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2022年12月26日月曜日

ヤフコメに現れ辛くなくなった海外情報

 本題と関係ないですが昨日にSteamで販売されている「ASTLIBRA REVISION」を追章を含めクリアしました。追加コンテンツの内容はフリー版のクオリティを一切落とさず、それでいて相変わらず高品質な背景とBGMで大いに満足する作品でした。
 中でも最終ダンジョンで流れるあるBGMで、なんかどっかで聞いたようなと思っていたら、フリーゲームの「魔法少女」にも使われているまんぼう二等兵氏の曲でした。「魔法少女」の中でも群を抜いて気に入っていた曲だっただけに、この曲を選曲したアストリブラのKEIZO氏は本当に音楽に関してすごいセンスをしていると改めて感じ入りました。

 さて話は本題ですが、相変わらずコロナ拡大が続いている中国ですが、この現状について日系メディアの報道を見ているとやや不満というか物足りなさを感じます。というのも拡大について何万人も感染しているなどと数字ばかり大きく取り扱い、肌に迫る切迫感がどの記事を読んでいても今自分が感じているものと一致しないものばかりです。


 唯一、上記記事をはじめFNNの報道のみ、末端の市民目線に立った報道が非常に多く、自分の感覚ともほぼ一致しています。これまであまり気にしてませんでしたが、意外と中国報道に関してはFNNはしっかりした報道体制を持っていると密かに目を見張っています。


 逆に今日ものすごい違和感を感じたのがこちらのロイターの記事です。自分も今朝の通勤時間帯に地下鉄に乗りましたが、普段と比べて乗客はまばらもいいところで、余裕で椅子にも座ることができるほどでした。オフィス街も人気がほとんどなく、10時くらいに窓の外を見降ろしてもマジで全く人が歩いておらず、同僚と「ロックダウンの時みたいやね」などと話したほどでした。
 もしかしたら偶々自分の勤務地や乗った路線がガラガラだったという可能性もありますが、上のロイターの記事は私の見る上海とは明らかに別の上海のことを報じています。断言してもいいですが先週以降の上海は、「ゼロコロナ」政策が徹底されていた11月までと比べれば同じ世界と思えないくらいの静けさで、「ウェイズコロナ」になってきたと感じる要素は私には見当たりません。

 それだけにヤフコメでも自分と同じような違和感持った人いないかなと眺めてみたのですが、画面切り替えた段階で「そんなんいるわけないか」とみる前にわかりました。というのも、以前と違って今のヤフコメは事実上、海外からはもう書き込めなくなっているからです。
 知ってる人に早いですがヤフコメは悪質コメント対策として先日よりコメントの書き込みに当たっては携帯電話番号の登録、並びにワンタイムパスワードへの応答を義務付けるようになりました。これに使用される携帯電話番号はもちろん日本国内のもので、仮に日本国内に番号があったとしても、海外ではショートメッセージを受け取れないため、事実上コメントを書き込むことはできなくなりました。

 確かに国内限定で見れば悪くない措置なのですが、海外報道をはじめ、海外現地にいる人のコメントがこうした措置により見れなくなるというのは自分にとっては残念だし、日本国内にいる閲覧者にとっても生の声が見られなくなるのはマイナスじゃないかという気がします。であれば携帯電話番号は登録のみ必須にして、コメント書き込み時はほかの認証でもいいんじゃないのと少し思うところがあります。

 案の定というか、このところの中国のコロナ関連ニュースのヤフコメ見てても、現場からの声は見えません。今後もこれが続くと思うと、本当に残念でなりません。

2022年12月25日日曜日

千葉のマッドシティ~わらそう跡地のマンション計画

松戸駅西口、PEN松戸市本町パーキングにマンションの建設計画が公開される、地上10階建ての45戸のマンションの予定(松戸つうしん)

 友人が暗に記事化しろというような感じで自分に送ってきたので紹介します。

 このマッドシティこと松戸ネタで過去にも何度も取り上げてきた松戸駅前の伝説のプラモやこと「わらそう」跡地は現在駐車場となっていますが、どうもそこでマンションの建設計画が経っているようです。ぶっちゃけあそこ線路が近くて少しうるさいんじゃないのかなという気はしますがそれはそれで駅前なので、建ったら建ったで売れはするでしょう。ただ道路は狭いのでめちゃ込みそうだけど。

 友人はこのマンション1階部にプラモ屋を建てるべきだと主張していますが、自分もこれに異存ありません。っていうか建てろ。

 なお本題とは関係ないですが、日本に行ってた間にコロナ前まで定期的に通っていた松戸市内の床屋を訪れたところ、店の奥さんが2年半ぶりにもかかわらず自分のことを覚えていてくれて密かに感動しました。あまりに感動したもんだから奈良土産を後で持っていったりもしましたが、話に聞くと昔から続けているお店がこのところどんどんなくなっているなどということを話しており、松戸もなんとなく90年代からの連続性が途切れつつある気がします。

 何気に松戸、柏、流山の千葉県北西部のいわゆる東葛エリアは近年、つくばエクスプレスのおかげで流山が猛烈に発展しており、松戸と柏はどちらもフェードアウト気味です。柏市内もつくばが走ってはいますが、中心部から外れたところに駅があるため、柏市中心部が逆にさびれてきているとも聞きます。
 日本滞在中、この三市を自転車で改めて眺めてみたのですが、地味に松戸が最も区画が整備されているというか、工業地帯や住宅地帯をきれいに分けており、道路も余計な小道を作っていないためよくできている印象を受けました。流山はつくば沿線沿いが現在開発中とあり、道路がどんどん作られており、まだ改善の見込みがあります。

 一方、批判になりますが柏市の区画はやばいと感じました。細い道が結構重要な動線になっていたりするうえ、柏市中心部は巨大な国道と線路で完全に街が分断されており、正直言って住みたくないなと感じました。松戸市の行政スタッフとの差を区画を見るだけではっきり感じます。

F-8クルセイダーのプラモ


 今日も今日で陽性反応が出ているため、体はすっかり元気になったけど拡散させないために外へ出られないまんまです。仕方ないので家でずっとゲームしてましたが疲れたので、先週末に作ったこちらのF-8クルセイダーの紹介をします。


 このF-8は米海軍初の音速艦載機です。作ったのは二次大戦末期の名機ことF4Uコルセアを作ってたチャンスボート社で、F-8のバリエーション期にはコルセアⅡという名称の機体もあります。
 この機体の特徴はなんといっても上付き羽で、主翼が機体上部に傘のように付けられています。その分、真横から見たらボディがすんなり伸びているように見え、非常にスマートな印象する機体です。


 なんでF-8作ろうと思ったのかというと、たまたまいつも買う店に置いてあって、なかなか中国では手に入らないだろうなぁと思ったのと、地味に日本では有名な機体だからです。知ってる人には早いですが、漫画「エリア88」で主人公が最初に乗っているのがまさにこのクルセイダーで、作者的にも贔屓の機体だったのでしょう。


 ちなみに同時代の同じ海軍機のF-4ファントムと比べたのが上の写真です。ファントムが当時としてはかなり大柄な機体だと聞いていたのでF-8はもっと小さく見えるかと思ったら、確かにファントムよりは大きくないもののそこまで見劣りするほど小さくはありませんでした。

 作ってみた感想としては非常にシンプルながら個性の強い機体で、作ってて楽しさを十分感じました。逆を言えば現行の戦闘機はステルス性の追求のためにどれもかなり形が似通ってきているため、なんか作ってても新鮮味を覚えません。

 そういう意味では先ほどの「エリア88」はまさに航空機が百花繚乱ともいうべき時代に連載されており、登場させる機体候補がたくさんあって、時代に恵まれた作品であったと思えます。「頭文字D」にも同じことが言え、あれも90年代でなければある意味連載できなかった作品でしょう。00年代のスポーツカーでバトルしようにも、本当に限られた車同士でバトルするしかないしな。
 仮に00年代スポーツカーで主役機を選ぶとしたら、順当に行くならホンダのS2000あたりでしょう。個人的にはMR-Sとか好きだけど。ランエボやインプはパワーありすぎて主役にならないし、R-34に至ってはあれで勝っても弱い者いじめにしかならない。

2022年12月24日土曜日

発熱しない(;´・ω・)

 相変わらずコロナが陽性反応で続けていますが、体調的には申し分なく活動できています。周りと比べて変わった点を挙げると、自分の場合は発熱がほぼありません。

 ほかのコロナ陽性者はほぼ例外なく高熱を出して、高熱が辛かったと話しているのですが、何故か自分は熱を出すことがありません。たまたまかもしれませんし、10月に打ったワクチンのおかげなのかもしれませんが、体調的には調子よく来れてきているものの、発熱しないのでなかなかウイルスを体内から除去できていないのかもなぁとも考えています。

 逆に一番自分がきついと感じるのは寒気です。発熱しないどころか、通常の体温すらなんかあまり維持できずにどんどん下がっていくので、自分の体温を上げるのに苦労する有様です。そのため夜なんかパソコン打っているとどんどん寒くなっていくので、仕方なしに布団に潜り込むため、昨日まで9時くらいに寝ていました。今日はまだ体温を維持できてはいるものの、それでも平常時と比べると寒さが辛いと感じます。

 このほかはみだし話をすると、中国では今レモンがコロナに聞くと言われて市場から消えました。ある同僚なんか、「レモン買えないからもう自分で描いた」と妙な絵心発揮してレモンの絵を送ってきてくれた人がいましたが、こういう中国人の変なところで芸術力見せるところは前から好きです。

2022年12月21日水曜日

インフェクション🐏

 本題と全く関係ないけど「インフェクション」というセクシー系のゾンビ漫画がこの前完結しました。結構長いこと購読してたのでやっと終わったかと思うと同時に、ちょい後半は話ぶっ飛びすぎじゃないかなという感想を持ちました。

 それで本題に入ると、そのインフェクションというか変🐏(ビエン・ヤン)というべきか、今朝抗原検査キット使ったら陽性反応が出ました。自分でもかなりビビったもののいくらか自覚はあり、昨日の記事にも書いてある通りなんか足と腰が急に痛くなってきて関節炎でも起こしているのかと疑っていました。ただ、昨日朝の時点で抗原検査キット使ったら陰性だったため、コロナではなくインフルエンザなのかと疑っていましたが、今日になって見事に陽性へ転換しました。

 昨日の検査キットに関しては単純に陰性と判定ミスしただけと言えるかもしれませんが、この前の土曜には街頭PCR検査を受けており、この時は陰性と出ていたので、少なくとも感染したのは日曜以降ということとなります。
 この日曜以降ですが、やや症状が出てきたのが昨日だったことを考えると、やはりおとといくらいに感染したのではないかと推測しています。そのおとといですが、すでに先週から自宅勤務が続いていて家から出たのは夕食に出かけた近場のマクドナルドだけでした。でもって昨日はコンビニしか行っておらず、可能性としてはマクドナルドが高いものの、わずか2回の短時間の外出で感染した可能性が高い状況にまず驚きました。

 それこそオフィスに出勤していたりして感染したのならまだわかるものの、ごく短時間の2回の外出で感染したということは、それだけ上海市内でコロナが蔓延しきっている可能性も窺えます。実際、このブログに出てくる上海人も先週感染し、また今日連絡とった日本人の知り合いも家族ともども感染していて、マジでインフェクションみたいな世界が広がっています。
 さらに言えば、自分は10月初めに中国シノファーム製のワクチンも打っています。打ってから2ヶ月くらいしか経っていないのに感染したということは、重症化は防いでいるのかもしれないけど、感染予防には確かにあんま効果なかったのかなと思えてきました。

 その現在の自分の症状ですが、昨日の夜なんかは寒気が酷かったのですが、ぶっちゃけ部屋に一切暖房つけないので寒いのは冬の間ずっとなので、あんま気にしてませんでした。また熱に関してはあんま出ておらず、昨日下半身に関節炎を感じたくらいで、額なんかは割と冷たかったりします。咳は昨日の段階ではあんま出てなかったものの、今日になって数時間に一回くらいは出てくるようになり、今後増えてくる可能性があります。
 とはいえこうしてブログ書いたり、うどんとあんまん食べたりするくらい食欲あるので、重症でないだけかなりマシでしょう。もっとも普段はウインナー4本でご飯1合食べてるので、それと比べると食欲の減退は否めませんが。

 改めて思い起こすと、昨日あたりから窓の外で歩行者が咳をする声をよく聞くようになってきました。それだけ市内で蔓延しているのでしょうが、なんかこのタイミングで逆切れみたくゼロコロナ解禁して、軽症なら出社して仕事しろというあたり、中国政府はわざと国民を全員感染させようとしてんじゃないのかと疑いを覚えてきます。

 前にJBpressで書いた記事で私は、ゼロコロナは少なくとも来年6月くらいまで続くと予想しました。結果的にこの予想は外れたのですが、せめて春節明けまでは冬季の急激な感染拡大を抑えるためにも、ゼロコロナを維持するべきだったのではないかという考えを今も持っています。ゼロコロナを続けても経済への悪影響は強かったでしょうが、それでも今、そしてこれからの蔓延シナリオと比べるなら、まだマシだったんじゃないか思うのですが、なんか中国の官僚も落ちてきたなぁ。

2022年12月20日火曜日

アイロン加湿

 相変わらず中国ではコロナが絶賛流行中なため今週も会社から自宅勤務を言い渡されました。自宅勤務は通勤時間がない分楽な一方、この時期は暖房を使わないESGs方針のためマジで家の中できついです。ただ今日、寒さ以上にやばいと感じたのは湿度でした。

 割と上海の冬は湿気が多かったりするのですがこのところはあんま湿気がなく、やたら乾燥しています。そのせいか昨晩にゲームしてたら急に鼻の奥が痛くなり、なんやねんと思いながら寝て朝に宇賀したら血痰が混じってて、どうも扁桃腺をやらかしたみたいです。
 今年1月も扁桃腺腫らせてマジ焦った経験あるだけに、当時もらった抗生剤をすぐ飲んで対応しましたが、菌が入ったというより乾燥しすぎて扁桃腺痛めたのだと途中で気づきました。

 かねてからこのブログに書いている通り、夏でも冬でもダニに噛まれることがあるため、基本的に部屋の湿気はなければない方がいいというスタンスでした。そのため先週末も時折窓を開けては湿度30%台を維持したりしてましたが、冷静に考えると喉にかなり良くないことしていた気がします。
 そういうわけで今日は扁桃腺痛めてるのだし、なるべく加湿して対策取ろうとひとまず桶に水張って部屋に置きましたが、なんも効果感じられません。もっとバリっとした効果のある対策ないかなと思案したところ、「こいつがおったやん」とばかりにアイロン取り出してきました。

 以前、水拭きモップにつける雑巾部分がなかなか乾かず、アイロンで無理やり乾かしたことを今日思い出しました。あの時やたらと湯気出てて、これ加湿対策にいけるやんとばかりに今日も同じく水で濡らした雑巾を電源オンしたアイロンに立てかけ、そのまま放置しました。
 その効果はポケモン的にいうとばつぐんで、しばらく放置すると先ほどまで痛かった扁桃腺の痛みが急になくなりました。でもって部屋の湿度も60%弱くらいまで上がり、これで余計な加湿器なくても十分に対策できることを証明して見せました。

 ただ喉の痛みがなくなった後、ややきつい案件を速攻で処理したら急に太ももや腰のあたりが痛くなってきました。思い当たる節がなくなんやねんと思案を巡らせたところ、多分先週末にやや重いギアで自転車をこいでたのを思い出し、まだ体がなまってたのか足と腰に来たのかもしれません。
 それにしても喉といい足と言い痛み出すもんだからコロナ罹ったのかもとやや懸念し、ロックダウン時にもらった抗原検査キット余ってたので試しましたが、結果はシロこと陰性でした。まぁいいんだけど、この際だから無症状でさっさと感染しておいた方がいいのかもしれない。

2022年12月19日月曜日

二代目記事の裏側

北条義時だけではない!目立たないけど実は大きな功績を残した「二代目」たち(JBpress)

 というわけで今日の自分の記事ですが、残念ながらアクセスが良くありません。個人的には初代や三代目に隠れがちで地味な二代目達が何故地味になるのかという部分をうまくまとめられたし、各エピソードもそれなりに弾力をもって書けたと思うだけに、自分の力不足を悔いるばかりです。

 記事中にも書いている通り、二代目の人間はその功績が初代や歴史書を編纂する立場となる三代目あたりにかすめ取られる傾向があり、大体どの王朝、企業でも地味キャラとして扱われがちです。ただ地味として扱われるのは初代の路線を忠実に守ったという証左でもあり、こういう地味なキャラが二代目で出てくるかで意外とその後の系譜が続くかどうかを左右するとも考えています。
 好対照なのが隋の煬帝で、彼は初代の父親の路線とは完全に真逆の超拡大路線を取り、彼の代で隋王朝はあっさり崩壊してしまいます。もっとも大運河を作ったり、高句麗遠征したりとかで中国に与えた影響でいえば父親が時代の唐の皇帝などよりも大きいのですが、それにしたって無理が多かったでしょう。

 それにしてもこのところは歴史記事でアクセスを稼げなくなっており、マジで自身失いそうです。次回も歴史記事を考えていましたが、もうちょい真面目に取材した経済記事の方がいいのかなとちょっと思い直しています。幸いまだ取材する時間は取れるし、真面目に書かなきゃ。