これまで扁桃腺周囲炎のせいで全く眠れていませんでしたが、昨夜は抗生剤治療が聞いて今年初めて熟睡出来ました。夜眠れるって素晴らしい。
代わりにこれまで痛みとだるさでずっと電気カーペットの入ったベッドで唸っていたせいか、なんかやたらと寒さへの耐性が落ちてて、シャワー浴びたらやばいくらい震えが止まらず自分でびっくりしました。それでも暖房はつけないけど。
・中国で「シバイヌ」ブーム=若者に人気、専門カフェも登場(時事通信)
折角の中国ネタなので言及すると、上のニュースは事実です。実際、明らかに柴犬は中国でブームになっており、日系雑貨店、っていうか普通に中華系雑貨店でも柴犬カレンダーとかのグッズが大量に並んでいるし、街中を歩いてても柴犬を散歩させている人によく会います。
逆にというか、以前に多かったハスキーとかチワワは激減しています。彼らはどこに行ったのだろうか気になりますが、あまり考えちゃいけない気もします。
なんで柴犬がブームになったのかというと、単純にかわいいからといえば聞こえはいいですが、私の見解を述べると他の犬種に懲りたからというのが実情じゃないかと見ています。というのも自分が中国を放浪し始めた10年くらい前は圧倒的に大型犬とチワワなどの小型犬が人気で、特に大型犬は自分が成功者である証であるかのようにチベタンマスティフなどがよく取引されていました。
しかしいくら日本より家のサイズが大きい中国とはいえ、これらの大型犬を室内で飼育し続けるのはかなり困難です。そもそも中国の住宅は基本高層住宅で庭なんかないし、部屋でトイレさせるには大型犬だときついのでトイレの度に外に散歩させなければならないし(そして糞は放置)、成長して大型化するとスペース取られるしで、扱いに困って捨ててしまう人が増加してやや社会問題となりました。日本も同じようなことありましたが。
じゃあ小型犬のチワワに関してはどうか。こっちは知ってる人には早いですがチワワをはじめとする小型犬結構気性が荒い種類が多く、やはりブーム当初は見た目の良さと手軽さから飼う人多かったけど、「早まった……」的にその扱いに困る人も同時に増えていきました。
感覚的に述べると、ちょうどこの大型犬と小型犬の長所と短所を上手く補う存在として、中型サイズで比較的言うこと聞く、でもってまぁまぁ可愛いという溢れだすバランス感覚で柴犬が人気出て来たんだと思います。飼ったことはないですが、私の感覚だと柴犬ならまだ室内飼いが許容できるサイズで、またチワワとかよりは人懐こいので選択肢としてはありじゃないかと思います。
ただ柴犬はやや皮膚が弱くその辺のケアが重要だと聞きますが、この辺中国人もわかっているのかやや不安です(;´・ω・)
実際に私の中国人の友人も飼ってはいないけど柴犬が大好きで、自分が日本に行くたびに柴犬カレンダーなどのグッズを買ってくるよう求めてきます。なので自分もたまにその友人へのプレゼントに柴犬の箸置きなどを高島屋とかで買って行きますが、割と受けがいいです。
最後にまとめると、やはり大型犬から柴犬に落ち着いた当たり、見え優先から実利優先へと中国人もシフトしてきたなという思いがあります。あと地味に猫人気も上がっており、手軽な飼いやすさが今後さらに重要視されていくとも見ています。まぁ猫も種類によって懐きやすいのとそうでないのが分かれるけど、なんとなく中国の猫の方が日本の猫より高飛車な感じがする(´・ω・)
最後、チベタンマスティフのその後について調べたらやっぱこうなってました。
・「チベタン・マスティフ」が中国で凶暴な“やから集団”に成り果てた悲しい理由(サウスチャイナモーニングポスト)
0 件のコメント:
コメントを投稿