2013年2月19日火曜日

武漢市のタクシー事件

 昔自分が記事に書いた話題が今日続報が出ていたので、一つ四方山話として武漢市のタクシー事件を紹介しようかと思います。
 この武漢市のタクシー事件が発覚したのは去年の12月。確かCCTV(中国中央電子台)が特集で報じたのがきっかけで、武漢市のタクシー車両に使われているプジョーシトロエンの車両に一般車両には搭載されているABSが搭載されていないばかりか、ブレーキパッドも一般車両より小さいという特別仕様車であることが報じられました。しかもそんな仕様でありながら購入価格は一般車両より高く設定されており、しかも武漢市のタクシー業者は当局からこの問題ある車両を強制的に買わされていたというおまけつきでした。そうした当局の仕業もあってこの事件が発覚した当時、武漢市全体のタクシー車両全体に占めるシトロエンの車種比率は99%という冗談みたいな数字を叩きだしてました。
 それにしても、今どきABSがついていない車なんて探す方が難しいのに……。

武汉公布“缩水版出租车”调查进展 两人因涉嫌受贿被立案(毎日経済新聞)

 上記リンク先は中国語のニュース記事ですが、この武漢市の事件に対する続報が書かれてあります。内容を一部翻訳して伝えると、この問題で当局の責任者二人が賄賂を受け取っていた容疑があるとして立件されたようです。ただ立件されたうちの一人は問題の車両が販売されていた時期に統括する役職についていなかったことから事件に関わっていたとは思えず、暗にトカゲのしっぽ切りにされているのではないかと毎日経済新聞は指摘しております。実に中国らしい幕引き策ではあるんだけど。

 なお日本ではタクシーとくれば全国どこでもトヨタ・クラウンが走っておりますが、中国は地域によってはっきり車種が変わります。基本的にはその地域に本社を置いている自動車メーカーの車種が主流となる傾向があり、北京市ではヒュンダイ・ソナタ、上海ではフォルクスワーゲン・サンタナ、合肥市では江淮汽車製の車(車種は忘れた)が走っております。広州市は知らないけど日系車種はあまりタクシー車両では見かけないのですが、香港では逆にトヨタ・クラウンのタクシーしかなくてなんだか奇妙な思いをしたことがあります。

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