかと思います。ただ扁桃腺でやられている間はホッカペ敷いた布団でずっと動けなかったため、寒さ耐性が落ちてるため、体完全に治したら自分はどっかで耐寒訓練しないといけない状態です。
話は本題ですがこのところのオミクロン株流行を受けて1月下旬にも再開予定だったGoToトラベルを調整するよう動きに入ったそうです。結論から言うと当然で、政府の対応を自分は支持します。
それこそ去年の今頃なんかは感染者数が急拡大していたのにGoToはやめないとか、絶対再開するとかで菅政権は延々と流行を軽視し、いざ実際に再開時期が迫ってきたら「やっぱやばいからやめる」みたいにドタキャンを繰り返してました。岸田首相は首相になっても方針や発言をすぐ翻す癖が未だに見られますが、ことこのGoToトラベルに関しては菅政権の方が危機管理が甘く、且つ方針転換の頻度が激しかったように見えます。
なお最近菅政権についてはなんだかんだ言ってコロナをいったん沈静させたなどと評価する声が出ていますが、沈静化させるまでに拡大させたのは菅政権で、またオリンピック前後に接種体制強化して接種数を高めたことは認めますが、それ以前の接種スケジュールは遅れまくりであり、コロナ対応で誉めるべきかどうかといったらむしろ逆だろうと自分は考えています。そういう意味では早く辞めて正解でしたでしょう。
話を戻すと、まだ検討段階とはいえこういうのは事前アナウンスも同様なのでGoToの再開は延期でほぼ確実だとみています。延期後の再開実施時期については2月以降と記事には書かれていますが、判断の決め手となるのは三回目のブースター接種が一定度行き渡る頃だと思え、その上で行楽シーズンにぶつけるなら5月の連休頃がいいんじゃないかなと個人的に思います。むしろ2月から3月は人流を動かしている場合じゃなく、この辺の判断を今の政府ができるかどうか見物です。
このほか紙幅が余ったので少し書くと、午前中は通院して午後は自宅勤務を今は続けているのですが、自宅にいると団地内に向かって昼間、
「団地の皆さん、来週にこの近くで特設接種会場が開かれます。1回目、2回目、3回目を問わず接種出来るので、ぜひご利用ください。来てくれたら牛乳あげるよ」
という放送が延々と繰り返され、なんかやたら牛乳が飲みたくなってきています。でも何故牛乳?
中国でも3回目接種は既に行われており、一部地域では外国人にも接種が行われていますが、今のところ上海市内では外国人は除外されています。もっとも12月は浙江省を中心に、上海市内でも感染者が相次いでいたのと比べると、年明けからは新規感染者の発表も減り、西安の方では大変そうですがこっちは落ち着いてきました。
日本の報道見ていると中国は感染者の発表を隠しているとよく言われますが、武漢での最初の大流行時はともかく、現在においてはそれはもうないんじゃないかと自分は見ています。理由は中国当局としても情報を隠して感染の疑いがある市民を野放しにするメリットがないことと、発表方法がかなりマメで、具体的にどこそこの住所の住人が感染してどのエリアが高リスクエリアに指定されたか、その後リスクレベルがいつ引き下げられたか密に発表しています。この辺、むしろ日本にいる人が見たら逆に驚くのではないかと自分は思います。