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2014年1月29日水曜日

東京都知事選の得票順位予想

 昨日はまた更新をさぼりましたが、「企業居点」の作業を優先しただけであって書くネタがなかったわけじゃありません。それよりもこのところは書かなきゃならないネタが多すぎて書ききれない状況が続いており、次の土日にでも一気に放出しようかなぁ。つっても、このところ企業居点の作業と日々の勤務で左手を固定した状態で使うことが多すぎるせいか、朝起きるとリアルに左手だけ神経痛を覚えるから無理しない方がいいんだけど。

 話は本題に入りますが、選挙戦が繰り広げられている次回東京都知事選で得票順位の予想が出来たので、余計なことをガタガタ言わず早速主要四候補に対する私の予想順位を披露します。

1位 舛添氏
2位 細川
位 田母神氏
位 宇都宮

 結論から述べると舛添氏が当選すると見てほぼ間違いないでしょう。根拠としては主要候補の中で舛添氏が厚生大臣時代など豊富な施政経験を持つことに加え政策論が無難というかオリンピック対応など過不足なく揃っているからです。逆に言うなら、ほかの候補者は強みという部分以上に弱みというか問題点が多すぎるからです。

 一人一人特徴を述べていくとまず細川氏については応援に小泉氏が就いたことからどうなるものかと少し慎重になりましたが、先週に開かれた記者会見を見て悪い意味でこの人は変わってないことに気が付きホッとしました。前の記事にも述べましたが細川氏は敢えて言うなら劣化ルーピーこと鳩山由紀夫元総理と下位互換バージョンに近く、具体的な手段なく理想論ばかり主張する傾向にあるため幅広い……と言わなくても一定の支持も得られないのではないかと私は見ます。
 仮に鳩山元総理の出現前ならまだしも、一度あれを見ている日本人からすると同じような臭いのする人物にはさすがに警戒が強くなるでしょう。とはいえ知名度は依然と高く、メディアも「舛添VS細川」という筋立てで報じることが多いためなんとなく二位に来ちゃうんじゃないかというのが結論です。

 続いて三位の田母神氏ですが、右派系の団体からの支持が厚いことと理念はともかくとして主張する政策内容は細川氏、宇都宮氏に対してまだ無難であることから三位予想となりました。当初は細川氏を抜いて二位になるかなとも考えたのですが、やはり知名度の差は覆りづらいことと先程にも述べたようにマスコミが対立構造を煽っているので抜けきらないところに落ち着きました。

 最後に宇都宮氏ですが、非常にきわどいことを書くとこの方は年を取ってから変な権力欲に目覚めちゃったのかなと失望する気持ちでいっぱいです。宇都宮氏は宮部みゆき氏の小説「火車」に出てくる多重債権者救済を専門とする弁護士のモデルとなるなど、この方面においては右に出るものがないほど悪戦苦闘してきた人物だと聞いておりました。しかし前回の都知事選にも出馬しておりますが話を聞いていても「この人じゃなければならない」と思わせるような独自性の強い政策案は全くと言っていいほどありません。むしろほかの候補と主張する内容が被っていることが多く、だったら別の人に任せればいいのではという気分にもさせられるくらいです。
 では何故宇都宮氏は都知事になろうと出馬するのか、はっきり言えば彼の権力欲から来る道楽行為にしか私には見えません。権力欲から来る行為を否定するつもりは全く有りませんが、宇都宮市の場合は明らかに晩節を汚すような選挙の仕方で、なおかつ支持層に共産党を囲っているあたり、共産党には失礼だけれども負けること前提でやっているようにも見えます。こういうあたりを有権者はちゃんと見抜くのではないかと思い、主要候補で最低順位になると私も予想したわけです。

 最後に主要候補全体を見て思うことですが、どうして年寄りばかりこう出馬するのかなという風にげんなりさせられます。都知事であれば私としては40代くらいの人がやるのがいい塩梅じゃないかと思うのですが日本だと政治キャリアが積み辛いこともあり、70を越えた爺さんがこうして選挙に出ているのを見るとつくづくもったいない気がしてなりません。
 もっとも維新の会が公募した大阪市内の区長がことごとく問題起こして辞職しているのを見ると、若いからっていいわけでもないなと私ですら感じてきます。まぁこれは年齢以前に維新の会における審査基準に問題があったからかもしれませんが。

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