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2025年8月30日土曜日

新しい力(エアコン)

 このブログでも散々愚痴ってた突然のエアコンの故障の件ですが、本日ついに新しいエアコンの設置が済んで久々に文明的な温度の中でこれ書いています。温度計によると現在室温は24度で、昨日までの31度と比べると頭がはっきりします。
 今日は日本でも最高気温の更新ラッシュだったそうですが上海もやたら暑く、特に日差しの強さが半端じゃなくてエアコン付けてない間は室内にいても軽く頭痛がするなどやばい天気でした。風はよく吹いていたから窓開ければそこそこ過ごせたけど。

 エアコンの設置は外壁に設置する形なので、設置に来てくれたエアコンメーカー(GREE)の作業員の方もなかなか苦労されていました。暑い中で重労働をしてくれる作業員には頭が上がらず、涼しいところにいるよりはと思ってその作業を傍らでずっと眺めていましたが(盗難予防を含め)、非常に慣れた手つきでサクサクやってくれました。
 その作業員ですが去り際に、「お前の大家はいいエアコンを選定してくれたよ」と話し、一緒に作業を見守っていた大家と私に対し、今回導入した機種はハイクラスモデルで機能も多いと教えてくれました。実際に使ってみるととにかく音が静かで、あとめっちゃすぐ温度下がります。っていうか、前のエアコンは故障前の時点でかなり能力落ちてて、どう頑張っても室温が28度までしか下がらなかっただけに、新品のすごさにビビってます。

 ちなみに今回導入されるエアコンがGREE(中国名:格力)の製品だと最初知った時は内心喜びました。大分前の記者してた頃に使ってた部屋のエアコンがGREEで、この時も効きがいいというか性能の良さを感じてただけにこれまでのエレクトロラックスより期待できると思っていました。
 そんなこのGREEのエアコンの価格ですが約4000元、日本円にして約8万円になります。日本だと私の感覚だと工事費込みで約10万円、高いものだと20万円もすると思うのですが、物価格差がかつてと比べ大きく縮まっているにもかかわらずエアコンについてはまだ大きな差がある、というか中国メーカーが安すぎるという印象を覚えます。

 なおこの4000元という値段、ほかの中国人に聞いても「割と高めの良い奴にしたんだね(´・ω・)」と言われます。実際に通販サイトでざっと眺めると2000元(約4万円)前後がボリュームゾーンで販売機種も多く、作業員の方が言ったように4000元だとハイクラスモデルに入る値段であると思えます。
 なお本来は負担する必要がないのですが、大家とは長年付き合いがあり公私ともにお世話になっていることと、自分がちょっと金出せば話が動きやすいという判断から、あらかじめ大家に対し「エアコンを交換するなら自分も2000元出すよ」と伝えていました。実際に購入後に2000元を払いましたが、この自分の負担分もあったからこそいい機種を選んでくれたのかもしれません。既に晩夏とは言え来年以降を考えるといい方向に物事が動いてくれた気がします。

 こうしてエアコンの交換が済んだわけですが、前から室外機に直射日光が当たる問題を気にしており、これをどうにかできないものかと今回改めて検討しました。
 室外機はやや壁が突き出た箇所に掛ける形で設置されており、午後なら周辺の建物の影響で日陰になるものの、午前中に一部が直射日光にさらされるようになっています。実際に今日取り付けたばかりの室外機に触ってみると、日光が当たる箇所はフライパンのように熱くなっており、午前中だけとはいえ少し庇があれば違うのにと思うのと、前の室外機は長期の風雨に晒され天板の金属が腐食していました。


 そんなわけで何かいいものがないかと淘宝で探したところ、いい感じに上のアルミシートを見つけました。これなら日光だけでなく雨風に対する一定の防御にもつながると思え、今から来るのが楽しみです。ちなみにお値段は約20元(約400円)です。

2025年8月27日水曜日

直接戦っていない国ほど末端の兵士を批判しようとする

中国、台湾を非難 抗日戦争での共産党の役割否定は「冒涜」(ロイター)

 暑くてほかにやること浮かばずゲームもする気ないので記事を書き続けますが、上の記事を読んでというか前からちょっと思うところがありました。

 大分前に何かの記事で読んだのですが、硫黄島の戦いに参加した日本、米国の元兵士が何かのイベントで対面することがあったそうですが、彼らは互いに会うなり大泣きして抱き合ったそうです。それだけこの硫黄島の戦いは双方の兵士にとって苦しい戦いであったと記憶されており、敵味方を超えてあの時あの場に立っていたという事実のみで深い共感と同情を持ちあったと言われています。

 以上のような話は何も硫黄島や日米間に限るわけじゃなく、ほかの国とかでもよく聞きます。同じ日米だと日本のエースパイロットの坂井三郎が戦後に自分を撃墜し損ねたパイロットと会うなり「このへたくそ!」と言って互いに大笑いしたと言いますし、米独や独仏とかでもそういったことがあるというのを聞きます。
 なんでそうなるかというと国同士の戦争とはいえ末端の兵士からすればどちらも高級士官によって戦場に叩き込まれるだけで、敵同士として戦ったとはいえ戦場で戦った兵士同士からすれば「同じ場所で戦い合った者同士」という共感が得られるのではないかと思います。

 実際にというか、戦争を起こした相手国の政治、軍事指導者が恨まれることはあっても、相手国の兵士そのものをその後も憎み続けるというのは案外少ない気がします。日本ですら原爆を落としたB-29のパイロットやその家族を批判したりする話は聞かないし、米国側も勝者の余裕もあるでしょうが、軍事指導者などを除けば現代においてそこまで日本を批判することなく、一兵士に至っては自分も記事を書いた藤田信雄のように、戦後に称賛するにも至っています。それもこれも、「戦争というのは指導者の責任であって、末端の兵士には責任がない」という前提があるのと、前述の通り苦しい戦場を共に共有したからでしょう。

 それに対してというのもなんですが、中国も韓国も戦争指導者以前に末端の日本人兵士を殊更批判することが多い、というか近年ますますこの傾向が強くなっている気がします。以前はそれこそA級戦犯への批判が多かった気がしますが、なんか最近は日中戦争に関して「どこそこで日本の兵士がこんな残虐行為をした」などと並べ立てたりして、批判がそうした行為を指示した士官ではなく、どんどん末端の兵士へと向けられるようになってきていると感じます。
 なんでこうなるのかというと冒頭のロイターの記事でも指摘している通り、現在の大陸の中国が日本と戦争をしたという実感を持っておらず、近年はその傾向に拍車がかかっているからじゃないかと前から思うところがありました。韓国に至っては日本はそもそも戦争しておらず、だから指導者よりも末端の兵士をあげつらうのだとはっきり感じます。

 実際のところ日中戦争で日本軍は解放軍とも戦闘をしていますが、やはり主力として戦っていたのは国民党軍です。中国共産党自身も一昔前はあの時代は国民党との戦闘を中心に語っていましたが、近年は「中国として日本と戦っていた」という主張が強まってはいるものの、前述の通り日本と戦っていた実感を連中も持っていないように見え、だから「日本の兵士にこんなひどいことされた」と被害ばかりあげつらい、解放軍がどのようにして日本軍との戦闘を優位に進めたりとか勝利したとかにはあんま触れないんじゃないかと勝手に考えています。
 マジでこの辺の話は見ない、っていうかその辺は国民党軍の話になってしまうだけでしょうし。それだからこそ、被害の話に終始するんでしょう。

 実際に戦っていないのだから兵士同士の共感もなく、大所高所での判断ができず無駄に指示されるだけだった末端の兵士への批判を強めるようになっており、こうした傾向は「実際にはあんま戦っていない」という事実を側面的に証明しているかのようにすら見えます。そもそも何度も書いていますが、末端もそりゃ現地で略奪や残虐行為はしたでしょうが、真に責任あるのは指導者たちで、そこを批判せず末端だけ批判してもしょうがないというか未来につながりません。その辺を今の中国政府や韓国の運動家は理解していないから、膨れ上がったヘイトが変な方向に向かうんじゃないかとやや皮肉っぽく見ています。

暑い……苦しい……:(;゙゚''ω゚''):

 先日に大雨が降ったおかげで上海の気温やや下がったのですが、それでも最高気温は37~38度を常に維持し、毎日が熱帯夜となっています。ちなみに熱帯夜って英語でなんて言うんだろう、バーニングナイト?ってかそんなこと思ってたら「バーニングナイトF91」という懐かしい単語を思い出す。

 さすがにこんな暑さが続いているので冷房が手放せないのですが、昨夜シャワー浴びてリビング兼寝室に戻ってくると、室内と室外で温度委ほぼ差がないのを感じました。しかし、エアコンは動いています。気になってエアコンの風に触れるとこれがまた見事に生暖かく、恐らく送風機能は残っているものの冷却機能が吹っ飛んだのだと推理しました。
 思い当たる節はあるというか、昨夜シャワーを浴びる前にパソコンしてたらなんかプラスチック内をかけらが走り回るような音がしました。何か落ちたのかと思って床を見ると、小さい氷のかけらが一つ落ちており、これを見て冷房内の冷却機(チラー?)に付着していた氷が落ちたのかと思っていました。ただ実際には、チラー内部で何かが吹っ飛んでその振動で付着していた氷が落ちてきたんだと思います。

 そんなわけで現在、31度の室内でこれ書いています。つい先日、「こんな毎日冷房を使えて最新のパソコンを使う日々なんて学生時代に考えられなかった」などと考え、学生時代の自分が見たら怒られるだろうなと思っていたのですが(学生時代は冷房を来客時にしか使わなかった)、まさにあの頃の自分のような環境に叩き落されるとは思いもしませんでした。
 っていうか去年もガスが抜けて冷房が使えなくなることがあり、故障発生を今年も懸念していました。そもそもこの冷房、自分が引っ越す前から使われていたもので、自分が入居直後からリモコンがほとんど効かないため万能リモコンを買わざるを得ないほど古い機体でした。それだけに、今中国で家電買い替え補助金があるから冷房屋が忙しくない秋口にも大家に話して買い替えを提案しようと思っていた矢先でした。

 すでに大家には壊れてしまい、この際新品に買い替えないかと話して「わかった」と返事をもらっています。言葉少なげに対応が早いのでしばらくしたら取り換えてくれると信じていますが、数日間はバーニングナイトをこのまま過ごすことになりそうです(ヽ''ω`)

2025年8月24日日曜日

大阪万博の電通外しは今後影響するか

 結論から言うと、今回電通なしで無事開催に至れた大阪万博は今後の大規模国際イベントに影響するのかもとみています。

 開催前こそ本当に大丈夫かと心配され続けていた大阪万博ですが、いざ実際に開催してみると懸念されていた問題はおおむねクリアし、来場者の反応も良く、何よりも目標としていた採算ラインも無事クリアできそうな見通しも立ってきていて、現時点においてもほぼ成功だったと言える結果を残しています。私自身、開催前の報道を見ていていろいろ不安でしたが、こうした結果を見るにつけ自分の不明を恥じるあまりです。
 実際に来場した友人らの反応も良く、特に開催間もなく訪れた中国人の友人から絶賛されていたのを見て、外国人ですらこれほど好反応を見せるとはと大いに驚きました。私自身はずっと中国にいるため閉会までに行けそうもありませんが、前評判の悪さを払底したこの結果には目を細めています。

 そんな大阪万博ですが、先の東京五輪の汚職問題の影響を受けて国内最大のイベント兼広告会社の電通は、開催や運営に一切関与していないとされています。この電通不参加が先の前評判の悪さにつながっているというか、電通なしで国際大規模イベントなんて開けるわけがないという意見も見られました。私自身も電通自体は親の仇もあって嫌いで伏見稲荷の鳥居もいつか爆破したいとすら思っていますが、開催前は電通がいないからうまくいっていないのだろうと感じていました。

 しかしふたを開けてみると前述の通り大阪万博は好評を得ており、電通なしでもきちんとやれるっていうのを証明して見せました。これまではどれだけ電通のことを嫌ってようが、大規模イベントでは電通以外には頼めないということから巨額の報酬を積んで依頼するのが日本におけるイベント業界であったものの、今回の大阪万博が教訓となり、「無理して電通に頼まんでもええんや(∩´∀`)∩」みたいな動きが広がるかもしれません。っていうかそうなれ。


 そんな最中、それほど注目集めているように見えませんが電通はここにきて業績悪化、リストラを発表しています。実際のところはどうなのか財務諸表とかもきちんと見ていないので断言こそできないものの、もし仮に上記の私の願望通りに大阪万博の成功を受けての電通離れ、特に国家イベントの電通外しが今後広がれば、この会社も少なくない影響を受けるのかもしれません。
 ぜひそうなってもらいたいだけに、大阪万博関係者は何故今回成功に至れたのか、電通ではないどの会社が頑張って運営を果たしたのかなどそのノウハウを惜しみなく公開してもらいたいものです。以前にも記事で言及してますが、大阪はこのところ梅田周辺開発の素晴らしい成果を含めやたら行政が優秀に感じるだけに、こうした仕掛人こそプロジェクトXで取り上げてほしいです。


  追記
 コメントにて指摘があり調べなおしたところ、電通単独ではないもののコンソーシアム形式でいつの間にか万博に噛んでいたようです。自分の勘違いからこういう記事を書いてしまって大変反省するとともに、電通は万博に関与していないという主張が間違っていたことを改めて明記させていただきます。

石破政権はいつまで続くのか?

 多分歴代クソゲーの中でも、デスクリムゾン、四八などといっしょに四天王くらいには入ると思う「星をみるひと」の勝手にリメイク作にあたる「STARGEZER」を遊んでいますが、最近こういうのんびりやれるRPGゲーム内からなんかほっとします。ゲーム内容は元のクソゲーよりだいぶマイルドらしいが難易度そこそこ高いけど。

 話は本題ですが前回選挙から1ヶ月近く経つものの、いまだに石破政権は続いています。選挙前からの不人気と選挙での時効過半数割れを受けてすぐに辞めるのかなと思ってましたが、かつての大平正芳の如く結構粘っています。選挙直後こそ自民党内で長老会議が開かれるなど石破下ろしの動きも積極的でしたが、現在に至ってはあまり目立つ動きは見られなくなっています。
 私は当初、石破下ろしが急に沈静化したのは辞任時期を石破総理自信が示したからではないかと推測しました。具体的には慰霊関連イベントが集中する八月中旬を過ぎたころで、本人も思い入れがありそうなのでこの時期が卒業旅行となるのではとも見ていましたが、8/24の現在においてはあまりそれらしい動きが見られません。それどころか世論も前ほど、石破総理への批判を口にしなくなってきています。

 そんなわけでいつまで政権が続くが読めない状況ですが、自民党の有力者にとってもこの状況の方が案外都合がいいように見えます。支持基盤が弱いことから石破総理に後ろから働きかけることもできるし、また仮に石破総理が辞めるとしたらその後釜でも揉めることが確実です。具体的には高市氏が現在の最有力候補ですが、彼女だと保守意識が強いあまり既存支持者が離れる可能性もあって、それが先の選挙戦にも影響しています。
 ほかの候補で今高市氏に対抗できるものとなるとやや人数が少なく、また今後の別の野党との連立も含めると敵を作りやすい高市氏だと任が重く、この点でも懸念となります。となると、何かしっかりした連立体制が出来上がったら、そこで石破総理はお役御免となる可能性もあるかもしれません。

 連立先としては既存の公明党のほか、維新の会か国民民主の名前が何度も出てきています。どちらもやや弱り目にあり、また小泉農相が維新の吉村代表とも歓談するなど、何となくにおわせムードも出しています。国民民主は玉吉が先の公認問題で党内への影響力が低下しているように見えるので、この辺がネックになるでしょう。

2025年8月23日土曜日

歴史に残るような漫画の一コマ

 私がここで語るまでもなく日本の漫画の中にはその後長く読み継がれ、伝説的とされる作品が数多く存在します。ただ数多くある漫画の中で、「この一コマはヤバい」などと、漫画内の特定の一コマを取り上げて評価するということはあんま聞かないので、ここでいくつか自分がすごいと思う一コマを切り取って紹介します。

・「あしたのジョー」のラストシーン

 ボクシング漫画の金字塔こと「あしたのジョー」ですが、いわゆる真っ白に燃え尽きちまったなラスト一コマはその後、多くの作品で模倣されていることから、原作を読んでいなくともこのシーンについては知っている人も多いと思います。超人気作品のラストシーンであることもさることながら、当時の時代背景なども踏まえてみると含蓄の深い一コマであると自分も感じます。

 なおこのラストシーンですが、原作に口を出されることを極度に嫌っていた原作者の梶原一騎に対し、作画のちばてつや氏は例外的に「あしたのジョー」の展開に口を出すことを許されていたそうです。もっとも力石を殺すかどうかで梶原一騎は一歩も譲らず、「力石は俺が殺す!必ず殺す!」と喫茶店で叫んだら警察呼ばれたそうです。
 話を戻すと、最後の締めをどうするかに関してちばてつや氏から「自分に任せてほしい」と言って、このようなラストにしたそうです。梶原一騎も何も言わず任せたとのことで、こうした背景を知って読むとまた見えてくるものがあります。

・「ブラックジャック」の本間先生逝去シーン

 これは正確には一コマというより名言に入るのかもしれませんが、ブラックジャックが師の本間丈太郎が老衰で亡くなろうという時、あらゆる手段を使って治療を試みるも叶わず逝去した後、打ちひしがれるブラックジャックに霊体となった本間丈太郎が「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね」という言葉をかけるシーンがあります。
 医療の限界そのものにも向けられた名言で引用する人も多いのですが、それ以上に「ブラックジャック」はこの回以外でもラスト一コマが印象的なものが多く、そうしたドラマの見せ方における手塚治虫の上手さが感じ取れます。

・「げぇっ関羽!」

 もはや説明不要でしょうが、横山光輝版「三国志」で関羽に遭遇した際に曹操が叫んだこのセリフのシーンも非常に多くパロディに使われています。下手すりゃ同作品の中で一番有名なコマじゃないかとすら思え、セリフの妙な絶望感と小気味よさ、そして関羽の恐ろしさが一言でわかる名シーンじゃないかという気がします。

・「ジョジョの奇妙な冒険」のスタープラチナ初登場シーン

 これもほかの多くの人も指摘していますが、「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部から「スタンド」という超能力が具現化した状態で描かれるようになります。これはそれまで目に見えない超能力を初めて絵で表現するという画期的手法とされており、その意味を踏まえてみるとスタープラチナが初めてその姿を現すシーンは文字通り歴史的なワンシーンであるかのように思えます。

・「俺が鎧の巨人で、こいつが超大型巨人ってやつだ」

 ぶっちゃけこれ書くためだけにこの記事仕込んだわけなのですが、「進撃の巨人」でライナーがエレンに対しこのセリフを言うあのシーンは、まじめに歴代漫画の中でも最も衝撃的な一コマとして認定してもいい気がします。二度見しない読者はいないとすらされるほどの衝撃的な展開が、さほど大きくないコマで通常のセリフのように物語の核心に迫る真実がぽんと投入されたこのコマは、文字通り「進撃の巨人」を代表する一コマである気がします。

 このほか挙げるとしたら、「ドラゴンボール」のスーパーサイヤ人覚醒シーンとか、「デビルマン」のヒロイン死亡シーンなんかも十分歴史的と言える気がします。ミクロに見すぎな気もしますが、本当に優れたワンシーンを選ぶこともたまにはありなんじゃないかと思います。

2025年8月22日金曜日

ニンジャガイデン3はマジクソ

ニンジャガイデン3(NINJA GAIDEN 3)(ゲームカタログ)

 自分が初めてゲームのグラフィックの美麗さに感動したのは、PS3で発売された初代の「ニンジャガイデン」でした。このゲーム、忍者を使って画面上の動くものすべてを切り倒す3Dアクションゲームなのですが、半端なく難しく第1ステージをクリアするまでにマジで100回くらい死にました。まぁ第1ステージが実は最難関ともいわれるのですが。
 ただ、それだけ死ぬことを繰り返すゲームながらキャラクターを動かしているときの爽快感が素晴らしく、また死ぬたびにだんだんと自分の腕が上がっていると実感でき、なんだかんだ言いつつ難易度イージーながら最後まで無事にクリアすることができました。

 その後、続編の「ニンジャガ2」のPS3版もプレイしましたが、こちらは1に比べさらにアクションが派手になり、尚且つ難易度も少しマイルドになって(それでも難しいが)、1以上に楽しめるゲームでした。真面目に3Dアクションゲームとしては自分が遊んだ中でも1、2を争うくらい面白いゲームだったと思います。

 それだけに2の後に3が出たときも遊びたかったのですが、発売時に自分は中国におり、手元にゲーム機がなかったため購入することができませんでした。その後も気になりつつも手を出していなかったものの、Steamで123がセットになったソフトが売られていると聞き、以前から購入を検討していました。ただ3は2に比べ武器種類が大幅に減少したり、アクションやストーリーが劣化しているという評判も聞いてて若干尻込みしていたのですが、それでも非常に気に入っていたシリーズなだけにやってみようと思ってこの前とうとう買ってしまいました。でもって、開始5分で「これマジクソだな」とつぶやきました。

 いきなりやばいと感じたのは、地味に音量です。ノーパソでプレイしているのですがほかのゲームでも音量はパソコン本体の音量に左右されることからやや大きめに音量を設定しているものの、ニンジャガ3だと音が異常に小さく、会話の声なんかほとんど聞き取れないくらいのレベルでした。ほかのゲームでこれほど小さいことはなく、一体なんでこれほど小さいんだと驚愕するレベルでした。
 なのでゲーム内で音量を上げようとしたのですが、コンフィグ画面を開いてみるとデフォルトで音量は最大になっており、それ以上はもはや上げられない状態でした。っていうかデフォルト音量を50%くらいに設定しておけば上下に調整できるのに、なんでこんな小さい音量で設定音量100%なのかと意味が分かりませんでした。

 こんな感じで開始からいきなりグダグダで始まりましたが、実際にプレイを開始するともっとグダグダでした。ほかの人も書いていますがキャラクタ-のアクション動作が過去シリーズと比べものすごい悪くなっており、ものすごいよたよたした動きになってました。なのでコントローラーを動かしてもよたよたよたよたして、思うように動けなければ敵をうまく攻撃できず、敵の攻撃もうまくよけられず、ある意味リアルかもしれないけどゲームとしては爽快感が全くありませんでした。
 武器は刀なのですが、なんていうか刀を振るうというよりは刀にキャラクターが振り回されているかのような動き方をしていて、忍者というか動きの鈍いおっさんを動かしている感覚がありました。2なんかはマジで動きが早く、「これが忍者だ(・∀・)」と感動するくらい動かしてて楽しかったのに。

 その後最初のボス戦に入ると、やたらガードが固くてなかなか攻撃が通らず、ようやく攻撃が通ったかと思ったら何故か攻撃を連続している最中に急にガードしてこちらの攻撃をはじき返し、逆に攻撃してくる始末です。敵のガードを解く投げ技とかあるのかもしれませんがまだそこまで動かし方わからないのに、敵はこっちのガードを無視する投げ技をガンガン使ってきて、めっちゃ不公平感満載でした。
 それでいて、敵ボスの動きは非常に単調というか2パターンくらいしか攻撃方法がありません。なのにこっちの攻撃はなかなか通らず、戦ってる最中もずっとうんざりしていました。

 それでようやく攻略に成功して倒したところ、画面が移ったムービーで敵の体に深々と刀を刺しこむのですが、これみて「( ゚Д゚)!?」となりました。というのも、そのボス戦で自分は鉄爪を使って戦ってたのに、一瞬で得物が刀に変わってたからです。なんで武器種類すらムービーで変更できないんだよ。

 こんな感じで、世間の評判の通りニンジャガ3はマジクソだと自分も認識しました。2までは本当に好きだったシリーズなだけに、どうしてこんなクソゲーでシリーズを台無しにしたんだとこのゲーム作った人にはマジ死んでほしいとすら思うくらいのクソっぷりで、ステージ1クリアしたけどもう続きをやる気が本当に出ません。っていうか2をまたやり直そうかな。


 そんな風に思ってたらなんか10月にニンジャガ4が出るそうです。開発チームにはプラチナゲームズも入っているそうですが、この3の体たらくを見ると若干疑惑の目があるというかすぐに買おうという気は起きません。


 逆にというか2Dアクションだけどこっちの「フロンティアハンターエルザ」は非常に面白かったです。いわゆるメトロイドヴァニア系のゲームですが難易度が程よい上に、キャラクター3人を切り替えながら攻略できるので遊びの幅が広く、クリアまでほぼ中だるみなく遊べました。