2014年1月12日日曜日

中国の報道から見る日本の課題

高齢化が進行する日本 専門家「中国も警戒すべき」(人民日報日本語版)

 遅くまで友人と話をしていたことから今日も執筆する時間少ないので以前に撮りためていた記事を今日は紹介します上記のリンク先は人民日報日本語版に掲載されていたものですが、日本の少子高齢化の現状を紹介しつつ、中国でも今後直面することが予想される少子高齢化に対してどのような対策が必要なのか専門に尋ねたインタビュー記事です。

 内容としては中国で今後求められる対策に重きを置かれていますが、日本の現状について過去何年にも関わらす少子化対策が実施されているにもかかわらず効果が出ていないどころか、減少傾向に拍車がかかっていると耳に痛いことを書いてくれています。あとこの記事で地味に初めて知ったのですが、「また、日本人の離婚率は2013年に34%にも達した。3組が結婚すれば、1組が離婚する計算だ。」も書かれてあり、そりゃ子供も減る、もとい独身者も多いわけだよと納得しました。ちなみに近々詳しく書く予定ですが、私は日本人ほど家族関係が希薄な民族は知りません。

 話は戻しますが耳にの痛いこと一杯書かれている一方、外国からの支店だけあって冷静に日本の現状が書かれている気がします。あとこの記事中で果たして日本の少子化対策がどれほどの効果を上げているのかという質問も挙げられていますが、それについてはもし対策が何も成されていなかったらもっと減少していたかもしれないと優しくフォローしてくれています。しかしこの問題について私はやはりもっと日本人は真剣に考えるべきで、たとえばゆとり教育などでもほとんど期待した効果が出ていなかったにもかかわらず導入に関係した責任者は誰も処罰されていません。

 同様にこの少子化対策においても、少なくとも目に見える効果が出ていないにもかかわらず予算だけは毎年山ほど使われ、わけのわからないポスター代とかに消えていることを考えると果たして今何が求められているのか、何が不必要なのがもっと真剣に議論すべきでしょう。その上で、これまで何も効果を挙げられなかった責任者に対しては相応の処分を取り二度と政策や立案に関われなくするべきです。

 なおたまに中国崩壊論の根拠として一人っ子政策から来る人口比の歪みが社会を崩壊させるなどと述べ、上海市の60歳以上人口の比率が四分の一まで来ていると主張するお馬鹿さんがいますが、日本は65歳以上で四分の一まで来ています。しかもさっきの中国の数字は中国で最も高齢化が激しい上海という一地域に限定されている一方、さっきの日本の高齢化率は全国での統計で、今後団塊の世代が65歳以上に入って来ることを考えるとここからさらに急激に数字が跳ね上がってくる計算となるわけです。よく上海時代に同僚と、日本終わってるなぁ等と話したもんです。

  おまけ
 先ほどの上海の高齢化率の数字ですが、介護市場関連の記事ではよく引用していました。その際に日本のデータとの比較をしてしまうと、「なんだ、中国の高齢化はまだまだ進んでいないじゃないか」ってことになっちゃうので、編集部内で絶対に出さないという方針で一致しました。実際に自分は一回計算したけど、日本は二年前の時点で60歳以上の人口比が30%まで行ってたような。

2 件のコメント:

  1. 今度、日本の報道から見る中国の課題もぜひ書いてください。

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    1.  せやね。今度余裕あったら書いてみるよ。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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